JPS6133368A - 動力操向装置 - Google Patents
動力操向装置Info
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- JPS6133368A JPS6133368A JP15630684A JP15630684A JPS6133368A JP S6133368 A JPS6133368 A JP S6133368A JP 15630684 A JP15630684 A JP 15630684A JP 15630684 A JP15630684 A JP 15630684A JP S6133368 A JPS6133368 A JP S6133368A
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- JP
- Japan
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- housing
- working chamber
- spool
- cylinder
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- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 10
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 15
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/10—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of power unit
- B62D5/12—Piston and cylinder
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/08—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of steering valve used
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、スプール弁式の弁作動機構を有する動力操向
装置に関する。
装置に関する。
従来の技術
動力操向装置としては、構造の簡素化及び価格の低減化
を図る見地から、ピストンロッドがシリンダの一方にの
み突出する構造のいわゆる不平衡シリンダ装置を備えた
動力操向装置が知られているが、この種の不平衡シリン
ダ装置を用いた動力操向装置によると、不平衡シリンダ
装置を構成するシリンダの内部をピストンによって隔成
された二つの作動室内の有効受圧面積は、互いに異なる
ため、両作動室に等しい油圧を作用させた場合、これら
二つの有効受圧面積差に応じて、ピストンがシリンダ内
を、有効受圧面積の小さいロッド側作動室の方向に摺動
してしまう欠点がある。そこで、このような問題点を解
消するための方策の一つとして、最近、次のような動力
操向装置が知られている(例えば特開昭56−1282
70号)。
を図る見地から、ピストンロッドがシリンダの一方にの
み突出する構造のいわゆる不平衡シリンダ装置を備えた
動力操向装置が知られているが、この種の不平衡シリン
ダ装置を用いた動力操向装置によると、不平衡シリンダ
装置を構成するシリンダの内部をピストンによって隔成
された二つの作動室内の有効受圧面積は、互いに異なる
ため、両作動室に等しい油圧を作用させた場合、これら
二つの有効受圧面積差に応じて、ピストンがシリンダ内
を、有効受圧面積の小さいロッド側作動室の方向に摺動
してしまう欠点がある。そこで、このような問題点を解
消するための方策の一つとして、最近、次のような動力
操向装置が知られている(例えば特開昭56−1282
70号)。
この装置は、有効受圧面積の小さいロッド側作動室内に
ポンプからの作動油を導くための一方のスプール弁に形
成された導入制御部に、大きな環状四部を形成する一方
、有効受圧面積の大きいシリンダ側作動室内に作動油を
導くための他方のスプール弁に形成された導入制御部に
、小さな環状凹部を形成することにより構成されている
。この装置によれば、二つの作動室内に、各有効受圧面
積比と反対の圧力比が発生するようにすることができ、
これによってピストンに加わる軸方向の推力を一定に保
ち、もってステアリングホイールが中立位置にあるとき
、ピストンがセルフステアリングを行うのを防止できる
とともに、左右の操舵荷重を同じにして、運転者に不快
感を与えるのを防止できる利点がある。
ポンプからの作動油を導くための一方のスプール弁に形
成された導入制御部に、大きな環状四部を形成する一方
、有効受圧面積の大きいシリンダ側作動室内に作動油を
導くための他方のスプール弁に形成された導入制御部に
、小さな環状凹部を形成することにより構成されている
。この装置によれば、二つの作動室内に、各有効受圧面
積比と反対の圧力比が発生するようにすることができ、
これによってピストンに加わる軸方向の推力を一定に保
ち、もってステアリングホイールが中立位置にあるとき
、ピストンがセルフステアリングを行うのを防止できる
とともに、左右の操舵荷重を同じにして、運転者に不快
感を与えるのを防止できる利点がある。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、このような従来の動力操向装置にあって
は、大きな環状凹部を有する一方のスプール弁と小さな
環状凹部を有する他方のスプール弁との2種類のスプー
ル弁を用意しなければならない。そのため、互いに異な
る形状の環状凹部に対応して、各環状凹部を成形するた
めの2種類の砥石が必要となり、したがって、加工コス
トが上昇する問題点がある。また、環状凹部の外形形状
が互いに異なる一対のスプール弁を、互いに同一形状の
スプール弁収容孔内に組込んで使用するため、各スプー
ル弁をそれぞれが組込まれるべきスプール弁収容孔内で
なく、誤って組み違いの状態で各スプール弁収容孔内に
