JPS621263B2 - - Google Patents
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- JPS621263B2 JPS621263B2 JP54112942A JP11294279A JPS621263B2 JP S621263 B2 JPS621263 B2 JP S621263B2 JP 54112942 A JP54112942 A JP 54112942A JP 11294279 A JP11294279 A JP 11294279A JP S621263 B2 JPS621263 B2 JP S621263B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D18/00—Thyristors
- H10D18/80—Bidirectional devices, e.g. triacs
Landscapes
- Thyristors (AREA)
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電界効果型半導体スイツチング装置に
係り、双方向に大電流を高速に遮断することがで
きる新規な電界効果スイツチング素子に関する。
係り、双方向に大電流を高速に遮断することがで
きる新規な電界効果スイツチング素子に関する。
電界効果サイリスタは従来のpnpn構造のサイ
リスタにくらべて高温特性が良好なこと、高速ス
イツチング動作が可能なこと、そのためターンオ
フ時に電流集中が起きにくいこと、dv/dt耐量
が大きいことなど種々の利点がある。しかしなが
ら従来の電界効果サイリスタには一方向のみの電
流しか遮断できない欠点があつた。
リスタにくらべて高温特性が良好なこと、高速ス
イツチング動作が可能なこと、そのためターンオ
フ時に電流集中が起きにくいこと、dv/dt耐量
が大きいことなど種々の利点がある。しかしなが
ら従来の電界効果サイリスタには一方向のみの電
流しか遮断できない欠点があつた。
双方向性スイツチング素子として従来からよく
知られているものに双方向サイリスタがある。こ
れは、同一半導体基体内にpnpn構造のサイリス
タを逆並列になるように形成したものである。双
方向サイリスタのターンオフは一対の主電極の電
圧の極性の電圧の極性を反転することによつて行
われるが、主電極間の電圧極性の反転はオフ状態
にある他方のpnpn構造部に対しては逆方向から
順方向への電圧印加となる。したがつて転流時に
おいてはオン状態にあるサイリスタ部のnベース
中の過剰キヤリアがオフ状態にあるサイリスタ部
あるいはゲート領域に流れ、オフ状態であるはず
のサイリスタをトリガーするという問題点があ
る。この傾向は印加電圧の立上り上昇率(dv/
dt)が大きくなると著しくなる。そしてゲート信
号がなくてもオン状態に移行するようになつて電
流制御能力を失う、いわゆる転流失敗が起こる。
従来のトライアツクではこのdv/dt耐量を大き
くできない欠点があつた。
知られているものに双方向サイリスタがある。こ
れは、同一半導体基体内にpnpn構造のサイリス
タを逆並列になるように形成したものである。双
方向サイリスタのターンオフは一対の主電極の電
圧の極性の電圧の極性を反転することによつて行
われるが、主電極間の電圧極性の反転はオフ状態
にある他方のpnpn構造部に対しては逆方向から
順方向への電圧印加となる。したがつて転流時に
おいてはオン状態にあるサイリスタ部のnベース
中の過剰キヤリアがオフ状態にあるサイリスタ部
あるいはゲート領域に流れ、オフ状態であるはず
のサイリスタをトリガーするという問題点があ
る。この傾向は印加電圧の立上り上昇率(dv/
dt)が大きくなると著しくなる。そしてゲート信
号がなくてもオン状態に移行するようになつて電
流制御能力を失う、いわゆる転流失敗が起こる。
従来のトライアツクではこのdv/dt耐量を大き
くできない欠点があつた。
また逆方向にも、順方向電流に匹敵する大電流
を流すことができ、順方向には電流制御機能をも
つスイツチング素子として逆導通サイリスタがあ
る。これは、同一半導体基体内にpnpn構造のサ
イリスタと、pnダイオードを逆並列になるよう
に形成したものである。しかしながら従来の逆導
通サイリスタには次のような欠点があつた。すな
わち逆方向通電時にダイオード部のベース中に蓄
積されたキヤリアが電圧逆転時にサイリスタ部に
流入してサイリスタをトリガーし、阻止状態にあ
