JPS6147320B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6147320B2 JPS6147320B2 JP55158289A JP15828980A JPS6147320B2 JP S6147320 B2 JPS6147320 B2 JP S6147320B2 JP 55158289 A JP55158289 A JP 55158289A JP 15828980 A JP15828980 A JP 15828980A JP S6147320 B2 JPS6147320 B2 JP S6147320B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- head flange
- ring
- holder
- ring holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はターボ圧縮機およびターボポンプに使
用されるバーレル形ケーシングに関するものであ
る。
用されるバーレル形ケーシングに関するものであ
る。
従来のこの種ケーシングは特開昭51―8607号に
記載のように、シエル1とヘツドフランジ2をボ
ルト3により一体に結合して構成されている。
(第1図)このように構成されたケーシングは低
圧の場合には有効であるが、高圧の場合にはボル
ト径が非常に大となり、加工および作業性が著し
く悪化する恐れがある。
記載のように、シエル1とヘツドフランジ2をボ
ルト3により一体に結合して構成されている。
(第1図)このように構成されたケーシングは低
圧の場合には有効であるが、高圧の場合にはボル
ト径が非常に大となり、加工および作業性が著し
く悪化する恐れがある。
上記欠点を解消するため、第2図に示すように
シエル1とヘツドフランジ2の接合面を溶接4に
より結合する手段もあるが、この場合には厚肉の
溶接を必要とし、かつ欠陥のない溶接を行うため
には多大の労力を必要とする。さらにシエル1と
ヘツドフランジ2が一体であるため、最終仕上の
機械加工が容易でない。
シエル1とヘツドフランジ2の接合面を溶接4に
より結合する手段もあるが、この場合には厚肉の
溶接を必要とし、かつ欠陥のない溶接を行うため
には多大の労力を必要とする。さらにシエル1と
ヘツドフランジ2が一体であるため、最終仕上の
機械加工が容易でない。
そこで第3図に示すようにシエル1に設けた突
出部5の垂直面7にヘツドフランジ2の肩部6を
貫通するボルト8を内側からねじ込み、シエル1
とヘツドフランジ2を一体に結合すると共に、外
部への漏洩を防止するためにシエル1およびヘツ
ドフランジ2にホルダ10を介してOリング9
a,9bをそれぞれ取付ける手段が提案されてい
る。
出部5の垂直面7にヘツドフランジ2の肩部6を
貫通するボルト8を内側からねじ込み、シエル1
とヘツドフランジ2を一体に結合すると共に、外
部への漏洩を防止するためにシエル1およびヘツ
ドフランジ2にホルダ10を介してOリング9
a,9bをそれぞれ取付ける手段が提案されてい
る。
ところで上記手段では、Oリングホルダ10を
シエル1に固定すると共に、シエル1とOリング
ホルダ10との間およびヘツドフランジ2とOリ
ングホルダ10との間にそれぞれOリング9a,
9bを介在させているので、この2個のOリング
9a,9bにおける圧力がOリングホルダ10に
対し軸力として作用するから、この軸力に耐えう
るだけのホルダ剛性およびボルト強度を必要とす
る。もしホルダ剛性およびボルト強度不足した場
合には、シール性が悪化する。また、Oリングを
交換する場合には、ヘツドフランジ2を分解する
必要があるため、メンテナンス性が悪化する。
シエル1に固定すると共に、シエル1とOリング
ホルダ10との間およびヘツドフランジ2とOリ
ングホルダ10との間にそれぞれOリング9a,
9bを介在させているので、この2個のOリング
9a,9bにおける圧力がOリングホルダ10に
対し軸力として作用するから、この軸力に耐えう
るだけのホルダ剛性およびボルト強度を必要とす
る。もしホルダ剛性およびボルト強度不足した場
合には、シール性が悪化する。また、Oリングを
交換する場合には、ヘツドフランジ2を分解する
必要があるため、メンテナンス性が悪化する。
さらに、シエル1の内側からボルト8を取付け
ることが容易でなく、しかもボルト8が使用中に
脱落する恐れがあり、作業性も良好でない。
ることが容易でなく、しかもボルト8が使用中に
脱落する恐れがあり、作業性も良好でない。
本発明は上記にかんがみOリングホルダの剛性
を大にしてシールを確実にすると共に、作業性お
よびメンテナンス性を良好にすることを目的とす
る。
を大にしてシールを確実にすると共に、作業性お
よびメンテナンス性を良好にすることを目的とす
る。
上記目的は、シエルの内側に設けた突出部と、
ヘツドフランジに設けた肩部を接合して一体に結
合してなるケーシングにおいて、その接合部のシ
エル内側の接合面に位置決め用ピンを設けると共
に、他方の接合面に切欠きを設け、この切欠き
に、Oリングを押圧し、前記シエルおよびヘツド
フランジにボルトにより固定される前記Oリング
ホルダの突出部を挿入することにより達成され
る。
ヘツドフランジに設けた肩部を接合して一体に結
合してなるケーシングにおいて、その接合部のシ
エル内側の接合面に位置決め用ピンを設けると共
に、他方の接合面に切欠きを設け、この切欠き
に、Oリングを押圧し、前記シエルおよびヘツド
フランジにボルトにより固定される前記Oリング
ホルダの突出部を挿入することにより達成され
る。
上記の構成により、シエルおよびヘツドフラン
ジに内圧が作用したときにほ、ヘツドフランジを
軸方向に押圧しようとするが、この押圧力はOリ
ング、Oリングホルダおよびボルトにより強固に
拘束される。また、内圧がシエルを半径方向に伸
長させようとするが、この伸長力はOリングホル
ダおよびボルトにより拘束される。これによつて
シールが確実になる。また、Oリングホルダのみ
を取除くことにより、Oリングの交換が容易にな
りメンテンス性が良好になる。
ジに内圧が作用したときにほ、ヘツドフランジを
軸方向に押圧しようとするが、この押圧力はOリ
ング、Oリングホルダおよびボルトにより強固に
拘束される。また、内圧がシエルを半径方向に伸
長させようとするが、この伸長力はOリングホル
ダおよびボルトにより拘束される。これによつて
シールが確実になる。また、Oリングホルダのみ
を取除くことにより、Oリングの交換が容易にな
りメンテンス性が良好になる。
以下本発明の一実施例を図面について説明す
る。
る。
第4図および第5図において、1は内側に突出
部5を設けたシエル、2はシエル1の突出部5に
接合する肩部6を有し、シエル1と一体的に結合
されたヘツドフランジである。13はヘツドフラ
ンジ2の肩部6の垂直面に接合するシエル1の突
出部5の垂直面11に埋込まれたノツクピン、1
4はヘツドフランジ2の肩部6の垂直面に設けら
れたガイド穴で、このガイド穴14に位置決め用
のノツクピン13が挿入されている。
部5を設けたシエル、2はシエル1の突出部5に
接合する肩部6を有し、シエル1と一体的に結合
されたヘツドフランジである。13はヘツドフラ
ンジ2の肩部6の垂直面に接合するシエル1の突
出部5の垂直面11に埋込まれたノツクピン、1
4はヘツドフランジ2の肩部6の垂直面に設けら
れたガイド穴で、このガイド穴14に位置決め用
のノツクピン13が挿入されている。
15はヘツドフランジ2に設けた肩部6の水平
面12に設けられた切欠き、16はその切欠き1
5内に挿入されたOリング、17は前記切欠き1
5内に挿入されてOリング16を押圧する突起1
7aを有するOリングホルダで、このホルダ17
はボルト18,19によりそれぞれシエル1およ
びヘツドフランジ2に固定される構造になつてい
るため、剛性が大となる。
面12に設けられた切欠き、16はその切欠き1
5内に挿入されたOリング、17は前記切欠き1
5内に挿入されてOリング16を押圧する突起1
7aを有するOリングホルダで、このホルダ17
はボルト18,19によりそれぞれシエル1およ
びヘツドフランジ2に固定される構造になつてい
るため、剛性が大となる。
本実施例は上記のような構成からなり、シエル
1およびヘツドフランジ2に内圧が作用したとき
には、第5図においてヘツドフランジ2を右方向
に押圧しようとすると同時に、シエル1を半径方
向に伸長させるようにする。しかし前者の押圧力
はOリング16、Oリングホルダ17およびボル
ト18,19により強固に拘束され、後者の伸長
力はOリングホルダ17およびボルト18,19
により強固に拘束される。またボルト18,19
を締付けることにより、ノツクピン13を介して
シエル1の突出部5はヘツドフランジ2の肩部6
とOリングホルダ17により挾持されるから、シ
エル1およびヘツドフランジ2の位置決めを行う
ことができる。
1およびヘツドフランジ2に内圧が作用したとき
には、第5図においてヘツドフランジ2を右方向
に押圧しようとすると同時に、シエル1を半径方
向に伸長させるようにする。しかし前者の押圧力
はOリング16、Oリングホルダ17およびボル
ト18,19により強固に拘束され、後者の伸長
力はOリングホルダ17およびボルト18,19
により強固に拘束される。またボルト18,19
を締付けることにより、ノツクピン13を介して
シエル1の突出部5はヘツドフランジ2の肩部6
とOリングホルダ17により挾持されるから、シ
エル1およびヘツドフランジ2の位置決めを行う
ことができる。
さらに、Oリングの交換は、Oリングホルダ1
7を取除くことで可能となるため、メンテナンス
性が良好となる。その上、シエルとヘツドフラン
ジの組立は、予めノツクピン13をヘツドフラン
ジに取付けた状態でシエルのガイド穴14に挿入
するだけなので、この作業性が良好となる。
7を取除くことで可能となるため、メンテナンス
性が良好となる。その上、シエルとヘツドフラン
ジの組立は、予めノツクピン13をヘツドフラン
ジに取付けた状態でシエルのガイド穴14に挿入
するだけなので、この作業性が良好となる。
本実施例ではOリング16を挿入するための切
欠き15をヘツドフランジ2側に設けたが、これ
に代りシエル1の突出部5に前記切欠き15を設
けても同様な効果をうることができる。
欠き15をヘツドフランジ2側に設けたが、これ
に代りシエル1の突出部5に前記切欠き15を設
けても同様な効果をうることができる。
以上説明したように、本発明によれば、Oリン
グホルダを締付けることにより、Oリングを固定
すると共にヘツドフランジに固定することがで
き、しかもOリングホルダの剛性を十分に大にす
ることができるため、シール性が向上する。ま
た、ヘツドフランジを分解することなくOリング
を交換することができるからメンテナンス性が良
好となる。
グホルダを締付けることにより、Oリングを固定
