[go: up one dir, main page]

JPS6148650A - 車両用自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の油圧制御装置

Info

Publication number
JPS6148650A
JPS6148650A JP59168055A JP16805584A JPS6148650A JP S6148650 A JPS6148650 A JP S6148650A JP 59168055 A JP59168055 A JP 59168055A JP 16805584 A JP16805584 A JP 16805584A JP S6148650 A JPS6148650 A JP S6148650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
oil
pressure
accumulator
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59168055A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0477818B2 (ja
Inventor
Koji Sumiya
角谷 孝二
Yoshikazu Sakaguchi
坂口 吉一
Yutaka Taga
豊 多賀
Masanori Kubo
政徳 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP59168055A priority Critical patent/JPS6148650A/ja
Priority to PCT/JP1985/000434 priority patent/WO1990005858A1/ja
Priority to US06/852,663 priority patent/US4748809A/en
Publication of JPS6148650A publication Critical patent/JPS6148650A/ja
Publication of JPH0477818B2 publication Critical patent/JPH0477818B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [利用分野] 本発明は車両用自動変速機の摩擦係合装置を作動させる
ための油圧サーボI!1IIAに関する。
[従来技術1 油圧制御装置によって制御される車両用自動変速機には
、所定の構成要素を選択的に他の構成要素に係合または
解放させ、車速、スロットル開度、出力軸トルク、セレ
クトレバーなど選速装置の設定位置など車両走行条件に
応じた変速比を達成さけるためクラッチ、ブレーキなど
#、擦係合装置が使用される。この摩擦係合装置は、通
常油圧シリンダ、該シリンダ内に摺動自在に嵌め込まれ
たピストン、および該ピストンの復帰(リターン)付勢
手段からなる油圧サーボにより係合および解放がなされ
る。この油圧サーボへは、摩擦係合装置の係合時にエン
ジンの出力軸を駆動源とするオイルポンプを油圧発生源
とし油圧制御装置内に設けられ前記車両走行条件に応じ
て前記オイルポンプ吐出圧を調圧する油圧調整機構(レ
ギュレータ弁など)により所定の油圧に調圧された圧油
が、前記選速装置に連動するマニュアル弁および車両走
行条件に対応した入力油圧により作動されるシフト弁な
どの油路切換え弁を介して供給される。また摩擦係合装
置の解放時にはこれら切換え弁を介して排出される。こ
の油圧り−ボへの作動油の給排油路には、該油圧サーボ
内の油圧の立上がり(昇圧特性)および油圧の立1・が
り(降圧特性)を調節し、これにより前記摩擦係合装置
の係合および解放のタイミングを図り、変速時の衝撃を
低減させるため、通常油圧シリンダと、該油圧シリンダ
内に摺動自在に嵌め込まれたピストンと、リターンスプ
リング、背圧などピストンの復帰付勢手段とからなるア
キュームレータ、逆止弁、および絞りが適宜設けられる
車両用自動変速機の係合および解放は、一般に係合を解
放よりゆっくり行なう必要のある場合が多く、且つ摩擦
係合装置は係合さUる時は当初動摩擦で摺動(すべり係
合)しているが、解放させる時は係合中の静摩擦で接合
しているため、解放させる時は油圧サーボ内の油圧(以
下サーボ圧という)をより低い油圧にしてやらないとす
べり始めない。
[解決ずべき課題] しかるに従来は、サーボ圧とアキュームレータ内の油圧
(以下アキュームレータ圧という)とは同等となるよう
設定されており、このため油圧サーボ機構は摩擦係合装
置の係合がわに適応してアキュームレータの容量、前記
復帰付勢手段の復帰力の特性、およびアキュームレータ
の作動油給排油路と前記油圧サーボの作動補給υ1油路
との合流点までの作動油の流通抵抗を設定すると、前記
摩擦係合装置を解放させるときのアキュームレータ圧の
降圧が遅くなりすぎ且つアキュームレータのピストンが
終点で停止したとき急激に摩擦係合装置が解放されるた
め変速ショックが大きくなる欠点があった。
本発明の目的は、摩擦係合要素の係合時に適応して、油
圧サーボの容量およびそのピストンとの復帰付勢力と、
アキュームレータの容量およびそのピストンの復帰付勢
力とを設定した場合において、摩擦係合要素の解放時に
おいても変速ショックの低減など円滑な摩擦係合装置の
解放に適した解放特性が得られる車両用自動変速機の油
圧サーボ機構の提供にある。
[解決手段] 本発明の車両用自動変速機の油圧サーボ機構は、第1図
に示す如く、シリンダ92〇八内にリターンスプリング
などの復帰付勢手段920Bを備えたピストン920C
を嵌め込んでなる油圧サーボ920と、油圧ti950
Aまたはドレイン油路950Bと前記油圧サーボ920
との連絡を切換えるための切換え弁950と、前記油圧
サーボ920と前記切換え弁950との間に取付けられ
、シリンダ980A内にスプリング、背圧など復帰付勢
手段980Bを備えたピストン980Cを嵌め込んでな
るアキュームレータ980とを備え、前記切換え弁95
0の作動により車両用自動変速機の摩擦係合要素Mを係
合および解放させる油圧サーボ機構において、前記アキ
ュームレータ980からの作動油の排出抵抗と、前記油
圧サーボ920からの作動油の排出抵抗と、前記アキュ
ームレータ980の復帰付勢力と、前記油圧サーボ92
0の復帰付勢力とを調整し、第2図に示す如く前記摩擦
係合要素Mの解放のため前記油旺サーボ920およびア
キュームレータ980を前記ドレイン油路に連絡したと
き、所定時間t1前記油圧サーボ920のシリンダ内の
油圧(サーボ圧)Psが前記アキュームレータ980の
シリンダ内の油圧(アキュームレータ圧)Paより低く
なるよう設定したことを構成とする。
なお、チェック弁(逆止弁)何校り950Cは、主に摩
擦係合装置M係合時のサーボ圧Psの昇圧特性を調整す
るため挿入されている。
[作用および発明の効果1 アキュームレータからの作動油の排出抵抗と、前記油圧
サーボからの作動油の排出抵抗と、前記アキュームレー
タの復帰付勢力と、前記油圧サーボの復帰付勢力とを調
整し、前記摩擦係合要素の解放のため前記油圧サーボお
