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JPS62143505A - Fm信号復調器 - Google Patents

Fm信号復調器

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Publication number
JPS62143505A
JPS62143505A JP28280585A JP28280585A JPS62143505A JP S62143505 A JPS62143505 A JP S62143505A JP 28280585 A JP28280585 A JP 28280585A JP 28280585 A JP28280585 A JP 28280585A JP S62143505 A JPS62143505 A JP S62143505A
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JP
Japan
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signal
transistor
output
circuit
collector
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Application number
JP28280585A
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English (en)
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JPH0659010B2 (ja
Inventor
Keiichi Komatsu
小松 恵一
Tomomitsu Azeyanagi
畔柳 朝光
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60282805A priority Critical patent/JPH0659010B2/ja
Publication of JPS62143505A publication Critical patent/JPS62143505A/ja
Publication of JPH0659010B2 publication Critical patent/JPH0659010B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、周波数変調(以下、FMと略す)信号の復調
器ζζ係り、特ζこ、低電圧で動作させることができて
、しかも大きな信号を出力する出力回路としたfi’ 
M信号復調器に関する。
〔発明の背景〕
従来のこの種の復調器の出力回路は、特公昭5B−51
446号に記載されているように、掛算器を出力回路と
し、そして電源に接続された抵抗に発生する電圧が01
lAl器の出力となっていた。
しかし、この従来回路では(り低電源電圧化に伴なって
出力のダイナミックレンチが厳しくなる。
(2)出力信号の大きさを大きくとれず、信号対雑音比
(S/#)に問題がある2点について配慮されていなか
った。
第8図に従来のFM信号復調回路図を、第9図にその各
部の動作波形を示す。以下、第8図。
第9図により従来技術の問題点について述べる。
第8図において、FM信号入力端子1,2からは第9図
(αl、 (hlの51.52に示されるような、互、
5゜ いに逆相関係にある信号が入力される。ここでトランジ
スタ024,025のベース電位をVB、ベースエミッ
タ間電圧をVBx c!:する。まず、トランジスタ0
1,03がオフ、C2,C4がオンで、コンデンサC1
は充電されて定常状態であるとする。このときC3のコ
レクタ電位はVCC−VEEとなるので、04のエミッ
タ(C2のコレクタ)電位は第9図[d)の54に示す
ようにFCC−2VBEとなる。また、Q!のエミッタ
(01のコレクタ)電位は、C3がオフしているのでC
4のエミッタ電位から決まり、コンデンサC1の両端電
圧をΔVとすれば第9図(clの53に示すようにVC
C−2VBIt+ΔVとなる。
次にt −tlのとき入力FM信号51.52が反転す
ると、Qlがオンl’22がオフとなり、電流は04.
 CI、(1)1を流れ、C5のエミッタ電位53は第
9図1ty+に示すように直線的に減少する。
この時、C4のコレクタ電位はQ 32によってクラン
プされておりVCCVBEであり、C3のベース電位は
VB  VBEである。したがって放電が、 4 続けられC3のエミッタ電位53がVB  2VEEに
