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JPS6361541B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6361541B2
JPS6361541B2 JP56131888A JP13188881A JPS6361541B2 JP S6361541 B2 JPS6361541 B2 JP S6361541B2 JP 56131888 A JP56131888 A JP 56131888A JP 13188881 A JP13188881 A JP 13188881A JP S6361541 B2 JPS6361541 B2 JP S6361541B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
oil
pressure
oil passage
shift
Prior art date
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Expired
Application number
JP56131888A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57127148A (en
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP56131888A priority Critical patent/JPS57127148A/ja
Publication of JPS57127148A publication Critical patent/JPS57127148A/ja
Publication of JPS6361541B2 publication Critical patent/JPS6361541B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/065Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/065Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
    • F16H61/067Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means using an accumulator

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は複数段の変速段を有する車両用自動変
速機の油圧制御装置に関する。 油圧制御装置に供給されるライン圧は車速に応
じて増大するが、スロツトル開度、車速など車両
走行条件に応じて油圧調整弁で調圧される。たと
えばエンジンブレーキの効果を良くするためスロ
ツトル開度が設定値以下のときはライン圧がレベ
ルアツプするよう調圧され、自動変速機の必要ト
ルク伝達容量は通常低速で大きく、高速で小さい
ため車速の増大に対する増大率が小さくなるよう
第2速以上でカツトバツクがなされる。 また自動変速機では車速が増大して自動による
1―2シフトが行なわれる場合、遊星歯車変速機
の内でその構成要素を固定するためブレーキの係
合を要件とし、この1―2シフト時のシヨツクを
低減する為、該ブレーキの油圧サーボへの供給油
圧の増加速度を低減させる目的でアキユムレー
タ、流量制御弁などの供給油路への装着がなされ
る。 本発明の目的は、1―2シフト時のシヨツクの
低減効果を向上させた自動変速機の油圧制御装置
の提供にある。 本発明は第2速の達成要件である遊星歯車変速
機構のブレーキを係合させるためのライン圧油の
供給は、1―2シフト弁からチエツク弁付流量制
御弁とその下流に設けられたアキユムレータとを
介してなされ、圧力調整弁から出力される前記ラ
イン圧は、前記1―2シフト弁からのライン圧油
で作動されるカツトバツク弁により第2速以上で
カツトバツクされる自動変速機の油圧制御装置に
おいて、前記カツトバツク弁への入力ライン圧は
前記チエツク弁付流量制御弁の上流のライン圧と
したことを構成とする。 つぎに本発明を図に示す一実施例に基づき説明
する。 第1図は直結クラツチ付流体式4速自動変速機
の一例を示す概略図である。 この自動変速機は直結クラツチ付流体式トルク
コンバータ1、第4速を行うためのオーバードラ
イブ機構2、前進3段後進1段の遊星歯車変速機
構3を備えており、第2図に示す本発明の油圧制
御装置によつて制御されるようになつている。ト
ルクコンバータ1はポンプ5、タービン6および
