JPS6154288B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6154288B2 JPS6154288B2 JP54110424A JP11042479A JPS6154288B2 JP S6154288 B2 JPS6154288 B2 JP S6154288B2 JP 54110424 A JP54110424 A JP 54110424A JP 11042479 A JP11042479 A JP 11042479A JP S6154288 B2 JPS6154288 B2 JP S6154288B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- signal
- amplification
- gain
- transistors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 66
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 66
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 14
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3052—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
- H03G3/3068—Circuits generating control signals for both R.F. and I.F. stages
Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、実用感度の高い利得制御回路を提供
せんとするものである。
せんとするものである。
第1図は本発明の一実施例によるAMラジオ受
信装置を示すシステムブロツクであり、1はアン
ンテナ、1′は段間周波数選択素子、2はRF増幅
段、3は段間周波数選択素子、4は周波数変換
段、5は段間周波数選択素子、6は第1中間周波
増幅段、7は段間周波数選択素子、8は第2中間
周波増幅段、9は音声およびAGC検波段、10
は音声増幅段、13はスピーカー、14はAGC
フイルター、17は電圧比較器、18は基準電圧
源である。
信装置を示すシステムブロツクであり、1はアン
ンテナ、1′は段間周波数選択素子、2はRF増幅
段、3は段間周波数選択素子、4は周波数変換
段、5は段間周波数選択素子、6は第1中間周波
増幅段、7は段間周波数選択素子、8は第2中間
周波増幅段、9は音声およびAGC検波段、10
は音声増幅段、13はスピーカー、14はAGC
フイルター、17は電圧比較器、18は基準電圧
源である。
また、かかる実施例によるAMラジオ受信装置
において、第2図に示すように、希望信号の受信
波強度上昇に対し、まず第1中間周波増幅段6の
利得112をa乃至bの如く低下させるように
し、さらに受信電波強度が上昇した場合、RF増
幅段2の利得111をc乃至dさらにe乃至fの
如く低下させるよう、AGC電圧12に対するRF
増幅段2および第1中間周波数増幅段6の利得制
御感度がそれぞれ設定されている。また、さらに
受信電波強度の大きい信号を受信し、RF増幅段
の出力信号のクリツプが起ころうとする時、電圧
比較器17は基準電圧源18の基準値、RF増幅
段2の出力信号の振幅値とを比較して、検出出力
信号19を発生し、この検出出力信号19により
第1中間周波増幅段6の利得111及びRF増幅
段2の利得112を第11図a乃至b,c乃至
d,e乃至fに示す如く低下させる。
において、第2図に示すように、希望信号の受信
波強度上昇に対し、まず第1中間周波増幅段6の
利得112をa乃至bの如く低下させるように
し、さらに受信電波強度が上昇した場合、RF増
幅段2の利得111をc乃至dさらにe乃至fの
如く低下させるよう、AGC電圧12に対するRF
増幅段2および第1中間周波数増幅段6の利得制
御感度がそれぞれ設定されている。また、さらに
受信電波強度の大きい信号を受信し、RF増幅段
の出力信号のクリツプが起ころうとする時、電圧
比較器17は基準電圧源18の基準値、RF増幅
段2の出力信号の振幅値とを比較して、検出出力
信号19を発生し、この検出出力信号19により
第1中間周波増幅段6の利得111及びRF増幅
段2の利得112を第11図a乃至b,c乃至
d,e乃至fに示す如く低下させる。
具体的には、第第1図に示す如く電圧比較器1
7の検出出力信号19をAGCフイルター14に
印加し、平滑せしめ、通常のAGC径路のを介し