組込んでしまうことがあ皓、その結果、ピストンが異常
にセルフステアリングを行うこととなる問題点がある。
は、大きな環状凹部を有する一方のスプール弁と小さな
環状凹部を有する他方のスプール弁との2種類のスプー
ル弁を用意しなければならない。そのため、互いに異な
る形状の環状凹部に対応して、各環状凹部を成形するた
めの2種類の砥石が必要となり、したがって、加工コス
トが上昇する問題点がある。また、環状凹部の外形形状
が互いに異なる一対のスプール弁を、互いに同一形状の
スプール弁収容孔内に組込んで使用するため、各スプー
ル弁をそれぞれが組込まれるべきスプール弁収容孔内で
なく、誤って組み違いの状態で各スプール弁収容孔内に
組込んでしまうことがあ皓、その結果、ピストンが異常
にセルフステアリングを行うこととなる問題点がある。
このような組み違いを防止するためには、各スプール弁
に刻印等を施すことによってそれらを明確に識別する必
要があるが、このような方法で各スプール弁を識別する
のは、管理上煩雑となる問題点がある。
に刻印等を施すことによってそれらを明確に識別する必
要があるが、このような方法で各スプール弁を識別する
のは、管理上煩雑となる問題点がある。
問題点を解決するための手段
本発明は、このような従来の問題点を解決するために、
パルプハウジング部材に形成された第1及び第2のスプ
ール弁収容孔内に、摺動可能にそれぞれ嵌挿された第1
及び第2の各スプール弁の外形形状を互いに形成すると
ともに、ピストンによって隔成されたシリンダ内のロッ
ド側作動室とシリンダ側作動室七の各有効受圧面積比に
対応して、前記第1スプール弁収容孔に形成されたハウ
ジング側第1導入制御部及びハウジング側第1排出制御
部の内形形状を、前記第2スプール弁収容孔に形成され
たハウジング側第2導入制御部及びハウジング側第2排
出制御部の内形形状よりも大きく形成した構成としてい
る。
パルプハウジング部材に形成された第1及び第2のスプ
ール弁収容孔内に、摺動可能にそれぞれ嵌挿された第1
及び第2の各スプール弁の外形形状を互いに形成すると
ともに、ピストンによって隔成されたシリンダ内のロッ
ド側作動室とシリンダ側作動室七の各有効受圧面積比に
対応して、前記第1スプール弁収容孔に形成されたハウ
ジング側第1導入制御部及びハウジング側第1排出制御
部の内形形状を、前記第2スプール弁収容孔に形成され
たハウジング側第2導入制御部及びハウジング側第2排
出制御部の内形形状よりも大きく形成した構成としてい
る。
作用
このような構成を有する本発明に係る動力操向装置は、
ステアリングホイールの中立位置において、スプール側
第1導入制御部とハウジング側第1導入制御部とで形成
される第1導入オリスイス、及びスプール側第1排出制
御部とハウジング側排出制御部とで形成される第1排出
オリフイスの各開口面積を、スプール側第2導入制御部
とハウジング側第2導入制御部とで形成される第2導入
オリフイス、及びスプール側第2排出制御部とハウジン
グ側第2排出制御部とで形成される第2排出オリフイス
の各開口面積よシも大きくシ、これによシ、ポンプから
−・ウジング内に供給された作動油を、大きな開口面積
を有する第1導入オリフイスから、小さな有効受圧面積
を有するロッド側作動室内に導き、かつ、小さな開口面
積を有する第2排出オリフイスから、余剰油をタンクに
排出して、前記ロッド側作動室内の圧力を上昇させる一
方で、ポンプからハウジング内に供給された作動油を、
小さな開口面積を有する第2導入オリフイスから、大き
な有効受圧面積を有するシリンダ側作動室内に導き□、
かつ、該シリンダ側作動室内の作動油を、大きな開口面
積を有する第1排出オリフイスからタンクに排出して、
前記シリンダ側作動室内の圧力を低下させる。これにょ
シ、ロッド側作動室とシリンダ側作動室との間の各有効
受圧面積差を相殺するような圧力差をロッド側作動室と
シリンダ側作動室とに与え、ピストンに加わる軸方向の
推力を零に保持するように作用する。
ステアリングホイールの中立位置において、スプール側
第1導入制御部とハウジング側第1導入制御部とで形成
される第1導入オリスイス、及びスプール側第1排出制
御部とハウジング側排出制御部とで形成される第1排出
オリフイスの各開口面積を、スプール側第2導入制御部
とハウジング側第2導入制御部とで形成される第2導入
オリフイス、及びスプール側第2排出制御部とハウジン
グ側第2排出制御部とで形成される第2排出オリフイス
の各開口面積よシも大きくシ、これによシ、ポンプから
−・ウジング内に供給された作動油を、大きな開口面積
を有する第1導入オリフイスから、小さな有効受圧面積
を有するロッド側作動室内に導き、かつ、小さな開口面
積を有する第2排出オリフイスから、余剰油をタンクに
排出して、前記ロッド側作動室内の圧力を上昇させる一
方で、ポンプからハウジング内に供給された作動油を、
小さな開口面積を有する第2導入オリフイスから、大き
な有効受圧面積を有するシリンダ側作動室内に導き□、
かつ、該シリンダ側作動室内の作動油を、大きな開口面
積を有する第1排出オリフイスからタンクに排出して、
前記シリンダ側作動室内の圧力を低下させる。これにょ
シ、ロッド側作動室とシリンダ側作動室との間の各有効
受圧面積差を相殺するような圧力差をロッド側作動室と
シリンダ側作動室とに与え、ピストンに加わる軸方向の
推力を零に保持するように作用する。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る動力操向装置の一実施例を示す概
念的説明図、第2図は第1図における動力操向装置を示
す断面図である。
念的説明図、第2図は第1図における動力操向装置を示
す断面図である。
すなわち、本発明に係る動力操向装置は、第1図及び第
2図に示すように、不平衡シリンダ装置1と油圧制御装
置2とから構成されている。前者の不平衡シリンダ装置
1は、両端が封止されたシリンダ3と、このシリンダ3
内を、有効受圧面積の小さいロッド側作動室4と有効受
圧面積の大きいシリンダ側作動室5との二室に隔成すべ
く、該シリンダ3内に摺動可能に嵌挿されたピストン6
