JPS62142541A - 磁気共鳴断層撮影方法および装置 - Google Patents
磁気共鳴断層撮影方法および装置Info
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- JPS62142541A JPS62142541A JP61291672A JP29167286A JPS62142541A JP S62142541 A JPS62142541 A JP S62142541A JP 61291672 A JP61291672 A JP 61291672A JP 29167286 A JP29167286 A JP 29167286A JP S62142541 A JPS62142541 A JP S62142541A
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- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/483—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、多数のシーケンスの間、不変な均一磁場の存
在下で、この磁場に垂直に延在する高周波磁場ならびに
傾斜磁場を検査領域に加え、各シーケンスにおいて、先
ず第1高周波パルスを発生し、次いで共に少なくとも略
々等しいフリップ角を有する第2および第3高周波パル
スを発生し、第2および第3高周波パルス間の傾斜磁場
の時間積分を0にし、第3高周波パルス後の測定期間の
間生じるエコー信号を検査領域のイメージの発生に用い
るようにした磁気共鳴断面撮影方法およびこの方法を直
接実施するための装置に関するものである。
在下で、この磁場に垂直に延在する高周波磁場ならびに
傾斜磁場を検査領域に加え、各シーケンスにおいて、先
ず第1高周波パルスを発生し、次いで共に少なくとも略
々等しいフリップ角を有する第2および第3高周波パル
スを発生し、第2および第3高周波パルス間の傾斜磁場
の時間積分を0にし、第3高周波パルス後の測定期間の
間生じるエコー信号を検査領域のイメージの発生に用い
るようにした磁気共鳴断面撮影方法およびこの方法を直
接実施するための装置に関するものである。
この種の方法は欧州特許出願公開公報0143602号
より知られている。3つの高周波パルスの夫々は90’
のフリップ角を有する、すなわち核磁化がこれら高周波
パルスによりその都度90°回転される。第2と第3高
周波パルス間の時間間隔は非常に小さいので、これ等の
高周波パルスは一緒に1つの180°パルスを形成し、
このため、第1高周波パルスと共に所謂エコースピン法
に適したパルスシーケンスが形成される(ここで使用さ
れる信号、パルス、期間等の間の時間間隔等という言葉
は、信号、パルス、期間等の時間的中心間の時間間隔等
を意味するものと理解され度い)。
より知られている。3つの高周波パルスの夫々は90’
のフリップ角を有する、すなわち核磁化がこれら高周波
パルスによりその都度90°回転される。第2と第3高
周波パルス間の時間間隔は非常に小さいので、これ等の
高周波パルスは一緒に1つの180°パルスを形成し、
このため、第1高周波パルスと共に所謂エコースピン法
に適したパルスシーケンスが形成される(ここで使用さ
れる信号、パルス、期間等の間の時間間隔等という言葉
は、信号、パルス、期間等の時間的中心間の時間間隔等
を意味するものと理解され度い)。
脂肪結合水素プロトンのラーモア周波数が水結合水素プ
ロトンのラーモア周波数より僅かにづれていることは知
られている(略々3.3 ppm>。この僅かな相違に
よって、脂肪中ならびに水中の水素プロトンが公知の方
法で高周波パルスによる励起に基づいて励起される。し
たがって、次いで検出されるエコー信号は、検査領域の
脂肪分布に依存する成分ならびに検査領域の水分布に依
存する成分を含む。多くの場合、脂肪分布のみを表わす
イメージ(簡単のため以下これを「脂肪イメージ」と呼
ぶ)または水分布のみを表わすイメージ(以下これを「
水イメージ」と呼ぶ)を発生することが望ましい。
ロトンのラーモア周波数より僅かにづれていることは知
られている(略々3.3 ppm>。この僅かな相違に
よって、脂肪中ならびに水中の水素プロトンが公知の方
法で高周波パルスによる励起に基づいて励起される。し
たがって、次いで検出されるエコー信号は、検査領域の
脂肪分布に依存する成分ならびに検査領域の水分布に依
存する成分を含む。多くの場合、脂肪分布のみを表わす
イメージ(簡単のため以下これを「脂肪イメージ」と呼
ぶ)または水分布のみを表わすイメージ(以下これを「
水イメージ」と呼ぶ)を発生することが望ましい。
別個の脂肪イメージと水イメージを形成するための種々
の方法が知られている。
の方法が知られている。
所謂CHESS法では、脂肪中に含まれる水素プロトン
だけ或いは水中に含まれる水素プロトンだけが励起され
るような狭い帯域を有する高周波パルスが用いられる。
だけ或いは水中に含まれる水素プロトンだけが励起され
るような狭い帯域を有する高周波パルスが用いられる。
これには、前記の周波数の差の逆数にくらべて長い持続
時間の高周波パルスを必要とする。ラーモア周波数、し
たがって前記の差も、不変な均一磁場の磁場強度に比例
するので、特に磁場の強さが小さい場合には比較的長い
持続時間を有する高周波パルスが必要となる。したがっ
て、この場合には、このような高周波パルスの開始とエ
コー信号の間に比較的長い時間が費やされる。このため
強められるエコー信号への弛緩作用の影響のため、この
方法は多くの場合不適当なものになる。
時間の高周波パルスを必要とする。ラーモア周波数、し
たがって前記の差も、不変な均一磁場の磁場強度に比例
するので、特に磁場の強さが小さい場合には比較的長い
持続時間を有する高周波パルスが必要となる。したがっ
て、この場合には、このような高周波パルスの開始とエ
コー信号の間に比較的長い時間が費やされる。このため
強められるエコー信号への弛緩作用の影響のため、この
方法は多くの場合不適当なものになる。
したがって、特に、低い磁場強度を用いる磁気共鳴断面
撮影装置では、ディクソン法(Dixson ’ sm
ethod)またはこれに関連した方法が用いられてい
る〔[ラジオロジー(Radiology) J第15
3巻(19g4年) 、189−194頁〕。これ等の
方法は、傾斜エコー信号内で傾斜エコーと所謂バーン(
Hahn)エコーとを時間的に分けることによって脂肪
イメージと水イメージ間に明確な位相を形成することに
基づくものである。この場合、通常の脂肪十水イメージ
以外に脂肪−水イメージを形成し、後の段階で、これか
ら純粋の脂肪イメージと純粋の水イメージをつくること
ができる。この種の方法の欠点は、脂肪イメージか水イ
メージだけがほしい場合でも先ず2つのイメージをつく
らねばならないこと、後からの純粋なイメージの計算は
もとの2つのイメージ間に位相誤差がないものと前提す
ることである。
撮影装置では、ディクソン法(Dixson ’ sm
ethod)またはこれに関連した方法が用いられてい
る〔[ラジオロジー(Radiology) J第15
3巻(19g4年) 、189−194頁〕。これ等の
方法は、傾斜エコー信号内で傾斜エコーと所謂バーン(
Hahn)エコーとを時間的に分けることによって脂肪
イメージと水イメージ間に明確な位相を形成することに
基づくものである。この場合、通常の脂肪十水イメージ
以外に脂肪−水イメージを形成し、後の段階で、これか
ら純粋の脂肪イメージと純粋の水イメージをつくること
ができる。この種の方法の欠点は、脂肪イメージか水イ
メージだけがほしい場合でも先ず2つのイメージをつく
らねばならないこと、後からの純粋なイメージの計算は
もとの2つのイメージ間に位相誤差がないものと前提す
ることである。
′本発明の目的は、狭帯域高周波パルスを用いることな
くまた後の段階で混合イメージを重畳することなしに脂
肪イメージまたは水イメージを形成できる方法を供する
ことにある。
くまた後の段階で混合イメージを重畳することなしに脂
肪イメージまたは水イメージを形成できる方法を供する
ことにある。
この目的は、冒頭に記載した種類の方法に基づいて次の
ようにすることによって達成される、すなわち、脂肪イ
メージまたは水イメージを別個に形成するために、第2
および第3高周波パルス間の時間間隔を、水結合水素プ
ロトンと脂肪結合水素プロトンのラーモア周波数の差の
逆数値の水分またはその奇数倍に等しくする。
ようにすることによって達成される、すなわち、脂肪イ
メージまたは水イメージを別個に形成するために、第2
および第3高周波パルス間の時間間隔を、水結合水素プ
ロトンと脂肪結合水素プロトンのラーモア周波数の差の
逆数値の水分またはその奇数倍に等しくする。
水結合と脂肪結合水素プロトンのラーモア周波数の差は
、関係ラーモア周波数の略々3Jppmになる。不変な
