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JPS62117716A - 金型およびその温度制御方法 - Google Patents

金型およびその温度制御方法

Info

Publication number
JPS62117716A
JPS62117716A JP25961285A JP25961285A JPS62117716A JP S62117716 A JPS62117716 A JP S62117716A JP 25961285 A JP25961285 A JP 25961285A JP 25961285 A JP25961285 A JP 25961285A JP S62117716 A JPS62117716 A JP S62117716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
movable
insert
fixed
fixed mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25961285A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuji Yamamoto
山本 節二
Tsuneo Kurihara
栗原 恒夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP25961285A priority Critical patent/JPS62117716A/ja
Publication of JPS62117716A publication Critical patent/JPS62117716A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/72Heating or cooling
    • B29C45/73Heating or cooling of the mould
    • B29C45/7312Construction of heating or cooling fluid flow channels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/02Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated heating or cooling means
    • B29C33/04Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated heating or cooling means using liquids, gas or steam
    • B29C2033/042Meander or zig-zag shaped cooling channels, i.e. continuous cooling channels whereby a plurality of cooling channel sections are oriented in a substantial parallel direction

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金型およびその温度制御方法に関し、一層詳
細には、プラスチック成形に用いる金型の特にキャビテ
ィ部分を熱伝導性の優れた部材で形成すると共に、当該
金型内に成形品取り出し温度に設定された冷却媒体、例
えば、温水または温油を大量に通流することにより、成
形品の冷却温度差を少なくし、冷却効率を高め且つ成形
サイクルを短縮し、しかも、成形品の品質の一層の向上
を達成するようにした金型およびその温度制御N(1方
法に関する。
合成樹脂からなる成形品を射出成形法により得る場合、
固定型と可動型とからなる金型によって画成されたキャ
ビティに加熱溶融した樹脂材を高圧下で注入し、この溶
融樹脂を冷却固化させた後、固定型と可動型とを離間さ
せて、所謂型開きを行い、所定形状の成形品を取り出す
従って、型内にあって溶融樹脂の冷却速度を早めて型開
きを早期に行うことは成形サイクルの時間短縮を達成す
るために必要不可欠である。
そこで、通常、金型の内部に予め冷却媒体用の流路を形
成し、この流路に、例えば、冷媒として冷却水を通流す
ることにより、キャビティの外部から強制的に溶融樹脂
を冷却している。
然しなから、一般に、金型は金属としては比較的熱伝導
性の劣る鋼材からなり、また、金型の内部に形成される
