JPS61288481A - 半導体発光装置の製造方法 - Google Patents
半導体発光装置の製造方法Info
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- JPS61288481A JPS61288481A JP60131050A JP13105085A JPS61288481A JP S61288481 A JPS61288481 A JP S61288481A JP 60131050 A JP60131050 A JP 60131050A JP 13105085 A JP13105085 A JP 13105085A JP S61288481 A JPS61288481 A JP S61288481A
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- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/20—Structure or shape of the semiconductor body to guide the optical wave ; Confining structures perpendicular to the optical axis, e.g. index or gain guiding, stripe geometry, broad area lasers, gain tailoring, transverse or lateral reflectors, special cladding structures, MQW barrier reflection layers
- H01S5/22—Structure or shape of the semiconductor body to guide the optical wave ; Confining structures perpendicular to the optical axis, e.g. index or gain guiding, stripe geometry, broad area lasers, gain tailoring, transverse or lateral reflectors, special cladding structures, MQW barrier reflection layers having a ridge or stripe structure
- H01S5/227—Buried mesa structure ; Striped active layer
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
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- H01S5/227—Buried mesa structure ; Striped active layer
- H01S5/2275—Buried mesa structure ; Striped active layer mesa created by etching
- H01S5/2277—Buried mesa structure ; Striped active layer mesa created by etching double channel planar buried heterostructure [DCPBH] laser
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
この発明は、埋め込み構造の半導体発光装置の活性領域
をストライプ状に成形するに際して、第1(7)、エツ
チング処理により側面がほぼ垂直なメサ形に成形し、第
2のエツチング処理により活性領域の形状の整形等を行
うことにより、良好な制御性を確保して、特性を向上す
るようにしたものである。
をストライプ状に成形するに際して、第1(7)、エツ
チング処理により側面がほぼ垂直なメサ形に成形し、第
2のエツチング処理により活性領域の形状の整形等を行
うことにより、良好な制御性を確保して、特性を向上す
るようにしたものである。
本発明は半導体発光装置の製造方法にかかり、特にその
ダブルへテロ構造のスI・ライブ領域と埋め込み層との
界面における漏れ電流が抑制されて、闇値電流の低減、
効率の向上等が実現される製造方法の改善に関する。
ダブルへテロ構造のスI・ライブ領域と埋め込み層との
界面における漏れ電流が抑制されて、闇値電流の低減、
効率の向上等が実現される製造方法の改善に関する。
光を情報信号の媒体とする光通信その他のシステムにお
いて、光信号を発生する光源として半導゛体発光装置が
極めて重要な役割を果たしている。
いて、光信号を発生する光源として半導゛体発光装置が
