[go: up one dir, main page]

JPS62111145A - 故障診断機能を有する車両制御装置 - Google Patents

故障診断機能を有する車両制御装置

Info

Publication number
JPS62111145A
JPS62111145A JP60250298A JP25029885A JPS62111145A JP S62111145 A JPS62111145 A JP S62111145A JP 60250298 A JP60250298 A JP 60250298A JP 25029885 A JP25029885 A JP 25029885A JP S62111145 A JPS62111145 A JP S62111145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
oxygen concentration
vehicle
failure diagnosis
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60250298A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0658085B2 (ja
Inventor
Hisami Adachi
足立 久美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP60250298A priority Critical patent/JPH0658085B2/ja
Publication of JPS62111145A publication Critical patent/JPS62111145A/ja
Publication of JPH0658085B2 publication Critical patent/JPH0658085B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 凡用り亘灼 [産業上の利用分野] 本発明は故障診断機能を有する車両制御装置に係り、詳
しくは車両各部に配設された検出器の異常判定に有効な
故障診断機能を有する車両制m装置に関する。
[従来の技術] 近年、車両運転に関する各種の制御を、マイクロコンピ
ュータを中心として構成した電子制御装置により実行ざ
ぜる車両制御装置が開発されている。これらの車両制御
装置は、排気特性および燃費性能の向上を目的とした、
燃料噴射m、点火時期、燃料噴射時期、アイドル回転速
度、排気再循環量等の内燃機関に関する諸量の制御を行
なうに留まらず、車両走行性能の向上を目的とした変速
機の制御、アンチスキッド制御、加速スリップ制御およ
びサスペンション特性の制御等を行なうに至っている。
このような車両制御装置は、車両各部に配設された各種
センサからの入力信号に基づいて、車両各部に設けられ
た各種機器を駆動するものである。
このような制御が適切に行なわれるためには、上述した
マイクロコンピュータの処理およびその入出力信号が常
に正常であることが補償されていなければならない。こ
のため、工場での生産または検査の各工程、あるいはフ
ィールドでの保守等の場合に、比較的容易に車両制御装
置の機能確認を可能にすることを目的として、自己診断
機能を有する車両制御装置が開発されている。例えば、
入出力装置に、マイクロコンピュータ系に診断命令を供
給可能な診断装置を接続し、記憶装置のうちの1つの記
憶装置に記憶された診断プログラムに応じて自動車に固
有のデータを診断装置に伝達するよう構成し、主プログ
ラム内のサブプログラムを用いて種々の測定個所を呼出
しまたは検査しかつそれ自体公知の指示または評価装置
を用いて相応する値を指示するかまたは後続処理するこ
とによって、マイクロコンピュータ系を有する自動車を
比較的簡単に検査できる「診断装置を有する制御装置」
 (特開昭54−158530号公報)等が提案されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] かかる従来技術としての故障診断機能を有する車両制御
装置には以下のような問題点が存在した。
すなわち、 (1) 故障診断開始の指令を入力するため、あるいは
故障診断を行なうための外部機器を接続するための専用
のテスト入力ボートを車両制御装置を構成するマイクロ
コンピュータに設ける必要があった。ところが、車両制
