JPS6164435A - 発泡樹脂成形品の成形方法およびその成形装置 - Google Patents
発泡樹脂成形品の成形方法およびその成形装置Info
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- JPS6164435A JPS6164435A JP59187003A JP18700384A JPS6164435A JP S6164435 A JPS6164435 A JP S6164435A JP 59187003 A JP59187003 A JP 59187003A JP 18700384 A JP18700384 A JP 18700384A JP S6164435 A JPS6164435 A JP S6164435A
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- molding
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- resin molded
- molded product
- foamed resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、発泡樹脂成形品の強度を必要とする部位に補
強するに適した発泡樹脂成形品の成形方法とその成形装
置に関するものである。
強するに適した発泡樹脂成形品の成形方法とその成形装
置に関するものである。
従来、発泡樹脂成形品は、その形状によって端°や角や
突起部のように構造的に外力が集中的に加わる部位があ
り、このような部位は強度を向上させるために補強をす
る必要がある。例えば、カップ型の容器であれば、その
口縁部や側壁と底壁とが結合している部位等が挙げられ
る。そして、その際の補強手段としては、発泡樹脂成形
品の強度を必要とする部位の肉厚を厚くすることが一般
に行われているが、発泡樹脂成形品の場合には補強効果
が顕著に現れないことはもとより、成形金型の設計およ
び製作が煩雑となる問題がある。
突起部のように構造的に外力が集中的に加わる部位があ
り、このような部位は強度を向上させるために補強をす
る必要がある。例えば、カップ型の容器であれば、その
口縁部や側壁と底壁とが結合している部位等が挙げられ
る。そして、その際の補強手段としては、発泡樹脂成形
品の強度を必要とする部位の肉厚を厚くすることが一般
に行われているが、発泡樹脂成形品の場合には補強効果
が顕著に現れないことはもとより、成形金型の設計およ
び製作が煩雑となる問題がある。
上述のようなことから、最近では発泡樹脂成形品の強度
を必要とする部位とそれ以外の部位との発泡性の熱可塑
性樹脂粒子からなる成形材料の種類を変えて発泡成形す
る方法がとられている。具体的には、特開昭50−10
9961号公報(特願昭49−15677)、特開昭5
4−108869号公報(特願昭53−16077)、
特開昭54−108870号公報(特願昭53−167
46)、特開昭55−46938号公報(特願昭53−
120962)を挙げることができる。
を必要とする部位とそれ以外の部位との発泡性の熱可塑
性樹脂粒子からなる成形材料の種類を変えて発泡成形す
る方法がとられている。具体的には、特開昭50−10
9961号公報(特願昭49−15677)、特開昭5
4−108869号公報(特願昭53−16077)、
特開昭54−108870号公報(特願昭53−167
46)、特開昭55−46938号公報(特願昭53−
120962)を挙げることができる。
しかしながら、これらの発泡成形においては、発泡樹脂
成形品の強度を必要とする部位とそれ以外の部位とを異
種の成形材料によって個別に成形金型内に充填して発泡
成形しなければならないため、多種類の成形材料を必要
とすることはもとより、発泡成形後における異種の成形
材料による境界部位の融着性が悪くなり、かえって補強
強度が低下する不具合がある。
成形品の強度を必要とする部位とそれ以外の部位とを異
種の成形材料によって個別に成形金型内に充填して発泡
成形しなければならないため、多種類の成形材料を必要
とすることはもとより、発泡成形後における異種の成形
材料による境界部位の融着性が悪くなり、かえって補強
強度が低下する不具合がある。
従って、この発明は、上記の不具合を解消するためにな
