JPS6149990B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6149990B2 JPS6149990B2 JP54076987A JP7698779A JPS6149990B2 JP S6149990 B2 JPS6149990 B2 JP S6149990B2 JP 54076987 A JP54076987 A JP 54076987A JP 7698779 A JP7698779 A JP 7698779A JP S6149990 B2 JPS6149990 B2 JP S6149990B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stitches
- pattern
- buttonhole
- zigzag
- row
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B3/00—Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
- D05B3/06—Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for sewing buttonholes
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/12—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はボタン穴かがり縫い方法、特にサイド
バーを同一方向で縫うことによつて均一のかつ審
美的に満足できる外観を備えるようにしたボタン
穴かがり縫いを行う改善された方法に関するもの
である。
バーを同一方向で縫うことによつて均一のかつ審
美的に満足できる外観を備えるようにしたボタン
穴かがり縫いを行う改善された方法に関するもの
である。
公知のジグザグ縫い家庭用ミシンによつて縫わ
れる従来のボタン穴かがり模様は、サイドバーと
呼称される、ジグザグステツチの2つの離間され
ている平行な列を備えており、これらの列の端部
は、より幅が広くかつサイドバーステツチの両方
の列に延在している止めステツチによつて結合さ
れている。サイドバーステツチの列の分離個所は
ボタン穴かがり模様の切取り場所を画定する。
れる従来のボタン穴かがり模様は、サイドバーと
呼称される、ジグザグステツチの2つの離間され
ている平行な列を備えており、これらの列の端部
は、より幅が広くかつサイドバーステツチの両方
の列に延在している止めステツチによつて結合さ
れている。サイドバーステツチの列の分離個所は
ボタン穴かがり模様の切取り場所を画定する。
もしボタン穴かがり模様のサイドバーを形成し
ているジグザグステツチの2列をジグザグサイド
バーステツチの1列をまず一方の方向で縫いさら
に引き続いてジグザグサイドバーステツチの他方
の列を反対方向で縫うことによつて形成するなら
ば、反対方向で縫われたステツチは一方方向で縫
われたステツチと比較して間隔的に異なりやす
く、従つて外観上の見地から満足できないボタン
穴かがり模様が形成されるということがわかる。
ているジグザグステツチの2列をジグザグサイド
バーステツチの1列をまず一方の方向で縫いさら
に引き続いてジグザグサイドバーステツチの他方
の列を反対方向で縫うことによつて形成するなら
ば、反対方向で縫われたステツチは一方方向で縫
われたステツチと比較して間隔的に異なりやす
く、従つて外観上の見地から満足できないボタン
穴かがり模様が形成されるということがわかる。
上述の不利な点を避けるために使用されている
1つの公知例は、布地をサイドバーステツチの一
方の列が完了したら180度逆転させることであ
る。この手順は比較的大きなサイズの布地を縫う
場合には非常に不都合で非実用的である。
1つの公知例は、布地をサイドバーステツチの一
方の列が完了したら180度逆転させることであ
る。この手順は比較的大きなサイズの布地を縫う
場合には非常に不都合で非実用的である。
別の先行技術はジグザグサイドバーステツチの
第1列の完了時に押え基部を引き上げて、布地を
開始点と一線上のかつ横方向に間隔をあけた位置
へと引き戻し、その次にジグザグステツチの第2
列を第1列に平行にかつ同一方向に縫うという方
法である。この結果この引き戻しによつて最終的
ボタン穴かがり模様は第1列の端から第2列の始
めまでの斜めにわたる渡り系を有することにな
り、このことは別の困難及び欠点と同様ボタン穴
かがり模様の外観をそこなう事と考えられる。
第1列の完了時に押え基部を引き上げて、布地を
開始点と一線上のかつ横方向に間隔をあけた位置
へと引き戻し、その次にジグザグステツチの第2
列を第1列に平行にかつ同一方向に縫うという方
法である。この結果この引き戻しによつて最終的
ボタン穴かがり模様は第1列の端から第2列の始
めまでの斜めにわたる渡り系を有することにな
り、このことは別の困難及び欠点と同様ボタン穴
かがり模様の外観をそこなう事と考えられる。
さらに別の方法が米国特許第2977913号に開示
されており、ここにおいてはジグザグステツチの
第1列は1つの方向で縫われ、直線的な短いステ
ツチの線が第1列と反対方向で横方向に間隔をあ
けて平行に縫われ、次にジグザグステツチの第2
列が第1列と同一方向で縫われて直線的な短いス
テツチの線をおおつている。使用する糸によつ
て、直線的な短いステツチの線にかぶせるジグザ
グステツチの列は下に直線ステツチのないところ
に縫つただけのジグザグステツチの列とは可視的
に異なるであろう。ミシン操作者は簡単なボタン
ホールを形成するのに多くのミシン調整をして、
ジグザグステツチから直線ステツチへ変更し次に
ジグザグステツチに戻さなければならないがこの
ことは時間もかかるしわずらわしい。また、ミシ
ンの制御は第1ジグザグステツチ位置から第2直
線ステツチ位置へ変え次に第3ジグザグステツチ
位置へ戻さなければならないので、ジグザグステ
ツチの列はジグザグステツチの第1列と第2列の
形成の間のジグザグステツチ位置の設定における
相違がわずかであるため均一でない可能性があ
る。
されており、ここにおいてはジグザグステツチの
第1列は1つの方向で縫われ、直線的な短いステ
ツチの線が第1列と反対方向で横方向に間隔をあ
けて平行に縫われ、次にジグザグステツチの第2
列が第1列と同一方向で縫われて直線的な短いス
テツチの線をおおつている。使用する糸によつ
て、直線的な短いステツチの線にかぶせるジグザ
グステツチの列は下に直線ステツチのないところ
に縫つただけのジグザグステツチの列とは可視的