と、一端がこのピストン6に固着され、他端がシリンダ
3の一端部に形成された側壁3aを貫通して外部に突出
するピストンロッド7とから構成されている。このピス
トンロッド7は、車輪を操舵操作する操舵部材8に連結
されている。一方、後者の油圧制御装置2は、作動油の
供給孔9及び排出孔10を有するハウジング11と、こ
のハウジング11内に配置され、前記操舵部材8にピス
トンロッド7を介して連結されるパルプ−・ウジング部
材12と、前記ロッド側及びシリンダ側の各作動室4゜
5に作動油を選択的に給排すべく、前記バルブハウジン
グ部材12に形成された両端開口形状の第1及び第2の
スプール弁収容孔13.14内に、摺動可能にそれぞれ
嵌挿された一対の第1及び第2のスプール弁15.16
とから構成されている。そして、前記一対の第1及び第
2のスプール弁15.16は、一端がビン17aを介し
て前記バルブハウジング部材12に固着され、他端がピ
ン17 bを介してスタブシャフト34に固着されたト
ーションバ17ノ軸心ヲ回動中心として、前記バルプノ
・ウジング部材12とスタブシャフト34との間に相対
的な角度変位が生じた時に、互いに相反する方向に、第
1及び第2の各スプール弁収容孔13.14内を移動す
るようになっている。前記第1スプール弁15は、ピス
トンロッド7が挿入されているロッド側作動室4内に、
ポンプ18から供給油路19を通ってハウジング11内
に供給された作動油を導入するだめのスプール側第1導
入制御部20を有するとともに、シリンダ側作動室5内
の作動油をタンク21内に排出するためのスプール側第
1排出制御部22を有している。一方、第2スプール弁
16は、シリンダ側作動室5内に、ポンプ18からハウ
ジングll内に供給された作動油を導入するだめのスプ
ール側第2導入制御部23を有するとともに、ロッド側
作動室4内の作動油をタンク21に排出するだめのスプ
ール側第2排出制御部24を有している。また、第1ス
プール弁15に形成されたスプール側第1導入制御部2
0及びスプール側第1排出制御部22と対向する第1ス
プール弁収容孔13の内周面には、ハウジング側第1導
入制御部z5及びハウジング側第1排出制御部26とが
形成されており、このハウジング側第1導入制御部25
と前記スプール側第1導入制御部20とで、ハウジング
11内からロッド側作動室4内に導かれる作動油の流量
を制御する環状の第1導入オリフイス27が形成され、
また、前記ハウジング側第1排出制御部26と前記スプ
ール側第1排出制御部22とで、シリンダ側作動室5内
からタンク21に排出される作動油の流量を制御する環
状の第1排出オリフイス28が形成されている、一方、
第2スズール弁16に形成されたスプール側第2導入制
御部23及びスプール側第2排出制御部24と対向する
第2スプール弁収容孔14の内周面には、ハウジング側
第2導入制御部2q及び・・ウジング側第2排出制御部
3()とが形成されておシ、このハウジング側第2導入
制御部29と前記スプール側第2導入制御部23とで、
ハウジング11内からシリンダ側作動室5内に導かれる
作動油の流量を制御する環状の第2導入オリフイス31
が形成され、また、前記ハウジング側第2排出制御部3
0と前記スプール側第2排出制御部24とで、ロッド側
作動室4内からタンク21に排出される作動油の流量を
制御する環状の第2排出オリフイス32が形成されてい
る。
2図に示すように、不平衡シリンダ装置1と油圧制御装
置2とから構成されている。前者の不平衡シリンダ装置
1は、両端が封止されたシリンダ3と、このシリンダ3
内を、有効受圧面積の小さいロッド側作動室4と有効受
圧面積の大きいシリンダ側作動室5との二室に隔成すべ
く、該シリンダ3内に摺動可能に嵌挿されたピストン6
と、一端がこのピストン6に固着され、他端がシリンダ
3の一端部に形成された側壁3aを貫通して外部に突出
するピストンロッド7とから構成されている。このピス
トンロッド7は、車輪を操舵操作する操舵部材8に連結
されている。一方、後者の油圧制御装置2は、作動油の
供給孔9及び排出孔10を有するハウジング11と、こ
のハウジング11内に配置され、前記操舵部材8にピス
トンロッド7を介して連結されるパルプ−・ウジング部
材12と、前記ロッド側及びシリンダ側の各作動室4゜
5に作動油を選択的に給排すべく、前記バルブハウジン
グ部材12に形成された両端開口形状の第1及び第2の
スプール弁収容孔13.14内に、摺動可能にそれぞれ
嵌挿された一対の第1及び第2のスプール弁15.16
とから構成されている。そして、前記一対の第1及び第
2のスプール弁15.16は、一端がビン17aを介し
て前記バルブハウジング部材12に固着され、他端がピ
ン17 bを介してスタブシャフト34に固着されたト
ーションバ17ノ軸心ヲ回動中心として、前記バルプノ
・ウジング部材12とスタブシャフト34との間に相対
的な角度変位が生じた時に、互いに相反する方向に、第
1及び第2の各スプール弁収容孔13.14内を移動す
るようになっている。前記第1スプール弁15は、ピス
トンロッド7が挿入されているロッド側作動室4内に、
ポンプ18から供給油路19を通ってハウジング11内
に供給された作動油を導入するだめのスプール側第1導
入制御部20を有するとともに、シリンダ側作動室5内
の作動油をタンク21内に排出するためのスプール側第
1排出制御部22を有している。一方、第2スプール弁
16は、シリンダ側作動室5内に、ポンプ18からハウ
ジングll内に供給された作動油を導入するだめのスプ
ール側第2導入制御部23を有するとともに、ロッド側
作動室4内の作動油をタンク21に排出するだめのスプ
ール側第2排出制御部24を有している。また、第1ス
プール弁15に形成されたスプール側第1導入制御部2
0及びスプール側第1排出制御部22と対向する第1ス
プール弁収容孔13の内周面には、ハウジング側第1導
入制御部z5及びハウジング側第1排出制御部26とが
形成されており、このハウジング側第1導入制御部25
と前記スプール側第1導入制御部20とで、ハウジング
11内からロッド側作動室4内に導かれる作動油の流量