されたもので、発泡樹脂成形品の強度を必要とする部位
の成形材料を成形金型に取り付けられた加圧手段によっ
て局部的に加圧圧縮して充填密度を高めることにより、
補強強度の向上を図゛るとともに、一種類の成形材料で
発泡成形を可能としたものである。
されたもので、発泡樹脂成形品の強度を必要とする部位
の成形材料を成形金型に取り付けられた加圧手段によっ
て局部的に加圧圧縮して充填密度を高めることにより、
補強強度の向上を図゛るとともに、一種類の成形材料で
発泡成形を可能としたものである。
すなわち、この発明に係る発泡樹脂成形品の成形方法は
、発泡樹脂成形品の強度を必要とする部位に相当する金
型キャビティ部の後方に圧縮用の充填穴が形成されてい
る成形金型内に、加熱することによって発泡する熱可塑
性樹脂粒子からなる成形材料を充填した後、成形金型の
充填穴に充填された成形材料を金型キャビティ面まで圧
縮せしめ、その後、蒸気等の加熱媒体によって成形材料
を加熱・発泡させて成形するようにしたものである。
、発泡樹脂成形品の強度を必要とする部位に相当する金
型キャビティ部の後方に圧縮用の充填穴が形成されてい
る成形金型内に、加熱することによって発泡する熱可塑
性樹脂粒子からなる成形材料を充填した後、成形金型の
充填穴に充填された成形材料を金型キャビティ面まで圧
縮せしめ、その後、蒸気等の加熱媒体によって成形材料
を加熱・発泡させて成形するようにしたものである。
また、この発明に係る発泡樹脂成形品の成形装置におい
ては、成形金型の成形空間部に加熱することによって発
泡する熱可塑性樹脂粒子からなる成形材料を充填せしめ
、この成形材料を蒸気等の加熱媒体によって加熱・発泡
させて成形する発泡樹脂成形品の成形装置であって、前
記発泡樹脂成形品の強度を必要とする部位に相当する金
型キャビティ部の後方に前記成形材料を収容するための
充填穴を形成せしめ、この充填穴にシリンダ機構によっ
て金型キャビティ部に出入自在なピストンを設けたもの
である。
ては、成形金型の成形空間部に加熱することによって発
泡する熱可塑性樹脂粒子からなる成形材料を充填せしめ
、この成形材料を蒸気等の加熱媒体によって加熱・発泡
させて成形する発泡樹脂成形品の成形装置であって、前
記発泡樹脂成形品の強度を必要とする部位に相当する金
型キャビティ部の後方に前記成形材料を収容するための
充填穴を形成せしめ、この充填穴にシリンダ機構によっ
て金型キャビティ部に出入自在なピストンを設けたもの
である。
かかる、発泡樹脂成形品の成形装置において、シリンダ
機構を作動させ、金型キャビティ部の後方に形成されて
いる充填穴のピストンを後退させる。この状態で加熱す
ることによって発泡する熱可塑性樹脂粒子からなる成形
材料を金型キャビティ部と充填穴に充填する。次に、シ
リンダ機構を逆に作動させ、ピストンを前進させて充填
穴に充填されている成形材料を金型キャビティ面まで押
し出して圧縮させる。この状態で、金型キャビティ部の
両面に蒸気等の加熱媒体を供給し、金型キャビティ部に
充填されている成形材料を加熱せしめて発泡させる。そ
して、成形材料の粒子同士が互いに融着した後、加熱媒
体の供給を停止すると同時に、水等の冷却媒体を金型キ
ャビティ部の両面に供給して十分に冷却する。その後、
キャビティ部を開放させて発泡樹脂成形品を成形金型か
ら取り外し、成形作業が完了する。
機構を作動させ、金型キャビティ部の後方に形成されて
いる充填穴のピストンを後退させる。この状態で加熱す
ることによって発泡する熱可塑性樹脂粒子からなる成形
材料を金型キャビティ部と充填穴に充填する。次に、シ
リンダ機構を逆に作動させ、ピストンを前進させて充填
穴に充填されている成形材料を金型キャビティ面まで押
し出して圧縮させる。この状態で、金型キャビティ部の
両面に蒸気等の加熱媒体を供給し、金型キャビティ部に
充填されている成形材料を加熱せしめて発泡させる。そ
して、成形材料の粒子同士が互いに融着した後、加熱媒
体の供給を停止すると同時に、水等の冷却媒体を金型キ
ャビティ部の両面に供給して十分に冷却する。その後、
キャビティ部を開放させて発泡樹脂成形品を成形金型か
ら取り外し、成形作業が完了する。
以下、本発明に係る発泡樹脂成形品の成形方法とその成
形装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