よびアキュームレータを前記ドレイン油路に連絡したと
き御所定時間前記油圧サーボの油圧が前記アキュームレ
ータの油圧より低くなるよう設定しているので、摩擦係
合要素の係合時に適応して、油圧サーボの容量およびそ
のピストンとの復帰付勢力と、アキュームレータの容量
およびそのピストンの復帰付勢力とを設定した場合にお
いて、摩擦係合要素の解放時においても変速ショックの
低減など円滑な摩擦係合装置の解放に適した解放特性が
得られる。
[実施態様] その好ましい実施態様は次の如くである。
1)第1図に示す如く前記アキュームレータ980から
の作動油の排出抵抗Raと、前記油圧サーボ920から
の作動油の排出抵抗Rbとの調整を、前記アキュームレ
ータ980の作動油の排出油路980Dに設けた第1絞
りR10と前記切換え弁950からのドレイン油路95
0Bに設けた第2絞りR20とにより行なう。この場合
において、たとえば油圧サーボとアキュームレータの復
帰付勢力が同等なら第1絞りR10を第2絞りR20よ
り所定値だけ小さく設定する。
2)さらに第1図に示す如く前記第1絞りRIOと並列
して前記アキュームレータへの作動油の供給のみをに’
l容りる逆1弁q1を設ける。これにより第1絞りRI
Oがアキ1−ムレータ圧Paの臂圧時の過大抵抗となる
ことを防止する。
3)さらに第3図に示す如く前記第2絞りR20と並列
してレリーフ弁V「を設ける。これにより第2図に一点
鎖線で示す如くA点の油圧がレリーフ圧Prに低減でき
る。レリーフ弁Vrは油圧サーボ920のピストン92
0Cが当初停止しており動き出すまで大きな静止摩擦に
より固定されているため始動時に大きな力が必要となる
ので、この低いレリーフ圧Prにより該ピストン920
Cのスタートを円滑に行なう目的による。
4)前記リレーフ弁Vrには車速、スロットル開度、1
           出力軸トルク、セレクl−レバ
ーの選定位置などの車両走行条件に応じて変化する油圧
Piが入力され、該入力油圧Piに応じて前記レリーフ
圧Prのレベルを調整する。これにより多くの走行条件
に適応してサーボ圧Psを調圧でき、摩擦係合装置Mの
解放タイミングを適正化できる。
5)また前記車両走行条件に応じて変化する油圧Piの
代りにセレクトレバーを低速レンジ(たとえばドライブ
レンジからセカンドレンジまたは0−レンジ)に手動シ
フトしたとき油圧が発生する油路の油圧Pjを入力させ
、手動シフトダウンがあったときは前記レリーフ弁Vr
での調圧を停止させてドレイン油路を全開にし排出速度
を増大させる、。
これによりエンジンブレーキが必要なときにおけるシフ
トダウンが迅速にできる。
6)第4図に示す如く前記アキュームレータ980から
の作動油の排出抵抗Raど、前記油圧サーボ920から
の作動油の排出抵抗Rbとの調整は、前記アキュームレ
ータ80の作動油の供給および排出油路980Dに設け
たアキュームレータ980からの排出油圧を一定に保つ
調圧弁Vr2および該調圧弁Vr2に並列して前記アキ
ュームレータ980への作動油の供給のみを許容する逆
止弁q2と、前記油圧サーボ920の作動油の給排油路
920Dと前記アキュームレータ980の作動油の給排
油路980Dとの合流点にの下流または前記切換え弁9
50からのドレイン油路に設けた第2絞りR20とによ
り行なう。本実施態様ではサーボ圧Psが第2図に示す
2点鎖線の如く前配所定時間t1とほぼ対応する所定時
間t20間前記アキュームレータ圧Paより低い一定の
レリーフ圧Pr2に保たれる。
7)前記調圧弁Vr2には車速、スロットル開度出力軸
トルクなどの車両走行条件に応じて変化する油圧Piを
入力させ、前記調圧弁Pr2の保持するアキュームレー
タ980からの排出油路を前記入力油圧Piに応じて調
整する。これにより広範囲の車両走行条件において適正
な摩擦係合要素Mの解放タイミングが得られる。
[実施例] 本発明の車両用自動変速機の油圧サーボ機構を図に示す
一実施例に基づき説明する。。
第5図は車両用自動変速機の断面を示す。
自動変速機100は、流体伝動装置(本実施例ではトル
クコンバータ)200と、トランスミッション300と
、油圧制御装置 400とから構成される、1トランス
ミツシヨン300は、第1プラネタリギアセツトp1、
油圧サーボにより作動される1つの多板クラッチC01
1つの多板ブレーキBO1および1つの一方向りラッチ
FOを備えるオーバードライブ遊星歯車変速装置10と
、第2プラネタリギアセツトp2、第3プラネタリギア
セツトp3、油圧サーボにより作動される2つの多板ク
ラッチC1、C2,1つのベルトブレーキB1.2つの
多板ブレーキB2 、B3 、および2つの一方向りラ
ッチF1 、F2を備える前進3段後進1段のアンダー
ドライブ遊星歯車変速装置40とから構成される。
自動変速機100のケース110は、トルクコンバータ
200を収容するトルクコンバータハウジング120、
オーバードライブ遊星歯車変速装置10とアンダードラ
イブ遊星南中変速装置40とを直列的に収容づる1〜ラ
ンスミツシヨンケース130、自動変速機100の後側
を薔するエクステンションハウジング140とからなり
、これらトルクコンバータハウジング120と、トラン
スミッションケース130と、エクステンションハウジ
ング140とはそれぞれ多数のボルトで同軸心を右する
よう締結されている。
トルクコンバータ200は、前記トルク」ンバータハウ
ジング120の前7’i(iンジン側)が開いたトルク
コンバータ室121に収容され、エンジンの出力軸に連
結した入力部材であるフロン1〜カバー111、該フロ
ントカバー111に外周で溶接された円環板状のリアカ
バー112、該リアカバー112の内周壁面の内壁に周
設されたポンプインペラ205、該ポンプインペラ20
5に対向して配置されたタービンランチ206、該ター
ビンランナ206を保持しているタービンシェル207
、一方向クラッチ202を介して固定軸203に支持さ
れるスデータ201、および前記フロントカバー111
の内面に設けられた摩擦面20と出力部材であるタービ
ンハブ208に内周が連結された円環板状のクラッヂデ
ィスク50からなり、前記フロントカバー111とター
ビンハブ208との間を直結する直結クラッチ(ロック
アップクラッヂ)80を備えている。前記トルク」ンバ
ータ室121とその後方に連続する前記トランスミッシ
ョンケース130の筒状の変速装置室132との間には
、内部に歯車式オイルポンプ150が設けられるととも
に中心部に前向きに突出する筒状部152を有する環状
オイルポンプボディ151が]・ランスミッションケー
ス130の前がわ端面に嵌合されるとともに締結され、
また前記オイルポンプボディ151の後側には、前記筒
状部152と同軸心を有し後向きに突出する筒状のフロ
ントサポート153を有するオイルポンプカバー154
が締着されている。前記オイルポンプボディ151とオ
イルポンプカバー154とはオイルポンプハウジング1
55を形成し、前記トルクコンバータ室121と変速装
置室132どの隔壁であるとともにトランスミッション
300の前部支壁となっている。また、前記トランスミ
ッションケース130の変速装置室132中間にはオー
バードライブ機構室133とアンダードライブ機構室1
