JPS61296160A - 吸水体 - Google Patents
吸水体Info
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- JPS61296160A JPS61296160A JP60139822A JP13982285A JPS61296160A JP S61296160 A JPS61296160 A JP S61296160A JP 60139822 A JP60139822 A JP 60139822A JP 13982285 A JP13982285 A JP 13982285A JP S61296160 A JPS61296160 A JP S61296160A
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Landscapes
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- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、使い捨ておしめや衛生用品等に利用される吸
水体に関し、詳細には安価に製造することができ、且つ
形状安定性の優れた吸水体に関するものである。尚以下
の説明では主として使い捨ておしめを例にとり説明を展
開する。
水体に関し、詳細には安価に製造することができ、且つ
形状安定性の優れた吸水体に関するものである。尚以下
の説明では主として使い捨ておしめを例にとり説明を展
開する。
[従来の技術]
使い捨ておしめは一般にプラスチックフィルム等の封水
性シートと不織布等の透水性シートの間に吸水体を介装
し、その接合面を貼着して形成されている。そしてこの
様な使い捨ておしめ用の吸水体は、例えば第3図に示す
様に上・下2枚の吸水紙1,2の間にパルプ3を収納し
周縁を封鎖して構成されている。これを製造するに当た
っては、第4図に示す様に受は面を網目に形成した移送
コンベア5を矢印A方向に回転走行させ、且つ該受は面
をブロワ9により上方から下方へ吸引しておく。そして
吸水紙巻付ロール4から繰出した受は用吸水紙lを移送
コンベア5上に供給し、移送コンベア5と共に矢印B方
向へ走行させ、該受は用吸水紙l上に積繊機6より綿状
のパルプ8を切出し散布すると、パルプ8は吸引力によ
って受は用吸水紙l上に密着し、マット状物Mが形成さ
れる。かかるマット状物Mのに面に吸水紙巻付ロール4
aから抑え用吸水紙2を供給することによって上面を封
鎖する。次いでエンボスローラ11によって吸水紙の投
手力向側縁部を押圧Φ貼着すると共に、カッタllaを
一定間隔で降下させることによって吸水紙を幅方向に貼
着し、且つ該貼着部分を切断して第3図に示す吸水体K
を得る。
性シートと不織布等の透水性シートの間に吸水体を介装
し、その接合面を貼着して形成されている。そしてこの
様な使い捨ておしめ用の吸水体は、例えば第3図に示す
様に上・下2枚の吸水紙1,2の間にパルプ3を収納し
周縁を封鎖して構成されている。これを製造するに当た
っては、第4図に示す様に受は面を網目に形成した移送
コンベア5を矢印A方向に回転走行させ、且つ該受は面
をブロワ9により上方から下方へ吸引しておく。そして
吸水紙巻付ロール4から繰出した受は用吸水紙lを移送
コンベア5上に供給し、移送コンベア5と共に矢印B方
向へ走行させ、該受は用吸水紙l上に積繊機6より綿状
のパルプ8を切出し散布すると、パルプ8は吸引力によ
って受は用吸水紙l上に密着し、マット状物Mが形成さ
れる。かかるマット状物Mのに面に吸水紙巻付ロール4
aから抑え用吸水紙2を供給することによって上面を封
鎖する。次いでエンボスローラ11によって吸水紙の投
手力向側縁部を押圧Φ貼着すると共に、カッタllaを
一定間隔で降下させることによって吸水紙を幅方向に貼
着し、且つ該貼着部分を切断して第3図に示す吸水体K
を得る。
ところで上記吸水体Kにおいて、パルプ等の吸木材3は
吸水紙1.2で囲まれる空間内で何ら固定されておらず
移動可能な状態にある。その為該吸水体を例えば幅方向
に押し縮めると吸水材が中央部に団塊状に集まり、元の
平板状にもどそうと吸水紙を広げても戻らない事態が発
生する。即ちこうした状況は上記吸水体を収納した使い
捨ておしめを乳児等の股部に施用した後、排泄の有無を
確認する為に再びおしめを開放した際に発生する。即ち
施用中吸水体は乳児の太ももに挟圧されて幅方向に押し
縮められた状態にあり、パルプ等が中央に偏ってしまう
為施用を解除しても元の平板状にも戻らない。そしてこ