流路の直径は、金型全体の寸法に鑑みれば相対的には極
めて小さい。さらに、このような流路には通常以下の温
度の冷却水を通流している。
このような場合、溶融樹脂に対する強制冷却は金型を構
成する熱伝導率の低い部材を介して行わなければならな
い。しかも、流路が小径であるため、大量の冷却水を一
度に通流させることが不可能であり、この結果、キャビ
ティ内の溶融樹脂を効率よく冷却することが出来ない。
また、前記のように、金型構成部材は熱伝導率が低いた
め、部分的には冷却温度差が大きくなり、従って、キャ
ビティを画成する部位の表面温度が均一にならない。こ
の結果、溶融樹脂全体を均等に冷却することが出来ない
ため、成形品に内部応力が発生し、引けあるいは歪み等
の品質不良が惹起する虞れがある。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、金型の特にキャビティ画成部位を熱伝導率の高
い部材で形成すると共に、成形品の取り出し温度に設定
した水または油等の冷却媒体を前記流路を介して大計に
通流させることにより、冷却効率の向上を図り、これに
よって成形サイクルの時間を短縮し、しかも、安定した
品質の成形品を製造することを可能とする金型およびそ
の温度制御方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は供給される溶融
材料を冷却固化して成形品を成形するための可動型と固
定型とからなる金型において、可動型は可動型本体と前
記可動型本体に一体化される可動型入子とを含み、一方
、固定型は固定型本体と前記固定型本体に一体化される
固定型入子とを含み、前記可動型入子と固定型入子によ
り成形品を形成するキャビティを画成すると共に、前記
可動型入子と固定型入子とを夫々可動型本体並びに固定
型本体よりも熱伝導率の高い部材で構成し、さらに、前
記可動型入子と固定型入子の夫々に冷却媒体を通流させ
て溶融材料を強制的に冷却する冷媒用流路を画成するこ
とを特徴とする。
さらにまた、本発明は可動型本体と一体化され且つ前記
可動型本体よりも熱伝導率の高い部材からなる可動型入
子と、固定型本体と一体化され且つ前記固定型本体より
も熱伝導率の高い部材からなる固定型入子とを互いに型
締めすることにより成形品用キャビティを画成し、前記
キャビティに溶融材料を注湯し、次いで、可動型本体を
固定型本体から離間させることにより可動型入子と固定
型入子との型開きを行い、キャビテイ内で固化した成形
品を取り出し、この間、前記可動型入子と固定型入子の
夫々に形成された冷却媒体用流路に略成形品取り出し温
度に設定された冷却媒体を通流させて前記キャビティの
溶融材料を強制的に冷却固化することを特徴とする。
次に、本発明に係る金型の温度制御方法についてそれを
実施する金型との関連において好適な実施例を挙げ、添
付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本発明に係る金型を示
し、前記金型10は実質的に可動型11と固定型12と
からなる。この場合、前記可動型11と固定型12とは
互いに当接することによって成形品を成形するためのキ
ャビティ16を画成する可動型入子13および固定型入
子14とを含む。前記可動型入子13および固定型入子
14は熱伝導率の高い部材、例えば、純銅、銅合金、ア
ルミニウム、アルミニウム合金または亜鉛合金等を用い
て形成されている。
可動型入子13には、図における水平方向に指向して貫
通する孔部18が穿設され、この孔部18の両端部にプ
ラグ部材20および22を嵌着することによって前記孔
部18の開口部は密閉される。
この場合、孔部18の直径は従来の略同−の金型におけ
る冷媒用流路よりも大きく選択しておく。
さらに、可動型入子13の側面部から前記孔部18のi
端部に連通して孔部24が穿設され、同様に、孔部18
の他端部に連通して孔部26が穿設される(第2図参照
)。前記孔部24.26における可動型入子13の側面
部の開口部位には後述する管体を接続するための内螺子
24a、26aを刻設しておく。さらに、孔部18に連
通ずるように所定間隔離間し且つキャビティ16に指向
して孔部28.30および32が画成される。なお、図
から容易に諒解されるように、この孔部28.30.3
2の最深部は夫々鋭化するように形成しておく。この場
合、前記孔部28.30.32の直径は孔部18のそれ
よりも大きく選択する。
次に、孔部28が可動型入子13の底面部に開口する部
位にはプラグ部材36を嵌着し、このプラグ部材36に
は孔部28に臨む仕切板34が植設される。従って、前
