JPS61287266A - 半導体デバイス - Google Patents
半導体デバイスInfo
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- JPS61287266A JPS61287266A JP61131991A JP13199186A JPS61287266A JP S61287266 A JPS61287266 A JP S61287266A JP 61131991 A JP61131991 A JP 61131991A JP 13199186 A JP13199186 A JP 13199186A JP S61287266 A JPS61287266 A JP S61287266A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D8/00—Diodes
- H10D8/60—Schottky-barrier diodes
Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ショットキ障壁を有し、改良された電圧阻止
特性を有する半導体デバイス、特に、これに限られるも
のではないが、高電圧の急速スイッチングおよび阻止用
に設計されたショットキダイオードに関するものである
。
特性を有する半導体デバイス、特に、これに限られるも
のではないが、高電圧の急速スイッチングおよび阻止用
に設計されたショットキダイオードに関するものである
。
高い降伏電圧を有するショットキダイオードは「ソリッ
ド・ステート・エレクトロニクス(SolidStat
e Electronics) J 1983年、第
26巻、第54号の491−493頁に記載されたビー
・エム・ウイラモスキー(B、 M、 iすi lam
ovisk i)氏のこの表題の論文に示されている。
ド・ステート・エレクトロニクス(SolidStat
e Electronics) J 1983年、第
26巻、第54号の491−493頁に記載されたビー
・エム・ウイラモスキー(B、 M、 iすi lam
ovisk i)氏のこの表題の論文に示されている。
この論文に開示されているデバイスは、その一部が一方
の導電型である半導体と、この半導体の表面において前
記の半導体部分と複数の分離された領域で活性障壁を形
成する金属ベース層と、前記の半導体部分と活性ショッ
トキ障壁下方の或る深さ半導体中に突出したn−p接合
を形成する、接近して分離された反対導電型の電界軽減
領域とを有する。活性ショットキ障壁の分離された領域
は、近接して分離された電界軽減領域の間に位置する。
の導電型である半導体と、この半導体の表面において前
記の半導体部分と複数の分離された領域で活性障壁を形
成する金属ベース層と、前記の半導体部分と活性ショッ
トキ障壁下方の或る深さ半導体中に突出したn−p接合
を形成する、接近して分離された反対導電型の電界軽減
領域とを有する。活性ショットキ障壁の分離された領域
は、近接して分離された電界軽減領域の間に位置する。
このデバイスは、電界軽減領域が金属ベース層と前記の
表面で接触しまた隣接の電界軽減領域より前記の半導体
部分に延在している空乏層が活性ショットキ障壁の逆バ
イアス下で一緒になるのに十分に接近して分離されてい
るので、改良された電圧阻止特性を有する。
表面で接触しまた隣接の電界軽減領域より前記の半導体
部分に延在している空乏層が活性ショットキ障壁の逆バ
イアス下で一緒になるのに十分に接近して分離されてい
るので、改良された電圧阻止特性を有する。
前記のビー・エム・ウイラモスキー氏によりつくられた
ショットキダイオードでは、電界軽減領域は、表面から
拡散された反対導電型の高濃度にドープされたグリッド
の形で、スケヤ当り略100オームのシート抵抗を有す
る。このシート抵抗は、半導体表面における少なくとも
5X10”Cm−’のドーピング濃度に等しい。ウイラ
モ子キー氏によりつくられた特定のダイオードの金属ベ
ース層は、これ等の高濃度にドープされた電界軽減領域
とオーム接触を形成する。
ショットキダイオードでは、電界軽減領域は、表面から
拡散された反対導電型の高濃度にドープされたグリッド
の形で、スケヤ当り略100オームのシート抵抗を有す
る。このシート抵抗は、半導体表面における少なくとも
5X10”Cm−’のドーピング濃度に等しい。ウイラ
モ子キー氏によりつくられた特定のダイオードの金属ベ
ース層は、これ等の高濃度にドープされた電界軽減領域
とオーム接触を形成する。
とれ等の電界軽減領域は、ショットキ障壁の逆バイアス
の間表面におけるショットキ障壁近くの電界を低減する