うした状態は若干の尿排泄があったときに顕著となる。
吸水紙1.2で囲まれる空間内で何ら固定されておらず
移動可能な状態にある。その為該吸水体を例えば幅方向
に押し縮めると吸水材が中央部に団塊状に集まり、元の
平板状にもどそうと吸水紙を広げても戻らない事態が発
生する。即ちこうした状況は上記吸水体を収納した使い
捨ておしめを乳児等の股部に施用した後、排泄の有無を
確認する為に再びおしめを開放した際に発生する。即ち
施用中吸水体は乳児の太ももに挟圧されて幅方向に押し
縮められた状態にあり、パルプ等が中央に偏ってしまう
為施用を解除しても元の平板状にも戻らない。そしてこ
うした状態は若干の尿排泄があったときに顕著となる。
ちなみに最近の使い捨ておしめは2〜3回の排尿に耐え
る様に吸水能力が設計されているので1〜2回排尿があ
っても再び使用されることが多い。従って若干の吸水状
態で吸水体が挟圧される事態は予想以上に頻繁に発生す
る。その為こうしたおしめを再び乳児等の股部に当てか
ったときに長さ方向中央部の側縁部に吸水体が存在しな
い部分が発生し、排泄物の洩れにつながる。
る様に吸水能力が設計されているので1〜2回排尿があ
っても再び使用されることが多い。従って若干の吸水状
態で吸水体が挟圧される事態は予想以上に頻繁に発生す
る。その為こうしたおしめを再び乳児等の股部に当てか
ったときに長さ方向中央部の側縁部に吸水体が存在しな
い部分が発生し、排泄物の洩れにつながる。
また上記吸水体は吸水紙の部分が透水性シートあるいは
封水性シートと接着されて位置固定されているが、吸水
紙自体は破れ易いものであるので前述の様な押し腟め力
が作用すると接着部の周囲で吸水紙の破損を生じ位置固
定できなくなる。即ち透水性シートと封水性シートで囲
まれる空間内で吸水体が位置ずれを起こすことがあり、
やはり排泄物の洩れをひき起こす。さらに乳児等が施用
中に若干の排尿をして一ヒ記接着部が濡れると吸水紙の
破れは一層起こり易くなり、位置ずれ並びに排泄物の洩
れの現象は顕著になる。
封水性シートと接着されて位置固定されているが、吸水
紙自体は破れ易いものであるので前述の様な押し腟め力
が作用すると接着部の周囲で吸水紙の破損を生じ位置固
定できなくなる。即ち透水性シートと封水性シートで囲
まれる空間内で吸水体が位置ずれを起こすことがあり、
やはり排泄物の洩れをひき起こす。さらに乳児等が施用
中に若干の排尿をして一ヒ記接着部が濡れると吸水紙の
破れは一層起こり易くなり、位置ずれ並びに排泄物の洩
れの現象は顕著になる。
[発明が解決しようとする問題点1
上記の如〈従来の吸水体は形状安定性並びに位置安定性
に問題があり、満足できるものではなかった。そこでこ
うした問題について種々検討がなされ、例えば吸水紙の
代りに強度や耐漏れ性の優れた不織布を私用した吸水体
が提案されており1位置ずれについては一応の成果を挙
げているが、不織布は吸水紙に比べて高価であり生産コ
ストが高凰すると共に、不織布で囲まれる空間内におけ
るパルプ等の移動を防止できる訳ではないので不織布で
囲まれる空間内で吸水材が偏在するという問題は解決で
きず、究極的な解決手段とならない。
に問題があり、満足できるものではなかった。そこでこ
うした問題について種々検討がなされ、例えば吸水紙の
代りに強度や耐漏れ性の優れた不織布を私用した吸水体
が提案されており1位置ずれについては一応の成果を挙
げているが、不織布は吸水紙に比べて高価であり生産コ
ストが高凰すると共に、不織布で囲まれる空間内におけ
るパルプ等の移動を防止できる訳ではないので不織布で
囲まれる空間内で吸水材が偏在するという問題は解決で
きず、究極的な解決手段とならない。
そこで観点を変えて、パルプ等を吸水紙や不織布で被包
するのではなく、パルプを一体成形して吸水体を形成す
る手法が幾つか提案されている。
するのではなく、パルプを一体成形して吸水体を形成す
る手法が幾つか提案されている。
その1つはメルトブローン方式と称し、ポリマー溶融物
の噴射流の中にパルプを混入させ、パルプを抱き込んだ
形で吸水体を固定・成形する方法である。またS 、W
、P方式(Synthetic WoodPulp方
式)と称し、解繊した合成パルプをパルプと混合し、1
25℃程度に加熱して合成バルブを融解させパルプ同士
を接合する方法が提案されている。しかるにこれらの方
法は一体成形物即ち形状安定性の優れた吸水体を得るこ
とができるものの、製造設備が複雑且つ大規模なものと
なり設備コスト並びにランニングコストが高膿するとい
う問題がある。
の噴射流の中にパルプを混入させ、パルプを抱き込んだ
