JPS6144514Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6144514Y2 JPS6144514Y2 JP15730881U JP15730881U JPS6144514Y2 JP S6144514 Y2 JPS6144514 Y2 JP S6144514Y2 JP 15730881 U JP15730881 U JP 15730881U JP 15730881 U JP15730881 U JP 15730881U JP S6144514 Y2 JPS6144514 Y2 JP S6144514Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- window
- window glass
- quarter
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のクオータウインドウに関する
もので、クオータウインドウ開閉時の可動スペー
スを小さくし、かつウインドウを開いたときの開
口面積を大きくして荷物等の出し入れを容易なら
しめることを目的とするものである。
もので、クオータウインドウ開閉時の可動スペー
スを小さくし、かつウインドウを開いたときの開
口面積を大きくして荷物等の出し入れを容易なら
しめることを目的とするものである。
第1図は従来のワゴン車の後部を示すもので、
クオータウインドウ1は車両の両側に形成されて
おり、その開閉は一般に第2図に示すようにウイ
ンドウ開口の上縁に枢着されたウインドウガラス
20の上縁を中心に回動せしめる形式がとられて
いる。この形式では、ウインドウの面積にも制約
があり、また第5図に示すように開閉時のウイン
ドウガラス20の先端縁の軌跡Aはサイド方向へ
大きく突出して可動スペースが大きかつた。
クオータウインドウ1は車両の両側に形成されて
おり、その開閉は一般に第2図に示すようにウイ
ンドウ開口の上縁に枢着されたウインドウガラス
20の上縁を中心に回動せしめる形式がとられて
いる。この形式では、ウインドウの面積にも制約
があり、また第5図に示すように開閉時のウイン
ドウガラス20の先端縁の軌跡Aはサイド方向へ
大きく突出して可動スペースが大きかつた。
本考案はクオータウインドウをガルウイング式
とすることにより上記の問題を解決するものであ
る。
とすることにより上記の問題を解決するものであ
る。
本考案を図示の実施例により説明すれば第3図
の実施例において、車体にはその両側に、ルーフ
3から側面部4にかけてクオータウインドウ開口
5が形成されている。ウインドウガラス2aは上
記開口5に合致する形状で、その中央よりやや一
方の側に寄つた部分は車体のルーフ3から側面部
4へ移行する部分の湾曲形状に対応する湾曲面を
なしている。
の実施例において、車体にはその両側に、ルーフ
3から側面部4にかけてクオータウインドウ開口
5が形成されている。ウインドウガラス2aは上
記開口5に合致する形状で、その中央よりやや一
方の側に寄つた部分は車体のルーフ3から側面部
4へ移行する部分の湾曲形状に対応する湾曲面を
なしている。
ウインドウガラス2aの一方の端縁は上記開口
5のルーフ側の開口縁にヒンジ結合され、ウイン
ドウガラス2aと開口5の側縁との間にはガラス
ステー、図例ではピストン.シリンダ式のガスス
テー6が設けてある。
5のルーフ側の開口縁にヒンジ結合され、ウイン
ドウガラス2aと開口5の側縁との間にはガラス
ステー、図例ではピストン.シリンダ式のガスス
テー6が設けてある。
しかして、上記ガルウイング式クオータウイン
ドウにおいてウインドウガラス2aを開閉すると
きは、その先端縁の軌跡Bは第5図に示す如くで
あつて、上記従来形式のものに比してサイド方向
への突出度は小さくなる。しかもウインドウガラ
ス2aを開いたとき、開口寸法Eは従来形式のも
のの開口寸法Dに比べて著しく大きくなる。従つ
て大きな荷物の出し入れを容易に行なうことがで
きる。
ドウにおいてウインドウガラス2aを開閉すると
きは、その先端縁の軌跡Bは第5図に示す如くで
あつて、上記従来形式のものに比してサイド方向
への突出度は小さくなる。しかもウインドウガラ
ス2aを開いたとき、開口寸法Eは従来形式のも
のの開口寸法Dに比べて著しく大きくなる。従つ
て大きな荷物の出し入れを容易に行なうことがで
きる。
次に第4図に示す実施例では、一方のクオータ
ウインドウの構造は第1図に示す従来形式のもの
と同じである。他方の側には、車体側面4からル
ーフ3のほぼ全幅に至るウインドウ開口5が形成
され、これにウインドウガラス2bが取付けてあ
る。その取付構造は第3図に示す上記実施例と同
じである。
ウインドウの構造は第1図に示す従来形式のもの
と同じである。他方の側には、車体側面4からル
ーフ3のほぼ全幅に至るウインドウ開口5が形成