34とを区隔するとともに後向きに突出する筒状のセン
ターサポート158を有する中間支壁159が別体で鋳
造されて嵌め込まれている。
トランスミッションケース130の後部には、前向きに
突出する筒状のリアサポート156を有する後部支壁1
51がトランスミッションケース130と一体鋳造され
て設けられている。前記オイルポンプハウジング(前部
支壁または隔壁)155と後部支壁157の間が前記ト
ランスミッション300を収納する変速装置室132を
なし、後部支壁157と■ウステンションハウジング1
40の間が変速装置の出力軸室141を形成していて、
該出力軸室141内には電子制御式センサロータ143
、スピードメータドライブギア144が出力軸に固着さ
れて設けられ、また後端部には前記フロントサポート1
53と同軸心にプロペラシャフト(図示せず)に連結さ
れて図示しないスリーブヨークが挿通される。。
前記フロン]・サポート153の内側には前記固定軸2
03の内側にトルクコンバータ200の出力軸であるト
ランスミッションの入力軸11が回転自在に支持されて
いる。。該人力軸11はフロントサポート153の後方
に2外周に7ランジ部12aが設けられた大径後端部1
2を有し、該後端部12の軸心には後向きの中心穴13
が形成されている。前記入力軸11の後方には、入力軸
11に同軸心を有し直列的に配された中間伝動軸14が
回転自在に設けられている。
該中間伝動軸14は、その先端が前記中心穴13内に差
し込まれて、該中心穴13の内周壁とメタルベアリング
を介して回転自在に摺接し、その大径後端部15には軸
心に後向きの中心穴16が形成されている。中間伝動軸
14の後方には該中間伝動軸14と同軸心を有し直列的
に配された出力軸36が回転自在に設けられている。該
出力軸36はその先端が前記中間伝動軸14の中心穴1
6内に差し込まれ、該中心穴16の内壁とメタルベアリ
ングを介して摺接している。出力軸36は、中間部37
で第3プラネタリギアセツトp3のリングギアR2と噛
合する後方に突出した軸支部81を設(プているフラン
ジ板82とスプライン嵌合し、後部38で前記スリーブ
ヨークとスプライン1■合している。
オーバードライブ機構室133において、前記入力軸1
1の後側に第1プラネタリギアセツトp1が設けられ、
そのリングギアROは中間伝動軸14にフランジ板22
を介して結合され、プラネタリキャリアPOは入力軸1
1の7リング部12aと結合され、サンギアSOはイン
ナレース軸23に形成されている。第1プラネタリギア
セツトp1の前側には、後方に開口する第1油圧サーボ
ドラム24がインナレース軸23に固着され、その外周
壁とインナレース軸23の間に環状ピストン25が嵌め
込まれてクラッチCOの油圧サーボC−0を形成すると
共にインナレース軸23側にリターンスプリング26、
外周壁の内側にクラッチCOが装着され、該クラッチC
Oを介してプラネタリキャリアPOと連結されている。
第1油圧サーボドラム24の内周にインナー −−ス軸
23をインナレースとするーh方向クラッチOが設−り
られ、その外周にアしタレース27とトランスミッショ
ンケース130の間にクラッチCOおよびブレーキBO
が設けられ、その後側の中間支壁159の外筒部31の
前側にビス−トン29が嵌め込まれブレーキBOの油圧
サーボB−0を形成し、該外筒部31の先端にリターン
スプリング32が設けられている。
アンダードライブ機構室134内において、まず前方に
は、後方に開口する第2油圧ザーボドラ−ム41がセン
ターサポート158に回転自在に外嵌され、その内外周
壁間に環状ピストン42が嵌め込まれてクラッチC2の
油圧サーボC−2を形成すると共に内周壁側にリターン
スプリング44、外周壁の内側にクラッチC2が装着さ
れている。前記第2油圧サーボドラム41の後側には、
後方に開口すると共に前方に筒状クラッチハブ35が溶
接された第3油圧サーボドラム46が中間伝動軸14の
後端部15に固着され、該後端部15ど外周壁との間に
環状ピストン47が嵌め込まれてクラッチC1の油圧サ
ーボC−1を形成1−ると共に内周側にリターンスプリ
ング49、さらにクラッチハブ35の外周にクラッチC
2が装着され、クラッチC2を介して第2油圧サーボド
ラム41、および第3油圧サーボドラム46が連結され
ている。該第3油圧サーボドラム46の後側には、第2
プラネタリギアゼツトp2が設けられ、そのリングギア
R1はクラッチハブ48およびクラッチC1を介して第
3油圧勺−ボドラム46に連結され、プラネタリ4ニヤ
リアP1は前記出力軸36の先端部にスプライン嵌合し
、リンギア81はサンギア軸45に−・体に形成されて
いる。また、第2油圧サーボドラムおよび第3油圧サー
ボドラム41.46および第2プラネタリギアセツトp
2を最小空間でカバーするよう成型された連結ドラム6
0が、その先端で第2油H:サーボドラム41の外周に
固着され、後端は、第2プラネタリギアセツトp2の後
側でサンギア軸45に連結され、外周側にベル1〜ブレ
ーキB1が設けられている。
前記ブレーキB2の後側のトランスミッションケース1
30内側に形成されたスプライン75には、前方からブ
レーキB2のプレー4−ディスクb2、第4油圧サーボ
ドラム72のアウタスプライン76、ブレーキB3のブ
レーキディスクb3がスプライン嵌合され、その後側の
後部支壁157のリアサポート156外周側とトランス
ミッションケース130の間の環状穴にピストン77が
嵌め込まれてブレーキB3の油圧サーボ3−3を形成し
、また該油圧サーボB−3のリターンスプリング79は
リアサポート156先端に装着された7ランジ板82に
より支持されている3、前記ブレーキB2の内側には、
サンギア軸45をインナレースとする一方向りラツヂF
1が設けられ、アウタレース39がブレーキB2と接続
され、前記一方向クラッチF1の後側にインナレース8
3を第4油圧サーボドラム72と外側内径にJ3いてス
プライン嵌合した一方向りラッヂF2が装着されている
。第3プラネタリギアセツトp3は、サンギアS2がザ
ンギア軸45と一体に形成され、プラネタリキi?リア
P2が前側の−h方向クラッチ2のアウタレース86に
連結されると共にブレーキB3と連結され、外周にパー
4ングギア85を周設したリングギアR2が出力@36
の中1′8S1部37に連結されている。前記バー1ン
グギア85は自動変速機のシフトレバ−をパーキング(
P)位置に選択したとき、パーキング爪84がパー4ン
グギア85に噛み合い出力軸36を固定する。
第2プラネタリギアセツトp2外側の連結ドラム60の
後側の余剰空間61には、前方に開口した環状の第4油
圧サーボドラム72が設けられている。該第4・油圧サ
ーボドラム72内の所定位回より突設し、前記第4油圧
サーボドラム72と溶接部71Aにより連結され、油圧
サーボの油圧もれを防止づる中間筒71をプレス成型し
ている。前記第4油汁サーボドラム72と中間筒71と
の間に環状ピストン73が嵌め込まれてブレーキB2の
油圧サーボ[3−,2を形成すると共に、第4油圧ザー
ボドラム72の内周壁と中間筒71どの間にリターンス
プリング74、外周壁の内側にブレーキB2が装着され
ている。前記中間筒71はピストン73の面積を最適な
径としている。
