JPS6139319A - 磁性材付与ケ−ブル - Google Patents
磁性材付与ケ−ブルInfo
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- JPS6139319A JPS6139319A JP16003784A JP16003784A JPS6139319A JP S6139319 A JPS6139319 A JP S6139319A JP 16003784 A JP16003784 A JP 16003784A JP 16003784 A JP16003784 A JP 16003784A JP S6139319 A JPS6139319 A JP S6139319A
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- JP
- Japan
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- magnetic material
- magnetic
- cable
- thin plate
- powder
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、ケーブルに磁性材を付4し、簡単な装置で着
磁し、着磁した磁界を容易に検出することを可能とした
磁性材付与ケーブルに関するものである。
磁し、着磁した磁界を容易に検出することを可能とした
磁性材付与ケーブルに関するものである。
〈従来の技術〉
従来、磁性材を使用した海底・地中ケーブルとしては、
鉄線外装通信ケーブルなどがあるが、いづれもケーブル
の保護あるいは機械的強度増強のために鋼線を付与して
いるにすぎない。ケーブルに磁性材を付与し、配縁用の
磁気テープと同様に適当な符号で着磁し、海底・地中な
どに敷設し、修理等で回収する場合にケーブルの発生す
る磁界を検出してケーブル位置を知るのに好適な磁性材
付与ケーブルは現在のところ存在しない。
鉄線外装通信ケーブルなどがあるが、いづれもケーブル
の保護あるいは機械的強度増強のために鋼線を付与して
いるにすぎない。ケーブルに磁性材を付与し、配縁用の
磁気テープと同様に適当な符号で着磁し、海底・地中な
どに敷設し、修理等で回収する場合にケーブルの発生す
る磁界を検出してケーブル位置を知るのに好適な磁性材
付与ケーブルは現在のところ存在しない。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ケーブルに磁性材を付与し着磁・検出を目的とした場合
の磁性材付与ケーブルの磁気特性を考えてみると残留磁
化については大きい程良いが、保磁力としては比較的容
易に着磁できて鉄材などとの接触による接触減磁が少な
いことなどから数100工ルステツド程度が望ましく、
また、ケーブル外に発生する磁界を大とするためには、
磁性材をなるべくケーブルの外側に近い部分に配置する
必要がある。
の磁性材付与ケーブルの磁気特性を考えてみると残留磁
化については大きい程良いが、保磁力としては比較的容
易に着磁できて鉄材などとの接触による接触減磁が少な
いことなどから数100工ルステツド程度が望ましく、
また、ケーブル外に発生する磁界を大とするためには、
磁性材をなるべくケーブルの外側に近い部分に配置する
必要がある。
上記観点から鉄線外装ケーブルを磁性材付与ケーブルと
して見直すと、磁性体を付与する場所としては好ましい
が保持力が不足である。更に、鉄線外装ケーブルは高価
であシ、深海底に敷設する場合は荷重のために敷設が困
難となる場合もある。
して見直すと、磁性体を付与する場所としては好ましい
が保持力が不足である。更に、鉄線外装ケーブルは高価
であシ、深海底に敷設する場合は荷重のために敷設が困
難となる場合もある。
又、鉄線外装ケーブルの代シとしては、ゴム中に磁性体
粉末を混入したゴム磁石を付与磁性材とすることが考え
られるが、現在入手できるゴム磁石は、不必要に保持力
が大きいために大型の着磁機を必要とし、しかも機械的
強度が小さいためにゴム磁石を゛ケーブルに付与する際
の速度を速くできないという欠点がある。例えば、第2
図に示すごとくケーブル中心体上にテープ状磁性材を巻
き着けていく方法、第3図に示すごとくテープ状磁性材
を巻き合せていく方法とを考えると、前者ではテープ状
磁性体の機械的強度が不光分なために巻き着は速度を速