ステータ7を含む周知のものであり、ポンプ5は
機関クランク軸8と連結され、タービン6はター
ビン軸9に連結されている。また、トルクコンバ
ータ1には機関クランク軸8とタービン軸9とを
流体を介さずに機械的に連結する直結クラツチ5
0が設けられる。タービン軸9はトルクコンバー
タ1の出力軸をなすものであり、これはまたオー
バードライブ機構2の入力軸となつており、オー
バードライブ機構に於る遊星歯車装置のキヤリア
10に連結されている。キヤリア10によつて回
転可能に支持されたプラネタリピニオン14はサ
ンギヤ11およびリングギヤ15と噛合つてい
る。サンギヤ11とキヤリア10の間には摩擦係
合装置である多板クラツチ12と一方向クラツチ
13が設けられており、更にサンギヤ11とオー
バードライブ機構を包含するハウジング或はオー
バードライブケース16の間には摩擦係合装置で
ある多板ブレーキ19が設けられている。 オーバードライブ機構2のリングギヤ15は前
進3段後進1段の遊星歯車変速機構3の入力軸2
3に連結されている。入力軸23と中間軸29の
間には多板クラツチ24が設けられており、また
入力軸23とサンギヤ軸30の間には多板クラツ
チ25が設けられている。サンギヤ軸30とトラ
ンスミツシヨンケース18の間には多板ブレーキ
26、および一方向クラツチ41を介した多板ブ
レーキ40が設けられている。サンギヤ軸30に
設けられたサンギヤ32はキヤリア33、該キヤ
リアによつて担持されたプラネタリピニオン3
4、該ピニオンと噛合つたリングギヤ35、他の
一つのキヤリア36、該キヤリアにより担持され
たプラネタリピニオン37、該ピニオンと噛合う
リングギヤ38と共に二例の遊星歯車装置を構成
している。一方の遊星歯車装置に於るリングギヤ
35は中間軸29と連結されている。またこの遊
星歯車装置に於るキヤリア33は他方の遊星歯車
装置に於るリングギヤ33と連結されており、こ
れらキヤリアおよびリングギヤは出力軸39と連
結されている。また該他方の遊星歯車装置に於る
キヤリア36とトランスミツシヨンケース18の
間には多板ブレーキ27と一方向クラツチ28が
設けられている。 かかるオーバードライブ装置付流体式自動変速
機は以下に詳細に説明される油圧制御装置により
エンジンの出力および車輛の車速に応じて各クラ
ツチおよびブレーキの係合または解放が行われ、
オーバドライブ(O/D)を含む前進4段の変速
または手動切換による後進1段の変速を行うよう
になつている。 変速ギヤ位置とクラツチおよびブレーキの作動
状態を表に示す。
【表】
【表】 ここで〇は各クラツチおよびブレーキが係合状
態にあり、また×はそれらが解放状態にあること
を示す。この表から分るようにこの自動変速機
では第2速以上の変速段の達成にはブレーキ40
の係合が要件となつている。 摩擦係合装置である上記クラツチおよびブレー
キ12,19,24,25,26,27,40を
選択的に作用させ、自動もしくは手動による変速
操作を行う制御装置の油圧回路を第2図に示す一
実施例に基づき説明する。 油圧回路は油留め100、油ポンプ101、圧
力調整弁102、第2圧力調整弁103、スロツ
トル弁200、カツトバツク弁201、マニユア
ル弁210、1―2シフト弁220、2―3シフ
ト弁230、3―4シフト弁240、ローコース
トモジユレータ弁250、インターミイデイエイ
トコーストモジユレータ弁330、リバースクラ
ツチシーケンス弁340、クラツチ24の係合を
円滑になさしめるアキユムレータ260、クラツ
チ25の係合を円滑になさしめるアキユムレータ
270、ブレーキ40の係合を円滑になさしめる
アキユムレータ280、直結クラツチ50を制御
するロツクアツプ制御弁290、バイパス弁30
0、チエツク弁付流量制御弁310,320,3
50,360,370、三方チエツク弁390、
2―3シフト弁を制御する第1のソレノイド弁4
00、および1―2シフト弁と3―4シフト弁の
双方を制御する第2のソレノイド弁410、およ
びロツクアツプ制御弁290を制御する第3のソ
レノイド弁420並びに各弁間およびクラツチ、
ブレーキの油圧サーボ12A,19A,24A,
25A,25B,26A,27A,27B,40
Aを連絡する油路からなる。 油溜め100より油ポンプ101により汲み上
げられた作動油は圧力調整弁102で所定の油圧
(ライン圧)に調整されて油路104へ供給され
る。圧力調整弁102の余剰油は油路105を経
て第2圧力調整弁103に供給されスロツトル弁
200のスロツトル圧に応じ所定のトルクコンバ
ータ圧、油滑油圧、およびクーラ圧に調圧され
る。油路104と連絡された選速弁(マニユアル