御装置の制御対象の増加に伴い、上記マイクロコンピュ
ータの入力ポートに接続する必要のあるセンサの数は増
加する。
このため、数に制限のある入力ポートの一つを、常時使
用するものではないテスト入力専用に使用すると、車両
制御装置の機能向上を図ることが困雌になると共に、車
両制御装置設計時に制約が生じて設計時の自由度が低下
するという問題点があった。
(2) また、故障診断時にのみ使用する専用の入力ポ
ートを設けておくと、車両整備時の誤接続等により、車
両制御装置の破損を招く危険性があるといった問題も考
えられた。
本発明はマイクロコンピュータ入力ポートを効率的に使
用した故障診断機能を有する車両制御装置の提供を目的
とするものである。
及」匹適威 [問題点を解決するための手段] 本発明は上記問題を解決するために、第1図に例示する
構成をとった。本発明は第1図に例示するように、 車両の排気中の残存酸素濃度を検出する酸素濃度検出器
からの検出結果を入力する酸素濃度入力部M1および車
両各部に配設された検出器からの検出結果を入力する入
力部を有する入力手段M2と、 該入力された各検出結果に基づいて車両の運転制御を行
なう運転制御部M3および予め定められた診断手順に従
う1または複数の処理を実行することにより上記車両の
故障を診断する故障診断部M4を有する制御手段M5と
、 を具備した故障診断機能を有する車両制御装置において
、 上記制御手段M5が、上記酸素濃度入力部M1に上記検
出結果とは異なる所定の電圧が入力されている場合に上
記故障診断部M4を起動させるよう構成されたことを特
徴とする故障診断機能を有する車両制御装置を要旨とす
るものである。
入力手段M2とは、酸素WA度検出器からの検出結果を
入力する酸素濃度入力部M1およびその他の検出器から
の検出結果を入力する入力部を有するものである。例え
ば、検出器からの信号のバッファ回路もしくはノイズ除
去回路または波形整形回路等から成る入力部を有し、該
入力部に入力されたアナログ信号をディジタル信号に変
換するA/D変換器および該A/D変換器の出力信号を
入力する入力ボート等を備えて構成することができる。
運転制御部M3とは、車両各部に配設された検出器から
の検出結果に基づいて車両の運転制御を行なうものであ
る。例えば、上記各検出結果から車両運転に関する所定
の制御量を算出し、該算出値に従って各機器を駆動して
車両の運転制御を行なうよう構成してもよい。
故障診断部M4とは、予め定められた診断手順に従う処
理を実行して車両の故障診断を行なうものである。例え
ば、上述した各検出器からの検出結果が所定範囲内にあ
るか否かを判定することにより故障診断を行なうよう構
成することができる。
また、例えば、車両の運転制御に必要な値であって、予
め記憶されている値の総和を算出し、該算出値が所定値
であるか否かを判定することにより故障診断を行なうこ
ともできる。さらに、例えば、所定の値を一時的に記憶
させ、該記憶値と上記所定の値とが一致しているか否か
を判定することにより故障診断を行なうことも考えられ
る。
制御手段M5とは、上記運転制御部M3と故障診断部M
4とを備えて構成され、上述した酸素濃度入力部に酸素
濃度検出器の検出結果が入力されている場合は車両の運
転制御を行ない、一方、酸素濃度入力部に上記検出器結
果とは異なる所定の電圧が入力された場合は車両の故障
診断を行なうものである。例えば、上記所定の電圧に応
じて故障診断を行なう複数の処理を選択的に実行するよ
う構成してもよい。制御手段M5は、例えば、周知のC
PUを中心にROM、RAMおよびその他の周辺回路素
子を備えた論理演算回路として構成され、車両の運転制
御または車両の故障診断を行なうものであってもよい。
[作用] 本発明の故障診断機能を有する車両制御装置は第1図に
例示するように、入力手段M2の酸素濃度入力部M1に
酸素濃度検出器からの検出結果が入力されている場合は
制御手段M5が運転制御部M3を起動させて車両の運転
制御を行ない、一方、酸素濃度入力部M1に上記検出結
果とは異なる所定の電圧が入力されている場合は制御手
段M5が故障診断部M4を起動させて車両の故障診断を
行なうよう働く。
従って本発明の故障診断機能を有する車両制御装置は、
故障診断部M4を起動させるための専用の入力部が必要
となり効率的な入力部の使用ができないといった問題を
生じることなく、!!素濃度入力部M1に所定の電圧を
入力することにより故障診断を行なうよう働く。