くできず、また後者では巻き合せた後、合せ目が開かな
いように保持して置く機構が必要であシ、既存のケーブ
ル製造装置では対応できない。また、製造上鏝も効率的
な方法は押出し噴出器によって連続的に被覆していく方
法と思われるが、一般に磁性体粉末の硬度が高いために
押出し噴出器の摩耗が大きな障害となる。
粉末を混入したゴム磁石を付与磁性材とすることが考え
られるが、現在入手できるゴム磁石は、不必要に保持力
が大きいために大型の着磁機を必要とし、しかも機械的
強度が小さいためにゴム磁石を゛ケーブルに付与する際
の速度を速くできないという欠点がある。例えば、第2
図に示すごとくケーブル中心体上にテープ状磁性材を巻
き着けていく方法、第3図に示すごとくテープ状磁性材
を巻き合せていく方法とを考えると、前者ではテープ状
磁性体の機械的強度が不光分なために巻き着は速度を速
くできず、また後者では巻き合せた後、合せ目が開かな
いように保持して置く機構が必要であシ、既存のケーブ
ル製造装置では対応できない。また、製造上鏝も効率的
な方法は押出し噴出器によって連続的に被覆していく方
法と思われるが、一般に磁性体粉末の硬度が高いために
押出し噴出器の摩耗が大きな障害となる。
本発明は、上記従来技術の磁気特性と製造方法の不都合
を解決し、効率的に製造でき上記使用目的に適した磁気
特性を有する磁性体付与ケーブルを提供することを目的
とする。
を解決し、効率的に製造でき上記使用目的に適した磁気
特性を有する磁性体付与ケーブルを提供することを目的
とする。
〈問題点を解決するための手段〉
かかる目的を達成する本発明の概要は次の通シである。
(1) ffi性体粉体粉末械的強度を増すための補
強材とこれらを結合するだめの樹脂を少なくとも含む線
状あるいは薄板上の磁性材に巻きつけて被覆の少なくと
も一部とすることを特徴とする磁性材付与ケーブル。
強材とこれらを結合するだめの樹脂を少なくとも含む線
状あるいは薄板上の磁性材に巻きつけて被覆の少なくと
も一部とすることを特徴とする磁性材付与ケーブル。
尚、上記磁性体粉末は酸化鉄r −Fe 10B +
F eB 04金属鉄(Fe)のうちの少なくとも一種
を主成分とする。又、上記補強材娘繊維、単線、撚シ線
。
F eB 04金属鉄(Fe)のうちの少なくとも一種
を主成分とする。又、上記補強材娘繊維、単線、撚シ線
。
薄板の少なくとも−りから構成される。
(匂 上記第1項記載の磁性材付与ケーブルにおいてそ
れ自体が座屈変形を起すことによって所望の変形を薄板
状の磁性材に与えるための薄板を、機械的強度を増すた
めの補強材として該薄板状の磁性材を含むことを特徴と
する磁性材付与ケーブル。
れ自体が座屈変形を起すことによって所望の変形を薄板
状の磁性材に与えるための薄板を、機械的強度を増すた
めの補強材として該薄板状の磁性材を含むことを特徴と
する磁性材付与ケーブル。
く作用〉
このような構成としたことにより、磁性体粉末によって
所望の着磁が可能となシ、又補強材によって充分な機械
的強度を持つケーブルとなるため、製造も容易になる。
所望の着磁が可能となシ、又補強材によって充分な機械
的強度を持つケーブルとなるため、製造も容易になる。
〈実施例〉
以下、この発明の実施例を図面を参照しながら説明する
。第1図は本発明による磁性材付与ケーブルの一実施例
の断面図である。
。第1図は本発明による磁性材付与ケーブルの一実施例
の断面図である。
図面中1は上記第(υ〜(5)項記載の材料からなる線
状又は薄板状破性材等からなる被覆層である。
状又は薄板状破性材等からなる被覆層である。
(υ 機械的強度を増すための有機物繊維又は無機物繊
維、および磁性体粉末を含む樹脂。
維、および磁性体粉末を含む樹脂。
(2)機械的強度を増すための有機物又は無機物からな
る単線又は撚シ線又は薄板に、磁性体粉末を混入した樹
脂との複合材。
る単線又は撚シ線又は薄板に、磁性体粉末を混入した樹
脂との複合材。
(3)磁性体粉末を混入した樹脂薄板と座屈変形によっ
て前記樹脂薄板に既定の変形を与えるための薄板を少な
くともその構成要素の一部とする複合材。
て前記樹脂薄板に既定の変形を与えるための薄板を少な
くともその構成要素の一部とする複合材。
(4)磁性体粉末を含む樹脂が機械的強度を増すために
、有機物繊維又は無機物繊維を含む(2)項の複合材。
、有機物繊維又は無機物繊維を含む(2)項の複合材。