され、これにウインドウガラス2bが取付けてあ
る。その取付構造は第3図に示す上記実施例と同
じである。
本実施例におけるウインドウガラス2bの軌跡
Cは第5図に示すように前記実施例よりも更に内
側になり、また開口面積は更に拡大され、より大
きな荷物の出し入れが可能である。また乗員の出
入りも可能である。
Cは第5図に示すように前記実施例よりも更に内
側になり、また開口面積は更に拡大され、より大
きな荷物の出し入れが可能である。また乗員の出
入りも可能である。
このように本考案のクオータウインドウでは従
来形式のものに比して大きな荷物の出し入れを楽
に行なうことができるとともに、ウインドウガラ
ス開閉時の可動スペースが小さくなり、かつウイ
ンドウガラス全開時においてガラス先端縁は車体
側面よりの突出も極めて少なく、駐車時に通行人
や他の車両が接触する危険も少なくなる。
来形式のものに比して大きな荷物の出し入れを楽
に行なうことができるとともに、ウインドウガラ
ス開閉時の可動スペースが小さくなり、かつウイ
ンドウガラス全開時においてガラス先端縁は車体
側面よりの突出も極めて少なく、駐車時に通行人
や他の車両が接触する危険も少なくなる。
本考案はワゴン車等、室内後部に荷物を収納す
る車両に適用して極めて有効である。
る車両に適用して極めて有効である。
第1図は従来のクオータウインドウを有する自
動車の後部斜視図、第2図は従来のクオータウイ
ンドウ開時の側面図、第3図および第4図はそれ
ぞれ本考案のガルウイング式クオータウインドウ
の実施例の斜視図でウインドウガラス開時を示す
図、第5図は従来形式および本考案のクオータウ
インドウ開閉時の軌跡を示す図である。 1……クオータウインドウ、2a,2b,20
……ウインドウガラス、5……クオータウインド
ウ開口部、6……ガラスステー。
動車の後部斜視図、第2図は従来のクオータウイ
ンドウ開時の側面図、第3図および第4図はそれ
ぞれ本考案のガルウイング式クオータウインドウ
の実施例の斜視図でウインドウガラス開時を示す
図、第5図は従来形式および本考案のクオータウ
インドウ開閉時の軌跡を示す図である。 1……クオータウインドウ、2a,2b,20
……ウインドウガラス、5……クオータウインド
ウ開口部、6……ガラスステー。
Claims (1)
- 車体のルーフから側面にわたつてクオータウイ
ンドウ開口を形成するとともに、該開口に合致す
る形状のウインドウガラスの端縁を上記開口のル
ーフ側の開口縁に回動可能に枢着したことを特徴
とする自動車のガルウイング式クオータウインド
ウ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15730881U JPS5861617U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | ガルウイング式クオ−タウインドウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15730881U JPS5861617U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | ガルウイング式クオ−タウインドウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5861617U JPS5861617U (ja) | 1983-04-26 |
JPS6144514Y2 true JPS6144514Y2 (ja) | 1986-12-15 |
Family
ID=29949836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15730881U Granted JPS5861617U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | ガルウイング式クオ−タウインドウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5861617U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH045364Y2 (ja) * | 1985-12-27 | 1992-02-17 | ||
JPH0527288Y2 (ja) * | 1986-11-05 | 1993-07-12 |
-
1981
- 1981-10-22 JP JP15730881U patent/JPS5861617U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5861617U (ja) | 1983-04-26 |
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