を制御する環状の第1導入オリフイス27が形成され、
また、前記ハウジング側第1排出制御部26と前記スプ
ール側第1排出制御部22とで、シリンダ側作動室5内
からタンク21に排出される作動油の流量を制御する環
状の第1排出オリフイス28が形成されている、一方、
第2スズール弁16に形成されたスプール側第2導入制
御部23及びスプール側第2排出制御部24と対向する
第2スプール弁収容孔14の内周面には、ハウジング側
第2導入制御部2q及び・・ウジング側第2排出制御部
3()とが形成されておシ、このハウジング側第2導入
制御部29と前記スプール側第2導入制御部23とで、
ハウジング11内からシリンダ側作動室5内に導かれる
作動油の流量を制御する環状の第2導入オリフイス31
が形成され、また、前記ハウジング側第2排出制御部3
0と前記スプール側第2排出制御部24とで、ロッド側
作動室4内からタンク21に排出される作動油の流量を
制御する環状の第2排出オリフイス32が形成されてい
る。
前記第1及び第2の各スプール弁15及び16の外形形
状は、同一に形成されているが、第1スプール弁15を
収容配置する第1スプール弁収容孔13に形成され九ノ
・ウジング側第1導入制御部25及びノ・ウジフグ側鎖
1導只制御部26の内形形状(すなわち、それらの内径
寸法11)は、ロッド側作動室4とシリンダ側作動室5
との各有効受圧面積比に対応して、第2スプール弁16
を収容配置する第2スプール弁収容孔14に形成され九
ノ・ウジング側第2導入制御部29及びノ・ウジング側
第2排出制御2部30の内形形状(すなわち、それらの
内径寸法t2 )よシも大きく形成されている。なお、
各スプール弁15.16のほぼ中心部位には、ステアリ
ングホイールの回動操作に伴ってトーシンバ−17に捩
り角度が生じるため、バルプノ・ウジング部材12とス
タブシャフト34との間に相対回動変位が生じたとき、
各スプール弁15.16を相反する方向に移動させるス
タブシャフトピン35.35が固着されている。
状は、同一に形成されているが、第1スプール弁15を
収容配置する第1スプール弁収容孔13に形成され九ノ
・ウジング側第1導入制御部25及びノ・ウジフグ側鎖
1導只制御部26の内形形状(すなわち、それらの内径
寸法11)は、ロッド側作動室4とシリンダ側作動室5
との各有効受圧面積比に対応して、第2スプール弁16
を収容配置する第2スプール弁収容孔14に形成され九
ノ・ウジング側第2導入制御部29及びノ・ウジング側
第2排出制御2部30の内形形状(すなわち、それらの
内径寸法t2 )よシも大きく形成されている。なお、
各スプール弁15.16のほぼ中心部位には、ステアリ
ングホイールの回動操作に伴ってトーシンバ−17に捩
り角度が生じるため、バルプノ・ウジング部材12とス
タブシャフト34との間に相対回動変位が生じたとき、
各スプール弁15.16を相反する方向に移動させるス
タブシャフトピン35.35が固着されている。
このような構成の本発明の動力操向装置の作用について
説明する。
説明する。
この動力操向装置にあっては、前記第1及び第2の各ス
プール弁15及び16の外形形状は、同一に形成されて
いるが、第1スプール弁15を収容配置する第1スプー
ル弁収容孔13に形成されたハウジング側第1導入制御
部25及びノ・ウジング側第1導入制御部26の内形形
状(すなわち、それらの内径寸法1+ )は、ロッド側
作動室4とシリンダ側作動室5との各有効受圧面積比に
対応して、第2スプール弁16を収容配置する第2スプ
ール弁収容孔14に形成されたハウジング側第2導入制
御部29及びハウジング側第2排出制御部30の内形形
状゛(すなわち、それらの内径寸法!−t )よシも大
きく形成されている。したがって、ステアリングホイー
ルを中立位置に設定した場合、スプール側第1導入制御
部20とノ・ウジング側第1導入制御部25とで形成さ
れる環状の第1導入オリフイス27、及びスプール側第
1排出制御22とノ・ウジング側第1排出制御部26と
で形成される環状の第1排出オリフイス28の各開口面
積は、スプール側第2導入制御部23とハウジング側第
2導入制御部四とで形成される環状の第2導入オリフィ
ス31.及びスプール側第2排出制御部24とハウジン
グ側第2排出制御部30とで形成される環状の第2排出
オリフイス32の各開口面積よシも大きくなる。したが
って、ポンプ18から供給油路19を介してノ・ウジン
グll内に供給された作動油は、第1及び第2の各導入
オリフィス27.31を通シ、ロッド側及びシリンダ側
の各作動室4.5に供給されるのであるが、ロッド側作
動室4への供給油は、大きな開口面積を有する第1導入
オリフイス27から流入し、小さな開口面積を有する第
2排出オリフイス32から流出する。このため、ロッド
側作動室4の圧力は上昇することと々る。これに対し、
シリンダ側作動室5への供給油は、小さな開口面積を有
する第2導入オリフイス31から流入し、犬き々開口面
積を有する第1排出オリフイス28から流出する。この
ため、シリンダ側作動室5の圧力は低くなる。
プール弁15及び16の外形形状は、同一に形成されて
いるが、第1スプール弁15を収容配置する第1スプー
ル弁収容孔13に形成されたハウジング側第1導入制御
部25及びノ・ウジング側第1導入制御部26の内形形
状(すなわち、それらの内径寸法1+ )は、ロッド側
作動室4とシリンダ側作動室5との各有効受圧面積比に
対応して、第2スプール弁16を収容配置する第2スプ
ール弁収容孔14に形成されたハウジング側第2導入制
御部29及びハウジング側第2排出制御部30の内形形
状゛(すなわち、それらの内径寸法!−t )よシも大
きく形成されている。したがって、ステアリングホイー
ルを中立位置に設定した場合、スプール側第1導入制御
部20とノ・ウジング側第1導入制御部25とで形成さ
れる環状の第1導入オリフイス27、及びスプール側第
1排出制御22とノ・ウジング側第1排出制御部26と
で形成される環状の第1排出オリフイス28の各開口面
積は、スプール側第2導入制御部23とハウジング側第
2導入制御部四とで形成される環状の第2導入オリフィ