るべきサイリスタがターンオンする現象、いわゆ
る転流失敗が生じることがある。このような転流
失敗を防止して転流能力を向上させるため、基本
的にはサイリスタ部の近くにはダイオード部の電
流を流さない構造を設けることが考えられている
が、完全に分離しようとすると半導体基体の有効
利用面積が著しく低下してしまう欠点がある。
を流すことができ、順方向には電流制御機能をも
つスイツチング素子として逆導通サイリスタがあ
る。これは、同一半導体基体内にpnpn構造のサ
イリスタと、pnダイオードを逆並列になるよう
に形成したものである。しかしながら従来の逆導
通サイリスタには次のような欠点があつた。すな
わち逆方向通電時にダイオード部のベース中に蓄
積されたキヤリアが電圧逆転時にサイリスタ部に
流入してサイリスタをトリガーし、阻止状態にあ
るべきサイリスタがターンオンする現象、いわゆ
る転流失敗が生じることがある。このような転流
失敗を防止して転流能力を向上させるため、基本
的にはサイリスタ部の近くにはダイオード部の電
流を流さない構造を設けることが考えられている
が、完全に分離しようとすると半導体基体の有効
利用面積が著しく低下してしまう欠点がある。
したがつて本発明の目的は電流を双方向に制御
する機能をもち、dv/dt耐量および順方向阻止
耐圧が共に高く、転流失敗を起こしにくい双方向
に安定なスイツチング素子および逆導通スイツチ
ング素子を提供することである。
する機能をもち、dv/dt耐量および順方向阻止
耐圧が共に高く、転流失敗を起こしにくい双方向
に安定なスイツチング素子および逆導通スイツチ
ング素子を提供することである。
本発明の特徴とするところは、電界効果型サイ
リスタ相互を同一半導体基体内に逆並列に接続し
た点にある。更に詳細に述べれば、同一半導体基
体の一方の主表面に、電界効果型サイリスタのア
ノード領域およびカソード領域とが縦横方向に交
互に配列されており、これら各領域を複数の線状
電極で結び電界効果型サイリスタ相互を逆並列に
接続した点が特徴である。
リスタ相互を同一半導体基体内に逆並列に接続し
た点にある。更に詳細に述べれば、同一半導体基
体の一方の主表面に、電界効果型サイリスタのア
ノード領域およびカソード領域とが縦横方向に交
互に配列されており、これら各領域を複数の線状
電極で結び電界効果型サイリスタ相互を逆並列に
接続した点が特徴である。
本発明では上述の素子構造により、双方向ある
いは逆導通半導体スイツチング素子の小型化が可
能である。また、各半導体領域からの電極取出し
が簡単化される。
いは逆導通半導体スイツチング素子の小型化が可
能である。また、各半導体領域からの電極取出し
が簡単化される。
次に本発明を図面によつて詳細に説明する。
第1図は本発明装置のスイツチング動作説明図
である。点線内に本発明装置の等価回路を示す。
Vsは交流電源、RLは負荷抵抗、isは負荷電流で
ある。VGはゲート電源、SG1,SG2はスイツ
チ、FCT1,FCT2はそれぞれ、単一の逆阻止形
電界効果サイリスタ(Field Controlled
Thyristors)である。ここでSG1,SG2の開放状
態ではT1に正、T2に負となるような電圧が印加
されるとFCT1には電流は流れるが、FCT2には
電流は流れない。またT1に負、T2に正となる電
圧が印加されるとFCT1には電流は流れずFCT2
には電流が流れる。すなわちSG1,SG2を開放し
ているとT1あるいはT2の極性がどうであつても
T1,T2間には電流は流れることになる。
である。点線内に本発明装置の等価回路を示す。
Vsは交流電源、RLは負荷抵抗、isは負荷電流で
ある。VGはゲート電源、SG1,SG2はスイツ
チ、FCT1,FCT2はそれぞれ、単一の逆阻止形
電界効果サイリスタ(Field Controlled
Thyristors)である。ここでSG1,SG2の開放状
態ではT1に正、T2に負となるような電圧が印加
されるとFCT1には電流は流れるが、FCT2には
電流は流れない。またT1に負、T2に正となる電
圧が印加されるとFCT1には電流は流れずFCT2
には電流が流れる。すなわちSG1,SG2を開放し
ているとT1あるいはT2の極性がどうであつても
T1,T2間には電流は流れることになる。
T1が正、T2が負となる主電圧Vsが印加された
場合を考えるとSG1が開放状態ではFCT1には電
流は流れるがSG1を閉じるとGとT2の間に逆バ
イアスがかかりT1,T2間の電流はしや断され
