JPS6210463Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210463Y2 JPS6210463Y2 JP5347482U JP5347482U JPS6210463Y2 JP S6210463 Y2 JPS6210463 Y2 JP S6210463Y2 JP 5347482 U JP5347482 U JP 5347482U JP 5347482 U JP5347482 U JP 5347482U JP S6210463 Y2 JPS6210463 Y2 JP S6210463Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- cleaner case
- case cover
- cover
- case body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Electrostatic Separation (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動二輪車のエンジンの吸気系におけ
るエアクリーナ装置の改良に関する。
るエアクリーナ装置の改良に関する。
(従来技術及びその問題点)
第1図は従来のエアクリーナ装置を設けたスク
ータタイプの自動二輪車30の概略側面図を示
し、前車輪31を軸支するフロントフオーク32
の上部のヘツドパイプ33から下方に彎曲したメ
インフレーム1の後部に上方に起立し後方に彎曲
したリヤフレーム2が接合され、このリヤフレー
ム2の下部にリンク3の前端が枢着され、該リン
ク3の後端はエンジン4と変速機5を組み付けた
パワーユニツト6の前方下部に枢着され、後車輪
34を駆動する前記パワーユニツト6の後方上部
はリヤクツシヨン7を介して前記リヤフレーム2
の後部に支持され、いわゆるスイング式パワーユ
ニツトとなつている。レツグシールド35とリヤ
カバー36の間に乗員の足のせであるフロア37
が、該リヤカバー36の上部にシート38がそれ
ぞれ配設されている。前記エンジン4の車体左側
にはキヤブレタ8及びエアクリーナ装置9が順次
隣接して配設されている。このエアクリーナ装置
9は第2図に概略水平断面図で示すようにエアク
ナーナケース10′を有しており、該エアクリー
ナケース10′は車体の側面方向に開口するエア
クリーナケース本体10にエアクリーナケースカ
バー11を被嵌接合してなり、該エアクリーナケ
ース10′の内部にはエアクリーナエレメント1
2が装着され、該エアクリーナエレメント12に
より前記エアクリーナケース10′の内部空間が
ダーテイサイド10′aとクリーンサイド10′b
とに区画されている。従つて、外気は吸気ダクト
13を通じて前記エアクリーナケース10′のダ
ーテイサイド10′aに導入され、前記エアクリ
ーナエレメント12を通過してクリーンサイド1
0′bに流れ、該クリーンサイド10′bの出口孔
14からキヤブレタ8に吸入されるようになつて
いる。ここで、前記吸気ダクト13の取り付け方
法として前記エアクリーナケース本体10の壁1
0aに該吸気ダクト13の取付孔15と、該吸気
ダクト13の外周面にその全周に亘つて突部13
a,13bとをそれぞれ設け、これら突部13
a,13b間の嵌合溝13cに前記取付孔15を
嵌合して装着する方法が考えられる。この装着方
法によると、前記吸気ダクト13の装着部13d
と、前記エアクリーナケース本体10とエアクリ
ーナケースカバー11との接合部16とが二重に
形成されることになり、それだけエアクリーナ装
置9が大型化するという問題がある。
ータタイプの自動二輪車30の概略側面図を示
し、前車輪31を軸支するフロントフオーク32
の上部のヘツドパイプ33から下方に彎曲したメ
インフレーム1の後部に上方に起立し後方に彎曲
したリヤフレーム2が接合され、このリヤフレー
ム2の下部にリンク3の前端が枢着され、該リン
ク3の後端はエンジン4と変速機5を組み付けた
パワーユニツト6の前方下部に枢着され、後車輪
34を駆動する前記パワーユニツト6の後方上部
はリヤクツシヨン7を介して前記リヤフレーム2
の後部に支持され、いわゆるスイング式パワーユ
ニツトとなつている。レツグシールド35とリヤ
カバー36の間に乗員の足のせであるフロア37
が、該リヤカバー36の上部にシート38がそれ
ぞれ配設されている。前記エンジン4の車体左側
にはキヤブレタ8及びエアクリーナ装置9が順次
隣接して配設されている。このエアクリーナ装置
9は第2図に概略水平断面図で示すようにエアク
ナーナケース10′を有しており、該エアクリー
ナケース10′は車体の側面方向に開口するエア
クリーナケース本体10にエアクリーナケースカ
バー11を被嵌接合してなり、該エアクリーナケ
ース10′の内部にはエアクリーナエレメント1