トランスミッション300は、車速、スロットル開度な
ど車両の走行条件に応じて1−ランスミッションケース
130の下部にボルト402によら締結されたオイルパ
ン401に内蔵され/jバルブボディ403内の油圧制
御装置400から各摩擦係合装置の油圧サーボに選択的
に出力する油圧により、各クラッチおよびブレーキの係
合または解放が行われ、前進4段の変速または後進1段
の変速を行うようになって−いる。各クラッチ、ブレー
キ、一方向クラッチの作動と達成される変速段(RAN
GE)の−例を表1に示す。
表1 表1において、Eは対応するクラッチ、ブレーキが係合
していることを示す。(IL )は対応する一方向クラ
ッチがエンジンドライブ状態においてのみ係合し、エン
ジンブレーキ状態においては係合しない−ことを示す。
さらにしは対応する一方向りラッヂはエンジンドライブ
状態においそ係合しているが、その係合はこれと並列に
組込まれたクラッチあるいはブレーキによって動力の伝
達か保証されていることから必ずしも必要とされないこ
と(ロック)を示す。さらにfは対応する一方向クラッ
チがフリーであることを示す。さらに×は対応するクラ
ッチおよびブレーキが解放していることを示づ。Sl、
Slの0はソレノイドONを示す、、Sl、Sl、S3
の×はソレノイドOFFを示す。S3の◎はソレノイド
ONのとき、直結クラツヂON、ソレノイ−ドO’FF
のとき、直結クラッチOFFを示す。
第6図は第5図に示した自動変速機の油圧制御装置40
0の油圧回路を示す。
油圧回路は、第5図で示したオイルパン401に内蔵さ
れた油圧バルブボディ403の下面にn帖されたAイル
ストレーナ410、オイルポンプ411、クーラバイパ
ス弁415、プレッシャリリーフ弁416、レリースク
ラッチコントロール弁417、レリーズブレーキコント
ロール弁418、本発明における第1スプール弁である
ロックアツプリレー弁420、圧力調整弁(レギュレー
タ弁)43G、第2圧力調整弁450、カットバック弁
460、前記直結クラッチ50のW放時における前記ロ
ックアツプリレー弁420からのドレイン油路60から
の11圧速度を制御するOツクアップコントロール弁4
70、第1のアキュームレータ制御弁480、第2のア
ギュームレータIIJ御弁490、スロットル弁500
、運転者の手動による油圧切換え弁であるマニュアル弁
510、自動による油圧切換え弁である各シフト弁(1
−2シフト弁520.2−13シフト弁530.3−4
シフト弁540 ) 、ブレーキB1への供給油圧1 
          を調整するインターミイデイエイ
トコーストモジュレータ弁545、ブレーキB3への供
給油圧を調整するローコーストモジュレータ弁550、
クラッチCOの係合、解放を円滑になさしめるアキュー
ムレータ560、ブレーキBOの係合を円滑になさしめ
るアキュームレータ570、クラッチC2の係合を円滑
になさしめるアキュームレータ580、ブレーキB2の
係合を円滑になさしめるアキュームレータ590、クラ
ッチC01C1、C2およびブレーキ80 、Bl 、
B2 、B3の各油圧サーボへ供給される圧油の流量を
制御するヂエック弁付流吊制御弁(絞り) 601.6
03.604.605.606.607.608.60
9 、シャツトル弁602、電子回路(コンピュータ)
の出力で開閉され2−3シフト弁530を制御する第1
のソレノイド弁S1、−1−2シフト弁520と3−4
シフト弁540の双方を制御する第2のソレノイド弁S
2、本発明における制御手段であり、前記ロックアツプ
リレー弁420、およびロックアツプコントロール弁4
70をIII御する第3のツレノド弁S3、並びに各弁
間およびクラッチ、ブレーキの油圧シリンダを連絡する
油路、および前記直結クラッチ50の解放時における前
記ロックアツプリレー弁420からのドレイン油路60
に前記ロックアツプコントロール弁470ト並列して設
けられた絞り「1 を含む各油路に適宜に挿入された絞
りからなり、Sは各油路間に設Uられたオイルストレー
ノーを示す。
オイルパン403からオイルストレーナ410を介して
油圧ポンプ411により汲み上げられた作動油は圧力調
整弁430で所定の油圧(ライン圧)に調整されて油路
1へ供給される。油路1に圧力調整弁430を介して連
絡した油路6に流出した余剰圧油は第2圧力調整弁45
0により、所定のセカンダリライン圧(トルクコンバー
タ圧)、トランスミッション300の潤滑油路L1およ
びエクステンションハウジング140の一滑油路L2へ
のlWl滑油圧に調圧される。またオイルポンプ吐出口
の一部は油路1または油路6よりロックアツプリレー弁
420を介してオイルクーラ0/Cに供給され冷却され
る。
圧力調整弁430は、図示上方にスプリング431が前
設−されたスプール432と、該スプール432に当接
して直列さ懸たプランジャ438を有し、スプール43
2は、図示上方から油路9を介して前記プランジャ43
8の上端ランド436に印加されるスロットル圧とスプ
リング431によるばね荷吊とを受け、後進時にはさら
に油路5からプランジャ438の下端ランド437に印
加されるライン圧を受け、図示下方からはスプール43
2の下端ランド433に印加されるライン圧のフィード
バック圧を受けて変位し、油路1と油路6およびドレイ
ンボート435との連通面積を調整して油路1に車両走
行条件    −に応じたライン圧を出力する。
マニュアル弁510は、運転席に設けられ、変速範囲を
選定Jるためのシフトレバ−(セレクトレバー)と連結
されており、手動操作によりシフトレバ−のレンジに応
じてP(パーク)、R(リバース)、Nにュートラル)
、D(ドライブ)またはS(セカンド)またはしくロー
)の各位置に移動づる。表2に各シフトレバ−のシフト
レンジにおける油路1と油路2〜5との連通状態を示す
Oは各油路2〜5が油路1に連通してライン圧が供給さ
れている場合を示し、×は各油路2〜5がマニュアル弁
のドレインボートに排圧されている状態を表す。
表2 スロットル弁500は、アクセルペダルの踏み込み量に
応じてカム505が回転してスロットルプランジャ50
1がス1〜?]−りして該プランジャ501とばね50
4が前設されたスプール502との間のばね503を介
してスプール502を動かし、油路1から供給されたラ
イン圧をスロットル開度に応じたスロットル圧に調圧し
て油路9に出力する。
ロックアツプリレー弁420は、スプール422(図示
上部)とプランジャ424(図示下部)とがスプリング
426を間して直列された構成を有するる1.スプール
422は図示上端ランド422A、中間ランド422B
おJ、び図示下端ランド422Cを有し、上方からは、
絞りrloを介して油路2Aに連絡されると共に前記ソ
レノイド弁S3が設けられた油路2Dのソレノイド圧P
sを受け、1・方からは前記スプリン7’ 426のば
ね荷重を受けて変位される9、前記ソレノイド圧psが
第2図に示す設定値Psi以下のときスプール432は
スプリング426のばね荷重の方が大きいため図示、上
方に設定され、トルクコンバータ200の油圧源である
油路6と直結クラッチ解放がね油路6^とを連絡すると
共に本実施例ではAイルクーラーの循環油路であるドレ
イン油路6Cと直結クラッチの係合がわ油路6Bとを連