極めて重要な役割を果たしている。
従ってこれらのシステムの高度化と多様化を進めるため
に、半導体発光装置特にレーザについて閾値電流、効率
などの特性の一層の向上が要望されている。
に、半導体発光装置特にレーザについて閾値電流、効率
などの特性の一層の向上が要望されている。
例えば光通信の石英系ファイバによる伝送に適する波長
1.1〜1.6μm程度の帯域の半導体レーザとして、
インジウム燐/インジウムガリウム砒素18 (InP
/ 1nGaAsP)系化合物半導体を用いた、第4図
に模式側断面図を示すB)!([1uried 1le
terostruc−ture) レーザが知られて
いる。
1.1〜1.6μm程度の帯域の半導体レーザとして、
インジウム燐/インジウムガリウム砒素18 (InP
/ 1nGaAsP)系化合物半導体を用いた、第4図
に模式側断面図を示すB)!([1uried 1le
terostruc−ture) レーザが知られて
いる。
このBlfレーザの半導体基体は、例えばn゛型1nP
基板31上にエピタキシャル成長した、n型InP閉じ
込め層32、InGaAsP活性層33、p型1nP閉
じ込め層34及びp型1nGaAsPコンタクト層35
からなるダブルへテロ接合積層構造をメサエッチングし
てストライプ領域が形成され、このエツチングした領域
に埋め込み成長したp型1nP電流狭窄層37及びn型
1nPブロンク層38により、レーザ光の横モードを制
御する屈折率ガイディングと電流狭窄を行っている。な
お39は絶縁膜、40はp側電極、41はn側電極であ
る。
基板31上にエピタキシャル成長した、n型InP閉じ
込め層32、InGaAsP活性層33、p型1nP閉
じ込め層34及びp型1nGaAsPコンタクト層35
からなるダブルへテロ接合積層構造をメサエッチングし
てストライプ領域が形成され、このエツチングした領域
に埋め込み成長したp型1nP電流狭窄層37及びn型
1nPブロンク層38により、レーザ光の横モードを制
御する屈折率ガイディングと電流狭窄を行っている。な
お39は絶縁膜、40はp側電極、41はn側電極であ
る。
本従来例において、半導体層のエピタキシャル成長は半
導体基板31の(100)面上に行い、かつストライプ
領域の長さ方向を通常(011)方向としている。
導体基板31の(100)面上に行い、かつストライプ
領域の長さ方向を通常(011)方向としている。
これはこの結晶方向にマスクを設け、臭素(Br)−メ
タノール(CO,On)溶液等によりメサ形にエツチン
グを行えば、図示の如< (111)A面がエツチング
面に現れて活性層33近傍の幅が最も狭くなる断面形状
となり、レーザの横モード制御のために重要である活性
層33の幅の制御が最も容易となることによる。
タノール(CO,On)溶液等によりメサ形にエツチン
グを行えば、図示の如< (111)A面がエツチング
面に現れて活性層33近傍の幅が最も狭くなる断面形状
となり、レーザの横モード制御のために重要である活性
層33の幅の制御が最も容易となることによる。
上述のメサ形ストライプ領域を形成する異方性エツチン
グ方法ではメサ側面に(111)A面が現れ、埋め込み
成長に際してはこの(111)A面上に、前記p型1n
P電流狭窄層37及びn型1nP・ブロックJW38を
例えば液相エピタキシャル成長方法により成長させるこ
ととなる。 然るにこの(111)A面はm−■族化合
物半導体結晶ではIn等の■族原子で構成される面であ
り、エツチング処理め際に周囲の酸素(02)と化合し
汚染を受は易いこと、埠め込みエピタキシャル成長工程
において熱変成を受は易いこと、他の面に比較して成長
が遅いことなどの問題がある。
グ方法ではメサ側面に(111)A面が現れ、埋め込み
成長に際してはこの(111)A面上に、前記p型1n
P電流狭窄層37及びn型1nP・ブロックJW38を
例えば液相エピタキシャル成長方法により成長させるこ
ととなる。 然るにこの(111)A面はm−■族化合
物半導体結晶ではIn等の■族原子で構成される面であ
り、エツチング処理め際に周囲の酸素(02)と化合し
汚染を受は易いこと、埠め込みエピタキシャル成長工程
において熱変成を受は易いこと、他の面に比較して成長
が遅いことなどの問題がある。
この熱変成を受ければ、ストライプ領域と埋め°込み層
との界面に過剰のInによる導電経路が形成され漏れ電
流が流れて、半導体発光装置の闇値電流の増大、効率の
低下を招いている。
との界面に過剰のInによる導電経路が形成され漏れ電
流が流れて、半導体発光装置の闇値電流の増大、効率の
低下を招いている。
この問題に対して、活性層をメサの最もくびれた位置或
いはその下に置き、活性層側面は(111)A面から外
す製造方法が既に知られているが、この場合にも上側の
閉じ込め層側面には(111)A面が現れるのみならず
、この活性層の位置制御は安定性が乏しい。