均一磁場が例えばば2テスラであると、水素プロトンの
ラーモア周波数は略々85MHzとなりまたラーモア周
波数間の差は略々281Hzとなるので、逆数値の半分
は略々1,8msとなる。
、関係ラーモア周波数の略々3Jppmになる。不変な
均一磁場が例えばば2テスラであると、水素プロトンの
ラーモア周波数は略々85MHzとなりまたラーモア周
波数間の差は略々281Hzとなるので、逆数値の半分
は略々1,8msとなる。
本発明は、第3パルス後に生じるスピン共鳴信号は誘発
(stimulated)エコー信号とスピンエコー信
号とより成るという事実の認識に基づくものである。誘
発エコー信号は第3高周波パルス後dt1の時間に生じ
るが、この場合このdtlは第1と第2パルス間の間隔
である。この誘発エコー信号は、フリップ角のサインの
2乗に比例する振幅を有する。この信号は脂肪イメージ
と水イメージの和を含む。
(stimulated)エコー信号とスピンエコー信
号とより成るという事実の認識に基づくものである。誘
発エコー信号は第3高周波パルス後dt1の時間に生じ
るが、この場合このdtlは第1と第2パルス間の間隔
である。この誘発エコー信号は、フリップ角のサインの
2乗に比例する振幅を有する。この信号は脂肪イメージ
と水イメージの和を含む。
スピンエコー信号は2つの成分を含み、その一方は、第
2高周波パルス後dt1−dt2の時期に現れ、他方は
、第3高周波パルス後dt1+dt2の時期に現れる(
dt2は第2と第3パルスの時間間隔である)。
2高周波パルス後dt1−dt2の時期に現れ、他方は
、第3高周波パルス後dt1+dt2の時期に現れる(
dt2は第2と第3パルスの時間間隔である)。
この2つのスピンエコー信号成分は、夫々第2と第3高
周波パルスのフリップ角に比例し且つ第2と第3高周波
パルスが同じフリップ角をもつ場合には誘発エコー信号
の振幅の正確に172になる振幅を有する。2つのスピ
ンエコー成分は脂肪と水の差のイメージを含む。したが
って、第3高周波パルス後の時期dtlに生じる合成エ
コー信号は、脂肪分布だけまたは水分布だけに依存する
。
周波パルスのフリップ角に比例し且つ第2と第3高周波
パルスが同じフリップ角をもつ場合には誘発エコー信号
の振幅の正確に172になる振幅を有する。2つのスピ
ンエコー成分は脂肪と水の差のイメージを含む。したが
って、第3高周波パルス後の時期dtlに生じる合成エ
コー信号は、脂肪分布だけまたは水分布だけに依存する
。
イメージを形成するためには、傾斜磁場を前述のパルス
シーケンスの間または後に加えねばならないことは公知
である。本発明では、これは通常の方法で行われる。け
れども、第2と第3高周波パルス間の傾斜磁場の時間積
分は0であることが不可欠である。傾斜磁場は、例えば
前述の欧州特許出願公開公報に記載されているように、
公知の方法で切換えることができる。最適の信号対雑音
比は、本発明の一実施例において次のようにするだけで
得られる。すなわち、測定期間の時間的位置と傾斜磁場
の時間的変化とを、位相符号化に意図された任意の傾斜
磁場以外の傾斜磁場の第1と第3高周波パルス間の時間
積分がこれ等傾斜磁場の第3高周波パルスと測定期間の
間の時間積分と等しく且つ測定期間と第3高周波パルス
間の時間間隔が第2高周波パルスと第1高周波パルス間
の時間間隔に等しいように選ぶ。既に述べたように、第
2と第3高周波パルスは同じフリップ角をつくらねばな
らない。したがって、この点からはこれ等は同じでなけ
ればならない。けれども、これ等は、ラーモア周波数と
共に回転する座標系に関して異なる位相位置を占めるこ
ともてきる。既に述べたように、スピン共鳴信号の振幅
はフリップ角のサインの2乗に比例するので、本発明の
別の実施例では、第2ならびに第3パルスは90°のフ
リップ角を有するようにされる。すなわちこの場合には
、他のすべてのフリップ角よりも大きなスピン共鳴信号
が生じる。同じことは、第1高周波パルスが90°パル
スである時にも当嵌る。
シーケンスの間または後に加えねばならないことは公知
である。本発明では、これは通常の方法で行われる。け
れども、第2と第3高周波パルス間の傾斜磁場の時間積
分は0であることが不可欠である。傾斜磁場は、例えば
前述の欧州特許出願公開公報に記載されているように、
公知の方法で切換えることができる。最適の信号対雑音
比は、本発明の一実施例において次のようにするだけで
得られる。すなわち、測定期間の時間的位置と傾斜磁場
の時間的変化とを、位相符号化に意図された任意の傾斜
磁場以外の傾斜磁場の第1と第3高周波パルス間の時間
積分がこれ等傾斜磁場の第3高周波パルスと測定期間の
間の時間積分と等しく且つ測定期間と第3高周波パルス
間の時間間隔が第2高周波パルスと第1高周波パルス間
の時間間隔に等しいように選ぶ。既に述べたように、第
2と第3高周波パルスは同じフリップ角をつくらねばな
らない。したがって、この点からはこれ等は同じでなけ
ればならない。けれども、これ等は、ラーモア周波数と
共に回転する座標系に関して異なる位相位置を占めるこ
ともてきる。既に述べたように、スピン共鳴信号の振幅
はフリップ角のサインの2乗に比例するので、本発明の
別の実施例では、第2ならびに第3パルスは90°のフ
リップ角を有するようにされる。すなわちこの場合には
、他のすべてのフリップ角よりも大きなスピン共鳴信号
が生じる。同じことは、第1高周波パルスが90°パル
スである時にも当嵌る。
本発明による高周波パルスのシーケンスは、検査領域に
おてる水分布だけかまたは脂肪分布だけに依存するスピ
ン共鳴信号を発生する。例えば、第2と第3高周波パル
スに対する周波数の時間平均が水のラーモア周波数に相
当すれば、スピン共鳴信号は検査領域の水分布にのみ依
存し、一方各高周波パルスの時間平均が脂肪結合水プロ
トンのラーモア周波数に相当すれば、スピン共鳴信号は
専ら脂肪分布に依存する。脂肪分布と水分布とを夫々表
わす2つの異なるイメージをこのようにして形成しよう
とすれば、このシーケンスを繰返すことが必要となる。
おてる水分布だけかまたは脂肪分布だけに依存するスピ
ン共鳴信号を発生する。例えば、第2と第3高周波パル
スに対する周波数の時間平均が水のラーモア周波数に相
当すれば、スピン共鳴信号は検査領域の水分布にのみ依
存し、一方各高周波パルスの時間平均が脂肪結合水プロ
トンのラーモア周波数に相当すれば、スピン共鳴信号は
専ら脂肪分布に依存する。脂肪分布と水分布とを夫々表
わす2つの異なるイメージをこのようにして形成しよう
とすれば、このシーケンスを繰返すことが必要となる。
けれども、本発明の別の実施例によりシーケンスを次の
ように形成すれば両タイプの信号を受信することができ
る、すなわち、各シーケンスにおいて、第3高周波パル
スに続いて、更に、180゜パルスを発生させ、測定期
間の時間的位置および傾斜磁場の時間的変化を、位相符
号化に意図された任意の傾斜磁場以外の傾斜磁場の高周
波パルス後に経過する期間の時間積分が第1高周波パル
スと第3測定期間の間の180°高周波パルスとの間の
前記磁場の時間積分の値と等しくなるようにする。した
がって、このパルスシーケンス内では、第3パルス後の
時点dtlにおいて純粋な脂肪イメージまたは純粋の水
イメージが得られ、同じイメージが180 °パルス
後dt3−dtlの期間に表れる。
ように形成すれば両タイプの信号を受信することができ
る、すなわち、各シーケンスにおいて、第3高周波パル
スに続いて、更に、180゜パルスを発生させ、測定期
間の時間的位置および傾斜磁場の時間的変化を、位相符
号化に意図された任意の傾斜磁場以外の傾斜磁場の高周
波パルス後に経過する期間の時間積分が第1高周波パル
スと第3測定期間の間の180°高周波パルスとの間の
前記磁場の時間積分の値と等しくなるようにする。した
がって、このパルスシーケンス内では、第3パルス後の
時点dtlにおいて純粋な脂肪イメージまたは純粋の水
イメージが得られ、同じイメージが180 °パルス
後dt3−dtlの期間に表れる。
この場合dt3は第3パルスと180°パルスとの間の
間隔である。けれども、180°パルス後、時間間隔d
t3+clt1では他方の成分(水または脂肪)を有す
るイメージが形成される。
間隔である。けれども、180°パルス後、時間間隔d
t3+clt1では他方の成分(水または脂肪)を有す
るイメージが形成される。
以上説明した本発明の方法を実施する装置は、不変な均
一磁場を発生する手段、この磁場に垂直に延在する高周
波磁場を発生する手段、傾斜磁場を発生する手段、第1
.第2および第3高周波パルスを発生する手段とを有し
、この場合第2および第3高周波パルスは同一で、これ
等のパルス間の時間間隔は水結合および脂肪結合水素プ
ロトンのラーモア周波数の差の逆数値の半分の奇数倍に
相当することを特徴とする。
一磁場を発生する手段、この磁場に垂直に延在する高周
波磁場を発生する手段、傾斜磁場を発生する手段、第1
.第2および第3高周波パルスを発生する手段とを有し
、この場合第2および第3高周波パルスは同一で、これ
等のパルス間の時間間隔は水結合および脂肪結合水素プ
ロトンのラーモア周波数の差の逆数値の半分の奇数倍に
相当することを特徴とする。
以下に図面を参照して本発明を更に詳しく説明する。
第1図に模型的断面で示した磁気共鳴断層撮影装置は、
例えば2テスラの均一な不変磁場を発生する4つのコイ
ル1を有する。z軸に対して同心的に置かれたこれ等の
コイルは、球面2上に配してもよい。検査される患者2
0はこれ等のコイルの内側に置かれる。
例えば2テスラの均一な不変磁場を発生する4つのコイ
ル1を有する。z軸に対して同心的に置かれたこれ等の
コイルは、球面2上に配してもよい。検査される患者2
0はこれ等のコイルの内側に置かれる。
2方向に延在し且つこの方向に線形に変化する磁場G2
を発生ずるために、同じ球面」二に配されるのが好まし
い4つのコイル3が設けられる。更に、やはり2方向に
延在するがその勾配はX方向に延在する磁場G□を発生
ずる4つのコイル7も設けられる。X方向への勾配を有
し2方向に延在する磁場G、が4つのコイル5によって
発生され、このコイルはコイル7と同じでもよいが、コ
イル7に対して空間中で90°ずらされている。第1図
には前記の4つのコイル5の2つだけが示されている。
を発生ずるために、同じ球面」二に配されるのが好まし
い4つのコイル3が設けられる。更に、やはり2方向に
延在するがその勾配はX方向に延在する磁場G□を発生
ずる4つのコイル7も設けられる。X方向への勾配を有
し2方向に延在する磁場G、が4つのコイル5によって
発生され、このコイルはコイル7と同じでもよいが、コ
イル7に対して空間中で90°ずらされている。第1図
には前記の4つのコイル5の2つだけが示されている。
傾斜磁場G、、GyおよびG8を発生する3つのコイル
系3,5および7は球面2に関して対称に配されている
ので、同時にカーテシアンx、y。
系3,5および7は球面2に関して対称に配されている
ので、同時にカーテシアンx、y。
2座標系の原点を形成する球の中心の磁場の強さは、コ
イル系1の不変な均一磁場によってだけ決まる。
イル系1の不変な均一磁場によってだけ決まる。
更に、高周波コイル11が座標系の面2=0に関して対
称に配され、X方向すなわち前記の不変の均一磁場に垂
直に延在する均一な高周波磁場を発生することができる
ように構成されている。この高周波コイルは、各高周波
パルスの間高周波発生器より高周波変調電流を受ける。
称に配され、X方向すなわち前記の不変の均一磁場に垂
直に延在する均一な高周波磁場を発生することができる
ように構成されている。この高周波コイルは、各高周波
パルスの間高周波発生器より高周波変調電流を受ける。
第2a図は磁気共鳴断層撮影装置の簡略化したブロック
回路図を示す。高周波コイル11は、スイッチング装置
12を経て、一方においては高周波発生器4にまた他方
においては高周波受信機6に接続される。
回路図を示す。高周波コイル11は、スイッチング装置
12を経て、一方においては高周波発生器4にまた他方
においては高周波受信機6に接続される。
前記の高周波発生器4は高周波発振器40を有し、この
高周波発振器は、コイル1で発生された磁場の強さに対
して水結合水素プロトンのラーモア周波数と同じ周波数
を有する。すなわち2テスラの磁場の強さにおいてはこ
の周波数は略々85 MHzである。この発振器の出力
は、スイッチ42を経てミクシング段43の人力に接続
される。この接続はスイッチ42の一方の位置で実現さ
れるが、他方の位置では(図面に示したように)発振器
の信号は可調節の移相器41を経てミクシング段の入力
に接続される。このミクシング段イ3は、入力がデジタ
ルメモリ45と接続されたデジタル−アナログ変換器4
4よりの第2人力位号も受ける。スイッチ42も制御す
る制御装置15の制御下で、エンベロープ信号を表わす
一連のサンプリング値がメモリ45より読出される。
高周波発振器は、コイル1で発生された磁場の強さに対
して水結合水素プロトンのラーモア周波数と同じ周波数
を有する。すなわち2テスラの磁場の強さにおいてはこ
の周波数は略々85 MHzである。この発振器の出力
は、スイッチ42を経てミクシング段43の人力に接続
される。この接続はスイッチ42の一方の位置で実現さ
れるが、他方の位置では(図面に示したように)発振器
の信号は可調節の移相器41を経てミクシング段の入力
に接続される。このミクシング段イ3は、入力がデジタ
ルメモリ45と接続されたデジタル−アナログ変換器4
4よりの第2人力位号も受ける。スイッチ42も制御す
る制御装置15の制御下で、エンベロープ信号を表わす
一連のサンプリング値がメモリ45より読出される。
ミクシング段17は、エンベロープ信号で変調されたキ
ャリヤ振動がその出力に表れるるように、これに加えら
れた入力信号を処理する。エンベロG −プ信号は、好ましくは、その帯域中が一方では脂肪と
結合された水素プロトンのまた他方では水と結合された
水素プロトンのラーモア周波数間の間隔よりも大きな振
幅変調信号が形成されるように選ばれる。ミクシング段
43の出力信号は、制御装置15によって制御されるス
イッチ46を経て高周波電力増幅器47に加えられ、こ
の増幅器の出力はスイッチング装置12に接続される。
ャリヤ振動がその出力に表れるるように、これに加えら
れた入力信号を処理する。エンベロG −プ信号は、好ましくは、その帯域中が一方では脂肪と
結合された水素プロトンのまた他方では水と結合された
水素プロトンのラーモア周波数間の間隔よりも大きな振
幅変調信号が形成されるように選ばれる。ミクシング段
43の出力信号は、制御装置15によって制御されるス
イッチ46を経て高周波電力増幅器47に加えられ、こ
の増幅器の出力はスイッチング装置12に接続される。
このスイッチング装置もまた制御装置15によって制御
される。
される。
受信機6は高周波増幅器60を有し、この増幅器は、ス
イッチング装置12に接続され、このスイッチング装置
がそれに応じて制御された時に、高周波コイル11に誘
発されたスピン共鳴信号を受信する。高周波増幅器60
は制御装置15で制御されるミニ−ティング入力を有し
、この入力を経て、増幅器60は利得が略々0となるよ
うにブロックされることができる。前記の増幅器60の
出力は2つのマルチプライヤミクシング段61と62の
第1人力に接続され、これ等のミクシング段の夫々はそ
れ等の人力信号の積に相当する出力信号を供給する。前
記のミクシング段61と62の第2人力には発振器40
の周波数を有する信号が加えられ、この場合、両方の人
力の信号の間には90°の位相シフトがある。
イッチング装置12に接続され、このスイッチング装置
がそれに応じて制御された時に、高周波コイル11に誘
発されたスピン共鳴信号を受信する。高周波増幅器60
は制御装置15で制御されるミニ−ティング入力を有し
、この入力を経て、増幅器60は利得が略々0となるよ
うにブロックされることができる。前記の増幅器60の
出力は2つのマルチプライヤミクシング段61と62の
第1人力に接続され、これ等のミクシング段の夫々はそ
れ等の人力信号の積に相当する出力信号を供給する。前
記のミクシング段61と62の第2人力には発振器40
の周波数を有する信号が加えられ、この場合、両方の人
力の信号の間には90°の位相シフトがある。
この位相シフトは90°移相器48によって形成され、
この移相器の出力はミクシング段62の入力に接続され
、その入力はミクシング段61の入力と接続され、この
場合移相器48は、可調節位相器49を経て発振器40
と接続されている。
この移相器の出力はミクシング段62の入力に接続され
、その入力はミクシング段61の入力と接続され、この
場合移相器48は、可調節位相器49を経て発振器40
と接続されている。
ミクシング段61と62の出力信号は夫々低域フィルタ
明と64を経て夫々のアナログ−デジタル変換器に接続
され、これ等の低域フィルタは、発振器周波数ならびに
この発振器周波数を越えるすべての周波数を抑止し、低
周波成分のみを通す。前記の変換器は、直交変調器を形
成する回路61−−−64のアナログ信号をデジタルデ
ータ語に変換し、このデータ語はメモリ14に供給され
る。前記のアナロク〜デジタル変換器65と66および
メモリ14はそのクロックパルスをクロックパルス発生
器16より受ける。このクロックパルス発生器は制御線
を経て制御装置15によりブロックされまたは可能化さ
れるので、高周波コイル11より供給され且つ低周波レ
ンジに変えられた信号は、制御装置15によって規定さ
れた測定時間の間だけ、メモリ14に記憶するために一
連のデジタルデータ語に変換されることができる。ミク
シング段17は、メモリ14内の値に基づいて検査領域
内の核磁化の空間分布を定め、この定められた分布をデ
ィスプレイ・ユニ・ノド例えばモニタ18に供給する。