[実施例] 次に本発明の好適な一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
車両には、第2図に示すように、各種のセンサと各機器
が配設され、電子!1IIIII装置は上記センサの検
出結果に基づいて上記各機器の制御を行なう。
センサとしては、図示しないエンジンの排気マニホール
ド内に設けられて排気中の残存酸素濃度を検出する酸素
濃度センサ1、エンジンの冷却系統に配設されて冷却水
温度を検出する水温センサ2、エアクリーナ内部に設け
られて吸入空気温度を検出する吸気温センサ3、吸気通
路に配設されて吸気管内圧力を検出する吸気管内圧力セ
ンサ4、スロットルバルブの開度を検出するスロットル
ポジションセンサ5を備えている。また、図示しないデ
ィストリビュータ内に取り付けられてディストリビュー
タのカムシャフトの1/24回転毎に、すなわちクラン
ク角O0から300の整数倍毎に回転角信号を出力する
回転速度センサを兼ねた回転角センサ6、同じくディス
トリビュータ内に配設されてディストリビュータのカム
シャフトの1回転毎に、すなわちクランク軸の2回転毎
に基準信号を1回出力する気筒判別センサ7、およびエ
ンジンの出力軸に配設された車速センサ8も備えられて
いる。
一方、各種機器としては、故障診断処理実行時に点滅す
ることによりその内容を表示する警告灯9、図示しない
エンジンの点火に必要な高電圧を出力するイグナイタ1
0、吸気系統に燃料を供給する燃料噴射弁11、排気系
統に2次空気の供給を行なうエアーコントロールバルブ
(以下単にAC■とよぶ)の開度調節を行なう負圧切換
弁(以下単にvS■とよぶ)12を有している。
上述した各センサの検出結果は電子制御装置く以下単に
ECUとよぶ)20に入力され、該ECU20は、上記
各機器を制御する。
次に、上記ECU20の構成を説明する。ECU20は
、上述した各センサにより検出された各データを制御プ
ログラムに従って入力および演算すると共に、上記各機
器を駆動するための処理を行なうCPU20a、上記制
御プログラムおよび初期データが予め記憶されているR
OM20b。
ECU20に入力される各種データや演算制御に必要な
データが一時的に記憶されるRAM20c。
エンジンのキースイッチが運転者によってOFFされて
も以後のエンジン制御に必要な各種データを記憶保持可
能なようにバッテリによってバックアップされたバック
アツプRAM20d等を中心に論理演算回路として構成
され、コモンバス20eにより入出力ボート2Ofおよ
び出力ポート20gに接続されて外部との入出力を行な
う。
ECU20には、既述した酸素濃度センサ1、水温セン
サ2、吸気温センサ3、吸気管内圧力センサ4、スロッ
トルポジションセンサ5からの検出結果を入力するバッ
フ?回路2oh、 2ot。
20j、20に、20mが設けられており、上記各セン
サの出力信号を選択的にCPU20aに出力するマルチ
プレクサ20n、およびアナログ信号をディジタル信号
に変換するA/D変換器20pも配設されている。
また、ECU20は、回転角センサ6、気筒判別センサ
7、車速センサ8の各出力信号の波形を整形する波形整
形回路20Qも有している。上述した各センサにより検
出された信号は、入出力ボート2Ofを介してCPU2
0aに入力される。
さらに、ECL120は、既述した警告灯9、イグナイ
タ10、燃料噴射弁11およびVSVl2に駆動電流を
通電する駆動回路2Or、208゜20t、20uを有
する。CPU20aは、出力ポート20Qを介して上記
各駆動回路に制御信号を出力する。
またECL、120は、CPU20aを始めROM2o
b、RAM20c等への所定の間隔で制御タイミングと
なるクロック信号を送るクロック回路20v、ECU2
0に+5[■]の直流定電圧を供給する電源回路20W
も備えている。
次に、本発明第1実施例において、上記ECU20によ
り実行される処理について第3図に示すフローチャート
に基づいて説明する。
本処理起動後、ステップ100では、酸素濃度センサ1
のバッファ回路20hに印加される入力電圧が4 [V
]未満であるか否かが判定される。
これは、酸素濃度センサ1の出力電圧が、第4図に示す
ようにO[V]〜1[v]の範囲aであることに着目し
、誤動作防止のための電位差を3[■]とみなして4[
v]〜5[■]の範囲すの電圧を酸素濃度センサバッフ
1回路20tlに人為的に印加することができるように
設定したためである。