形装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る発泡樹脂成形品の成形装置に成形
材料を充填した状態の断面図、第2図は第1図の成形装
置における発泡成形直前の断面図、第3図は本発明によ
って成形された発泡樹脂成形品の斜視図、第4図は第3
図のIV−IV線に沿った断面図を示すものである。
材料を充填した状態の断面図、第2図は第1図の成形装
置における発泡成形直前の断面図、第3図は本発明によ
って成形された発泡樹脂成形品の斜視図、第4図は第3
図のIV−IV線に沿った断面図を示すものである。
第1図ないし第4図において、1はキャビティ型であっ
て、このキャビティ型1は外枠となるボックスフレーム
2と、キャビティ型1のインナであるキャビティ部3と
からなっている。そして、キャビティ部3はボックスフ
レーム2の内側に複数個のボルト4aによって取り付け
られている。
て、このキャビティ型1は外枠となるボックスフレーム
2と、キャビティ型1のインナであるキャビティ部3と
からなっている。そして、キャビティ部3はボックスフ
レーム2の内側に複数個のボルト4aによって取り付け
られている。
これにより、ボッスフフレーム2とキャビティ部3との
間に空間部Aが形成される。また、ボックスフレーム2
の上部には空間部Aに蒸気、熱風等の加熱媒体を供給す
る供給口2aと水、冷風等の冷却媒体を供給する供給口
2bとが形成されており、底部には空間部Aに供給され
た加熱媒体および冷却媒体を排出する排出口2Cが形成
されている。
間に空間部Aが形成される。また、ボックスフレーム2
の上部には空間部Aに蒸気、熱風等の加熱媒体を供給す
る供給口2aと水、冷風等の冷却媒体を供給する供給口
2bとが形成されており、底部には空間部Aに供給され
た加熱媒体および冷却媒体を排出する排出口2Cが形成
されている。
また、キャビティ型1と対向する方向にはコア型5が配
設されており、このコア型5は外枠となるボックスフレ
ーム6と、コア型5のインナであるコア部7とからなっ
ている。そして、コア部7はボックスフレーム6の内側
に複数個のボルト8aによって取り付けられている。こ
れにより、ボックスフレーム6とコア部7との間に空間
部Bが形成される。また、ボックスフレーム5の上部に
は空間部Bに蒸気、熱風等の加熱媒体を供給する供給口
6aと水、冷風等の冷却媒体を供給する供給口6bとが
形成されており、底部には空間部Bに供給された加熱媒
体および冷却媒体を排出する排出口6Cが形成されてい
る。
設されており、このコア型5は外枠となるボックスフレ
ーム6と、コア型5のインナであるコア部7とからなっ
ている。そして、コア部7はボックスフレーム6の内側
に複数個のボルト8aによって取り付けられている。こ
れにより、ボックスフレーム6とコア部7との間に空間
部Bが形成される。また、ボックスフレーム5の上部に
は空間部Bに蒸気、熱風等の加熱媒体を供給する供給口
6aと水、冷風等の冷却媒体を供給する供給口6bとが
形成されており、底部には空間部Bに供給された加熱媒
体および冷却媒体を排出する排出口6Cが形成されてい
る。
そして、キャビティ型1とコア型5とが互いに合致され
る型閉めが行われたとき両型1.5との間に成形空間部
9が形成され、加熱することによって発泡する熱可塑性
樹脂粒子からなる成形材料Mが充填されるようになって
いる。
る型閉めが行われたとき両型1.5との間に成形空間部
9が形成され、加熱することによって発泡する熱可塑性
樹脂粒子からなる成形材料Mが充填されるようになって
いる。
また、キャビティ型1のボックスフレーム2の中央部に
は成形材料Mを成形空間部9に充填するための充填器1
0が取り付けられており、この充填器10はシリンダ1
1と、このシリンダ11に一体的に設けられているプラ
ンジャ12とからなっている。そして、プランジャ12
がボックスフレーム2に取り付けられており、その先端
はキャビティ部−3の成形面3aに臨んでいる。また、
シリンダ11のボックスフレーム2側にはプランジャ1
2を後退させるための圧縮空気取入口11aが形成され
ており、その反対側にはプランジャ12を前進させるた
めの圧縮空気取入口itbが形成されている。さらに、
プランジャ12のシリンダ11の近傍にはブースト空気
の挿入口12aと成形材料Mを成形空間部9に供給する
ための導入口12bが形成されている。