弁)210は、シフトレバーと連結されており、
手動操作によりシフトレバーのレンジに応じてP
(パーキング)、R(リバース)、N(ニユートラ
ル)、D(ドライブ)、3(サード)、L(ロー)の各
位置に移動する。表に各シフトレバー位置にお
ける油路104と油路106〜110との連通状
態を示す。〇は連通してライン圧が供給されてい
る場合を示し、×は排圧されている場合を示す。
【表】 2―3シフト弁230を制御する第1のソレノ
イド弁400は、非通電時には弁口401を閉じ
てオリフイス402を介して油路107と三方チ
エツク弁390を介して連絡した油路111に油
圧を生ぜしめ、通電時には弁口401を開いて排
油口403から油路111の圧油を排出させる。 1―2シフト弁220および3―4シフト弁2
40を制御する第2のソレノイド弁410は非通
電時には弁口411を閉じてオリフイス412を
介し油路104と連絡した油路112に油圧を生
ぜしめ、通電時には弁口411を開いて排油口4
13から油路112の圧油を排出させる。ロツク
アツプ制御弁290を制御する第3のソレノイド
弁420は、非通電時には弁口421を閉じてオ
リフイス422を介して油路104と連絡した油
路114に油圧を生ぜしめ、通電時には弁口42
1を開いて排油口423から油路114の圧油を
排出させる。表にソレノイド弁400、および
410の通電、非通電と自動変速機のギヤ状態の
関係を示す。〇は通電、×は非通電、△は通電ま
たは非通電の状態にあることを示し、車速、スロ
ツトル開度、シフトレバーのシフト位置を入力と
する電気制御回路により運転条件に応じて制御さ
れる。
【表】 1―2シフト弁220は、一方にばね221を
背設したスプール222を備え、第1速ではソレ
ノイド弁410が非通電され油路112に油圧が
生じスプール222は油路112を経て右端油室
223に供給される油圧で図示左方に設定され、
第2速はソレノイド弁410は通電され油路11
2が排圧され、スプール222はばね221のば
ね荷重で図示右方に設定され、油路106と油路
113とが連絡されて達成される。 1―2シフト弁220のスプール222が第2
速がわに変位すると、1―2シフト弁220から
油路113に出力されたライン圧は、カツトバツ
ク弁201とロツクアツプ制御弁290とブレー
キ40の油圧サーボ40Aに入力され、油圧サー
ボ40Aへはチエツク弁付流量制御弁370とそ
の下流に設けられたアキユムレータ280とで昇
圧を調整しながらブレーキ40がなめらかに係合
するよう供給され第2速が達成される。またカツ
トバツク弁201およびロツクアツプ制御弁29
0に供給されるライン圧は共に前記流量制御弁3
70の上流のライン圧が供給されているので、カ
ツトバツク弁201とロツクアツプ制御弁290
への入力開始後瞬時にライン圧と同等に昇圧す
る。これにより1―2シフトがなされるとただち
にカツトバツク弁201はカツトバツク圧を出力
し、ロツクアツプ制御弁290は、直結クラツチ
の係合(ロツクアツプ)が可能な状態となり、ブ
レーキ40は一定時間遅れて係合される。第3,
4速においては後記する2―3シフト弁のスプー
ル232が図示右方に設定され油路115を通じ
て左端油室224に油圧(ライン圧)が供給され
るのでスプール222は図示右方に固定される。 2―3シフト弁230は一方にばね231を背
設したスプール232を備え、他方端の油室23
4に連絡すると共に第1のソレノイド弁400が
取付けられた油路111に油圧が供給されている
場合において、第1,2速ではソレノイド弁40
0が通電されており、油路111に油圧は生じて
いないのでスプール232はばね231の作用で
図示左方に設定され、第3,4速ではソレノイド
弁400が非通電され油路111に油圧が生じス
プール232は油室237に印加される油圧で図
示右方に設定される。 3―4シフト弁240は一方にばね241を背
設したスプール242を備え、第1,2速では油
路116を経て油室243にライン圧が入りスプ
ール242は図示左方に固定される。第3,4速
では油路116が排圧されると共に第3速はソレ
ノイド弁410が通電され油路112は排圧され
ているのでばね241の作用でスプール242は
図示左方に設定され、第4速ではソレノイド弁4
10が非通電され油路112に油圧が生じスプー
ル242は図示右方に設定される。 三方チエツク弁390は選速弁210がD,3
位置にシフトされているときは常時油路107か
らの油圧を油路111へ供給し、選速弁210が
L位置にシフトされているときは、油路106,
1―2シフト弁220、および油路113を介し
て、1―2シフト弁220のスプール222が図
示右方(第2速がわ)に設定されているときのみ
油路111へ油圧を供給する。これにより選速弁
210をL位置にシフトした場において第1のソ
レノイド弁400による2―3シフト弁230の
制御ができ、L位置における前進3段の自動変速
を可能としている。またオリフイス391は三方
チエツク弁390がチエツクボールの摩耗などで
チエツク弁の機能を低下もしくは消失した場合に
おいて、選速弁がL位置にシフトされ油路113
から供給された圧油が、油路107、選速弁21
0を介してドレインすることを制限し、第1のソ
レノイド弁400が制御する油路111の油圧の
発生を確保し、第3速への変速を確実にしてい
る。 スロツトル弁200はアクセルペダル踏み込み
量に応じインジケータ弁202がストロークして
該弁202とバルブスプール203との間のばね
204を圧縮しスロツトル圧を油路124に生ぜ
しめる。 カツトバツク弁201は油路113に油圧が供
給されたとき(2速、3速、4速状態)、油路1
24のスロツトル圧を油路125に導き、スロツ
トル圧を減少させ、該スロツトル圧を圧力調整弁
102に入力させ、該圧力調整弁の出力するライ
ン圧をカツトバツクして適正圧にレベルダウンす
ると共に不必要なポンプロスを防いでいる。 ロツクアツプ制御弁290は、一方にばね29
1を背設したスプール292,293を備え、油
路104のライン圧がオリフイス422、油路1
14を介して油室294に油圧が導かれている。
他端の油室295には、第2、3、4速で油路1
06より1―2シフト弁220、油路113を介
してライン圧が入る。従つてロツクアツプ制御弁
290は、第2、3、4速では、ソレノイド弁4
20により制御可能であるが他の状態においては
制御不能となるように構成してある。このことは
発進時におけるロツクアツプクラツチの誤動作に
よるエンスト等による走行不能等を未然に防止す
るためのものである。 前記スプール292,293、およびばね29
1は以下のように設定される。 スプール292の油室295における受圧面積
をA1、スプール293の油室294での受圧面
積をA2、ばね291のばね荷重をFとし、ライ
ン圧をPL、ソレノイド弁420により制御され
る油路114のソレノイド圧をPSで表わす。ライ
ン圧PLはエンジン回転数の変化に伴なうポンプ
吐出圧の変化および圧力調整弁102の調圧によ
り、第4図のグラフに示す如くPL(min)とPL
(max)の間で変化し、ソレノイド圧PSはソレノ
イド弁420の機構上最高保持圧PS(max)が決
定される。 ロツクアツプ制御弁290のバランス式は PL・A1=PS・A2+F (1) で表される。PL・A1<PS・A2+Fのときスプー
ル292は図示下方に設定されるトルクコンバー
タはオープン(直結解除)となり、PL・A1
PS・A2+Fのときスプール292は図示上方に
設定されトルクコンバータはロツクアツプ(直
結)となる。 前記バランス式(1)はPL=PL(max)のとき PL(max)=A2/A1PS2+1/A1F (2) となりPL=PL(min)のとき PL(min)=A2/A1PS1+1/A1F (3) となる。 ロツクアツプ制御弁290において、ライン圧
PLがPL(max)のときにスプール292の制御を
確実に行うためには PS(max)>PS2 (4) の最高保持圧PS(max)を有するソレノイド弁が
必要であると共に、A1,A2およびFの間に(2)式
および(4)式から得られる(5)式の関係を持たせる必
要がある。 A2/A1>PL(max)−F/A1/PS(max) (5) またロツクアツプ制御弁290において、ライ
ン圧PLがPL(min)のときにスプール292の制
御を可能に行うためには PS1>0 (6) である必要があり、(3)式と(6)式からA1とFの関
係が(7)式の如く設定される。 F<A1PL(min) (7) 前記(6)式および(7)式の関係を満す範囲は、第4
図に示す領域αで表わされ、ロツクアツプ制御弁
290の受圧面積A1とA2、およびばねのばね荷
重Fは上記関係を満すよう設定する。 なお、本実施例ではロツクアツプ制御弁290
は製造上の観点から受圧面積(ランド径)の異な
るスプール292,293を備えるが、これらを
一体に製造し前記受圧面積A1,A2の関係を有す
るランドを設けてもよいことは当然である。 選速弁210がD位置にシフトされた場合にお
いては、油路104は油路106および油路10
7に連絡され、油路107の油圧が三方チエツク
弁390を介して油路111に導かれている。 第1速ではソレノイド弁400は通電、ソレノ
イド弁410は非通電しており、油路107の油
圧が三方チエツク弁390に導かれ、三方チエツ
ク弁に結ばれている油路113は、1―2シフト
弁220、油路110、マニユアル弁210を介
して排出されているため、三方チエツク弁390
のボールは図示下方入口を閉じる。従つて107
の油圧はオリフイス402、油路111を通つて
2―3シフト弁230の油室234に導かれてい
る。1―2シフト弁220のスプール222は油
室223に作用する油圧により図示左方位置に、
2―3シフト弁230のスプール232はスプリ
ング231により図示左方位置に、3―4シフト
弁240のスプール242は油室243に作用す
る油圧とスプリングにより図示左方位置に夫々設
定される。油路106の圧油は油圧サーボ24A
に導かれ、油路104の圧油は3―4シフト弁2
40、油路117を介して油圧サーボ12Aに導
かれ、夫々クラツチ24およびクラツチ12が係
合される。 第2速ではソレノイド弁410が通電されるの
で、1―2シフト弁220のスプール222が図
示右方に移動する。油路106の油圧が1―2シ
フト弁220を介して油路113に導かれ、三方
チエツク弁390には上方より油路107の圧油
が導かれ、下方より油路113の圧油が導かれる
ため、ボールは中立状態となり油路111には、
油路107または113より油圧が導かれる。油
路106の圧油は1―2シフト弁220、油路1
13、チエツク弁370およびアキユムレータ2
80を介して油圧サーボ40Aに導かれ、ブレー
キ40が係合され第2速となる。 この1―2自動シフトがなされるとき、カツト
バツク弁201の作動が先になされ、ライン圧は
第3図Aに示す特性曲線の如くカツトバツク前
の値PからカツトバツクによりレベルウンしPc
となる。油圧サーボ40Aへ供給される油圧の変
化は、第3図Aに示す特性曲線の如く漸増して
カツトバツク後のライン圧Pcとなる。よつて第
2速が達成された時点のライン圧は確実にカツト
バツク後のライン圧にレベルダウンしており1―
2シフト時の出力軸トルク変化は第3図Bの特性
曲線に示す如く小さく、1―2シフト時のシヨ
ツクは小さい。これに対し、第2図に一点鎖線で
示す油路113′の如く、カツトバツク弁への入
力油路をチエツク弁付流量制御弁37の下流に設
けた場合は、カツトバツク弁に入力させるライン
圧の立ち上りが遅くなり、ライン圧は特性曲線
′の如くカツトバツクがおくれ、油圧サーボ4
0Aへの供給圧は特性曲線′の如くなるのでブ
レーキ40の係合はカツトバツク前のライン圧下
でなされ、出力軸トルクは特性曲線′の如く大
きく変化し、1―2シフト時のシヨツクが大きく
なる。 第3速ではソレノイド弁400が非通電され、
2―3シフト弁230のスプール232を図示右
方に移動する。油路106の圧油は2―3シフト
弁230、チエツク弁320、油路135を介し
て油圧サーボ25Bに導かれ、クラツチ25が係
合されると共に油路106の圧油は2―3シフト
弁230、油路115を介して、1―2シフト弁
220の左端油室224に導かれて、スプール2
22は油圧とスプリング221により図示右方に
固定される。同時に3―4シフト弁240のスプ
ール242を図示左端に固定していた油室240
の圧油が油路116、2―3シフト弁230、油
路108、マニユアル弁210を介して排出され
るため、3―4シフト弁240はソレノイド弁4
10により制御可能となる。 第4速ではソレノイド弁400および410が
共に非通電され、3―4シフト弁240のスプー
ル242が図示右方に移動し油路117が排油口
244に連絡され、油圧サーボ12A内の圧油が
排出されるとともに、油路104が油路119に
連絡され油圧サーボ19Aに圧油が導かれ、クラ
ツチ12が解放されるとともにブレーキ19が係
合される。 トルクコンバータの直結クラツチ50は第2速
以上で係合可能に構成されており、ソレノイド弁
420が非通電しているとき、ロツクアツプ制御
弁290のスプール292を図示下方に設定し油
路120をトルクコンバータ直結解放用油路12
1に連絡し直結クラツチ50を解放する。ソレノ
イド弁420が通電するとき、ロツクアツプ制御
弁290のスプール292は図示上方に設定され
油路120がトルクコンバータ直結用油路122
に連絡し直結クラツチ50が係合する。 選速弁210が3位置にシフトされた場合にお
いては、三方チエツク弁390の作動はD位置と
同じである。他は油路108により2ndエンジン
ブレーキが作動することと、3―4シフト弁を第
3速側に固定してオーバドライブ(第4速)への
変速を不可能としていることである。油路104
は油路106,107,108に連絡される。油
路108に導かれた圧油は、第3速状態で2―3
シフト弁230、油路116を介して3―4シフ
ト弁40の油室243に導かれ、スプール242
を図示左方に固定する。それゆえソレノイド弁4
00,410が第4速状態になつても、3―4シ
フト弁240の切換えは行なわれずに第4速への
シフトアツプは阻止される。第2速状態では、油
路108の圧油は2―3シフト弁230、油路1
31、インターミデイエートコーストモジユレー
タ弁330、1―2シフト弁220を介して油圧
サーボ26Aに導かれてブレーキ26が係合さ
れ、第2速のエンジンブレーキが効く。インター
ミデイエートコーストモジユレータ弁330はス
プール331、スプリング332から構成され、
第2速のエンジンブレーキが効くときの衝撃をや
わらげるために油圧を調整するためのものであ
る。即ち、3位置においては第2速においてエン
ジンブレーキの効く前進3段の自動変速機が行な
われる。 選速弁がL位置においては、三方チエツク弁3
90は、D,3レンジにおいては油圧が導かれて
いた油路107が排出状態になる。油路107が
排出状態であるため油路111には油圧が導かれ
ない。従つてソレノイドがON・OFFにかかわら
ずスプール232は左側に位置する。即ちL位
置、第1速においてはソレノイド弁400による
2―3シフト弁の制御が不可能な状態になつてい
る。油路104は油路106,108,109に
連絡される。D,3位置にて連絡されていた油路
107は排出される。この状態ではエンジンブレ
ーキの効く前進3段の自動変速機が行なわれる。
油路106,108に導かれた圧油はD位置およ
び3位置と同様にして各油圧サーボに導かれる。
ローコーストモジユレータ弁250はスプール2
51、スプリング252から構成され、2―3シ
フト弁230を介して供給された油路109の圧
油を調圧して油路130にモジユレータ圧を発生
する。 第1速状態では、2―3シフト弁230の油室
234の圧油は油路111、オリフイス402、
三方チエツク弁390、油路107、選速弁21
0を介して排出されるため、ソレノイド弁400
の通電、非通電に関係なく2―3シフト弁のスプ
ール232はスプリング231により図示左側に
固定される。このときには、選速弁の3位置と同
様に油路106の圧油は油路116を介して、3
―4シフト弁240の油室243に導かれスプー
ル242を図示左側に固定し、油路108の圧油
は油路131、インターミデイエートコーストモ
ジユレータ弁330を介して2―3シフト弁22
0に導く。さらに油路109の圧油を2―3シフ
ト弁230、油路130、ローコーストモジユレ
ータ弁250、1―2シフト弁220、油路13
2を通して油圧サーボ27Bに導かれ、さらにオ
リフイス134を介して油圧サーボ27Aに供給
される。油圧サーボ27B,27Aに油圧が導か
れるとブレーキ27が係合され、エンジンブレー
キの効く第1速状態が得られる。 第2速状態では、D位置と同様油路113に油
圧が生じ、三方チエツク弁390のボールは上方
の入口を閉じ、オリフイス401を介し油路11
1に油圧が導かれる。すなわちソレノイド弁40
0による2―3シフト弁230の制御が可能な状
態となる。1―2シフト弁220のスプール22
2は図示右方に位置し油路131と油路133と
を連絡し、油路131に設けられたインターミデ
イエートコーストモジユレータ弁340に減圧さ
れたモジユレータ圧を133を通して油圧サーボ
26Aに導きブレーキ26を係合させる。ブレー
キ26が係合されると、エンジンブレーキの効く
第2速状態が得られる。また油路106に供給さ
れた油圧は1―2シフト弁220を介して油路1
13に導かれ、三方チエツク弁390を通して油
路111に供給され、2―3シフト弁230のス
プール232はソレノイド弁400のON・OFF
により作動される状態となり、自動による2―3
シフトが行なわれる。 選速弁210をL位置にシフトしたときの前進
3段の変速は、選速弁210をD位置に設定した
ときの第1速から第3速までの変化に比較し変速
点を高速がわに設定してあり、急加速および急減
速が可能となつている。 第3速状態では第2速状態より油路113にラ
イン圧が導かれるためソレノイド弁400による
2―3シフト弁の制御が可能となり、ソレノイド
弁400をOFFすることにより3rdとなる。3rd
レンジとの違いは、1stギヤ時にエンジンブレー
キが効くようになることである。 R位置においては、油路104は油路109,
110に連絡される。油路110の圧油は圧力調
整弁102の油室102Aに作用しライン圧を増
加させるとともに2―3シフト弁230の油室2
35に供給されてスプリング231とともにスプ
ール232を図示左側に固定するので油路110
の圧油は2―3シフト弁230、油路115を介
して1―2シフト弁220の油室224に導か
れ、スプリング221とともにスプール222を
図示右方に固定する。そのために油路110の圧
油は1―2シフト弁220、油路132を介して
油圧サーボ27Bに油圧が供給される。且つオリ
フイス134を介してブレーキ27の油圧サーボ
27Aに油圧が供給される。油路115の圧油は
さらにチエツク弁付流量制御弁320、油路13
5を介して油圧サーボ25Bに導かれる。 ソレノイド弁410は通電しているので、3―
4シフト弁240のスプール242は図示左方に
位置し油路104と油路117と連絡され、油路
104の油圧が油圧サーボ12Aに導かれクラツ
チ12が係合される。 また油路110の圧油はリバースクラツチシー
ケンス弁330、油路136を介してクラツチ2
5の油圧サーボ25Aへ導かれ、2―3シフト弁
230油路135を介してクラツチ25の油圧サ
ーボ25Bへ導かれた圧油とともにクラツチ42
5を係合する。クラツチ25の油圧サーボに2組
の油圧サーボ25Aおよび25Bから成り、前進
第3速では一方の油圧サーボ25Bに油圧が供給
され、トルク容量の大きいR位置では両方の油圧
サーボ25Aおよび25Bに油圧が供給されるよ
うに構成されている。 以上の如く本発明の自動変速機の油圧制御装置
第2速の達成要件である遊星歯車変速機構のブレ
ーキを係合させるためのライン圧油の供給は、1
―2シフト弁からチエツク弁付流量制御弁とその
下流に設けられたアキユムレータとを介してなさ
れ、圧力調整弁から出力される前進ライン圧は、
前記1―2シフト弁からのライン圧油で作動され
るカツトバツク弁による第2速以上でカツトバツ
クされる自動変速機の油圧制御装置において、前
記カツトバツク弁への入力ライン圧は前記チエツ
ク弁付流量制御弁の上流のライン圧としたことを
特徴としているので、1―2シフト時のシヨツク
の低減効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は直結クラツチ付トルクコンバータを備
えて自動変速機の骨格図、第2図は該自動変速機
の制御装置の油圧回路図、第3図A,Bはライン
圧特性油圧サーボ40Aの供給圧特性および伝達
トルク変化を示すグラフ、第4図はロツクアツプ
制御弁の作動説明のためのグラフである。 図中、1…トルクコンバータ、2…オーバドラ
イブ機構、3…前進3段の遊星歯車変速機構、5
0…直結クラツチ、102…油圧調整弁、200
…スロツトル弁、210…選速弁、220…1―
2シフト弁、230…2―3シフト弁、240…
3―4シフト弁、250…ローコーストモジユレ
ータ弁、260,270,280…アキユムレー
タ、24A,25A,25B,26A,27A,
27B,40A…油圧サーボ、330…リバース
クラツチシーケンス弁、340…インターミイデ
イエイトコーストモジユレータ弁、390…三方
向チエツク弁、400…第1のソレノイド弁、4
10…第2のソレノイド弁、290…ロツクアツ
プ制御弁、292…スプール、420…ソレノイ
ド弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第2速の達成要件である遊星歯車変速機構の
    ブレーキを係合させるためのライン圧油の供給
    は、1―2シフト弁からチエツク弁付流量制御弁
    とその下流に設けられたアキユムレータとを介し
    てなされ、圧力調整弁から出力される前記ライン
    圧は、前記1―2シフト弁からのライン圧油で作
    動されるカツトバツク弁により第2速以上でカツ
    トバツクされる自動変速機の油圧制御装置におい
    て、前記カツトバツク弁への入力ライン圧は前記
    チエツク弁付流量制御弁の上流のライン圧とした
    ことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
JP56131888A 1981-08-22 1981-08-22 Hydraulic controlling device for automatic transmission Granted JPS57127148A (en)

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JPS61286655A (ja) * 1985-06-14 1986-12-17 Japan Autom Transmission Co Ltd 自動変速機の油圧制御装置
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