る。またT1が負、T2が正となる主電圧が印加さ
れた場合ではSG2を閉じるとFCT2の電流はしや
断され、T1,T2間の電流がしや断される。
場合を考えるとSG1が開放状態ではFCT1には電
流は流れるがSG1を閉じるとGとT2の間に逆バ
イアスがかかりT1,T2間の電流はしや断され
る。またT1が負、T2が正となる主電圧が印加さ
れた場合ではSG2を閉じるとFCT2の電流はしや
断され、T1,T2間の電流がしや断される。
第2図は本発明装置の他の応用例である。点線
内は第1図と同じ構造であり、本発明装置の等価
回路である。Swを開放すれば第1図においてSG
1,SG2を開放したのと同様の動作をする。
内は第1図と同じ構造であり、本発明装置の等価
回路である。Swを開放すれば第1図においてSG
1,SG2を開放したのと同様の動作をする。
今、T1が正、T2が負となるような極性の主電
圧Vsが印加された場合を考える。Swが開放状態
ではFCT1には電流は流れるがFCT2には電流は
流れない。またダイオードD1は逆バイアスされ
ており高インピーダンスを呈するのでダイオード
D1,D2の直列回路へは電流は流れない。ここで
Swを閉じるとGとT2間に逆バイアス電圧VGが
印加されFCT1を流れていた電流はしや断され
る。T2が正、T1が負となる場合においても同様
にしてSwを閉じることによつてFCT2の電流はし
や断される。かくして双方向の電流制御が行なえ
る。
圧Vsが印加された場合を考える。Swが開放状態
ではFCT1には電流は流れるがFCT2には電流は
流れない。またダイオードD1は逆バイアスされ
ており高インピーダンスを呈するのでダイオード
D1,D2の直列回路へは電流は流れない。ここで
Swを閉じるとGとT2間に逆バイアス電圧VGが
印加されFCT1を流れていた電流はしや断され
る。T2が正、T1が負となる場合においても同様
にしてSwを閉じることによつてFCT2の電流はし
や断される。かくして双方向の電流制御が行なえ
る。
第3図は本発明の等価回路である第1図、第2
図の点線で囲まれた部分の一実施例を示す電極パ
ターンの平面図A,Aにおける−′断面図B
およびAにおける−′断面図Cである。1は
第1電極であり、半導体基体100の一方の主表
面101内に交互に格子状に形成されたp+エミ
ツタ領域4とn+エミツタ領域5に接続されてい
る。2は第2電極でありこれもp+エミツタ領域
4とn+エミツタ領域5に接続されている。しか
しながら第1電極1に接続されているp+エミツ
タ領域4、n+エミツタ領域5は、第2電極とは
接続されておらず、第2電極に接続されている両
エミツタ領域も同様に第1電極に接続されていな
い。3はゲート電極でありゲート層6に接続され
ている。この図においてはp+エミツタ層4、n+
エミツタ層5は正方形である場合を示したが、正
方形以外の長方形であつてもよい。
図の点線で囲まれた部分の一実施例を示す電極パ
ターンの平面図A,Aにおける−′断面図B
およびAにおける−′断面図Cである。1は
第1電極であり、半導体基体100の一方の主表
面101内に交互に格子状に形成されたp+エミ
ツタ領域4とn+エミツタ領域5に接続されてい
る。2は第2電極でありこれもp+エミツタ領域
4とn+エミツタ領域5に接続されている。しか
しながら第1電極1に接続されているp+エミツ
タ領域4、n+エミツタ領域5は、第2電極とは
接続されておらず、第2電極に接続されている両
エミツタ領域も同様に第1電極に接続されていな
い。3はゲート電極でありゲート層6に接続され
ている。この図においてはp+エミツタ層4、n+
エミツタ層5は正方形である場合を示したが、正
方形以外の長方形であつてもよい。
第3図BおよびCにおいて、1は第1電極、2
は第2電極、3はゲート電極、4はp+エミツタ
層、5はn+エミツタ層、6はゲート層である。
今T1が正、、T2が負となるような電圧が印加され
た場合、Bにおいてはp+エミツタ層4とn層8
とからなるpn接合が逆バイアス状態となりT1か
らT2には電流は流れない。しかしCにおいては
p+エミツタ層とn層8とからなるpn接合が順バ
イアス状態となりT1からT2へはp+エミツタ層
4、n層8、半導体基体100、チヤンネル領域
9、n層8、n+エミツタ層5とからなる
p+nn-nn+ダイオードにダイオード電流が流れ
る。このダイオード電流がトリガー電流となつ
て、p+エミツタ層4、n層8、ゲート層6、n
層8、n+エミツタ層5からなるp+npnn+サイリス
タがターンオンする。