記仕切板34の先端部が孔部28の最深部を画成する部
位と離間することによって、孔部28内には逆U字状の
流路が画成されることが諒解されよう。これと同様にし
て、孔部30の開口部は仕切板38が固着されたプラグ
部材40によって閉塞され、孔部32の開口部は仕切板
42が固着されたプラグ部材44によって閉塞される。
すなわち、夫々の孔部28.30.32内には逆U字状
の流路が画成され、この流路に冷媒が流れることによっ
て一層可動型入子13側の冷却効果を高めることが可能
となる。
以上のような構成の可動型入子13は可動型本体46に
装着される。すなわち、可動型本体46には凹部48が
形成されており、また、第2図に示すように、前記凹部
48に連通して比較的直径の大きい孔部50および52
が穿設されている。そこで、前記可動型本体46に可動
型入子13を装着する際には、可動型本体46と可動型
入子13との間に断熱材54を介装して前記可動型入子
13を凹部48に嵌合させる。なお、前記断熱材54は
断熱効果を有するステンレス鋼、石綿あるいは合成樹脂
材等を用いて構成してお(と好適である。さらにまた、
可動型入子13、断熱材54、可動型本体46には、第
1図に示すように、ボルト56a、56bを所定の孔部
を介して可動型本体46から可動型入子13に至るまで
挿通し前記可動型入子13、断熱材54、可動型本体4
6を緊締する。なお、可動型本体46に穿設された前記
孔部50および52は、第2図に示すように、可動型入
子13に穿設された孔部24および26に連通ずるよう
に構成される。
従って、このように孔部50と24および孔部52と2
6を夫々連通させるためには、断熱材54に所要の孔部
を穿設しておく。そして、冷媒用管路を構成する管体5
7を孔部50に挿通し、この管体57の細く形成された
先端部を孔部24の内螺子24aに螺着して流路接続す
る。これと同様に、孔部52には管体59を挿通し、そ
の先端部を孔部26の内螺子26aに接続する。
次に、前記可動型本体46は基台58に載設される。さ
らに、前記基台58は図示しないアクチュエータに接続
され、図における鉛直方向に変位可能なように構成され
る。
一方、所定位置に固定される固定型入子14には従来の
同一サイズの金型における流路よりも直径が比較的大き
く選択さ°れた孔部60乃至65がキャビティ16から
所定間隔離間し且つ平行に穿設される。第1図から容易
に諒解されるように、前記孔部60乃至65は可動型入
子13に画成された孔部18.28.30および32と
夫々直交する方向に延在している。また、キャビティ1
6に連通ずるように溶湯供給路68が固定型入子14に
穿設されている。
以上のような構成の固定型入子14は断熱材70を介し
て固定型本体72に固着される。固定型入子14、断熱
材70、固定型本体72の一体化の方法は前記可動型入
子13、断熱材54、可動型本体46の一体化の方法と
同様であり、すなわち、固定型本体72に形成された凹
部74に断熱材70を介して固定型入子14を嵌合させ
、さらに、ボルト76乃至79を図示するように固定型
本体72から固定型入子14に至るまで挿通して緊締す
る。また、断熱材70および固定型本体72には、前記
孔部60乃至65に連通する図示しない孔部が穿設され
、前記孔部に所定の管体を挿入して孔部60乃至65に
接続することにより、第3図に示すように、孔部60−
61−62−63−64−65と冷媒が通流する流路を
構成しておく。
固定型本体72の上面からはブツシュ部材82を嵌入し
、このブツシュ部材82を固定型入子14に穿設された
孔部84に嵌着する。この場合、ブツシュ部材82内に
形成されたスプル86は前記溶湯供給路68に連通ずる
。固定型本体72の上面部には板状部材88が固着され
、この板状部材88にロケートリング92が嵌着される
。前記ロケートリング92にはノズル部材94が挿通さ
れ、このノズル部材94の噴出口が前記スプル86に連
通ずるように構成される。
なお、当該金型lOにおいて、可動型11に成形品を可
動型入子13から離脱させるための突出機構を内設すれ
ば、一層好適である。
本発明に係る金型は基本的には以上のように構成される
ものであり、次に、その作用並びに効果について説明す
る。
先ず、第2図において、矢印Eで示すように、管体57
を介して孔部24に大量の温水を連続的に供給し、これ
と同時に、第3図において矢印Fで示すように、孔部6
0に同じく大量の温水を連続的に供給する。この場合、
可動型入子13および固定型入子14の温度がキャビテ
ィ16に射出注入される溶融樹脂を固化出来る範囲内の
温度となるように、前記温水の温度を設定しておく。
