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JPS61291665A - シリカ系結合剤 - Google Patents

シリカ系結合剤

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Publication number
JPS61291665A
JPS61291665A JP13154285A JP13154285A JPS61291665A JP S61291665 A JPS61291665 A JP S61291665A JP 13154285 A JP13154285 A JP 13154285A JP 13154285 A JP13154285 A JP 13154285A JP S61291665 A JPS61291665 A JP S61291665A
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JP
Japan
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binder
alkyl silicate
reaction
water
alkyl
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Granted
Application number
JP13154285A
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English (en)
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JPH0572927B2 (ja
Inventor
Kenichi Oshiyu
尾首 憲一
Makoto Tsugeno
誠 柘植野
Takashi Takei
孝 武井
Tatsuya Nogami
野上 達哉
Keiko Tazaki
田崎 桂子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Chemical Corp filed Critical Nissan Chemical Corp
Priority to JP13154285A priority Critical patent/JPS61291665A/ja
Priority to EP86304623A priority patent/EP0206717A3/en
Publication of JPS61291665A publication Critical patent/JPS61291665A/ja
Publication of JPH0572927B2 publication Critical patent/JPH0572927B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Mold Materials And Core Materials (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、有機溶媒を分散媒とするシリカ系結合剤の改
良に関する。
本発明による改良されたシリカ系結合剤は、塗料、接着
剤、鋳型、セラミックス、金属表面処理剤等の結合剤成
分として用いられる。
従来の技術 ]aイダルンリ力が液状媒体に分数されたものは、7リ
カゾルとも呼ばれ、上記の如き各槓分野に用いられてい
る。上記分散媒が水である水性シリカゾル、また9分散
媒が有機溶媒であるオルガノ/リカゾルのいずれも、ゾ
ルから分散媒が除かれると、コロイダルシリカ粒子は互
の結合により不可逆的に硬化体に変る性質を示す。この
性質を利用してシリカゾルは結合剤として用いられるが
、工業製品としてはその収り扱い中又は保存中にゲル化
が起ると使用不−TT能に至るために良好な安定性を有
することが不可欠であると共に、結合剤としての性能の
改良のために多くの提案がなされている。
水性シリカゾルは、安価に、しかも安定性の高いものが
既に工業生産され広く用いられているが、結合力が小さ
く、その硬化体は基材との密着力に乏しく剥離が起り易
い。また、水性シリカゾルは、基材が耐水性でないとき
は適用できず、乾燥速度も小さいから用途によっては必
ずしも充分な結合剤として用いることができない。これ
に替って、或いはこれを補うために。