酸素濃度センサバッファ回路20hの入力電圧が4[■
]未満である場合には、通常の酸素濃度センサ1の出力
信号が入力されているものと判定され、ステップ110
に進む。ステップ110では、エンジン制御処理が行な
われる。すなわち、まず、吸気管内圧力センサ4と回転
角センサ6との検出結果に基づいて、基本燃料噴射量が
算出される。次に、酸素濃度センサ1、水温センサ2、
吸気温センサ3、スロットルポジションセンサ5の各検
出結果に基づいて、上記基本燃料噴射量の補正が行なわ
れて、実燃料噴射量が算出される。
この実燃料噴射量に基づいて、燃料噴射弁11から燃料
が噴射される。また、酸素濃度センサ1の検出結果に基
づいて、VSVl 2を駆動して2次空気を導入し、排
気中の酸素濃度を調整する処理も行なわれる。その後、
上記ステップ100に戻る。
一方、上記ステップ100で酸素濃度センサl<ッフ7
回路20hの入力電圧が4[V]以上であると判定され
た場合には、ステップ120に進む。
これは、故障診断を目的として上記酸素濃度センサバッ
ファ回路20hに人為的に4[v]以上の電圧が印加さ
れた場合である。ステップ120では、故障診断処理が
行なわれる。すなわち、水温センサ2、吸気温センサ3
、吸気管内圧力センサ4、スロットルポジションセンサ
5、回転角センサ6、車速センサ8の各出力信号および
電源回路20Wの電源電圧が正常であるか否かの診断が
行なわれる。上記各センサまたは電源回路に異常が検出
された場合には、警告灯9を所定の時間間隔で点滅させ
て異常力所を表示する。その後、上記ステップ100に
戻る。以後、本処理は、ECU20の動作中は繰り返し
て実行される。
なお本第1実施例において、バッフ1回路20hが酸素
濃度入力部M1に、入出力ボート20f1バツフア回路
20i、20j、20に、20m、マルチプレクサ2O
n、A/D変換器20p、波形整形回路20qが入力手
段M2に各々該当する。
また、ECU20と該ECLJ20により実行される処
理(ステップ110)が運転制御部M3として、ECL
J20と該ECLI20により実行される処理(ステッ
プ120)が故障診断部M4として、ECU20と該E
CU20により実行される処理(ステップ100,11
0,120)が制御手段M5として各々機能する。
以上説明したように本実施例は、酸素濃度センサ1のバ
ッファ回路20hにO〜1[v]の範囲の電圧が印加さ
れている場合にはECU20がエンジン制御処理を実行
し、上記バッフ・7回路20hに4〜5[■]の範囲の
電圧が印加されている場合にはECU20が故障診断処
理を実行するように構成されている。このため、バッフ
ァ回路2ohを通常運転時は酸素濃度センサ1の入力用
に使用し、一方、故障診断時は故障診断開始指令の入力
用に使用しているので、故障診断開始指令専用のバッフ
ァ回路が不用となり、しかも新たな回路構成を付加する
ことなく、接続可能な回路の数に制限のある入出力ボー
ト2Ofを効率的に使用することができる。
また、新たなセンサ入力回路等の追加を行なうような設
計変更時にも制約が少なくなるという利点を生じる。
さらに、酸素濃度センサ1の出力は1[■]を上回るこ
とがないので、車両走行中に誤動作を生じることなく、
故障診断開始指令入力端子として兼用することができる
という利点も生じる。
次に本発明第2実施例について説明する。第2実施例の
システム構成は、第1実施例と全く同様のため、符号等
は第1実施例と同様に表記して説明を省略する。第2実
施例と第1実施例との相違点は、酸素濃度センサバッフ
?回路20hに印加される電圧に応じて、故障診断処理
とメモリテスト処理とを選択的に実行するように構成し
た点である。
本発明第2実施例において、上記ECU20により実行
される処理を、第5図に示すフローチャートに基づいて
説明する。
本処理起動後、ステップ200では、酸素濃度センサ1
のバッファ回路20hに印加される入力電圧が4[■]
未満であるか否かが判定される。
該バッファ回路20hに印加される入力電圧が4[V]
未満である場合には、ステップ210に進む。ステップ
210では、エンジン制御処理が行なわれて、再び上記
ステップ200に戻る。なお、ステップ210の処理内
容は、第1実施例のステップ110と同様のため説明を
省略する。
一方、上記ステップ200で酸素濃度センサバッファ回
路20hの入力電圧が4[V]以上であると判定された
場合には、ステップ215に進む。
ステップ215では、上記入力電圧が4[71以上4.