は成形材料Mを成形空間部9に充填するための充填器1
0が取り付けられており、この充填器10はシリンダ1
1と、このシリンダ11に一体的に設けられているプラ
ンジャ12とからなっている。そして、プランジャ12
がボックスフレーム2に取り付けられており、その先端
はキャビティ部−3の成形面3aに臨んでいる。また、
シリンダ11のボックスフレーム2側にはプランジャ1
2を後退させるための圧縮空気取入口11aが形成され
ており、その反対側にはプランジャ12を前進させるた
めの圧縮空気取入口itbが形成されている。さらに、
プランジャ12のシリンダ11の近傍にはブースト空気
の挿入口12aと成形材料Mを成形空間部9に供給する
ための導入口12bが形成されている。
また、キャビティ部3の後方の四隅部には成形材料Mを
充填して圧縮する充填穴13 (第1図および第2図で
は二つの充填穴13は省略しである。
充填して圧縮する充填穴13 (第1図および第2図で
は二つの充填穴13は省略しである。
)が形成されており、その端部にはガイドブツシュ14
が固着されている。また、ガイドブツシュ14の後方に
位置するボックスフレーム2にはシリンダ15が設けら
れており、そのピストン16はボックスフレーム2を貫
通してガイドブツシュ14に支持されている。さらに、
シリンダ15のボックスフレーム2側にはピストン16
を2&iMさせるための圧縮空気取入口15aが形成さ
れており、その反対側に゛はピストン16を前進させる
ための圧縮空気取入口15bが形成されている。そして
、ピストン16先端の後退位置はガイドブツシュ14の
位置となり、前進位置はキャビティ部3の充填穴13を
通、て成形面3aと同一面となるようになっている。
が固着されている。また、ガイドブツシュ14の後方に
位置するボックスフレーム2にはシリンダ15が設けら
れており、そのピストン16はボックスフレーム2を貫
通してガイドブツシュ14に支持されている。さらに、
シリンダ15のボックスフレーム2側にはピストン16
を2&iMさせるための圧縮空気取入口15aが形成さ
れており、その反対側に゛はピストン16を前進させる
ための圧縮空気取入口15bが形成されている。そして
、ピストン16先端の後退位置はガイドブツシュ14の
位置となり、前進位置はキャビティ部3の充填穴13を
通、て成形面3aと同一面となるようになっている。
上記のように構成された発泡樹脂成形品の成形装置にお
いて、第3図および第4図に示すような発泡樹脂成形品
の成形方法について説明する。
いて、第3図および第4図に示すような発泡樹脂成形品
の成形方法について説明する。
まず、第1図に示すようにキャビティ型1とコア型5と
を合致させて型締めするとともに、シリンダ15の圧縮
空気取入口15aに圧縮空気を供給してピストンを後退
させ、その先端をガイドプツシ1.14の端部と同一面
として充填穴13を開放させる。次に、充填器10の導
入口12bから50倍に予備発泡されたポリスチレン樹
脂粒子からなる成形材料Mを成形空間部9および充填穴
13内に充填させる。
を合致させて型締めするとともに、シリンダ15の圧縮
空気取入口15aに圧縮空気を供給してピストンを後退
させ、その先端をガイドプツシ1.14の端部と同一面
として充填穴13を開放させる。次に、充填器10の導
入口12bから50倍に予備発泡されたポリスチレン樹
脂粒子からなる成形材料Mを成形空間部9および充填穴
13内に充填させる。
つづいて、第2図に示すようにシリンダ15の圧縮空気
導入口15bに圧縮空気を供給してピストン16を前進
させ、充填穴13に充填されている成形材料Mをキャビ
ティ部3の成形面3aまで押し出して圧縮させる。この
状態で、ボックスフレーム2の供給口2aから蒸気、熱
風等の加熱媒体を空間部Aに供給するとともに、ボック
スフレーム6の供給口6aから蒸気、熱風等の加熱媒体
を空間部Bに供給する。これによって、キャビティ部3
とコア部7が加熱され、成形材料Mが加熱されて発泡す
るとともに、成形材料Mの粒子同士が互いに融着する。
導入口15bに圧縮空気を供給してピストン16を前進
させ、充填穴13に充填されている成形材料Mをキャビ
ティ部3の成形面3aまで押し出して圧縮させる。この
状態で、ボックスフレーム2の供給口2aから蒸気、熱
風等の加熱媒体を空間部Aに供給するとともに、ボック