形で吸水体を固定・成形する方法である。またS 、W
、P方式(Synthetic WoodPulp方
式)と称し、解繊した合成パルプをパルプと混合し、1
25℃程度に加熱して合成バルブを融解させパルプ同士
を接合する方法が提案されている。しかるにこれらの方
法は一体成形物即ち形状安定性の優れた吸水体を得るこ
とができるものの、製造設備が複雑且つ大規模なものと
なり設備コスト並びにランニングコストが高膿するとい
う問題がある。
本発明はこうした事情に着目してなされたものであって
、形状安定性や位置安定性に優れ、■一つ安価に製造す
ることのできる吸水体を提供することを目的とするもの
である。
、形状安定性や位置安定性に優れ、■一つ安価に製造す
ることのできる吸水体を提供することを目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段]
″ 上記目的を達成した本発明の吸水体は、綿状物と吸
水材を含むマット状物の少なくとも片面に接着剤をスプ
レー付着させてなる点に要旨を有するものである。
水材を含むマット状物の少なくとも片面に接着剤をスプ
レー付着させてなる点に要旨を有するものである。
[作用]
本発明においては、木材パルプやコツトンパルプ等の綿
状物と高分子吸水材等の吸水材を混合し、これを例えば
前記と同様の移送コンベアーLに直接散布し、ブロワに
よる吸引力によって移送コンベア上に密着させる。こう
して得たマット状成形体に上面及び/又は下面から接着
剤をスプレー状殊にフィラメント状あるいはネット状に
吹付けると、接着剤は互いに絡まった状態でマット状成
形体の上面及び/又は下面に広がり、且つ深部まで浸透
した状態で固まる。その結果マット状成形体は接着剤を
バインダーとして強固な一体構造を構成し、形状安定性
の高い吸水体が得られる。
状物と高分子吸水材等の吸水材を混合し、これを例えば
前記と同様の移送コンベアーLに直接散布し、ブロワに
よる吸引力によって移送コンベア上に密着させる。こう
して得たマット状成形体に上面及び/又は下面から接着
剤をスプレー状殊にフィラメント状あるいはネット状に
吹付けると、接着剤は互いに絡まった状態でマット状成
形体の上面及び/又は下面に広がり、且つ深部まで浸透
した状態で固まる。その結果マット状成形体は接着剤を
バインダーとして強固な一体構造を構成し、形状安定性
の高い吸水体が得られる。
本発明における接着剤としては特に制約はなくエマルジ
ョン型接着剤やホットメルト接着剤等を利用することが
できるが、好ましくはホットメルト接着剤が推奨される
。尚マット状成形体の表面だけでなく深部への浸透性を
考慮すると接着剤は吹付は時に粘度が小さく浸透力の高
いものが望まれる。またかかる接着剤の吹付は形態につ
いてもスプレー状でありさえすれば特に制限を受けない
が、接着剤同士の絡まりが大きいもの望ましいので例え
ば第5図、第6図(第5図における■−■線断面図)に
示す様な特殊ノズルを用いて網の目状に接着剤を噴射す
る方式が望まれる。即ち該方式は、中心部に接着剤吐出
孔15を有し、そのまわりに点対称的に3つのエアー噴
射孔16を配設してなるノズル12を使用して接着剤を
噴射するものであって、エアー噴射孔16からの噴射エ
アー(ホットエアー)は一点鎖線で示す如く点対称中心
(接着剤吐出孔の中心)側へ向けて噴射されるが、夫々
の狙い位置は点対称中心を同じ方向へ僅かにはずす様に
設計され、噴出エアー同士の衝突を回避している。従っ
て接着剤は噴射エアーと会合する点において各噴射エア
ーに吹き飛ばされて糸を引く様に各噴射エアーの吐出延
長線方向(概ね3方向)に吹き飛ばされる。こうして接
着剤の網状噴射が形成される。
ョン型接着剤やホットメルト接着剤等を利用することが
できるが、好ましくはホットメルト接着剤が推奨される
。尚マット状成形体の表面だけでなく深部への浸透性を
考慮すると接着剤は吹付は時に粘度が小さく浸透力の高
いものが望まれる。またかかる接着剤の吹付は形態につ
いてもスプレー状でありさえすれば特に制限を受けない
が、接着剤同士の絡まりが大きいもの望ましいので例え
ば第5図、第6図(第5図における■−■線断面図)に
示す様な特殊ノズルを用いて網の目状に接着剤を噴射す
る方式が望まれる。即ち該方式は、中心部に接着剤吐出
孔15を有し、そのまわりに点対称的に3つのエアー噴
射孔16を配設してなるノズル12を使用して接着剤を
噴射するものであって、エアー噴射孔16からの噴射エ
アー(ホットエアー)は一点鎖線で示す如く点対称中心
(接着剤吐出孔の中心)側へ向けて噴射されるが、夫々
の狙い位置は点対称中心を同じ方向へ僅かにはずす様に