2が装着され、該エアクリーナエレメント12に
より前記エアクリーナケース10′の内部空間が
ダーテイサイド10′aとクリーンサイド10′b
とに区画されている。従つて、外気は吸気ダクト
13を通じて前記エアクリーナケース10′のダ
ーテイサイド10′aに導入され、前記エアクリ
ーナエレメント12を通過してクリーンサイド1
0′bに流れ、該クリーンサイド10′bの出口孔
14からキヤブレタ8に吸入されるようになつて
いる。ここで、前記吸気ダクト13の取り付け方
法として前記エアクリーナケース本体10の壁1
0aに該吸気ダクト13の取付孔15と、該吸気
ダクト13の外周面にその全周に亘つて突部13
a,13bとをそれぞれ設け、これら突部13
a,13b間の嵌合溝13cに前記取付孔15を
嵌合して装着する方法が考えられる。この装着方
法によると、前記吸気ダクト13の装着部13d
と、前記エアクリーナケース本体10とエアクリ
ーナケースカバー11との接合部16とが二重に
形成されることになり、それだけエアクリーナ装
置9が大型化するという問題がある。
(考案の目的)
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、小
型化したエアクリーリ装置を提供することを目的
とする。
型化したエアクリーリ装置を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段)
上述の問題点を解決するため本考案において
は、エアクリーナケース本体とエアクリーナケー
スカバーとを接合して形成されるエアクリーナケ
ースと、該エアクリーナケースの内部空間をダー
テイサイドとクリーンサイドとに区画するエアク
リーナエレメントとを有するエアクリーナ装置に
おいて、前記エアクリーナケース本体側壁または
前記エアクリーナケースカバー側壁をこれらエア
クリーナケース本体とエアクリーナケースカバー
との接合部の一部を含んで切削してなる切欠部
と、一端が前記エアクリーナケース内部に他端が
該エアクリーナケース外部にそれぞれ開口すると
共に前記エアクリーナケース本体とエアクリーナ
ケースカバーとの接合部と連続する接合部を有す
る連通部材とを設け、該連通部材を前記切欠部に
嵌入し、かつ前記エアクリーナケースカバーとエ
アクリーナケース本体とにより挾持して構成した
ものである。
は、エアクリーナケース本体とエアクリーナケー
スカバーとを接合して形成されるエアクリーナケ
ースと、該エアクリーナケースの内部空間をダー
テイサイドとクリーンサイドとに区画するエアク
リーナエレメントとを有するエアクリーナ装置に
おいて、前記エアクリーナケース本体側壁または
前記エアクリーナケースカバー側壁をこれらエア
クリーナケース本体とエアクリーナケースカバー
との接合部の一部を含んで切削してなる切欠部
と、一端が前記エアクリーナケース内部に他端が
該エアクリーナケース外部にそれぞれ開口すると
共に前記エアクリーナケース本体とエアクリーナ
ケースカバーとの接合部と連続する接合部を有す
る連通部材とを設け、該連通部材を前記切欠部に
嵌入し、かつ前記エアクリーナケースカバーとエ
アクリーナケース本体とにより挾持して構成した
ものである。
(作用)
連通部材は切削部に嵌入されてエアクリーナケ
ース本体とエアクリーナケースカバーとにより挾
持され、連通部材の係合部がエアクリーナケース
本体とエアクリーナケースカバーとの接合部と連
続し、これらが二重構造にならない。
ース本体とエアクリーナケースカバーとにより挾
持され、連通部材の係合部がエアクリーナケース
本体とエアクリーナケースカバーとの接合部と連
続し、これらが二重構造にならない。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を第3図及び第4図に
基づき説明する。第3図は本考案のエアクリーナ
装置の水平断面図、第4図は同分解斜視図であ
り、第3図中20は本考案のエアクリーナ装置を
示し、該エアクリーナ装置20はエアクリーナケ
ース20′を有し、該エアクリーナケース20′は
車体の側面方向に開口面21aを配置したエアク
リーナケース本体21と、この開口面21aに接
合されるエアクリーナケースカバー22とよりな
る。前記エアクリーナケース本体21の底壁21
bより開口面21aの略中央に向かつて突出する
取付ボス21cに、エアクリーナエレメント23
のエアクリーナエレメントイルダ24の各孔23
a,24aがそれぞれ嵌合され、該エアクリーナ
ケース本体21の保持部21eに前記エアクリー
ナエレメント23が当接し、前記エアクリーナケ
ースカバー22の内側に突出する取付ボス22b
のリブ22cにより前記エアクリーナエレメント
ホルダ24が保持されている。前記エアクリーナ
ケース20′の内部空間は前記エアクリーナエレ
メント23によりダーテイサイド20′aとクリ
