JPS6170219A - スピンドル用軸受装置 - Google Patents
スピンドル用軸受装置Info
- Publication number
- JPS6170219A JPS6170219A JP15272384A JP15272384A JPS6170219A JP S6170219 A JPS6170219 A JP S6170219A JP 15272384 A JP15272384 A JP 15272384A JP 15272384 A JP15272384 A JP 15272384A JP S6170219 A JPS6170219 A JP S6170219A
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- JP
- Japan
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- spindle
- bearing
- housing
- temperature difference
- ball
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/52—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with devices affected by abnormal or undesired conditions
- F16C19/525—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with devices affected by abnormal or undesired conditions related to temperature and heat, e.g. insulation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C25/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for wear or play
- F16C25/06—Ball or roller bearings
- F16C25/08—Ball or roller bearings self-adjusting
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/061—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing mounting a plurality of bearings side by side
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2240/00—Specified values or numerical ranges of parameters; Relations between them
- F16C2240/40—Linear dimensions, e.g. length, radius, thickness, gap
- F16C2240/70—Diameters; Radii
- F16C2240/76—Osculation, i.e. relation between radii of balls and raceway groove
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はスピンドル用軸受装置、とくにスピンドルとハ
ウジングとの温度差の大きい使用条件における軸受装置
に関するものである。
ウジングとの温度差の大きい使用条件における軸受装置
に関するものである。
従来の技術
一般に、玉軸受は、周知の通シ内輪の外周および外輪の
内周に形成された円弧状の軌道溝間に等間隔に複数の玉
を位置し、内輪および外輪を非摩擦的に回転させるもの
である。そして通常、上記した軌道溝の円弧半径は正直
径の50.5〜53%に設定され、非摩擦回転に必要な
ラジアルすきまおよびアキシアルすitを有している。
内周に形成された円弧状の軌道溝間に等間隔に複数の玉
を位置し、内輪および外輪を非摩擦的に回転させるもの
である。そして通常、上記した軌道溝の円弧半径は正直
径の50.5〜53%に設定され、非摩擦回転に必要な
ラジアルすきまおよびアキシアルすitを有している。
しかしながらかかる標準的な玉軸受をスピンドルとハウ
ジングとの温度差の大きい機器は例えば第5図に示すよ
うに、スピンドルlをその両端部に配置したa数の玉軸
受2,3によりハウジング4内に支承するとともに、ス
ピンドル1の中央部にステータ5′j&:配置した高周
波スピンドル軸受装置(実開昭55−90816号公報
)において知られている。
ジングとの温度差の大きい機器は例えば第5図に示すよ
うに、スピンドルlをその両端部に配置したa数の玉軸
受2,3によりハウジング4内に支承するとともに、ス
ピンドル1の中央部にステータ5′j&:配置した高周
波スピンドル軸受装置(実開昭55−90816号公報
)において知られている。
前記玉軸受2,30内外輪2a+2bおよび3a。
3bliスピンドル1およびハウジング4にそれぞれ固
定されている。スピンドル1の回転時、ステ〜り5の熱