ス31.及びスプール側第2排出制御部24とハウジン
グ側第2排出制御部30とで形成される環状の第2排出
オリフイス32の各開口面積よシも大きくなる。したが
って、ポンプ18から供給油路19を介してノ・ウジン
グll内に供給された作動油は、第1及び第2の各導入
オリフィス27.31を通シ、ロッド側及びシリンダ側
の各作動室4.5に供給されるのであるが、ロッド側作
動室4への供給油は、大きな開口面積を有する第1導入
オリフイス27から流入し、小さな開口面積を有する第
2排出オリフイス32から流出する。このため、ロッド
側作動室4の圧力は上昇することと々る。これに対し、
シリンダ側作動室5への供給油は、小さな開口面積を有
する第2導入オリフイス31から流入し、犬き々開口面
積を有する第1排出オリフイス28から流出する。この
ため、シリンダ側作動室5の圧力は低くなる。
かくして、ロッド側作動室4とシリンダ側作動室5との
間に圧力差が発生し、この圧力差がロッド側作動室4と
シリンダ側作動室5との間の各有効受圧面積差を相殺し
、したがって、ピストン6に加わる軸方向の推力を零に
保持する。そのため、ピストン6の移動は一切行われな
いこととなり、セルフステアリング現象を防止できる。
間に圧力差が発生し、この圧力差がロッド側作動室4と
シリンダ側作動室5との間の各有効受圧面積差を相殺し
、したがって、ピストン6に加わる軸方向の推力を零に
保持する。そのため、ピストン6の移動は一切行われな
いこととなり、セルフステアリング現象を防止できる。
次に、ステアリングホイール(図示せず)を回動しガい
中立位置から、ステアリングホイールを時計方向に回動
操作すると、第1スプール弁15はスプール弁収容孔1
3内を第1図中右方向に移動するとともに、第2スプー
ル弁16はスプール弁収容孔14内を同図中左方向に移
動する。すると、第1導入オリフイス27の開口面積は
、徐々に増大する一方、第2排出オリフイス32の開口
面積は、徐々に減少する。したがって、ポンプ18から
供給油路19を介してハウジング11内に供給された作
動油は、第1導入オリフイス27を通シ、該導入オリフ
ィス27とロッド側作動室4とを連通ずる油路36を介
して、ロッド側作動室4内に供給される。この場合、そ
の作動油の一部は、前記油路36から分岐して第2排出
オリフイス32と連通する油路36 aを介して、前記
第2排出オリフイス32側に排出されようとする本、そ
のオリフィス32の開口面積は小さくなっているので、
作動油の主流は、前記ロッド側作動宰4内にのみ供給さ
れる。一方、これと同時に、第2導入オリフイス31の
開口面積は、第2スプール弁16の左行に伴って徐々に
減少する、一方、第1排出オリフイス28の開口面積は
、第1スプール弁15の右行に伴って徐々に増大する、
しだがって、シリンダ側作動室5内の作動油は、該作動
室5と前記第1排出オリフイス28とを連通ずる油路3
7を介して、第1排出オリアイス28を通り、さらにパ
ルプハウジング部材12に形成された排出油路38、及
びその排出油路38とタンク21とを連通する排出路3
9を経たのち、タンク21に排出される。そのため、ロ
ッド側とシリンダ側の各作動室4,5の差圧によシ、ピ
ストン6を左行し、このピストン6に連結された操舵部
材8に対し所定方向の助勢力を付与する。
中立位置から、ステアリングホイールを時計方向に回動
操作すると、第1スプール弁15はスプール弁収容孔1
3内を第1図中右方向に移動するとともに、第2スプー
ル弁16はスプール弁収容孔14内を同図中左方向に移
動する。すると、第1導入オリフイス27の開口面積は
、徐々に増大する一方、第2排出オリフイス32の開口
面積は、徐々に減少する。したがって、ポンプ18から
供給油路19を介してハウジング11内に供給された作
動油は、第1導入オリフイス27を通シ、該導入オリフ
ィス27とロッド側作動室4とを連通ずる油路36を介
して、ロッド側作動室4内に供給される。この場合、そ
の作動油の一部は、前記油路36から分岐して第2排出
オリフイス32と連通する油路36 aを介して、前記
第2排出オリフイス32側に排出されようとする本、そ
のオリフィス32の開口面積は小さくなっているので、
作動油の主流は、前記ロッド側作動宰4内にのみ供給さ
れる。一方、これと同時に、第2導入オリフイス31の
開口面積は、第2スプール弁16の左行に伴って徐々に
減少する、一方、第1排出オリフイス28の開口面積は
、第1スプール弁15の右行に伴って徐々に増大する、
しだがって、シリンダ側作動室5内の作動油は、該作動
室5と前記第1排出オリフイス28とを連通ずる油路3
7を介して、第1排出オリアイス28を通り、さらにパ
ルプハウジング部材12に形成された排出油路38、及
びその排出油路38とタンク21とを連通する排出路3
9を経たのち、タンク21に排出される。そのため、ロ
ッド側とシリンダ側の各作動室4,5の差圧によシ、ピ
ストン6を左行し、このピストン6に連結された操舵部
材8に対し所定方向の助勢力を付与する。
なお、ステアリングホイールを反時計方向に回動した場
合も、第1及び第2の各スプール弁15゜16の移動方
向が逆となるだけで、前述の場合と同様であり、この場
合は、シリンダ側作動室5内の油圧を、ロッド側作動室
4内の油圧よりも大として、その油圧差にて、ピストン
6を右行させ、操舵部材8に対し、前述の場合とは反対
方向の助勢力を付与する。
合も、第1及び第2の各スプール弁15゜16の移動方
向が逆となるだけで、前述の場合と同様であり、この場
合は、シリンダ側作動室5内の油圧を、ロッド側作動室
4内の油圧よりも大として、その油圧差にて、ピストン
6を右行させ、操舵部材8に対し、前述の場合とは反対
方向の助勢力を付与する。
このような動力操向装置によれば、ロッド側作動室4と
シリンダ側作動室5との間の各有効受圧面積差を相殺す
るために、この受圧面積比と逆比の圧力比をロッド側作
動室4とシリンダ作動室5とに与えることができるので
、ステアリングホイールを中立位置に設定した場合、ピ
ストン6に加わる推力を零に保持することができる。し
たがって、操舵時における左右・・ンドル荷重を等しく