は第2電極、3はゲート電極、4はp+エミツタ
層、5はn+エミツタ層、6はゲート層である。
今T1が正、、T2が負となるような電圧が印加され
た場合、Bにおいてはp+エミツタ層4とn層8
とからなるpn接合が逆バイアス状態となりT1か
らT2には電流は流れない。しかしCにおいては
p+エミツタ層とn層8とからなるpn接合が順バ
イアス状態となりT1からT2へはp+エミツタ層
4、n層8、半導体基体100、チヤンネル領域
9、n層8、n+エミツタ層5とからなる
p+nn-nn+ダイオードにダイオード電流が流れ
る。このダイオード電流がトリガー電流となつ
て、p+エミツタ層4、n層8、ゲート層6、n
層8、n+エミツタ層5からなるp+npnn+サイリス
タがターンオンする。
ここで第1図で説明したようにT2とGとの間
にゲート層6が負となるような逆バイアス電圧を
印加するとCにおけるチヤンネル部9に空乏層1
0が生じてこのサイリスタはターンオフする。
T2が正、T1が負となるような主電圧が印加され
た場合はBに示したp+エミツタ層4、n層8、
ゲート層6、n層8、n+エミツタ層5からなる
p+npnn+サイリスタがターンオンする。ここで
T1とGとの間にゲート層6が負となるようなゲ
ート電圧が印加されると、このサイリスタはCと
同様にターンオフする。したがつて、このように
第1電極にp+エミツタ層4、n+エミツタ層5、
を接続し、第2電極も同様にp+エミツタ層、n+
エミツタ層を接続する構造を有し、サイリスタの
pベースとなる個所にチヤンネルを有する反対導
電型のpゲート層を設けることにより、双方向に
電流制御が行える。
にゲート層6が負となるような逆バイアス電圧を
印加するとCにおけるチヤンネル部9に空乏層1
0が生じてこのサイリスタはターンオフする。
T2が正、T1が負となるような主電圧が印加され
た場合はBに示したp+エミツタ層4、n層8、
ゲート層6、n層8、n+エミツタ層5からなる
p+npnn+サイリスタがターンオンする。ここで
T1とGとの間にゲート層6が負となるようなゲ
ート電圧が印加されると、このサイリスタはCと
同様にターンオフする。したがつて、このように
第1電極にp+エミツタ層4、n+エミツタ層5、
を接続し、第2電極も同様にp+エミツタ層、n+
エミツタ層を接続する構造を有し、サイリスタの
pベースとなる個所にチヤンネルを有する反対導
電型のpゲート層を設けることにより、双方向に
電流制御が行える。
本実施例によれば、ゲート層6に制御用電圧が
印加されてから数マイクロ秒以内にn層7,8中
の過剰キヤリアが掃き出され、一方ゲート層6と
n+エミツタ層4、との間のn+npダイオードがバ
イアス電圧によつて逆バイアスされているので、
双方向サイリスタにおけるような転流失敗が生じ
ないことは明らかである。
印加されてから数マイクロ秒以内にn層7,8中
の過剰キヤリアが掃き出され、一方ゲート層6と
n+エミツタ層4、との間のn+npダイオードがバ
イアス電圧によつて逆バイアスされているので、
双方向サイリスタにおけるような転流失敗が生じ
ないことは明らかである。
また明らかなように、第1図におけるスイツチ
SG1,SG2のいずれか一方のみを使用することに
よつて、逆導通電界効果サイリスタを得ることが
できる。このようにして得られる逆導通電界効果
サイリスタでは、スイツチSGを閉じて阻止状態
に移行するとき、半導体基体中のキヤリヤがごく
短時間でゲート層中に掃き出され、かつ制御用バ
イアス電圧VGによりn+npダイオードが逆バイア
スされているので従来の逆導通サイリスタによく
起こる転流失敗も生じない。
SG1,SG2のいずれか一方のみを使用することに
よつて、逆導通電界効果サイリスタを得ることが
できる。このようにして得られる逆導通電界効果
サイリスタでは、スイツチSGを閉じて阻止状態
に移行するとき、半導体基体中のキヤリヤがごく
短時間でゲート層中に掃き出され、かつ制御用バ
イアス電圧VGによりn+npダイオードが逆バイア
スされているので従来の逆導通サイリスタによく
起こる転流失敗も生じない。
第4図に第3図に示す実施例の要部について、
製造方法の一例を示す。まず比抵抗が10〜50Ω−
cmのn型基板100を用意しa、選択拡散法によ
り表面濃度が約5×1017cm-3のpゲート層6を形
成する。不純物としては例えばほう素を用いた
b。次にたとえばエピタキシヤル気相成長方法に
より約1×1015cm-3の濃度のn層8を形成する