ーンサイド20′bとに区画されている。また、
前記エアクリーナケース本体21には、その開口
面21aの周縁に前記エアクリーナケースカバー
22の嵌合突条22aが接合する断面二又状の接
合溝21dと、この接合溝21dの一部を含んで
前側壁21hのダーデイサイド20′aに吸気ダ
クト(連通部材)25が嵌合する切欠部21f
と、前記前側壁21hのクリーンサイド20′b
にキヤブレタ8とクリーンサイド20′bとを連
通するコーンチユーブ26が嵌合する孔21gと
がそれぞれ形成されている。前記コーンチユーブ
26は前記エアクリーナエレメント23に埋没
し、該エアクリーナエレメント23を保持してい
る。
基づき説明する。第3図は本考案のエアクリーナ
装置の水平断面図、第4図は同分解斜視図であ
り、第3図中20は本考案のエアクリーナ装置を
示し、該エアクリーナ装置20はエアクリーナケ
ース20′を有し、該エアクリーナケース20′は
車体の側面方向に開口面21aを配置したエアク
リーナケース本体21と、この開口面21aに接
合されるエアクリーナケースカバー22とよりな
る。前記エアクリーナケース本体21の底壁21
bより開口面21aの略中央に向かつて突出する
取付ボス21cに、エアクリーナエレメント23
のエアクリーナエレメントイルダ24の各孔23
a,24aがそれぞれ嵌合され、該エアクリーナ
ケース本体21の保持部21eに前記エアクリー
ナエレメント23が当接し、前記エアクリーナケ
ースカバー22の内側に突出する取付ボス22b
のリブ22cにより前記エアクリーナエレメント
ホルダ24が保持されている。前記エアクリーナ
ケース20′の内部空間は前記エアクリーナエレ
メント23によりダーテイサイド20′aとクリ
ーンサイド20′bとに区画されている。また、
前記エアクリーナケース本体21には、その開口
面21aの周縁に前記エアクリーナケースカバー
22の嵌合突条22aが接合する断面二又状の接
合溝21dと、この接合溝21dの一部を含んで
前側壁21hのダーデイサイド20′aに吸気ダ
クト(連通部材)25が嵌合する切欠部21f
と、前記前側壁21hのクリーンサイド20′b
にキヤブレタ8とクリーンサイド20′bとを連
通するコーンチユーブ26が嵌合する孔21gと
がそれぞれ形成されている。前記コーンチユーブ
26は前記エアクリーナエレメント23に埋没
し、該エアクリーナエレメント23を保持してい
る。
前記吸気ダクト25は、吸気消音対策上、広範
囲の周波数の吸気音を減衰させるため各種の口径
及び管長のダクト管25a…を集束して形成され
ていると共に、その軸線方向略中間部外周に突出
部25b′,25b′を有し、これら突出部25b′,
25b′相互間に前記切欠部21fに嵌合する嵌合
溝25bと、前記エアクリーナケース本体21の
開口面21a周縁の接合溝21dと連続する嵌合
溝25cとがそれぞれ形成されている。前記エア
クリーナケース本体21の切欠部21fに吸気ダ
クト25を嵌合し、該吸気ダクト25の接合溝2
5cがエアクリーナケース本体21の接合溝21
dと連続する。
囲の周波数の吸気音を減衰させるため各種の口径
及び管長のダクト管25a…を集束して形成され
ていると共に、その軸線方向略中間部外周に突出
部25b′,25b′を有し、これら突出部25b′,
25b′相互間に前記切欠部21fに嵌合する嵌合
溝25bと、前記エアクリーナケース本体21の
開口面21a周縁の接合溝21dと連続する嵌合
溝25cとがそれぞれ形成されている。前記エア
クリーナケース本体21の切欠部21fに吸気ダ
クト25を嵌合し、該吸気ダクト25の接合溝2
5cがエアクリーナケース本体21の接合溝21
dと連続する。
前記吸気ダクト25を前記エアクリーナケース
本体21の軸線方向略中間部に装着したことによ
り、該吸気ダクト25の長大化に伴うエアクリー
ナ装置20の大型化を避けている。
本体21の軸線方向略中間部に装着したことによ
り、該吸気ダクト25の長大化に伴うエアクリー
ナ装置20の大型化を避けている。
前記エアクリーナケースカバー22は内面に前
記エアクリーナケース本体21の開口面21a周
縁の接合溝21dに接合する接合突条22aと、
前記エアクリーナケースカバー22の内側に突出
し、かつ前記エアクリーナケース本体21の取付
ボス21cに当接する取付ボス22bとがそれぞ
れ形成されている。前記エアクリーナケースカバ
ー22の前端22dは前記吸気ダクト25及びキ
ヤブレタ29までを覆うように車体前後方向に延
出されている。
記エアクリーナケース本体21の開口面21a周
縁の接合溝21dに接合する接合突条22aと、
前記エアクリーナケースカバー22の内側に突出
し、かつ前記エアクリーナケース本体21の取付
ボス21cに当接する取付ボス22bとがそれぞ
れ形成されている。前記エアクリーナケースカバ
ー22の前端22dは前記吸気ダクト25及びキ
ヤブレタ29までを覆うように車体前後方向に延
出されている。
前記エアクリーナケース本体21の切欠部21
fに前記吸気ダクト25の嵌合溝25bを嵌入
し、該吸気ダクト25の接合溝25cと、該接合
溝25cと連続する前記エアクリーナケース本体
21の接合溝21dとにシールラバー27を嵌入
し、これら接合溝21d,25cに前記エアクリ
ーナケースカバー22内面の接合突条22aを接
合し、ビス28を前記エアクリーナケースカバー
22の取付ボス22bから前記エアクリーナケー
ス本体21の取付ボス21cに挿通して締め付
け、本考案のエアクリーナ装置20全体が組み立
てられる。
fに前記吸気ダクト25の嵌合溝25bを嵌入
し、該吸気ダクト25の接合溝25cと、該接合
溝25cと連続する前記エアクリーナケース本体
21の接合溝21dとにシールラバー27を嵌入
し、これら接合溝21d,25cに前記エアクリ
ーナケースカバー22内面の接合突条22aを接
合し、ビス28を前記エアクリーナケースカバー
22の取付ボス22bから前記エアクリーナケー
ス本体21の取付ボス21cに挿通して締め付
け、本考案のエアクリーナ装置20全体が組み立
てられる。
次に作用について説明する。上記のようにエア
クリーナケースカバー22の接合突条22aはエ
アクリーナケース本体21とエアクリーナケース
カバー22と接合する部材と吸気ダクト25とエ
アクリーナケース本体21とを係合する部材と兼
用されるのでエアクリーナケース20′の外形寸
法が小さくなる。
クリーナケースカバー22の接合突条22aはエ
アクリーナケース本体21とエアクリーナケース
カバー22と接合する部材と吸気ダクト25とエ
アクリーナケース本体21とを係合する部材と兼
用されるのでエアクリーナケース20′の外形寸
法が小さくなる。
尚、本考案では、上記実施例におけるエアクリ
ーナケース本体21の接合溝21dをエアクリー
ナケースカバー22に、該エアクリーナケースカ
バー22の接合突条22aをエアクリーナケース
本体21に設けてもよく、またエアクリーナケー
ス本体21の切欠部21fに代えてエアクリーナ
ケースカバー22の深さを深くし、該エアクリー
ナケースカバー22の側壁に切欠部を設け該切欠
部に連通部材である吸気ダクト25を嵌入するよ
うにしても勿論差支えない。また、本実施例にお
いて、吸気ダクト25を連通部材として説明した
がコーンチユーブ26を連通部材としてもよい。
ーナケース本体21の接合溝21dをエアクリー
ナケースカバー22に、該エアクリーナケースカ
バー22の接合突条22aをエアクリーナケース
本体21に設けてもよく、またエアクリーナケー
ス本体21の切欠部21fに代えてエアクリーナ
ケースカバー22の深さを深くし、該エアクリー
ナケースカバー22の側壁に切欠部を設け該切欠
部に連通部材である吸気ダクト25を嵌入するよ
うにしても勿論差支えない。また、本実施例にお
いて、吸気ダクト25を連通部材として説明した
がコーンチユーブ26を連通部材としてもよい。
(考案の効果)
以上述べたごとく本考案ではエアクリーナケー
ス本体と、エアクリーナケースカバーとを接合し
て形成されるエアクリーナケースと、該エアクリ
ーナケースの内部空間をダーテイサイドとクリー
ンサイドとに区画するエアクリーナエレメントと
を有するエアクリーナ装置において、前記エアク
リーナケース本体側壁または前記エアクリーナケ
ースカバー側壁をこれらエアクリーナケース本体
とエアクリーナケースカバーとの接合部の一部を
含んで切削してなる切欠部と、一端が前記エアク
リーナケース内部に他端が該エアクリーナケース
外部にそれぞれ開口すると共に前記エアクリーナ
ケース本体とエアクリーナケースカバーとの接合
部と連続する接合部を有する連通部材とを設け、
該連通部材を前記切欠部に嵌入し、かつ前記エア
クリーナケースカバーとエアクリーナケース本体
とにより挾持するようにしたので、エアクリーナ
ケース本体とエアクリーナケースカバーとの接合
部と、連通部材とエアクリーナケース本体または
エアクリーナケースカバーとの装着嵌合部とが兼
用構造となつて、それらが二重になることはな
く、従つて、エアクリーナケースの外形寸法を小
さくすることができるから、エアクリーナ装置の
小型化が達成される。また、連通部材の脱着が容
易である。
ス本体と、エアクリーナケースカバーとを接合し
て形成されるエアクリーナケースと、該エアクリ
ーナケースの内部空間をダーテイサイドとクリー
ンサイドとに区画するエアクリーナエレメントと
を有するエアクリーナ装置において、前記エアク
リーナケース本体側壁または前記エアクリーナケ
ースカバー側壁をこれらエアクリーナケース本体
とエアクリーナケースカバーとの接合部の一部を
含んで切削してなる切欠部と、一端が前記エアク
リーナケース内部に他端が該エアクリーナケース