(5)磁性体粉末を含む樹脂が機械的強度を増すために
、有機物繊維又は無機物繊維を含む(3)項の複合材。
、有機物繊維又は無機物繊維を含む(3)項の複合材。
上記第(1)〜(5)項中に記載しである磁性体粉末は
酸化鉄好ましくはr −Fe、 o、 l FeB 0
4あるいは金属鉄(Fe)のうちの少なくとも1種類を
主成分とする。
酸化鉄好ましくはr −Fe、 o、 l FeB 0
4あるいは金属鉄(Fe)のうちの少なくとも1種類を
主成分とする。
図面中2は、ケーブル本来の機能を還す部分で、実施例
では、磁性材からなる被覆1の内側にあるが被覆1の外
側、あるいは内側と外側の両方に配置してもよい。又、
磁性材からなる被覆1は1層だけに限らず複数層備えて
もよい。
では、磁性材からなる被覆1の内側にあるが被覆1の外
側、あるいは内側と外側の両方に配置してもよい。又、
磁性材からなる被覆1は1層だけに限らず複数層備えて
もよい。
図面中3は、図面中1と2を保護する外側の枝根であシ
、なくてもよい。
、なくてもよい。
次に、本発明による磁性体付与ケーブルに用いる゛線状
磁性材又は薄板状磁性材を用いた両方の実施例について
、更に詳細に説明する。第4図から第7図迄は線状磁性
材の例であシ、第9図と第10図は薄板状磁性体の例で
ある。これらの図中11は樹脂、12は磁性体粉末、1
3は機械的強度を増すための有機物あるいは無機物の繊
維である。14は機械的強度を増すための単線か撚シ線
か薄板である。15は薄板であシ、それ自体が座屈変形
することによって磁性体粉末を含む樹脂に所望の変形を
与えるだけでなく機械的な補強材も兼ねている。
磁性材又は薄板状磁性材を用いた両方の実施例について
、更に詳細に説明する。第4図から第7図迄は線状磁性
材の例であシ、第9図と第10図は薄板状磁性体の例で
ある。これらの図中11は樹脂、12は磁性体粉末、1
3は機械的強度を増すための有機物あるいは無機物の繊
維である。14は機械的強度を増すための単線か撚シ線
か薄板である。15は薄板であシ、それ自体が座屈変形
することによって磁性体粉末を含む樹脂に所望の変形を
与えるだけでなく機械的な補強材も兼ねている。
第4図に示した線状磁性材では、磁性体粉末12と機械
的な強度、特に引張シ強度を増すための繊維13を樹脂
11中に分散させである。
的な強度、特に引張シ強度を増すための繊維13を樹脂
11中に分散させである。
第5図に示した線状磁性材では、強度を増すために線材
14を用いている。
14を用いている。
第6図に示した線状磁性材では、強度を増すために線材
141に複数本用いている。
141に複数本用いている。
第7図に示した線状磁性材では、線材14と繊維13の
両方で補強している。
両方で補強している。
以上のような機械的に補強した線状磁性材を用いて構成
される第8図に示したような本実施例による磁性材付与
ケーブルは、通常のケーブル製造装置を用いて容易に作
ることができる。
される第8図に示したような本実施例による磁性材付与
ケーブルは、通常のケーブル製造装置を用いて容易に作
ることができる。
第8図中の番号1.2.3はそれぞれ第1図中の番+j
1,2.3で指定しているものに対応する。第8図の実
施例では線状磁性材をケーブル本来の機能を果す部分2
の上に一定方向一重に螺線状に巻きつけている。線状磁
性材は多重に螺線状に巻きつけてもよいし、編組状とす
ることもできる。
1,2.3で指定しているものに対応する。第8図の実
施例では線状磁性材をケーブル本来の機能を果す部分2
の上に一定方向一重に螺線状に巻きつけている。線状磁
性材は多重に螺線状に巻きつけてもよいし、編組状とす
ることもできる。
第9 +gに示した薄板状磁性材は磁性体粉末12を樹
脂11に混入した薄板と機械的補強のための薄板140
2層からなる。勿論補強用薄板14と磁性体粉末混入樹
脂薄板拡いずれも2層以上とすることもできる。例えば
磁性体粉末混入樹脂薄板を2枚の補強用薄板の間に挾ん
でもよいし、逆に補強用薄板14の両面に磁性体粉末混
入樹脂薄板を配置してもよい。このような薄板状磁性材
を用いた本実施例による磁性材付与ケーブルは、第2図
に示したような構成でも実用的に光分な速度で容易に製
造できる。
脂11に混入した薄板と機械的補強のための薄板140
2層からなる。勿論補強用薄板14と磁性体粉末混入樹
脂薄板拡いずれも2層以上とすることもできる。例えば