に異なるであろう。ミシン操作者は簡単なボタン
ホールを形成するのに多くのミシン調整をして、
ジグザグステツチから直線ステツチへ変更し次に
ジグザグステツチに戻さなければならないがこの
ことは時間もかかるしわずらわしい。また、ミシ
ンの制御は第1ジグザグステツチ位置から第2直
線ステツチ位置へ変え次に第3ジグザグステツチ
位置へ戻さなければならないので、ジグザグステ
ツチの列はジグザグステツチの第1列と第2列の
形成の間のジグザグステツチ位置の設定における
相違がわずかであるため均一でない可能性があ
る。
さらに別の先行技術が米国特許第3570433号に
開示されており、ここにおいては平行なジグザグ
ステツチの列が送りと同一方向で縫われ、夫夫の
列は送りと反対方向で形成された長い直線ステツ
チの線にかぶつている。この特許はさらに平行な
ジグザグステツチを送りと同一方向で縫い列の1
つを上側の列と同じ幅の長いジグザグステツチの
列にかぶせる方法が開示されている。これらの方
法の第2番目のものは、2つのサイドバーの均一
でない外観に帰着する。これらの方法の第1番目
のものはサイドバーの均一の外観は備えないがサ
イドバーの夫々はその中心を走る幅の狭い隆起を
伴つて形成されている。
開示されており、ここにおいては平行なジグザグ
ステツチの列が送りと同一方向で縫われ、夫夫の
列は送りと反対方向で形成された長い直線ステツ
チの線にかぶつている。この特許はさらに平行な
ジグザグステツチを送りと同一方向で縫い列の1
つを上側の列と同じ幅の長いジグザグステツチの
列にかぶせる方法が開示されている。これらの方
法の第2番目のものは、2つのサイドバーの均一
でない外観に帰着する。これらの方法の第1番目
のものはサイドバーの均一の外観は備えないがサ
イドバーの夫々はその中心を走る幅の狭い隆起を
伴つて形成されている。
それゆえ本発明の1つの目的は1組の平行なジ
グザグステツチの列を備えたボタン穴かがり模様
を形成する改善された方法を提供し、これによつ
て上述の及び関連した困難、及び不利な点を実質
上避けることである。
グザグステツチの列を備えたボタン穴かがり模様
を形成する改善された方法を提供し、これによつ
て上述の及び関連した困難、及び不利な点を実質
上避けることである。
本発明の別の目的は個々のジグザグステツチの
列がステツチの等しい構造及び均一の外観と正確
な平行とのいずれもによつて特徴付けられてい
る、ジグザグステツチの平行な列を備えているボ
タン穴かがり模様の改善された方法を提供するこ
とである。
列がステツチの等しい構造及び均一の外観と正確
な平行とのいずれもによつて特徴付けられてい
る、ジグザグステツチの平行な列を備えているボ
タン穴かがり模様の改善された方法を提供するこ
とである。
さらに本発明の別の目的は長さを増したジグザ
グステツチの平行な列を備えたボタン穴かがり模
様を形成する改善された方法を提供することであ
る。
グステツチの平行な列を備えたボタン穴かがり模
様を形成する改善された方法を提供することであ
る。
本発明のさらに別の目的はサイドバーが美的な
外観を備えるよう仕上げられているジグザグステ
ツチの平行な列を備えたボタン穴かがり模様を形
成する改善された方法を提供することである。
外観を備えるよう仕上げられているジグザグステ
ツチの平行な列を備えたボタン穴かがり模様を形
成する改善された方法を提供することである。
即ち、2つの離間されているジグザグステツチ
の列を備えたボタン穴かがり模様を形成するミシ
ンのボタン穴かがり縫い方法であつて、夫々の列
は並んでいる2つの平行な列の全幅の2分の1よ
りも幅が狭く、2つの平行な列の間の分離個所は
ボタン穴かがり模様の切取り場所を画定してお
り、この平行な列の1つよりも幅が狭いジグザグ
コードステツチの第1列をボタン穴かがり模様の
長さを延ばす第1方向で縫い、ジグザグステツチ
の平行な列の1つをボタン穴かがり模様の長さを
延ばす第1方向と反対の第2方向で縫いかつコー
ドステツチの第1列にかぶせ、幅の狭いジグザグ
コードステツチの第2列をボタン穴かがり模様の
長さを延ばす第1方向で縫い、前記コードステツ
チは平行な列の1つよりも幅が狭く、コードステ
ツチの第2列はコードステツチの第1列に平行で
ありかつ切取り場所よりも広くあけて第1列から
離間されているようにし、ジグザグステツチの平
行な第2列をボタン穴かがり模様の長さを延ばす
第2方向で縫いかつコードステツチの第2列にか
ぶせる、という各ステツプを備えているとしたボ
タン穴かがり模様形成方法を備えることによつて
本発明の原理に従つて前述の及び追加目的が得ら
れる。
の列を備えたボタン穴かがり模様を形成するミシ
ンのボタン穴かがり縫い方法であつて、夫々の列
は並んでいる2つの平行な列の全幅の2分の1よ
りも幅が狭く、2つの平行な列の間の分離個所は
ボタン穴かがり模様の切取り場所を画定してお
り、この平行な列の1つよりも幅が狭いジグザグ
コードステツチの第1列をボタン穴かがり模様の
長さを延ばす第1方向で縫い、ジグザグステツチ
の平行な列の1つをボタン穴かがり模様の長さを
延ばす第1方向と反対の第2方向で縫いかつコー
ドステツチの第1列にかぶせ、幅の狭いジグザグ
コードステツチの第2列をボタン穴かがり模様の
長さを延ばす第1方向で縫い、前記コードステツ
チは平行な列の1つよりも幅が狭く、コードステ
ツチの第2列はコードステツチの第1列に平行で
ありかつ切取り場所よりも広くあけて第1列から
離間されているようにし、ジグザグステツチの平
行な第2列をボタン穴かがり模様の長さを延ばす
第2方向で縫いかつコードステツチの第2列にか
ぶせる、という各ステツプを備えているとしたボ
タン穴かがり模様形成方法を備えることによつて
本発明の原理に従つて前述の及び追加目的が得ら
れる。
図面を参照すると、第1図は全体として10で
示されているミシンが図示されているが、このミ
シンは例えばガラスパネルのような連続的な平面
構成部品を利用した制御パネル12を備えてお
り、このガラスパネルには蒸着等の方法によつて
操作者の指の接触に感応して制御されるような回
路が備えられている。制御パネル12にはミシン
10によつて自動的に縫うことのできる種々のス
テツチ模様の表示を備えた接触感応領域が図示さ
れている。自動模様縫いがなされる方法を理解す
るには1975年3月25日にJohn W.Wurstに付与さ
れた米国特許第3872808号明細書を参照された
い。この明細書中の開示は本明細書中に参照のた
め組み込まれている。
示されているミシンが図示されているが、このミ
シンは例えばガラスパネルのような連続的な平面
構成部品を利用した制御パネル12を備えてお