スフレーム6の供給口6aから蒸気、熱風等の加熱媒体
を空間部Bに供給する。これによって、キャビティ部3
とコア部7が加熱され、成形材料Mが加熱されて発泡す
るとともに、成形材料Mの粒子同士が互いに融着する。
そして、成形材料Mの粒子同士が互いに融着した後、空
間部A、Bへの加熱媒体の供給を停止する。それと同時
に、ボックスフレーム2の供給口2bから水、冷風等の
冷却媒体を空間部へに供給するとともに、ボックスフレ
ーム6の供給口6bから水、冷風等の冷却媒体を空間部
Bに供給する。
間部A、Bへの加熱媒体の供給を停止する。それと同時
に、ボックスフレーム2の供給口2bから水、冷風等の
冷却媒体を空間部へに供給するとともに、ボックスフレ
ーム6の供給口6bから水、冷風等の冷却媒体を空間部
Bに供給する。
これによって、キャビティ部3とコア部7が冷却され、
成形材料Mが冷却される。
成形材料Mが冷却される。
その後、空間部A、Bへの冷却媒体の供給を停止°t−
るとともに、キャビティ型lとコア型5を開放させ、第
3図および第4図に示すような上方が開放された箱形の
発泡樹脂成形品Wをキャビティ部3から取り外す。これ
によって、発泡樹脂成形品Wの四隅部が高密度に発泡さ
れ、強度が向上された発泡樹脂成形品Wが成形される。
るとともに、キャビティ型lとコア型5を開放させ、第
3図および第4図に示すような上方が開放された箱形の
発泡樹脂成形品Wをキャビティ部3から取り外す。これ
によって、発泡樹脂成形品Wの四隅部が高密度に発泡さ
れ、強度が向上された発泡樹脂成形品Wが成形される。
以上に説明したように、本発明に係る発泡樹脂成形品の
成形装置においては、発泡樹脂成形品の強度を必要とす
る部位の成形材料を成形金型に取り付けられた加圧手段
によって局部的に加圧圧縮して充填密度を高めるように
したから、補強強度を著しく向上させることができる効
果がある。
成形装置においては、発泡樹脂成形品の強度を必要とす
る部位の成形材料を成形金型に取り付けられた加圧手段
によって局部的に加圧圧縮して充填密度を高めるように
したから、補強強度を著しく向上させることができる効
果がある。
また、本発明においては、発泡樹脂成形品の強度を必要
とする部位の成形材料を加圧圧縮することによって、従
来のように多種類の成形材料を使用することなしに充填
密度を斉めることができるので、使用する成形材料を一
種類で成形することができる効果がある。
とする部位の成形材料を加圧圧縮することによって、従
来のように多種類の成形材料を使用することなしに充填
密度を斉めることができるので、使用する成形材料を一
種類で成形することができる効果がある。
また、本発明においては、一種類の成形材料によって発
泡成形ができることによって、成形材料の粒子間の結合
が向上され、発泡樹脂成形品の全体を堅牢とすることが
できる効果がある。
泡成形ができることによって、成形材料の粒子間の結合
が向上され、発泡樹脂成形品の全体を堅牢とすることが
できる効果がある。
第1図は本発明に係る発泡樹脂成形品の成形装置に成形
材料を充填した状態の断面図である。 第2図は第1図の成形装置における発泡成形直前の断面
図である。 第3図は本発明によって成形された発泡樹脂成形品の斜
視図である。 第4図は第3図のIV−IV線に沿った断面図である。 1−・−・キャビティ型 2−・−ボックスフレーム 3・−・−キャビティ部 5−・−コア型 6・−−−−−−ボックスフレーム 7−・−−−一−コア部 9−−−−一〜−成形空間部 10−−・・−充填器 11−・−・シリンダ 12−・・−プランジャ 13−・・−充填穴 14−−−−−−−ガイドブツシュ 15・・・−シリンダ 16・−・−・ピストン M −−−−−−−一成形材料 W・−・−−一−−発泡樹脂成形品 出願人 トヨタ自動車株式会社 第1図 M EXF+’を子1到
材料を充填した状態の断面図である。 第2図は第1図の成形装置における発泡成形直前の断面
図である。 第3図は本発明によって成形された発泡樹脂成形品の斜
視図である。 第4図は第3図のIV−IV線に沿った断面図である。 1−・−・キャビティ型 2−・−ボックスフレーム 3・−・−キャビティ部 5−・−コア型 6・−−−−−−ボックスフレーム 7−・−−−一−コア部 9−−−−一〜−成形空間部 10−−・・−充填器 11−・−・シリンダ 12−・・−プランジャ 13−・・−充填穴 14−−−−−−−ガイドブツシュ 15・・・−シリンダ 16・−・−・ピストン M −−−−−−−一成形材料 W・−・−−一−−発泡樹脂成形品 出願人 トヨタ自動車株式会社 第1図 M EXF+’を子1到