絡する。これによりクラッチディスク50のクラッチ解
散がわ面50Aはクラッチ係合がわ面50Bより高油圧
となり、クラッチディスク50はフロントカバーの摩擦
面20から離脱し、直結クラッチ80は解放する。また
油路2Dのソレノイド圧Psが設定額−域ps2以上の
ときスプール422は図示下方に設定され油路6は前記
油路6Bと連絡し、油路6Aは本実施例では較りrlを
介してドレインボートに連絡すると共にレリーフ弁とし
てし機能もhするロックアツプコントロール弁470の
ドレインボート47bに連絡したドレイン油路6Dと連
絡する。これによりクラッチディスク50のクラッチ係
合がわ面50Bの油圧はクラッチ解放がわ面50Aの油
圧より低くなり、クラッチディスク50は摩擦面20に
圧接さ、 れて直結クラッチ80は係合される。この場
合において油路2Dのソレノイド圧はソレノイド弁S3
がデユーティ制御されているため、車速、スロットル開
度などの車両走行条件に応じて精密な油圧制御が可能で
あると共に滑らかに胃降圧できるので半クラツチ状態を
介した直結クラッチの清ら、かな係合および解放ができ
る。
ロックアツプコントロール弁410は、スプール472
(図示下部)と大径のプランジャ474(図示上部)と
が直列されスプール472の下端にスプリング476が
前設された構成を有する。スプール472およびプラン
ジy 474の大径ランド414Aに図示上端油室47
1に印加される前記油路20のソレノイド圧Psを受け
、下方から前記スプール412に付与される前記スプリ
ング476のばね荷重および油路1から図示下端油室4
77に入力され、スプール472の図示下端ランド47
8に印加されるライン圧(スロットル圧に関連している
)を受け、さらに前記スプール472とプランジャ47
4との中間の油室475に絞り「2を介して供給される
前記ドレイン油路6Dの油圧を受けて変位される。
ドレイン油路60が前記油路6^と連絡されたとき、ス
プール472はソレノイド圧Psが設定値以下の場合は
上端ランド479に加わる油路6Dからの油圧とスプリ
ング476のばね荷重とにより変位し、またソレノイド
圧psが設定値以上の場合はソレノイド圧psとスプリ
ング476のばね荷重とにより変位し、油路6Dに連絡
した常開インボート47aとドレインボート47bとの
連通度合を調整し、ドレインボート47bからの排油速
度を調整(レリーフコントロール)する。この排圧は前
記直結クラッチのクラッチディスク50が摩擦面20に
接触するまでなされる。これにより直結クラッチ80は
係合の開始が迅速になされる。前記接触後の油路60の
排圧はリレーフコントロール弁であるロックアツプコン
トロール弁470に並設された絞りrlを介して徐々に
なされ、直結クラッチ容量はなめらかに増大する。この
ドレインボート47bからの排圧はソレノイド圧S3の
デユーティ比が第1の領域72にあるとときなされるよ
うに設定されており、これにより中速、スロットル開度
など車両走行条件に応じて前記クラッチディスク50の
クラッチ解放がわ面50Aにかかる油圧を徐々に降圧さ
せ、広範囲の車両走行条件において直結クラッチ80の
係合をスムーズに行い、直結クラッチ80の係合ショッ
クを低減させている。またインボート47aの図示上方
には油路6に連絡したボート47cが設けられており、
スプール472が図示十りに設定されているときは油路
6Dと油路6とを連絡してドレインボート47bは閉じ
られ、スプール472が図示下方に設定されているとき
はボート47cは閉じられ、油路47aはドレインボー
ト47bと連絡する。またスプール472が中間にある
ときはポー1〜47cおよびドレインボート47bの開
口度合はスプール472の位置により調整される。これ
により油路6Dからの排圧速度のコントロールがトルク
コンバータ内の降圧を伴わずなめらかに制御でき、トル
クコンバータ内でのキャビテーション防止効果が向上で
きる。この場合において、油路2Dのソレノイド圧はソ
レノイド弁S3のデユーティ制御により脈動するので、
上端油室471のインボートに近い部上に絞りまたはキ
ャパシタなどの比較的強力な油圧振動減衰装冒を入れる
ことが望ましい。また同じくスプール472の揺動を防
止するためロックアツプコントロール弁470の各イン
アウトボートに絞りなどの減衰’lAmを取付けると良
い。
また本実施例ではスプリング476が背設された図示下
端油室477に主に車速に関連して変化する油圧Piの
一例である油路1のライン圧PIを導入し、前記直結ク
ラッチの係合の開始時期および伝達トルク容量の立[り
を車両走行条件に関連させている。これにより車両走行
条件の広い範囲においで直結クラッチの係合が最適にコ
ントロールできる。
第1のツレイド弁S1は、絞り「11を介し油路2と連
絡した油路2Gにハイレベルのソレノイド圧(ライン圧
に等しい)を生じせしめ、通電時には油路2Gの圧油を
排出させロウレベルのソレノイド圧を生じる。
第2のソレノイド弁S2は、非通電時には絞りrl2を
介し油路1と連絡した油路1Hにハイレベルのソレノイ
ド圧を生ぜしめ、通電時には油路1Hの圧油を排出させ
ロウレベルのソレノイド圧を生じる。
第3のソレノイド弁83は、前述の如くデユーティ制御
され油路2と絞り「10を介して連通した油路2Dに連
絡するロツクアラプリレー弁420の図示上端油室42
1およびロックアツプコントロール弁470の図示上端
油室471の油圧を制御する。。
前記表1に電子回路により制御されるソレノイド弁S1
およびS2の通電(○)、非通電(×)と、シフトレバ
−のシフト位置と、自動変速機の変速状態の関係を示し
た。
1−2シフト弁520は、図示下方にばね521を背設
したスプール522を備え、ソレノイド弁S2が非通電
(OFF>され油路1Hにハイレベルのソレノイド油圧
が生じているとぎは図示上端の油室524に該ハイレベ
ルのソレノイド圧が入り、該油圧の印加によりスプール
522は図示下方に設定されて第1速の位置となり、ソ
レノイド弁S2が通ITi(ON)され油路1Hの圧油
が排圧されで口ウレベルのソレノイド圧となつt=とき
はスプール522は図示上方に設定されて第2速の位置
が得られる。第3.4速にのいては油路1および2−3
シフト弁!)30を介して油路1Bと)ル略した油路1
Cから下端油室523゛にライン圧が入り、スプール5
22はソレノイド圧の如何にかかわらず図示上方に固定
される。
2−3シフト弁530は、図示下方にばね531を前設
したスプール532を備え、ソレノイド弁S1が通電さ
れており油路2Gがロウレベルのソレノイド圧どなって
いるときスプール532はばね531の作用で図示下方
に設定されて第1.2速の位置となり、ソレノイド弁S
1がジ1通電されているとぎは油路2Gにハイレベルの
ソレノイド圧が生じて油室534に印加されこのソレノ
イド圧の作用でスプール532は図示下方に設定されて
第3.4速の位置となる。油路4にライン圧が供給され
たときは、下端油室533にライン圧が供給されスプー
ル532は第1速および第2速がねである図示上方にロ
ックされる。
3−4シフト弁540は、図示下方にばね541を前設
したスプール542を備え、油路1.2−3シフト弁5
30、油路1Bを介して下端油v544にライン圧が供
給されている第1速、第2速のとき、スプール542は
該ライン圧およびばね541の作用でソレノイド圧の如
何にかかわらず図示上方(第3速がわ)にロックされ、
ソレノイド弁S2が通電され油路1Hはす1IEFされ
ロウレベルの油圧となる第2速、第3速は、ばね541
の作用でスプール542は図示上方に設定され、第4速
ではソレノイド弁S2が非通電され油路1Hにハイレベ
ルのソレノイド圧が生じて上端油室543に印加され、
このソレノイド圧の作用でスプール542は図示下方に
設定される。
カットバック弁460は、図示上方から前設されたスプ
リング461のばね荷重を受け、他方からは油路2Aの
ライン圧を受けて変位するスプール462を有し、油路
2Aにライン圧が供給されると、スプール462は図示
上方に設定されてスロットル圧が発生している油路9と
カットバック圧出力油路9Aとを連通させて該スロット
ル圧をカットバック圧として出力し、スロットル弁50
0のスプール502の図示下端ランド507にカットバ
ック圧を印加させ、油路9に発生しているス[1ツトル
圧をレベルダウンする1、このスロットル圧のレベルダ
ウンにより、該スロットル圧を入力油圧とするレギュレ
ータ弁430ではスプール432が図示上方に変位し、
油路1のライン圧をレベルダウンさせる、いわゆるライ
ン圧のカットバックがなされる1゜第1のアキュームレ
ータコントロール(制御)弁480は、図示下方にスプ
ール481を有し、図示上方にスプール481に直列さ
れ、ばね482を前設し、スプール側外周部の図示上端
をスプール481のブランシト側外周部の図示下端を包
含するよう(図示下方へ)突出した筒状部が形成された
大径のプランジャ483を有し、スプール481は下方
より油路1を介して下端油室484にライン圧を受け、
上方よりばね482によるばね荷重と、絞りr13を介
して油路1Mより上端油室485に印加される出力油圧
のフィードバックを受けて変位され、油路1から供給さ
れたライン圧を調圧し、出力油圧P1として油路1Hに
出力する。
第2のアキュームレータ制御弁490は、図示下方にば
ね491を前設したスプール492を有し、該スプール
492の上端ランド493には絞りrlA付油穴494
が形成され、上端油室495と中間油室496を連絡し
ている。スプール492は、1・方よりばね491によ
るばね荷重ど、油路9からスプール492の大径のF端
うンド497に印加されるス[1ツトル圧pthを受I
′J1上方より油路1Hおよび絞りr14を介して上端
ランド493に印加する出力油圧(アキュームレーター
1ントロール圧Pa)のフィードバックを受けて変位さ
れ、油路1Hから供給された第1のアキュームレータ制
御弁の出力油圧P1を調圧し、アキュームレータコント
ロール圧paとして油路1Qに出力する。
つぎにマニュアル弁510の手動シフトによる油圧制御
装置の作動を説明する。
マニュアル弁510がNレンジにシフトされているとき
表2に示す如く油路1は油路2・〜5のいずれとも連絡
Vず、表1に示す如く第1および第2のソレノイド弁S
1は通電、B2は非通電されている、1このため1−2
シフト弁520.2−3シフト弁530.3−4シフト
弁540のスプールはいずれもばねの作用で図示上方に
位回されている。マニュアル弁510を介さず油路1に
3−4シフト弁540、油路1Fおよびチェック弁何流
量制御井601を介して直接連絡しているクラッチCO
のみが係合している。
マニュアル弁510をDレンジにシフトしたとき。
表2に示ず如く油路2にライン圧が供給されてクラッチ
C1が係合される。
車両の発進時は表1に丞す如くソレノイド弁S1が通電
、ソレノイド弁S2が罪過mcれ1−2シフト弁520
のスプール522は図示下方にあり、ブレーキB1、B
2に連絡する油路3B、2Aは排圧され、ブレーキB3
に連絡する油路5Cにも油圧が供給されてないのでブレ
ーキB1 、B2、B3は解放され、第1速走行がなさ
れる。自動変速時は表1に示す如く車速か予め設定した
大きさになったときコンピュータの出力でソレノイド弁
S2が通電され1−2シフト弁520の油室524に印
加されたソレノイド圧はロウレベルに反転するので、1
−2シフト弁520のスプール522は図示上方に移動
し、油路2.1−2シフ1〜弁520、油  ′路2A
、チェック弁イ」流量制御弁608を紅で油圧が供給さ
れ、ブレーキB2が係合して第2速へのアップシフトが
生ずる。
第3速へのアップシフトは中速、スロットル開度などが
所定値に達したときコンピュータの出力でソレノイド弁
S1が非通電され、2−3シフト弁530のスプール5
32は図示1・方に移動し、油路1.2−3シフト弁5
30、油路IB、シャツトル弁602、ヂエック弁付流
量制御弁603、油路1Pを経て油圧が供給されてクラ
ッチC2が係合し、同時に1−2シフト弁520のスプ
ール522は油路1Gから下端油室523に供給された
ライン圧により図示上方(2速がわ)に固定される。
第4速へのアップシフトは上記と同様コンピュータの出
力でソレノイド弁S2が非通電され油路1Hから上端油
室543に供給されていたソレノイド圧がハイレベルに
反転し、3−4シフト弁540のスプール542が図示
下方に移動し、油路1Fが排圧されると共に油路1Pに
油圧が供給され、チェック弁材流量制御弁605を介し
て油路且、に油圧が供給されクラッチCOが解放される
と共にブレーキBOが係合してなされる。
マニュアル弁510がSレンジにあるとき。
油路2に加えて油路3にライン汁が供給される。
第1.2.3速は上記Dレンジのときと同様のシフトが
なされるが、油路3、油路1Fを経て3−4シフト弁5
40の下端油室544にライン圧が入りスプール542
は図示上方に固定されるので、第4速へのシフトは生じ
ない。
また第2速においては、前記Dレンジ第2速の如く油路
2から1−2シフト弁520を介して油路2A、2Dに
ライン圧が供給されると共に、油路3から2−3シフI
−弁530、油路3A、  1−2シフト弁520を介
して油路3Bにもライン圧が供給されるので、油路3C
にライン圧が供給され、常一時ブレーキB2およびブレ
ーキB1の両者が係合 −する第2速が達成され、Sレ
ンジ第2速はコースト時にエンジンブレーキが働くと共
に伝動トルク容量が増大する。
またマニュアル弁510がD位防で第A速の走行中に手
動でD−Sシフトを行った場合、前記の如く3−4シフ
ト弁540の下端油室544へのライン圧の導入により
ただちに第3速にダウンシフトがなされ、予定した速度
まで減速した時点でコンピュータの出力がソレノイド弁
S1を通電させ、3−2ダウンシフトを生じさせ、エン
ジンブレーキの効く第2速が得られる。
マニュアル弁510がし、レンジにあるとき。
油路2、油路3に加えて油路4にもライン圧が供給され
る。第1.2速は上記Dレンジのときと同様のシフトが
なされるが油路4から2−3シフト弁530の下端油室
533にライン圧が入り、スプール532を図示上方に
固定するので第3速へのシフトは生じない3.また第1
速は油路4.2−3シフト弁530、油路4A、ローコ
ーストモジュレータ弁550、油路4B、1−2シフト
弁520、油路5Cを経て供給される油圧によりブレー
キB3を係合させエンジンブレーキが効くようになされ
