[go: up one dir, main page]

JPS6136114A - シリカ微粉体の製造方法 - Google Patents

シリカ微粉体の製造方法

Info

Publication number
JPS6136114A
JPS6136114A JP15721984A JP15721984A JPS6136114A JP S6136114 A JPS6136114 A JP S6136114A JP 15721984 A JP15721984 A JP 15721984A JP 15721984 A JP15721984 A JP 15721984A JP S6136114 A JPS6136114 A JP S6136114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicic acid
silica
acid solution
droplets
fine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15721984A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ochi
康雄 越智
Teruo Oikawa
及川 照夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP15721984A priority Critical patent/JPS6136114A/ja
Publication of JPS6136114A publication Critical patent/JPS6136114A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は超微細なシリカ微粉体の製造方法に関するもの
である。更に詳しくは、液クロ用担体、液晶用スペーサ
ー等の用途を有する均一な微細球状シリカの製造に関す
るものである。
シリカ微粉体の製造方法は数多く提案されているが、球
状で微細なシリカ微粉体の製造方法としては、例λば珪
酸エステルをアンモニア水が加水分解・縮合させる方法
(特開昭58−110414)、水ガラスゾルなアルコ
ールとアルコール混和性の非極性溶媒との混和物中で乳
化させた後、ゲル化させる方法(特公昭52−4263
9)等がある。
本発明者等もシリカ微粉体の製造方法を長年、鋭意・研
究してきた結果、珪酸溶液の液滴を高温で瞬時に熱処理
する簡便な方法により、均一な微細球状シリカが生成す
ることを見い出し、本発明を完成させるに至った。すな
わち、本発明は珪酸溶液を液滴と1ノで800℃以上の
温度で熱処理することを特徴とするシリカ微粉体の製造
方法である。
本発明で使用する珪酸溶液としては珪酸のモノマーから
、該珪酸の単粒子が0.1μm以下のコロイド状まで、
広範な縮合度の珪酸が含まれる。
すなわち、溶液状を呈して液滴となり得る珪酸は制限な
く使用される。この珪酸溶液を作る方法は種々提案され
ているが、例えば、珪酸ソーダ、珪酸カリウム、珪酸リ
チウムのようなアルカリ金属珪酸塩と硫酸、塩酸、硝酸
のような鉱酸とを反応させた後、副生ずる中性塩をイオ
ン交換法で除去する方法や珪酸エチル、珪酸メチルのよ
うな珪酸エステルをアンモニア触媒下に加水分解・縮合
させる方法等がある。どのような珪酸溶液を使用するか
は、目的に応じて適宜選択すればよい。
本発明の珪酸溶液中の珪酸の濃度は、珪酸溶液の調製方
法、珪酸の縮合度によって変える必要があるが、一般に
は珪酸が3〜20重量%の範囲内が好適である。珪酸の
縮合度が高く、珪酸溶液の粘土が高くなった場合には、
小さな液滴が生成しにくいので、濃度を低くする必要が
ある。また珪m溶の濃度を低くすると、最終製品の微細
球状シリカの粒径が小さくなるので、目的に応じて適宜
珪酸の濃度を選定すればよい。珪酸溶液の溶媒としては
、一般に任沸点で珪酸に対して不活性なものであればよ
く、アルカリ金属珪酸塩の場合には水が、珪酸エステル
の場合には水と少量のアルコール類が好適に用いられる
また、本発明の珪酸溶液を液滴として形成する方法とし
ては、従来から公知の方法、例えばスプレーによる方法
、エジェクターによる方法等があるが、特に粒径が10
μ以下の均一な液滴を得る場合には、超音波による方法
が適している。超音波による方法としては、超音波加湿
器がそのまま利用できるが、より均一な液適を得るには
特開昭f59−87066のように改質された霧化装置
利用するのが得策である。どのような方法をとるかは、
どのようなシリカ微粒子を得るかによって、適宜選択す
ればよい。例えば、樹脂中へ充填するフィラーとして高
充填できる微細シリカを目的とする場合には、普通の超
音波加湿器を使用することによって、粒度分布の広いシ
リカ微粒子を得ることができ、また液晶のスペーサーや
液クロ担体に用いる微細シリカを目的とする場合には、
前記した特開昭59−87086に記載の改良された霧
化装置を用いることによって粒度分布のシャープなく狭
い)シリカ微粒子を得ることができる。
なお超音波加湿器を用いる場合には、生成りた液滴な加
熱炉に送るのに、キャリアーガスが必要である。キャリ