り、このガラスパネルには蒸着等の方法によつて
操作者の指の接触に感応して制御されるような回
路が備えられている。制御パネル12にはミシン
10によつて自動的に縫うことのできる種々のス
テツチ模様の表示を備えた接触感応領域が図示さ
れている。自動模様縫いがなされる方法を理解す
るには1975年3月25日にJohn W.Wurstに付与さ
れた米国特許第3872808号明細書を参照された
い。この明細書中の開示は本明細書中に参照のた
め組み込まれている。
本発明は主にボタン穴かがり模様縫い方法に関
するものである。ミシン10は制御パネル12に
大きなボタン穴表示14によつて示されている大
きなボタン穴かがり、あるいは制御パネル12に
小さなボタン穴表示16によつて示されている小
さなボタン穴かがりを選択的に縫う能力が備えら
れている。ボタン穴かがり模様を縫う時には、ボ
タン穴かがり押え基部18をミシン10に取り付
ける。このボタン穴かがり押え基部18は1975年
4月15日にStanley J.Kettererに付与された米国
特許第3877403号明細書において説明されている
種類のものである。ボタン穴かがり押え基部18
は固定後方ストツパ20及び調整可能前方ストツ
パ22とを備えており、これらの間の距離はボタ
ン穴かがり模様の長さを画定し、この長さはアン
カー構成部品24とボタン穴ゲージ構成部品26
との間に挿入されたボタンの大きさによつて決定
される。ミシン10はさらにレバーアーム28を
備えたスイツチ機構を備えており、この下端には
パドル30が設けてある。レバーアーム28の他
端は一対の間隔をあけて配置されたラグ32の開
口部に収められており、このラグ32はレバー3
4の1端において形成されている。レバーアーム
28はそれゆえ操作者が選択的に引き上げたり降
ろしたりでき、ボタン穴かがり模様形成の間に操
作者がレバーアーム28を降ろすとストツパ20
と22との間にパドル30が入ることになる。
するものである。ミシン10は制御パネル12に
大きなボタン穴表示14によつて示されている大
きなボタン穴かがり、あるいは制御パネル12に
小さなボタン穴表示16によつて示されている小
さなボタン穴かがりを選択的に縫う能力が備えら
れている。ボタン穴かがり模様を縫う時には、ボ
タン穴かがり押え基部18をミシン10に取り付
ける。このボタン穴かがり押え基部18は1975年
4月15日にStanley J.Kettererに付与された米国
特許第3877403号明細書において説明されている
種類のものである。ボタン穴かがり押え基部18
は固定後方ストツパ20及び調整可能前方ストツ
パ22とを備えており、これらの間の距離はボタ
ン穴かがり模様の長さを画定し、この長さはアン
カー構成部品24とボタン穴ゲージ構成部品26
との間に挿入されたボタンの大きさによつて決定
される。ミシン10はさらにレバーアーム28を
備えたスイツチ機構を備えており、この下端には
パドル30が設けてある。レバーアーム28の他
端は一対の間隔をあけて配置されたラグ32の開
口部に収められており、このラグ32はレバー3
4の1端において形成されている。レバーアーム
28はそれゆえ操作者が選択的に引き上げたり降
ろしたりでき、ボタン穴かがり模様形成の間に操
作者がレバーアーム28を降ろすとストツパ20
と22との間にパドル30が入ることになる。
レバー34はピボツト点36を中心として枢軸
回転しまたラグ32の反対の位置の端には電気ス
イツチ部材40と協働するピン38が取り付けら
れている。このスイツチ部材40は電線44に連
結している第1固定接触子42、電線48に連結
している第2固定接触子46、及び電線54にと
もに連結している第1可動接触子50及び第2可
動接触子52を備えている。ボタン穴かがり押え
基部18が裁縫を行う際ボタン穴かがり模様の第
1端に置かれると、パドル30はストツパ20に
接触して前方に押され、そのためレバー34はピ
ボツト点36で枢軸回転し、ピン38が可動接触
子50を固定接触子42に向かつて押すようにな
る。ボタン穴かがり模様の他端ではボタン穴かが
り押え基部18が後方に移動しそのためストツパ
22がパドル30を戻し、これによつてレバー3
4がピボツト点36で枢軸回転してピン38が可
動接触子52を固定接触子46に向かつて押すよ
うになる。この動作の意味は以下の説明から明ら
かとなろう。
回転しまたラグ32の反対の位置の端には電気ス
イツチ部材40と協働するピン38が取り付けら
れている。このスイツチ部材40は電線44に連
結している第1固定接触子42、電線48に連結
している第2固定接触子46、及び電線54にと
もに連結している第1可動接触子50及び第2可
動接触子52を備えている。ボタン穴かがり押え
基部18が裁縫を行う際ボタン穴かがり模様の第
1端に置かれると、パドル30はストツパ20に
接触して前方に押され、そのためレバー34はピ
ボツト点36で枢軸回転し、ピン38が可動接触
子50を固定接触子42に向かつて押すようにな
る。ボタン穴かがり模様の他端ではボタン穴かが
り押え基部18が後方に移動しそのためストツパ
22がパドル30を戻し、これによつてレバー3
4がピボツト点36で枢軸回転してピン38が可
動接触子52を固定接触子46に向かつて押すよ
うになる。この動作の意味は以下の説明から明ら
かとなろう。
次に第2図を参照すると、これに図示されてい
る回路は操作者の指の接触によつて選択された制
御パネル12の領域に応じてミシン10の操作を
制御してメモリ内に蓄積されている情報に従つて
選択された模様縫いを形成するようにした全回路
の1部分である。操作者の指が選択領域に接触す
ることに応じて制御信号を発生させるようにする
方法の説明については、1978年2月28日に出願さ
れ本発明と同一の譲受人に譲渡された米国特許出
願第882006号明細書を参照されたい。またこの出
願の開示は本明細書に参照のため組み込まれてい
る。このような接触始動式の制御信号を発生させ
る回路は第2図において「タツチパツド選択回
路」と記されているブロツク101によつて表わ
されている。大きなボタン穴かがり模様における
模様領域14(第1図)のような選択模様領域を
接触することによつて、適切な模様選択コードワ
ードがタツチパツド選択回路101によつて導線
103を通して模様アドレスROM105に与え
られる。この模様アドレスROMは導線109に
よつてアドレスカウンタ107に選択模様を表わ
すコードワードを与える。導線107上のこのコ
ードワードはアドレスカウンタ109の計数開始
時点を決定し、またアドレスカウンタ109には
カウント入力線111が備えられアームシヤフト