ている。また第2速ではマニュアル弁510がSレンジ
にシフトされているときと同じである。また第3速状態
で走行中トレンジに手動シフトしたときは、前記2−3
シフト弁530の1・端油室533へのライン圧の導入
によりただちに第2速へダウンシフトがなされ、予定し
た速度まで減速した時点でコンピュータの出力がソレノ
イド弁s2を通電させ、2−1ダウンシフトを生じさせ
る。
マニュアル弁510がRレンジにあるとき。
表2に示1如く油路5に油圧が供給され、シャツトル弁
602、ヂエック弁f1流量制御弁603および油路1
Pを介してライン圧が供給されてクラッチC2が係合さ
れる。またソレノイド弁s1がONされているため2−
3シフト弁530の上端油室534のソレノイド圧はロ
ウレベルであり、スプール532は図示上方に設定され
、油路1がら油路1Fにライン圧が供給され、3−14
シフト弁540の下端油室544にライン圧が供給され
、ソレノイド弁のON、OFF如何にかかわらず、スプ
ール542は上方に設定され、油路1より油路1Fにラ
イン圧が供給されてクラッチCOが係合される。また1
−−2シフト弁520は、油路1Cを介して下端油室5
23にライン圧が供給されているため、ソレノイド弁S
2のON、叶F如何にかがわらずスプール522は図示
上方に設定され、油路5Cにライン圧が供給されてブレ
ーキB3が係合される。
マニュアル弁510がDまたはS、SまたはLの各レン
ジにシフトされ、油路2にライン圧が生じ、且つ1−2
シフト弁520が第2速かね(図示上方)に設定されて
いる場合は、油路2Dにライン圧が生じ、前述の直結ク
ラッチv制御が行われる。
本発明の屯両用自勅変速機9油圧ザーボ機構は、油圧制
御l装@400内において、 イ)油圧サーボB−0、アキ1−ムレータ510.3−
4シフト弁540、レリーズブレーキ(レリーフ)コン
l−ロール弁418およびブ1ツク弁刊絞り605.6
06からなるブレーキBOの油圧サーボ機構。
口)油圧サーボC−2、アキュームレータ580、チェ
ック弁付絞り603.608、シャツトル弁60?、2
−3シフト弁530、レリーズブレーキ(レリーフ)コ
ントロール弁417、絞り「1によるクラッチ −02
の車両用自動変速機の油圧サーボ機構、。
これにより第2図に示す如く油圧サーボ(、−2のサー
ボ圧Psを従来のpaに同等のレベルから十分に低いP
sに降圧でき、伝達−トルクTはT1からT2の如くピ
ークTpがなくなり変速ショックが低減できる。
ハ)油圧サーボB−2、アキュームレータ590.1−
2シフト弁!i20 、ヂエツク弁付絞り606.60
9によるブレーキB2の車両用自動変速(幾の油圧サー
ボ橢構により適用されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1および第2実施態様の車両用自動
変速機の油圧サーボ機構の構成図、第2図は摩擦係合要
素の解放時のサーボ圧アキュームレータ圧、および伝達
トルクの特性を示すグラノ、第3図は本発明の第3、第
4および第5実711態様の車両用自動変速機の油圧サ
ーボi構の構成図、第4図は本発明の第6および第7実
施態様の車両用自動変速機の油圧サーボ機構の構成図、
第5図は車両用自動変速機の断面図、第6図は本発明を
適用した車両用自動変速機の油圧制m+装置の油圧回路
図である。 −図中  M・・・摩擦係合装置 920・・・油圧サ
ーボ950・・・油路切換え弁 980・・・アキュー
ムレータR10、R20・・・絞り ql、q2・・・
逆止弁 100・・・自動変速@  200・・・流体
式トルクコンバータ 300・・・トランスミッション
 400・・・油圧制御装買−代理人 石黒健二

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)シリンダ内に復帰付勢手段を備えたピストンを嵌め
    込んでなる油圧サーボと、油圧源またはドレイン油路と
    前記油圧サーボとの連絡を切換えるための切換え弁と、
    前記油圧サーボと前記切換え弁との間に取付けられシリ
    ンダ内に復帰付勢手段を備えたピストンを嵌め込んでな
    るアキュームレータとを備え、前記切換え弁の作動によ
    り車両用自動変速機の摩擦係合要素を係合および解放さ
    せる油圧サーボ機構において、 前記アキュームレータからの作動油の排出抵抗と、前記
    油圧サーボからの作動油の排出抵抗と、前記アキューム
    レータの復帰付勢力と、前記油圧サーボの復帰付勢力と
    を調整し、前記摩擦係合要素の解放のため前記油圧サー
    ボおよびアキュームレータを前記ドレイン油路に連絡し
    たとき、所定時間前記油圧サーボの油圧が前記アキュー
    ムレータの油圧より低くなるよう設定したことを特徴と
    する車両用自動変速機の油圧サーボ機構。 2)前記アキュームレータからの作動油の排出抵抗と、
    前記油圧サーボからの作動油の排出抵抗との調整は、 前記アキュームレータの作動油の排出油路に設けた第1
    絞りと前記油圧サーボの作動油の給排油路と前記アキュ
    ームレータの作動油の給排油路との合流点の下流または
    前記切換え弁からのドレイン油路に設けた第2絞りとに
    より行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の車両用自動変速機の油圧サーボ機構。 3)前記第1絞りと並列して前記アキュームレータへの
    作動油の供給のみを許容する逆止弁を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の車両用自動変速機の
    油圧サーボ機構。 4)前記第2絞りと並列してレリーフ弁を設けたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項記載のい
    ずれかに車両用自動変速機の油圧サーボ機構。 5)前記レリーフ弁は、車速、スロットル開度、出力軸
    トルク、セレクトレバーの選定位置などの車両走行条件
    に応じて変化する油圧が入力され、該入力油圧に応じて
    レリーフ圧を調整することを特徴とする特許請求の範囲
    第4項記載の車両用自動変速機の油圧サーボ機構。 6)前記リレーフ弁は、セレクトレバーの選択位置が低
    速レンジにシフトされたとき油圧が供給される油路の油
    圧が入力され、該入力油圧があったときは、排出速度を
    増大させることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
    の車両用自動変速機の油圧サーボ機構。 7)前記アキュームレータからの作動油の排出抵抗と、
    前記油圧サーボからの作動油の排出抵抗との調整は、 前記アキュームレータの作動油の排出油路に設けたアキ
    ュームレータからの排出油圧を一定に保つ調圧弁および
    該調圧弁に並列して前記アキュームレータへの作動油の
    供給のみを許容する逆止弁と、前記油圧サーボの作動油
    の給排油路と前記アキュームレータの作動油の給排油路
    との合流点の下流または前記切換え弁からのドレイン油