c。次にn層8の表面からボロンあるいはアルミ
ニウムなどの不純物を拡散して埋込まれたゲート
層6に到達するように連結拡散層6aを形成し
d、ボロン、リン等を不純物源として拡散法によ
りp+エミツタ層4、n+エミツタ層5を形成する
e。
製造方法の一例を示す。まず比抵抗が10〜50Ω−
cmのn型基板100を用意しa、選択拡散法によ
り表面濃度が約5×1017cm-3のpゲート層6を形
成する。不純物としては例えばほう素を用いた
b。次にたとえばエピタキシヤル気相成長方法に
より約1×1015cm-3の濃度のn層8を形成する
c。次にn層8の表面からボロンあるいはアルミ
ニウムなどの不純物を拡散して埋込まれたゲート
層6に到達するように連結拡散層6aを形成し
d、ボロン、リン等を不純物源として拡散法によ
りp+エミツタ層4、n+エミツタ層5を形成する
e。
なお、これまでのプロセスの説明では簡単のた
めに拡散中に形成される酸化膜を省略した。最後
にp+エミツタ層4、n+エミツタ層5、ゲート層
6aが露出するよう通常のホトエツチング技術に
よつて酸化膜に窓開けをしアルミニウムなどの金
属を蒸着し、ホトエツチングにより、電極配線
1,2,3を形成するf。
めに拡散中に形成される酸化膜を省略した。最後
にp+エミツタ層4、n+エミツタ層5、ゲート層
6aが露出するよう通常のホトエツチング技術に
よつて酸化膜に窓開けをしアルミニウムなどの金
属を蒸着し、ホトエツチングにより、電極配線
1,2,3を形成するf。
第5図は第3図に示す実施例の要部について、
製造方法の他の例を示す。まず比抵抗が10〜50Ω
−cmのn型基板100を用意しa、選択拡散法に
より表面濃度が約1×1017cm-3またはそれ以下p
ゲート層6を選択的に形成する。拡散法としては
通常のプレデポジシヨン−ドライブイン方式によ
るか、またはイオンインプランテーシヨン技術に
よる拡散と、その後の熱処理工程を組合せた拡散
法などが使用される。拡散マスクとしてはシリコ
ン酸化膜、シリコン窒化膜などが使用できるb。
製造方法の他の例を示す。まず比抵抗が10〜50Ω
−cmのn型基板100を用意しa、選択拡散法に
より表面濃度が約1×1017cm-3またはそれ以下p
ゲート層6を選択的に形成する。拡散法としては
通常のプレデポジシヨン−ドライブイン方式によ
るか、またはイオンインプランテーシヨン技術に
よる拡散と、その後の熱処理工程を組合せた拡散
法などが使用される。拡散マスクとしてはシリコ
ン酸化膜、シリコン窒化膜などが使用できるb。
次にcのように半導体基板表面に低濃度のリン
拡散層8を形成する。bで形成されたp層6の一
部は再びn型に反転する。リン濃度はたとえば、
表面で5×1017cm-3に設定する。この結果ボロン
あるいはアルミニウムが拡散されていない部分9
がチヤンネルとしてcに示すように半導体基体内
部に形成される。この後d,eのようにそれぞれ
高濃度のp+エミツタ層4、n+エミツタ層5を形
成し、p+エミツタ層、n+エミツタ層、ゲート層
6の露出部へ、fのようにアルミニウム等の金属
を蒸着して、電気配線1,2,3を形成すること
により本実施例電界効果サイリスタが得られる。
拡散層8を形成する。bで形成されたp層6の一
部は再びn型に反転する。リン濃度はたとえば、
表面で5×1017cm-3に設定する。この結果ボロン
あるいはアルミニウムが拡散されていない部分9
がチヤンネルとしてcに示すように半導体基体内
部に形成される。この後d,eのようにそれぞれ
高濃度のp+エミツタ層4、n+エミツタ層5を形
成し、p+エミツタ層、n+エミツタ層、ゲート層
6の露出部へ、fのようにアルミニウム等の金属
を蒸着して、電気配線1,2,3を形成すること
により本実施例電界効果サイリスタが得られる。
第6図は本発明の他の実施例である。第6図A
は第3図Bに、第6図Bは第3図Cに対応してい
る。第3図におけると同等の部分は第3図と同じ
符号で示す。チヤンネル部の位置がn+エミツタ
層の真下になくゲート層6の下にチヤンネルが形
成されているところが第3図に示すものと異な
る。動作は第3図で示したものと同様であるので
ここでは省略する。
は第3図Bに、第6図Bは第3図Cに対応してい
る。第3図におけると同等の部分は第3図と同じ
符号で示す。チヤンネル部の位置がn+エミツタ
層の真下になくゲート層6の下にチヤンネルが形
成されているところが第3図に示すものと異な
る。動作は第3図で示したものと同様であるので
ここでは省略する。
第7図に、第6図に示す実施例の要部について