なると、C6がオンし、コンデンサC1の放電は終了す
る。このときを1 = 1!とする。1−1゜の時、C
5がオンする瞬間Q4のベース電位はVB−VBIIに
低下しC4はオフする。第8図に示す回路は完全な対称
回路であぬので、Q1pQ3がオン、C2,C4がオフ
の時の状態は、第9図(cl 、 (diの53.54
の波形のt≦t、の状態を53と54とで入れ替えるこ
とと同じになる。つまり、C3のエミッタ電位はVCC
”’−2VBII s  Q 4のエミッタ電位はFC
C−2V ER+ΔV となる。
さら番こ1.−13で入力FM信号51.52が再び反
転し、Qlがオフ、C2がオンすれば電流はC3、C1
,C2を流れて放電する。
以上のように第8図に示す回路は、各周期ごとに上記し
た動作を繰返し、第9図(αl、 (Al、 (cl。
圧ΔVは、C3,C4がt −ztで切り替わる直前の
両トランジスタのエミッタ電位差であるかΔV=Vcc
  2Vnx  (FB−2Vnx)=Vcc−Vrr
となる。したがって、コンデンサの放電開始前と放電終
了時点の電位差は VCC2VBE十ΔV (’B−2Vnx)−2AVと
なる。
次にC5,C6のエミッタ電位はC3+Q’の状態に注
目すれば良く、第9図(1)、 (ハに示す55.56
のような信号波形になり、これは入力FM信号51.5
2を遅延した信号となる。この遅延された信号55.5
6は次段の掛算回路で入力FM信号51.52と掛算さ
れ、Qy、 Qa、 に)9. qloのコレクタ電位
は第9図の(q)、 (AI 、 fLl 、 I、i
lに示す57.5B、 59.60のような信号波形に
なる。
さらに出力端子5に負荷抵抗41を接続すれば、端子5
にはQ 1]もしくはQ 14がオンした時にだけ電流
が流れ、第9図11に示す61の信号が出力される。す
なわち、Q 1)〜Q 14のベース電位CQ7〜Q 
10のコレクタ電位)のうちQ 1)あるいはQ 14
が最も高電位に保たれる時にのみ、端子5に接続された
負荷抵抗41に電流が流れ電圧降下が生じ、他の期間は
常に電源電圧に保たれている。つまり、電流をI、、負
荷抵抗をRLとすれば、放電期間(遅延期間)はVCC
−RLIOに低下し、他の期間はFCCとなるような信
号61の波形を繰返す。ところで、放電が第9図に示す
ように直線的に変化するので放電時間(−遅延時間)τ
バー1.−1. )は、コンデンサ(1’1.C2の容
量の和をC2定電流源の電流をIDとすればτ、<−(
2C・ΔV)/ID   ・・・・・・+11となり、
さらに端子5の出力電圧61の平均値は、入力FM信号
の周期をTとすると 4ΔV、RLCI。
VDC=’CC−×1.   ””” +21となり、
右辺の第2項はFM信号の周波数f−1/7″に比例す
る。第10図に端子5の出力電圧平均値とFM信号の周
波数との関係を示す。第10図に示すように、出力電圧
はVCCからVCC−IoRLまで直線的に変化し、最
大復調周波数frn工の時に最小になる。
以上のように第8図の回路構成によってFM信号復調回
路を実現できるが、しかし、このような従来回路には次
に述べるような問題点があった。すなわち、掛算器の出
力としてトランジスタのコレクタと電源との間に抵抗を
接続して出力電圧をとり出す構成であり、回路のトラン
ジスタを線形領域で動作させ出力ダイナミックレンジを
確保するためには電源電圧を低くすることができず、さ
らに、出力信号を大きくすることができず、信号のS/
Nが確保しにくいという問題があった。
これに対して、回路を構成している集積回路(IC)内
に増幅器を持ち、適当なレベルまで増幅することにより
、FM信号復調器のアースラインへのリップルノイズの
混入を防止し、S/Nを向上させることなども考えられ
るが、しかし、復調器出力は大きな高調波信号を含んで
いることから、ダイナミックレンジ確保の点で困難であ
る。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来技術での上記した問題点を解決し
、低電源電圧においてもダイナミックレンジを十分に大
きくできる出力回路を備えたFM信号復調器を提供する
ことにある。
〔発明の概要〕
本発明では、上記目的を達成するために、FM信号復調
器の掛算器の出力部に、PNP )ランジスタと、この
トランジスタと組んでインバーテツドダーリントン増幅
器を構成するNPNトランジスタとを設け、上記PNP
 トランジスタのエミッタとNPN l・ランジスタの
コレクタとを接続し、このインバーテツドダーリントン
増幅器を介して出力信号電流を取出し、十分ダイナミッ
クレンジのあるところで出力電圧に変換する構成とする
