JPS62115299A - 細胞培養物特に細菌培養物中のエリスロマイシン耐性因子を検出するためのプロ−ブ及び方法 - Google Patents
細胞培養物特に細菌培養物中のエリスロマイシン耐性因子を検出するためのプロ−ブ及び方法Info
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- JPS62115299A JPS62115299A JP61160683A JP16068386A JPS62115299A JP S62115299 A JPS62115299 A JP S62115299A JP 61160683 A JP61160683 A JP 61160683A JP 16068386 A JP16068386 A JP 16068386A JP S62115299 A JPS62115299 A JP S62115299A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、核酸、より詳細には、細胞培養物特に細菌培
養物中のエリス[1マイシン耐性因子を検出するための
プローブ及びかかるプローブを用いた検出方法に係る。
養物中のエリス[1マイシン耐性因子を検出するための
プローブ及びかかるプローブを用いた検出方法に係る。
抗生物質に対する細菌の耐P1を検出する問題はよく知
られている。1特定の抗生物質に対して多数の細菌が耐
性を獲得するようになったため、細菌の耐性の検出は臨
床医学においてその重要性を増しつつある。このため、
いかなる治療の場合にも特定の抗生物質を用いるときに
は、治療される患者の感染細菌中に該抗生物質に対する
獲得耐性が存在するか否かを検出するための予備テスト
をできるたけ行う必要がある。予備テストの結果が陽性
反応を示すと該抗生物質を臨床処方から除外しなければ
ならない。
られている。1特定の抗生物質に対して多数の細菌が耐
性を獲得するようになったため、細菌の耐性の検出は臨
床医学においてその重要性を増しつつある。このため、
いかなる治療の場合にも特定の抗生物質を用いるときに
は、治療される患者の感染細菌中に該抗生物質に対する
獲得耐性が存在するか否かを検出するための予備テスト
をできるたけ行う必要がある。予備テストの結果が陽性
反応を示すと該抗生物質を臨床処方から除外しなければ
ならない。
エリスロマイシンはダラム陰性閑によるある種の感染症
の予防及び治療に有効であることが近年認識された抗生
物質である(A、Andremont等、Ann、1n
st、Pa5teur、 Paris、 132B(1
981)419−427及びA。
の予防及び治療に有効であることが近年認識された抗生
物質である(A、Andremont等、Ann、1n
st、Pa5teur、 Paris、 132B(1
981)419−427及びA。
Andremont等、J、 Infect、Dis、
、+48(1983)57L587)。
、+48(1983)57L587)。
この感染症はしばしば胃腸管を冒し激しい下痢を起こす
。従って例えば患者の便から病原物質を単離し得る。
。従って例えば患者の便から病原物質を単離し得る。
他の抗生物質で行なわれているようにエリスロマイシン
耐性の有無検出を従来の方法、即ち病原細菌のエリスロ
マイシン耐性の表現形質の検出によって行うことら可能
である。即ち、病原細菌を含むと予想される生物サンプ
ル、この場合には下痢便サンプルを培養した後に、エリ
ス〔1マイシンの静菌性と殺菌性lの変化を検出する。
耐性の有無検出を従来の方法、即ち病原細菌のエリスロ
マイシン耐性の表現形質の検出によって行うことら可能
である。即ち、病原細菌を含むと予想される生物サンプ
ル、この場合には下痢便サンプルを培養した後に、エリ
ス〔1マイシンの静菌性と殺菌性lの変化を検出する。
これらの □方法は確かに有効ではあるが、その重大な
欠点は、表現型の十分な検出を達成するためには、初期
採取サンプル中に存在する細菌フローラの予備培養物を
調製して病原物質を単離するのに長期間を要することで
ある。ごのように長期間を要するため、緊急な治療を要
し速やかな処置が必要な場合に役に立たない。
欠点は、表現型の十分な検出を達成するためには、初期
採取サンプル中に存在する細菌フローラの予備培養物を
調製して病原物質を単離するのに長期間を要することで
ある。ごのように長期間を要するため、緊急な治療を要
し速やかな処置が必要な場合に役に立たない。
原因病原物質に含まれており抗生物質に対する耐性の原
因となる遺伝子配列と適当なプローブとシ をハイブリダイゼーヨンさせる方法の使用はこれまで提
案されていなかった。この方法は以下の如き特有の利点
を有する。
因となる遺伝子配列と適当なプローブとシ をハイブリダイゼーヨンさせる方法の使用はこれまで提
案されていなかった。この方法は以下の如き特有の利点
を有する。
一感度がよい、従って細菌培養期間の短縮、時には細菌
培養の省略が可能であり、病原物質(サン=4= プル)に直接使用し得る。
培養の省略が可能であり、病原物質(サン=4= プル)に直接使用し得る。
一結果を表現型から遺伝型に転移できるので細菌(病原
物質)の同定が不要である。
物質)の同定が不要である。
しかし乍ら以下の理由からこの方法の実用化が遅れてい
る。
る。
−ある種の病原物質については処理が難しい。特に、
−ある種のサンプル特に性的感染疾患の場合には少数細
菌相に対する処理が難しい。
菌相に対する処理が難しい。
−また、所定の耐性の形質の遺伝子不均質性の存在に関
する知識が不十分である。
する知識が不十分である。
例えば、テトラサイクリン耐性の決定基の不均質性(1
3,16ndez等、(1980)、Plasmid
9.99−108)及びマクロライド−リンコサミド−
ストレプトグラミン−Bタイプの抗生物質に対する耐性