することができ、したがって違和感がなく、良好な操縦
感覚を得ることができる。
シリンダ側作動室5との間の各有効受圧面積差を相殺す
るために、この受圧面積比と逆比の圧力比をロッド側作
動室4とシリンダ作動室5とに与えることができるので
、ステアリングホイールを中立位置に設定した場合、ピ
ストン6に加わる推力を零に保持することができる。し
たがって、操舵時における左右・・ンドル荷重を等しく
することができ、したがって違和感がなく、良好な操縦
感覚を得ることができる。
また、有効受圧面積の小さいロッド側作動室4内に作動
油を導くだめの第1スプール弁15と、有効受圧面積の
大きいシリンダ側作動室5内に作動油を導くための第2
スプール弁16との外形形状は、互いに全く同一形状に
形成されているので、第1及び第2のスプール弁収容孔
13及び14のいずれにも第1及び第2のスプール弁1
5及び16を組込むことができ、そのため、各スプール
弁15及び16を各スプール弁収容孔13及び14の内
部に迅速かつ容易に組込むことができるとともに、互い
に異なった外形形状のスプール弁を用意する必要がない
ので、それに適合する砥石を特別に用意して所定形状の
一対のスプール弁を加工する必要もなく、シたがって、
加工コストの低減化を図ることができる。
油を導くだめの第1スプール弁15と、有効受圧面積の
大きいシリンダ側作動室5内に作動油を導くための第2
スプール弁16との外形形状は、互いに全く同一形状に
形成されているので、第1及び第2のスプール弁収容孔
13及び14のいずれにも第1及び第2のスプール弁1
5及び16を組込むことができ、そのため、各スプール
弁15及び16を各スプール弁収容孔13及び14の内
部に迅速かつ容易に組込むことができるとともに、互い
に異なった外形形状のスプール弁を用意する必要がない
ので、それに適合する砥石を特別に用意して所定形状の
一対のスプール弁を加工する必要もなく、シたがって、
加工コストの低減化を図ることができる。
また、一対のスプール弁に識別用の刻印や記号を付する
煩雑性からも解放される。
煩雑性からも解放される。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、シリ
ンダ内のロッド側作動室とシリンダ側作動室とに積極的
に前記有効受圧面積差を相殺するような圧力差を生じさ
せて推力を一定に保つことができるとともに、左右操舵
時にそれぞれ発生する圧力を、ピストン受圧面積比に対
応して、逆比に発生させることができるので、操舵時に
おける左右ハンドル荷重を等しくすることができ、した
がって違和感がなく、良好な操縦感覚を得ることができ
る。また、一対のスプール弁の相互を同一の外形形状と
しているので、各スプール弁収容孔内に組み違えること
なく迅速に組込むことができるばかシでなく、従来の場
合のようにスプール弁に形成される、外形形状が互いに
異なる導入制御部及び排出制御部に適合する2種類の砥
石を用意して加工を施すということも必要としないので
、加工コストの低減化を図ることができるという効果が
得られる。
ンダ内のロッド側作動室とシリンダ側作動室とに積極的
に前記有効受圧面積差を相殺するような圧力差を生じさ
せて推力を一定に保つことができるとともに、左右操舵
時にそれぞれ発生する圧力を、ピストン受圧面積比に対
応して、逆比に発生させることができるので、操舵時に
おける左右ハンドル荷重を等しくすることができ、した
がって違和感がなく、良好な操縦感覚を得ることができ
る。また、一対のスプール弁の相互を同一の外形形状と
しているので、各スプール弁収容孔内に組み違えること
なく迅速に組込むことができるばかシでなく、従来の場
合のようにスプール弁に形成される、外形形状が互いに
異なる導入制御部及び排出制御部に適合する2種類の砥
石を用意して加工を施すということも必要としないので
、加工コストの低減化を図ることができるという効果が
得られる。
第1図は本発明に係る動力操向装置の一実施例を示す概
念的説明図、第2図は第1図における動力操向装置を示
す断面図である。 1・・・不平衡シリンダ装置、2・・・油圧制御装置、
3.・、シリンダ%3a@@”側壁、410.ロッド側
作動室、5・・・シリンダ側作動室、6・・・ピストン
、7・・・ピストンロッド、8・・・操舵部材、9・・
・供給孔、10・・−排出孔、11・・・ハウジング、
12・・・パルプハウジング部材、13.14−−−第
1及び第2のスプール弁収容孔、15o・第1スプール
弁、160・第2スプール弁、20・・・スプール側第
1導入制御部、22111111スプ一ル側第1排出制
御部、23・−・スプール側第2導入制御部、24・・
・スプール側第2排出制御部、25・・・ハウジング側
第1導入制御部、26・拳・ハウジング側第1排出制御
部、27・・・第1導入オリフイス、28・・・第1排
出オリフイス、31・・・第2導入オリフイス、32・
拳・第2排出オリフイス。 外2名
念的説明図、第2図は第1図における動力操向装置を示
す断面図である。 1・・・不平衡シリンダ装置、2・・・油圧制御装置、
3.・、シリンダ%3a@@”側壁、410.ロッド側
作動室、5・・・シリンダ側作動室、6・・・ピストン
、7・・・ピストンロッド、8・・・操舵部材、9・・
・供給孔、10・・−排出孔、11・・・ハウジング、
12・・・パルプハウジング部材、13.14−−−第
1及び第2のスプール弁収容孔、15o・第1スプール
弁、160・第2スプール弁、20・・・スプール側第
1導入制御部、22111111スプ一ル側第1排出制
御部、23・−・スプール側第2導入制御部、24・・
・スプール側第2排出制御部、25・・・ハウジング側
第1導入制御部、26・拳・ハウジング側第1排出制御
部、27・・・第1導入オリフイス、28・・・第1排
出オリフイス、31・・・第2導入オリフイス、32・
拳・第2排出オリフイス。 外2名
Claims (1)
- (1)不平衡シリンダ装置と油圧制御装置とから成り、
前記不平衡シリンダ装置は、両端が封止されたシリンダ
と、このシリンダ内を、有効受圧面積の小さいロッド側
作動室と有効受圧面積の大きいシリンダ側作動室との二
室に隔成すべく、該シリンダ内に摺動可能に嵌挿された
ピストンと、一端がこのピストンに固着され、他端が前
記シリンダの一端部に形成された側壁を貫通して外部に
突出するピストンロッドとから構成し、前記油圧制御装
置は、作動油の供給孔及び排出孔を有するハウジング と、このハウジング内に配置され、操舵部材に前記ピス
トンロッドを介して連結されるバルブハウジング部材と
、前記ロッド側及びシリンダ側の各作動室に作動油を選
択的に給排すべく、前記バルブハウジング部材に形成さ
れた両端開口形成の第1及び第2のスプール弁収容孔内
に、摺動可能にそれぞれ嵌挿された第1及び第2のスプ
ール弁とから構成し、前記第1スプール弁収容孔には、
前記ハウジング内から前記ロッド側作動室内に導かれる
作動油の流量を、前記第1スプール弁に形成されたスプ
ール側第1導入制御部とで流量制御するハウジング側第
1導入制御部を有するとともに、前記シリンダ側作動室
内から排出される作動油の流量を、前記第1スプール弁
に形成されたスプール側第1排出制御部とで流量制御す
るハウジング側第1排出制御部を有し、前記第2スプー
ル弁収容孔には、前記ハウジング内から前記シリンダ側
作動室内に導かれる作動油の流量を、前記第2スプール
弁に形成されたスプール側第2導入制御部とで流量制御
するハウジング側第2導入制御部を有するとともに、前
記ロッド側作動室内から排出される作動油の流量を、前
記第2スプール弁に形成されたスプール側第2排出制御
部とで流量制御するハウジング側第2排出制御部を有す
る動力操向装置において、前記第1及び第2の各スプー
ル弁の外形形状を互いに同一に形成するとともに、前記
ロッド側作動室とシリンダ側作動室との各有効受圧面積
比に対応して、前記ハウジング側第1導入制御部及びハ
ウジング側第1排出制御部の内形形状を、前記ハウジン
グ側第2導入制御部及びハウジング側第2排出制御部の
内形形状よりも大きく形成したことを特徴とする動力操
向装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15630684A JPS6133368A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 動力操向装置 |
US06/760,631 US5127312A (en) | 1984-07-26 | 1985-07-24 | Power assist device for automotive steering system |
DE19853526679 DE3526679A1 (de) | 1984-07-26 | 1985-07-25 | Kraftverstaerkervorrichtung fuer ein kraftfahrzeug-lenksystem |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15630684A JPS6133368A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 動力操向装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6133368A true JPS6133368A (ja) | 1986-02-17 |
Family
ID=15624912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15630684A Pending JPS6133368A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 動力操向装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5127312A (ja) |
JP (1) | JPS6133368A (ja) |
DE (1) | DE3526679A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0720078A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-24 | Japan Atom Energy Res Inst | ゴム体の性状変化の検出方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61102379A (ja) * | 1984-10-22 | 1986-05-21 | Atsugi Motor Parts Co Ltd | 動力操向装置 |
GB2472004A (en) * | 2009-07-20 | 2011-01-26 | Ultronics Ltd | Control arrangement for controlling movement of a differential piston in a hydraulic circuit |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5464333A (en) * | 1977-10-13 | 1979-05-24 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Control valve for power steering with a unbalanced actuation cylinder |
JPS56128270A (en) * | 1979-08-01 | 1981-10-07 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Method and device for supporting hydraulic pressure of steering movement of steering handle |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL266560A (ja) * | 1961-06-20 | 1900-01-01 | ||