製造方法の一例を示す。まず比抵抗10〜50Ω−cm
のn型基板を用意しa、その一主表面にボロン等
の不純物による、プレデポジシヨン−ドライブイ
ン方法による拡散法あるいはイオンインプランテ
ーシヨンによる打込み方法等によつて、表面濃度
が約5×1017cm-3のpゲート埋込み層6bを形成
するb。次にエピタキシヤル気相成長法によつて
n層8を形成するc。次にn層8の表面からボロ
ンあるいはアルミニウム等の不純物を拡散してp
ゲート層6を形成する。この段階でゲート層6と
埋込みゲート層6bとの間にはチヤンネル部9が
生じるd。e,fおよび(g)の工程はほぼ第5図で
示したものと同様であるのでここで省略する。第
7図hは、たとえば誘電体分離法を用いた集積回
路等に本発明を適用した一実施例を示す。ここで
12はSiO2等の絶縁体である。13は多結晶Siか
らなる半導体基体であり、この表面に多数の島状
領域が形成され、この島状領域内に一単位の電界
効果サイリスタが形成されている。
製造方法の一例を示す。まず比抵抗10〜50Ω−cm
のn型基板を用意しa、その一主表面にボロン等
の不純物による、プレデポジシヨン−ドライブイ
ン方法による拡散法あるいはイオンインプランテ
ーシヨンによる打込み方法等によつて、表面濃度
が約5×1017cm-3のpゲート埋込み層6bを形成
するb。次にエピタキシヤル気相成長法によつて
n層8を形成するc。次にn層8の表面からボロ
ンあるいはアルミニウム等の不純物を拡散してp
ゲート層6を形成する。この段階でゲート層6と
埋込みゲート層6bとの間にはチヤンネル部9が
生じるd。e,fおよび(g)の工程はほぼ第5図で
示したものと同様であるのでここで省略する。第
7図hは、たとえば誘電体分離法を用いた集積回
路等に本発明を適用した一実施例を示す。ここで
12はSiO2等の絶縁体である。13は多結晶Siか
らなる半導体基体であり、この表面に多数の島状
領域が形成され、この島状領域内に一単位の電界
効果サイリスタが形成されている。
第8図は本発明の更に他の実施例を示す。第8
図Aは第3図B、第8図Bは第3図Cに対応して
いる。第3図と同等の部分は第3図におけると同
じ符号で示す。また動作機構も第3図のものと同
様であるのでここでは説明を省略する。この実施
例の場合チヤンネル幅はn+エミツタ層5をはさ
むp+ゲート層の間隔であり第3図、第5図のも
のに比べてやや広くなる。しかしながら半導体基
体100がn型層8に比べて不純物濃度が低けれ
ばわずかのゲート電圧でチヤンネル9には空乏層
10が半導体基体100の方に長く延びてピンチ
オフされ易くなる。たとえばn型層8が2×1015
cm-3、半導体基体100が2×1013cm-3であれば
空乏層の広がり方はn-層7の方がn層8にくら
べて約10倍大きくなるのでn+エミツタ層4をは
さむpゲート層6の間隔は、ピンチオフに要する
ゲート電圧をそれほど大きくしない。このように
半導体基体100の不純物濃度を低くすることは
チヤンネル部の間隔を広げてもゲート電圧を低く
維持できる利点がある。
図Aは第3図B、第8図Bは第3図Cに対応して
いる。第3図と同等の部分は第3図におけると同
じ符号で示す。また動作機構も第3図のものと同
様であるのでここでは説明を省略する。この実施
例の場合チヤンネル幅はn+エミツタ層5をはさ
むp+ゲート層の間隔であり第3図、第5図のも
のに比べてやや広くなる。しかしながら半導体基
体100がn型層8に比べて不純物濃度が低けれ
ばわずかのゲート電圧でチヤンネル9には空乏層
10が半導体基体100の方に長く延びてピンチ
オフされ易くなる。たとえばn型層8が2×1015
cm-3、半導体基体100が2×1013cm-3であれば
空乏層の広がり方はn-層7の方がn層8にくら
べて約10倍大きくなるのでn+エミツタ層4をは
さむpゲート層6の間隔は、ピンチオフに要する
ゲート電圧をそれほど大きくしない。このように
半導体基体100の不純物濃度を低くすることは
チヤンネル部の間隔を広げてもゲート電圧を低く
維持できる利点がある。
第9図は半導体基体100の不純物濃度をn層
8と同じにした場合であり、n+エミツタ層をは
さむpゲート層の間隔は同じゲート電圧のもとで
は第8図のものに比べて狭い。しかし半導体基体
上にn層8を形成する工程が不要なので第9図の
ものも用途によつては大いに利用されるべきもの
である。
8と同じにした場合であり、n+エミツタ層をは
さむpゲート層の間隔は同じゲート電圧のもとで