の決定基の不均質性(Ounissi等、(19g2)
、Microbiology−1982、D、Schl
essinger編、American 5ociet
y for Micr。
3,16ndez等、(1980)、Plasmid
9.99−108)及びマクロライド−リンコサミド−
ストレプトグラミン−Bタイプの抗生物質に対する耐性
の決定基の不均質性(Ounissi等、(19g2)
、Microbiology−1982、D、Schl
essinger編、American 5ociet
y for Micr。
biology、 p、167−169)は既に認識さ
れている。
れている。
本発明は、エリスロマイシンのラクトン環を加水分解し
得るエステラーゼをコードするa−r、gl+遺伝子の
少なくとも一部を含むヌクレオチドブ【J−プリスロマ
イシン耐性因子が高い確実性で検出できるという知見に
基づく。c−rO,A遺伝子のヌクレオチド配列(10
32個の塩基対を含む)を以下に示す。
得るエステラーゼをコードするa−r、gl+遺伝子の
少なくとも一部を含むヌクレオチドブ【J−プリスロマ
イシン耐性因子が高い確実性で検出できるという知見に
基づく。c−rO,A遺伝子のヌクレオチド配列(10
32個の塩基対を含む)を以下に示す。
一ピー
(1032個の塩基対の読取り枠を含む)この配列を6
1kbのプラスミドrllT’l100から11′(離
した。ごのプラスミドが大腸菌に強力なエリス【Jマイ
ソン耐性を与える能力をらっことは認識されていた。e
rgA遺伝子のヌクレオチド配列から推定されたエリス
ロマイシンエステラーゼのポリペプチド鎖の分子量は3
7765であり、これはドデシル硫酸ナトリウム−ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動(SDS −PAGE)で
実験的に決定された値(約43000)と一致する。
1kbのプラスミドrllT’l100から11′(離
した。ごのプラスミドが大腸菌に強力なエリス【Jマイ
ソン耐性を与える能力をらっことは認識されていた。e
rgA遺伝子のヌクレオチド配列から推定されたエリス
ロマイシンエステラーゼのポリペプチド鎖の分子量は3
7765であり、これはドデシル硫酸ナトリウム−ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動(SDS −PAGE)で
実験的に決定された値(約43000)と一致する。
このプラスミド自体は、供与者から実験室で単離され(
2■/meより高い投与量で)エリスロマイシン及びそ
の他の抗生物質例えばアンピシリン、ゲンタマイシン、
ストレプトマイシン等に高度な耐性をもっ大腸菌からj
l’t fillされた。
2■/meより高い投与量で)エリスロマイシン及びそ
の他の抗生物質例えばアンピシリン、ゲンタマイシン、
ストレプトマイシン等に高度な耐性をもっ大腸菌からj
l’t fillされた。
岨遺転子の12j? I−p.謬t−1部位の間から採
取された720塩基対の挿入物を含む遺伝子内プローブ
を使用し、異なる属に所属する病原細菌由来の多シ 数のコロニーに対するハイブリダイゼご1ンテストを実
施して検出の再現性を試験した。遺伝子の高度の安定性
は、プラスミドplP1100の単離に用いられた初期
宿主大腸菌BM2195中でプラスミドplpH00が
安定であること、及び、このプラスミドが別の大腸菌細
胞に10−’の高い頻度で転移する能力をもっこと、ま
た転移された大腸菌細胞中でも極めて安定であることに
よって得られる。この挙動により、プラスミドplPI
100の複製及び転移のための装置が大腸菌に特に適
していることが示唆される。
取された720塩基対の挿入物を含む遺伝子内プローブ
を使用し、異なる属に所属する病原細菌由来の多シ 数のコロニーに対するハイブリダイゼご1ンテストを実
施して検出の再現性を試験した。遺伝子の高度の安定性
は、プラスミドplP1100の単離に用いられた初期
宿主大腸菌BM2195中でプラスミドplpH00が
安定であること、及び、このプラスミドが別の大腸菌細
胞に10−’の高い頻度で転移する能力をもっこと、ま
た転移された大腸菌細胞中でも極めて安定であることに
よって得られる。この挙動により、プラスミドplPI
100の複製及び転移のための装置が大腸菌に特に適
していることが示唆される。
岨遺転子の単離条件及び配列決定に関しては後述する。
従って生物サンプル中特に便サンプル中のエリスロマイ
シン耐性因子の存在を検出するための本発明方法の特徴
は、該ザンブル又は該ザンプルに含まれる核酸と町−o
.!遺伝子の少なくとも一部を含むヌクレオチド配列を
含有するプローブとを接触させ、該ヌクレオチド配列が
サンプル中に存在すると予想される対応する耐性因子を
コードする核酸とハイブリダイゼーションできるような
接触条件を用いることである。
シン耐性因子の存在を検出するための本発明方法の特徴
は、該ザンブル又は該ザンプルに含まれる核酸と町−o
.!遺伝子の少なくとも一部を含むヌクレオチド配列を
含有するプローブとを接触させ、該ヌクレオチド配列が
サンプル中に存在すると予想される対応する耐性因子を
コードする核酸とハイブリダイゼーションできるような
接触条件を用いることである。
上記における「ereA遺伝子の少なくとも一部」なる
表現は、該遺伝子の内部に存在するより短いヌクレオチ
ド配列全てを意味する。但し、該ヌクレオチド配列は、
該ヌクレオチド配列を含むブロー、シ ブを使用したハイブリダイゼーヨンアストにおける被検
サンプル中の遺伝子の存在の認識能力の特異性に関し特
有の明白な応答を与えるに十分な長さをもつ配列に限る
。ヌクレオチド配列が、岨遺転子の内部に存在する配列
の少なくとも1つの内部でのヌクレオチドの予想順序と