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図において、C40,C41はPNPトランジスタ
、Q 42〜Q 45はNPN l−ランジスタ、34
゜38、39.40は抵抗であり、他の符号は第8図従
来回路の場合と同じである。
第1図回路の特徴は、掛算器の出力を直接に出力抵抗4
1(これは低域通過フィルタL P F 46のマツチ
ング抵抗も兼ねている)に接続せず、041.042で
構成されるインバーテツドダーリントン増幅器を介して
出力信号電流を取出すようにしたことである。
Q 43と抵抗34で定電流源を構成しており、この定
電流源と、ダイオードQ 40と、抵抗39とにより、
Q 41に一定のベース電圧を供給している。
掛算器出力のトランジスタ011,014のコレクタ電
圧はQ 41のエミッタ電圧に固定される。ここで、例
えば抵抗38の電圧降下を0.2Vとし、抵抗38を1
000、Q 20のコレクタ電流を1 mAと設定すれ
ば、無信号入力時には011.C14を流れる電流の合
計は1 mAとなり、C41,C42を流れる電流の合
計も1 mAとなる。013.’)14に信号電流が流
れると、抵抗3日に流れる電流は常に2mAなので、こ
の信号電流と逆極性で同じ値の信号電流が041.C4
2に流れることになる。このようにして信号電流がイン
バーテツドダーリントン増幅器で、アース電位側に折返
されて流れることになる。次にQ44,045を図示の
ようなカレントミラー構成にすれば、アース電位側番こ
折返された上記信号電流は、カレントミラーを構成する
Q 45を介して、再び電源電圧側に折返されて流れる
ことになり、出力端5に信号電圧が出力される。もちろ
ん、044.Q45はカレントミラーであるので、トラ
ンジスタのエミッタ側、あるいはエミッタ・アース間に
抵抗を接続することにより、電流増幅できることはいう
までもない。
例えば、出力信号として0.5 Vppの大きさの信号
を得ようとするならば、高調波成分が加算され、約2,
5 V、、もの大きさの信号が掛算器出力信号として出
力される。2.5 Vppもの信号を出力に取出すため
には、低電源電圧化が進みられているICにおいては(
例えばポータプルVTR対応ではVcc −5V )、
従来のように掛算器出力から直接信号電圧を取出すこと
は困難であり、本実施例のように掛算器出力の信号電流
をインバーテツドダーリントン増幅器を介して取出すこ
とでダイナミックレンジの十分とれる回路を構成でき、
2.5VPpの信号電圧をも取出すことが可能となる。
また、本実施例によれば、出力段にカレントミラーを用
いることで電流増幅を行い、十分にS/Hの良い信号電
圧を得ることができる。
本実施例回路のもうひとつの特徴は、抵抗35゜32、
Q26で構成したバイアス回路でQ 20およびQ 4
3のベース電圧を供給することである。つまり、Q 2
0のコレクタ電流を犬にしようとする時、Q41.Q4
2を流れる電流を犬にしないと、大きな信号電流は流れ
なくなり出力信号に歪が生じることになる。また、出力
抵抗41.最大復調感度調整用抵抗35を外付けにする
ことは重要である。温度特性のためには、抵抗41.3
5もIC内に封じ込むのが良いが、しかし、抵抗41に
発生した復調出力をエミッタフォロアでIC外に出力す
ることは、L F F 46とのマツチングのため、1
1 に6dEの損失を生じることになり、これは小振幅信号
のS/N確保の点で問題である。ただし、エミッタフォ
ロアを取り除き、抵抗41から出力を直接IC外に出す
ことは、抵抗41の絶対値のバラツキが±30チとなり
、LP146のマツチング抵抗として使えなくなる。以
上の理由により、抵抗41を外付は抵抗とする。この時
、出力信号電圧のバラツキ、さらには温度特性を考慮す
れば、抵抗35も外付けにすることが好ましい。
第1図でインバーテツドダーリントン構成を用いるのは
以下の理由である。いま、Q42がなく単にQ 41だ
けを用いると、無信号入力時にはQ 41に1 mAの
電流が流れる。このとき、Q41のエミッタの入力イン
ピーダンスは約260となる。
したがってこの状態で微小信号電流が013,014の
コレクタを流れた場合、抵抗38とQ 41のエミッタ
の入力インピーダンスにより信号電流が分配され、Q 
41側にはそのうちの(100rV′(100+26)
Ω)Xi 0O=80(チ)が流れ、抵抗38側には2
0チが流れる。これに対して、011,014に流れる
電、12 流が1.5mAになったときには、Q 41には0.5
mAの電流が流れ、微小信号電流に対するQ 41のイ
ンピーダンスが約520となるため、Q 41側には約
67チの電流が流れることになる。このように、Q41
のエミッタの入力インピーダンスがバイアス電流に対し
て大幅に変化するため、Q 41のコレクタに流れる電
流の割合が大きく変化する。
これに対して、インバーテツドダーリントン構成では、
抵抗40の両端に生じる電圧(約0.77 )により、
Q42の電流が制御されるので、等制約に入力インピー
ダンスが大幅に小さくなるという効果がある。例えば、
抵抗40を7xΩとすると、Q 42のベース・エミッ
タ間電圧はほぼ0,7Vなので約0.1+aAの電流が
流れることになり、したがって、無信号入力時、Q41
.Q42に流れ込む電流1rnAのうち、はぼ0.1m
AがQ 41側を、残り0.9mAがQ 42側を流れ
ることになる。このときのQ 42のコンダクタンスh
は約34mv、  041の入力インピーダンスは26
0Ωだから、エミッタ部の微小電圧変化Δrに対して流
れる電流ΔIは以下の式で表わされる。
ΔV Δz =26 、 (’ +7’Ωx34mJしたがっ
て、入力インピーダンスR,ユはΔV R=−−−−ス廷−−−: 1.1Ω tn   ΔI    1+7xΩX5i4rnvした
がって、01)、Q14の信号電流のうちの一工皇’−
xl 0O−99(チ) 100Ω+1.10 がインバーテツドダーリントン側を流れる。
一方、インバーテツドダーリントン側に0.5mAの電
流が流れるときは、Q42のベース・エミッタ間電圧は
1 mAのときとほぼ同じたけ必 要なので、Q 41
に0.1mA 、  Q 42に0.4mA流れる。し
たがって、このときの入力インピーダンスRiユは前述
と同じように考えて以下のようになる。
R,、、260wa2,4Ω Ln  1+7.ΩX15mυ したがって、このときは、QIr、Quの信号電流のう
ちの 」μしxloo −98(悌) 100+2.4 がインバーテツドダーリントン側に流れる。このように
、Qu、Quに流れる電流が1mAと0,5mAとの場
合で、インバーテツドダーリントン側に流れる電流の割
合が1チしか差がないことになり、波形歪の発生を大幅
に低減することができる。
第2図に本発明の他の実施例回路図を示す。
第1図と異なる点は、出力部にカレントミラーを用いる
ことなく、インバーテツドダーリントン増幅器から直接
L P F 46を駆動している点である。第1図に示
した実施例と同様の効果があることはいうまでもない。
第6図に本発明のさらに他の実施例回路図を示す。これ
は、掛算器出力信号電流をPNP トランジスタで構成
されるカレントミラーで取出し、さらにNPHのカレン
トミラーで電源電圧側に折り返し、出力端子5に信号電
圧を出力するものである。第6図の場合のトランジスタ
のエミッタサイズは任意に選択すれば良い。
第4図、第5図はそれぞれ、本発明のさらに他の実施例
の回路図であり、第3図と異なるのは、PNPのカレン
トミラーにインバーテツドダーリントン回路を付加した
ことにある。
第6図に本発明のFM信号復調器を用いたVTRシステ
ムの一例を示す。これは、サーボ制御方式がオートマチ
ックトラックファインディング(A、Lto、atit
、Tratyk Finding、以下ATFと略す)
制御方式のためのイサ号(以下、パイロット信号と称す
)を映像信号と周波数多重(例えば、低域変換クロマ信
号の低域に多重する)する方式と、音声信号を周波数変
調して映像信号と周波数多重(例えばFM輝度信号と低
域変換クロマ信号の間に多重する)する方式を具備した
VTRのブロック図である。
まず、第6図の基本構成について説明する。
記録時にスイッチ回路205 、 266 、 120
はそれぞれ接点101 、 103 、 121に接続
される。入力端子201から入力された複合映像信号は
、AGC回路202でプリエンファシス回路212の入
力信号が規定レベルになるようAGC検波回路200を
介し帰還制御されており、AGC回路202の出力は、
スイッチ回路266を介してクランプ回路267でクラ
ンプされた後、映倫出力増幅器268で増幅され、映像
出力端子269へ出力される。
一方、AGC回路202で規定レベルに制御された複合
映像信号はトラップ203.減算増幅器204 、 2
08 、スイッチ回路205.IH遅延線206゜加算
増幅器207 、 209から成るY / C分離回路
A(詳細は後で説明する)により、輝度信号とクロマ信
号に分離される。分離された輝度信号はスイッチ回路1
20を介しL P F 210で帯域制限され、記録イ
コライズ回路211でクリップされるエネルギが少なく
なるよう波形がプリシーート化される。次いで、非線形
及び線形エンファシス回路212で高域信号が強調され
た後、過変調を避けるためのクリップ回路213を介し
て周波数変調口[214で変調される。その後、HPF
215でATF用のパイロット信号、音声信号及び低域
変換クロマ信号成分を除去し加算器216に供給される
一方、上記Y / C分離回路Aによって分離されたク
ロマ信号はスイッチ回路219を介しEPF220に供
給され、不9信号が除去され、少なくともACC回路と
バーストエンファシス回路とクロマエンファシス回路か
ら成る記録クロマ処理口j1g 221で記録クロマ処
理され、基準キャリア発生器222と周波数変換回路2
23で低域変換される。さらに、L P F 224と
トラップ225で不要成分が除去された後、加算器23
0に供給される。
また、音声信号入力端子226から入力された音声信号
は、S/N改善のためにエンファシス回路とクロストー
ク軽減のために音声信号を振幅に応じて圧縮する圧縮回
路から成るノイズリダクション回IM 227を介し、
周波数変調回路228でFM音声信号となり、加算器2
60に供給される。一方、パイロット信号発生器229
よりATF用のパイロット信号が加算器230に供給さ
れる。
加算器230で加算された三つの信号は、さらに加算器
216で先の輝度FM信号と加算される。
その後、定電流特性を持つ記録増幅器231で増幅され
、ビデオヘッド232を介して磁気テープ233へ記録
される。
再生時は、スイッチ回路205 、 266 、 12
0はそれぞれ接点102 、 104 、 122に接
続される。
ビデオヘッド232から再生された信号は、再生増幅回
路251で増幅される。HP F 252は増幅された
再生信号から輝度FM信号のみを取出し、ピーキング回
8253に送る。ピーキング回路253はテープ・ヘッ
ド系の伝送特性を補償し、AGC回路254は規定レベ
ルに制御し、リミッタ回路255は波形整形する。波形
整形された信号は、復調回路256で復調され、スイッ
チ回路12o。
L P F 210を経て、記録で行われたエンファシ
スを元に戻すディエンファシス回路257に送られる。
そして、ディエンファシス回路257で再生処理が行わ
れ、次いでノイズキャンセル回路258で高域のノイズ
成分を抑圧された後、加算器265に供給される。
一方、低域変換クロマ信号は、トラップ259及びL 
P F 260で取出され、少なくともACC回路とバ
ーストディエンファシス回路から成る再生クロマ処理回
路261で再生処理が行われた後、基準キャリア発生器
222と周波数変換回路262により元の搬送色信号が
復元される。その後、スプリアス除去用E P F 2
6′5.スイッチ回路205を経て1H遅延線と減算増
幅器208から成る再生C形くし形フィルタに送られ、
隣接クロストークが除去され、少なくともクロマディエ
ンファシスを含む再生クロマ処理回路264で再生処理
が行われ、加算器265に供給される。
加算器265で前述の再生処理が行われた輝度信号と加
算され、複合映像信号となった再生信号は、スイッチ回
路266を介しクランプ回路267でクランプされた後
、映像出力増幅器268で増幅され、映像出力端子26
9へ出力される。
また、音声FM信号は再生増幅口k1g 251から出
力された再生イト号の中からB P F 270で取出
され、復調回路271で41調される。その後、少なく
ともLPFと伸長回路とディエンファシスから成るノイ
ズリダクシ璽ン回路272でスプリアス成分の除去、及
び記録時に行われた圧縮を元に戻すための伸長及び記録
時に行われたエンファシスをディエンファシスで元に戻
す再生処理が行われ、音声出力端子273から出力され
る。
さらに、再生増幅回路251から出力された再生信号の
うち、BPF274でパイロット信号だけが取出され、
パイロット信号出力端子273から出力される。このパ
イロット信号は、ATF制御信号として用いられる。
以上、第6図の基本的な記録・再生モードを説明したが
、この第6図回路の特徴は、LPF210を記録、再生
で兼用することである。このための具体的回路の一例を
第7図を用いて説明する。第7図において、800は記
録くし形フィルタ回路、600はFM復調回路、  3
00は記録時の増幅回路を示している。各回路は従来か
ら用いられているものであり、詳述しない。第7図の特
徴は、LPF210のマツチング抵抗を記録くし形フィ
ルタ出力とLPF出力とで兼用化していることである。
つまり、記録くし形出力トランジスタQ820のコレク
タとFM復調器出力トランジスタQ664のコレクタと
を接続し、電源電圧間に接続したL P F 210の
マツチング抵抗を各々負荷抵抗として用いるものである
。記録時にはQ656のベースに高電位が供給され、F
M復調器の電流は流れず、Q664はカットオフする。
また、再生時には、Q803のベースに高電位が供給さ
れ、記録くし形回路の電流は流れず、Q820はカット
オフする。以上のようにして、記録と再生とで負荷抵抗
を兼用化することができる。ただし、記録くし形増幅器
の利得はICC低抵抗822rc外負荷抵抗とで決まる
ため、温度補償が問題となる。そこで、第7図に示すよ
うにL PF 210の後に、トランジスタQ364で
構成されるベース接地増幅器を設け、ICC低抵抗R1
ICC低抵抗R566利得が決定されるように構成とす
ることで前記くし形回路の温度補償を行う。
〔発明の効果〕
本発明lζよれば、低電源電圧においてもダイナミック
レンジを十分に確保できる出力回路を、23゜ 実現できるようになり、復調器出力のS/Nを向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例回路図、第2図。 第6図、第4図、第5図は、それぞれ本発明の他の実施
例回路図、第6図は本発明を用いたVTRの回路構成図
、第7図は第6図中の一部具体的回路図、第8図は従来
のFM復調器の一例を示す回路図、第9図は第8図の各
部信号の波形図、第10図は第8図中の端子5の出力電
圧平均値とFM信号周波数との関係を示す図である。 く符号の説明〉 1.2・・・FM信号入力端子 35・・・最大復調周波調整用抵抗 必・・・最大復調周波数調整用抵抗 41.42・・LPF用マツチング抵抗Q40.Q41
・・・pNp 1−ランジスタQ 42〜Q 45・・
NPN トランジスタ19 図 冠+O図 手続補正書(方式) 事件の表示 昭和 60  年特許願第 282805号補正をする
者 事件との関係   特 許 出 願 人名  称   
(510)株式会社  日  立 製作所化  理  
 人 補正の対象 図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号を遅延する遅延回路と、この遅延回路出
    力信号と上記入力信号とを掛算する掛算器とで構成され
    るFM信号復調器において、掛算器の出力抵抗をNPN
    形の第1のトランジスタのコレクタとPNP形の第2の
    トランジスタのエミッタとに接続し、第1のトランジス
    タのベースを第2のトランジスタのコレクタに接続して
    この接続部を抵抗を介して第1のトランジスタのエミッ
    タに接続し、カレントミラー回路を構成する第3及び第
    4のトランジスタの共通ベース端を第3のトランジスタ
    のコレクタと第1のトランジスタのコレクタとに接続し
    、上記第4のトランジスタのコレクタと電源間に接続し
    た抵抗から復調出力を得る構成としたことを特徴とする
    FM信号復調器。
  2. (2)前記第2のトランジスタのベースを第2のトラン
    ジスタと同じ導電形の第5のトランジスタのベースとコ
    レクタとに接続してこの接続部と接地間に定電流源を配
    置し、上記第5のトランジスタのエミッタを抵抗を介し
    て復調器駆動用電源に接続と、上記定電流源を構成する
    第6のトランジスタのベースと前記掛算器の定電流源を
    構成する第7のトランジスタのベースとを接続してこの
    接続部の電位を調整可変に調整する電位調整手段を設け
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のFM信
    号復調器。
  3. (3)前記第4のトランジスタのコレクタと電源間に接
    続された抵抗と上記コレクタとゐ接続部に、記録くし形
    フィルタの出力回路を構成する第8のトランジスタのコ
    レクタも接続して上記抵抗を記録と再生の兼用にしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のFM信号復調器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04354407A (ja) * 1991-05-31 1992-12-08 Nec Corp 周波数ディスクリミネータ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715505A (en) * 1980-07-03 1982-01-26 Toshiba Corp Fm demodulation circuit

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