DE1755792C3 (de) * | 1968-06-22 | 1979-02-15 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag, 7990 Friedrichshafen | Servolenkeinrichtung, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
DE1920826A1 (de) * | 1969-04-24 | 1970-11-12 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Druckmittelsteuereinrichtung fuer Servolenkungen,insbesondere fuer Kraftfahrzeuge |
US4012993A (en) * | 1971-06-24 | 1977-03-22 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag | Auxiliary power steering system |
DE2456171C3 (de) * | 1974-11-28 | 1979-04-12 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag, 7990 Friedrichshafen | Hilfskraftlenkung für Kraftfahrzeuge mit Zentralhydraulik |
JPS54181427U (ja) * | 1978-06-12 | 1979-12-22 | ||
DE2904111C2 (de) * | 1979-02-03 | 1983-03-31 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag, 7990 Friedrichshafen | Hydrostatische Lenkeinrichtung |
US4282900A (en) * | 1979-04-30 | 1981-08-11 | The Boeing Company | Extended life spool valve |
DE3137366A1 (de) * | 1981-09-19 | 1983-04-14 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag, 7990 Friedrichshafen | "hilfskraftlenkung" |
DE3248251C2 (de) * | 1982-12-28 | 1985-02-14 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag, 7990 Friedrichshafen | Steuerventil für Hilfskraftlenkungen |
US4587886A (en) * | 1983-04-28 | 1986-05-13 | Jidosha Kiki Co., Ltd. | Power steering device |
JPS61102379A (ja) * | 1984-10-22 | 1986-05-21 | Atsugi Motor Parts Co Ltd | 動力操向装置 |
-
1984
- 1984-07-26 JP JP15630684A patent/JPS6133368A/ja active Pending
-
1985
- 1985-07-24 US US06/760,631 patent/US5127312A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-07-25 DE DE19853526679 patent/DE3526679A1/de active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5464333A (en) * | 1977-10-13 | 1979-05-24 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Control valve for power steering with a unbalanced actuation cylinder |
JPS56128270A (en) * | 1979-08-01 | 1981-10-07 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Method and device for supporting hydraulic pressure of steering movement of steering handle |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0720078A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-24 | Japan Atom Energy Res Inst | ゴム体の性状変化の検出方法 |
US5999004A (en) * | 1993-06-30 | 1999-12-07 | Japan Atomic Energy Research Insittute | Method of detecting a change in the property of a rubber member |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3526679C2 (ja) | 1990-01-11 |
DE3526679A1 (de) | 1986-02-06 |
US5127312A (en) | 1992-07-07 |
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