によるスピンドル1の軸方向への膨張が生じる。またハ
ウジング4とスピンドル1間に大きな温度差が生じるの
で、この濃度差により前記スピンドルの軸方回置111
!fiが玉軸受2,3のアキシアルすきまおよびラジア
ルすきまを上回るとスピンドルの回転は不円滑となる。
定されている。スピンドル1の回転時、ステ〜り5の熱
によるスピンドル1の軸方向への膨張が生じる。またハ
ウジング4とスピンドル1間に大きな温度差が生じるの
で、この濃度差により前記スピンドルの軸方回置111
!fiが玉軸受2,3のアキシアルすきまおよびラジア
ルすきまを上回るとスピンドルの回転は不円滑となる。
このため軸受装置をオイルミストで冷却したりしている
が、これでも上記温度差による玉軸受のすきま減少を解
消し得す、スピンドル回転の円滑を維持するのに十分で
ない場合がある。
が、これでも上記温度差による玉軸受のすきま減少を解
消し得す、スピンドル回転の円滑を維持するのに十分で
ない場合がある。
従って、この種のスピンドル装置においては、ステータ
5の熱によるスピンドル1の熱膨張を逃がすために、ハ
ウジング4の内部に軸受スリーブ6を設け、この軸受ス
リーブ6内にスピンドル1を支承する一方の玉軸受3の
外輪3aを固定するとともに、前記軸受スリーブ6をハ
ウジング4の内周でスピンドル1の熱膨張方向に可動と
する一方該スピンドル1の軸方向の収縮に応じて前記軸
受スリーブ6を復動させる九めの加圧ばね7を働かせる
ことにより玉軸受3がハウジング4内で軸方向に移動す
ることを可能とし、スピンドルの正常かつ正確な回転を
維持することが行われている。
5の熱によるスピンドル1の熱膨張を逃がすために、ハ
ウジング4の内部に軸受スリーブ6を設け、この軸受ス
リーブ6内にスピンドル1を支承する一方の玉軸受3の
外輪3aを固定するとともに、前記軸受スリーブ6をハ
ウジング4の内周でスピンドル1の熱膨張方向に可動と
する一方該スピンドル1の軸方向の収縮に応じて前記軸
受スリーブ6を復動させる九めの加圧ばね7を働かせる
ことにより玉軸受3がハウジング4内で軸方向に移動す
ることを可能とし、スピンドルの正常かつ正確な回転を
維持することが行われている。
発明が解決しようとする問題点
前述の従来装置の構成では、軸受装置としての構造が複
雑となると共に部品点数が多くなり、また軸受スリーブ
が円滑に軸方向に移動しない場合も考えられ、この場合
は軸受の正常な回転を期待することができない。
雑となると共に部品点数が多くなり、また軸受スリーブ
が円滑に軸方向に移動しない場合も考えられ、この場合
は軸受の正常な回転を期待することができない。
さらに軸受スリーブとハウジング間にスライド軸受を介
在させて軸受スリーブが円滑に軸方向に移動するように
することも考えられているが、このようにするとスライ
ド軸受の介在のため、軸受装置全体の剛性が低下する。
在させて軸受スリーブが円滑に軸方向に移動するように
することも考えられているが、このようにするとスライ
ド軸受の介在のため、軸受装置全体の剛性が低下する。
問題点を解決するための手段
本発明はスピンドルとハウジングとの間く大きな温度差
が生じる軸受装置における上記欠点を解消することを目
的としてなされたものであって、スピンドルとハウジン
グとの間の温度差がない状態においても、また両者の間
に温度差が生じている状態においても、ラジアルすきま
およびアキシアルすきまが最適の状態で回転することが
できる軸受装置を提供するものである。
が生じる軸受装置における上記欠点を解消することを目
的としてなされたものであって、スピンドルとハウジン
グとの間の温度差がない状態においても、また両者の間
に温度差が生じている状態においても、ラジアルすきま
およびアキシアルすきまが最適の状態で回転することが
できる軸受装置を提供するものである。
本発明は、ディスタンスピース20によリソれぞれ軸方
向に離間配置されて2個の玉軸受23゜23によりスピ
ンドル21をハウジング22内に支承し、かつスピンド
ル21とハウジング22との間に大きな温度差が生じる
スピンドル用軸受装置において上記各玉軸受23 r
23の着力点Pl。
向に離間配置されて2個の玉軸受23゜23によりスピ
ンドル21をハウジング22内に支承し、かつスピンド
ル21とハウジング22との間に大きな温度差が生じる
スピンドル用軸受装置において上記各玉軸受23 r
23の着力点Pl。
P2が、それぞれ他の軸受側すなわち両軸受間あるいは
他の軸受とは反対側すなわち両軸受の外側に位置するよ
うに配置し、スピンドル21とハウジング22との温度
差による前記2個の玉軸受23123の合計アキシアル
すきま増加量を△a1内外輪の温度差による各軸受のア
キシアルすきま減少量をそれぞれΔ&1.Δa2とした
とき、△a=Δ&1+Δ&2 の関係が成立するよう内
外輪の軌道溝曲率半径を設定したものである。
他の軸受とは反対側すなわち両軸受の外側に位置するよ
うに配置し、スピンドル21とハウジング22との温度
差による前記2個の玉軸受23123の合計アキシアル
すきま増加量を△a1内外輪の温度差による各軸受のア
キシアルすきま減少量をそれぞれΔ&1.Δa2とした
とき、△a=Δ&1+Δ&2 の関係が成立するよう内
外輪の軌道溝曲率半径を設定したものである。
また本発明は、上記のスピンドル用軸受装置において、
上記内外輪の軌道溝曲率半径が、内輪が三直径の50.
