[go: up one dir, main page]

JPS6138593Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6138593Y2
JPS6138593Y2 JP4899282U JP4899282U JPS6138593Y2 JP S6138593 Y2 JPS6138593 Y2 JP S6138593Y2 JP 4899282 U JP4899282 U JP 4899282U JP 4899282 U JP4899282 U JP 4899282U JP S6138593 Y2 JPS6138593 Y2 JP S6138593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
protrusion
absorbing sheet
conductor
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4899282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58152940U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4899282U priority Critical patent/JPS58152940U/ja
Publication of JPS58152940U publication Critical patent/JPS58152940U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6138593Y2 publication Critical patent/JPS6138593Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrotherapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、人体頭部に低周波を通電させるのに
有効な頭部通電用の導子に関するものである。
例えば神経痛、筋肉痛、頭痛等の治療に使用す
る治療用の低周波治療器は周知のものであり、ま
た最近では、頭部に低周波を通電して睡眠を生ぜ
しめるための電気睡眠器も開発されつつある。上
記治療器及び睡眠器においても所定の低周波を人
体に通電するための陽極導子及び陰極導子を必要
としており、従来では、例えば第1図及び第2図
に示す如き導子が開発されている。即ちこの導子
は、絶縁材料で形成された基板1と、この基板上
に一体的に固着され、かつリード線2と電気的に
接続される導電性ゴム製の電極板3と、この電極
板の上面に添設重合される吸水シート4と、この
吸水シートの上面に被せられる通水性の布製カバ
ー5と、該布製カバー及び吸水シートを基板1に
保持させるための枠体6とを有し、その吸水シー
ト4に水分を含ませた後その布製カバー5を皮膚
に当てがつて人体への低周波通電を行なつている
ものであつた。
ところがかかる構造の導子は、布製カバー5の
表面がフラツトであるため、この導子を例えば後
頭部に当てがつた場合には、頭髪が邪魔となつて
その頭部への通電性が妨げられる欠点があつた。
本考案はかかる欠点を解消するためになされた
もので、特に頭部への通電を容易かつ確実ならし
めることができる低周波通電用の導子を提供する
ことを目的とするものである。
以下に本考案を第3図乃至第5図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
第3図及び第4図において、11は導子基板で
あつて、この基板11は絶縁性かつ可撓弾性を有
する合成樹脂で形成されており、その基板11の
上面には電極板12をかしめ固定するための突起
13が形成されている。前記電極板12は導電性
ゴムで形成されており、しかもコード14に接続
されている。またこの電極板12の前記突起13
に対応する位置には、透孔が形成されており、こ
の透孔内に突起13を挿通し、その突起13の突
出端を溶解してかしめることにより、その電極板
12と基板11とを一体的に結合せしめている。
15は基板11の周縁に嵌合される額縁状の枠で
あつて、この枠15は可撓性を有する例えば絶縁
性のシリコン、ゴム等で形成され、しかも導電性
のゴムあるいはシリコン等の可撓性を有する材料
で形成された導電性カバー16の周縁部17と一
体的に形成せれているものである。またこの導電
性カバー16には尖端18を有する突起19が複
数個突設されているが、各突起19はその尖端1
8に開口する例えば直径が0.5mm程度の貫通孔2
0が形成されている。更にこれらの突起19の基
部は薄肉部21によつて、突起19がその軸方向
に充分な撓みを生じ得るように形成されている。
22は電極板12の上面に添接重合されかつカ
バー16によつて押えられている天然海綿あるい
は綿、紙等よりなる吸水シートである。
以上が本実施例よりなる導子の構造であるがこ
の導子によれば、カバー16には尖端18である
突起19が複数個設けられていることから、この
カバー16を頭部に当てがえば、その各突起19
の尖端18は、頭髪を避けて、毛根と毛根の間に
当接される。従つて、コード14より電極板12
に低周波を通電すれば、この電極板12と接触さ
れる導電性のカバー16に通電されるのでその突
起19を介して皮膚に通電されるものである。こ
の通電時において、突起19の貫通孔20内には
毛細管現象により、吸水シート22に含まれてい
る水分(食塩水)が、満たされ、その尖端開口部
より注出されるために、突起尖端18と皮膚との
通電性が確実かつ良好になされる。またその尖端
18開口部からの注水量が不足する場合には、そ
の突起19を押圧すれば吸水シート22に含まれ
ている水分はその尖端開口部からの注出され通電
性が高められる。また各突起19は薄肉部21の
構造によつてその軸方向に柔軟性を有することか
ら、例えば頭の形状に追従して各突起19の尖端
を皮膚に接触せしめることが確実にできる。
尚上記の実施例ではコード14が接続される電
極板12と導電性カバー16とを別部材で構成し
たが、これに限るものではなく、例えば第5図に
示す如く導電性カバー16にコード14を直接に
接続するようにしてもよく、このようにすれば前
記実施例で述べた電極板12を省くことができ
る。
以上のように本考案は、絶縁性材料で形成され
た基板11と、この基板上に敷設された吸水シー
ト22と、この吸水シート22の上面に被着され
かつ柔軟性材料で形成された導電性カバー16
と、この導電性カバー16に低周波を通電するた
めの通電手段とからなり、前記導電性カバー16
には、表面に突出する尖端形状の複数個の突起1
9と、この突起19の内芯部を貫通し、その尖端
に開口する貫通孔20を形成し、前記吸水シート
22に含まれている水分が、その貫通孔20を経
て注出されるように構成した導子であつて、この
導子の使用時には、その突起尖端を皮膚に当接す
るようにしたものであるから、その突起尖端と皮
膚との接触性が高められ、しかも貫通孔20より
注出される水分によつて、その突起尖端と皮膚と
の通電性が高められ人体への低周波通電が確実に
なされる効果がある。またその突起尖端は頭髪を
避けて皮膚へ当接されるので特に頭部通電の導子
として有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の導子を示した平面図
及びその断面図、第3図は本考案よりなる導子の
実施例を示した平面図、第4図はそのA−A線断
面拡大図、第5図は本考案の他の実施例を示した
断面図である。 11……基板、12……電極板、13……突
起、14……コード、15……枠、16……カバ
ー、17……周縁、18……尖端、19……突
起、20……貫通孔、21……薄肉部、22……
吸水シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁性材料で形成された基板11と、この基板
    上に敷設された吸水シート22と、この吸水シー
    ト22の上面に被着され、かつ柔軟性材料で形成
    された導電性カバー16と、この導電性カバー1
    6に低周波を通電するための通電手段とからな
    り、前記導電性カバー16には、表面に突出する
    尖端形状の複数個の突起19と、この突起19の
    内芯部を貫通し、その尖端に開口する貫通孔20
    を形成し、前記吸水シート22に含まれている水
    分が、その貫通孔20を経て注出されるように構
    成されていることを特徴とする頭部通電用導子。
JP4899282U 1982-04-05 1982-04-05 頭部通電用導子 Granted JPS58152940U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4899282U JPS58152940U (ja) 1982-04-05 1982-04-05 頭部通電用導子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4899282U JPS58152940U (ja) 1982-04-05 1982-04-05 頭部通電用導子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58152940U JPS58152940U (ja) 1983-10-13
JPS6138593Y2 true JPS6138593Y2 (ja) 1986-11-07

Family

ID=30059888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4899282U Granted JPS58152940U (ja) 1982-04-05 1982-04-05 頭部通電用導子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58152940U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58152940U (ja) 1983-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5607785B2 (ja) 端部保護を有する耐湿性電極
US4196737A (en) Transcutaneous electrode construction
DE69633489D1 (de) Röntgenstrahlendurchlässige Elektrode zur transkutanen Stimulation
JPS62114566A (ja) 電気療法用電極
JPS61363A (ja) 電子治療器
JPS6138593Y2 (ja)
KR200413138Y1 (ko) 전기 자극용 도전성 패드
CN115445086A (zh) 一种经颅微电流刺激仪
US5048540A (en) Contact unit embeddable in an electrically conductive casting for use in electrical treatment for therapeutical or beauty purposes
KR860000907Y1 (ko) 저주파 치료기용 전도판
CN219149010U (zh) 一种经颅微电流刺激仪
JPH0246911Y2 (ja)
JPH0636832Y2 (ja) 低周波治療器の導子
JPH0538754Y2 (ja)
JPH0246910Y2 (ja)
JPH0417163Y2 (ja)
GB2200284A (en) Electrode for skin treatment
JPH0115403Y2 (ja)
JPS6142585Y2 (ja)
JPH0326277A (ja) 低周波治療器
JPS5841967Y2 (ja) 低周波治療器の導子
JPS60934Y2 (ja) 低周波治療器用導子
JPH063615Y2 (ja) 低周波治療器の導子
JPH063617Y2 (ja) 電気治療器用導電パッド
JPS622058Y2 (ja)