    路に設けた第2絞りとにより行なうことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の車両用自動変速機の油圧サー
    ボ機構。 8)前記調圧弁には車速、スロットル開度、出力軸トル
    クなどの車両走行条件に応じて変化する油圧が入力され
    、前記調圧弁の保持するアキュームレータからの排出油
    路は前記入力油圧に応じて調整される特許請求の範囲第
    7項記載の車両用自動変速機の油圧サーボ機構。
JP59168055A 1984-07-31 1984-08-11 車両用自動変速機の油圧制御装置 Granted JPS6148650A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59168055A JPS6148650A (ja) 1984-08-11 1984-08-11 車両用自動変速機の油圧制御装置
PCT/JP1985/000434 WO1990005858A1 (en) 1984-07-31 1985-07-31 Hydraulic servo mechanism for automatic vehicular transmissions
US06/852,663 US4748809A (en) 1984-07-31 1985-07-31 Hydraulic servo mechanism of automatic transmission for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59168055A JPS6148650A (ja) 1984-08-11 1984-08-11 車両用自動変速機の油圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6148650A true JPS6148650A (ja) 1986-03-10
JPH0477818B2 JPH0477818B2 (ja) 1992-12-09

Family

ID=15860991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59168055A Granted JPS6148650A (ja) 1984-07-31 1984-08-11 車両用自動変速機の油圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6148650A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759135A (en) * 1980-09-26 1982-04-09 Seiko Electronic Components Ltd Detector for knocking of internal combustion engine
JPS5868625A (ja) * 1981-10-20 1983-04-23 Mazda Motor Corp エンジンの振動検出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759135A (en) * 1980-09-26 1982-04-09 Seiko Electronic Components Ltd Detector for knocking of internal combustion engine
JPS6360846B2 (ja) * 1980-09-26 1988-11-25
JPS5868625A (ja) * 1981-10-20 1983-04-23 Mazda Motor Corp エンジンの振動検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0477818B2 (ja) 1992-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4334441A (en) Gearshift timing control arrangement for automatic power transmission
US4324154A (en) Hydraulic control system of automatic power transmission
US4325271A (en) Shock control arrangement in hydraulic control system of automatic power transmission
JP2815864B2 (ja) 自動変速機用油圧制御装置
US4748809A (en) Hydraulic servo mechanism of automatic transmission for vehicle
US4854195A (en) Hydraulic control system for vehicular automatic transmission with two accumulator control values to vary back pressure to accumulator to follow the change in engine torque
US4713989A (en) Shift shock suppression in automatic transmission
JPS6363782B2 (ja)
US4309919A (en) Upshift scheduling valve for use in hydraulic transmission control system
US4572338A (en) Lock-up clutch system for vehicular automatic transmission
US4856383A (en) Coast clutch control for multiple speed automatic transmission
JPS6148650A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
US5095775A (en) Hydraulic pressure control system for automatic transmission
JPS59126118A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
JPH057579B2 (ja)
JP2849094B2 (ja) 自動変速機におけるシフト制御装置
JPH057581B2 (ja)
JPS6152461A (ja) 流体伝動装置の直結クラツチ制御装置
JPH0127299B2 (ja)
JP2798252B2 (ja) 自動変速機におけるシフト制御装置
JPS645180B2 (ja)
JPS59166749A (ja) 車両用多段自動変速機およびその油圧制御装置
JPS6361541B2 (ja)
JPS6152462A (ja) 直結クラツチ付自動変速機の油圧制御装置
JPH048663B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees