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JPS6213496Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6213496Y2
JPS6213496Y2 JP1983082434U JP8243483U JPS6213496Y2 JP S6213496 Y2 JPS6213496 Y2 JP S6213496Y2 JP 1983082434 U JP1983082434 U JP 1983082434U JP 8243483 U JP8243483 U JP 8243483U JP S6213496 Y2 JPS6213496 Y2 JP S6213496Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushing blade
soybeans
container
separation tank
crushing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983082434U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59187990U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1983082434U priority Critical patent/JPS59187990U/ja
Publication of JPS59187990U publication Critical patent/JPS59187990U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6213496Y2 publication Critical patent/JPS6213496Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、豆腐製造装置等における粉砕刃の
起動トルクを軽減するための装置に関する。
背景技術 豆腐製造装置を用いて豆腐を製造する場合、先
ず水に浸漬された大豆を水と共に所要量豆乳分離
槽に収容し、次いで槽内に設けた粉砕刃を回転駆
動して大豆を細かく粉砕しなければならない。と
ころが、この粉砕刃を駆動するに必要な起動トル
クは、静止状態にある大豆から受ける抵抗力のた
めに非常に大きい。一方、粉砕刃が定常回転状態
に移行すると、大豆が流動し始め粉砕刃に加わる
負荷が低減するため、必要な回転トルクは起動時
に比べて大幅に減少する。したがつて、粉砕刃を
起動するだけのために大きな回転トルクを有する
大容量かつ大型の駆動用モータを採用しなければ
ならない。そのため、大きなスペースを採らなけ
ればならず、装置が大型化すると共に、消費電力
量も大きくなり無駄なエネルギー損失が生ずる問
題があつた。
考案の開示 この考案は粉砕刃回転初期の起動トルクを軽減
することによつて駆動用モータの小型、小容量化
を図ることを目的としている。
この目的は、駆動用モータに軸結された大豆等
の粉砕刃に該大豆等を所要量収容する容器を一体
に設け、前記粉砕刃の回転に伴つて前記容器中の
大豆等が遠心力によつて粉砕刃のところに順次落
下するように構成することによつて達成できる。
この考案によれば、豆乳分離槽等に投入された
大豆等の内、その所要量を粉砕刃に設けた容器中
に収容しておき、これを粉砕刃の回転に伴つて粉
砕刃のところに順次落下させるようにしたもので
あるため、粉砕刃の回転初期に大豆等から受ける
負荷(抵抗力)を極力少なくすることができる。
したがつて、粉砕刃の駆動に要する起動トルクを
軽減することができる。その結果、駆動用モータ
の回転トルクを小さくすることができ、モータの
小型、小容量化が可能となる。よつて機器のコン
パクト化を達成できると共に、消費電力量を少な
くし省エネルギー化を図ることができる。更に、
粉砕刃の回転に伴つて容器中の大豆等を順次粉砕
刃のところに落下供給するようにしたものである
ため、大豆等の全量を一度に供給するものと異な
り粉砕工程がよりスムーズに効率良く行える。
考案を実施するための最良の形態 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
第1図はこの考案が適用される豆腐製造装置の
要部を示すもので、本体を構成するケーシング1
0の一側上面に凹部11が設けられ、この凹部1
1の周壁に沿つて豆乳受けケース12の脚部13
が設置されている。凹部11と豆乳受けケース1
2の底面間に空所14が形成されている。豆乳受
けケース12の底面一側に豆乳の排出口15が設
けられており、この排出口15に豆乳流通管路1