すると共にヘツドフランジに固定することがで
き、しかもOリングホルダの剛性を十分に大にす
ることができるため、シール性が向上する。ま
た、ヘツドフランジを分解することなくOリング
を交換することができるからメンテナンス性が良
好となる。
第1図〜第3図は従来のバーレル形ケーシング
におけるシエルとヘツドフランジの結合状態を示
す断面図、第4図は本発明のバーレル形ケーシン
グの一実施例を示す断面図、第5図は同実施例の
要部の拡大詳細図である。 1……シエル、2……ヘツドフランジ、13…
…ノツクピン、15……切欠き、17……Oリン
グホルダ。
におけるシエルとヘツドフランジの結合状態を示
す断面図、第4図は本発明のバーレル形ケーシン
グの一実施例を示す断面図、第5図は同実施例の
要部の拡大詳細図である。 1……シエル、2……ヘツドフランジ、13…
…ノツクピン、15……切欠き、17……Oリン
グホルダ。
Claims (1)
- 1 シエルの内側に設けた突出部と、ヘツドフラ
ンジに設けた肩部を接合して一体に結合してなる
ケーシングにおいて、その接合部のシエル内方側
の接合面に位置決め用ピンを設けると共に、他方
の接合面に切欠きを設け、この切欠きに、Oリン
グを押圧し、前記シエルおよびヘツドフランジに
ボルトにより固定される前記Oリングホルダの突
出部を挿入するように構成したことを特徴とする
バーレル形ケーシング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15828980A JPS5783697A (en) | 1980-11-12 | 1980-11-12 | Barrel type casing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15828980A JPS5783697A (en) | 1980-11-12 | 1980-11-12 | Barrel type casing |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5783697A JPS5783697A (en) | 1982-05-25 |
JPS6147320B2 true JPS6147320B2 (ja) | 1986-10-18 |
Family
ID=15668339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15828980A Granted JPS5783697A (en) | 1980-11-12 | 1980-11-12 | Barrel type casing |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5783697A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH662865A5 (de) * | 1984-03-19 | 1987-10-30 | Sulzer Ag | Topfgehaeuse fuer eine kreiselpumpe. |
DE3729673A1 (de) * | 1987-09-04 | 1989-03-23 | Grundfos Int | Mehrstufige kreiselpumpe |
EP3770441A4 (en) * | 2018-04-27 | 2021-03-24 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | COMPRESSOR AND ITS MANUFACTURING PROCESS |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS518607A (ja) * | 1974-07-10 | 1976-01-23 | Mitsui Shipbuilding Eng | Parerugatataaboatsushukukino keeshingu |
JPS5564191A (en) * | 1978-11-09 | 1980-05-14 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | Seal structure for end cover |
-
1980
- 1980-11-12 JP JP15828980A patent/JPS5783697A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS518607A (ja) * | 1974-07-10 | 1976-01-23 | Mitsui Shipbuilding Eng | Parerugatataaboatsushukukino keeshingu |
JPS5564191A (en) * | 1978-11-09 | 1980-05-14 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | Seal structure for end cover |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5783697A (en) | 1982-05-25 |
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