て第1中間周波増幅段6及びRF増幅段2の利得
を低下させる。
7の検出出力信号19をAGCフイルター14に
印加し、平滑せしめ、通常のAGC径路のを介し
て第1中間周波増幅段6及びRF増幅段2の利得
を低下させる。
また、第3図は第1図に示したシステムブロツ
クをモノリシツク半導体集積回路装置に適応した
実施例を示す回路図であり、破線内部の回路素子
は全て周知の製造方法により一個のシリコン・チ
ツプ内に形成されている。丸でかこまれた数字は
集積回路のピン番号を示しており、これらのピン
に電気的に接続された破線外部の回路素子は全て
デイスクリート部品で、集積回路の外付回路網を
構成する。
クをモノリシツク半導体集積回路装置に適応した
実施例を示す回路図であり、破線内部の回路素子
は全て周知の製造方法により一個のシリコン・チ
ツプ内に形成されている。丸でかこまれた数字は
集積回路のピン番号を示しており、これらのピン
に電気的に接続された破線外部の回路素子は全て
デイスクリート部品で、集積回路の外付回路網を
構成する。
この3図において、アンテナ1で受信された電
波は、コンデンサC101,C102,C103、コイルL101
からなる段間周波数選択素子を介して、1ピンに
印加される。1ピンに印加されたRF信号は、RF
増幅段内の増幅トランジスタとしてのエミツタ接
地トランジスタQ3、さらにベース接地トランジ
スタQ4により増幅され、15ピンよりRF出力信号
が得られる。なお増幅トランジスタQ3のエミツ
タはインピーダンス手段としての抵抗R4を介し
て基準電位点である接地電位点に接続され、増幅
トランジスタQ3コレクタ内エミツタ結合対トラ
ンジスタQ4,Q5に接続されている。なお、15ピ
ンにはコンデンサC106,コイルL102からなる段間
周波数選択素子が接続されている。特にこのコイ
ルL102はエミツタ結合対トランジスタQ4,Q5一
方Q4のコレクタ負荷インピーダンスとして働く
ものである。また、15ピンより得られたRF信号
はコンデンサC107を介して11ピンに印加され、さ
らに周波数変換段内のトランジスタQ20のベース
電極に印加される。トランジスタQ13,Q19は周
波数変換段内の局部発振器を構成し、その局部発
振周波数12,13,14ピンに外付された回路
素子L103,C108,C109により決定される。この周
波数変換段内で、RF信号と局部発振信号とが周
波数混合され、中間周波数信号がトランジスタ
Q19のコレクタすなわち12ピンより得られる。12
ピンより得られた中間周波信号は、第1中間周波
トランスIFT1、コンデンサーC110を介して、10
ピンに印加され、第1中間周波増幅段の増幅トラ
ンジスタQ21,Q28により増幅され、9ピンに取
り出される。この9ピンより得られた中間周波信
号は第2中間周波トランスIFT2、コンデンサ
C111,C112を介して、8ピンに印加され、第2中
間周波増幅段のトランジスタQ29,Q30により増
幅され、音声およびAGC検波段の検波トランジ
スタQ31のベース電極に印加される。中間周波信
号は検波トランジスタQ31のベース・エミツタ、
トランジスタQ31のエミツタに接続された抵抗
R28、コンデンサC114によつてAM検波され、6ピ
ンより音声信号が得られ、図示されていないが、
音声増幅段、スピーカーへと伝達される。
波は、コンデンサC101,C102,C103、コイルL101
からなる段間周波数選択素子を介して、1ピンに
印加される。1ピンに印加されたRF信号は、RF
増幅段内の増幅トランジスタとしてのエミツタ接
地トランジスタQ3、さらにベース接地トランジ
スタQ4により増幅され、15ピンよりRF出力信号
が得られる。なお増幅トランジスタQ3のエミツ
タはインピーダンス手段としての抵抗R4を介し
て基準電位点である接地電位点に接続され、増幅
トランジスタQ3コレクタ内エミツタ結合対トラ
ンジスタQ4,Q5に接続されている。なお、15ピ
ンにはコンデンサC106,コイルL102からなる段間
周波数選択素子が接続されている。特にこのコイ
ルL102はエミツタ結合対トランジスタQ4,Q5一
方Q4のコレクタ負荷インピーダンスとして働く
ものである。また、15ピンより得られたRF信号
はコンデンサC107を介して11ピンに印加され、さ
らに周波数変換段内のトランジスタQ20のベース
電極に印加される。トランジスタQ13,Q19は周
波数変換段内の局部発振器を構成し、その局部発
振周波数12,13,14ピンに外付された回路
素子L103,C108,C109により決定される。この周
波数変換段内で、RF信号と局部発振信号とが周
波数混合され、中間周波数信号がトランジスタ
Q19のコレクタすなわち12ピンより得られる。12
ピンより得られた中間周波信号は、第1中間周波
トランスIFT1、コンデンサーC110を介して、10
ピンに印加され、第1中間周波増幅段の増幅トラ
ンジスタQ21,Q28により増幅され、9ピンに取
り出される。この9ピンより得られた中間周波信
号は第2中間周波トランスIFT2、コンデンサ
C111,C112を介して、8ピンに印加され、第2中
間周波増幅段のトランジスタQ29,Q30により増
幅され、音声およびAGC検波段の検波トランジ
スタQ31のベース電極に印加される。中間周波信
号は検波トランジスタQ31のベース・エミツタ、
トランジスタQ31のエミツタに接続された抵抗
R28、コンデンサC114によつてAM検波され、6ピ
ンより音声信号が得られ、図示されていないが、
音声増幅段、スピーカーへと伝達される。
また、6ピンより得られた音声信号は、5,6
ピンに接続された抵抗R29,4,5ピンに接続さ
れたコンデンサC117からなるAGCフイルタによ
り平滑され、エミツタ・フオロワー回路Q32,
Q33を経て、トランジスタQ33のエミツタより
AGC電圧が得られる。14ピン、15ピン間に接続
されたPNP型トランジスタQ34、ダイオードQ35,
Q36から構成された回路網は、電圧比較器を構成
する。この電圧比較器の検出出力信号はPNPトラ
ンジスタQ34のコレクタより得られ、AGCフイル
ターを構成するコンデンサーC117の一端、すなわ
ち5ピンに印加される。
ピンに接続された抵抗R29,4,5ピンに接続さ
れたコンデンサC117からなるAGCフイルタによ
り平滑され、エミツタ・フオロワー回路Q32,
Q33を経て、トランジスタQ33のエミツタより
AGC電圧が得られる。14ピン、15ピン間に接続
されたPNP型トランジスタQ34、ダイオードQ35,
Q36から構成された回路網は、電圧比較器を構成
する。この電圧比較器の検出出力信号はPNPトラ
ンジスタQ34のコレクタより得られ、AGCフイル
ターを構成するコンデンサーC117の一端、すなわ
ち5ピンに印加される。
一方、トランジスタQ33のエミツタ電極と接地
電位点間には三つの抵抗R31,R32,R33からなる
分圧抵抗が接続され共通のAGC電圧に対するRF
増幅段および第1中間周波増幅段の利得制御感度
がそれぞれ設定されており、受信電波強度の上
昇、すなわちAGC電圧の上昇に対して、第1中
間周波増幅段の制御トランジスタQ27の導通度が
増し、これによつて可変電流トランジスタQ25の
導通度が低下し、増幅トランジスタQ21,Q22の
エミツタ電流が減少するため、ダイオードQ23,
Q24に多く流れていたところのかかるエミツタ電
流は減少し抵抗R19,R20に流れるようになり、第
1中間周波増幅段の利得112は第2図a乃至b
の如く低下する。なお、かかる回路動作の詳細
は、特願昭46―9349号(特開昭47―22655号)「増
幅回路」に記載されており、参照されたい。また
さらに、受信電波強度が上昇すると、第1利得制
御信号としての分圧抵抗R31,R32の接続点の電位
が上昇し、RF増幅段の制御トランンジスタQ8の
導通度が増し、これによつて、制御トランジスタ
Q7の導通度が低下するようになり、導通度可変
の回路素子としてのダイオードQ6の導通度も低
下する。回路素子としてのダイオードQ6の導通
度が極めて高い場合は、RF増幅段の増幅トラン
ジスタQ3のエミツタ電極は3ピンに接続された
コンデンサーC105により交流的に接地されるた
め、増幅トランジスタQ3は高利得の状態に設定
されるが、導通度可変の回路素子としてのダイオ
ードQ6の導通度が低下すると、この導通抵抗は
増大し増幅トランジスタQ3の利得はこの導通抵
抗とエミツタ抵抗R4とに依存するようになり、
RF増幅段の利得111は第2図c乃至dの如く
低下する。また、さらに、受信電波強度が上昇す
ると、分圧抵抗R32,R33の接続点の電圧が上昇
し、第2利得接続信号としてのRF増幅段の制御
トランジスタQ1のコレクタ電位は低下する。か
くして、第2利得接続信号としての制御トランジ
スタQ1のコレクタ電位が高い状態では、RF増幅
段の増幅トランジスタQ4が導通、増幅トランジ
スタQ5が非導通となるため、増幅トラジスタQ3
を流れるRF信号電流は大部分増幅トランジスタ
Q4を流れ、RF増幅段は高利得の状態に設定され
るが、制御トランジスタQ1のコレクタ電位が低
下すると、増幅トランジスタQ4が非導通、増幅
トランジスタQ5が導通となり、RF増幅段の利得
111は第2図e乃至fの如く低下する。
電位点間には三つの抵抗R31,R32,R33からなる
分圧抵抗が接続され共通のAGC電圧に対するRF
増幅段および第1中間周波増幅段の利得制御感度
がそれぞれ設定されており、受信電波強度の上
昇、すなわちAGC電圧の上昇に対して、第1中
間周波増幅段の制御トランジスタQ27の導通度が
増し、これによつて可変電流トランジスタQ25の
導通度が低下し、増幅トランジスタQ21,Q22の
エミツタ電流が減少するため、ダイオードQ23,
Q24に多く流れていたところのかかるエミツタ電
流は減少し抵抗R19,R20に流れるようになり、第
1中間周波増幅段の利得112は第2図a乃至b
の如く低下する。なお、かかる回路動作の詳細
は、特願昭46―9349号(特開昭47―22655号)「増
幅回路」に記載されており、参照されたい。また
さらに、受信電波強度が上昇すると、第1利得制
御信号としての分圧抵抗R31,R32の接続点の電位
が上昇し、RF増幅段の制御トランンジスタQ8の
導通度が増し、これによつて、制御トランジスタ
Q7の導通度が低下するようになり、導通度可変
の回路素子としてのダイオードQ6の導通度も低
下する。回路素子としてのダイオードQ6の導通
度が極めて高い場合は、RF増幅段の増幅トラン
ジスタQ3のエミツタ電極は3ピンに接続された
コンデンサーC105により交流的に接地されるた
め、増幅トランジスタQ3は高利得の状態に設定
されるが、導通度可変の回路素子としてのダイオ
ードQ6の導通度が低下すると、この導通抵抗は
増大し増幅トランジスタQ3の利得はこの導通抵
抗とエミツタ抵抗R4とに依存するようになり、
RF増幅段の利得111は第2図c乃至dの如く
低下する。また、さらに、受信電波強度が上昇す
ると、分圧抵抗R32,R33の接続点の電圧が上昇
し、第2利得接続信号としてのRF増幅段の制御
トランジスタQ1のコレクタ電位は低下する。か
くして、第2利得接続信号としての制御トランジ
スタQ1のコレクタ電位が高い状態では、RF増幅
段の増幅トランジスタQ4が導通、増幅トランジ
スタQ5が非導通となるため、増幅トラジスタQ3
を流れるRF信号電流は大部分増幅トランジスタ
Q4を流れ、RF増幅段は高利得の状態に設定され
るが、制御トランジスタQ1のコレクタ電位が低
下すると、増幅トランジスタQ4が非導通、増幅
トランジスタQ5が導通となり、RF増幅段の利得
111は第2図e乃至fの如く低下する。
従つて、本実施例によるRF増幅段の利得11
1は第2図c乃至d,e乃至fに示すように2段
階にわたつて制御されるため、高利得から低利得
に制御され実用感度の高いRF増幅回路を得るこ
とが出来る。
1は第2図c乃至d,e乃至fに示すように2段
階にわたつて制御されるため、高利得から低利得
に制御され実用感度の高いRF増幅回路を得るこ
とが出来る。
すなわち、本願発明のかかる実施例によれば下
記の如き効果により当初の目的を達成することが
できる。
記の如き効果により当初の目的を達成することが
できる。
(1) 第1利得制御信号により制御される制御トラ
ンジスタQ7,Q8により回路素子Q6を導通度最
大に制御し、第2利得制御信号により一方のト
ランジスタQ4を、完全ONに他方のトランジタ
Q5を完全OFFにすると一方のトランジスタ
Q4、増幅トランジスタQ3,導通度可変の回路
素子Q6,コンデンサC105は協同して利得制御回
路の電圧利得を最大の値にする。
ンジスタQ7,Q8により回路素子Q6を導通度最
大に制御し、第2利得制御信号により一方のト
ランジスタQ4を、完全ONに他方のトランジタ
Q5を完全OFFにすると一方のトランジスタ
Q4、増幅トランジスタQ3,導通度可変の回路
素子Q6,コンデンサC105は協同して利得制御回
路の電圧利得を最大の値にする。
ちなみに、本願発明の実施例においては、こ
の場合増幅トランジスタQ3のエミツタは導通
状態の回路素子Q6と交流的インピーダンスの
小さなコンデンサC105とを介して接地電位に交
流接地されるため、増幅トランジスタQ3のベ
ースに印加されたRF信号に応答してそのコレ
クタより大振幅のRF信号電流が得られ、増幅
トランジスタQ3のコレクタから得られた大振
幅のRF信号電流は完全ON状態のトランジスタ
Q4を介して負荷としてのコイルL102に供給され
るためRF増幅段として構成された利得制御回
路は最大電圧利得で増幅動作を実行するものと
なり、負荷としてのコイルL102のインピーダン
スを大きな値に設定することによりこの最大電
圧利得の値を極めて大きいものとすることがで
きる。。このようなRF増幅段の最大電圧利得で
の増幅動作は、受信電波強度が極めて小さくア
ンテナ1のRF信号の振幅レベルが微少である
場合に極めて有効なものである。
の場合増幅トランジスタQ3のエミツタは導通
状態の回路素子Q6と交流的インピーダンスの
小さなコンデンサC105とを介して接地電位に交
流接地されるため、増幅トランジスタQ3のベ
ースに印加されたRF信号に応答してそのコレ
クタより大振幅のRF信号電流が得られ、増幅
トランジスタQ3のコレクタから得られた大振
幅のRF信号電流は完全ON状態のトランジスタ
Q4を介して負荷としてのコイルL102に供給され
るためRF増幅段として構成された利得制御回
路は最大電圧利得で増幅動作を実行するものと
なり、負荷としてのコイルL102のインピーダン
スを大きな値に設定することによりこの最大電
圧利得の値を極めて大きいものとすることがで
きる。。このようなRF増幅段の最大電圧利得で
の増幅動作は、受信電波強度が極めて小さくア
ンテナ1のRF信号の振幅レベルが微少である
場合に極めて有効なものである。
(2) 第1利得制御信号により制御される制御トラ
ンジスタQ7,Q8により回路素子Q6を非導通状
態制御し、第2利得制御信号により一方のトラ
ンジスタQ4を完全ONに制御した場合、回路素
子Q6とコンデンサC105とは増幅動作に関与しな
くなり、増幅トランジスタQ3とインピーダン
ス手段R4とにより利得制御回路の電圧利得は
中間的な値となる。
ンジスタQ7,Q8により回路素子Q6を非導通状
態制御し、第2利得制御信号により一方のトラ
ンジスタQ4を完全ONに制御した場合、回路素
子Q6とコンデンサC105とは増幅動作に関与しな
くなり、増幅トランジスタQ3とインピーダン
ス手段R4とにより利得制御回路の電圧利得は
中間的な値となる。
ちなみに、本願発明の実施例においては、こ
の場合増幅トランジスタQ3のベースに印加さ
れたRF信号に応答してそのコレクタによりイ
ンピーダンスとしての抵抗R4の抵抗値に逆比
例した中振幅のRF信号電流が得られ完全ON状
態のトランジスタQ4を介して負荷としてのコ
イルL102に供給されるためRF増幅段として構
成された利得制御回路は中間的な値の電圧利得
で増幅動作を実行する。このようなRF増幅段
の中間的な値の電圧利得での増幅動作は、アン
テナ1でのRF信号の振幅レベルが中間的であ
る場合に極めて有効なものである。
の場合増幅トランジスタQ3のベースに印加さ
れたRF信号に応答してそのコレクタによりイ
ンピーダンスとしての抵抗R4の抵抗値に逆比
例した中振幅のRF信号電流が得られ完全ON状
態のトランジスタQ4を介して負荷としてのコ
イルL102に供給されるためRF増幅段として構
成された利得制御回路は中間的な値の電圧利得
で増幅動作を実行する。このようなRF増幅段
の中間的な値の電圧利得での増幅動作は、アン
テナ1でのRF信号の振幅レベルが中間的であ
る場合に極めて有効なものである。
(3) さらに第2利得制御信号により一方のトラン
ジスタQ4をほぼ完全OFFとすると、増幅トラ
ンジスタQ3のコレクタのRF信号電流が負荷
L102にほとんど伝達されなくなり、利得制御回
路の電圧利得は最小になる。
ジスタQ4をほぼ完全OFFとすると、増幅トラ
ンジスタQ3のコレクタのRF信号電流が負荷
L102にほとんど伝達されなくなり、利得制御回
路の電圧利得は最小になる。
ちなみに、本願発明の実施例においては、こ
の場合回路素子Q8が非導通とされるため、抵
抗R4により増幅トランジスタQ3のコレクタの
RF信号電流も極端に大きな値とはならず、ま
たこのコレクタRF信号電流のほとんどは負荷
L102ではなく他方のトランジスタQ5に流れ、負
荷L102におけるRF信号に応答した大きな電圧
降下の発生が防止される。万一、負荷L102にお
いてこのように大きな電圧降下が生じると一対
のトランジスタQ4と増幅トランジスタQ3とは
飽和領域に駆動されることになり、負荷L102よ
り忠実な波形のRF増幅出力信号を取り出せな
くなる。これに対し、かかる実施例において
は、かかる電圧降下の発生もしくは飽和領域へ
の駆動が軽減されるため、アンテナ1でのRF
信号の振幅レベルが極めて強大である場合に、
RF増幅段は最少の電圧利得でその増幅動作の
を実行するため、負荷L102より忠実な波形の
RF増幅出力信号を取り出すことができ、極め
て有効なものである。
の場合回路素子Q8が非導通とされるため、抵
抗R4により増幅トランジスタQ3のコレクタの
RF信号電流も極端に大きな値とはならず、ま
たこのコレクタRF信号電流のほとんどは負荷
L102ではなく他方のトランジスタQ5に流れ、負
荷L102におけるRF信号に応答した大きな電圧
降下の発生が防止される。万一、負荷L102にお
いてこのように大きな電圧降下が生じると一対
のトランジスタQ4と増幅トランジスタQ3とは
飽和領域に駆動されることになり、負荷L102よ
り忠実な波形のRF増幅出力信号を取り出せな
くなる。これに対し、かかる実施例において
は、かかる電圧降下の発生もしくは飽和領域へ
の駆動が軽減されるため、アンテナ1でのRF
信号の振幅レベルが極めて強大である場合に、
RF増幅段は最少の電圧利得でその増幅動作の
を実行するため、負荷L102より忠実な波形の
RF増幅出力信号を取り出すことができ、極め
て有効なものである。
かくして、本発明によれば、利得制御回路の
電圧利得を極めて大きな最大値、又は中間値又
は極めて小さな最少値に大きな変化範囲で制御
することができる。
電圧利得を極めて大きな最大値、又は中間値又
は極めて小さな最少値に大きな変化範囲で制御
することができる。
一方、低利得状態においてエミツタ低抗R4
によつて増幅トランジスタQ3は低歪率で動作
するので、入力ダイナミツクレンジを大とする
ことが出来る。
によつて増幅トランジスタQ3は低歪率で動作
するので、入力ダイナミツクレンジを大とする
ことが出来る。
第1図は本発明の一実施例によるAMラジオ受
信装置を示すシステムブロツク図、第2図は第1
図に示した受信装置の受信電波強度変化に対する
RF増幅段およびIF増幅段の利得変化特性を示す
図、第3図は第1図に示したシステムブロツクを
モノリシツク半導体集積回路に適応した実施例を
示す回路図である。 Q3……増幅トランジスタ、Q4,Q5……一対の
トランジスタ、Q6……導通度可変の回路素子、
Q7……制御トランジスタ、R7……インピーダン
ス手段、L102……負荷インピーダンス手段、利得
制御電圧発生回路……Q33,R31,R32,R33。
信装置を示すシステムブロツク図、第2図は第1
図に示した受信装置の受信電波強度変化に対する
RF増幅段およびIF増幅段の利得変化特性を示す
図、第3図は第1図に示したシステムブロツクを
モノリシツク半導体集積回路に適応した実施例を
示す回路図である。 Q3……増幅トランジスタ、Q4,Q5……一対の
トランジスタ、Q6……導通度可変の回路素子、
Q7……制御トランジスタ、R7……インピーダン
ス手段、L102……負荷インピーダンス手段、利得
制御電圧発生回路……Q33,R31,R32,R33。
Claims (1)
- 1 インピーダンス手段R4を介して基準電位点
に接続されたエミツタと入力信号が印加されるベ
ースを有する増幅トランジスタQ3、上記増幅ト
ランジスタQ3のコレクタに接続されたエミツタ
を有する一対のトランジスタQ4,Q5、上記一対
のトランジスタQ4,Q5の一方Q4のコレクタに接
続された負荷インピーダンスL102、その導通度が
可変しうる回路素子Q6、上記回路素子Q6と基準
電位点との間に接続されたコンデンサC105、第1
利得制御信号によつて制御される制御トランジス
タQ7を具備してなり、上記回路素子Q6は上記増
幅トランジスタQ3と上記制御トランジスタQ7と
に接続され、上記回路素子Q6の導通度は上記増
幅トランジスタQ3及び上記コンデンサC105と協同
して上記負荷インピーダンスL102に生じる信号振
幅レベルを制御し、第1利得制御信号によつて制
御される制御トランジスタQ7によつて上記回路
素子Q6の導通度を低下することにより上記負荷
インピーダンスL102に生じる信号振幅レベルを低
下せしめ、上記一対のトランジスタQ4,Q5のい
ずれか一方Q4のベースを第2利得制御信号によ
つて制御することによつてそのコレクタに上記負
荷インピーダンスL102が接続された上記一方のト
ランジスタQ4の導通度を低下せしめ上記負荷イ
ンピーダンスL102に生じる信号振幅レベルをさら
に低下させることを特徴とする利得制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11042479A JPS5530300A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Gain control circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11042479A JPS5530300A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Gain control circuit |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11278674A Division JPS5345250B2 (ja) | 1974-10-02 | 1974-10-02 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16034083A Division JPS5972236A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5530300A JPS5530300A (en) | 1980-03-04 |