6の一端が継手17を介して接続されている。管
路16の他端側は空所14を通してケーシング1
0の内部に延び、その先端吐出口が豆乳収容位置
に設置した豆乳収容容器(図示せず)の上方に延
出されている。
ケーシング10の内部に駆動用のモータ20が
設置されており、その駆動軸21の上端側が凹部
11の中央に形成した開口を通して空所14に突
出している。一方、豆乳受けケース12の底面中
央に軸受22が設けられ、これに動力伝達軸23
が駆動軸21と同軸になるように軸承されてい
る。伝達軸23の一端は空所14に延び、継手2
4によつて駆動軸21に接続されている。
動力伝達軸23は豆乳受けケース12の内部に
所定高さで突出しており、この突出部分に受けケ
ース12の内部に設けた豆乳分離槽25の底面中
央が軸受26を介して上下に摺動可能かつ回転可
能に支持されている。伝達軸23の分離槽内部に
突出する部分に取付部材27が嵌着されており、
この取付部材27の基端部に所要枚数の粉砕刃2
8…が分離槽25の内底部近傍に沿つて回転可能
に取付けられている。
豆乳分離槽25は、これに収容された大豆を細
かく粉砕し、粉砕された大豆を遠心分離作用によ
り豆乳とおからに分離するもので、その周壁に多
数の細孔30…が設けられると共に、その内周壁
に沿つてフイルター31が装着されている。
動力伝達軸23の豆乳受けケース12の内部に
突出する突出基端部と豆乳分離槽25の底面とに
は一対のクラツチ板41,42から成るクラツチ
手段40が接離可能に設けられている。このクラ
ツチ手段40は豆乳分離槽25が豆乳受けケース
12の底部近接に下降することによつて接合さ
れ、その摩擦力で豆乳分離槽25を動力伝達軸2
3に結合し粉砕刃28と共に回転可能になす。ま
た、豆乳分離槽25の上昇動作により接合が解除
され、この分離槽25を伝達軸23から切放し粉
砕刃28のみを回転可能にする。これによつて分
離槽25と粉砕刃28との回転が一定の順序で順
次切換えられる。
なお、本実施例では豆乳分離槽25を上昇、下
降させる機構やその周辺機構部分、ならびに分離
槽25や豆乳受けケース12に設けられる蓋構造
などは、簡単化のため図示を省略してある。
粉砕刃28には、回転開始初期の起動トルクを
軽減するための手段が一体に設けられている。こ
のトルク軽減手段はより詳しくは第2図に示すよ
うに構成されている。
第2図において、取付部材27の上端中央に中
心軸51が突設されると共に、その両側に一対の
回り止め用の軸52,52が180度の間隔をおい
て突設されている。取付部材27には容器53が
一体に取付けられている。容器53の底部中央に
中心軸51に密嵌される取付孔531が上下に貫
通形成されている。容器53の下面には軸52,
52と嵌合し合う孔532,532が穿孔されて
いる。この容器53は豆乳分離槽25に投入され
る大豆の内、所要の量を収容するためのもので、
取付孔531を中心軸51に密嵌し、かつ孔53
2,532を軸52,52に夫々嵌合することに
より取付部材27を介して粉砕刃28……に一体
に取付けられる。
容器53は中心から外側方向に所定の角度θで
傾斜した略円錐コーン形状に形成されている。こ
の容器53は、大豆の粉砕にあたり粉砕刃28が
回転し始めると、これと一体で回転し内部に収容
した大豆を遠心作用により傾斜面533に沿つて
豆乳分離槽底部の粉砕刃28のところに順次落下
させる。したがつて、傾斜角度θは遠心作用によ
る大豆の落下が効率良くスムーズに行えるよう
に、予め設定される。
なお、傾斜面533に替えて下面側にやや湾曲
膨出した形状にすることも可能である。更に、容
器53を取付部材27と別体にすることなく、こ
れを当初より一体に形成するようにしても良い。
次に以上の構成による本案装置の動作について
説明する。
先ず、第3図に示すように水に浸漬された所要
量(例えば豆腐2丁分に相当する量)の大豆Aを
水と共に豆乳分離槽25に投入する。このとき同
時に、投入された大豆Aの中の所要量を容器53
に収容する。次いで、分離槽25を上動させると
共に、モータ20を駆動すると、粉砕刃28が豆
乳分離槽25の底部近傍に沿つて回転し始める。
この場合、投入された大豆の中の所要量を容器5
3に収容したことによつて、粉砕刃28に加わる
大豆からの負荷(抵抗力)は少なくともその分だ
け低減される。そのため、粉砕刃28は小さい回
転トルクでスムーズにかつ軽快に起動される。
その後、粉砕刃28の回転が加速されると、容
器53も同様の速度で回転しその遠心作用により
第4図の矢印100で示すように、容器53中の
大豆Aが傾斜面533に沿つて外側方に飛び出
し、豆乳分離槽25の底部の粉砕刃28のところ
に順次落下する。この段階では粉砕刃28の撹拌
作用により大豆Aが分離槽25の底面に沿つて粉