等しい順序で例えば15以上好ましくは50個のヌクレ
オチドを含むときに特に特異性が得られる。「崩遺転子
のるような前記配列とのハイブリダイゼーション可能な
ヌクレオチド配列を含む全てのプローブを意味する。
表現は、該遺伝子の内部に存在するより短いヌクレオチ
ド配列全てを意味する。但し、該ヌクレオチド配列は、
該ヌクレオチド配列を含むブロー、シ ブを使用したハイブリダイゼーヨンアストにおける被検
サンプル中の遺伝子の存在の認識能力の特異性に関し特
有の明白な応答を与えるに十分な長さをもつ配列に限る
。ヌクレオチド配列が、岨遺転子の内部に存在する配列
の少なくとも1つの内部でのヌクレオチドの予想順序と
等しい順序で例えば15以上好ましくは50個のヌクレ
オチドを含むときに特に特異性が得られる。「崩遺転子
のるような前記配列とのハイブリダイゼーション可能な
ヌクレオチド配列を含む全てのプローブを意味する。
本発明はまた新規な物として、特に適当な制限酵素によ
って開裂されてプラスミドp+p+iooから単離され
た1500個以下の塩基対を含むヌクレオチド配列に係
る。この配列は(う−r−t!、A−遺伝子自体の全部
又は一部を含む1、本発明(Jまた新規な物として、前
記ヌクレオチド配列とプラスミドplpH00にとって
は外来の核酸との間に形成された全ての組換体DNAに
係る。特に、本発明は、(実坑遺伝子の一部によって修
飾され特に大腸菌中で容易に複製及び増幅し得るファー
ジ、コスミド又はプラスミドのタイプのベクターに係る
。
って開裂されてプラスミドp+p+iooから単離され
た1500個以下の塩基対を含むヌクレオチド配列に係
る。この配列は(う−r−t!、A−遺伝子自体の全部
又は一部を含む1、本発明(Jまた新規な物として、前
記ヌクレオチド配列とプラスミドplpH00にとって
は外来の核酸との間に形成された全ての組換体DNAに
係る。特に、本発明は、(実坑遺伝子の一部によって修
飾され特に大腸菌中で容易に複製及び増幅し得るファー
ジ、コスミド又はプラスミドのタイプのベクターに係る
。
最後に本発明は、前記の組換体又は非組換体DNAから
産生され得るラベルプローブに係る。このラベルプロー
ブは特に、放射性元素でラベルされた=11− は基とを結合させることによってラベルされたプローブ
を意味する。本発明の付加的特徴は、崩遣↓ 転子の同定及び単離条件及びハイブリダイゼーヨンテス
トで使用される条件に関する以下の記載より明らかにさ
れるであろう。以下の記載を理解するために添付図面を
参照されたい。
産生され得るラベルプローブに係る。このラベルプロー
ブは特に、放射性元素でラベルされた=11− は基とを結合させることによってラベルされたプローブ
を意味する。本発明の付加的特徴は、崩遣↓ 転子の同定及び単離条件及びハイブリダイゼーヨンテス
トで使用される条件に関する以下の記載より明らかにさ
れるであろう。以下の記載を理解するために添付図面を
参照されたい。
更に明細書の末尾の図面に関する詳細な説明にも十分に
注意されたい。
注意されたい。
岨遺転子の同定及び単離に使用される材料の種類及び方
法に関して以下に説明する。
法に関して以下に説明する。
材料及び方法
(a)細菌株
細菌株のソース及び特性を以下の表1に示す。
鼾
菌株 重要な遺伝子型
大腸菌に12C600thr、 leu、 thi、
1acY、tonAtrA 大腸菌BM694 原栄養性、肛拮大腸菌に1
2AR1062リ■−1切且、月す2、ゾ±、シ1工、
mtl、 hsds バクテリオファージ旧3mp8又はMI3mp9(2)
を使用し配列決定すべきDNA断片を大腸菌JMIOI
(1)にトランスフェクトする。
1acY、tonAtrA 大腸菌BM694 原栄養性、肛拮大腸菌に1
2AR1062リ■−1切且、月す2、ゾ±、シ1工、
mtl、 hsds バクテリオファージ旧3mp8又はMI3mp9(2)
を使用し配列決定すべきDNA断片を大腸菌JMIOI
(1)にトランスフェクトする。
(b)t@J
寒天(Dirco)と脳−心インフコージElンブロス
とを使用する。Muel Ier−11jnton寒天
でプラークの感受性テストを行う。全てのインキコベー
ションを37℃で行う。
とを使用する。Muel Ier−11jnton寒天
でプラークの感受性テストを行う。全てのインキコベー
ションを37℃で行う。
(c)プラスミド
このテストで使用したプラスミドを後記の表■に示す。
pBR329中のT’st1部位を以下のごとく除去す
る。
る。
pBR329のプラスミドDNAを、PstIで直線化
し、形質転換によって大腸菌に導入し、テトラサイクリ
ン及びクロラムフェニコールに耐性でアンピシリンに耐
性でないことによって選択する。L1ユIによる開裂に
耐性のプラスミドを選択しpBR329Δ(Pst I
)と指称する。
し、形質転換によって大腸菌に導入し、テトラサイクリ
ン及びクロラムフェニコールに耐性でアンピシリンに耐
性でないことによって選択する。L1ユIによる開裂に
耐性のプラスミドを選択しpBR329Δ(Pst I
)と指称する。
(d)吋M(ハ)」」
plPllooのプラスミドDNAの単離及びpBR3
22とこれに由来のプラスミドのDNAの大量単離との
ためには参考文献(3X4)に記載の方法を用いる。
22とこれに由来のプラスミドのDNAの大量単離との
ためには参考文献(3X4)に記載の方法を用いる。
制限切断したDNA断片を0.8%の低温ゲル化アガロ
ースを収容した水車プレート(20x 20x O,7
cm)又は5%のアクリルアミドと0.25%のビスア
クリルアミドとを収容した鉛直プレート(20X 40
X O,3cm)でゲル電気泳動にかける。DNA断片
をManiatis等(1982X5)の方法で精製す
る。
ースを収容した水車プレート(20x 20x O,7