JPS6154288B2 true JPS6154288B2 (ja) | 1986-11-21 |
Family
ID=14535400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11042479A Granted JPS5530300A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Gain control circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5530300A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58201415A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-24 | Akai Electric Co Ltd | 受信機のagc回路 |
US4440804A (en) * | 1982-08-02 | 1984-04-03 | Fairchild Camera & Instrument Corporation | Lift-off process for fabricating self-aligned contacts |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS491124A (ja) * | 1972-04-15 | 1974-01-08 |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP11042479A patent/JPS5530300A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS491124A (ja) * | 1972-04-15 | 1974-01-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5530300A (en) | 1980-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6417735B1 (en) | Amplifier with bias compensation using a current mirror circuit | |
JPH0414525B2 (ja) | ||
JPH053166B2 (ja) | ||
US4366450A (en) | Automatic gain control circuit | |
US4041409A (en) | Automatic gain control circuit | |
US3914704A (en) | Feedback amplifier | |
US3462698A (en) | All npn transistor dc amplifier | |
US4110635A (en) | Amplifying circuit | |
US4048569A (en) | Receiver automatic gain control system | |
JPS6154288B2 (ja) | ||
JPH0141045B2 (ja) | ||
JPH0314818Y2 (ja) | ||
JPS6252490B2 (ja) | ||
JPS58182906A (ja) | 光受信器用前置増幅回路 | |
JP3004138B2 (ja) | 利得切換回路 | |
JP3291736B2 (ja) | 高周波増幅装置 | |
JPH04369907A (ja) | 高周波増幅回路 | |
US3268828A (en) | Amplifier with constant amplitude output | |
JPH10335957A (ja) | 光受信用増幅器 | |
JPS641786Y2 (ja) | ||
JPH0124365B2 (ja) | ||
JPH0640604B2 (ja) | 周波数変換回路 | |
JPH0414902A (ja) | ミキサagc回路 | |
JPS6113406B2 (ja) | ||
US3473135A (en) | Variable reference video amplifier |