磁性体粉末混入樹脂薄板を2枚の補強用薄板の間に挾ん
でもよいし、逆に補強用薄板14の両面に磁性体粉末混
入樹脂薄板を配置してもよい。このような薄板状磁性材
を用いた本実施例による磁性材付与ケーブルは、第2図
に示したような構成でも実用的に光分な速度で容易に製
造できる。
第10図に示した薄板状磁性材は第9図と同様な磁性体
粉末混入樹脂薄板と自分自体が座屈変形することによっ
て前記樹脂薄板に所望の変形を与えるための薄板15と
からなる。
粉末混入樹脂薄板と自分自体が座屈変形することによっ
て前記樹脂薄板に所望の変形を与えるための薄板15と
からなる。
このような薄板状磁性材でも第9図に示した薄板状磁性
材の説明で記したと類似な多層構造のものを考えること
ができる。薄板15の座屈変形を用いると、第3図に示
したような構成でケーブル中心体の上に容易に磁性材を
付与することができる。
材の説明で記したと類似な多層構造のものを考えること
ができる。薄板15の座屈変形を用いると、第3図に示
したような構成でケーブル中心体の上に容易に磁性材を
付与することができる。
線状磁性材、薄板状磁性材の主要成分の1つである磁性
体粉末12に望まれる磁気特性は、残il¥磁束密度が
大きいこと、角形ヒステリシス特性であること、保磁力
が数100工ルステツド程度であることなどであるが、
これらは本実施例の必須粂件ではない。更に、a粉体粉
末12は大JltK用いられるものであるから低価格で
あることが望ましい。このような観点から本発明では磁
性体粉末として、保磁力が100〜500エルステツド
程度である酸化鉄好ましくはr−F6宜C% # Fe
204金属鉄(Fe)の少なくとも1つを主成分とする
磁性体の粉末を用いる。
体粉末12に望まれる磁気特性は、残il¥磁束密度が
大きいこと、角形ヒステリシス特性であること、保磁力
が数100工ルステツド程度であることなどであるが、
これらは本実施例の必須粂件ではない。更に、a粉体粉
末12は大JltK用いられるものであるから低価格で
あることが望ましい。このような観点から本発明では磁
性体粉末として、保磁力が100〜500エルステツド
程度である酸化鉄好ましくはr−F6宜C% # Fe
204金属鉄(Fe)の少なくとも1つを主成分とする
磁性体の粉末を用いる。
粉末磁性体を混入する樹脂として杜、ある程度柔軟性が
あシ、機械的強度のあるものであればどのようなもので
も使用可能であるが例えば、ポリエチレン、塩化ビニー
ル、ウレタン、ゴム類などを使用する。これらの中で安
定性、使用実績等を考慮するとポリエチレンが適してい
る。
あシ、機械的強度のあるものであればどのようなもので
も使用可能であるが例えば、ポリエチレン、塩化ビニー
ル、ウレタン、ゴム類などを使用する。これらの中で安
定性、使用実績等を考慮するとポリエチレンが適してい
る。
また、機械的補強のための繊維13として控、例えば、
ガラス繊維、炭素繊維、ケフラー、jlll1等の有機
物繊維、金属細線などを使用する。機械的補強のための
線材14としては、ケプラー線、ポリプロピレン等の有
機物あるいは鉄、アルミニウム、銅、などの単線あるい
は撚夛線を用いる。機械的補強用の薄板14として杖、
ポリエチレン等樹脂製の薄板、鉄、ステンレス、アルミ
ニウム、銅等の金属薄板を用いる。更に所望の変形を与
えるために用いる薄板15としては、アルミニウム、鉄
などの薄板を用いればよい。次に、本実施例による磁性
材付与ケーブルの使用例にりいて説明する。例えば第1
1図に示したように磁性体付与ケーブルをその方向がケ
ーブルの長さ方向にNS 、SN、NS 、・・・と又
互に等間隔忙反転するように着磁する。すると破線で模
式的に示したような磁界が発生する。このように着磁す
るためには、第12図のような装置を用いればよい。電
磁石のヨークに穴を開け、磁性体付島ケーブルが磁路の
空隙を通過できるようにしておく。磁性体付与ケーブル
を一定速度で引きながら、一定の時間間隔で極性切替用
スイごチを動作させ、空隙中の磁界の方向を反転させれ
ば、第11図に示したようなパターン<a粉体付与ケー
ブルを着磁することができる。従って、磁界が周期的で
あることを利用すれば、磁界を容易に検出できる。
ガラス繊維、炭素繊維、ケフラー、jlll1等の有機
物繊維、金属細線などを使用する。機械的補強のための
線材14としては、ケプラー線、ポリプロピレン等の有
機物あるいは鉄、アルミニウム、銅、などの単線あるい