設計され、噴出エアー同士の衝突を回避している。従っ
て接着剤は噴射エアーと会合する点において各噴射エア
ーに吹き飛ばされて糸を引く様に各噴射エアーの吐出延
長線方向(概ね3方向)に吹き飛ばされる。こうして接
着剤の網状噴射が形成される。
[実施例]
第1図は本発明に係る吸水体を示す斜視図で、木材パル
プと高分子吸水材を成形したマット状物が2層積層され
、上層17の上面、上層17と下層18の境界面並びに
下層18の下面には夫々浸透性の高いホットメルト接着
剤19が網状にスプレー付着されている。その結果、パ
ルプや高分子吸水材からなる吸水体組織は網状接着剤1
9によって結合し、一体性の高いマット状の吸水体Ka
が形成されている。従って上記吸水体Kaを用いた使い
捨ておしめにおいては、吸水体Kaに幅方向の押し縮め
力が働いてもパルプ等が団塊状になる現象は回避され、
押し縮め力を解除すると元の平板状に戻すことができる
。
プと高分子吸水材を成形したマット状物が2層積層され
、上層17の上面、上層17と下層18の境界面並びに
下層18の下面には夫々浸透性の高いホットメルト接着
剤19が網状にスプレー付着されている。その結果、パ
ルプや高分子吸水材からなる吸水体組織は網状接着剤1
9によって結合し、一体性の高いマット状の吸水体Ka
が形成されている。従って上記吸水体Kaを用いた使い
捨ておしめにおいては、吸水体Kaに幅方向の押し縮め
力が働いてもパルプ等が団塊状になる現象は回避され、
押し縮め力を解除すると元の平板状に戻すことができる
。
この様な吸水体は例えば第2図に示す装置を用いて製造
することができる。即ち前記と同様に受は面を網目状に
形成した移送コンベア5,5aを矢印A 、 A’力方
向回転走行させ、且つ該受は面をブロワ9,9aにより
上方から下方へ吸引しておく。積繊機6よりパルプ及び
高分子吸水材の混合物8aを移送コンベア5の上面に散
布すると混合物8aは吸引力によって該上面に密着し、
マット状物Mが形成される。次いで走行するマット状物
Mの上面にノズル12から接着剤19を網状にスプレー
付着させると共に、移送コンベア5と5aの間において
マット状物の下面にノズル12aから接着剤19を網状
にスプレー付着させる。こうして得た単層のマット状物
Mを引きつづき移送コンベア5aに送給し、移送コンベ
ア5a上において積繊機6aから前記と同じ混合物8a
を散布すると、散布層はブロワ9aの吸引力によってマ
ット状物Mに密着し、2層構造のマット状物Maが形成
される。次いで該マット状物Maのに面にノズル12b
から接着剤を網状にスプレー付着させると上層マット状
物の上面を接着剤によって結合することができ、これを
カッタ13で一定長さに切断することによって本発明に
係る吸水体Kaを得ることができる。
することができる。即ち前記と同様に受は面を網目状に
形成した移送コンベア5,5aを矢印A 、 A’力方
向回転走行させ、且つ該受は面をブロワ9,9aにより
上方から下方へ吸引しておく。積繊機6よりパルプ及び
高分子吸水材の混合物8aを移送コンベア5の上面に散
布すると混合物8aは吸引力によって該上面に密着し、
マット状物Mが形成される。次いで走行するマット状物
Mの上面にノズル12から接着剤19を網状にスプレー
付着させると共に、移送コンベア5と5aの間において
マット状物の下面にノズル12aから接着剤19を網状
にスプレー付着させる。こうして得た単層のマット状物
Mを引きつづき移送コンベア5aに送給し、移送コンベ
ア5a上において積繊機6aから前記と同じ混合物8a
を散布すると、散布層はブロワ9aの吸引力によってマ
ット状物Mに密着し、2層構造のマット状物Maが形成
される。次いで該マット状物Maのに面にノズル12b
から接着剤を網状にスプレー付着させると上層マット状
物の上面を接着剤によって結合することができ、これを
カッタ13で一定長さに切断することによって本発明に
係る吸水体Kaを得ることができる。
尚上記実施例では2層構造のものを示したが、本発明に
係る吸水体は単層あるいは3層以上であってもよいこと
は言う迄もない。また1層目と2層目のマット状物を夫
々別個に成形し、反転させた後積層する方法で本発明吸
水体を製造することもできる。
係る吸水体は単層あるいは3層以上であってもよいこと
は言う迄もない。また1層目と2層目のマット状物を夫
々別個に成形し、反転させた後積層する方法で本発明吸
水体を製造することもできる。
[発明の効果]
本発明は以上の様に構成されており、以下要約する効果
を得ることができる。
を得ることができる。
(1)綿状物と吸水材を含むマット状物に接着剤をスプ