5 [V]未満であるか否かが判定される。
該入力電圧が4[■]以上4.5 [V]未満である場
合には、ステップ220に進む。ステップ220では故
障診断処理が行なわれた後、上記ステップ200に戻る
。なお、ステップ220の処理内容は、第1実施例のス
テップ120と同様のため説明を省略する。
一方、上記ステップ215で酸素濃度センサバッフ1回
路20hの入力電圧が4.5 [V]以上であると判定
された場合には、ステップ230に進む。ここでは、メ
モリテスト処理が行なわれる。
すなわち、まずROM2Ob内に記憶されているデータ
の総和を求める処理が行なわれる。次に、上記総和が予
め定められた所定値と一致するか否かが判定される。該
総和が上記所定値と一致する場合には、ROM20bの
内容が正しいものと判断される。一方、上記総和が上記
所定値と一致しない場合には、ROM20bの内容に誤
りがあるものと判断されて、異常が生じたことが警告灯
9の点滅により表示される。次に、RAM20cに予め
定められた所定の値を一旦記憶させ、次に該記憶値と上
記所定値とが一致するか否かが判定される。上記記憶値
と上記所定値とが一致する場合には、RAM20Gが正
常に作動するものと判定される。一方、上記記憶値と上
記所定値とが一致しない場合には、RAM20Gに異常
が生じたものと判断されて、警告灯9の点滅により異常
が表示される。その後、上記ステップ200に戻る。
以後、本処理は、ECLJ20動作中は、繰り返して実
行される。
なお本第2実施例において、バッファ回路20hが酸素
濃度入力部M1に、入出力ボート20f1バツフア回路
20i、20j、20に、20m、マルチプレクサ20
n1A/D変換器20p、波形整形回路20qが入力手
段M2に各々該当する。
また、ECU20と該ECU20により実行される処理
(ステップ210)が運転制御部M3として、ECt、
120と該ECtJ20により実行される処理(ステッ
プ220,230>が故障診断部M4として、ECU2
0と該ECU20により実行される処理(ステップ20
0,210,215゜220.230>が制御手段M5
として各々機能する。
以上説明したように本第2実施例は、酸素濃度センサバ
ッファ回路20hに入力される電圧が4[V]以上4.
5 [V]未満である場合には、故障診断処理が実行さ
れ、一方、4.5 [V]以上である場合にはメモリテ
スト処理が実行されるように構成されている。このため
、第1実施例の各効果が向上したことに加えて、以下の
効果を生じる。
すなわち、回路構成に何ら変更を加えることなく、一つ
のバッファ回路20Hに印加する電圧に応じて2種類の
処理を切り替えて実行するので、複数種類の故障診断処
理を連続して行なう場合の作業効率が向上するという利
点が生じる。
以上本発明のいくつかの実施例について説明したが、本
発明はこのような実施例に何等限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態
様で実施し得ることは勿論である。
及服二羞里 以上詳記したように本発明の故障診断機能を有する車両
制御装置は、酸素濃度入力部に酸素濃度検出器からの検
出結果とは異なる所定の電圧が入力された場合に制御手
段が故障診断部を起動させるよう構成されている。この
ため、故障診断専用の入力部を配設せず、かつ入力手段
の構成を変更することなく、車両の故障診断を行なうこ
とができるという優れた効果を奏する。
また、入力手段に故障診断専用の入力部を設ける必要が
なくなるため、入力部の数に関する制約が少なくなるの
で、車両制御装置を設計する場合に設計の自由度が増加
すると共に、機能向上を比較的容易に実現できる。
さらに、例えば、制御手段が酸素濃度入力部に入力され
る所定の電圧に応じて複数の故障診断処理を選択的に実
行するよう構成した場合には、複数の故障診断作業を連
続して行なう場合の作業効率が向上するという利点も生
じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明内容を概念的に例示した基本的構成図、
第2図は本発明一実施例である電子制御装置(ECU)
の構成を説明するためのブロック図、第3図は本発明第
1実施例においてECUにより実行される処理を示すフ
ローチャート、第4図は酸素濃度センサバッファ回路に
印加される電圧の特性を示す説明図、第5図は本発明第
2実施例おいてECtJにより実行される処理を示すフ
ローチャートである。 Ml・・・酸素濃度入力部 M2・・・入力手段 M3・・・運転制御部 M4・・・故障診断部 M5・・・制御手段 1・・・酸素濃度センサ 2Of・・・入出力ボード 20h、20i、20j、20に、20m・・・バッフ
1 20n・・・マルチプレクサ 20D・・・A/D変換器 20q・・・波形整形回路 20・・・電子制御装置(ECLI) 20 a−CP U

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の排気中の残存酸素濃度を検出する酸素濃度検
    出器からの検出結果を入力する酸素濃度入力部および車
    両各部に配設された検出器からの検出結果を入力する入
    力部を有する入力手段と、該入力された各検出結果に基
    づいて車両の運転制御を行なう運転制御部および予め定
    められた診断手順に従う1または複数の処理を実行する
    ことにより上記車両の故障を診断する故障診断部を有す
    る制御手段と、 を具備した故障診断機能を有する車両制御装置において
    、 上記制御手段が、上記酸素濃度入力部に上記検出結果と
    は異なる所定の電圧が入力されている場合に上記故障診
    断部を起動させるよう構成されたことを特徴とする故障
    診断機能を有する車両制御装置。 2 上記制御手段が、上記酸素濃度入力部に入力される
    上記所定の電圧に応じて上記複数の処理を選択的に実行
    する特許請求の範囲第1項に記載の故障診断機能を有す
    る車両制御装置。