アーガスとしては空気が一般的であるが、特に不活性ガ
スが必要な場合には窒素が用いられる。また、粒度が1
0 B以−Lの粗い液滴を得る場合にはスプレ一方法を
用いることが適している。
次に、本発明は上記したごとき珪酸溶液の液滴を800
℃以上、好ましくは1000℃以上の温度で熱処理する
ことが極めて重要である。すなわち、本発明の熱処理に
おいて、珪酸溶液の液滴は単に溶媒が蒸発されるにとど
まらず、800℃以−Hの温度に晒されるために、該珪
酸に縮合反応、焼結、結晶、結晶化などの化学反応が達
成される。
その結果、本発明によれば、平均粒径及び粒度分布が均
一な微細球吠シリカが得られ、また緻密な構造(密度)
を有する、強度穴なる微細球状シリカを得ることができ
る。これに対して、珪酸溶液の液滴を800℃より低い
温度で熱処理する場合には、いわゆる噴霧乾燥にとどま
り、m鞘球吠シリカは得られるが、縮合反応、焼結、結
晶化などの化学反応が伴わないため、緻密さが不足して
強度が弱い。
本発明における熱処理の手段としては、一般に加熱炉の
温度を800℃以上に保ことによって、液滴中の溶媒が
瞬時に蒸発Iハ微細球状シリカが生成し、引き続いて縮
合、焼結、結晶化が起こる。
したがって加熱炉の温度を800℃以−ヒとする場合に
は、珪酸溶液の表面から急激に溶媒が蒸発するので、表
層に皮殻が形成され、内層が疎な二重構造の微細球状シ
リカが得られる。また、目的とする微細球吠シリカの表
面と内部の密度差をなくし、全体を均一に緻密にするに
は、珪酸溶液の液滴な最初に高周波誘導(例えば電子レ
ンジ)で内部から均一に加熱しながら、溶媒を除去した
後80()℃以−りの高温炉で熱分解させる方法が適用
される。熱分解して生成した微細球状シリカは、サイク
ロン、バッグ、円筒濾紙など通常な捕集器で捕集して製
品とする。
本発明で製造された微細球状シリカは平均粒径粒度分布
、密度の均一性に応じて、各種用途に用いられる例えば
、樹脂、塗料、インクのフィラー、紙のコーティング剤
、液晶のスペーサー、液クロ担体、半導体封止剤フィラ
ー、固形化粧品のフィラー等、広範囲な用途がある。
=6− 以下、実施例に基づいて、具体的に説明をするが、本発
明は、実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 オルト珪酸メチル0.1モルにエチルアルコール30ミ
リ°?λを混合した溶液を、アンモニア水でPH1l瞥
調整した水溶液955ミリ背に混合して30分間撹拌混
合することにより、珪m溶液を調製した。
次いで、この珪酸溶液を超音波加熱器により霧化し、キ
ャリアガス(空気、流速4MK/m1n)と共に液滴(
流速1 cc/min )を、1000度に加熱した反
応炉に導入し、バッグによってシリカ微粉体を捕集した
得られた微細シリカは、強度穴なる球状粒子状を有し、
第1図に10000倍の顕微鏡写真を示す。これから流
径が0.2から2.07tの均一な球状微細球状シリカ
であることが明白である。
実施例2 珪酸ナトリウム溶液(N a、Ofi Lル/゛ハ、S
10/Na20=3.06)を陽イオン交換樹脂(ダウ
エックス50W、ダウケミカル社製)で処理して、珪酸
溶液を調製した。
次いて、この珪酸溶液を実施例1と同様に超音波加熱器
によって液滴化し、実施例1と同じく1000℃に加熱
した反応炉で処理した。
得られた微細シリカは強度穴なる球状粒子であり、第2
図に1(1000倍の顕微鏡写真を示した。
これから、0.5〜2.071の均一な球状微細シリカ
であることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1において得た微細シリカの粒子構造を
示す顕微鏡写真(10000倍)であり、第2図は実施
例において得た微細シリカの粒子構造を示す顕微鏡写真
(10000倍)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)珪酸溶液を液滴とて800℃以上の温度で熱処理
    することを特徴とするシリカ微粉体の製造方法。
  2. (2)珪酸溶液を超音波で分散して液滴とする特許請求
    の範囲第1項記載の製造方法。
JP15721984A 1984-07-30 1984-07-30 シリカ微粉体の製造方法 Pending JPS6136114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15721984A JPS6136114A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 シリカ微粉体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15721984A JPS6136114A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 シリカ微粉体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6136114A true JPS6136114A (ja) 1986-02-20