オルガノ/リカゾルもかなり用いられている。
しかし2例えば、水性シリカゾルの分散媒である水を有
機溶媒で蒸留置換する方法によって得られる安定なオル
ガノシリカゾルが知られているが、やはりその硬化体は
基材との密着力に乏しいつ更に別の例として、アルキル
シリケートを加水分解し、縮合させることにより得られ
る結合剤も・凡られている。この結合剤は乾燥速度が犬
きく、その硬化体は基材との密着性も高い反語、塗膜に
はクラックが発生し易く、また。
この請合剤自体、保存安定性に乏しい欠点を有する。
これらシリカゾルからなる結合剤の改良として、特公昭
48−32482号公報には、水性シリカゾルとアルキ
ル/リケードとka合すると共に、その水性7リカゾル
に含まれる水によってアルキルシリケートを加水分解す
ることによって、水分を含!ない、かつ有機溶媒を分散
媒とするノリ力名結合剤が提案されているが。
この結合剤(・1水性7目カゾルに由来する5101分
が制限さ不℃たり、アルキル/リケードを分解するため
の水のモル比も必然的(τ一定定収以上なり、また結合
力が犬へくはなく、更疋、保存定性に乏しく実用し難い
。安定性を改良したものとしては、¥j公昭54−40
566号公報、で。
グリコールエーテルコロイダルシリカとアルキル7リケ
ートの加水分解物の混合物からなる結合剤が示されてい
るが、この結合剤もやぼり晴合力が大きくない。
発明が解決しようとする問題点 ノリ力系結合削の晴合力が小さいと、基材上に塗膜を形
e、させるとき、待て500℃の如き高温で焼成塗膜全
形成させるとへ1.膜厚が薄くてもクランクが生じ易い
つ列えば、従来の結合剤では、15μ以上の模厚におい
てクラックが生じるっ 本発明の目的は、乾燥によって容易に透明な硬度の高□
、−1硬化雀l漠に変り、16μ以上の)gさでも焼成
塗膜を形成させるときクラックが生起しないような大き
い結合力?有し、基材との密着力にも優れ、しかも充分
な実用的安定性を有する有機溶媒全分散媒とするシリカ
系結合剤を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明の7リカ系結会剤は、  Sio、として100
重量部を含む量の粒子径5〜200aμのオルガツノリ
カゾルと、  did、とじて20〜200重量部ヲ含
む量のアルキル/リケードと、該アルキルシリケートに
含まれる珪素1グラム原子に対し0.5〜10モルの水
とを反応させてなることを砕機とする。
本発明に用いられるオルガノ/リカゾルは。
有機溶媒中に粒径5〜200扉μのコロイダルシリカが
分散された液状体であり、その有機溶媒の例としては、
メタノール、エタノール、インプロパツール、ブタノー
ル等アルコール類、アセト/、メチルエチルケト/、メ
チルイソブチルケトン等のケトン類、酢酸メチル、酢酸
エチル、酢藏ブチル二争のエステル類、ヘキサン、ヘプ
タ7等の脂肪族炭化水素類、べ/ゼ/、トルエノ、キシ
レ/等の芳香族炭化水素類、シイソゲaビルエーテル、
り17コールエーテル停のエーテル類又はそれらの混合
物等が挙げられる。
これらオルガノンリカゾルは2通常Sin、として5−
、50重量Xのコロイダルシリカを含有する。
その製法としては、公知の方法2例えば1粒径5〜20
0 rapのコロイダルシリカの安定な水性シリカゾル
から、これに有機溶媒全添加しながら水金有機溶媒で蒸
留置換する方法等が挙げられる。特に粒径70〜100
導μatのオルガノンリカゾルが好ましい。
本発明に用いられるアルキル/リケードハ。
そのアルキル基が直鎖の又は分岐鎖を有する炭素原子数
1〜4のアルキル基であるテトラアルキルオルトンリケ
ード、丘記7リケートの縮合物であってその縮合度が約
10以丁であるアルキルボリンリケード又はそれらの混
合物である。
これらアルキルノリケートの列としては、テトラメチル
オルトンリケード、テトラエチルオルトンリケート、テ
トラn−グロビルオルト/すケート、テトラ1−プロピ
ルオルトシリケート。
テトラn−ブチルオルトシリケート、テトラS’AC−
ブチルオルト7リケート、メチルポリシリケート、エチ
ルポリ7リケート等が挙げられる。
テトラエチルオルトンリケートとエチルポリシリケート
の混合物であって、  StO,含有率40重tNO商
品名エチルシリケート40は好ましい例である。
本発明の結合剤は、  dio、として100重量部を
含む量の上記オルガノシリカゾルと9日1osとして2
0〜200重量部を含む量の上記アルキル7リケートと