cm)又は5%のアクリルアミドと0.25%のビスア
クリルアミドとを収容した鉛直プレート(20X 40
X O,3cm)でゲル電気泳動にかける。DNA断片
をManiatis等(1982X5)の方法で精製す
る。
(f)DNA配列決定−
DNA断片をバクテリオファージM13mp9及びM1
3mp8でクローニングし、Sanger等(6)のチ
ェイン・ターミネーション法で配列決定する。DBCO
MP及びDBUTILのコンピュータプログラム(St
aden(7))によって完全DNA配列を作成する。
3mp8でクローニングし、Sanger等(6)のチ
ェイン・ターミネーション法で配列決定する。DBCO
MP及びDBUTILのコンピュータプログラム(St
aden(7))によって完全DNA配列を作成する。
(g)ミニセルの変可
Davis等の方法(4)でプラスミドを形質転換に上
りAR1062菌に導入してミニセルを産生し、Ram
bach及びHognessの方法(Proc、Nat
l、Δcad、sc1.UsA、 74(1’977)
、5051.5045)でミニセルを調製する。
りAR1062菌に導入してミニセルを産生し、Ram
bach及びHognessの方法(Proc、Nat
l、Δcad、sc1.UsA、 74(1’977)
、5051.5045)でミニセルを調製する。
(35S)L−メチオニンでポリペプチドをラベルし、
ドデシル硫酸す)・リウムを含むポリアクリルアミドで
電気泳動にかける。これにはU、に、Laemmliの
方法(Nature 227.680−685(1,9
70))を用いる。
ドデシル硫酸す)・リウムを含むポリアクリルアミドで
電気泳動にかける。これにはU、に、Laemmliの
方法(Nature 227.680−685(1,9
70))を用いる。
(h)駄
制限エンドヌクレアーゼ(Bag−II I 、 Vc
旦R1、時alT、旧」工dllI、■↓■及びシリ−
3Δ)、l)NへポリメラーゼI(大きい断片)、バク
テリオファージTll DNAリガーゼ及び子ウシアル
カリフ1スファターゼを、製造業者(Boehring
er Mannhclm)の処方通りに使用する。
旦R1、時alT、旧」工dllI、■↓■及びシリ−
3Δ)、l)NへポリメラーゼI(大きい断片)、バク
テリオファージTll DNAリガーゼ及び子ウシアル
カリフ1スファターゼを、製造業者(Boehring
er Mannhclm)の処方通りに使用する。
シグマリゾチー11を使用する1、
(i)化学物質−
〔α−92P〕デオキシアデノシン5°−トリホスフェ
−ト、トリエチルアンモニウム塩及び(35S)L−メ
チオニンはRadiochemical Center
Amershamのもの、デオキシヌクレオシドトリ
ホスフェート、ジデオキンヌクレオシドトリホスフエー
ト及びバクテリオファージM13mp8及びM13mp
9RPのDNAはPL−Biochemicalsのも
の、バクテリオファージλc1857Sam7のDNA
はBoehringerのもの、M13ペンタデカマー
は旧o1absのもの、5DS−PAGEの分子量ラベ
ルはLKBのもの、抗生物質アンピシリンはB r i
s l o 1 、’ クロラムフェニコール及びエ
リスロマイシンはRou −5sel−(lclaf、
ストレプトマイシン及びテトラザイクリンはPfize
rのものを使用する。
−ト、トリエチルアンモニウム塩及び(35S)L−メ
チオニンはRadiochemical Center
Amershamのもの、デオキシヌクレオシドトリ
ホスフェート、ジデオキンヌクレオシドトリホスフエー
ト及びバクテリオファージM13mp8及びM13mp
9RPのDNAはPL−Biochemicalsのも
の、バクテリオファージλc1857Sam7のDNA
はBoehringerのもの、M13ペンタデカマー
は旧o1absのもの、5DS−PAGEの分子量ラベ
ルはLKBのもの、抗生物質アンピシリンはB r i
s l o 1 、’ クロラムフェニコール及びエ
リスロマイシンはRou −5sel−(lclaf、
ストレプトマイシン及びテトラザイクリンはPfize
rのものを使用する。
16一
実施例1
(a)プラスミドplP1]00のエリスロマイシン耐
性の決定基の分子クローニング プラスミドplP1100(Tra+、1ncX、 A
p Em Gm Sm。
性の決定基の分子クローニング プラスミドplP1100(Tra+、1ncX、 A
p Em Gm Sm。
61kb)とプラスミドpBR322(Ap Tc、4
.36kb)とのDNAを混合し^vaIエンドヌクレ
アーゼで消化し結合する。産生物を形質転換によって大
腸菌に導入しクローンをエリスロマイシン(200i/
+++f7)で選択スる。アンピシリン、エリスロマイ
シン及びストレプトマイシンに耐性の形質転換体のプラ
スミド含有物を(8)に記載のアガロースゲルでの粗細
菌溶解物の電気泳動で分析する。最小のハイブリッドを
もつ形質転換体の1つのプラスミドDNAをAva I
で消化しplpH00の3.5kbの挿入物を精製し返
り−3八で部分消化する。得られた制限断片を、Bam
HIで消化したpBR322でクローニングし形質転換
体をエリスロマイシンで選択し次にストレプトマイシン
で複製する。アンピシリンとエリスロマイシンとだけに
耐性の形質転換体のプラスミド含有物をアガロースゲル
電気泳動にかげて分析する。最小ハイブリッドpAT6
3のDNAを精製し、エンドヌクレアーゼ5au3A、
都−oli 1 、 Pst I又は1li3.dn
l及びBam、、l[lで消化後にアガロースゲル電気
泳動にかけて分析する。プラスミドpAT63はp旧(
322とp I P 1100のDNAの1.66kb
の挿入物とから成る(第1図、表II )。