は撚夛線を用いる。機械的補強用の薄板14として杖、
ポリエチレン等樹脂製の薄板、鉄、ステンレス、アルミ
ニウム、銅等の金属薄板を用いる。更に所望の変形を与
えるために用いる薄板15としては、アルミニウム、鉄
などの薄板を用いればよい。次に、本実施例による磁性
材付与ケーブルの使用例にりいて説明する。例えば第1
1図に示したように磁性体付与ケーブルをその方向がケ
ーブルの長さ方向にNS 、SN、NS 、・・・と又
互に等間隔忙反転するように着磁する。すると破線で模
式的に示したような磁界が発生する。このように着磁す
るためには、第12図のような装置を用いればよい。電
磁石のヨークに穴を開け、磁性体付島ケーブルが磁路の
空隙を通過できるようにしておく。磁性体付与ケーブル
を一定速度で引きながら、一定の時間間隔で極性切替用
スイごチを動作させ、空隙中の磁界の方向を反転させれ
ば、第11図に示したようなパターン<a粉体付与ケー
ブルを着磁することができる。従って、磁界が周期的で
あることを利用すれば、磁界を容易に検出できる。
〈発明の効果〉
本発明によれば、従来の磁性材を付与していないケーブ
ルに比べて、着磁することによシかなシ大きな磁界を発
生でき、ケーブルが置かれた環境の磁気的維音が比較的
大きい場合にも容易に磁界を検出できる。従って、通信
用海底ケーブルとして本発明による磁性体付与ケーブル
を用いれば、海底下に埋設されている場合にもプロトン
磁力計、フラックスゲート磁力計等で、この磁界を検出
できるので容易にケーブル位置を知ることが可能となっ
た。
ルに比べて、着磁することによシかなシ大きな磁界を発
生でき、ケーブルが置かれた環境の磁気的維音が比較的
大きい場合にも容易に磁界を検出できる。従って、通信
用海底ケーブルとして本発明による磁性体付与ケーブル
を用いれば、海底下に埋設されている場合にもプロトン
磁力計、フラックスゲート磁力計等で、この磁界を検出
できるので容易にケーブル位置を知ることが可能となっ
た。
第1図は本発明による磁性材付与ケーブルの一実施例を
示す断面図。第2図はケーブル中心体上にテープ状磁性
材を巻き着けて製造する説明図。第3苧はケーブル中心
体上にテープ状磁性材を巻き合せて製造する説明図。第
4図から第7回速は本発明による磁性材付与ケーブルの
実施例に用いる線状磁性材の詳細説明図。第8図は、第
1図を拡大した実施例の一部破断斜視図。第9図と第1
0図は、本発明による磁性材付与ケーブルの実施例に用
いる薄板状磁性材の切回である。 図面中 1は線状あるいは薄板状磁性材等からなる被檄層 2はケーブル本来の機能を果す部分 3は外側の被覆 4はケーブル中心体 5はテープ状磁性材 11はIIM脂 12は磁性体粉末 13は有機物又は無機物の繊維 14は単線又は撚シ線又は薄板 15は薄板 21は極性切替用スイッチ 22はN磁石 23はコイル 24はヨーク 25は穴 26は空隙 特許出願人 国際電信電話株式会社 代理人 弁理士 元方 士 部(化1名)第1図 第2図 第3図 第6図 第7図 第8 図 筋10図 第11図
示す断面図。第2図はケーブル中心体上にテープ状磁性
材を巻き着けて製造する説明図。第3苧はケーブル中心
体上にテープ状磁性材を巻き合せて製造する説明図。第
4図から第7回速は本発明による磁性材付与ケーブルの
実施例に用いる線状磁性材の詳細説明図。第8図は、第
1図を拡大した実施例の一部破断斜視図。第9図と第1
0図は、本発明による磁性材付与ケーブルの実施例に用
いる薄板状磁性材の切回である。 図面中 1は線状あるいは薄板状磁性材等からなる被檄層 2はケーブル本来の機能を果す部分 3は外側の被覆 4はケーブル中心体 5はテープ状磁性材 11はIIM脂 12は磁性体粉末 13は有機物又は無機物の繊維 14は単線又は撚シ線又は薄板 15は薄板 21は極性切替用スイッチ 22はN磁石 23はコイル 24はヨーク 25は穴 26は空隙 特許出願人 国際電信電話株式会社 代理人 弁理士 元方 士 部(化1名)第1図 第2図 第3図 第6図 第7図 第8 図 筋10図 第11図
Claims (2)
- (1)酸化鉄、金属鉄のうちの少なくとも一種を主成分
とする磁性体粉末を含む線状あるいは薄板状の磁性材を
、被覆の少なくとも一部とすることを特徴とする磁性材
付与ケーブル。 - (2)酸化鉄、金属鉄のうちの少なくとも一種を主成分