すなわち、前記温水の温度は樹脂の性質に対応させて選
択されるべきものであるが、−C的には、成形品の取り
出し温度である30℃〜100℃程度の温水を用いると
溶融樹脂を好適に固化させ且つ品質の良好性が確保出来
る。さらに、可動型入子13および固定型入子14の内
部に複数の孔部を穿設することによって構成された流路
はその直径が比較的大きく選択されているため、大量の
温水を連続的に供給することが可能となっている。
この場合、可動型入子13においては、管体57を介し
て供給された温水は孔部24−18−28−18−30
−18−32−18−26と通流する。その際、孔部2
8.30.32では、第1図に示すように、逆U字状の
流路を温水が通流する。なお、孔部26から矢印G(第
2図参照)で示すように管体59を介して外部に流出す
る温水を図示しないタンク内に還流させ、この還流され
た温水を温度調節した上で再び管体57を介して孔部2
4に供給するよう再循環流路を構成しておけば、水の使
用量の節減が達成され好適である。
また、固定型入子14において、孔部60に供給された
温水は孔部61−62−63−64−65と通流して、
第3図の矢印Hで示すように固定型入子14から外部へ
と流出する。この外部に流出するl温水を前記の場合と
同様に温度調節した後、再び固定型入子14内の流路に
再循環させる。さらに、この場合、可動型入子13およ
び固定型入子14の内部の流路に通流させる温水が連続
した一つの循環流路を通流するように構成しておくこと
も可能であることは容易に諒解されよう。
従って、可動型入子13および固定型入子14の内部に
は大量の温水が通流し、しかも、可動型入子13および
固定型入子14は熱伝導率の高い部材で形成されている
ため、可動型入子13、固定型入子14の型温は全体的
に均一である。
なお、このように、冷媒としての冷却水は可動型入子1
3並びに固定型入子14に画成された冷媒用流路を通流
するが、前記のように、可動型入子13に形成された冷
媒用流路と固定型入子14に形成された冷媒用流路とは
互いに直交するように構成されているために、キャビテ
ィ16によって形成される成形品に均一な冷却効果を付
与することが可能となる。
次に、第1図の矢印Iで示すようにノズル部材94を介
してスプル86、溶湯供給路68内に加熱溶融された樹
脂を圧入する。このような場合の溶融樹脂の温度は樹脂
の種類等に対応して種々選択されるが、一般的には20
0℃前後から300°C以下程度である。そこで、ノズ
ル部材94、スプル86、溶湯供給路68を介して圧入
された溶融樹脂はキャビティ16内に満たされる。その
際、可動型入子13および固定型入子14は成形品取り
出し温度に設定された温水によって適度に温められた。
状態にあるため、キャビティ16内に先に到達した溶融
樹脂が必要以上に急激に冷却されることはない。このた
め、キャビティ16内における溶融樹脂の流動性がよく
、キャビティ16内への溶融樹脂の正大作業は確実且つ
容易に達成される。
このように、キャビティ16内に充填された溶融樹脂は
温水によって好適な温度となっている可動型入子13お
よび固定型入子14により冷却される。この場合、可動
型入子13および固定型入子14は熱伝導率が高いため
、前記溶融樹脂に対する冷却は均等に行われ、従って、
キャビティ16内で固化して成形品となる樹脂に内部応
力が残存することはなく、また、歪みおよび割れ等が発
生することもない。
溶融樹脂が冷却固化された後は、基台58に接続された
図示しないアクチュエータを駆動することにより可動型
11を矢印B方向に変位させて型開きを行い、固化した
成形品を取り出す。
成形品取り出し後は、再び金型10を次なる成形工程に
待機させる。すなわち、前記アクチュエータを駆動させ
ることにより、可動型11を矢印A方向に変位させて第
1図に示すような型締め状態を得た後、再びキャビティ
16内への溶融樹脂の充填作業を実行すれば、新たな成
形品が得られる。そして、このように射出成形作業を連
続的に繰り返す場合にも、可動型入子13および固定型
入子14内には大量の温水が通流しており、しかも、前
記可動型入子13および固定型入子14自体は熱伝導性
が極めて良好であるため、溶融樹脂から伝達された熱は
冷却媒体としての温水との間で熱交換される。従って、
可動型入子13および固定型入子14が所定温度以上に
達することなく、好適な射出成形作業を繰り返すことが
可能である。
なお、可動型入子13と可動型本体46との間に断熱材
54を介装し、さらに、固定型入子14と固定型本体7
2との間に断熱材70を介装しているため、溶融樹脂か
らの熱が可動型本体46および固定型本体72に大量に
伝達されることもなく、この結果、金型10の外側面が
異常に高温化することはない。
本発明によれば、以上のようにキャビティを画成する可
動型入子および固定型入子からなる成形型を熱伝導率の
高い部材で形成すると共に、当該成形型内に成形品取り
出し温度と略同−の温度の温水を冷却媒体として大量に
通流している。このため、成形型の温度は全体的に均一
となり、成形型内に画成されたキャビティに充填される
溶融樹脂はこの大量の冷却媒体によって比較的短時間で
効果的に冷却される。さらに、溶融樹脂に対する冷却作
用が均等に行われるため、成形品の品質の一層の向上を
図ることが可能であり、不良発生率を低減することが出
来る。
しかも、前記のように成形型は熱伝導率が高いため、そ
の成形型内に通流させる冷却媒体の温度によって当該成
形型を短時間で適切な温度にすることが出来る。従って
、成形工程を間欠的に行う場合にも成形型の初期温度設
定を容易に行うことが可能であり、安定した品質の成形
品を当初から製造することが出来る。さらにまた、成形
型内に通流させる冷却媒体は温水であるため溶融樹脂が
必要以上に急冷されることがなく、この結果、溶融樹脂
のゲート並びにキャビティ内の流動抵抗が低く、従って
、溶融樹脂の射出圧力をある程度低下させた場合でも当
該溶融樹脂をキャビティ全体に行き渡らせることが可能
となり、高品質の成形品が得られる。このように、本発
明に係る金型およびその温度制御方法は成形サイクルの
時間短縮を可能とし、成形品の品質が向上される等、種
々の効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、例え
ば、冷却媒体としては水以外の油等の流体を採用するこ
とも出来る等、本発明の要旨を逸脱しない範囲において
種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金型の一部縦断面図、第2図は第
1図のn−n線断面図、 第3図は第1図の金型における冷却媒体用の流路を平面
図的に示した説明図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)供給される溶融材料を冷却固化して成形品を成形
    するための可動型と固定型とからなる金型において、可
    動型は可動型本体と前記可動型本体に一体化される可動
    型入子とを含み、一方、固定型は固定型本体と前記固定
    型本体に一体化される固定型入子とを含み、前記可動型
    入子と固定型入子により成形品を形成するキャビテイを
    画成すると共に、前記可動型入子と固定型入子とを夫々
    可動型本体並びに固定型本体よりも熱伝導率の高い部材
    で構成し、さらに、前記可動型入子と固定型入子の夫々
    に冷却媒体を通流させて溶融材料を強制的に冷却する冷
    媒用流路を画成することを特徴とする金型。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の金型において、可動
    型入子と可動型本体との間には第1の断熱材が介装され
    、固定型入子と固定型本体との間には第2の断熱材が介
    装されてなる金型。
  3. (3)可動型本体と一体化され且つ前記可動型本体より
    も熱伝導率の高い部材からなる可動型入子と、固定型本
    体と一体化され且つ前記固定型本体よりも熱伝導率の高
    い部材からなる固定型入子とを互いに型締めすることに
    より成形品用キャビテイを画成し、前記キャビテイに溶
    融材料を注湯し、次いで、可動型本体を固定型本体から
    離間させることにより可動型入子と固定型入子との型開
    きを行い、キャビテイ内で固化した成形品を取り出し、
    この間、前記可動型入子と固定型入子の夫々に形成され
    た冷却媒体用流路に略成形品取り出し温度に設定された
    冷却媒体を通流させて前記キャビテイの溶融材料を強制
    的に冷却固化することを特徴とする金型の温度制御方法
  4. (4)特許請求の範囲第3項記載の方法において、冷却
    媒体は水または油からなり、前記水または油は成形品取
    り出し温度である30℃乃至100℃に加温されて冷却
    媒体用流路に供給されてなる金型の温度制御方法。
JP25961285A 1985-11-18 1985-11-18 金型およびその温度制御方法 Pending JPS62117716A (ja)

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