いはその下に置き、活性層側面は(111)A面から外
す製造方法が既に知られているが、この場合にも上側の
閉じ込め層側面には(111)A面が現れるのみならず
、この活性層の位置制御は安定性が乏しい。
上述の如き現状から、メサ形ストライブ領域の断面形状
の制御性を確保して前記問題点を解決する製造方法が強
く要望されている。
の制御性を確保して前記問題点を解決する製造方法が強
く要望されている。
第1図乃至第3図の工程順模式側断面図に示す°本発明
による製造方法の各実施例の如く、前記問題点は、 化合物半導体基板lの(100)面上に、少なくとも活
性層3と該活性層上の閉じ込め層4をエピタキシャル成
長し、 第1のエツチング処理により少なくとも該閉じ込め層4
をエツチングして、該基板1の(100)面に対して(
111)A面より垂直に近い側面を有するストライプ状
のメサ領域を形成し、 更に第2のエツチング処理を行って該メサ領域を所要の
形状に成形し、 次いで、該メサ領域を埋め込む半導体層7.8を成長す
る本発明による半導体発光装置の製造方法により解決さ
れる。
による製造方法の各実施例の如く、前記問題点は、 化合物半導体基板lの(100)面上に、少なくとも活
性層3と該活性層上の閉じ込め層4をエピタキシャル成
長し、 第1のエツチング処理により少なくとも該閉じ込め層4
をエツチングして、該基板1の(100)面に対して(
111)A面より垂直に近い側面を有するストライプ状
のメサ領域を形成し、 更に第2のエツチング処理を行って該メサ領域を所要の
形状に成形し、 次いで、該メサ領域を埋め込む半導体層7.8を成長す
る本発明による半導体発光装置の製造方法により解決さ
れる。
本発明の製造方法では、半導体基板の(100)面上の
活性層を含む半導体層をストライプ状のメサ領域に成形
するに際して、まず第1のエツチング処理により半導体
層の少なくとも一部を、(111)A面より基板面に対
して垂直に近い側面を有するメサ形に成形し、次いでこ
のエツチングにより損傷を受けた部分を除去するととも
に、活性領域の形状、寸法を所要の状態とする第2のエ
ツチングを汀つり この第1のエツチング処理の実施方法としては、例えば
活性層を含む所要の半導体層をドライエツチング処理す
る方法、或いは活性層上の閉じ込め層までを選択的にエ
ツチング処理する方法等がある。
活性層を含む半導体層をストライプ状のメサ領域に成形
するに際して、まず第1のエツチング処理により半導体
層の少なくとも一部を、(111)A面より基板面に対
して垂直に近い側面を有するメサ形に成形し、次いでこ
のエツチングにより損傷を受けた部分を除去するととも
に、活性領域の形状、寸法を所要の状態とする第2のエ
ツチングを汀つり この第1のエツチング処理の実施方法としては、例えば
活性層を含む所要の半導体層をドライエツチング処理す
る方法、或いは活性層上の閉じ込め層までを選択的にエ
ツチング処理する方法等がある。
この本発明の製造方法によれば、活性領域の形状、寸法
の制御性は従来行われている(111)A面を利用する
制御方法以上に良好であり、かつ(111)A面が現れ
ないために先に述べた問題点が解決され、特性の良好な
半導体発光装置を得ることができる。
の制御性は従来行われている(111)A面を利用する
制御方法以上に良好であり、かつ(111)A面が現れ
ないために先に述べた問題点が解決され、特性の良好な
半導体発光装置を得ることができる。
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
〈第1の実施例〉
第1図(a)〜(dlは本発明の第1の実施例を示す工
程順模式側断面図である。
程順模式側断面図である。
第1図(a)参照= n型InP基板1の(100)面
上に、厚さ例えば3−、キャリア濃度5 X1017c
m−’程度のn型1nP閉じ込め層2、厚さ例えば約0
.12−、ノンドープでルミネセンスピーク波長1.3
μmのInGaAsP活性層3、厚さ例えば1.5μl
lキャリア濃度7 X1017cm−’程度のp型In
P閉じ込め層4、厚さ例えば0 、5 am、キャリア
濃度I XIOlllcm−’程度のp 型1nGaA
sPコンタクト層5を順次エピタキシャル成長する。
上に、厚さ例えば3−、キャリア濃度5 X1017c
m−’程度のn型1nP閉じ込め層2、厚さ例えば約0
.12−、ノンドープでルミネセンスピーク波長1.3
μmのInGaAsP活性層3、厚さ例えば1.5μl
lキャリア濃度7 X1017cm−’程度のp型In
P閉じ込め層4、厚さ例えば0 、5 am、キャリア
濃度I XIOlllcm−’程度のp 型1nGaA
sPコンタクト層5を順次エピタキシャル成長する。
ストライプ領域形成のためのマスク6を、例えば二酸化
シリコン(SiOz)、窒化シリコン(SiN、)、酸
化アルミニウム(Al2O2)等によって、この半導体
基体上例えば<011>方向(紙面に垂直方向)に、幅
例えば2〜3鎖に形成する。
シリコン(SiOz)、窒化シリコン(SiN、)、酸
化アルミニウム(Al2O2)等によって、この半導体
基体上例えば<011>方向(紙面に垂直方向)に、幅
例えば2〜3鎖に形成する。
第1図(b)参照: ストライプ領域を形成する第1の
エツチング処理をn型InP閉じ込め層2に達する深さ
に、例えばイオンミリング法或いはりアクティブイオン
エツチング法等のドライエツチング法によって実施する
。
エツチング処理をn型InP閉じ込め層2に達する深さ
に、例えばイオンミリング法或いはりアクティブイオン
エツチング法等のドライエツチング法によって実施する
。
イオンミリング法では、例えばアルゴンイオンAr’ビ
ームを基体面に20度程度傾斜させて入射し、半導体基
体をその面内で回転させることにより、ストライプ領域
の側面が基体面に対してほぼ垂直となり、かつ基体面上
の均一性が良好となる。
ームを基体面に20度程度傾斜させて入射し、半導体基
体をその面内で回転させることにより、ストライプ領域
の側面が基体面に対してほぼ垂直となり、かつ基体面上
の均一性が良好となる。
またリアクティブイオンエツチング法では、例えばIn
P/ 1nGaAsP系半導体基体に対して塩素(C1
2)系ガスを用い、圧力等の条件を選択することにより
、同様の形状にエツチングを行うことができる。
P/ 1nGaAsP系半導体基体に対して塩素(C1
2)系ガスを用い、圧力等の条件を選択することにより
、同様の形状にエツチングを行うことができる。
第1図(C)参照二 次いで前記第2のエツチング処理
を行う。
を行う。
本実施例ではBr−メタノール溶液を用い、先のドライ
エツチングにより損傷を生じた部分を除去すると共に、
活性層3の幅を例えば約1μmとする成形を行っている
。
エツチングにより損傷を生じた部分を除去すると共に、
活性層3の幅を例えば約1μmとする成形を行っている
。
第1図(dl参照: この半導体基体に、厚さ例えば1
、5 am、キャリア濃度I Xl0IIICI11
−:I程度のp型InP電流狭窄層7、厚さ例えば1.
5μm、キャリア濃度7 x l Q l l (Il
l −3程度のn型InP電流ブロック層8を順次埋め
込゛み成長する。
、5 am、キャリア濃度I Xl0IIICI11
−:I程度のp型InP電流狭窄層7、厚さ例えば1.
5μm、キャリア濃度7 x l Q l l (Il
l −3程度のn型InP電流ブロック層8を順次埋め
込゛み成長する。
次いでマスク6を除去し′ζ、例えば5iOz絶縁膜9
、p側電極10及びn側電極11を形成し、襞間等のプ
ロセスを経て本実施例の素子が完成する。
、p側電極10及びn側電極11を形成し、襞間等のプ
ロセスを経て本実施例の素子が完成する。
く第2の実施例〉
第2図(a)〜(d)は本発明の第2の実施例を示す工
程順模式側断面図であり、前記第1の実施例に相当する
部分は同一の符号で示す。
程順模式側断面図であり、前記第1の実施例に相当する
部分は同一の符号で示す。
第2図(a)参照二 本実施例の半導体基体は前記第1
の実施例の半休基体と同様であり、n型1nP基板l上
に、n型1nP閉じ込め層2、InGaAs1’活性層
3、n型1nP閉じ込め層4、p型InGaAsP :
7ンタクト層5を順次エピタキシャル成長する。
の実施例の半休基体と同様であり、n型1nP基板l上
に、n型1nP閉じ込め層2、InGaAs1’活性層
3、n型1nP閉じ込め層4、p型InGaAsP :
7ンタクト層5を順次エピタキシャル成長する。
マスク6AをSiO□等を用いてこの半導体基体上全面
に、厚さ例えば0.2μm程度に形成する。
に、厚さ例えば0.2μm程度に形成する。
第2図Tb)参照: ストライプ領域を形成する第1の
エツチング処理を、本実施例では収束イ、オンビームエ
ツチング法によって実施する。
エツチング処理を、本実施例では収束イ、オンビームエ
ツチング法によって実施する。
すなわち、例えば加速エネルギー50〜100keV、
ビーム径0.2μmの程度のインジウム(In)又はガ
リウム(Ga)イオンビームで走査し、マスク6A上か
らn型1nP閉じ込め層2に達する深さに、例えば幅2
μm程度のストライプ領域を挟んで幅5 pm゛程度に
、溝状のエツチングを行う。
ビーム径0.2μmの程度のインジウム(In)又はガ
リウム(Ga)イオンビームで走査し、マスク6A上か
らn型1nP閉じ込め層2に達する深さに、例えば幅2
μm程度のストライプ領域を挟んで幅5 pm゛程度に
、溝状のエツチングを行う。
このエツチング処理によっても、ストライプ領域の側面
が基体面に対してほぼ垂直となり、かつ基体面上の均一
性が良好となる。
が基体面に対してほぼ垂直となり、かつ基体面上の均一
性が良好となる。
第2図(C)参照: 次いで第2のエツチング処理を行
う。このエツチング処理は前記第1の実施例と同様に行
われ、先の収束イオンビームエツチングによりイオンが
打ち込まれ損傷を生じた部分を除去すると共に、活性層
3の幅を例えば約1−とする成形を行っている。
う。このエツチング処理は前記第1の実施例と同様に行
われ、先の収束イオンビームエツチングによりイオンが
打ち込まれ損傷を生じた部分を除去すると共に、活性層
3の幅を例えば約1−とする成形を行っている。
第2図(dl参照: この半導体基体に、前記第1の実
施例と同様なp型InP電流狭窄層7、n型InP電流
ブロック層8を順次埋め込み成長する。
施例と同様なp型InP電流狭窄層7、n型InP電流
ブロック層8を順次埋め込み成長する。
次いでマスク6八を除去して、例えばSiO□絶縁膜9
、p側電極10及びn側電極11を形成し、襞間等のプ
ロセスを経て本実施例の素子が完成する。
、p側電極10及びn側電極11を形成し、襞間等のプ
ロセスを経て本実施例の素子が完成する。
く第3の実施例〉
第3図(al〜(d)は本発明の第3の実施例、同図+
8)はその類似例を示す工程順模式側断面図であり、前
記各実施例に相当する部分は同一の符号で示す。
8)はその類似例を示す工程順模式側断面図であり、前
記各実施例に相当する部分は同一の符号で示す。
第3図(al参照: 本実施例の半導体基体も前記各実
施例の半休基体と同様であり、n型1nP基板1上に、
n型InP閉じ込め層2、InGaAsP活性層3、p
型!nP閉じ込め層4、p型InGaAsPコンタクト
層5を順次エピタキシャル成長する。
施例の半休基体と同様であり、n型1nP基板1上に、
n型InP閉じ込め層2、InGaAsP活性層3、p
型!nP閉じ込め層4、p型InGaAsPコンタクト
層5を順次エピタキシャル成長する。
ストライプ領域形成のためのマスク6を、例えばSiO
□等によって、この半導体基体上<011>方向、幅例
えば2〜3pmに形成する。
□等によって、この半導体基体上<011>方向、幅例
えば2〜3pmに形成する。
第3図(b)参照: ストライプ領域を形成する前記第
1のエツチング処理をInGaAsP活性層3をエツチ
ング停止層とする選択的化学エツチング法によって実施
し、p型InP閉じ込めN4を側面が基体面に対してほ
ぼ垂直なメサストライプ状とする。
1のエツチング処理をInGaAsP活性層3をエツチ
ング停止層とする選択的化学エツチング法によって実施
し、p型InP閉じ込めN4を側面が基体面に対してほ
ぼ垂直なメサストライプ状とする。
ただし本実施例の如< InGaAsPコンタクト層を
。
。
有する場合には、予めその選択的エツチングを行う。こ
のエツチング処理は硫酸(H2SO,):過酸化水素水
(H2O2) :水(H2O) =3:1:1の溶液、
或いはフェリシアン化カリウム(に3 (Fe (CN
) b) )の溶液などを用いて行うことができる。
のエツチング処理は硫酸(H2SO,):過酸化水素水
(H2O2) :水(H2O) =3:1:1の溶液、
或いはフェリシアン化カリウム(に3 (Fe (CN
) b) )の溶液などを用いて行うことができる。
p型1nP閉じ込め層46選択的エツチングには例えば
塩酸(HCI)系等のエツチング液を用いる。
塩酸(HCI)系等のエツチング液を用いる。
このエツチングにおいて、多くは一旦破線で図示する如
くメサ側面の一部に(111)A面が現れるが、更にエ
ツチングを進めればマスク側では、前記コンタクト層を
除去した間隙、或いはマスクとの接触面からサイドエツ
チングが進行するのに対して、InGaAsP活性層3
との界面側ではエツチングの進行が阻止されるために、
メサ側面は次第に(111)A面から離れて大部分が(
100)面に垂直に近くなる。
くメサ側面の一部に(111)A面が現れるが、更にエ
ツチングを進めればマスク側では、前記コンタクト層を
除去した間隙、或いはマスクとの接触面からサイドエツ
チングが進行するのに対して、InGaAsP活性層3
との界面側ではエツチングの進行が阻止されるために、
メサ側面は次第に(111)A面から離れて大部分が(
100)面に垂直に近くなる。
第3図(C)参照: 次いで前記第2のエツチング処理
を行う。
を行う。
本実施例では例えば2XBrメタノール溶液を用い、表
出するInGaAsP活性層3などを除去して活性層幅
を例えば約1μmとしている。
出するInGaAsP活性層3などを除去して活性層幅
を例えば約1μmとしている。
第3図(d)参照: この半導体基体に、前記第1の実
施例と同様に、p型1nP電流狭窄層7及びn型1nP
電流プロ・ツクN8を順次埋め込み成長する。
施例と同様に、p型1nP電流狭窄層7及びn型1nP
電流プロ・ツクN8を順次埋め込み成長する。
次いでマスク6を除去して、例えばSiO□絶縁膜9、
p側電極10及びn側電極11を形成し、襞間等のプロ
セスを経て本実施例の素子が完成する。
p側電極10及びn側電極11を形成し、襞間等のプロ
セスを経て本実施例の素子が完成する。
第3図(e)参照: 前記第3の実施例ではp型InG
aAsPコンタクト層5が予め成長されているが、これ
を予め設けず従ってその選択的エツチングが不必要な半
導体基体について、前記11cI系エツチング液等によ
るp型1nP閉じ込め層4のメサエッチングを行い、マ
スク6を除去して、p型InP電流狭窄層7、n型1n
P電流ブロツクN8のみならず、p型1nP層12及び
p型1nGaAsP :2ンタクト層13をエピタキシ
ャル成長してもよい。この場合にはマスク6をレジスト
マスクとすることができる。
aAsPコンタクト層5が予め成長されているが、これ
を予め設けず従ってその選択的エツチングが不必要な半
導体基体について、前記11cI系エツチング液等によ
るp型1nP閉じ込め層4のメサエッチングを行い、マ
スク6を除去して、p型InP電流狭窄層7、n型1n
P電流ブロツクN8のみならず、p型1nP層12及び
p型1nGaAsP :2ンタクト層13をエピタキシ
ャル成長してもよい。この場合にはマスク6をレジスト
マスクとすることができる。
またマスク6を、例えば5i(h等によるマスクとこれ
より幅が広いレジストマスクとからなる2重構造とすれ
ば、前記マスク下のサイドエツチング量の制御が容易と
なる。
より幅が広いレジストマスクとからなる2重構造とすれ
ば、前記マスク下のサイドエツチング量の制御が容易と
なる。
例えば前記第3の実施例では、闇値電流約15mA、定
格動作状態における外部微分効率約50%程度が得られ
、これに相当する前記従来例では、例えば闇値電流約3
0〜100mA 、外部微分効率約30〜40%程度で
あるのに比較して明らかな向上が実証されている。
格動作状態における外部微分効率約50%程度が得られ
、これに相当する前記従来例では、例えば闇値電流約3
0〜100mA 、外部微分効率約30〜40%程度で
あるのに比較して明らかな向上が実証されている。
なお以上の説明はInP / InGaAsP系半導体
材料を用いたレーザを対象としているが、GaAs/A
lGa^S系など他の半導体材料を用いた半導体発光装
置に°ついても、本発明によりエツチング条件を選択し
て同様の効果を収めることができる。
材料を用いたレーザを対象としているが、GaAs/A
lGa^S系など他の半導体材料を用いた半導体発光装
置に°ついても、本発明によりエツチング条件を選択し
て同様の効果を収めることができる。
以上説明した如く本発明によれば、従来多く行われてい
る(111)A面を利用する製造方法以上の制御性をも
ってその問題点が解決されて、半導体発光装置の闇値電
流、効率などの特性が向上し、その結果出力の増大、使
用温度範囲の拡大等も可能となり、光応用システムなど
の進展に寄与することができる。
る(111)A面を利用する製造方法以上の制御性をも
ってその問題点が解決されて、半導体発光装置の闇値電
流、効率などの特性が向上し、その結果出力の増大、使
用温度範囲の拡大等も可能となり、光応用システムなど
の進展に寄与することができる。
第1図(a)〜(d)は本発明の第1の実施例の工程順
模式側断面図、 第2図Ta)〜(dlは本発明の第2の実施例の工程順
模式側断面図、 第3図Ta)〜(dlは本発明の第3の実施例の工程順
模式側断面図、 第3図(elは第3の実施例の類似例の模式側断面図、 第4図は従来例を示す模式側断面図である。 図において、 ■はn型1nP基板、 2はn型1nP閉じ込め層、 3はInGaAsP活性層、 4はp型1nP閉じ込め層、 5はp型1nGaAsPコンタクト層、6.6Aはマス
ク、 7はp型1nP電流狭窄層、 8はn型InP電流ブロック層、 9は絶縁膜、 10はp側電極、 11はn側電極、 12はp型1nP層、 13はp型1nGaAsPコンタクト層を示す。 第 1 図
模式側断面図、 第2図Ta)〜(dlは本発明の第2の実施例の工程順
模式側断面図、 第3図Ta)〜(dlは本発明の第3の実施例の工程順
模式側断面図、 第3図(elは第3の実施例の類似例の模式側断面図、 第4図は従来例を示す模式側断面図である。 図において、 ■はn型1nP基板、 2はn型1nP閉じ込め層、 3はInGaAsP活性層、 4はp型1nP閉じ込め層、 5はp型1nGaAsPコンタクト層、6.6Aはマス
ク、 7はp型1nP電流狭窄層、 8はn型InP電流ブロック層、 9は絶縁膜、 10はp側電極、 11はn側電極、 12はp型1nP層、 13はp型1nGaAsPコンタクト層を示す。 第 1 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)化合物半導体基板(1)の(100)面上に、少な
くとも活性層(3)と該活性層上の閉じ込め層(4)を
エピタキシャル成長し、 第1のエッチング処理により少なくとも該閉じ込め層(
4)をエッチングして、該基板(1)の(100)面に
対して(111)A面より垂直に近い側面を有するスト
ライプ状のメサ領域を形成し、 更に第2のエッチング処理を行って該メサ領域を所要の
形状に成形し、 次いで、該メサ領域を埋め込む半導体層(7)(8)を
成長することを特徴とする半導体発光装置の製造方法。 2)前記第1のエッチング処理が前記活性層(3)下に
達するドライエッチング処理であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の半導体発光装置の製造方法。 3)前記第1のエッチング処理が前記活性層(3)をエ
ッチング停止層とする選択的エッチング処理であり、か
つ前記ストライプ状のメサ領域の長辺を〔011〕方向
とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
導体発光装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60131050A JPS61288481A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 半導体発光装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60131050A JPS61288481A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 半導体発光装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61288481A true JPS61288481A (ja) | 1986-12-18 |
Family
ID=15048840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60131050A Pending JPS61288481A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 半導体発光装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61288481A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6392075A (ja) * | 1986-10-06 | 1988-04-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体光装置の製造方法 |
JPH0194690A (ja) * | 1987-10-06 | 1989-04-13 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 埋め込み型半導体レーザ素子の製造方法 |
EP0556317A1 (en) * | 1990-11-06 | 1993-08-25 | Bell Communications Research, Inc. | Selective-emitting lasers |
JP2008227287A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体光素子の製造方法 |
-
1985
- 1985-06-17 JP JP60131050A patent/JPS61288481A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6392075A (ja) * | 1986-10-06 | 1988-04-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体光装置の製造方法 |
JPH0194690A (ja) * | 1987-10-06 | 1989-04-13 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 埋め込み型半導体レーザ素子の製造方法 |
EP0556317A1 (en) * | 1990-11-06 | 1993-08-25 | Bell Communications Research, Inc. | Selective-emitting lasers |
EP0556317A4 (ja) * | 1990-11-06 | 1994-05-04 | Bell Communications Research, Inc. | |
JP2008227287A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体光素子の製造方法 |
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