JP60250298A 1985-11-07 1985-11-07 故障診断機能を有する車両制御装置 Expired - Fee Related JPH0658085B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60250298A JPH0658085B2 (ja) 1985-11-07 1985-11-07 故障診断機能を有する車両制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60250298A JPH0658085B2 (ja) 1985-11-07 1985-11-07 故障診断機能を有する車両制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62111145A true JPS62111145A (ja) 1987-05-22
JPH0658085B2 JPH0658085B2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=17205822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60250298A Expired - Fee Related JPH0658085B2 (ja) 1985-11-07 1985-11-07 故障診断機能を有する車両制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0658085B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005078642A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Thomson Licensing Sa 制御装置、スマートカード読取起動装置及び関連する製品
JP2008215361A (ja) * 1997-09-24 2008-09-18 Robert Bosch Gmbh 内燃機関の制御方法及び装置
JP2017211812A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 車載用制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008215361A (ja) * 1997-09-24 2008-09-18 Robert Bosch Gmbh 内燃機関の制御方法及び装置
JP2005078642A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Thomson Licensing Sa 制御装置、スマートカード読取起動装置及び関連する製品
JP4681837B2 (ja) * 2003-08-29 2011-05-11 トムソン ライセンシング 制御装置、スマートカード読取起動装置及び関連する製品
US8561120B2 (en) 2003-08-29 2013-10-15 Thomson Licensing S.A. Control device, smart card reading activation device and associated products
JP2017211812A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 車載用制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0658085B2 (ja) 1994-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4618220B2 (ja) ガスセンサの組み付け状態検出方法及びガスセンサの組み付け状態検出装置
JPS61261145A (ja) 車両用故障診断装置
US10443475B2 (en) Secondary air system in an exhaust gas purification system of an internal combustion engine
US4546646A (en) System for diagnosing an internal combustion engine
JP2010106785A (ja) 排出ガス還流システムの異常診断装置
US6694962B2 (en) Abnormality diagnosis apparatus of internal combustion engine
JPS62111145A (ja) 故障診断機能を有する車両制御装置
US6092019A (en) Method of judging monitoring condition for diagnosis of engine
JPH02228572A (ja) インジェクタの診断装置
CN112523864B (zh) 一种发动机曲轴位置传感器的诊断方法、装置及存储介质
JPH07310585A (ja) 筒内圧センサの診断装置
JP6358120B2 (ja) 車両の制御装置
JP3889523B2 (ja) エンジンのフェイルセーフ装置
US5604500A (en) A/D conversion process
JPH0791310A (ja) 車載用制御装置の自己診断装置
US8050813B2 (en) Powertrain and ignition diagnostic system and method
JPS62258831A (ja) 異常診断装置
JPS61220947A (ja) 故障診断機能を有する車両制御装置
JPS5911407A (ja) 学習制御システムを持つ自動車の診断装置
JP2827211B2 (ja) アイドル回転速度制御弁診断装置
JPH0742602A (ja) 車載電子機器におけるメモリバックアップ電源監視装置
JPH0731542B2 (ja) 車載用制御装置の自己診断装置
JP2000073841A (ja) 内燃機関の警告灯故障診断装置、方法及び故障時制御方法
JPH1122537A (ja) センサ出力診断装置
JPH028135B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees