JPS61502100A - 尿捕集器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 失禁性女性の尿捕集器 本発明は、請求の範囲第１項のプレアンブルに記載の失禁性女性用尿捕集器に関 する。

失禁性女性の場合、コントロール不能な状態で膀胱から、即ち、尿道から出る尿 を捕集する問題は、解剖学的理由から、捕集バックを陰茎に被せればよい男性の 場合とは本質的に異なシ遥かに複雑である。

女性の場合、尿道は、内側の陰唇、即ち、小陰唇の間で終わっており、捕集バッ クまたは他の捕集器を直接に取付けることができず、更に、公知の捕集器（例え ば、ＪＡ−Ａ１０６２９３６記載の捕集器）は、取扱いおよびまたは着装が不便 であり、多くの場合、漏れを生じるので、従来、失禁性女性は、概ね、おむつま たは同様のものを使用している。更に、別の公知の提案にもとづき、特に、失禁 が抑制されるよう膀胱括約筋も刺激する肛門刺激器を着装することは、必ずしも 万人に適するとは言えない。

従って、本発明の目的は、取扱いが簡単で、長期にわたって着装しても故障がな く、すべての姿勢および状態において最大の確実性、即ち、密封性を保証する失 禁性女性用尿捕集器を提供することにおる。

この目的は、本発明にもとづき、請求の範囲第１項に記載の尿捕集器によって達 成される。

図面を参照して以下に本発明に係る尿捕集器の有利な実施例を詳細に説明する。

第１図は、女性に着装した本発明に係る尿捕集器および本質的補助部材の前面図 、第２図は、斜め後方から見た図、第３図は、女性の下腹部および着装せる尿捕 集器の縦断面図、第４図は、女性の外陰部および外陰部に被せる尿捕集器の斜視 図、第５図は、下腹部に着装した状態の尿捕集器の背面斜視図、第６図は、本発 明に係る尿捕集器の着装状態の第１実施例の横断面図、第７図は、着装状態の第 ２実施例の横断面図、第８図は、第１実施例の縦断面図、第９図は、第８図の矢 印■の方向の平面図、第１０図〜第１３図は、それぞれ、第８図のＸ−Ｘ線、万 一℃線、■−可線、ｘｉ　−ｘｉｓに沿う断面図、第１４図は、本発明に係る尿 捕集器の第３実施例の部分切欠斜視図、第１５図は、第１４＠の平面図、第１６ 図および第１７図は、第３実施例の詳細図、第１８図は、第１５図のｘｖｉ　− ＸＶＩ線に沿う縦断面図、第１９図は、第１８図および第１９図のＸＩＸ−ＸＩ Ｘ線に沿う横断面図、第２０図、第２１図および第２２図は、それぞれ、第１５ 図、第１８図および第１９図の拡大詳細図、第２３図は、第３実施例の部分切欠 下面図、第２４図は、本発明に係る尿捕集器の第４実施例の部分切欠斜視図、第 ２５図は、第４実施例の平面図、第２６図は、ｇ　２５　図ＯＸＸＶＩ−ＸＸＶ Ｉ　Ｍ　Ｉｃ沿う縦断面図である。

第１図に、女性の下腹部に着装した使用状態の本発明に係る尿捕集器を示した。

この場合、女性の大腿部および下腹部で隠された部分は破線で示した。

第１図に示した如く、概ね１で示した尿捕集器、特に、そのセクション２は、下 腹部ベルト３および２つの補助ベル）４＆、４ｂによって、尿捕集器を着装した 女性の大Ｍｍ５ａ、５ｂの間の正しい位置および外陰部６に保持される。セクシ ョン２には、脚ベルト１０ｍ、１０ｂを備えた公知の捕集バッグ９に中間部材８ を介して接続された出ロアが設けである。この場合、セクション２にある捕集構 造体１１は、輪郭のみを示した、第１図から明らかな如く、本発明に係る尿捕集 器１は、ビキニ水着の下半部の如く着装され、この場合、下腹部ベルト３および 補助ベルト４ｍ、４ｂを正しく設置すれば、本質的に、セクション２が、内部の 捕集構造体１１とともに、正しい位置に保持される。

第２図に、第１図の尿捕集器１およびすべての補助手段の、着装した女性の背面 から見た図面を示した。

第３図に、女性の足の間にらる尿捕集器１の縦断面図を示した。この場合、尿道 出口１２、小陰唇１３および大陰唇１４に対する捕集構造体１１の位置は明示し てない。しかしながら、上図から明らかな如く、恥骨１６に関して前部の隆起１ ５が、尿捕集器１を前方に対して密閉し、一方、後部の隆起ＩＴが、後方に対す る密閉を行う。更に、捕集構造体１１が、陰唇１３．１４と共働して密閉に寄与 する。

更に、セクション２のまわりの縁取り１８が、密封部材として役立つ。

図示の簡単なバッグ９以外に、女性が取る姿勢に応じてバッグ９内の尿が尿捕集 器１に逆流するのを防止し、バッグ９を取外さずにバッグを空にできるよう、逆 止め弁および排出スタッドを備えたバッグを使用するのが好ましい。

第３図から明らかな如く、本発明に係る尿捕集器１は、最大限に小形に構成して らシ、絶対的に必要な外陰部６のみを被う。

第４図に、分解斜視図を示した。この場合、本発明に係る尿捕集器１の各部分は 、女性の下腹部および外陰部６に当接する。同図において、小側１３の間には、 １２に尿道出口がおり、小陰唇の外部には大陰唇１４がおる。大陰唇は、通常、 図面とは異かり開いておらず小陰唇１３上にある。

一般に、小陰唇１３がそれほど大きくない女性は、捕集構造体１１（これについ ては以下で説明する）が、第６図に示す如く、小陰唇１３と大陰唇１４との間の 設置範囲２０に当接するよう、尿捕集器１の図示の第１実施例を装着できる。か くして、正常状態では、尿道出口１２から出た尿の拡散を阻止する内部ゾーンが 形成される。何故ならば、捕集構造体１１が、小陰唇１３に沿って流れる尿を捕 集構造体１１の下方の捕集室１９（第３図）に導き、陰唇１３．１４が、捕集構 造体１１に密着するからである。

この湿潤シー７２２（第５図）は、女性の通常のすべての姿勢において且つまた 通常の運動に際して、尿が上記ゾーンから逸出しない程度に密封状態にある。し かしながら、上記ゾーンから尿が逸出した場合は、前部隆起１７に移行する縁取 シの側部範囲１ａｍ、１ａｂが、大陰唇１４の外方の設置範囲２１において外陰 部を外部に対して更に密閉する。場合によってこの外側ゾーン２３（第５図）に 流入した尿は、同じく、捕集構造体１１に沿って且つ排出口２４（第５図）を介 して捕集室１９（第３図）に導かれる。

尿は、上記捕集室から出口Ｔを介して捕集器１の外に出て、好ましくは、中間部 材８を介してバッグ９（第３図）に流入する。

第５図Ｋ、着装位置の本発明に係る尿捕集器１の背面図を示した。この場合、女 性の下腹部の輪郭のみを示し、尿捕集器１で被われこの捕集器と共働する外陰部 は示して危い。同図から明らかな如く、尿捕集器１は、下腹部に沿ってシェル形 状を取る。同図には、更に、捕集構造体１１の内部の湿潤ゾーン２２と、縁取り １８の側部範囲１８ｍ、１６ｂ、前部隆起１５および後部隆起１７から形成され た湿りゾーン２３とが明瞭に示しである。更に、同図から明らかな如く、捕集構 造体１１の双方の側部１１ｍ＋、１１ｂが、大陰唇１４およびまたは脚５ｍ、５ ｂの外力によって圧縮されて、尿道から出た尿が上記側部の間を通過できなくな るのを防止する離隔ウェブ２５が双方の側部１Ｍ、１１ｂの間に設けである。

第６図に、尿捕集器１の着装状態の第１実施例の尿道出口１２の範囲の横断面図 を示した。同図には、捕集構造体１１を内部に含むセクション２が示して１７、 上記構造体の双方の側部１１ｍ、１１ｂは、離隔ウェブ２５によって相互に離隔 されているうこの場合、通常、小陰唇１３は捕集構造体１１の内部におシ、一方 、大陰唇１４は、上記構造体と縁取シ１Ｂまたはその側部範囲１８ｍ、１８ｂで 補強されたセクション２との間にある。湿潤ゾーン２２および湿シゾーン２３は 、設置範囲２０（第４図）Ｋおける密封作用によって相互に分離される。尿道か ら出た尿は、自由に、離隔ウェブ２５を経て捕集構造体１１の内壁に沿って捕集 室１９に入シ、次いで、出口Ｔから排出され、一方、女性の好ましくない運動ま たは姿勢あるいは尿捕集器１の装着不良に帰因して湿シゾーン２３に達した尿は 、同じく、排出口２４を介して捕集室１９に導かれ、次いで、自由に流出させる ことができる。

解剖学的特異性または強い運動または頻繁に且つ長期に取る横臥姿勢のために、 上述の第１実施例によって達成される密封性に問題がある場合は、第７図の第２ 実施例を使用するのが好ましい。この実施例は、部分１１ｍ、１１ｂに本質的に 相互に平行な２つの部分１１ｃ、１１ｄを設けた２重の捕集構造体１１を有する 点が第１実施例と異なる。上記部分は、尿道１２から出た尿が上記部分に直接に 吸収されるよう、小陰唇１３の間に保持しである。

第８図に１本発明に係る女性用尿捕集器１の縦断面図を示した。同図から明らか な如く、セクション２の外周の縁取り１８は、密封部材および補強部材として役 立つ。上記セクションには、更に、前部の中央に補強ベルト２６（第９図）が設 けである。セクション２は、内部に、捕集構造体１１を含み、上記構造体の下方 には、出ロアに至る捕集室１９が延びている。更に、同図には、セクション２を 横切シ、縁取シ１Ｂの側部１ａ＆、１８ｂおよび後部隆起１７とともに湿りゾー ン２３を形成する前部隆起１５が明瞭に示しである。更に、後部隆起には、補助 ベルト４ａ／４ｂ（第８図に示してない）を取付ける突出部２７が続いている。

第９図に、第８図の尿捕集器１を矢印■の方向から見た図を示した。更に、縁取 り１８　、１８ａ、１８ｂで周囲を補強したセクション２が示しである。セクシ ョン２の細い後部範囲には、２つの側部１１１　。

１１ｂ　から成る捕集構造体１１が設けてあり、上記構造体の下方には、出口Ｔ （第９図には示してない）を含む捕集室１９が設けである。捕集構造体１１の双 方の側部１１ｍ、１１ｂは、離隔ウェブ２５によって離隔されている。縁取り１ ８および捕集構造体１１は、突出部２７を除き尿捕集器１の後部を閉鎖する後部 隆起１７に移行する。広巾の前部範囲において、前部隆起１５は、縁取プの側部 範囲１Ｂ＆から、セクション２の縦方向の補強ベルト２６を横切って、別の側部 範囲１８ｂに達する。前部隆起は、湿りゾーン２３の前端をなす。セクション２ の双方の前端２ｍ　、　２ｂには、それぞれ、下腹部ベルト３（第１図）を巻掛 けるためのリングｚａａ、２８ｂが設けである。

第９図から特に明らか彦如く、捕集構造体１１、即ち、その側部ｊ１ｍ、１１ｂ は、ジグザグの、有利には内方へ傾斜した隆起から成る。この形状は、サボテン の表面に類似し、サボテンの場合と同様、表面にぶつかった水分をＶ字形の尖端 に引入れて流下させるのに役立つ。捕集構造体の場合、これは、内部でも外部で も起り、内部の場合は、尿は、下縁から捕集室１９に自由に流下でき、外部の場 合には、場合によって外部に出た尿は、同じく、Ｖ字形の尖端に引入れられ、次 いで、下方へ導かれ、従って、湿シゾーン２３に集まることはない。この場合、 側部１１ｍ、１１ｂから形成された各Ｖ字形の結合部分２９に、尿が下方の捕集 室１９に自由に流下するよう、排出口２４を設けるのが有利である。

尿捕集器を装着する際にベルト３，４からリング２８ｍ、２８ｂおよび突出部２ Ｔに加えられる張力によってセクション２にシェル形状が与えられるよう、セク ション２を可撓性材料から作製するのが有利である。かくして、尿捕集器の密着 度が改善され、特に、設置ｆｆ１２０．２１における密封度が向上される。

快適さおよび衛生上の理由から、本発明に係る尿捕集器には、その作用を損うこ となく、捕集構造体１１上に殺菌ガーゼを置くことができる。

第１０図〜第１３図に、第８図および第９図の尿捕集器の横断面図を示した。第 １０図〜第１３図については説明を要しないであろう。

第１４図〜第２３図に、本発明に係る尿捕集器の第３実施例を示した。この場合 、セクション２は、上述の２つの実施例の場合とは若干異なる形状を有する。更 に、臀部の間隙の密封状態を改善するため、後部隆起１７は、著しい凸部１７＆ を備えている。更に、との尿捕集器の場合、捕集構造体１１の側部１１＆、１１ ｂの間に離隔ウェブが設けてない。捕集構造体１１は、出ロアを含む捕集室１９ の上方で自由な状態にある。装着の快適性の向上の九め、この実施例の場合、セ クション２０前後部には、それぞれ、２つのリング２８ａ、２８ｂが、第１６図 および第１７図に示した態様で、取付けである。この場合、第１５図に示した如 く、後部リングを角形に構成し、前部リングを円形に構成するのが好ましい。