5〜58%であり、外輪が三直径の60%以上であるこ
とを特徴とするものである。
上記内外輪の軌道溝曲率半径が、内輪が三直径の50.
5〜58%であり、外輪が三直径の60%以上であるこ
とを特徴とするものである。
さらに本発明では、ディスタンスピース20によシ両軸
受を固定しているが、スナップリング、あるいは圧入等
能の適宜手段により固定してもよいO 作 用 スピンドルとそのハウジング間の軸受装置として軸方向
に離間した二つの玉軸受を用いる軸受装置において、ス
ピンドルとハウジングに温度差が生じて上記二つの軸受
のアキシアルすきまが増加しても、これを吸収して、各
玉軸受のころがり回転に必要なラジアルすきまを維持す
る。
受を固定しているが、スナップリング、あるいは圧入等
能の適宜手段により固定してもよいO 作 用 スピンドルとそのハウジング間の軸受装置として軸方向
に離間した二つの玉軸受を用いる軸受装置において、ス
ピンドルとハウジングに温度差が生じて上記二つの軸受
のアキシアルすきまが増加しても、これを吸収して、各
玉軸受のころがり回転に必要なラジアルすきまを維持す
る。
上記温度差がなくなった状態においても、軸受組立初期
のすきまあるいは予圧の状態に維持されるので、初期の
回転の円滑を維持することができる。
のすきまあるいは予圧の状態に維持されるので、初期の
回転の円滑を維持することができる。
実施例
以下本発明の実施例を示した図面について具体的に説明
すると、第1図に示したように、ディスタンスピース2
0によシそれぞれ軸方向に離間配置されて、スピンドル
21を2Hの玉軸受23゜23によりハウジング22内
に支承し、かつスピンドル21とハウジング22との間
に大きな温度差を生じる軸受装置において、第2図に示
すように、上記各玉軸受23.23の着力点PI、P。
すると、第1図に示したように、ディスタンスピース2
0によシそれぞれ軸方向に離間配置されて、スピンドル
21を2Hの玉軸受23゜23によりハウジング22内
に支承し、かつスピンドル21とハウジング22との間
に大きな温度差を生じる軸受装置において、第2図に示
すように、上記各玉軸受23.23の着力点PI、P。
が、それぞれ他の軸受側すなわち両軸受間にあるように
配置し、かつスピンドル21とハウジング22との温度
差による前記2盾の玉軸受23,23の合計アキシアル
すきま増加量をΔa1内外輪24゜25の温度差による
各軸受23,23のアキシアルすきま減少量をそれぞれ
Δ&l 、Δa2としたとき、Δa−Δ&l+Δa2
の関係が成立するように、内外輪24125の軌道溝曲
率半径rl 。
配置し、かつスピンドル21とハウジング22との温度
差による前記2盾の玉軸受23,23の合計アキシアル
すきま増加量をΔa1内外輪24゜25の温度差による
各軸受23,23のアキシアルすきま減少量をそれぞれ
Δ&l 、Δa2としたとき、Δa−Δ&l+Δa2
の関係が成立するように、内外輪24125の軌道溝曲
率半径rl 。
r2を設定する。上記の着力点とは、軸受の接触角を形
成する作用線りと軸受の中心線とが交わる点をいう。
成する作用線りと軸受の中心線とが交わる点をいう。
また、上記内外輪24 t 25の軌道溝の曲率半径は
、内@24のそれrlが三直径の50.5〜58%であ
り、外輪のそれで2を三直径の60%以上とするもので
ある。
、内@24のそれrlが三直径の50.5〜58%であ
り、外輪のそれで2を三直径の60%以上とするもので
ある。
実1a 例は、スピンドルがハウジングよりも高温の場
合を示したが、逆にハウジング32がスピンドル31よ
シも高温となる場合は、第3図に示すように前記両正軸
受330着力点P3 、P4は、画工軸受のスパンの内
側とすればよい。ま之内外輪の軌道溝の曲率半径の条件
は、既述の通りでよい。
合を示したが、逆にハウジング32がスピンドル31よ
シも高温となる場合は、第3図に示すように前記両正軸
受330着力点P3 、P4は、画工軸受のスパンの内
側とすればよい。ま之内外輪の軌道溝の曲率半径の条件
は、既述の通りでよい。
第4図は軸受のラジアルすきま減少量△Rsを基準とし
、外輪25の軌道溝28の半径r2を玉26の直径dの
52,5%+60%、70%とした場合のアキシアルす
きま減少量の増加割合を示しているものであって、この
図から明らかなように軌道溝28の半径r2を大きくす
るにともなってアキシアルすきま減少量かへA日!(Δ
λ82くΔAa3 となる。本発明は、軌道溝28の半
径r2を従来よりも大きくすることKよって、かつ予め
スピンドル21の熱膨張量を計算しておくことによって
上記したΔasmΔa1+Δa2の関係となるように軌
道溝28の半径を設定している。またこのアキシアルす
@ま減少量ΔAsおよびラジアルすきま減少量ΔReは
、スピンドル21とハウジング22との温度差や材質の
熱膨張率などの要素により決定されるものであるが、外
輪25の軌道半径r2を玉の直径の60%以上、内輪2