、このアルキルシリケートに含まれる珪素1グラム原子
に対して[15〜7.0モルの水とを通常の反応器中で
反応させることにより得られる生成反応混合物である。
この反応は、所望に応じ希釈のための有機溶媒を更に加
えて行わせてもよい。用いられる有機溶媒としては、均
一な反応系が形成されるようなものがよい。
この反応は1通常200℃以丁、好ましくは室温〜約1
5J℃、特に好ましくぽ4G℃〜溶媒の常圧ドの沸点程
度の温度で行われる。また。
この反応は、開始期lζは比較的低温で、後期には高め
た温度で行わせてもよい。
更に、この反応は、上記反応系に触媒を添加することに
より促進させることができる。用いられる触媒の例とし
てa、4#、硫酸、硝酸。
りん識、はう酸等の無機酸、ぎ酸、酢酸、蓚酸。
安息香tR、メタ/スルホ/#!、パラトルエ/スルホ
/#L等の有機酸、水素型陽イオ/交侠樹脂。
その他金属の・・aゲ/化物、無機rll塩、有機酸S 塩等が挙げられる。加之触媒の量としては、上記アルキ
ルシリケートに含まれる珪素に対しくLO5〜5モルX
程度が好ましい。この触媒としては、単独又は混合して
、或いは反応を多段階に分けて進行させ、それら段階毎
に異なる触媒を選んで用いることもできる。
この反応を進行させる時間としては2本発明の目的とす
る改良されたシリカ系結合剤が得られるような時間でよ
い。
本発明の7リ力系結合剤としては、上記原料成分のみを
反応させてなる結合剤の池1本発明の目的が達成される
限り、更に他の任意の成分を上記反応前1反応中又は反
応後に加えてもよい。
太発明の好ましいシリカ系結合剤は、結合剤中の8i0
.含有率が55重iX以下となるように上記オルガノン
リカゾルとアルキルシリケートを用X−することによっ
て得られる。更に好ましいシリカ系結合剤は、結合剤中
のアルキルシリケートに由来するSin、含有率が[1
,1〜15重涜イ。
特に1〜10重凌にとなるようlてアルキルシリケート
のtを調節することによって得られる。
更(1反応の制御を行い易いように1反応を多段階に汁
けて6反応層、亥、触媒、その添加骨等をそれら段階別
に変えて行なう方法も好ましい、また1M合剤中の81
0.含有率を調節するために反応中に溶媒を添カロした
り、或;ハは蒸留によって溶媒孕除専ながら反応させた
り1反応系に存する水を共沸留去させながら反応させる
方法等によっても反応を行わせ得る。
作用 オルガノ7すθゾルにアルキルシリケート又は水を加え
ても反応は起らない。しかし、アルキルシリケートに水
七力口えると反応が起る。
アルキルシリケートは水と反応すると2反応系にシラノ
ール基含有珪素化合物とアルカノールが生成する。この
生成シラノール基含有珪素化合物は9反応した水の量に
よって珪素原子11当りに結合するンラノール壱の数が
異なるが。
シラノール基は反応性が高く、シラノール基同志の或い
は、シラノール基とアルコキシ基との反応を起してンロ
キサン結合を生成せしめる。
この70キサ/結合生成反応は縮合反応とも呼ばれる。
従来のアルキルシリケートを酸性触媒の存在下加水分解
することにより得られるオルガノシリカゾルは、上記シ
ラノール基生成反応と縮合反応を起させることによって
生成した超微細コロイダルシリカ粒子の分散体である。
従来のrルキル7リケート’2加水分解することてより
得られるオルガノンリカゾルと前記本発明に用いられる
オルガノシリカゾルを混合しても、或いは更に加熱処理
を施しても本発明のノリカ系結合剤の如き改良された結
合剤は得られないが、前記本発明に用いられるオルガノ
シリカゾルとアルキルシリケートと水とfe特定比率に
均一に混合して反応させると格段に改良された結合剤が
得られる。
この反応の解明は容易でないために完結されていないが
、アルキルシリケートと水との反応によって生じたンラ
ノール基が、オルガノシリスルシラノール基の縮合反応
が起ることによるものと考えられる。
用いられるオルガノ71)カゾルのコロイダルンリ力の
粒径が5nLμ以下では、得られた結合剤から焼成塗膜
を形成させるとき、クランクが生じ易(ハ、、Y!た。
この粒径が200島μ以上では。
得られた結合剤の成膜性が乏しく、焼成塗膜の硬度も低
い。
この反応に供されるアルキルノリケートの量が、オルガ
ノシリカゾルに由来するSin、 100重置部に対し
てSin、として200重量部以上では、得られた結合
剤の結合力は向上せず、この結合剤から厚い焼成塗膜を
形成させるときクラックが生じ易い。反対に、このアル
キルシリケートの量がオルガノシリカゾルに由来する8
10゜100重量部に対して810.として20市故部
以丁では、得られた結合剤は、これを用へて形成される
焼成塗膜の硬度及び基材との密着性が乏しく好ましくな
いっ 上記反応に供される水の量が、アルキルシリケートに含
まれる珪素1グラム原子に対しα5モル以下では、得ら
れた結合剤、−マ、これを用いて・童模全形成させると
角、膜形成力に乏しく。
塗膜の硬度及び透明性も低く好ましくない。
反対に、上1己水の量がアルキルソリケートニ含まれる
珪素1グラム原子に対し7モル以上では得られた結合剤
の安定性が低下して好ましくない。
かぐして1本礒明の5改良された結合剤は。
Slへとして100重量部を含む量の5〜200鴨のオ
ルガノシリカゾルと、  Sin、として20〜200
重量部を含む量のアルキルシリケートとこのアルキルシ
リケートに含まれる珪素1グラム原子に対し15〜7モ
ルの水と全反応させることによって得られる。しかし、
充分な安定性全頁する好ましい結合剤は、それに含まれ
るS io、含有率が65改量イ以下となるように、オ
ルガノンリカゾル及びアルキルシリケートの量を、更に
要すFLは希釈のために加えられる溶媒のt’を調節す
ることによって得られる。更に安定性が高い結合剤は、
その中に含まれるアルキルソリケートに由来するSin
、含有率が11〜15重iイ、!VC1〜10重量にと
なるように、=J@節することによって得られる。
特に1粒径70〜100+aaのオルガノシリカゾルを
用いると、焼成塗膜を形成させると塗膜4 y)X厚く
てもクラックが生起せず、硬度及び密着力にも優れる塗
1漢七成膜性良好に形成させ得る結合剤が得られる。
本発明の好ましい結合剤全得るには、上記原料を混合し
て反応させる際に2反応?過度に進めないようにするの
がよい。過度に反応を進めると9反応系はゲル化全起す
に至り、或いは反応中にゲル化が起らなくても、得られ
た結合剤は短期保存中にゲル化を起し易いつ特に、20
0℃以上での反応は1反応系をゲル化させ易く。
或いは得られた結合剤の保存安定性を低−Fさせ易い。
触媒の添加t?アル中ルアリケードl/c含まれる珪素
に対して5モルノ(μJ:テ増大させると。
得られた浩合剤から塗膜を形成させると尊、塗膜表面の
平滑性、塗膜の緻密性等が損われ易いので、触媒及びそ
の添加量を適当に選んで用いることによって好ましい結
合剤が得られる。
実施例1 温度計2滴F、−ト及び還流冷却器を付した24反応フ
ラスコにテトラエチルオルト/リケ−ト2081Fとエ
タノール404?を11口え、攪拌下、蒸留置換法によ
り得られたメタノールシリカゾル(1310,濃度50
X2粒子径70〜100mμ)S35yと水54tと濃
4@1tとの混合物を滴下した。滴下に15分を要し2
発熱により反応液の温度は20℃から29℃に上昇した
滴下終了後油浴中にて溶媒の還流温度(72C)で5時
間反応させることによりSin、分として16改着%含
有する結合剤?得た。この結合剤は、アルキル7リケー
トからのSin、を6 tINとメタノールシリカゾル
からのsio、11o z <X含有する。
実施例2 温度計2滴下o−ト及び還流冷却器を付した1を反応フ
ラスコにエチルクリケート40(コルコート社商品名)
j20fとエタノール588fを加え、攪拌下、蒸留l
t換法により得られたメタノールシリカゾル(5tos
fi度50%2粒子径10〜20%μ)267fと水2
4.8 Fと製塩(IlrllBfとの混合物金膚下し
た。滴下に30分を要し、@熱により反応液つ温度は2
0℃から25℃に上昇t〜だ。/Ili下終了後油浴中
にて溶媒の還流温度で3時間反応させることによすSi
n。
分として16重徒イ含有する結合剤を得た。この結合剤
は、アルキル7リケートからのSin、’<6重量%と
メタノールシリカゾルからのSiO,全10貫盪イ含有
する。
実施例3 実施列1と同様の方法によ’1.1を反応フラスコ中で
テトラエチルオルトシリケートの1にヲ104 f、 
 エタノール1を35t、水の量を27r、@塩酸の量
fO,,5fに代え、溶媒の還流温度(66℃)で5時
間反応させることにより5101分として26重量%含
有する結合剤を得た。この結合剤は、アルキルシリケー
トからのSiO,Q 6 li量%とメタノールシリカ
ゾルからのSiO,i 20重tqta有−する。
実施例4 温度計2滴下o−ト及び還流冷却器を付した300d反
応フラスコにテトラメチルオルトシリケート58fとエ
タノール114 f ?710t。
攪拌下、溶媒の還流温度にて、蒸留置換法により得たメ
タノールシリカゾル(alO,9度30X。
粒子径70〜100aμ)8ム5fと水1五5fと蓚酸
1.6 fとの混合物t−30分かけて滴下し、た。滴
下終了後、同温度にて更に2.5時間反応させることに
よりSiO,分として16重量%含有する結合剤を得た
。この結合剤は、アルキルシリケートからのSiO,’
i6重量XとメタノールシリカゾルからのSiO,’i
 10重量X含有する。
実施例5 温度針1滴Fロート及び還流冷却器を付した200d反
応フラスコにテトラエチルオルトシリケート2α8fと
エタノール4 (14Pi力口え。
攪拌下、蒸留置換法により得たメタノール717カゾル
(5iOs濃度50X9粒子径10〜20s、u)3五
3fと水5.4fと濃塩酸(11Fとの混合物を滴下し
た。滴下に30分を要し2発熱により反応液の温度は1
8℃から27℃に上昇した。
滴下終了後油浴中にて溶媒の還流温度で3時間反応させ
ることにより5108分として16重量%含有する結合
剤を得た。この結合剤は、アルキルクリケートからのS
iO/f” 6 ttXとメタノールシリカゾルからの
SiO,’i 10重址%含有する。
実施例6〜B 実施例5と同様の方法により、第1表記載のメタノール
シリカゾルを用いて第1表記載の結合剤を得た。
第1表 実施例9 dS施″/A巳と同様の方法により、第2浸記載のメタ
ノールシリカゾルAL!:Bとの混合物ヲ用いて結合剤
を得た。
第  2  表 4施列10〜11 実施例5と同様の方法により、メタノールシリカゾルの
代わりに第3表記載の各1有5&容媒に分数され、tオ
ルガノンリカゾルを用い結合剤を得た。
実施例12〜15 温変計1滴−Fロート及び層流冷却器を付した2 00
 m1反応フラスコにテトラエチルオルト/リケード2
(18r、  エタノール4[14f及び第3表記載の
オルガノンリカゾル3五5tf7)Di、−。
攪拌F水5.4?と債塩・俊α1fとの混合物を滴下し
た。tf4丁終了泌、油浴中にて溶媒の還流温度で3時
間反応させることにより第3表記載の結合剤を得た。
第3表 実施例 16〜lγ 実施例5と同様の方法により、m*戚の代わりに第4表
記載の反ろ触媒を用いて結合剤?得た。
第  4  表 実施例 18〜20 a度肝1滴丁o −ト及び還流冷却器?付した1を反応
フラスコにテトラエチルオルトシリケート104fとエ
タノール202F全力口え、攪拌下、蒸留、を美法によ
り得たメタノールシリカゾル(13101fi e 5
096’ h 粒子径10〜20 n−a)167 y
ト欠27 PトJ塩fcL52との混合物全滴下した。
この混会夜各々toopを第5表記載の加熱条件下に反
応させることにより実施例18〜200本全20結合剤
金得た。なお実施例19〜20はテフロン製封圧容器中
での加熱処理である。
第 5 表 実施例 21〜24 実施例5と同様の方法により、第6表記載の溶媒エタノ
ール盪及び水量により反応させることにより8101分
とじて16重壇イ含有する実施例21〜24の結合剤を
得た。これらの結合剤はアルキルシリケートからのSi
0,2i 674771%とメタノールシリカゾルから
の810.i 10 ]1JiX含有する。
第  6  表 実施例25〜26 実施例5と同様の方法により、テトラエチルオルトシリ
ケートに代えエチルンリケート40(コルコート社商品
名)15.OFを用い、第7表記載のエタノール量およ
び水量で反応させることによりSiO,汁として16重
IX含有する実施列25〜26の結合剤を得た。これら
の結合剤はアルキルシリケートからのS10.を6重量
にとメタノール7リカゾルからの、910.fcl 0
重量%含有する。
第  7  表 実施例27〜28 温度計1滴丁ロート及び還流冷却器を付した20〇−反
応フラスコにテトラエチルオルトシリケート2α5tと
エタノール26.5 Pi加え。
攪拌下、蒸留置換法により得たメタノールシリカゾル(
SiO,濃度50%1粒子径70〜100島μ) 45
.5 fと水5.2fと濃塩酸(LlFとの混合物を1
5分かけて滴下することにより実施例27の結合剤金得
た。滴下終了後油浴中にて溶媒の還流温度で3時間反応
させることにより実施例2日の結合剤を得た。いずれの
結合剤も5103分とじて20重産X含有し、アルキル
シリケートからのSiO,i6重tXとメタノールシリ
カゲルからのSin、14重量Xからなる。
実施例29〜35 実施例5と同様の方法により、適当な容量の反応フラス
コ中で第8表記載の810.濃度50にのメタノールシ
リカゾルとエタノールを用い。
実施例29〜35の結合剤を得た。
・育  8  表 実施例36〜37 実施列5と同様の方法により得たSin、濃度 ゛16
重盪イの結合剤fc第9表記載の如くエタノールで金沢
し実施例36〜3)の結合剤を得た。
・:g  9  表 比較例1 テトラエチル/リケード104fとエタノール469の
混合物に、水27fと製塩#!α5fとエタノール23
2の混合物を攪拌下室温で50分を要して滴下すること
により、  5iOsa度15重1xの結合剤を得た。
比較例2〜3 比較例1で得た結合剤50ft−エタノール25?で希
釈することによりSiO,1ll1度10重1%の比較
例2の結合剤を、エタノール75tで希釈することによ
り810.濃度6重量%の比較例3の結合剤を得た。
比較例4 slo、8度50重量%の水性シリ力ゾルを、メタノー
ルを滴下しながら水をメタノールに蒸留置換することに
よりSin、9度60重量%のメタノールシリカゾル1
50f’i得、これをメタノール752で希釈すること
によりSin、 20重量%のメタノールシリカゾルか
らなる結合剤を得た。
比較例5〜6 比較例1で得られた結合剤32?と、比較例4で得られ
たSiO4度50重量Xの結合剤2&6tとエタノール
21.4 f ji−室温で混合することによすSin
、濃度16重量Xの比較例5の結合剤を得た。
上記比較例5の結合剤を溶媒の還流温度で3時間加熱す
ることにより比較例6の結合剤を得た。
比較例7〜8 濃塩酸183 f tl−pH9,2の安定な水性シリ
カゾル(810℃濃度44.5N、粒子径10〜20a
A) 42.5 f中に加え5分間混合した後エタノー
ル167.49を加えた。遊装にエチル7リケート4Q
(コA、:7−ト社商品名)109.8fft:加え室
温にて2時間攪拌することによりS1O,濃度20重量
%の比較例7の結合剤を得た。
上記比較例7の結合剤75fにエタノール25fを加え
ることにより51osa度15重fkXの比較例8の結
合剤を得た。
比較例9〜11 エチルシリケー)40(コルコート社商品名)8[L5
6ゴとエチルセaンルブ1a54ゴとの混合液中に水1
2.4mlと6硫#12.5 mlの混合液を加えた。
上記混合液をSin、9度30重量%のエチルセロソル
ブシリカゾル886d中に添加しSin、濃度約50重
量%の実施例9の結合剤号得た。これをエチルセロソル
ブで希釈することにより810゜m度約15重量Xの比
較例10の結合剤及びEliO,濃度約12Nの比較例
11の結合剤を得た。
比較例12 実施例5と同様の方法により、溶媒エタノールtを27
.8fに、水の量i1 ao f (Tルキルンリケー
トの81に対するH、Oモル比1[LO)に代えること
により、  Sin、分として16重iX含有する結合
剤を得た。
試験例A 温度20c、相対湿度5ONに設定した恒温恒湿室中で
、スライドガラス基板(26aatx76 alx I
 JEI+厚)を実施例1〜35の本発明の結合剤およ
び比較例1〜12の結合剤中に浸けし、この裾板を引き
上げ装置を用いて一定速度で引き上げ、ガラス基板上に
塗膜全形成した。
−夜放置後、塗膜を有するガラス基板を100℃の乾燥
6中で50分間予備焼成後、更i/(500℃の1気炉
中で30分間焼成した。
室温に余冷した後、得られた塗膜の性状、膜厚。
耐クラック性、硬度および基板との密着性金調介した。
実施例1〜28の本発明の結合剤の評価結果を第10表
に示した。第10表中の評価は下記基準によった。
塗膜の性状 O・・・成膜性(膜ムラ、・・ジキの有無)、透明性が
良好で1急変(白化、黄変)の 無1ハもの Δ・−・上記°ハずれかが若干劣るもの×・・・上記い
ずれかがかなり劣るか、クラック発生のために塗膜の形
状孕保ってい ないもの 膜厚;塗膜形成直装にスチール針で線金入れ500℃焼
成後表面粗さ計を用いて膜 If t−測定した。但しクラツク発生等により表旬粗
さ計で測定不能なガラス基 板は、−11嘆形成前後の重量差と塗布面積から膜厚を
算定した。
附クラック性 ■・・・クラックの発生が全く認められないO・・・ 
      が殆んど認められないΔ・・・     
  が若干認められる×・・・       がかなり
認められる硬度 0・・・スチール針による引っかき試験で傷を生じない Δ・・・スチール針による引っかき試験で傷が苔干生じ
る X・・・スチール針による引っかき試験で傷がかなり生
じる 密着性 ○・・・基板と塗膜が良好に密着しているΔ・・・クラ
ック発生等の為、スチール針の引っかきにより塗膜が若
干はがれる X・・・クラック発生等の為、スチール針の引っかきに
より塗膜がかなりはがれる −また実施例29〜35の本発明の結合剤を用いて得た
塗膜の性状は良好であり、模’l (13μ〜1.2μ
で耐クラック性、硬度および密着性ともに満亀すべ季性
能を示した。
官10表 1育11表 第11表にお・いて、アルキルシリヶートヲ加水分解し
、縮合反応させることKより得られた比較例1〜3の結
合剤は037μ以上の膜厚でクラック発生が認められ、
十分なる。va合カ全有さず塗膜の性状、硬変および密
層性も好ましくない。
また、水性シリカゾルの蒸留置換法により得た比較例4
のSiO,fi度20Xのメタノールンリカゾルは、膜
厚α54μを有するが塗膜の白濁が認められ、耐クラッ
ク性、硬度や密着性ともに不十分である。更にアルキル
シリケート加水分解することにより得られた結合剤とオ
ルガノ7リカゾル′¥−混合してなる比較例5およびこ
れ全加熱処理金施した比較例6の結合剤は1本発明の結
合剤と同程度の5iOJj1度と同程度の膜厚において
その性能全評価したが、ともに本発明結合剤としての改
良効果は認められなかった。
また本発明の結合剤と従来の方法により得念結合剤2例
えば水性7リカゾルとアルキル/リケードと’e 1N
合することにより得られる比較例7の結合剤、これを希
釈してなる比較例日の結合剤、アルキル7リケート加水
分解物とエチルセクソルブンリ力ゾルと全混合してなる
比較例9の結合剤およびこれで希釈してなる比較例10
〜11の、詰合剤とを同程度のSiO,5度または同程
度の膜厚において詰合剤とじての性能を比較するに9本
発明の結合41は、顕著な改良効果を認めた。
試験例B 試験例Aと同様の方法により、実施例36〜37の本発
明の結合剤を用いてガラス基板上に塗膜を形成し、いず
れも膜厚α1μ以下のrh明でクラックのない硬質の薄
a?得た。
試験例C 温度20℃、相対湿度50XK設定した恒温恒湿中で、
スライドガラス4板(26ax×76wx x 1 w
t厚)を実施例1〜50本発明の結合剤中に浸漬し、こ
の基板勿引上げ装置’を用いて一定速度で引上げガラス
基板上に塗膜上形成した。
24時間室温放置後に得られた塗膜は、透明かつ平滑性
で十分な硬度を有していた。
発明の効果 本発明の改良された結合剤は、原料のオルガノシリカゾ
ルとアルキル7リケートと水と全反応させることにより
容易に得られるから、工業製品として極めて効率よく調
造することができる。
得られた本発明の結合剤は、充分な安定性を有し、常温
で溶媒の除去によって容易に透明な不可逆的硬化体に変
り、基材上に形成された硬化体は、これを焼成すると高
い密層性と硬度を示し、しかも格段に高い耐クランク性
を示す。
この焼成塗膜(゛は、透明であり1.耐熱性、耐独性。
耐候性等も高い。
本発明の結合剤金柑いると、改良された塗料。
接着剤、鋳型、セラミックス、表面処理剤等が得られる
。特に1本発明の結合剤シで、更に、安定剤、特にゲル
化(C対する安定化削、増粘剤。
硬化促進剤等各種添加剤を加えたり、或いは各種の重合
体、金属扮末、金属酸化物、金属アルコキナイド等の変
成剤金7JIIえると、一層優れた適合性を有する改良
された製品が得られる。
特許出願人 日産化学工業株式会社 治1頁の続き ■Int、C1,4識別記号   庁内整理番号■発 
明 者  1)崎   桂 子  船橋市坪井町72旙
堆所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. SiO_2として100重量部を含む量の粒子径5〜2
    00mμのオルガノシリカゾルと、SiO_2として2
    0〜200重量部を含む量のアルキルシリケートと、該
    アルキルシリケートに含まれる珪素1グラム原子に対し
    0.5〜7.0モルの水とを反応させてなることを特徴
    とするシリカ系結合剤。
JP13154285A 1985-06-17 1985-06-17 シリカ系結合剤 Granted JPS61291665A (ja)

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