パルス発生器(図示されていない)からパルスが
与えられるようになつている。さらに、アドレス
カウンタ109には入力導線113が備えられこ
の導線113に与えられる信号が高レベルか低レ
ベルかによつて、それぞれ加算を行うかあるいは
減算を行うようアドレスカウンタを選択的に制御
するようになつている。アドレスカウンタ109
には出力線115が備えられておりこれは模様
ROM117の入力に接続されている。模様ROM
117には出力線121,122,123,12
4、及び125が備えられており、これらには振
幅制御装置に対するデジタルコードワードが与え
られる。さらに、模様ROM117には出力線1
31,132,133,134及び135が備え
られており、これらには送り制御装置137への
デジタルコードワードが備えられている。振幅制
御装置127と送り制御装置137は構造上同一
でありまた上述した米国特許第3872808号に説明
されているようにこれらは模様ROM117から
のデジタルコードワードを機械的位置に変換し、
この位置に公知のステツチ形成手段によりミシン
針が位置を定められ、また夫々の針貫通時におけ
る所定の布送りが成されるようになつている。
る回路は操作者の指の接触によつて選択された制
御パネル12の領域に応じてミシン10の操作を
制御してメモリ内に蓄積されている情報に従つて
選択された模様縫いを形成するようにした全回路
の1部分である。操作者の指が選択領域に接触す
ることに応じて制御信号を発生させるようにする
方法の説明については、1978年2月28日に出願さ
れ本発明と同一の譲受人に譲渡された米国特許出
願第882006号明細書を参照されたい。またこの出
願の開示は本明細書に参照のため組み込まれてい
る。このような接触始動式の制御信号を発生させ
る回路は第2図において「タツチパツド選択回
路」と記されているブロツク101によつて表わ
されている。大きなボタン穴かがり模様における
模様領域14(第1図)のような選択模様領域を
接触することによつて、適切な模様選択コードワ
ードがタツチパツド選択回路101によつて導線
103を通して模様アドレスROM105に与え
られる。この模様アドレスROMは導線109に
よつてアドレスカウンタ107に選択模様を表わ
すコードワードを与える。導線107上のこのコ
ードワードはアドレスカウンタ109の計数開始
時点を決定し、またアドレスカウンタ109には
カウント入力線111が備えられアームシヤフト
パルス発生器(図示されていない)からパルスが
与えられるようになつている。さらに、アドレス
カウンタ109には入力導線113が備えられこ
の導線113に与えられる信号が高レベルか低レ
ベルかによつて、それぞれ加算を行うかあるいは
減算を行うようアドレスカウンタを選択的に制御
するようになつている。アドレスカウンタ109
には出力線115が備えられておりこれは模様
ROM117の入力に接続されている。模様ROM
117には出力線121,122,123,12
4、及び125が備えられており、これらには振
幅制御装置に対するデジタルコードワードが与え
られる。さらに、模様ROM117には出力線1
31,132,133,134及び135が備え
られており、これらには送り制御装置137への
デジタルコードワードが備えられている。振幅制
御装置127と送り制御装置137は構造上同一
でありまた上述した米国特許第3872808号に説明
されているようにこれらは模様ROM117から
のデジタルコードワードを機械的位置に変換し、
この位置に公知のステツチ形成手段によりミシン
針が位置を定められ、また夫々の針貫通時におけ
る所定の布送りが成されるようになつている。
本発明はボタン穴かがり模様形成に関するもの
であるので、次にボタン穴かがり模様形成の説明
をする。第3図を参照するとここには大きなボタ
ン穴かがり模様形成における符号化データが図示
されているがこれらのデータは模様ROM117
に畜積されている。第4図は第3図に示されてい
るデータに従つて形成される大きなボタン穴かが
り模様を表わしたものである。模様ROM117
に畜積されているコードは、第3図の第2列に示
されているように、夫々のステツチに対して11ビ
ツトデジタルワードを備えている。これらのデジ
タルワードの夫々において左から5ビツトは布送
り量に対応し、次の5ビツトは振幅即ち針位置に
対応し、さらに第11番目のビツトは制御ビツトで
あり、この制御ビツトの目的は以下に詳しく説明
する。
であるので、次にボタン穴かがり模様形成の説明
をする。第3図を参照するとここには大きなボタ
ン穴かがり模様形成における符号化データが図示
されているがこれらのデータは模様ROM117
に畜積されている。第4図は第3図に示されてい
るデータに従つて形成される大きなボタン穴かが
り模様を表わしたものである。模様ROM117
に畜積されているコードは、第3図の第2列に示
されているように、夫々のステツチに対して11ビ
ツトデジタルワードを備えている。これらのデジ
タルワードの夫々において左から5ビツトは布送
り量に対応し、次の5ビツトは振幅即ち針位置に
対応し、さらに第11番目のビツトは制御ビツトで
あり、この制御ビツトの目的は以下に詳しく説明
する。
第4図を参照すると、第3図に示されているよ
うにコード化された大きなボタン穴かがり模様に
おける夫々の横方向の針位置及び対応する布送り
量がステツチ番号を隣接して付してある小円によ
つて表わされている。(針貫通模様は実際は縦軸
に関して第4図に図示されている模様の鏡映像で
ある。)ボタン穴かがり模様は次のようにして形
成されることがわかる。最初の8個のステツチは
上部バーを形成する。ステツチ9及び10は右側
バーにおける右側の幅の狭いコードステツチを形
成する。ステツチ11〜18は下方バーを形成す
る。ステツチ19及び20は右側バーにおける可
視的かぶせステツチを形成する。ステツチ番号2
1で右側バーは終了する。ステツチ22及び23
は左側バーにおける幅の狭いコードステツチを形
成する。ステツチ24及び25は左側バーにおけ
る可視的かぶせステツチを形成する。最後に、ス
テツチ26〜28はボタン穴かがり模様における
止めステツチを形成する。左右両側のバーにおけ
る可視的かぶせステツチが同一の方向で縫われる
ことに気付く。このように、送りのバランスの調
節は単1のかつ一致したボタン穴かがり模様の形
成においては必要としない。さらに「制御ビツ
ト」と呼称されるコードワードの第11番目のビツ
トは4つのステツチにおいてのみ「1」であるこ
とに気付く。以下に説明するように、制御ビツト
が「1」の時、アドレスカウンタ109は加算を
行うのではなく減算を行い、それゆえ前のコード
ワードを再びアドレスするようになつている。こ
のようにして、無限の長さのサイドバーを「ルー
プ」を形成するただ2つのROMワードに従つて
縫うことができ、ループ形成の終了はボタン穴か
がり模様の両端におけるスイツチ部材40(第1
図)の動作によつて制御される。
うにコード化された大きなボタン穴かがり模様に
おける夫々の横方向の針位置及び対応する布送り
量がステツチ番号を隣接して付してある小円によ
つて表わされている。(針貫通模様は実際は縦軸
に関して第4図に図示されている模様の鏡映像で
ある。)ボタン穴かがり模様は次のようにして形
成されることがわかる。最初の8個のステツチは
上部バーを形成する。ステツチ9及び10は右側
バーにおける右側の幅の狭いコードステツチを形
成する。ステツチ11〜18は下方バーを形成す
る。ステツチ19及び20は右側バーにおける可
視的かぶせステツチを形成する。ステツチ番号2
1で右側バーは終了する。ステツチ22及び23
は左側バーにおける幅の狭いコードステツチを形
成する。ステツチ24及び25は左側バーにおけ
る可視的かぶせステツチを形成する。最後に、ス
テツチ26〜28はボタン穴かがり模様における
止めステツチを形成する。左右両側のバーにおけ
る可視的かぶせステツチが同一の方向で縫われる
ことに気付く。このように、送りのバランスの調
節は単1のかつ一致したボタン穴かがり模様の形
成においては必要としない。さらに「制御ビツ
ト」と呼称されるコードワードの第11番目のビツ
トは4つのステツチにおいてのみ「1」であるこ
とに気付く。以下に説明するように、制御ビツト
が「1」の時、アドレスカウンタ109は加算を
行うのではなく減算を行い、それゆえ前のコード
ワードを再びアドレスするようになつている。こ
のようにして、無限の長さのサイドバーを「ルー
プ」を形成するただ2つのROMワードに従つて
縫うことができ、ループ形成の終了はボタン穴か
がり模様の両端におけるスイツチ部材40(第1
図)の動作によつて制御される。
次に第2図を参照しながら前述のループ形成及
びスイツチ部材40の機能を説明することにす
る。新しい模様が選択されると、信号はタツチパ
ツド選択回路101から導線140に印加され
る。この信号はORゲート152に伝送されてフ
リツプ―フロツプ144がセツトされる。このフ
リツプ―フロツプ144がセツトされると、高レ
ベル信号が導線146上のQ出力に、また低レベ
ル信号が導線148上の出力に現われる。この
状態によりANDゲート150は作動可能とな
り、かつANDゲート152は不作動となる。こ
のようにして、スイツチ部材40における第1番
目の側(接触子42及び50側)における閉成は
無視される。ボタン穴かがり基部18及びスイツ
チ部材40は第1サイドバーのステツチの終了時
に第2接点(接触子46及び52)が閉成するよ
うに取り付けられている。ANDゲート150は
フリツプ―フロツプ144がリセツトされること
により不作動とされるまで短いパルスを導線15
4に伝送し、フリツプ―フロツプ144がリセツ
トされるとANDゲート152が作動可能とな
る。このときスイツチ部材40の第2番目の側に
おける接触が無視される。この回路は以下のよう
に3つの機能を持つ。
びスイツチ部材40の機能を説明することにす
る。新しい模様が選択されると、信号はタツチパ
ツド選択回路101から導線140に印加され
る。この信号はORゲート152に伝送されてフ
リツプ―フロツプ144がセツトされる。このフ
リツプ―フロツプ144がセツトされると、高レ
ベル信号が導線146上のQ出力に、また低レベ
ル信号が導線148上の出力に現われる。この
状態によりANDゲート150は作動可能とな
り、かつANDゲート152は不作動となる。こ
のようにして、スイツチ部材40における第1番
目の側(接触子42及び50側)における閉成は
無視される。ボタン穴かがり基部18及びスイツ
チ部材40は第1サイドバーのステツチの終了時
に第2接点(接触子46及び52)が閉成するよ
うに取り付けられている。ANDゲート150は
フリツプ―フロツプ144がリセツトされること
により不作動とされるまで短いパルスを導線15
4に伝送し、フリツプ―フロツプ144がリセツ
トされるとANDゲート152が作動可能とな
る。このときスイツチ部材40の第2番目の側に
おける接触が無視される。この回路は以下のよう
に3つの機能を持つ。
1 この回路は機械的スイツチ部材40をデバウ
ンス(debounce)する。; 2 スイツチ部材40の接点の閉成は一方の側の
閉成のみが認められる。;さらに 3 この回路ORゲート156を通してフリツプ
―フロツプ158へ短いセツトパルスを発生す
る。
ンス(debounce)する。; 2 スイツチ部材40の接点の閉成は一方の側の
閉成のみが認められる。;さらに 3 この回路ORゲート156を通してフリツプ
―フロツプ158へ短いセツトパルスを発生す
る。
このようにして、ボタン穴かがり基部18がそ
の行程の終点に達するごとに単一パルスが導線1
70に与えられる。フリツプ―フロツプ158及
び1/2分周器162はスイツチ部材40の閉成が
認められた後に続く2つのステツチの間、フリツ
プ―フロツプ158の導線164における出力が
高レベルのままであるように相互に接続されてい
る。これらの2つのステツチの間、導線164に
おける高レベル信号はORゲート166を通して
伝送され導線113において高レベル信号を確保
しこれによつてアドレスカウンタ109は加算を
行うよう制御される。このステツチ間隔はすでに
説明したループ形成が、スイツチ閉成が認められ
た後の2つのステツチまでアドレスカウンタ10
9によつて無視されるということを確実にする。
このループ形成は模様ROM115から導線16
8に出力される制御ビツトによつて施行される。
導線168におけるこの制御ビツトはインバータ
170によつて反転されてからORゲート166
を通してアドレスカウンタ109の入力導線11
3に伝送される。このようにして、フリツプ―フ
ロツプ158がリセツトされると、導線168に
おける制御ビツト信号はカウンタ109の計数機
能を制御し、制御ビツトの「1」の値によつてカ
ウンタ109は減算し、また制御ビツトの「0」
の値によつてカウンタ109は加算するようにな
る。すでに説明したように、第3図に図示されて
いるボタン穴かがり模様に対しては4つのステツ
チが「1」の制御ビツト値を備えており、これら
4つのステツチのみがループを形成するようにな
つている。ボタン穴かがり模様の終了時のスイツ
