JPS6160614A - 第8因子製剤およびその製造方法 - Google Patents
第8因子製剤およびその製造方法Info
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- JPS6160614A JPS6160614A JP60189997A JP18999785A JPS6160614A JP S6160614 A JPS6160614 A JP S6160614A JP 60189997 A JP60189997 A JP 60189997A JP 18999785 A JP18999785 A JP 18999785A JP S6160614 A JPS6160614 A JP S6160614A
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- factor viii
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/745—Blood coagulation or fibrinolysis factors
- C07K14/755—Factors VIII, e.g. factor VIII C (AHF), factor VIII Ag (VWF)
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P7/00—Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
- A61P7/04—Antihaemorrhagics; Procoagulants; Haemostatic agents; Antifibrinolytic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は血液凝固第■因子の低温殺菌されそして精製さ
れた製剤の製法KyAする。この製剤は血液凝固障害の
治gK使用されうる。
れた製剤の製法KyAする。この製剤は血液凝固障害の
治gK使用されうる。
血液凝固は、数種の反応段階を経て進行しそしてそれK
はローマ数字で示される少くとも13種の凝固因子(F
)が関与している複雑な過程である。凝固因子は主に蛋
白質%にプロテアーゼまたは促進剤の性質を備えたもの
であるヮ唯一の有効な基質はフイブリノゲンでラシ、こ
のものは損傷の際トロンビンによシその不溶性形態物で
あるフィブリンに変速され、このものが最初の1u傷閉
鎖を形成する。13a[の凝固因子のうちの1種が欠落
している場合、トロンビンおよびフィブリンの形成が起
らず、その結果は出血である。かかる例の一つは出血性
傾向を有する最も広く分布する疾患であシかり第■因子
の欠乏を特徴とするA型血友病である。A型およびB型
(第■因子欠乏)血友病は欠落している因子を置換する
ことKよってのみ有効に治療されうる。
はローマ数字で示される少くとも13種の凝固因子(F
)が関与している複雑な過程である。凝固因子は主に蛋
白質%にプロテアーゼまたは促進剤の性質を備えたもの
であるヮ唯一の有効な基質はフイブリノゲンでラシ、こ
のものは損傷の際トロンビンによシその不溶性形態物で
あるフィブリンに変速され、このものが最初の1u傷閉
鎖を形成する。13a[の凝固因子のうちの1種が欠落
している場合、トロンビンおよびフィブリンの形成が起
らず、その結果は出血である。かかる例の一つは出血性
傾向を有する最も広く分布する疾患であシかり第■因子
の欠乏を特徴とするA型血友病である。A型およびB型
(第■因子欠乏)血友病は欠落している因子を置換する
ことKよってのみ有効に治療されうる。
特に患者の自己治療に必要であるような、良好な収量お
よび高い純度でのヒトの血漿からの第■因子の取得は今
なお最適には解決されていない問題である。このことは
慣用の商業上の製品とますます置き代わる低温殺菌され
た第■因子濃縮物に%に6てはまる、何故ならそれによ
って肝炎感染の危険が排除されうるからである。
よび高い純度でのヒトの血漿からの第■因子の取得は今
なお最適には解決されていない問題である。このことは
慣用の商業上の製品とますます置き代わる低温殺菌され
た第■因子濃縮物に%に6てはまる、何故ならそれによ
って肝炎感染の危険が排除されうるからである。
良好な収率で高度精製された第■因子を単離することは
、第■因子がクリオ沈II (cryopracipi
−1ate )中でさえ濃縮されるが、しかし第■因子
と類似した物理化学的性質を有する比較的高分子で難溶
性の2&類の蛋白質フイブリノケ′ンおよびフィブロネ
クチンと会合しているという事実により特に困難である
。
、第■因子がクリオ沈II (cryopracipi
−1ate )中でさえ濃縮されるが、しかし第■因子
と類似した物理化学的性質を有する比較的高分子で難溶
性の2&類の蛋白質フイブリノケ′ンおよびフィブロネ
クチンと会合しているという事実により特に困難である
。
第■囚子濃縮物はできるだけ純粋であるべきである、す
なわち望ましからぬ異種蛋白質そして特に同種凝集素を
含めた免疫グロブリンを含まざるべきである。というの
は非特異的な蛋白質の投与は細網内皮組織系(RES)
の過度緊張を来しそしてリンパ球集団および免疫グロブ
リンの組成における変化によシ明示される免疫防御の侵