とする磁性体粉末を含む薄板状の磁性材と機械的強度を
増し座屈変形を起すことによって、所望の変形を該磁性
材に与える薄板を被覆の一部とすることを特徴とする磁
性材付与ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16003784A JPS6139319A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 磁性材付与ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16003784A JPS6139319A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 磁性材付与ケ−ブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6139319A true JPS6139319A (ja) | 1986-02-25 |
Family
ID=15706571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16003784A Pending JPS6139319A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 磁性材付与ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6139319A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004265860A (ja) * | 2003-02-13 | 2004-09-24 | Fujikura Ltd | ケーブル及びrfid連長体 |
JP2007098497A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Mitsubishi Materials Corp | 穴加工工具 |
JP2007098517A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Mitsubishi Materials Corp | 下穴の加工方法及び穴加工工具 |
WO2018180355A1 (ja) * | 2017-03-30 | 2018-10-04 | パナソニック株式会社 | 伝送コイル及び送電装置 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP16003784A patent/JPS6139319A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004265860A (ja) * | 2003-02-13 | 2004-09-24 | Fujikura Ltd | ケーブル及びrfid連長体 |
JP4698148B2 (ja) * | 2003-02-13 | 2011-06-08 | 株式会社フジクラ | ケーブル及びrfid連長体 |
JP2007098497A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Mitsubishi Materials Corp | 穴加工工具 |
JP2007098517A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Mitsubishi Materials Corp | 下穴の加工方法及び穴加工工具 |
WO2018180355A1 (ja) * | 2017-03-30 | 2018-10-04 | パナソニック株式会社 | 伝送コイル及び送電装置 |
JP2018170480A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | パナソニック株式会社 | 伝送コイル及び送電装置 |
US10950379B2 (en) | 2017-03-30 | 2021-03-16 | Panasonic Corporation | Transmission coil and power transmission apparatus |
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