4の軌道半径rl t−50,5〜58%であることが
好ましい。すなわち、玉軸受は内輪24の軌道溝27と
玉26とは凸と凸との接触でおり、外輪25の軌道溝2
8と玉26とは凹と凸の接触である。したがって軌道溝
と玉との接触圧は内W124の方が大であることから、
内輪24の軌道127の半径r1よりも外輪25側の軌
道溝28の半径r2を大きくシ、前記し九アキシアルす
きまの大部分を外輪25側に設けることが望ましい。
、外輪25の軌道溝28の半径r2を玉26の直径dの
52,5%+60%、70%とした場合のアキシアルす
きま減少量の増加割合を示しているものであって、この
図から明らかなように軌道溝28の半径r2を大きくす
るにともなってアキシアルすきま減少量かへA日!(Δ
λ82くΔAa3 となる。本発明は、軌道溝28の半
径r2を従来よりも大きくすることKよって、かつ予め
スピンドル21の熱膨張量を計算しておくことによって
上記したΔasmΔa1+Δa2の関係となるように軌
道溝28の半径を設定している。またこのアキシアルす
@ま減少量ΔAsおよびラジアルすきま減少量ΔReは
、スピンドル21とハウジング22との温度差や材質の
熱膨張率などの要素により決定されるものであるが、外
輪25の軌道半径r2を玉の直径の60%以上、内輪2
4の軌道半径rl t−50,5〜58%であることが
好ましい。すなわち、玉軸受は内輪24の軌道溝27と
玉26とは凸と凸との接触でおり、外輪25の軌道溝2
8と玉26とは凹と凸の接触である。したがって軌道溝
と玉との接触圧は内W124の方が大であることから、
内輪24の軌道127の半径r1よりも外輪25側の軌
道溝28の半径r2を大きくシ、前記し九アキシアルす
きまの大部分を外輪25側に設けることが望ましい。
発明の効果
本発明によれば、スピンドルとハウジングとの温度差の
ない場合は第2図に示した状態を保持しているため、回
転時における玉の遊動は殆どなく、異常な振動や騒音が
発生することなく円滑に回転する。そしてスピンドルが
昇温し、スピンドルとハウジング間IC!度差が生じる
状態に移打してスピンドルの熱による膨張によって内輪
間のスパンが広がり、また円輪の外径が大きくなった場
合においても、上記したアキシアルすきまおよびラジア
ルすきまが膨張による寸法変化量を適切に吸収し、玉に
無理を与えることのない円滑な回転を遂行することがで
きる。
ない場合は第2図に示した状態を保持しているため、回
転時における玉の遊動は殆どなく、異常な振動や騒音が
発生することなく円滑に回転する。そしてスピンドルが
昇温し、スピンドルとハウジング間IC!度差が生じる
状態に移打してスピンドルの熱による膨張によって内輪
間のスパンが広がり、また円輪の外径が大きくなった場
合においても、上記したアキシアルすきまおよびラジア
ルすきまが膨張による寸法変化量を適切に吸収し、玉に
無理を与えることのない円滑な回転を遂行することがで
きる。
したがって本発明の装置によれば、スピンドルとハウジ
ング間の温度差、両者の熱膨張率などを考慮して予めア
キシアルすきまおよびラジアルすきまを最適に設定して
おくことにより、スピンドルとハウジングとの間の温度
差のない状態においても、両者間に温度差が生じた状態
においても軸受の内部すきま、即ち玉の転勤面と内外輪
とのすきまを常にほぼ一定に保つことができ、軸受回転
時の振動や騒音が可及的に小さく維持でき、しかも潤滑
膜の破損も少なくなって玉軸受の長命化に極めて有利と
なる。
ング間の温度差、両者の熱膨張率などを考慮して予めア
キシアルすきまおよびラジアルすきまを最適に設定して
おくことにより、スピンドルとハウジングとの間の温度
差のない状態においても、両者間に温度差が生じた状態
においても軸受の内部すきま、即ち玉の転勤面と内外輪
とのすきまを常にほぼ一定に保つことができ、軸受回転
時の振動や騒音が可及的に小さく維持でき、しかも潤滑
膜の破損も少なくなって玉軸受の長命化に極めて有利と
なる。
また従来構造よりも部品点数が少なく、軸受装置の剛性
の低下がない。
の低下がない。
第1図は本発明のスピンドル用軸受装置の断面図、第2
図は本発明の構造の主要部を拡大した断面図、第3図は
変形実施例の同様断面図、第4図は外輪の軌道溝の円弧
半径とアギシアルすきまの関係を示した線図である。第
5図は従来例を示したスピンドル用軸受装置の断面図で
ある。 20・・・ディスタンスピース、21・・・スピンドル
、22・・・ハウジング、23・・・玉軸受、24・・
・内輪、25・・・外輪、26・・・玉、27 + 2
8・・・内外輪の軌道溝、L・・・内外輪と玉の接触点
と玉中心を結ぶ直線、P1+P2・・・着力点 第1図 2にスC’7
1’ll/第2図 第3図 第5図
図は本発明の構造の主要部を拡大した断面図、第3図は
変形実施例の同様断面図、第4図は外輪の軌道溝の円弧
半径とアギシアルすきまの関係を示した線図である。第
5図は従来例を示したスピンドル用軸受装置の断面図で
ある。 20・・・ディスタンスピース、21・・・スピンドル
、22・・・ハウジング、23・・・玉軸受、24・・
・内輪、25・・・外輪、26・・・玉、27 + 2
8・・・内外輪の軌道溝、L・・・内外輪と玉の接触点
と玉中心を結ぶ直線、P1+P2・・・着力点 第1図 2にスC’7
1’ll/第2図 第3図 第5図
Claims (2)
- (1)軸方向に離間配置されかつハウジング内周に外輪
が、スピンドル上に内輪が、それぞれ適宜手段により固
定された2個の玉軸受によりスピンドルをハウジング内
に支承し、かつスピンドルとハウジングとの間に大きな
温度差が生じるスピンドル用軸受装置において、各玉軸
受の着力点が、それぞれ他の軸受側あるいは他の軸受と
は反対側に位置するように配置し、スピンドルとハウジ
ングとの温度差による前記2個の玉軸受の合計アキシア
ルすきま増加量をΔa、内外輪の温度差による各軸受の
アキシアルすきま減少量をそれぞれ△a_1、Δa_2
としたとき、Δa=Δa_1+Δa_2の関係が成立す
るよう内外輪の軌道溝曲率半径を設定したスピンドル用
軸受装置 - (2)上記玉軸受における内輪の軌道溝の曲率半径を玉
直径の50.5〜58%とし、外輪の軌道溝の曲率半径
を玉直径の60%以上とした特許請求の範囲第(1)項
記載のスピンドル用軸受装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15272384A JPS6170219A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | スピンドル用軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15272384A JPS6170219A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | スピンドル用軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6170219A true JPS6170219A (ja) | 1986-04-11 |
JPH0522087B2 JPH0522087B2 (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=15546741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15272384A Granted JPS6170219A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | スピンドル用軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6170219A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001090736A (ja) * | 1999-07-19 | 2001-04-03 | Nsk Ltd | 玉軸受 |
JP2007170680A (ja) * | 1999-07-19 | 2007-07-05 | Nsk Ltd | 玉軸受 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55115621A (en) * | 1979-01-15 | 1980-09-05 | Philips Nv | Bearing device |
JPS58194805U (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-24 | 株式会社神戸製鋼所 | 圧延ロ−ルの軸受装置 |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP15272384A patent/JPS6170219A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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---|---|---|---|---|
JP2001090736A (ja) * | 1999-07-19 | 2001-04-03 | Nsk Ltd | 玉軸受 |
JP2007170680A (ja) * | 1999-07-19 | 2007-07-05 | Nsk Ltd | 玉軸受 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0522087B2 (ja) | 1993-03-26 |
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