害を生ずるからである。このことは、血友病がかかる第
vm因子濃縮物で終生治療されねばならないという事実
と組合わされると重要となる。このことから天然の、高
度精製され低温殺菌された( pasteuriZθd
)第■因子濃縮物、すなわち肝炎ウィルスおよび他の感
染性物質の感染および同種抗原に対する感作が排除され
た生成物への要求が生ずる。
なわち望ましからぬ異種蛋白質そして特に同種凝集素を
含めた免疫グロブリンを含まざるべきである。というの
は非特異的な蛋白質の投与は細網内皮組織系(RES)
の過度緊張を来しそしてリンパ球集団および免疫グロブ
リンの組成における変化によシ明示される免疫防御の侵
害を生ずるからである。このことは、血友病がかかる第
vm因子濃縮物で終生治療されねばならないという事実
と組合わされると重要となる。このことから天然の、高
度精製され低温殺菌された( pasteuriZθd
)第■因子濃縮物、すなわち肝炎ウィルスおよび他の感
染性物質の感染および同種抗原に対する感作が排除され
た生成物への要求が生ずる。
本発明はかかる肝炎感染が排除されかつ同種凝集素を含
まない製剤およびその製法に関する。
まない製剤およびその製法に関する。
実際上プロトロンビン複金物の因子(第■、■、■およ
びX因子)を含まない第■因子含有溶液が、それ自体知
られた方法で、熱による不活性化に対し保護するために
安定剤を添加したのち低温殺菌し、この加熱された溶液
をpH5〜&5で陰イオン交換体で処理し、吸着された
第■因子から随伴蛋白質特にフイプリノゲン、フィブロ
ネクチンおよび同種凝集素を含む免疫グロブリンが除去
されるまで洗い、ハロゲンとのNa−1K−またはCa
−塩の濃厚溶液で溶離し゛そして例えば沈澱により溶出
液から取得されりることが見出された。
びX因子)を含まない第■因子含有溶液が、それ自体知
られた方法で、熱による不活性化に対し保護するために
安定剤を添加したのち低温殺菌し、この加熱された溶液
をpH5〜&5で陰イオン交換体で処理し、吸着された
第■因子から随伴蛋白質特にフイプリノゲン、フィブロ
ネクチンおよび同種凝集素を含む免疫グロブリンが除去
されるまで洗い、ハロゲンとのNa−1K−またはCa
−塩の濃厚溶液で溶離し゛そして例えば沈澱により溶出
液から取得されりることが見出された。
エクテオラ(Ecteola)−セルロースおよびQA
E(第四アミノエチル)基を担持する陰イオン交換体は
すてに第■因子の精製に使用された〔バフ−フレベルト
・ニス(van Creveld、 S、 )民地、「
トロンボ・シアx −ヘム(Thromb、 Diat
h、 Haem、)J第■巻第2/3号第282頁(1
961年)およびバラ・アール(Baugh、 R−)
民地、[バイオケム・バイオフイズ・アクタ(Bioc
h、 Biophy8. Ac1a) J第371巻第
560頁(1974年)参照〕。しかしながら2イロツ
トプラントおよび灸造規模への移行は可能でなかった。
E(第四アミノエチル)基を担持する陰イオン交換体は
すてに第■因子の精製に使用された〔バフ−フレベルト
・ニス(van Creveld、 S、 )民地、「
トロンボ・シアx −ヘム(Thromb、 Diat
h、 Haem、)J第■巻第2/3号第282頁(1
961年)およびバラ・アール(Baugh、 R−)
民地、[バイオケム・バイオフイズ・アクタ(Bioc
h、 Biophy8. Ac1a) J第371巻第
560頁(1974年)参照〕。しかしながら2イロツ
トプラントおよび灸造規模への移行は可能でなかった。
唯予め分別された物質の高度精製VCはイオン交換クロ
マトグラフィーが使用できた〔フエイ・7・ジエー(F
a7. Ph、 J、 )民地の「ブロク・ナトル・ア
カド・サイ(Proc、 Natl。
マトグラフィーが使用できた〔フエイ・7・ジエー(F
a7. Ph、 J、 )民地の「ブロク・ナトル・ア
カド・サイ(Proc、 Natl。
Acad、 3ci、) J第79壱@ 7200頁(
1982年)参照〕。
1982年)参照〕。
高い特異性を以って吸着させるのはpH約5.5でのみ
遂行される。しかしながら大抵のクリオ沈澱中に含有さ
れる蛋白質、なかんずくヒトフイフリノゲンはすでKそ
して特にカラム中の吸着剤と接触すると沈澱する。さら
Kここに引用された操作法によれば比較的大量の吸着剤
が必要である。このことはま九明らかに第■因子の大量
の吸着剤への非特異的吸着−その生理学的仕事は、結局
、非生理学的表面に付着することである−に起因してわ
ずかであった収量に法外な影響を及はしていたと思われ
る。QAR交換体で高度精製された物質はその活性を速
やかに失うことも見出された。それゆえ第■因子生成物
には陰イオン交換体は使用されなかった。
遂行される。しかしながら大抵のクリオ沈澱中に含有さ
れる蛋白質、なかんずくヒトフイフリノゲンはすでKそ
して特にカラム中の吸着剤と接触すると沈澱する。さら
Kここに引用された操作法によれば比較的大量の吸着剤
が必要である。このことはま九明らかに第■因子の大量
の吸着剤への非特異的吸着−その生理学的仕事は、結局
、非生理学的表面に付着することである−に起因してわ
ずかであった収量に法外な影響を及はしていたと思われ
る。QAR交換体で高度精製された物質はその活性を速
やかに失うことも見出された。それゆえ第■因子生成物
には陰イオン交換体は使用されなかった。
しかしながら今、驚くべきことに1塩基性イオン交換体
でのクロマトグラフィーが第■因子製剤の生産に完全く
適することが見出され尼。
でのクロマトグラフィーが第■因子製剤の生産に完全く
適することが見出され尼。
低温殺菌されたクリオ沈澱から出発して、陰イオン交換
クロマトグリフイーによ)高度精製された第■因子製剤
が一段階で得られうろことは驚くべきことであった。
クロマトグリフイーによ)高度精製された第■因子製剤
が一段階で得られうろことは驚くべきことであった。
それゆえ本発明は第■因子を含有する溶液を安定剤の存
在下に低温殺菌および精製することにより第■因子製剤
を製造するに当り、この溶液を炭水化物に基づく陰イオ
ン交換体で処理し、その交換体を洗滌しそして第■因子
を溶離することからなる方法に関する。
在下に低温殺菌および精製することにより第■因子製剤
を製造するに当り、この溶液を炭水化物に基づく陰イオ
ン交換体で処理し、その交換体を洗滌しそして第■因子
を溶離することからなる方法に関する。
出発物質としてはプール(Pool )民地の「ネーチ
ャー(Nazure) J第203巻第312頁(19
64年)記載の方法によシ得られるクリオ沈澱、コーン
(Cohn)フラクション1〔ミノット・ジー・アール
(Minot a、 R,)民地の「ジエ−・りI)7
−’(ンベスト(J、 C11n、 Invest、
) J第24巻第704頁(1945年)参照〕、血漿
、第VIII:C因子含有細胞培養基ならびにこれから
得られた第■因子含有511J 7ラクシヨンが適当で
ある。しかしながらクリオ沈澱またはコーンにクラクシ
ョンを直接使用するのが好都合である。
ャー(Nazure) J第203巻第312頁(19
64年)記載の方法によシ得られるクリオ沈澱、コーン
(Cohn)フラクション1〔ミノット・ジー・アール
(Minot a、 R,)民地の「ジエ−・りI)7
−’(ンベスト(J、 C11n、 Invest、
) J第24巻第704頁(1945年)参照〕、血漿
、第VIII:C因子含有細胞培養基ならびにこれから
得られた第■因子含有511J 7ラクシヨンが適当で
ある。しかしながらクリオ沈澱またはコーンにクラクシ
ョンを直接使用するのが好都合である。
低温殺菌中第■因子を熱による不活性化から保護するた
めの安定剤としては炭水化物およびアミノ酸、好ましく
は蔗糖55〜60Il/溶液1009およびグリッツ1
〜3モル/溶液1tならびに場合によりカルシウムイオ
ンが使用されうる。例えば西ドイツ特許公開公報第29
16711号または3237512号の記載に従い操作
しうる。
めの安定剤としては炭水化物およびアミノ酸、好ましく
は蔗糖55〜60Il/溶液1009およびグリッツ1
〜3モル/溶液1tならびに場合によりカルシウムイオ
ンが使用されうる。例えば西ドイツ特許公開公報第29
16711号または3237512号の記載に従い操作
しうる。
第■因子を吸着させるための陰イオン交換体としては例
えばDEAE、 Qlまたはエクテオラ基を担持する交
換体そしてしかも特にセルロース、セファデックスまた
はセファロースに基くもの、が適当であるがしかし好ま
しくはDEAE−セファロースが適当である。
えばDEAE、 Qlまたはエクテオラ基を担持する交
換体そしてしかも特にセルロース、セファデックスまた
はセファロースに基くもの、が適当であるがしかし好ま
しくはDEAE−セファロースが適当である。
パン・フレベルト(van Creveld )および
バク(saugh) (前出)の方法と異なシこれらの
交換体は第■因子の精#!に$実適当であるが、しかし
これまで知られていすかつ以下に記載される条件下にお
いてである。
バク(saugh) (前出)の方法と異なシこれらの
交換体は第■因子の精#!に$実適当であるが、しかし
これまで知られていすかつ以下に記載される条件下にお
いてである。
吸着条件は決定的に重要であることが証明された。すな
わち第■因子は生理学的な食塩環境中、好ましくはpH
5,5で実質上選択的にDEAE −セファロースに結
合され、一方フイブリノゲンおよびフィブロネクチンの
ような随伴蛋白質は上澄み中に残留する(バッチ法)か
またはカラムを通過することが同様に驚くべきことに見
出された。終りに1これも驚くべきことに、クリオグロ
プリンの低温殺菌された溶液が一般にpH5,5で生理
学的な食塩環境中においてクロマトグラフィーされうる
ことも見出された。というのはこの条件ですでにある極
のクリオグロプリンなかんずくフイブリノゲンが沈澱す
るからである。第■因子が陰イオン交換体に結合される
吸着そして特にその特異性は中性点に向うにつれて強く
低下する。しかしながら正常なりロマトグラフイ条件下
ではDEARはpH7,0以上ではじめて負荷される。
わち第■因子は生理学的な食塩環境中、好ましくはpH
5,5で実質上選択的にDEAE −セファロースに結
合され、一方フイブリノゲンおよびフィブロネクチンの
ような随伴蛋白質は上澄み中に残留する(バッチ法)か
またはカラムを通過することが同様に驚くべきことに見
出された。終りに1これも驚くべきことに、クリオグロ
プリンの低温殺菌された溶液が一般にpH5,5で生理
学的な食塩環境中においてクロマトグラフィーされうる
ことも見出された。というのはこの条件ですでにある極
のクリオグロプリンなかんずくフイブリノゲンが沈澱す
るからである。第■因子が陰イオン交換体に結合される
吸着そして特にその特異性は中性点に向うにつれて強く
低下する。しかしながら正常なりロマトグラフイ条件下
ではDEARはpH7,0以上ではじめて負荷される。
しかしながら沈澱はここに記載されている方法では起ら
ない。何故なら低温殺菌以来クリオ溶液中に存在する炭
水化物がフイブリノゲンおよび01gを軽い酸性媒体中
で溶液中に保持するからである。
ない。何故なら低温殺菌以来クリオ溶液中に存在する炭
水化物がフイブリノゲンおよび01gを軽い酸性媒体中
で溶液中に保持するからである。
すなわちここに記載される方法の長所は、低温殺菌され
たクリオグロプリンの陰イオン交換体への吸着に際しフ
ィブリノゲンおよびフィブロネクチンが上置み液中Kま
たは流出液中に存在しそしてそれらから低温殺菌された
生成物として取得されうるという点にある。フィブロネ
クチンは例えば西ドイツ特許公開公報第2848529
号記載の方法による。
たクリオグロプリンの陰イオン交換体への吸着に際しフ
ィブリノゲンおよびフィブロネクチンが上置み液中Kま
たは流出液中に存在しそしてそれらから低温殺菌された
生成物として取得されうるという点にある。フィブロネ
クチンは例えば西ドイツ特許公開公報第2848529
号記載の方法による。
例えばDEA3またはQAE交換体でのクロマトグラフ
ィーは軽い酸性媒体(pH5,5)中でそして適当に、
例えば0.1モル/lのリジンを含有する。0.1モル
/Lの酢酸ナトリウム緩衝液を用いて平衡化された交換
体で遂行される。この緩衝液を用いて、低温殺菌された
第■因子を含有する溶液をそれがバッチ法またはカラム
法で交換体で処理される前に二倍量まで希釈することも
できる。好ましくは用いられるバッチにおける吸沼は、
吸着期間吊交換体への第■因子の結合を上澄み液中の第
■因子の機能測定により追跡できそして活性消失後吸着
されなかった因子を沈降または遠心分子fiKよりイオ
ン交換体から分離しそしてその直後に第■因子を負荷さ
れた交換体の洗滌を開始しうるという長所を有する。洗
滌はバッチ中例えば吸引濾過器上で実施されるのが好ま
しいが、一方溶離に′は交換体をカラム中に移すことが
推奨される、何故ならカラムクロマトグラフィーによる
溶離は第■因子が比較的濃縮されて得られるという長所
を有するからである。実験条件下で第■因子50〜10
0IU/−の準位である。
ィーは軽い酸性媒体(pH5,5)中でそして適当に、
例えば0.1モル/lのリジンを含有する。0.1モル
/Lの酢酸ナトリウム緩衝液を用いて平衡化された交換
体で遂行される。この緩衝液を用いて、低温殺菌された
第■因子を含有する溶液をそれがバッチ法またはカラム
法で交換体で処理される前に二倍量まで希釈することも
できる。好ましくは用いられるバッチにおける吸沼は、
吸着期間吊交換体への第■因子の結合を上澄み液中の第
■因子の機能測定により追跡できそして活性消失後吸着
されなかった因子を沈降または遠心分子fiKよりイオ
ン交換体から分離しそしてその直後に第■因子を負荷さ
れた交換体の洗滌を開始しうるという長所を有する。洗
滌はバッチ中例えば吸引濾過器上で実施されるのが好ま
しいが、一方溶離に′は交換体をカラム中に移すことが
推奨される、何故ならカラムクロマトグラフィーによる
溶離は第■因子が比較的濃縮されて得られるという長所
を有するからである。実験条件下で第■因子50〜10
0IU/−の準位である。
第■因子を負荷された交換体を洗滌するには、一方では
第■因子を解離させないが、しかし他方では非特異的な
蛋白質例えば免疫グロブリンおよび従って同種凝集素の
できるだけ定1・的な分離に適当である緩衝液が特に適
する。適当な緩衝液としては、驚くべきことに、吸着さ
せるための出発物質がその中11’C溶解でき、そして
α1モル/lの酢酸ナトリウム、11そル/lのリジン
および11/LのNaC6f、pH5,5にて含有する
緩衝液が良いことが判明した。この緩衝液を用いて、第
■因子を負荷されたイオン交換体がその溶出液が同種凝
集素を含まなくなるまで洗滌された。試験するには不完
全抗体をも示す高感度のクームス試験(Cooms t
est )が用いられた。
第■因子を解離させないが、しかし他方では非特異的な
蛋白質例えば免疫グロブリンおよび従って同種凝集素の
できるだけ定1・的な分離に適当である緩衝液が特に適
する。適当な緩衝液としては、驚くべきことに、吸着さ
せるための出発物質がその中11’C溶解でき、そして
α1モル/lの酢酸ナトリウム、11そル/lのリジン
および11/LのNaC6f、pH5,5にて含有する
緩衝液が良いことが判明した。この緩衝液を用いて、第
■因子を負荷されたイオン交換体がその溶出液が同種凝
集素を含まなくなるまで洗滌された。試験するには不完
全抗体をも示す高感度のクームス試験(Cooms t
est )が用いられた。
陰イオン交換体からの第■因子の脱着には例えばNaC
1を含有する濃厚塩溶液が適当である。
1を含有する濃厚塩溶液が適当である。
しかしながらNa、KまたはCaとハロゲンとの他の塩
、KBrSNaBrおよびCaC62がより好ましいこ
とが判明した。これらは第■因子が単位容量当シ高い活
性を有する比較的シャープなピークとして溶離されると
いう長所、すなわち沈澱にとって重要である長所を有す
る。
、KBrSNaBrおよびCaC62がより好ましいこ
とが判明した。これらは第■因子が単位容量当シ高い活
性を有する比較的シャープなピークとして溶離されると
いう長所、すなわち沈澱にとって重要である長所を有す
る。
濃度は0.05モル/lから飽和限界までの範囲にある
。
。
終りに1収景はまた全く実質上溶離速度次第であり、こ
れは毎時1〜10−/α2好ましくは5〜7 d /
cR2の準位にあるべきである。
れは毎時1〜10−/α2好ましくは5〜7 d /
cR2の準位にあるべきである。
第■因子を含有する溶出液は慣用の方法、すなわち硫酸
アンモニウムまたはNaC2のような中性塩、好ましく
は硫酸アンモニウムと比較してよシ速かに透析し出され
そしてその上完全には除去される必要のないNrsCを
を用いる沈澱により濃縮されうる。
アンモニウムまたはNaC2のような中性塩、好ましく
は硫酸アンモニウムと比較してよシ速かに透析し出され
そしてその上完全には除去される必要のないNrsCを
を用いる沈澱により濃縮されうる。
第■因子を含有する沈澱をそれ以上処理する罠は沈澱残
留物を例えば、クエン酸ナトリウム(α02モル/1)
、NaCt(0,06モル/l)、グリシン(201!
/l)およびアルブミン(5g/l)を含有するpH6
,9の緩衝液(透析緩衝液)中に溶解させそしてアルブ
ミンを含まない同じ緩衝液で平衡となるまで透析する方
法で遂行される。
留物を例えば、クエン酸ナトリウム(α02モル/1)
、NaCt(0,06モル/l)、グリシン(201!
/l)およびアルブミン(5g/l)を含有するpH6
,9の緩衝液(透析緩衝液)中に溶解させそしてアルブ
ミンを含まない同じ緩衝液で平衡となるまで透析する方
法で遂行される。
透析された溶液はアルブミンを含有する透析緩衝液で希
釈することにより第■因子活性25〜50 IU/−に
調整しそして滅菌濾過したのち容器に充填しそして場合
によう凍結乾燥する。最終生成物は1分以内に溶解し、
蛋白5!11v当シ第■因子活性5〜101Uを有し、
低温殺菌されそして同ね凝集素を含まない白色の凍結乾
燥物である。現在技術水準による生成物に比較してこの
ものは何ら望まざる蛋白質そして特に同種抗原として感
受性化を招来しえた蛋白質子宮まないという長所を有す
る。この生成物は血液群非受容性を来さなかった。ウィ
ルス性疾患特に種々の形態の肝炎の感染は排除されてい
ると見られる。この方法の長所は、それが比較的簡単で
あることそしてそれゆえ工業的な規模に困難なく移行さ
れうろことおよびわずかな操作段階からなることである
。操作段階の数が少ないことは良好な収量を証明する、
何故なら経験によればあらゆる精製段階は多かれ少なか
れ活性損失と結びついているからである。
釈することにより第■因子活性25〜50 IU/−に
調整しそして滅菌濾過したのち容器に充填しそして場合
によう凍結乾燥する。最終生成物は1分以内に溶解し、
蛋白5!11v当シ第■因子活性5〜101Uを有し、
低温殺菌されそして同ね凝集素を含まない白色の凍結乾
燥物である。現在技術水準による生成物に比較してこの
ものは何ら望まざる蛋白質そして特に同種抗原として感
受性化を招来しえた蛋白質子宮まないという長所を有す
る。この生成物は血液群非受容性を来さなかった。ウィ
ルス性疾患特に種々の形態の肝炎の感染は排除されてい
ると見られる。この方法の長所は、それが比較的簡単で
あることそしてそれゆえ工業的な規模に困難なく移行さ
れうろことおよびわずかな操作段階からなることである
。操作段階の数が少ないことは良好な収量を証明する、
何故なら経験によればあらゆる精製段階は多かれ少なか
れ活性損失と結びついているからである。
それゆえ水元8Aはまた免疫グロブリン、同種凝集素、
フィブロネクチンおよび凝固しうるフイブリノケ゛ンを
実際上含まずそして蛋白質11ng当り約100単位の
特異的な凝血(C)−活性(第VIII:C因子)およ
び第VIII:C因子対第■因子R: Ag (関連抗
原)の比率が1以上であることからなる低温殺菌され、
高度精製された第■因子製剤にも関する。
フィブロネクチンおよび凝固しうるフイブリノケ゛ンを
実際上含まずそして蛋白質11ng当り約100単位の
特異的な凝血(C)−活性(第VIII:C因子)およ
び第VIII:C因子対第■因子R: Ag (関連抗
原)の比率が1以上であることからなる低温殺菌され、
高度精製された第■因子製剤にも関する。
第■因子は下記の方法によ)測定されうる、すなわち例
えば西ドイツ特許公開公報筒2316430号の記載に
従い調製された1部例えば(11−の部分トロンボプラ
スチンを第■因子欠乏血漿1部および希釈された正常血
漿1部と混合する。この混合物を37℃K 6”分間保
持する。予め57℃に加温されたα025モル塩化カル
シウム溶液の1部を添加したのち、塩化カルシウム溶液
の添加から凝血具が出現するまでに経過する時間を測定
する。量的に表示するKは゛正常血漿の連続的希釈物を
用いて用意された検定曲線が用いられる。
えば西ドイツ特許公開公報筒2316430号の記載に
従い調製された1部例えば(11−の部分トロンボプラ
スチンを第■因子欠乏血漿1部および希釈された正常血
漿1部と混合する。この混合物を37℃K 6”分間保
持する。予め57℃に加温されたα025モル塩化カル
シウム溶液の1部を添加したのち、塩化カルシウム溶液
の添加から凝血具が出現するまでに経過する時間を測定
する。量的に表示するKは゛正常血漿の連続的希釈物を
用いて用意された検定曲線が用いられる。
第■因子1国際単位(−1Xa)は第3回国際WHO標
準に対するサブ標準としての正常血漿1−の第■因子活
性に相当する。
準に対するサブ標準としての正常血漿1−の第■因子活
性に相当する。
低温殺菌されそして同種凝集素を含まない第■因子製剤
の取得法を以下に説明する。
の取得法を以下に説明する。
実施例
(1) 出発物質
粗製クリオ沈澱2501をグリシン(0,25モル/1
)およびヘパリン(1,250SF一単位/vd )を
含有するNaC6溶液(0,08%ル/ t ) 75
0−中に30〜37℃に加温しながら溶解させる。
)およびヘパリン(1,250SF一単位/vd )を
含有するNaC6溶液(0,08%ル/ t ) 75
0−中に30〜37℃に加温しながら溶解させる。
それによシα06モル/lのNaCts 0.2 %
ル/ tのグリシンおよびヘパリン約I USF一単位
/−の濃度を有する溶液1000−が得られた。この溶
液のpH値はI N HCをを用いてpH6,5にiJ
整した。
ル/ tのグリシンおよびヘパリン約I USF一単位
/−の濃度を有する溶液1000−が得られた。この溶
液のpH値はI N HCをを用いてpH6,5にiJ
整した。
(2)水、酸化アルミニウム吸着
前記(1)項で得られた溶液1000.dK 101/
!。
!。
の水酸化アルミニウムを含有する懸濁液(ベージング(
Behring )社製品、マールブルグ(Marbu
rg))80WLtを加えそしてこの混合物を15分間
攪拌した(@度約30℃)。次に3000X#で15分
間遠心分離し、残留物を捨てそして上澄み液に安定剤を
添加したのち低温殺菌した。
Behring )社製品、マールブルグ(Marbu
rg))80WLtを加えそしてこの混合物を15分間
攪拌した(@度約30℃)。次に3000X#で15分
間遠心分離し、残留物を捨てそして上澄み液に安定剤を
添加したのち低温殺菌した。
(3) 低温殺菌
前記(2)項で得られた上澄み液1000−に下記安定
剤をこの順序で加えた。
剤をこの順序で加えた。
1モル/L CaC22溶液5−(5ミリモル/l)蔗
糖1oooF(溶液1klil当り500I)グリシン
150II(溶液1tK対し2モル)pH値は2 N
NaOHを用いてpH7,5に調整した。
糖1oooF(溶液1klil当り500I)グリシン
150II(溶液1tK対し2モル)pH値は2 N
NaOHを用いてpH7,5に調整した。
添加によシ容量は1700−に増大した。この溶液を水
浴中60℃で10時間保持した。
浴中60℃で10時間保持した。
゛(4)イオン交換体処理
前記(6)項で得られた溶液1700−を、pH5,5
の0.2モル/Lの酢酸ナトリウムおよびα2モル/l
のリジンを含有する溶液1700−で希釈した。pH値
を希酢酸を用いて5.5に調整しそしてpH5,5(7
)酢酸ナトリウA ([11%ル/l )、リジン(0
,1モル/A)およびNaCt(11/L )を含有す
る溶液を用いて平衡化したDEAE−セファロース6B
C470−を加えた。この混合物を室温で2〜5時間攪
拌しそして第■因子の結合を上澄み液中における活性′
jk測定することくより測定した。第■因子活性が41
0/atから0.11υ/−まで低下したら、吸着剤を
遠心分離により除去した。
の0.2モル/Lの酢酸ナトリウムおよびα2モル/l
のリジンを含有する溶液1700−で希釈した。pH値
を希酢酸を用いて5.5に調整しそしてpH5,5(7
)酢酸ナトリウA ([11%ル/l )、リジン(0
,1モル/A)およびNaCt(11/L )を含有す
る溶液を用いて平衡化したDEAE−セファロース6B
C470−を加えた。この混合物を室温で2〜5時間攪
拌しそして第■因子の結合を上澄み液中における活性′
jk測定することくより測定した。第■因子活性が41
0/atから0.11υ/−まで低下したら、吸着剤を
遠心分離により除去した。
上澄み液を注ぎ出しそして吸着剤を上澄み液の残シから
分離した。pH5,sのα1モル/lの酢酸ナトリウム
、(11モル/lのリジンおよびI VtのNaCtを
含有する溶液で洗滌することによりセファロースから捕
捉された蛋臼質を除去しそして次に同じ緩衝液中のスラ
リーとしてカラムに移した(寸法:10X3clIL)
。
分離した。pH5,sのα1モル/lの酢酸ナトリウム
、(11モル/lのリジンおよびI VtのNaCtを
含有する溶液で洗滌することによりセファロースから捕
捉された蛋臼質を除去しそして次に同じ緩衝液中のスラ
リーとしてカラムに移した(寸法:10X3clIL)
。
カラム中で280 nmで何らの光線吸収も、も・はや
測定され得すそして同種凝集素値がクームス試験で検出
限界となるまで洗滌した。
測定され得すそして同種凝集素値がクームス試験で検出
限界となるまで洗滌した。
(5)溶離
前記(4)項で得られた交換体を0.1モル/Lの酢酸
ナトリウム、Q、1モル/lのリジンおよび(L3モル
/LのCaCl2を含有するpli 5.5の溶液を用
いて溶離した。その際波長280nmで測定しうるピー
クが現われた。相当するフラクションを集めそして第■
因子40 IU/−を有するもの18〇−量が得られた
。
ナトリウム、Q、1モル/lのリジンおよび(L3モル
/LのCaCl2を含有するpli 5.5の溶液を用
いて溶離した。その際波長280nmで測定しうるピー
クが現われた。相当するフラクションを集めそして第■
因子40 IU/−を有するもの18〇−量が得られた
。
+6) jg■因子の沈澱
前記(5)項で得られた溶出液180a4に2.2’モ
ル/LのグリシンならびK 1501 / t(1)
NaCLを加えそして室温で30分間攪拌した。
ル/LのグリシンならびK 1501 / t(1)
NaCLを加えそして室温で30分間攪拌した。
沈澱は明らかな混濁によ#)認められ得た。この沈澱を
超遠心器中s o、o o o X 、Slで30分間
遠心分離することにより分離しそして上澄み液を注ぎ出
したのち4℃で一夜保持した。
超遠心器中s o、o o o X 、Slで30分間
遠心分離することにより分離しそして上澄み液を注ぎ出
したのち4℃で一夜保持した。
(7)後処理
前記(6)で得られた沈澱を0.02モル/lのクエン
酸トリナトリウム、α06モル/lのNaC6゜I Q
l/lのグリシンおよび51/lのヒト−アルブミン
を含有するpH7,0の緩衝液(溶解緩衝液)145−
中にとった。この溶液については第VIII:C因子活
性40 IU/WLtが測定された。
酸トリナトリウム、α06モル/lのNaC6゜I Q
l/lのグリシンおよび51/lのヒト−アルブミン
を含有するpH7,0の緩衝液(溶解緩衝液)145−
中にとった。この溶液については第VIII:C因子活
性40 IU/WLtが測定された。
これを何らアルブミンを含有しない上記緩衝液で5時間
室温で透析し、透析物を30℃に加温しそして50,0
00:)lおよび25 Cテ30分間遠心分離した。3
6IU/−を示す第■因子測定後、この溶液を溶解緩衝
液を用いて30107m 17調整し、この溶液を57
℃に加温しそしてメンブランフィルタ−で滅菌濾過した
。
室温で透析し、透析物を30℃に加温しそして50,0
00:)lおよび25 Cテ30分間遠心分離した。3
6IU/−を示す第■因子測定後、この溶液を溶解緩衝
液を用いて30107m 17調整し、この溶液を57
℃に加温しそしてメンブランフィルタ−で滅菌濾過した
。
これをバイアル瓶中に充填し、凍結させそして凍結乾燥
した。
した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)第VIII因子を含有する溶液を安定剤の存在下に場合
により低温殺菌することにより第VIII因子製剤を製造す
るに当り、この溶液を炭水化物に基づく陰イオン交換体
で処理し、この交換体を洗滌しそして第VIII因子をカオ
トロピツク溶液またはCaCl_2を用いて溶離するこ
とからなる方法。 2)クリオ沈澱を蔗糖およびグリシン、好ましくは蔗糖
35〜60g/100mlおよびグリシン1〜3モル/
lを添加して溶解させ、カルシウムイオン好ましくは1
〜20ミリモル/をを加え、場合により低温殺菌し、冷
却し、希釈しそしてpH5.5で第VIII:C因子を炭水
化物に基づく陰イオン交換体に吸着させそして吸着剤を
異種蛋白質特に同種凝集素がなくなるまで洗いそして第
VIII:C因子を緩衝された濃厚塩溶液を用いて溶離する
ことにより溶出させ、透析しそして凍結乾燥することか
らなる前記特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)第VIII因子を含有する溶液がクリオ沈澱の溶液であ
ることからなる前記特許請求の範囲第1項記載の方法。 4)第VIII因子を含有する溶液が血漿、コーン(Coh
n)フラクシヨン I または第VIII因子を合成する細胞
の培養液であることからなる前記特許請求の範囲第1項
記載の方法。 5)陰イオン交換体からの溶出液にアミノ酸、炭水化物
およびカルシウムを添加した後低温殺菌することからな
る前記特許請求の範囲第1項記載の方法。 6)陰イオン交換体としてセルロース、セフアデツクス
またはセフアロースのDEAE、QAE、アミン樹脂ま
たはエクテオラ(Ecteola)誘導体が使用される
ことからなる前記特許請求の範囲第1項記載の方法。 7)吸着剤を緩衝された希塩溶液で洗滌することからな
る前記特許請求の範囲第1項記載の方法。 8)ナトリウム、カリウムまたはカルシウムとハロゲン
との塩の緩衝された濃厚水溶液を用いて溶離が行われる
ことからなる前記特許請求の範囲第1項記載の方法。 9)免疫グロブリン、同種凝集素、フイブロネクチンお
よび凝固しうるフイブリノゲンを実際上含まずそして蛋
白質1mg当り約100単位の特異的な凝血(C)−活
性(第VIII:C因子)を有しかつ第VIII:C因子対第V
III因子R:Ag(関連抗原)の比率が1以上であるこ
とからなる低温殺菌され、高度精製された第VIII因子製
剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19843432083 DE3432083A1 (de) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | Pasteurisierte, isoagglutininfreie faktor viii-praeparation und verfahren zu ihrer herstellung |
DE3432083.0 | 1984-08-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6160614A true JPS6160614A (ja) | 1986-03-28 |
JPH0580455B2 JPH0580455B2 (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=6244387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60189997A Granted JPS6160614A (ja) | 1984-08-31 | 1985-08-30 | 第8因子製剤およびその製造方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0173242B2 (ja) |
JP (1) | JPS6160614A (ja) |
AT (1) | ATE73666T1 (ja) |
CA (1) | CA1265051A (ja) |
DE (2) | DE3432083A1 (ja) |
DK (1) | DK174066B1 (ja) |
ES (1) | ES8702146A1 (ja) |
IL (1) | IL76260A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62501562A (ja) * | 1985-02-01 | 1987-06-25 | ニユ−ヨ−ク ユニバ−シイテイ | 抗血友病因子の精製方法 |
JPS6413099A (en) * | 1987-03-31 | 1989-01-17 | Baxter Int | Ultra-purification for polypeptide |
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AU2684488A (en) | 1988-06-27 | 1990-01-04 | Carter-Wallace, Inc. | Test device and method for colored particle immunoassay |
EP0367840B1 (de) | 1988-11-05 | 1993-02-03 | Octapharma AG | Verfahren zur Herstellung eines hochreinen, nicht infektiösen Antihämophiliefaktors mittels Chromatographie |
DE3926034C3 (de) * | 1989-08-07 | 1996-11-21 | Behringwerke Ag | Verfahren zur Herstellung eines stabilen Faktors VIII |
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-
1984
- 1984-08-31 DE DE19843432083 patent/DE3432083A1/de not_active Withdrawn
-
1985
- 1985-08-21 DE DE8585110499T patent/DE3585649D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-08-21 AT AT85110499T patent/ATE73666T1/de not_active IP Right Cessation
- 1985-08-21 EP EP85110499A patent/EP0173242B2/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-08-29 ES ES546526A patent/ES8702146A1/es not_active Expired
- 1985-08-30 DK DK198503981A patent/DK174066B1/da not_active IP Right Cessation
- 1985-08-30 CA CA000489738A patent/CA1265051A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-08-30 JP JP60189997A patent/JPS6160614A/ja active Granted
- 1985-08-30 IL IL76260A patent/IL76260A/xx not_active IP Right Cessation
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ES8702146A1 (es) | 1986-12-16 |
DE3585649D1 (de) | 1992-04-23 |
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DE3432083A1 (de) | 1986-03-06 |
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