レー付着させているので、形状安定性の優れた吸水体を
得ることができる。又該吸水体を用いた使い捨ておしめ
においては、吸水体の形状安定性が高いので封水性シー
トや透水性シートとの接着部及びその近傍が破れ難く、
その為吸水体の位置ずれが起り難い。
レー付着させているので、形状安定性の優れた吸水体を
得ることができる。又該吸水体を用いた使い捨ておしめ
においては、吸水体の形状安定性が高いので封水性シー
トや透水性シートとの接着部及びその近傍が破れ難く、
その為吸水体の位置ずれが起り難い。
(2)吸水紙や不織布等によってパルプ等を包み込む必
要がないだけでなく、メルトブローン方式やS 、W、
P方式の様な大規模な製造設備をも必要としないので、
目的とする吸水体を安価に製造することができる。
要がないだけでなく、メルトブローン方式やS 、W、
P方式の様な大規模な製造設備をも必要としないので、
目的とする吸水体を安価に製造することができる。
(3)吸水紙が不要となるので生産コストを低減するこ
とができる。
とができる。
第1図は本発明に係る吸水体を示す斜視図、第2図は第
1図に示す吸水体の製造装置を示す模式図、第3図は従
来の吸水体を示す断面説明図、第4図は従来の吸水体製
造装置を示す模式図、第5.6図は特殊ノズルの形状を
示す説明図である。
1図に示す吸水体の製造装置を示す模式図、第3図は従
来の吸水体を示す断面説明図、第4図は従来の吸水体製
造装置を示す模式図、第5.6図は特殊ノズルの形状を
示す説明図である。
Claims (1)
- 綿状物と吸水材を含むマット状物の少なくとも片面に接
着剤をスプレー付着させてなることを特徴とする吸水体
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60139822A JPH0791770B2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 吸水体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60139822A JPH0791770B2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 吸水体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61296160A true JPS61296160A (ja) | 1986-12-26 |
JPH0791770B2 JPH0791770B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=15254275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60139822A Expired - Lifetime JPH0791770B2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 吸水体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0791770B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4881392A (ja) * | 1971-12-28 | 1973-10-31 | ||
JPS4911353A (ja) * | 1972-06-01 | 1974-01-31 | ||
JPS55135092U (ja) * | 1979-03-15 | 1980-09-25 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP60139822A patent/JPH0791770B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4881392A (ja) * | 1971-12-28 | 1973-10-31 | ||
JPS4911353A (ja) * | 1972-06-01 | 1974-01-31 | ||
JPS55135092U (ja) * | 1979-03-15 | 1980-09-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0791770B2 (ja) | 1995-10-04 |
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