.36kb)とのDNAを混合し^vaIエンドヌクレ
アーゼで消化し結合する。産生物を形質転換によって大
腸菌に導入しクローンをエリスロマイシン(200i/
+++f7)で選択スる。アンピシリン、エリスロマイ
シン及びストレプトマイシンに耐性の形質転換体のプラ
スミド含有物を(8)に記載のアガロースゲルでの粗細
菌溶解物の電気泳動で分析する。最小のハイブリッドを
もつ形質転換体の1つのプラスミドDNAをAva I
で消化しplpH00の3.5kbの挿入物を精製し返
り−3八で部分消化する。得られた制限断片を、Bam
HIで消化したpBR322でクローニングし形質転換
体をエリスロマイシンで選択し次にストレプトマイシン
で複製する。アンピシリンとエリスロマイシンとだけに
耐性の形質転換体のプラスミド含有物をアガロースゲル
電気泳動にかげて分析する。最小ハイブリッドpAT6
3のDNAを精製し、エンドヌクレアーゼ5au3A、
都−oli 1 、 Pst I又は1li3.dn
l及びBam、、l[lで消化後にアガロースゲル電気
泳動にかけて分析する。プラスミドpAT63はp旧(
322とp I P 1100のDNAの1.66kb
の挿入物とから成る(第1図、表II )。
EcoRI /即ndll! テ消化したpAT63(
7) DNA断片(1750bp)とI泗u I /均
す、Iで消化しノこp訂63のDNA断片(970bp
)とをpUCg中でザブク「ノーニングする。これら断
片はエリスロマイシンに耐性でない。
7) DNA断片(1750bp)とI泗u I /均
す、Iで消化しノこp訂63のDNA断片(970bp
)とをpUCg中でザブク「ノーニングする。これら断
片はエリスロマイシンに耐性でない。
(b)ereA遺伝子のインビト【1挿入による失活プ
ラスミドpAT63のDNAを叩n、d IIIと世I
IIとによって消化する。完全βau3A挿入物(第1
図)を含む2kbのDNA断片を精製し、1llndT
IIと13amllIとによって消化しておいたI)n
R329Δ(じ且−(■)(表II )中でクローニン
グする。エリス[Jマイシン及びクロラムフェニコール
に耐性でありテトラザイクリンに耐性でない形質転換体
を耐性に基づいて選択する。形質転換体の1つのプラス
ミドpAT64を精製しPstIで消化し、脱ホスホリ
ル化しバクテリオファージλ(9)の164bpのPs
t 1断片の精製T)NAと混合し、結合段階で処理し
形質転換によって大腸菌に導入し、クロラムフェニコー
ルに耐性でエリスロマイシンに耐性でないクローンを選
択する。形質転換体のプラスミドDIIAを精製し、P
st Iエンドヌクレアーゼで消化後にポリアクリルア
ミドゲル電気泳動にかけて分析する。プラスミドpAT
65はpAT64と164bpのDNA挿入物とから成
る。
ラスミドpAT63のDNAを叩n、d IIIと世I
IIとによって消化する。完全βau3A挿入物(第1
図)を含む2kbのDNA断片を精製し、1llndT
IIと13amllIとによって消化しておいたI)n
R329Δ(じ且−(■)(表II )中でクローニン
グする。エリス[Jマイシン及びクロラムフェニコール
に耐性でありテトラザイクリンに耐性でない形質転換体
を耐性に基づいて選択する。形質転換体の1つのプラス
ミドpAT64を精製しPstIで消化し、脱ホスホリ
ル化しバクテリオファージλ(9)の164bpのPs
t 1断片の精製T)NAと混合し、結合段階で処理し
形質転換によって大腸菌に導入し、クロラムフェニコー
ルに耐性でエリスロマイシンに耐性でないクローンを選
択する。形質転換体のプラスミドDIIAを精製し、P
st Iエンドヌクレアーゼで消化後にポリアクリルア
ミドゲル電気泳動にかけて分析する。プラスミドpAT
65はpAT64と164bpのDNA挿入物とから成
る。
(C)ミニセル中のエリスロマイシンエステラーゼの分
析 プラスミドpBR322とpAT63とを大腸菌AR1
062に導入しミニセルを産生させる。ミニセルを精製
しポリペプチドをラベルした後に、5DS−PAGEで
タンパク質を分析する。エリスロマイシンエステラーゼ
に対応すると思われる推定分子量約43000のバンド
がI)AT63で観察されpBR322では観察されな
い(第4図)。
析 プラスミドpBR322とpAT63とを大腸菌AR1
062に導入しミニセルを産生させる。ミニセルを精製
しポリペプチドをラベルした後に、5DS−PAGEで
タンパク質を分析する。エリスロマイシンエステラーゼ
に対応すると思われる推定分子量約43000のバンド
がI)AT63で観察されpBR322では観察されな
い(第4図)。
(d)pAT63の挿入物のヌクレオヂド配列プラスミ
ドpAT63の2kbのjl i nd III −B
am−HT断片の精製DNA(第1図)を種々の制限エ
ンドヌクレアーゼによって別々に消化し、複製形のバク
テリオファージM13mp9又はM13mp8中で分子
クローニングする。
ドpAT63の2kbのjl i nd III −B
am−HT断片の精製DNA(第1図)を種々の制限エ
ンドヌクレアーゼによって別々に消化し、複製形のバク
テリオファージM13mp9又はM13mp8中で分子
クローニングする。
各実験において任意に選択したクローンの挿入物をチェ
イン・ターミネーシコン法で配列決定する。
イン・ターミネーシコン法で配列決定する。
配列決定の方法が第1図に示されている。オーバーラツ
プ挿入物をもつクローンから得られたDNA鎖及び/又
は両方向でクローニングされた同じ挿入物をもつクロー
ンから得られたDNA鎖との双方について全部の配列決
定を行う。コンピュータ解析によって得られた完全ヌク
レオチド配列を第2図に示す。この配列は138G塩」
1(対から成り、jlir3d■部位から124hpH
1ll1間し)こ約+50bpの配列が決定できなかっ
た(第1図)。
プ挿入物をもつクローンから得られたDNA鎖及び/又
は両方向でクローニングされた同じ挿入物をもつクロー
ンから得られたDNA鎖との双方について全部の配列決
定を行う。コンピュータ解析によって得られた完全ヌク
レオチド配列を第2図に示す。この配列は138G塩」
1(対から成り、jlir3d■部位から124hpH
1ll1間し)こ約+50bpの配列が決定できなかっ
た(第1図)。
(e)エリスロマイシンエステラーゼをコードする遺伝
子の同定 配列決定された各DNA鎖(第3図)の3つの読取り枠
中の終了コドン(TAG、 TGA、 TAA)の位置
はエステラーゼの1つの読取り枠が存在することを示す
。
子の同定 配列決定された各DNA鎖(第3図)の3つの読取り枠
中の終了コドン(TAG、 TGA、 TAA)の位置
はエステラーゼの1つの読取り枠が存在することを示す
。
この領域は244位置のTAAコドンから1279位置
のTAGコドンまで伸びる。
のTAGコドンまで伸びる。
このDNA断片がタン5くり質をコードする領域に対応
するか又はコードしない領域に対応するかを検査するた
めに統計的テストを使用した(10)。コードする確率
は92%でありこれは予想どおりである。247位置の
ATGコドンは、この読取り枠の最初の200個のヌク
レオチド中のBRSタイプ配列を直前に含む唯1つのイ
ニシエータ(ATG、 GTG、 TTG)である。こ
のATGコドンから10塩基対上流に推定RBSコンセ
ンザス配列(AAAGGCAT)が存在する(第2図参
照)。
するか又はコードしない領域に対応するかを検査するた
めに統計的テストを使用した(10)。コードする確率
は92%でありこれは予想どおりである。247位置の
ATGコドンは、この読取り枠の最初の200個のヌク
レオチド中のBRSタイプ配列を直前に含む唯1つのイ
ニシエータ(ATG、 GTG、 TTG)である。こ
のATGコドンから10塩基対上流に推定RBSコンセ
ンザス配列(AAAGGCAT)が存在する(第2図参
照)。
保存されにくいこの配列は、大腸菌の16S rRNA
(3’ −OHAUUCCUCC5’ )の3’ 01
1末端をもつ8個の塩基(下線部分)のうじの4個のみ
に相補性をもつ。
(3’ −OHAUUCCUCC5’ )の3’ 01
1末端をもつ8個の塩基(下線部分)のうじの4個のみ
に相補性をもつ。
推定RBS配列と163リポソームRNAの3’−01
1末端との間の最も安定な構造の相互作用の自由エネル
ギ(ΔG)は、T I N0CCO等(11)に記載の
方法で計算すると−8,4kcal/molである。
1末端との間の最も安定な構造の相互作用の自由エネル
ギ(ΔG)は、T I N0CCO等(11)に記載の
方法で計算すると−8,4kcal/molである。
この値は多くの大腸菌遺伝子についての計算値の平均(
−9kcal/mol)と同様である。
−9kcal/mol)と同様である。
クローニングとエリスロマイシンエステラーゼの推定サ
イズとの結果は、肛(1部位(第1図)がereA構造
遺伝子(第2図)中に存在することを示す。
イズとの結果は、肛(1部位(第1図)がereA構造
遺伝子(第2図)中に存在することを示す。
このことは、翻訳が247位置のA1’Gコドンから開
始され枠中の別のA ’l’ Gコドンがj’、SL1
部位から下流に位置することによって傍証される。
始され枠中の別のA ’l’ Gコドンがj’、SL1
部位から下流に位置することによって傍証される。
このATGコドンから1279位置のTAGコドンまで
伸びるヌクレオヂド配列は、アミノ酸組成に換算すると
分子1i37,765をもつ344個のアミノ酸のタン
パク質をコードし得る。この値は5DS−ポリアクリル
アミドゲル電気泳動によって推定された分子量43.0
00と一致する。
伸びるヌクレオヂド配列は、アミノ酸組成に換算すると
分子1i37,765をもつ344個のアミノ酸のタン
パク質をコードし得る。この値は5DS−ポリアクリル
アミドゲル電気泳動によって推定された分子量43.0
00と一致する。
実施例1に基づいて第1図から第4図に関してより詳細
に以下に説明する 第1図はプラスミドpAT63中の1.66kb挿入物
の制限マツプを示す。ベクター及び挿入物のセグメント
が、夫々白い部分及び黒い部分で示されている。
に以下に説明する 第1図はプラスミドpAT63中の1.66kb挿入物
の制限マツプを示す。ベクター及び挿入物のセグメント
が、夫々白い部分及び黒い部分で示されている。
ベクター/挿入物接合の5au3A制限部位は位置0と
定義される。左側に示されたエンドヌクレアーゼによる
制限開裂で得られたDNA断片をバクテリオファージM
13に由来のベクター中でクローニングする。矢印は配
列決定反応の方向及び範囲を示す。サイズはbpで示さ
れる。
定義される。左側に示されたエンドヌクレアーゼによる
制限開裂で得られたDNA断片をバクテリオファージM
13に由来のベクター中でクローニングする。矢印は配
列決定反応の方向及び範囲を示す。サイズはbpで示さ
れる。
第2図はエリスロマイシンエステラーゼをコードする遺
伝子を含むtagabpの断片のDNA配列を示す。番
号はプラスミドpAT63挿入物の左側の最初のHpa
11部位から始まる。エリスロマイシンニステラーゼ
をコードする領域は枠で囲まれている。
伝子を含むtagabpの断片のDNA配列を示す。番
号はプラスミドpAT63挿入物の左側の最初のHpa
11部位から始まる。エリスロマイシンニステラーゼ
をコードする領域は枠で囲まれている。
推定されたShine−Dalgarno(RBS)配
列が太い文字で示されている。
列が太い文字で示されている。
第3図は、プラスミドpAT63中の配列決定された1
386bpの断片の開始コドン(A ’r G )と終
了コドン(TAA、 TAG、 TGA)とを示す。番
号はプラスミドpAT63の挿入物の左側の最初の町)
a、 11部位から始まる。
386bpの断片の開始コドン(A ’r G )と終
了コドン(TAA、 TAG、 TGA)とを示す。番
号はプラスミドpAT63の挿入物の左側の最初の町)
a、 11部位から始まる。
両方のDNA鎖の3つの読取り枠の開始コドン(下向き
の線)と終了コドン(上向きの線)とが示されている。
の線)と終了コドン(上向きの線)とが示されている。
矢印はエリスロマイシンエステラーゼの構造遺伝子を示
す。
す。
第4図はSDS〜ポリアクリルアミドゲル電気泳動によ
る分離後にミニセル実験で(36S)L−メヂオニンで
ラベルしたポリペプチドのオートラジオダラムを示す。
る分離後にミニセル実験で(36S)L−メヂオニンで
ラベルしたポリペプチドのオートラジオダラムを示す。
矢印はエリスロマイシンエステラーゼを示す。
本発明のヌクレオヂド配列を含むプローブは公知のいず
れかの方法で、被検サンプル中のエリスロマイシン耐性
因子の有無を検出するためのインビトロ診断テストで使
用され得る。例えば、コロニーハイブリダイゼーソヨン
法の使用が可能である。この方法では、ヒトの便に由来
の細菌から予め得られたDNAの変性後にこのDNAの
部分サンプルを二l・ロセルロース膜に付着させ、通常
条件下で各校とプローブとのハイブリダイゼーションを
行わせ、1iij記条件下で形成されたハイブリッドを
検出する。
れかの方法で、被検サンプル中のエリスロマイシン耐性
因子の有無を検出するためのインビトロ診断テストで使
用され得る。例えば、コロニーハイブリダイゼーソヨン
法の使用が可能である。この方法では、ヒトの便に由来
の細菌から予め得られたDNAの変性後にこのDNAの
部分サンプルを二l・ロセルロース膜に付着させ、通常
条件下で各校とプローブとのハイブリダイゼーションを
行わせ、1iij記条件下で形成されたハイブリッドを
検出する。
またレプリカハイブリダイゼーション法を使用すること
も可能である。この方法は制限酵素によるDNAの処理
後に得られたDNA断片をアガロースゲル電気泳動で分
離し、アルカリ変性後に適当な膜に移し通常条件下でプ
ローブとのハイブリダイゼーションを行う。DNAの予
備発現は必ずしも行わなくてもよい。DNAがプローブ
に接近できる状態にするだけでよい。
も可能である。この方法は制限酵素によるDNAの処理
後に得られたDNA断片をアガロースゲル電気泳動で分
離し、アルカリ変性後に適当な膜に移し通常条件下でプ
ローブとのハイブリダイゼーションを行う。DNAの予
備発現は必ずしも行わなくてもよい。DNAがプローブ
に接近できる状態にするだけでよい。
本発明が上記の実施態様及び実施例に限定されないこと
は上記の記載からも明らかであろう。逆に本発明は、そ
の変形の全てを包含する。
は上記の記載からも明らかであろう。逆に本発明は、そ
の変形の全てを包含する。
参考文献目録を以下に示す。
ereA遺伝子を含むプラスミドを導入1刀こ大腸菌の
菌株は1985年6月50付で1−454としてパリ、
パスツール研究所のla Co11ection Na
tionale desCultures deMic
roorganismOs(CNCM)に寄託されてい
る。
菌株は1985年6月50付で1−454としてパリ、
パスツール研究所のla Co11ection Na
tionale desCultures deMic
roorganismOs(CNCM)に寄託されてい
る。
参考文献
(1) Messing、 Tech、 Bull、
1 (1979) 43−44゜(2) Messi
ng et al、、 Gene 19 (1982)
269−276゜(3) Labigne−Rou
ssel et al、、 Mo1. Gen、 G
enet、 182 (1981)390−408゜ (4) Davis et al、、 Co!d S
pring Harbor Lab、、 Co1d S
pringllarbor H,Y、、 1980゜(
5) Haniatis et al、、 Co1d
Spring Harbor Lab、、 Co1d
SpringHarbor、 N、Y、 1982.
D、149−186゜(6) Sanger et
al、、 P、N、A、S、、 USA、 74 (1
979) 5463−5467゜(7) 5taden
Nucl、 Ac1d Res、 8 (1980)
3673−3694゜(8) Birboim e
t al、、 Nucl、 Ac1ds Res、7
(1979) 1513−1523゜(9) Sang
er et al、、 J、 Mol、Biol、 1
62 (1982)、 729−773゜(10) F
ickett、 Nucl、 Ac1ds Res、
10 (1982) 5303−5318゜(11)
Tinocco et al、、 Nature Ne
w Riot、 246 (1973) 40−41゜
(12) Novick et at、、 Bacte
riol Rev、 40 (1976) 168−1
89゜
1 (1979) 43−44゜(2) Messi
ng et al、、 Gene 19 (1982)
269−276゜(3) Labigne−Rou
ssel et al、、 Mo1. Gen、 G
enet、 182 (1981)390−408゜ (4) Davis et al、、 Co!d S
pring Harbor Lab、、 Co1d S
pringllarbor H,Y、、 1980゜(
5) Haniatis et al、、 Co1d
Spring Harbor Lab、、 Co1d
SpringHarbor、 N、Y、 1982.
D、149−186゜(6) Sanger et
al、、 P、N、A、S、、 USA、 74 (1
979) 5463−5467゜(7) 5taden
Nucl、 Ac1d Res、 8 (1980)
3673−3694゜(8) Birboim e
t al、、 Nucl、 Ac1ds Res、7
(1979) 1513−1523゜(9) Sang
er et al、、 J、 Mol、Biol、 1
62 (1982)、 729−773゜(10) F
ickett、 Nucl、 Ac1ds Res、
10 (1982) 5303−5318゜(11)
Tinocco et al、、 Nature Ne
w Riot、 246 (1973) 40−41゜
(12) Novick et at、、 Bacte
riol Rev、 40 (1976) 168−1
89゜
第1図は別のプラスミドに挿入されereA−遺伝子を
含むプラスミドp11’1100に由来の1.66kb
の挿入物の制限マツプ、第2図は前記挿入物中に存在す
る核酸配列を示し完全etcA遺伝子の配列を枠で囲ま
れた部分で示した図、第3図は第1図の1.66kbの
挿入物の配列決定に使用される方法の説明図、第4図は
5DS−PAGE分離実験後に得られた[: ”S)
L−メチオニンでラベルしたポリペプチド(エリスロマ
イシンエステラーゼを含む)のオートラジオダラムであ
る。 図面の浄さく内容1 FIG、1 :変更なし) FIG、3 FIG、4 菊−−m− 25,7−−−
含むプラスミドp11’1100に由来の1.66kb
の挿入物の制限マツプ、第2図は前記挿入物中に存在す
る核酸配列を示し完全etcA遺伝子の配列を枠で囲ま
れた部分で示した図、第3図は第1図の1.66kbの
挿入物の配列決定に使用される方法の説明図、第4図は
5DS−PAGE分離実験後に得られた[: ”S)
L−メチオニンでラベルしたポリペプチド(エリスロマ
イシンエステラーゼを含む)のオートラジオダラムであ
る。 図面の浄さく内容1 FIG、1 :変更なし) FIG、3 FIG、4 菊−−m− 25,7−−−
Claims (4)
- (1)ヒトの便の如きサンプル中のエリスロマイシン耐
性因子をインビトロで検出するために、該サンプル中に
存在する核酸と下記の配列をもつereA遺伝子の少な
くとも一部を含むヌクレオチドプローブとを接触させる
ことを特徴とする方法:【遺伝子配列があります】 - (2)プローブが¥ereA¥遺伝子の全部又は一部を
含む組換体DNAであることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の方法。 - (3)プラスミドpIP1100から単離された150
0個以下の塩基対を含んでおり¥ereA¥遺伝子自体
の全部又は一部を含むヌクレオチド配列。 - (4)特許請求の範囲第3項に記載のヌクレオチド配列
から成る挿入物によって修飾されていることを特徴とす
る組換体ベクター。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8510454A FR2584419B1 (fr) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | Sonde et procede pour la detection de facteurs de resistance a l'erythromycine dans des cultures cellulaires, notamment bacteriennes |
FR8510454 | 1985-07-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62115299A true JPS62115299A (ja) | 1987-05-26 |
Family
ID=9321091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61160683A Pending JPS62115299A (ja) | 1985-07-08 | 1986-07-08 | 細胞培養物特に細菌培養物中のエリスロマイシン耐性因子を検出するためのプロ−ブ及び方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0209451A1 (ja) |
JP (1) | JPS62115299A (ja) |
FR (1) | FR2584419B1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6001564A (en) * | 1994-09-12 | 1999-12-14 | Infectio Diagnostic, Inc. | Species specific and universal DNA probes and amplification primers to rapidly detect and identify common bacterial pathogens and associated antibiotic resistance genes from clinical specimens for routine diagnosis in microbiology laboratories |
US20020055101A1 (en) | 1995-09-11 | 2002-05-09 | Michel G. Bergeron | Specific and universal probes and amplification primers to rapidly detect and identify common bacterial pathogens and antibiotic resistance genes from clinical specimens for routine diagnosis in microbiology laboratories |
US5994066A (en) * | 1995-09-11 | 1999-11-30 | Infectio Diagnostic, Inc. | Species-specific and universal DNA probes and amplification primers to rapidly detect and identify common bacterial pathogens and associated antibiotic resistance genes from clinical specimens for routine diagnosis in microbiology laboratories |
US20100267012A1 (en) | 1997-11-04 | 2010-10-21 | Bergeron Michel G | Highly conserved genes and their use to generate probes and primers for detection of microorganisms |
US20030049636A1 (en) | 1999-05-03 | 2003-03-13 | Bergeron Michel G. | Species-specific, genus-specific and universal DNA probes and amplification primers to rapidly detect and identify common bacterial and fungal pathogens and associated antibiotic resistance genes from clinical specimens for diagnosis in microbiology laboratories |
EP2322667A3 (en) | 1999-09-28 | 2011-10-26 | Geneohm Sciences Canada, Inc. | Highly conserved gene and its use to generate species-specific, genus-specific, family-specific, group-specific and universal nucleic acid probes for microorganisms. |
-
1985
- 1985-07-08 FR FR8510454A patent/FR2584419B1/fr not_active Expired
-
1986
- 1986-07-08 JP JP61160683A patent/JPS62115299A/ja active Pending
- 1986-07-08 EP EP86401517A patent/EP0209451A1/fr not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2584419A1 (fr) | 1987-01-09 |
FR2584419B1 (fr) | 1987-11-13 |
EP0209451A1 (fr) | 1987-01-21 |
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