Claims (2)
- (1)発泡樹脂成形品の強度を必要とする部位に相当す
る金型キャビティ部の後方に圧縮用の充填穴が形成され
ている成形金型内に、発泡性の熱可塑性樹脂粒子からな
る成形材料を充填した後、前記充填穴に充填された成形
材料を金型キャビティ面まで圧縮し、その後、蒸気等の
加熱媒体によって成形材料を加熱・発泡させて成形する
ことを特徴とする発泡樹脂成形品の成形方法。 - (2)成形金型の成形空間部に発泡性の熱可塑性樹脂粒
子からなる成形材料を充填せしめ、この成形材料を蒸気
等の加熱媒体によって加熱・発泡させて成形する発泡樹
脂成形品の成形装置であって、前記発泡樹脂成形品の強
度を必要とする部位に相当する金型キャビティ部の後方
に前記成形材料を収容する充填穴を形成せしめ、この充
填穴にシリンダ機構によって金型キャビティ部に出入自
在なピストンを設けたことを特徴とする発泡樹脂成形品
の成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59187003A JPS6164435A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 発泡樹脂成形品の成形方法およびその成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59187003A JPS6164435A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 発泡樹脂成形品の成形方法およびその成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6164435A true JPS6164435A (ja) | 1986-04-02 |
Family
ID=16198501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59187003A Pending JPS6164435A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 発泡樹脂成形品の成形方法およびその成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6164435A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007105285A1 (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Daisen Industry Co., Ltd. | 発泡成形体およびその製造方法 |
JP2013075369A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-25 | Sekisui Plastics Co Ltd | 発泡成形体の製造方法 |
-
1984
- 1984-09-06 JP JP59187003A patent/JPS6164435A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007105285A1 (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Daisen Industry Co., Ltd. | 発泡成形体およびその製造方法 |
US8470217B2 (en) | 2006-03-13 | 2013-06-25 | Daisen Industry Co., Ltd. | Foamed molding and its manufacturing method |
JP2013075369A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-25 | Sekisui Plastics Co Ltd | 発泡成形体の製造方法 |
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