外部にそれぞれ開口すると共に前記エアクリーナ
ケース本体とエアクリーナケースカバーとの接合
部と連続する接合部を有する連通部材とを設け、
該連通部材を前記切欠部に嵌入し、かつ前記エア
クリーナケースカバーとエアクリーナケース本体
とにより挾持するようにしたので、エアクリーナ
ケース本体とエアクリーナケースカバーとの接合
部と、連通部材とエアクリーナケース本体または
エアクリーナケースカバーとの装着嵌合部とが兼
用構造となつて、それらが二重になることはな
く、従つて、エアクリーナケースの外形寸法を小
さくすることができるから、エアクリーナ装置の
小型化が達成される。また、連通部材の脱着が容
易である。
第1図は従来のエアクリーナ装置を設けたスク
ータタイプの自動二輪車の概略側面図、第2図は
従来のエアクリーナ装置の概略水平断面図、第3
図及び第4図は本考案のエアクリーナ装置の一実
施例を示し、第3図は水平断面図、第4図は分解
斜視図である。 20……エアクリーナ装置、20′……エアク
リーナケース、20′a……ダーテイサイド、2
0′b……クリーンサイド、21……エアクリー
ナケース本体、21d……接合溝、21f……切
欠部、22……エアクリーナケースカバー、22
a……接合突条、23……エアクリーナエレメン
ト、25……吸気ダクト(連通部材)、25b…
…嵌合溝、25c……接合溝。
ータタイプの自動二輪車の概略側面図、第2図は
従来のエアクリーナ装置の概略水平断面図、第3
図及び第4図は本考案のエアクリーナ装置の一実
施例を示し、第3図は水平断面図、第4図は分解
斜視図である。 20……エアクリーナ装置、20′……エアク
リーナケース、20′a……ダーテイサイド、2
0′b……クリーンサイド、21……エアクリー
ナケース本体、21d……接合溝、21f……切
欠部、22……エアクリーナケースカバー、22
a……接合突条、23……エアクリーナエレメン
ト、25……吸気ダクト(連通部材)、25b…
…嵌合溝、25c……接合溝。
Claims (1)
- エアクリーナケース本体と、エアクリーナケー
スカバーとを接合して形成されるエアクリーナケ
ースと、該エアクリーナケースの内部空間をダー
テイサイドとクリーンサイドとに区画するエアク
リーナエレメントとを有するエアクリーナ装置に
おいて、前記エアクリーナケース本体側壁または
前記エアクリーナケースカバー側壁をこれらエア
クリーナケース本体とエアクリーナケースカバー
との接合部の一部を含んで切削してなる切欠部
と、一端が前記エアクリーナケース内部に他端が
該エアクリーナケース外部にそれぞれ開口すると
共に前記エアクリーナケース本体とエアクリーナ
ケースカバーとの接合部とを連続する接合部を有
する連通部材とを設け、該連通部材を前記切欠部
に嵌入し、かつ前記エアクリーナケースカバーと
エアクリーナケース本体とにより挾持したことを
特徴とする自動二輪車のエアクリーナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5347482U JPS58156159U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 自動二輪車のエアクリ−ナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5347482U JPS58156159U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 自動二輪車のエアクリ−ナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58156159U JPS58156159U (ja) | 1983-10-18 |
JPS6210463Y2 true JPS6210463Y2 (ja) | 1987-03-11 |
Family
ID=30064136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5347482U Granted JPS58156159U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 自動二輪車のエアクリ−ナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58156159U (ja) |
-
1982
- 1982-04-13 JP JP5347482U patent/JPS58156159U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58156159U (ja) | 1983-10-18 |
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