砕刃28の回転方向に流動し始めるため、粉砕刃
28に加わる大豆Aからの負荷は回転当初に比べ
て小さくなる。この状態で容器53から粉砕刃2
8のところに大豆Aを順次落下供給させることに
より、更に小さな回転トルクによつてよりスムー
ズで効率の良い大豆の粉砕が行える。したがつ
て、粉砕刃28を回転当初から定常回転状態に移
行するに至るまで変動の少ない略一定の小さい回
転トルクで駆動することができる。その結果、駆
動用のモータ20として、回転トルクの小さい小
容量のものを使用することが可能となる。
その後、所定時間が経過し、大豆Aの粉砕が完
了すると、粉砕刃28が停止する。次いで、豆乳
分離槽25が第5図に示すように豆乳受けケース
12の底部近傍まで降下し、モータ20の駆動に
より回転駆動され、内部の粉砕された大豆が豆乳
BとおからCに分離される。分離された豆乳Bは
矢印101で示すように細孔30……およびフイ
ルター31を通して豆乳受けケース12に流出
し、管路16を経て豆乳収容容器に収容される。
なお、実施例において容器53に収容される大豆
Aの量は必要に応じて所望の量に変えることがで
きるものである。例えば大豆Aの全量を容器53
に収容しておけば、粉砕刃28に加わる負荷を零
の状態にして起動し、定常回転に達した後、はじ
めて大豆の粉砕を開始させるようなこともでき
る。これによると回転トルクを更に小さく、かつ
更に効率の良い粉砕が行える。
なお、実施例では本考案を豆腐製造装置の粉砕
刃の起動トルクを軽減する場合について説明した
が、本考案はこれに限定されるものではなく、そ
の他のフードプロセツサのような食品物を粉砕刃
を用いて細かく粉砕する必要のある機器におい
て、粉砕刃の起動トルクを軽減したい場合に広く
適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案が適用される豆腐製造装置の
要部断面図、第2図はその要部分解斜視図、第3
図〜第5図は本案装置の動作を説明する夫々断面
図である。 28……粉砕刃、25……豆乳分離槽、A……
大豆、53……容器、533……傾斜面、θ……
傾斜角。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 豆乳分離槽等の内部に駆動用モータに軸結され
    て回転可能に設けられた大豆等の粉砕刃を備える
    装置において、前記粉砕刃に前記分離槽等に投入
    された大豆等の内、所要量を収容する容器を一体
    に設け、該容器を前記粉砕刃の回転に伴う遠心作
    用により前記収容された大豆等が前記粉砕刃のと
    ころに順次落下するように構成したことを特徴と
    する粉砕刃の起動トルク軽減装置。
JP1983082434U 1983-05-31 1983-05-31 粉砕刃の起動トルク軽減装置 Granted JPS59187990U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983082434U JPS59187990U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 粉砕刃の起動トルク軽減装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983082434U JPS59187990U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 粉砕刃の起動トルク軽減装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59187990U JPS59187990U (ja) 1984-12-13
JPS6213496Y2 true JPS6213496Y2 (ja) 1987-04-07

Family

ID=30212383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983082434U Granted JPS59187990U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 粉砕刃の起動トルク軽減装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011140678A1 (zh) * 2010-05-13 2011-11-17 Tseng Rong-Yuan 食物料理机自动进料结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59187990U (ja) 1984-12-13

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