Family

ID=15644822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15721984A Pending JPS6136114A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 シリカ微粉体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6136114A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62269933A (ja) * 1986-05-19 1987-11-24 Toray Ind Inc 液晶表示板用スペ−サ
JPH01241524A (ja) * 1988-03-23 1989-09-26 Seiko Instr & Electron Ltd 液晶電気光学素子
US5165905A (en) * 1989-11-30 1992-11-24 Monsanto Japan Ltd. Process for production of a highly pure silicic acid aqueous solution
KR100477200B1 (ko) * 2002-06-05 2005-03-21 (주)나노닉스 초음파 분무 열분해법을 이용한 실리카 분말의 제조방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62269933A (ja) * 1986-05-19 1987-11-24 Toray Ind Inc 液晶表示板用スペ−サ
JPH01241524A (ja) * 1988-03-23 1989-09-26 Seiko Instr & Electron Ltd 液晶電気光学素子
US5165905A (en) * 1989-11-30 1992-11-24 Monsanto Japan Ltd. Process for production of a highly pure silicic acid aqueous solution
KR100477200B1 (ko) * 2002-06-05 2005-03-21 (주)나노닉스 초음파 분무 열분해법을 이용한 실리카 분말의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Seog et al. Preparation of monodispersed spherical silicon carbide by the sol-gel method
Xu et al. Synthesis of solid, spherical CeO2 particles prepared by the spray hydrolysis reaction method
EP0052487B1 (en) Method for manufacture of silicon carbide
JPH04275927A (ja) 中空ガラス球体小粒子の製造法
US5151260A (en) Process for preparing fine powders of aluminum nitride
JPH10167717A (ja) ドープされた熱分解法で得られた酸化物
KR102210029B1 (ko) 탄화규소 분말 및 그 제조방법
JPS58223606A (ja) 金属酸化物中空超微小球体の製造方法
Do Kim et al. Formation of spherical hollow silica particles from sodium silicate solution by ultrasonic spray pyrolysis method
JP5248054B2 (ja) 球状アルミナ粒子の製造方法
US3469941A (en) Ultrafine boron nitride and process of making same
Janaćković et al. Synthesis, morphology, and formation mechanism of mullite particles produced by ultrasonic spray pyrolysis
JPS6136114A (ja) シリカ微粉体の製造方法
CN107986253B (zh) 球形磷酸铁及其制备方法和应用
JP2004010424A (ja) 多孔質ゲルの製造方法およびそれを用いた断熱材
JP2019043825A (ja) 無機質粒子
EP0476050B1 (en) Alumina foams and method of producing the same
JPH05253469A (ja) セラミックス粉体の製造方法および装置
US4774068A (en) Method for production of mullite of high purity
KR102517174B1 (ko) 실리콘 카바이드 입자의 제조방법
JPH0811681B2 (ja) 球状金属酸化物粒子の製造法
JPH0470257B2 (ja)
JPH0222120A (ja) 球状シリカ多孔体及びその製造方法
Okuyama et al. Preparation of micro controlled particles using aerosol process technology
CN106495194A (zh) 一种低温制备α型氧化铝超细粉体的方法