明と64を経て夫々のアナログ−デジタル変換器に接続
され、これ等の低域フィルタは、発振器周波数ならびに
この発振器周波数を越えるすべての周波数を抑止し、低
周波成分のみを通す。前記の変換器は、直交変調器を形
成する回路61−−−64のアナログ信号をデジタルデ
ータ語に変換し、このデータ語はメモリ14に供給され
る。前記のアナロク〜デジタル変換器65と66および
メモリ14はそのクロックパルスをクロックパルス発生
器16より受ける。このクロックパルス発生器は制御線
を経て制御装置15によりブロックされまたは可能化さ
れるので、高周波コイル11より供給され且つ低周波レ
ンジに変えられた信号は、制御装置15によって規定さ
れた測定時間の間だけ、メモリ14に記憶するために一
連のデジタルデータ語に変換されることができる。ミク
シング段17は、メモリ14内の値に基づいて検査領域
内の核磁化の空間分布を定め、この定められた分布をデ
ィスプレイ・ユニ・ノド例えばモニタ18に供給する。
3つのコイル系3゜5および7は、その時間的変化を制
御装置15によって制御することができる夫々の電流を
有する電流発生器23.25および27で付勢される。
御装置15によって制御することができる夫々の電流を
有する電流発生器23.25および27で付勢される。
第3図は磁気共鳴装置内の種々の信号の時間的変化を示
す。最初の線は高周波パルスのシーケンスを示し、一方
最後の線は時間軸を表わす。前記のシーケンスは3つの
高周波パルスより成り、これ等パルスの夫々は90°フ
リツプ角を有する。t=toの時点における第1の90
°高周波パルスの後には時間dtlの間隔をおいて時点
t=tlで第2高周波パルスが続く。前記のdtlO値
は、スピンエコーシーケンスにおける180°パルスと
その前の90″パルス間の時間間隔に等しい。時点t2
では第3の90°高周波パルスが発生されるが、この高
周波パルスの第2高周波パルスからの時間間隔はdt2
に相当する。各高周波パルスに対してスイッチ42が閉
じられ、スイッチング装置12は第2a図の図示位置で
ない位置を占める。
す。最初の線は高周波パルスのシーケンスを示し、一方
最後の線は時間軸を表わす。前記のシーケンスは3つの
高周波パルスより成り、これ等パルスの夫々は90°フ
リツプ角を有する。t=toの時点における第1の90
°高周波パルスの後には時間dtlの間隔をおいて時点
t=tlで第2高周波パルスが続く。前記のdtlO値
は、スピンエコーシーケンスにおける180°パルスと
その前の90″パルス間の時間間隔に等しい。時点t2
では第3の90°高周波パルスが発生されるが、この高
周波パルスの第2高周波パルスからの時間間隔はdt2
に相当する。各高周波パルスに対してスイッチ42が閉
じられ、スイッチング装置12は第2a図の図示位置で
ない位置を占める。
4番目の線は傾斜磁場G2の時間的変化を示す。
この磁場は第1高周波パルスの間働き、スピン共鳴が面
z=0に関して対称な層内にのみ励起されることを保証
する。傾斜磁場コイル3に対する電流発生器23によっ
て供給される電流の時間的変化は、傾斜磁場の時間積分
がtoからtlの間で0となるように制御装置15で制
御される。
z=0に関して対称な層内にのみ励起されることを保証
する。傾斜磁場コイル3に対する電流発生器23によっ
て供給される電流の時間的変化は、傾斜磁場の時間積分
がtoからtlの間で0となるように制御装置15で制
御される。
第1高周波パルスの後、電流発生器25は、コイル系5
がto−tl内の成る固定された期間の間その振幅が1
つのシーケンスから破線で示した他のシーケンスに変わ
る傾斜磁場Gyを発生するように制御される。したがっ
て、この傾斜磁場が切られると、励起された層の個々の
点の核磁化は、線形にy座標に依存する位相位置をもつ
。この傾斜磁場は位相符号化に役立ち、スピン共鳴信号
に基づき核磁化の空間分布の再生(reconstru
ct 1on)を可能にする。
がto−tl内の成る固定された期間の間その振幅が1
つのシーケンスから破線で示した他のシーケンスに変わ
る傾斜磁場Gyを発生するように制御される。したがっ
て、この傾斜磁場が切られると、励起された層の個々の
点の核磁化は、線形にy座標に依存する位相位置をもつ
。この傾斜磁場は位相符号化に役立ち、スピン共鳴信号
に基づき核磁化の空間分布の再生(reconstru
ct 1on)を可能にする。
5番目の線はスピン共鳴信号の時間的変化を示す。第1
高周波パルスの直後に生じる所謂FID信号に加えて、
別のスピン共鳴信号B1が生じる。この信号は誘発エコ
ー成分とスピンエコー成分より成る。
高周波パルスの直後に生じる所謂FID信号に加えて、
別のスピン共鳴信号B1が生じる。この信号は誘発エコ
ー成分とスピンエコー成分より成る。
誘発エコー成分は、第3高周波パルスより第2と第1の
高周波パルス間の時間間隔dtlに相当する間隔にある
時点t3すなわち時点j2+dtlでその最大値に達す
る。誘発エコー成分は水信号と脂肪信号の和に相当する
。水信号は、誘発エコーとして現われ且つ患者20で象
徴される検査領域内に若し脂肪が存しないものとすれば
生じるのであろうエコー信号の成分と見なされる。同様
に、「脂肪信号」は、検査領域内に水が無ければ生じる
のであろう誘発エコー信号を表わす。
高周波パルス間の時間間隔dtlに相当する間隔にある
時点t3すなわち時点j2+dtlでその最大値に達す
る。誘発エコー成分は水信号と脂肪信号の和に相当する
。水信号は、誘発エコーとして現われ且つ患者20で象
徴される検査領域内に若し脂肪が存しないものとすれば
生じるのであろうエコー信号の成分と見なされる。同様
に、「脂肪信号」は、検査領域内に水が無ければ生じる
のであろう誘発エコー信号を表わす。
誘発エコー成分に加えて、時点t3で生じるエコー信号
は更に2つのスピンエコー成分も有する。
は更に2つのスピンエコー成分も有する。
一方のエコー成分はt3−dt2でその最大値に達し、
一方、他方の成分はt3+dt2でその最大値に達する
。
一方、他方の成分はt3+dt2でその最大値に達する
。
したかって、2つの最大値は、誘発エコー成分の最大値
の両側に位置し、ここより夫々時間間隔dt2を有する
。両成分もやはり脂肪信号と水信号とより成る。けれど
もこの水信号は、キャリヤ振動の周波数が水結合水素プ
ロトンのラーモア周波数に等しいので、誘発エコー成分
中の水信号と同じ位相位置を有する。けれども、種々の
エコー成分内の脂肪信号は、種々の成分の最大値間の時
間間隔ならびに脂肪および水に対するラーモア周波数の
差に依存する位相位置を有する。nを奇数とし、dfを
水結合水素プロトンと脂肪結合水素プロトンのラーモア
周波数の差とした場合 dt2 = 0.5 n/df の関係が当嵌れば、2つのスピンエコー成分内の脂肪信
号の位相シフトは夫々正確に+180 °と一180
°になり、このため信号は互いに相殺し、時点t3に生
じる合成エコー信号は純粋な水信号である。
の両側に位置し、ここより夫々時間間隔dt2を有する
。両成分もやはり脂肪信号と水信号とより成る。けれど
もこの水信号は、キャリヤ振動の周波数が水結合水素プ
ロトンのラーモア周波数に等しいので、誘発エコー成分
中の水信号と同じ位相位置を有する。けれども、種々の
エコー成分内の脂肪信号は、種々の成分の最大値間の時
間間隔ならびに脂肪および水に対するラーモア周波数の
差に依存する位相位置を有する。nを奇数とし、dfを
水結合水素プロトンと脂肪結合水素プロトンのラーモア
周波数の差とした場合 dt2 = 0.5 n/df の関係が当嵌れば、2つのスピンエコー成分内の脂肪信
号の位相シフトは夫々正確に+180 °と一180
°になり、このため信号は互いに相殺し、時点t3に生
じる合成エコー信号は純粋な水信号である。
したがって、6番目の線よりわかるように、純粋の本信
号を得るために、高周波コイル11 (または別個の受
信コイル)内に誘起された合成エコー信号は、変調の後
、測定期間M1の間一連のデジタルサンプリング値に変
換され、このサンプリング値は、変更された傾斜磁場と
それに対応した時点に生じたエコー信号のサンプリング
とを有する別のシーケンスを用いた後にイメージを再構
築するのに用いられる。この測定期間の時間位置および
電流発生器27によりコイル7に発生される傾斜磁場の
時間的変化は、第3高周波パルス後の傾斜磁場の時間積
分が測定時間の間、2つの高周波パルスの間のtoから
tlの間数に働いたと同じ傾斜磁場の時間積分と同じ値
に達するように選ばれる。このような選択は、測定期間
M1が時点t3に関して対称に位置し且つ前記の積分が
同じ時点で等しくなるようにするのが好ましい。この場
合に最適の信号対雑音比が得られる。
号を得るために、高周波コイル11 (または別個の受
信コイル)内に誘起された合成エコー信号は、変調の後
、測定期間M1の間一連のデジタルサンプリング値に変
換され、このサンプリング値は、変更された傾斜磁場と
それに対応した時点に生じたエコー信号のサンプリング
とを有する別のシーケンスを用いた後にイメージを再構
築するのに用いられる。この測定期間の時間位置および
電流発生器27によりコイル7に発生される傾斜磁場の
時間的変化は、第3高周波パルス後の傾斜磁場の時間積
分が測定時間の間、2つの高周波パルスの間のtoから
tlの間数に働いたと同じ傾斜磁場の時間積分と同じ値
に達するように選ばれる。このような選択は、測定期間
M1が時点t3に関して対称に位置し且つ前記の積分が
同じ時点で等しくなるようにするのが好ましい。この場
合に最適の信号対雑音比が得られる。
前述の純粋な水イメージ(または純粋な樹脂イメージ)
の形成が乱されることがないように次のようにすること
が大切である、すなわち、tlとt2の間の期間傾斜磁
場がある場合には、この磁場は、磁場の時間積分が前記
のtlとt2の間の期間0となるように形成される(第
3図に破線で示す)。この磁場Gアの変化は、図示のシ
ーケンス後先ず対応したシーケンスによって隣接層より
エコー信号を得るべき場合に必要である(所謂多重スラ
イス技術)。すなわち、破線で示した磁場が、前のシー
ケンスによる隣接層(若しくは他の層)の共鳴励起を阻
止する。
の形成が乱されることがないように次のようにすること
が大切である、すなわち、tlとt2の間の期間傾斜磁
場がある場合には、この磁場は、磁場の時間積分が前記
のtlとt2の間の期間0となるように形成される(第
3図に破線で示す)。この磁場Gアの変化は、図示のシ
ーケンス後先ず対応したシーケンスによって隣接層より
エコー信号を得るべき場合に必要である(所謂多重スラ
イス技術)。すなわち、破線で示した磁場が、前のシー
ケンスによる隣接層(若しくは他の層)の共鳴励起を阻
止する。
以上のことから、これ迄説明した方法では、発振器で発
生された周波数が水結合水素プロトンのラーモア周波数
と等しいので、純粋の水イメージが生じることがわかる
であろう。発振器の周波数が脂肪結合水素プロトンのラ
ーモア周波数に相当すれば純粋な脂肪イメージが得られ
るであろうことは明らかであろう。したがって、純粋な
脂肪イメージまたは純粋な水イメージを任意に形成する
ことができるためには、発振器を一方の周波数から他方
の周波数に切換え可能とし、このためシーケンスがその
都度一方かまたは他方のキャリヤ周波数で行われるよう
にせねばならない。
生された周波数が水結合水素プロトンのラーモア周波数
と等しいので、純粋の水イメージが生じることがわかる
であろう。発振器の周波数が脂肪結合水素プロトンのラ
ーモア周波数に相当すれば純粋な脂肪イメージが得られ
るであろうことは明らかであろう。したがって、純粋な
脂肪イメージまたは純粋な水イメージを任意に形成する
ことができるためには、発振器を一方の周波数から他方
の周波数に切換え可能とし、このためシーケンスがその
都度一方かまたは他方のキャリヤ周波数で行われるよう
にせねばならない。
けれども、ラーモア周波数と共に2軸のまわりを回転す
る座標系において高周波磁場の一緒に回転する成分を有
する位相位置を180 °シフトすれば、発振器の周
波数を不変のままとすることができる。
る座標系において高周波磁場の一緒に回転する成分を有
する位相位置を180 °シフトすれば、発振器の周
波数を不変のままとすることができる。
第3パルスの位相逆転を行う1つの方法は、第2と第3
パルスの間で、ミクシング段43の入力を、発振器40
の出力から、この発振器の出力信号に対して180°シ
フトされた信号を有する移相器41の出力に切換えるこ
とである。第3パルスに対する前述の180°反転を行
う別の方法は、エンベロープ信号の位相位置の反転であ
る。第2b図によれば、例えば第2と第3高周波パルス
の間で(やはり制御装置15で制御されるべき)スイッ
チ42aを、デジタル−アナログ変換器44に続く位相
反転器41aの出力がミクシング段43に接続される図
示の位置から、デジタル−アナログ変換器44の出力が
直接ミクシング段43に接続される図示しない位置に切
換えることによって実現することができる。
パルスの間で、ミクシング段43の入力を、発振器40
の出力から、この発振器の出力信号に対して180°シ
フトされた信号を有する移相器41の出力に切換えるこ
とである。第3パルスに対する前述の180°反転を行
う別の方法は、エンベロープ信号の位相位置の反転であ
る。第2b図によれば、例えば第2と第3高周波パルス
の間で(やはり制御装置15で制御されるべき)スイッ
チ42aを、デジタル−アナログ変換器44に続く位相
反転器41aの出力がミクシング段43に接続される図
示の位置から、デジタル−アナログ変換器44の出力が
直接ミクシング段43に接続される図示しない位置に切
換えることによって実現することができる。
けれども、発振器の振動の周波数が水かまたは脂肪のラ
ーモア周波数に相当することは必ずしも必要ではない。
ーモア周波数に相当することは必ずしも必要ではない。
この周波数は異なる値を有してもよい。もっともその場
合には、第3高周波パルスの位相位置は第2高周波パル
スの位相位置に対して変えられねばならない、すなわち
、第2高周波パルスと第3高周波パルスの間の期間at
2において脂肪または水のラーモア周波数と発振器周波
数との差周波数を有する振動によってカバーされる位相
角だけ変えられねばならない。発振器の発振周波数が例
えば脂肪と水に対するラーモア周波数の中心に正確にあ
ると、位相位置は第2と第3高周波パルスの間で脂肪に
対しては−90’または水に対しては+90°切換えら
れねばならない。したがってこの場合には、移相器41
または42による移相は+90@かまたは一90″に調
節されねばならない。
合には、第3高周波パルスの位相位置は第2高周波パル
スの位相位置に対して変えられねばならない、すなわち
、第2高周波パルスと第3高周波パルスの間の期間at
2において脂肪または水のラーモア周波数と発振器周波
数との差周波数を有する振動によってカバーされる位相
角だけ変えられねばならない。発振器の発振周波数が例
えば脂肪と水に対するラーモア周波数の中心に正確にあ
ると、位相位置は第2と第3高周波パルスの間で脂肪に
対しては−90’または水に対しては+90°切換えら
れねばならない。したがってこの場合には、移相器41
または42による移相は+90@かまたは一90″に調
節されねばならない。
第4図は、時点t2までは以上説明したシーケンスと同
様な延長したパルスシーケンスの実施例を示す。この実
施例では、第3高周波パルスよりの時間間隔dt3すな
わち時点t4において別の高周波パルスが発生されるが
、この高周波パルスは180゜のフリップ角を有する。
様な延長したパルスシーケンスの実施例を示す。この実
施例では、第3高周波パルスよりの時間間隔dt3すな
わち時点t4において別の高周波パルスが発生されるが
、この高周波パルスは180゜のフリップ角を有する。
このパルスに対するキャリヤ周波数が水結合水素プロト
ンのラーモア周波数に相当すると、時点t3において、
第3図に関して既に説明したように専ら水分布によって
決まる第1エコー信号B1が現れる。時点t5すなわち
180゜パルス後の期間dt3−[]tlでは、やはり
純粋な水信号である別のエコー信号B2が現れる。18
0°パルス後に期間dt3+dtl において生じる時
点t7では、専ら脂肪分布によって決まるエコー信号E
3が現れる。前記の3つのエコー信号Bl、 B2およ
びB3は、測定期間Ml、 M2およびM3(6番目の
線参照)の量測定傾斜磁場G、 (第4図の2番目の
線参照)の存在下でサンプルされる。水信号(El、
82)と脂肪信号り83)はかくして単一のシーケンス
によって取出すことができる。
ンのラーモア周波数に相当すると、時点t3において、
第3図に関して既に説明したように専ら水分布によって
決まる第1エコー信号B1が現れる。時点t5すなわち
180゜パルス後の期間dt3−[]tlでは、やはり
純粋な水信号である別のエコー信号B2が現れる。18
0°パルス後に期間dt3+dtl において生じる時
点t7では、専ら脂肪分布によって決まるエコー信号E
3が現れる。前記の3つのエコー信号Bl、 B2およ
びB3は、測定期間Ml、 M2およびM3(6番目の
線参照)の量測定傾斜磁場G、 (第4図の2番目の
線参照)の存在下でサンプルされる。水信号(El、
82)と脂肪信号り83)はかくして単一のシーケンス
によって取出すことができる。
エコー信号B1の評価を可能にするために測定傾斜磁場
G8の時間的変化および測定期間の時間的位置をどのよ
うに選択すべきかについては既に第1図に関して説明ず
みである。
G8の時間的変化および測定期間の時間的位置をどのよ
うに選択すべきかについては既に第1図に関して説明ず
みである。
第2エコー信号口2を受信することができるように、位
相符号化の役をする傾斜磁場Gyを除いて、傾斜磁場は
所定の条件を満足せねばならない。傾斜磁場G2の積分
はし0とLlの間0でありまたこの傾斜磁場はシーケン
スの次の期間切換えられないので、傾斜磁場G8に対し
て次のことが当嵌まる、すなわち、toとtlの間の期
間および180°パルス(t4)後の経過期間における
この傾斜磁場の時間積分の和は、エコー信号I32を決
定する測定期間M2の間、第3高周波パルス(t2)と
180°パルス(t4)の間の期間のこの傾斜磁場の時
間積分と同じ値にならねばならない。時点t=t5にお
いてこの条件が満足されまた測定期間M2(6番目の線
)がt5に関して対称ならば、最適の信号対雑音比がや
はり得られる。
相符号化の役をする傾斜磁場Gyを除いて、傾斜磁場は
所定の条件を満足せねばならない。傾斜磁場G2の積分
はし0とLlの間0でありまたこの傾斜磁場はシーケン
スの次の期間切換えられないので、傾斜磁場G8に対し
て次のことが当嵌まる、すなわち、toとtlの間の期
間および180°パルス(t4)後の経過期間における
この傾斜磁場の時間積分の和は、エコー信号I32を決
定する測定期間M2の間、第3高周波パルス(t2)と
180°パルス(t4)の間の期間のこの傾斜磁場の時
間積分と同じ値にならねばならない。時点t=t5にお
いてこの条件が満足されまた測定期間M2(6番目の線
)がt5に関して対称ならば、最適の信号対雑音比がや
はり得られる。
第3エコー信号B3を受信することができるように、1
80°パルス後の期間における傾斜磁場しの時間積分は
、測定期間M3の間、第1 (90°)高周波パルスと
180°高周波パルス間すなわちtlからt4の期間の
間この傾斜磁場の時間積分と同じ値にならねばならない
。時点t=t7においてこの条件が満足されまた測定期
間がこの時点に関して対称ならば、最適の状態がやはり
得られる。
80°パルス後の期間における傾斜磁場しの時間積分は
、測定期間M3の間、第1 (90°)高周波パルスと
180°高周波パルス間すなわちtlからt4の期間の
間この傾斜磁場の時間積分と同じ値にならねばならない
。時点t=t7においてこの条件が満足されまた測定期
間がこの時点に関して対称ならば、最適の状態がやはり
得られる。
第3図および4図に反し、第1と第2高周波パルスとの
間ならびに第3高周波パルスと180″ハルスとの間の
期間における傾斜磁場の時間積分が0でなければ、これ
等の積分は、信号81.82. B3を最適に受信する
ことができるように次の条件を満足せねばならない。す
なわち、エコー信号B1の最適受信のためには、第1高
周波パルスより第2高周波パルス迄の傾斜磁場G2の時
間積分は、第3高周波パルスより測定期間M1の始まり
迄の時間積分と等しくなければならない。エコー信号B
2の最適受信のためには、第3高周波パルスより180
゜パルス塩の傾斜磁場G2の時間積分は、第1高周波パ
ルスより第2高周波パルス迄ト180″′パルスより測
定期間M2の始まり迄の時間積分の和に等しくなければ
ならない。エコー信号B3の最適受信のためには、第1
高周波パルスより180°パルス迄の傾斜磁場G2の時
間積分は、180°パルスより測定期間M3の始まり迄
の時間積分に等しくなければならない。
間ならびに第3高周波パルスと180″ハルスとの間の
期間における傾斜磁場の時間積分が0でなければ、これ
等の積分は、信号81.82. B3を最適に受信する
ことができるように次の条件を満足せねばならない。す
なわち、エコー信号B1の最適受信のためには、第1高
周波パルスより第2高周波パルス迄の傾斜磁場G2の時
間積分は、第3高周波パルスより測定期間M1の始まり
迄の時間積分と等しくなければならない。エコー信号B
2の最適受信のためには、第3高周波パルスより180
゜パルス塩の傾斜磁場G2の時間積分は、第1高周波パ
ルスより第2高周波パルス迄ト180″′パルスより測
定期間M2の始まり迄の時間積分の和に等しくなければ
ならない。エコー信号B3の最適受信のためには、第1
高周波パルスより180°パルス迄の傾斜磁場G2の時
間積分は、180°パルスより測定期間M3の始まり迄
の時間積分に等しくなければならない。
既に述べたように、第2と第3高周波パルスは、第3図
によって説明した方法ではフリップ角に関して同じでな
ければばならない。けれども、このフリップ角は、たと
えその値が最良の信号対雑音比を生ずるとしても、90
″になる必要はない。けれども、第4図に示した延長シ
ーケンスでは、第2および第3高周波パルスのフリップ
角は90°にならねばならない。
によって説明した方法ではフリップ角に関して同じでな
ければばならない。けれども、このフリップ角は、たと
えその値が最良の信号対雑音比を生ずるとしても、90
″になる必要はない。けれども、第4図に示した延長シ
ーケンスでは、第2および第3高周波パルスのフリップ
角は90°にならねばならない。
第4図に示した方法は、180°ノ1寸ルス後の2dt
3または4dt3.6dL3等の時間間隔において1つ
またはそれ以上の180°パルスを加え、かくして、専
ら水分布または専ら脂肪分布によって影響される別のエ
コー信号を形成するようにして更に延長することができ
る。けれども、180°パルス後の時間間隔dt3すな
わちT=T6の時点では、第3エコー信号E3は初めの
2つのエコー信号B1およびIE2のようにこの場合専
ら水分布により決まるので、180゜パルスは加えなく
てよい。
3または4dt3.6dL3等の時間間隔において1つ
またはそれ以上の180°パルスを加え、かくして、専
ら水分布または専ら脂肪分布によって影響される別のエ
コー信号を形成するようにして更に延長することができ
る。けれども、180°パルス後の時間間隔dt3すな
わちT=T6の時点では、第3エコー信号E3は初めの
2つのエコー信号B1およびIE2のようにこの場合専
ら水分布により決まるので、180゜パルスは加えなく
てよい。
これ迄はz軸に垂直に延在する層のイメージの形成方法
を説明してきた。けれども、勾配の制御を交替すること
により、同じ方法を用いて他の方向の層イメージを公知
のようにして形成することもできる。
を説明してきた。けれども、勾配の制御を交替すること
により、同じ方法を用いて他の方向の層イメージを公知
のようにして形成することもできる。
第3図および4図に関して説明した方法は所謂2次元フ
ーリエ変換法である。けれども、本発明は、個々のシー
ケンスにおいて、傾斜磁場Gy以外に傾斜磁場G2も位
相符号化のために1つのシーケンスから他のシーケンス
に変えられ3次元フーIJ工変換法にも用いることがで
きる。本発明はまた所謂投影再生(proj ect
1on−reconstruct 1on)法にも用い
ることができる。この方法は、第3図に関して説明した
方法と次の点で相違する、すなわち、勾配の大きさを1
つのシーケンスから他のシーケンスに変える代わりに勾
配の方向が変えられ、一方勾配の大きさは一定に保たれ
る。この場合には位相符号化は生ぜずに寧ろ周波数符号
化が時前述の積分条件を満足せねばならない。
ーリエ変換法である。けれども、本発明は、個々のシー
ケンスにおいて、傾斜磁場Gy以外に傾斜磁場G2も位
相符号化のために1つのシーケンスから他のシーケンス
に変えられ3次元フーIJ工変換法にも用いることがで
きる。本発明はまた所謂投影再生(proj ect
1on−reconstruct 1on)法にも用い
ることができる。この方法は、第3図に関して説明した
方法と次の点で相違する、すなわち、勾配の大きさを1
つのシーケンスから他のシーケンスに変える代わりに勾
配の方向が変えられ、一方勾配の大きさは一定に保たれ
る。この場合には位相符号化は生ぜずに寧ろ周波数符号
化が時前述の積分条件を満足せねばならない。
第1図は本発明を用いることのできる磁気共鳴検査装置
の模型的断面図、 第2a図はこのような装置のブロックダイヤグラム、 第2b図は第2a図の変形実施例のブロックダイヤグラ
ム、 第3図は本発明による1シーケンス内の種々の信号の時
間的変化を示す線図、 第4図は変形シーケンス内における種々の信号の時間的
変化を示す線図である。 1・・・均一不変磁場コイル 3.5.7・・・傾斜磁場コイル 4・・・高周波発生器 6・・・高周波受信器11
・・・高周波コイル 14.45・・・メモリ15
・・・制御装置 16・・・クロックパルス発生器 17、43.61.62・・・ミクシング段23、25
.27・・・電流発生器 40・・・発振器41、49
・・・可調節移送器 41a・・・移相変換器44、6
5.66・・・デジタル−アナログ変換器47・・・高
周波電力増幅器 48・・・90°位相器60・・・高
周波増幅器 63.64・・・低域フィルタ特許出
願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイランペン
ファブリケン
の模型的断面図、 第2a図はこのような装置のブロックダイヤグラム、 第2b図は第2a図の変形実施例のブロックダイヤグラ
ム、 第3図は本発明による1シーケンス内の種々の信号の時
間的変化を示す線図、 第4図は変形シーケンス内における種々の信号の時間的
変化を示す線図である。 1・・・均一不変磁場コイル 3.5.7・・・傾斜磁場コイル 4・・・高周波発生器 6・・・高周波受信器11
・・・高周波コイル 14.45・・・メモリ15
・・・制御装置 16・・・クロックパルス発生器 17、43.61.62・・・ミクシング段23、25
.27・・・電流発生器 40・・・発振器41、49
・・・可調節移送器 41a・・・移相変換器44、6
5.66・・・デジタル−アナログ変換器47・・・高
周波電力増幅器 48・・・90°位相器60・・・高
周波増幅器 63.64・・・低域フィルタ特許出
願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイランペン
ファブリケン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多数のシーケンスの間、不変な均一磁場の存在下で
、この磁場に垂直に延在する高周波磁場並びに傾斜磁場
を検査領域に加え、各シーケンスにおいて、先ず第1高
周波パルスを発生し、次いで共に少なくとも略々等しい
フリップ角を有する第2および第3高周波パルスを発生
し、第2および第3高周波パルス間の傾斜磁場の時間積
分を0にし、第3高周波パルス後の測定期間の間生じる
エコー信号を検査領域のイメージの発生に用いる磁気共
鳴断層撮影方法において、脂肪イメージまたは水イメー
ジを別個に形成するために、第2および第3高周波パル
ス間の時間間隔を、水結合水素プロトンと脂肪結合水素
プロトンのラーモア周波数の差の逆数値の半分またはそ
の奇数倍に等しくしたことを特徴とする磁気共鳴断層撮
影方法。 2、測定期間の時間的位置と傾斜磁場の時間的変化とを
、位相符号化に意図された任意の傾斜磁場以外の傾斜磁
場の第1と第2高周波パルス間の時間積分がこれ等傾斜
磁場の第3高周波パルスと測定期間の間の時間積分と等
しく且つ測定期間と第3高周波パルス間の時間間隔が第
2高周波パルスと第1高周波パルス間の時間間隔に等し
いように選んだ特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、第2および第3パルスは夫々90°のフリップ角を
有する特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 4、各シーケンスにおいて、第3高周波パルスに続いて
更に180°パルスを発生させ、測定期間の時間的位置
および傾斜磁界の時間的変化を、位相符号化に意図され
た任意の傾斜磁場以外の傾斜磁場の高周波パルス後に経
過する期間の時間積分が第1高周波パルスと第3測定期
間の間の180°高周波パルスとの間の前記磁場の時間
積分の値と等しくなるようにした特許請求の範囲第3項
記載の方法。 5、第3測定期間の時間的位置と傾斜磁場の時間的変化
を、第3測定期間と180°高周波パルス間の時間間隔
が第1高周波パルスと第2高周波パルス間ならびに第3
高周波パルスと180°高周波パルス間の時間間隔の和
に等しいように選んだ特許請求の範囲第4項記載の方法
。 6、高周波パルスの時間平均値が水結合または脂肪結合
水素プロトンのラーモア周波数に相当する特許請求の範
囲第1項から第5項の何れかの1項記載の方法。 7、第3高周波パルスの位相を、第2高周波パルスの位
相に対して、第2および第3高周波パルス間の経過期間
内の発振器周波数と脂肪または水のラーモア周波数との
差周波数を有する振動とによってカバーされる角度だけ
ずらす特許請求の範囲第1項より第6項の何れの1項記
載の方法。 8、不変な均一磁場を発生する手段、この磁場に垂直に
延在する高周波磁場を発生する手段、傾斜磁場を発生す
る手段、第1、第2および第3高周波パルスを発生する
手段とを有し、第2および第3高周波パルスは同一で、
これ等パルス間の時間間隔は水結合および脂肪結合水素
プロトンのラーモア周波数の差の逆数値の半分の奇数倍
に相当することを特徴とする磁気共鳴断層撮影装置。 9、高周波パルスの発生手段は、ラーモア周波数を有す
るキャリヤ振動を発生する発振器、エンベロープ信号を
発生する発生器、および前記のキャリヤ振動とエンベロ
ープ信号との積に相当する出力信号を供給するミクシン
グ回路とを有する特許請求の範囲第8項記載の装置。 10、第2と第3高周波パルスの間でエンベロープ信号
またはキャリヤ振動の位相位置を切換える手段が設けら
れた特許請求の範囲第9項記載の装置。 11、発振器周波数は、脂肪結合水素プロトンのラーモ
ア周波数から水結合水素プロトンのラーモア周波数に切
換え可能な特許請求の範囲第8項記載の装置。 12、高周波パルスの発生手段は、180°パルスが第
3高周波パルスの後に発生されるように構成された特許
請求の範囲第8項から第10項の何れかの1項記載の装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19853543854 DE3543854A1 (de) | 1985-12-12 | 1985-12-12 | Kernspintomographieverfahren und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens |
DE3543854.1 | 1985-12-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62142541A true JPS62142541A (ja) | 1987-06-25 |
Family
ID=6288234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61291672A Pending JPS62142541A (ja) | 1985-12-12 | 1986-12-09 | 磁気共鳴断層撮影方法および装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4739266A (ja) |
EP (1) | EP0226247A3 (ja) |
JP (1) | JPS62142541A (ja) |
CA (1) | CA1263702A (ja) |
DE (1) | DE3543854A1 (ja) |
IL (1) | IL80920A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62194845A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-27 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 不所望の応答信号を抑圧する方法と装置 |
JPH0236846A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-06 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IL81580A (en) * | 1987-02-16 | 1990-07-26 | Elscint Ltd | Spatial separation of spectral components |
IL82030A (en) * | 1987-03-27 | 1990-11-05 | Elscint Ltd | Separation of spectral components |
DE3864888D1 (de) * | 1987-04-30 | 1991-10-24 | Siemens Ag | Kernspin-tomographiegeraet. |
US4901021A (en) * | 1987-11-06 | 1990-02-13 | Hitachi, Ltd. | Image constructing device included in a magnetic resonance imaging apparatus |
DE3804924A1 (de) * | 1988-02-17 | 1989-08-31 | Philips Patentverwaltung | Verfahren zur ermittlung der spektralen verteilung der kernmagnetisierung in einem begrenzten volumenbereich und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens |
US4843321A (en) * | 1988-04-15 | 1989-06-27 | General Electric Company | Method for volume localized spectral editing of NMR signals produced by metabolites containing coupled spins |
JPH01293856A (ja) * | 1988-05-24 | 1989-11-27 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
NL8801594A (nl) * | 1988-06-23 | 1990-01-16 | Philips Nv | Werkwijze en inrichting voor het bepalen van een spinresonantieverdeling. |
US4962357A (en) * | 1988-07-07 | 1990-10-09 | Sotak Christopher H | Two-dimensional method for spectral editing of NMR signals produced by metabolites containing coupled spins |
DE3823961A1 (de) * | 1988-07-15 | 1990-01-18 | Philips Patentverwaltung | Kernspintomographieverfahren und kernspintomograph zur durchfuehrung des verfahrens |
JPH0263435A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-02 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
US5111819A (en) * | 1988-11-25 | 1992-05-12 | General Electric | Nmr imaging of metabolites using a multiple quantum excitation sequence |
JP2791091B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1998-08-27 | 株式会社日立製作所 | 核磁気共鳴を用いた検査装置 |
US5162737A (en) * | 1989-03-31 | 1992-11-10 | Hitachi, Ltd. | Multi-echo NMR imaging method |
DE3937428A1 (de) * | 1989-11-10 | 1991-05-16 | Philips Patentverwaltung | Kernspintomographieverfahren zur erzeugung getrennter fett- und wasserbilder und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens |
DE4126537A1 (de) * | 1991-08-10 | 1993-02-11 | Philips Patentverwaltung | Kernresonanz-untersuchungsgeraet mit einer spulenanordnung |
DE19743547B4 (de) | 1997-10-01 | 2005-12-22 | Siemens Ag | Verfahren zur Abbildung von Fett-Plaques mittels Kernspintomographie |
DE19836612C2 (de) | 1998-08-12 | 2000-06-29 | Siemens Ag | Verfahren zum Betrieb eines Kernspintomographiegeräts zur Trennung von Wasser- und Fettsignalen |
DE19901007C1 (de) | 1999-01-13 | 2000-08-17 | Siemens Ag | Frequenz- und ortsselektive HF-Pulsfolge für ein Magnetresonanzgerät und Kernspintomograph |
CN109115820B (zh) * | 2018-07-02 | 2020-03-24 | 清华大学 | 基于平面回波成像的磁共振水脂分离和定量方法及装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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GB8331500D0 (en) * | 1983-11-25 | 1984-01-04 | Picker Int Ltd | Nuclear magnetic resonance |
US4585993A (en) * | 1983-12-14 | 1986-04-29 | General Electric Company | Method for selective NMR imaging of chemically-shifted nuclei |
US4581582A (en) * | 1983-12-27 | 1986-04-08 | General Electric Company | High-spatial-resolution spectroscopic NMR imaging of chemically-shifted nuclei |
US4613949A (en) * | 1984-02-17 | 1986-09-23 | General Electric Company | Composite pulses for time reversal in NMR imaging |
US4618827A (en) * | 1984-09-10 | 1986-10-21 | General Electric Company | Method for high-spatial-resolution spectroscopic NMR imaging of chemically-shifted nuclei |
US4628262A (en) * | 1985-02-05 | 1986-12-09 | Advanced Nmr Systems, Inc. | Multiple echo chemical shift imaging |
-
1985
- 1985-12-12 DE DE19853543854 patent/DE3543854A1/de not_active Withdrawn
-
1986
- 1986-12-02 EP EP86202140A patent/EP0226247A3/de not_active Withdrawn
- 1986-12-08 US US06/939,320 patent/US4739266A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-12-09 IL IL80920A patent/IL80920A/xx unknown
- 1986-12-09 JP JP61291672A patent/JPS62142541A/ja active Pending
- 1986-12-11 CA CA000525095A patent/CA1263702A/en not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62194845A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-27 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 不所望の応答信号を抑圧する方法と装置 |
JPH044892B2 (ja) * | 1986-01-27 | 1992-01-29 | ||
JPH0236846A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-06 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1263702A (en) | 1989-12-05 |
IL80920A (en) | 1990-07-26 |
IL80920A0 (en) | 1987-03-31 |
EP0226247A3 (de) | 1989-08-09 |
DE3543854A1 (de) | 1987-06-19 |
EP0226247A2 (de) | 1987-06-24 |
US4739266A (en) | 1988-04-19 |
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