第１８図および第１９図に示したこの第３実施例の縦断面図および横断面図につ いては説明の要はなかろう。第１５図に鎖線で示した長方形ＸＸ　の範囲の拡大 図である第２０図、第２１図および第２２図から明らかな如く、捕集構造体１１ は、後部隆起１７の凸部１７ｍと共働する。更に、第２０図から明らかな如く、 この実施例の場合、排出口２４は捕集構造体１１のまわりに配置しである。

第２３図から明らかな如く、捕集室１９は、本質的に、縁取シの側部範囲１８ｍ 、１３ｂおよび隆起１５゜１Ｔにおいてセクション２に結合したフィルムから形 成できる。

第２４図〜第２６図に、本発明に係る尿捕集器の第４実施例を示した。この場合 、捕集構造体１１、即ち、側部１１ｍ、１１ｂは、内方へ向くＶ字形の範囲にお いて相互に結合しである。かくして、離隔ウェブを設けなくとも、捕集構造体１ １が外力で圧縮されることはない。この第４実施例は、セクタ３フ２０表面積が 本質的に小さく、セクションの後部が極めて大きくカットしである点が前述の３ つの実施例と異なる。更に、縁取り１８の側部範囲１８ｍ、１８ｂには密封リッ プが設けである。密封リップは、もちろん、別の実施例にも設けることができる 。この場合、前述の実施例とは異なり、更に、排出口２４は、三角形に構成しで あるので、捕集構造体１１のＶ字形に適合する。セクション２の中央前部にフラ ップ３０を設ければ、下腹部ベルト３（第１図）の代わりに、一種のズボン吊夛 で尿捕集器を装着できる。

この場合、上記ズボン吊りは、胸の間に位置する１つのベルトを有し、このベル トは、肩の部分で２分割されて背後に延び、双方のリング２８ｍ、２８ｂに結合 される。

当業者は、本発明に係る尿捕集器が、公知のこの種のすべての装置に比して本質 的利点を有すると云うことを容易に理解できる。この捕集器は、できる限シ小形 に構成してあシ、コントロール不能な状態で流出する尿を出口のできる限り近く で捕集する。

かくして、多少の差はあれ絶えず湿った状態にある下腹部範囲は、実際上、小陰 唇に限定される。従って、皮膚のただれなどが避けられる。

もちろん、上述９尿捕集器は、必要に応じて改造できる。特に、ベルトの結合部 材は別の態様に構成できる。更に、セクションの形状は、解剖学的関係に応じて 変更できる。捕集構造体の長さおよびセクションの寸法は、与件に適合させるこ とができ、従って、若いスリムな女性にも年とった太った女性にも適した尿捕集 器を作製できる。

軍椅子に固定された女性または長時間座っていなければならない女性は、前方が 開放した、従って、捕集器から容易に尿を排出できる蹄鉄状のクッションを使用 するのが有利である。

本発明に係る尿捕集器の上述の各種実施例は、もちろん、相互に組合せて、別種 の組合せ構造を得ることができる。

二ＩＭ４ 二Ｔ万ｒｌｉ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．本質的に、ベルト（３；４）の固定点（２７；２８）お上び尿捕集バツグ（ ９）に接続させ得る出口（７）とを有するセクシヨン（２）から成る失禁性女性 用尿捕集器において、セクシヨン（２）には、捕集構造体（１１）が設けてあり 、上記構造体の下方には、出口（７）を含む捕集室（１９）が設けてあり、セク シヨン（２）には、更に、尿の逸出を阻止する湿りゾーン（２３）を捕集構造体 （１１）のまわりに形成する手段（１８ａ，１８ｂ；１５，１７）が設けてある ことを特徴とする尿捕集器。 ２．捕集構造体（１１）が、本質的に、前後へ並んで延び、平面図で見てジグザ グ形状をなす２つの側部（１１ａ；１１ｂ）から成ることを特徴とする請求の範 囲第１項記載の尿捕集器。 ３．手段が、セクシヨン（２）の縁取り（１８）の側部（１８ａ，１８ｂ）から 成り、上記側部は、前部おび後部において、隆起（１５；１７）へ移行すること を特徴とする請求の範囲第１項記載の尿捕集器。 ４．捕集構造体（１１）の側部（１１ａ；１１ｂ）の外面が、セクシヨン（２） に結合してあり、各Ｖ字形の結合部の下方には、捕集室（１９）から尿を流出さ せるための排出口（２４）が設けてあることを特徴とする請求の範囲第２項記載 の尿捕集器。 ５．２つの側部（１１ａ，１１ｂ）の内部には、底面がジグザグ形状をなす別の ２つの側部（１１ｃ，１１ｄ）が設けてあることを特徴とする請求の範囲第２項 記載の尿捕集器。