は第8図のものに比べて狭い。しかし半導体基体
上にn層8を形成する工程が不要なので第9図の
ものも用途によつては大いに利用されるべきもの
である。
第10図は、第8図に示した実施例の要部につ
いて製造方法の一例を示す。まず抵抗率が約160
Ω−cmのn-基板を用意しa、その上にたとえば
エピタキシヤル成長法によつてたとえば1×1015
cm-3の不純物濃度のn層8を形成するb。次にn
層8の表面からボロンあるいはアルミニウム等の
p型を与える不純物を選択的に拡散し、n層8を
完全につきぬけるようにするc。
いて製造方法の一例を示す。まず抵抗率が約160
Ω−cmのn-基板を用意しa、その上にたとえば
エピタキシヤル成長法によつてたとえば1×1015
cm-3の不純物濃度のn層8を形成するb。次にn
層8の表面からボロンあるいはアルミニウム等の
p型を与える不純物を選択的に拡散し、n層8を
完全につきぬけるようにするc。
その後dのようにp+エミツタ層4を、eのよ
うにn+エミツタ層5を形成した後、p+エミツタ
層4、n+エミツタ層5、ゲート層6の露出部
に、アルミニウム等の金属膜を蒸着し、電極配線
1,2,3を形成して本実施例電界効果サイリス
タが完成するf。
うにn+エミツタ層5を形成した後、p+エミツタ
層4、n+エミツタ層5、ゲート層6の露出部
に、アルミニウム等の金属膜を蒸着し、電極配線
1,2,3を形成して本実施例電界効果サイリス
タが完成するf。
大電流をしや断する場合においては、これまで
実施例で述べた単位構造を同一半導体基体内に多
数個設けることによつて可能となる。この場合の
動作は前述の場合と全く同様であるので詳細な説
明は省略する。
実施例で述べた単位構造を同一半導体基体内に多
数個設けることによつて可能となる。この場合の
動作は前述の場合と全く同様であるので詳細な説
明は省略する。
また各実施例素子に金、白金等の重金属を拡散
したり、電子線、ガンマ線等を照射して少数キヤ
リヤのライフタイムを短縮しターンオフ時間を短
縮することも好ましい。さらに上述の実施例にお
いては便宜上各半導体領域の導電型を特定して説
明してきたが、これらの導電型をpとnで入れ替
えたものについても本発明の効果は達成できるこ
とは明らかである。また、第2図に示す構成にお
いて、ダイオードD1,D2とFCT1,FCT2とを同
じ半導体基体内に形成すれば、装置の小型化の点
で有利である。
したり、電子線、ガンマ線等を照射して少数キヤ
リヤのライフタイムを短縮しターンオフ時間を短
縮することも好ましい。さらに上述の実施例にお
いては便宜上各半導体領域の導電型を特定して説
明してきたが、これらの導電型をpとnで入れ替
えたものについても本発明の効果は達成できるこ
とは明らかである。また、第2図に示す構成にお
いて、ダイオードD1,D2とFCT1,FCT2とを同
じ半導体基体内に形成すれば、装置の小型化の点
で有利である。
このように、本発明によれば転流失敗のない双
方向半導体スイツチング装置が得られる。
方向半導体スイツチング装置が得られる。
第1図および第2図は本発明半導体スイツチン
グ素子のスイツチング方式を説明する回路図、第
3図は本発明の一実施例半導体スイツチング素子
の電極パターンの平面図A,Aにおける−′
部断面図BおよびAにおける−′部断面図
C、第4図および第5図は、第3図の実施例の製
造方法の一例を示す図、第6図は本発明の他の実
施例を示す図、第7図は第6図の実施例の製造方
法の一例を示す図、第8図、第9図は本発明の更
に他の実施例を示す図、第10図は第8図の実施
例の製造方法の一例を示す図である。 1……第1電極、2……第2電極、3……ゲー
ト電極、4……p+エミツタ層、5……n+エミツ
タ層、6……ゲート層、7……n型層、8……n
型層、9……チヤンネル部、10……空乏層、1
1……パツシベーシヨン膜、100……半導体基
体。
グ素子のスイツチング方式を説明する回路図、第
3図は本発明の一実施例半導体スイツチング素子
の電極パターンの平面図A,Aにおける−′
部断面図BおよびAにおける−′部断面図
C、第4図および第5図は、第3図の実施例の製
造方法の一例を示す図、第6図は本発明の他の実
施例を示す図、第7図は第6図の実施例の製造方
法の一例を示す図、第8図、第9図は本発明の更
に他の実施例を示す図、第10図は第8図の実施
例の製造方法の一例を示す図である。 1……第1電極、2……第2電極、3……ゲー
ト電極、4……p+エミツタ層、5……n+エミツ
タ層、6……ゲート層、7……n型層、8……n
型層、9……チヤンネル部、10……空乏層、1
1……パツシベーシヨン膜、100……半導体基
体。
Claims (1)
- 1 少なくとも1の主表面を有する一方導電型の
半導体基体と、半導体基体内部に上記主表面に格
子点状に配列されて露出するように互いに難間し
て形成された他方導電型の複数の第1の半導体領
域と、半導体基体内部に上記主表面において上記
第1の半導体領域の露出部と交互に格子点状に配
列されて露出するように互いに離間して形成され
上記半導体基体よりも高い不純物濃度を有する複
数の第2の半導体領域と、上記主表面上で上記第
1の半導体領域および第2の半導体領域の露出部
を交互につなぐ線状の一対の主電極と、半導体基
体内部に上記主表面の上記第1の半導体領域およ
び第2の半導体領域の露出部の間に露出するよう
に形成された他方導電型の複数のゲート領域と、
上記主表面上で上記ゲート領域の露出部を相互に
つなぐ線状のゲート電極とを有し、上記一対の主
電極間に所定の主電圧が印加されたときに上記ゲ
ート電極と上記一対の主電極の少なくとも一方と
の間に上記ゲート領域と上記半導体基体との間に
形成されるpn接合を逆バイアスするような電圧
を印加することにより、上記一対の主電極間に流
れる主電流を少なくとも一方向でしや断する機能
を有することを特徴とする電界効果型半導体スイ
ツチング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11294279A JPS5637676A (en) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | Field effect type semiconductor switching device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11294279A JPS5637676A (en) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | Field effect type semiconductor switching device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5637676A JPS5637676A (en) | 1981-04-11 |
JPS621263B2 true JPS621263B2 (ja) | 1987-01-12 |
Family
ID=14599354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11294279A Granted JPS5637676A (en) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | Field effect type semiconductor switching device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5637676A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61136270A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-24 | Semiconductor Res Found | 双方向光スイツチ |
JPS61137365A (ja) * | 1984-12-08 | 1986-06-25 | Semiconductor Res Found | 光トリガ・光クエンチ静電誘導サイリスタ |
JP2003309130A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-10-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体スイッチ回路装置 |
-
1979
- 1979-09-05 JP JP11294279A patent/JPS5637676A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5637676A (en) | 1981-04-11 |
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