チ部材40の閉成によつてフリツプ―フロツプ1
58はセツトされ、カウンタ109の制御を制御
ビツトの値と無関係にしこれによつてループを終
了させるようになつている。
の行程の終点に達するごとに単一パルスが導線1
70に与えられる。フリツプ―フロツプ158及
び1/2分周器162はスイツチ部材40の閉成が
認められた後に続く2つのステツチの間、フリツ
プ―フロツプ158の導線164における出力が
高レベルのままであるように相互に接続されてい
る。これらの2つのステツチの間、導線164に
おける高レベル信号はORゲート166を通して
伝送され導線113において高レベル信号を確保
しこれによつてアドレスカウンタ109は加算を
行うよう制御される。このステツチ間隔はすでに
説明したループ形成が、スイツチ閉成が認められ
た後の2つのステツチまでアドレスカウンタ10
9によつて無視されるということを確実にする。
このループ形成は模様ROM115から導線16
8に出力される制御ビツトによつて施行される。
導線168におけるこの制御ビツトはインバータ
170によつて反転されてからORゲート166
を通してアドレスカウンタ109の入力導線11
3に伝送される。このようにして、フリツプ―フ
ロツプ158がリセツトされると、導線168に
おける制御ビツト信号はカウンタ109の計数機
能を制御し、制御ビツトの「1」の値によつてカ
ウンタ109は減算し、また制御ビツトの「0」
の値によつてカウンタ109は加算するようにな
る。すでに説明したように、第3図に図示されて
いるボタン穴かがり模様に対しては4つのステツ
チが「1」の制御ビツト値を備えており、これら
4つのステツチのみがループを形成するようにな
つている。ボタン穴かがり模様の終了時のスイツ
チ部材40の閉成によつてフリツプ―フロツプ1
58はセツトされ、カウンタ109の制御を制御
ビツトの値と無関係にしこれによつてループを終
了させるようになつている。
次に第4図を参照すると、これには第3図の特
号化データに従つて縫われるボタン穴かがり模様
が表わされている。第4図において、横方向針位
置及びこれに対応する布送り量は小円によつて図
示されており、これらには第3図の1番左の列か
らの対応するステツチ番号を隣接して付けてあ
る。第4図に図示されているボタン穴かがり模様
においては、ボタン穴かがり模様のかぶせ幅は最
も左のステツチと最も右のステツチ、たとえばス
テツチ24とステツチ19との間の距離にあた
る。ボタン穴かがり切取り場所は最も内側のステ
ツチ同志の間、すなわちステツチ20とステツチ
25との間の範囲に画定される。第3図に図示さ
れている符号化データの説明から、制御ビツトが
「1」であるようなボタン穴かがり模様における
唯一のステツチはステツチ番号10,20,2
3、及び25であるということがわかる。ステツ
チ20及び25はかぶせステツチの最も内側のス
テツチであり、かつ切取り場所を画定しまたステ
ツチ10及び23はコードステツチの最も内側の
ステツチである。
号化データに従つて縫われるボタン穴かがり模様
が表わされている。第4図において、横方向針位
置及びこれに対応する布送り量は小円によつて図
示されており、これらには第3図の1番左の列か
らの対応するステツチ番号を隣接して付けてあ
る。第4図に図示されているボタン穴かがり模様
においては、ボタン穴かがり模様のかぶせ幅は最
も左のステツチと最も右のステツチ、たとえばス
テツチ24とステツチ19との間の距離にあた
る。ボタン穴かがり切取り場所は最も内側のステ
ツチ同志の間、すなわちステツチ20とステツチ
25との間の範囲に画定される。第3図に図示さ
れている符号化データの説明から、制御ビツトが
「1」であるようなボタン穴かがり模様における
唯一のステツチはステツチ番号10,20,2
3、及び25であるということがわかる。ステツ
チ20及び25はかぶせステツチの最も内側のス
テツチであり、かつ切取り場所を画定しまたステ
ツチ10及び23はコードステツチの最も内側の
ステツチである。
第4図の考察から本発明の原理によつて形成さ
れるボタン穴かがり模様は2つの離間されている
ジグザグステツチの列を備え、夫々の列は並んで
いる2つの平行な列の総和幅の2分の1よりも幅
が狭く、この2つの平行な列の間の分離個所はボ
タン穴かがり模様の切取り場所を画定していると
いうことがわかる。ボタン穴かがり模様は平行な
列の一つの幅よりも狭い幅のジグザグコードステ
ツチの第1列をボタン穴かがり模様の長さを延ば
す第1方向で縫うことによつて裁縫される。次
に、ジグザグステツチの平行な列の1つをボタン
穴かがり模様の長さを延ばす第1方向と反対の第
2方向で縫いかつコードステツチの第1列にかぶ
せる。次に、幅の狭いジグザグコードステツチの
第2列をボタン穴かがり模様の長さを延ばす第1
方向で縫い、このコードステツチは平行な列の1
つの幅よりも幅が狭く、コードステツチの第2列
はコードステツチの第1列に平行でありまた切取
り場所よりも広くあけて第1列から離間されてい
るようにする。最後に、ジグザグステツチの平行
な第2列をボタン穴かがり模様の長さを延ばす第
2方向で縫いかつコードステツチの第2列にかぶ
せるようにする。さらに、ボタン穴かがり模様の
夫々の端部では、ボタン穴かがり模様の全幅に等
しい幅のそれぞれの複数個のジグザグ止めステツ
チを縫う。送り量を備えた全てのステツチにおい
て等しくプログラムされた送り量、すなわち前
進、及び後進があることに気づくであろう。
れるボタン穴かがり模様は2つの離間されている
ジグザグステツチの列を備え、夫々の列は並んで
いる2つの平行な列の総和幅の2分の1よりも幅
が狭く、この2つの平行な列の間の分離個所はボ
タン穴かがり模様の切取り場所を画定していると
いうことがわかる。ボタン穴かがり模様は平行な
列の一つの幅よりも狭い幅のジグザグコードステ
ツチの第1列をボタン穴かがり模様の長さを延ば
す第1方向で縫うことによつて裁縫される。次
に、ジグザグステツチの平行な列の1つをボタン
穴かがり模様の長さを延ばす第1方向と反対の第
2方向で縫いかつコードステツチの第1列にかぶ
せる。次に、幅の狭いジグザグコードステツチの
第2列をボタン穴かがり模様の長さを延ばす第1
方向で縫い、このコードステツチは平行な列の1
つの幅よりも幅が狭く、コードステツチの第2列
はコードステツチの第1列に平行でありまた切取
り場所よりも広くあけて第1列から離間されてい
るようにする。最後に、ジグザグステツチの平行
な第2列をボタン穴かがり模様の長さを延ばす第
2方向で縫いかつコードステツチの第2列にかぶ
せるようにする。さらに、ボタン穴かがり模様の
夫々の端部では、ボタン穴かがり模様の全幅に等
しい幅のそれぞれの複数個のジグザグ止めステツ
チを縫う。送り量を備えた全てのステツチにおい
て等しくプログラムされた送り量、すなわち前
進、及び後進があることに気づくであろう。
今まで説明して来たボタン穴かがり模様は先行
技術のボタン穴かがり模様の対応する特徴に対し
て、増加した強さと改善された外観のボタン穴か
がりを提供する。増加した強さはほぼ50%以上多
くの糸を、先行ボタン穴かがり形成において利用
したように夫々のサイドバーで利用することによ
つて得られる。改善された外観は可視的なジグザ
グサイドバーステツチの下に隠れている幅の狭い
ジグザグコードステツチがサイドバーに対して仕
上げ効果を有するため、ボタン穴かがり模様が縫
われている布地からボタン穴かがり模様を目だた
せることができることにより得られる。
技術のボタン穴かがり模様の対応する特徴に対し
て、増加した強さと改善された外観のボタン穴か
がりを提供する。増加した強さはほぼ50%以上多
くの糸を、先行ボタン穴かがり形成において利用
したように夫々のサイドバーで利用することによ
つて得られる。改善された外観は可視的なジグザ
グサイドバーステツチの下に隠れている幅の狭い
ジグザグコードステツチがサイドバーに対して仕
上げ効果を有するため、ボタン穴かがり模様が縫
われている布地からボタン穴かがり模様を目だた
せることができることにより得られる。
こうして、ボタン穴かがり模様の改善された縫
い方が示された。上述の方法は本発明の単なる例
示的なものであることは理解されているし本発明
は特許請球の範囲によつて限定しようとしている
にすぎないものである。
い方が示された。上述の方法は本発明の単なる例
示的なものであることは理解されているし本発明
は特許請球の範囲によつて限定しようとしている
にすぎないものである。
第1図は本発明によるボタン穴かがり縫い方法
を適用しうるミシンの斜視図である。第2図は本
発明によるボタン穴かがり縫い方法を実施するの
に利用できる例示的な回路のブロツクダイヤグラ
ムを示す。第3図は本発明の方法に従つてボタン
穴かがり模様を形成するためのコード化されたデ
ータの一例を示す表である。第4図は第3図に示
されているデータによつて形成されるボタン穴か
がり模様である。
を適用しうるミシンの斜視図である。第2図は本
発明によるボタン穴かがり縫い方法を実施するの
に利用できる例示的な回路のブロツクダイヤグラ
ムを示す。第3図は本発明の方法に従つてボタン
穴かがり模様を形成するためのコード化されたデ
ータの一例を示す表である。第4図は第3図に示
されているデータによつて形成されるボタン穴か
がり模様である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2つの離間されているジグザグステツチの列
を備えたボタン穴かがり模様を形成するジグザグ
縫いミシンのボタン穴かがり縫い方法であつて、
夫々の列は並んでいる2つの平行な前記列の全幅
の2分の1よりも幅が狭く、前記2つの平行な列
の間の分離個所はボタン穴かがり模様の切取り場
所を画定しており、 a 前記平行な列の1つよりも幅が狭いジグザグ
コードステツチの第1列をボタン穴かがり模様
の長さを延ばす第1方向で縫うこと、 b ジグザグステツチの前記平行な列の1つをボ
タン穴かがり模様の長さを延ばす第1方向とは
反対の第2方向で縫い、かつコードステツチの
前記第1列にかぶせること、 c 幅の狭いジグザグコードステツチの第2列を
ボタン穴かがり模様の長さを延ばす第1方向で
縫い、前記コードステツチは前記平行な列の1
つよりも幅が狭く、コードステツチの前記第2
列はコードステツチの前記第1列に平行であり
かつ前記切取り場所よりも広くあけて前記第1
列から離間されているようにすること、 d ジグザグステツチの前記平行な列の第2列は
前記ボタン穴かがり模様の長さを延ばす前記第
2方向で縫いかつコードステツチの前記第2列
にかぶせるようにすること、 の各段階を備えていることを特徴とするミシンの
ボタン穴かがり縫い方法。 2 特許請求の範囲第1項において、 e 前記の段階aの前に、ボタン穴かがり模様の
全幅に等しい幅の第1番目の複数個のジグザグ
止めステツチを縫うこと、及び f 前記段階aと段階bとの間で、ボタン穴かが
り模様の全幅に等しい幅の第2番目の複数個の
ジグザグ止めステツチを縫うこと、 の各段階をさらに備えているとした前記ミシンの
ボタン穴かがり縫い方法。 3 特許請求の範囲第1項において、送り増加量
を備えた全てのステツチにおける送り増加量は本
質的に等しいこととした前記ボタン穴かがり模様
形成方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/928,939 US4159688A (en) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | Method of forming a buttonhole pattern |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5519190A JPS5519190A (en) | 1980-02-09 |
JPS6149990B2 true JPS6149990B2 (ja) | 1986-10-31 |
Family
ID=25457049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7698779A Granted JPS5519190A (en) | 1978-07-28 | 1979-06-20 | Buttonhole working method of sewing machine |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4159688A (ja) |
JP (1) | JPS5519190A (ja) |
DE (1) | DE2928952A1 (ja) |
GB (1) | GB2026562B (ja) |
Families Citing this family (16)
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---|---|---|---|---|
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US4188900A (en) * | 1979-05-04 | 1980-02-19 | The Singer Company | Method of buttonhole formation |
US4216732A (en) * | 1979-07-23 | 1980-08-12 | The Singer Company | Optical switching design for one step buttonholing |
US4215640A (en) * | 1979-09-12 | 1980-08-05 | The Singer Company | Buttonhole stitch method |
JPS56166888A (en) * | 1980-05-27 | 1981-12-22 | Brother Ind Ltd | Automatic ring stopping sewing device in sewing machine |
US4324191A (en) * | 1981-06-08 | 1982-04-13 | The Singer Company | Auxiliary sewing machine motor braking |
JPS57203474A (en) * | 1981-06-10 | 1982-12-13 | Brother Ind Ltd | Formation of button hole cross-stitch for sewing machine |
JPS57203473A (en) * | 1981-06-10 | 1982-12-13 | Brother Ind Ltd | Formation of button hole cross-stitch in sewing machine |
JPS59192390A (ja) * | 1983-04-18 | 1984-10-31 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | ミシン縫製に於けるはとめボタン穴かがり縫い方法 |
US4503793A (en) * | 1983-08-24 | 1985-03-12 | The Singer Company | Bobbin winding actuation by buttonhole selection |
JPS639485A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-16 | ジューキ株式会社 | ボタンホ−ルの縫い方法 |
US4712496A (en) * | 1986-11-28 | 1987-12-15 | Ssmc Inc. | Machine stitched buttonhole and method of producing same |
JP2551848B2 (ja) * | 1989-07-25 | 1996-11-06 | セイコープレシジョン株式会社 | 強誘電性液晶パネル |
US6131532A (en) * | 1997-09-08 | 2000-10-17 | Winner; William K. | Inflatable sailboat |
JP4239292B2 (ja) | 1999-04-30 | 2009-03-18 | ブラザー工業株式会社 | 穴かがり縫いミシン |
USD909908S1 (en) | 2018-03-22 | 2021-02-09 | Grow Solutions Tech Llc | Tray |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US1483184A (en) * | 1922-05-09 | 1924-02-12 | Frederick Osann Co | Buttonhole and method of making the same |
DE1007156B (de) * | 1956-02-17 | 1957-04-25 | Pfaff Ag G M | Verfahren zum Naehen von parallelen Raupen auf Zickzacknaehmaschinen |
FR1160553A (fr) * | 1956-02-17 | 1958-07-18 | Pfaff Ag G M | Procédé pour l'exécution de <<chenilles>> parallèles, avec les machines à coudre à point de zig-zag, et dispositif pour la mise en oeuvre de ce procédé |
DE1048128B (de) * | 1958-03-05 | 1958-12-31 | Meister Werke G M B H | Verfahren zur Herstellung von Knopfloechern mittels einer Zickzacknaehmaschine und Einrichtung zur Durchfuehrung des Verfahrens |
US3570433A (en) * | 1969-03-26 | 1971-03-16 | Singer Co | Method of sewing parallel rows of zig-zag stitches |
CH589429A5 (ja) * | 1975-07-15 | 1977-07-15 | Mefina Sa | |
JPS52146342A (en) * | 1976-05-27 | 1977-12-06 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Buttonhole stitch controller for sewing machine |
-
1978
- 1978-07-28 US US05/928,939 patent/US4159688A/en not_active Expired - Lifetime
-
1979
- 1979-04-25 GB GB7914487A patent/GB2026562B/en not_active Expired
- 1979-06-20 JP JP7698779A patent/JPS5519190A/ja active Granted
- 1979-07-18 DE DE19792928952 patent/DE2928952A1/de active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
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