スクリーンとして働く。その結果、逆漏洩電流の減少、
降伏電圧の尖鋭化(sharpening)および例え
ば43ボルトから135ボルトへの降伏電圧の増加によ
って阻止能力が改良される。ショットキ障壁が順バイア
スされると、ショット、キ障壁の順方向電圧降下の方が
同じ電流密度に対するp−n接合の順方向電圧降下より
も小さいので、電圧軽減領域はウイラモスキー氏により
不活性になると考えられている。
の間表面におけるショットキ障壁近くの電界を低減する
スクリーンとして働く。その結果、逆漏洩電流の減少、
降伏電圧の尖鋭化(sharpening)および例え
ば43ボルトから135ボルトへの降伏電圧の増加によ
って阻止能力が改良される。ショットキ障壁が順バイア
スされると、ショット、キ障壁の順方向電圧降下の方が
同じ電流密度に対するp−n接合の順方向電圧降下より
も小さいので、電圧軽減領域はウイラモスキー氏により
不活性になると考えられている。
本発明は、均一な適度の電流密度でまたは高い障壁を有
するショットキ障壁で動作する場合、このp−n接合は
、全体構造の周波数応答を著しく悪くする少数のキャリ
ヤの有効なインジェクタとして働くという認識に基づく
ものである。
するショットキ障壁で動作する場合、このp−n接合は
、全体構造の周波数応答を著しく悪くする少数のキャリ
ヤの有効なインジェクタとして働くという認識に基づく
ものである。
本発明によれば、一部が一方の導電型である半導体と、
この半導体の表面にあって前記の半導体部分と複数の分
離された領域で活性ショットキ障壁を形成す゛る金属ベ
ース領域と、前記の半導体部分とp−n接合を形成し、
前記の活性ショットキ障壁の下方に或る深さ半導体中に
突出し、接近して分離された反対導電型の電界軽減領域
とを有し、前記の活性ショットキ障壁の分離された領域
は、前記の接近して分離された電界軽減領域の間に位置
し、この電界軽減領域は、前記の表面で金属ベース層と
接触し、隣接の電界軽減領域より前記の半導体部分内に
延在する空乏層が活性ショットキ障壁の逆バイアス下で
一緒になってデバイスに改良された電圧阻止特性を与え
るようにした半導体デバイスにおいて、金属ベース層と
接触する表面における導電型を決定する電界軽減領域の
ドーパント濃度は、この電界軽減領域と前記の半導体部
分の間のp−n接合と直列でかくして活性ショットキ障
壁の順バイアス下で半導体内への少数キャリヤの流れを
制限する別のショットキ障壁を形成するのに充分な低さ
であることを特徴とする。
この半導体の表面にあって前記の半導体部分と複数の分
離された領域で活性ショットキ障壁を形成す゛る金属ベ
ース領域と、前記の半導体部分とp−n接合を形成し、
前記の活性ショットキ障壁の下方に或る深さ半導体中に
突出し、接近して分離された反対導電型の電界軽減領域
とを有し、前記の活性ショットキ障壁の分離された領域
は、前記の接近して分離された電界軽減領域の間に位置
し、この電界軽減領域は、前記の表面で金属ベース層と
接触し、隣接の電界軽減領域より前記の半導体部分内に
延在する空乏層が活性ショットキ障壁の逆バイアス下で
一緒になってデバイスに改良された電圧阻止特性を与え
るようにした半導体デバイスにおいて、金属ベース層と
接触する表面における導電型を決定する電界軽減領域の
ドーパント濃度は、この電界軽減領域と前記の半導体部
分の間のp−n接合と直列でかくして活性ショットキ障
壁の順バイアス下で半導体内への少数キャリヤの流れを
制限する別のショットキ障壁を形成するのに充分な低さ
であることを特徴とする。
前記の別のショットキ障壁は活性ショットキ障壁と反対
の導電型上に形成されるので、この別のショットキ障壁
は、活性ショットキ障壁を順方向にバイアスする印加電
圧によって逆方向にバイアスされる。したがって、活性
ショットキ障壁が順方向にバイアスされると、電界軽減
領域から半導体部分への少数キャリヤの注入は、導電型
を決定する低いドーパント濃度に基づく電界軽減領域の
抵抗によって制限されるだけでなく 、p−n接合と直
列の逆バイアスされた別の障壁を横切る漏洩電流によっ
て制限される。
の導電型上に形成されるので、この別のショットキ障壁
は、活性ショットキ障壁を順方向にバイアスする印加電
圧によって逆方向にバイアスされる。したがって、活性
ショットキ障壁が順方向にバイアスされると、電界軽減
領域から半導体部分への少数キャリヤの注入は、導電型
を決定する低いドーパント濃度に基づく電界軽減領域の
抵抗によって制限されるだけでなく 、p−n接合と直
列の逆バイアスされた別の障壁を横切る漏洩電流によっ
て制限される。
本発明の優先日後に[EP−A 0147893号とし
て公開された同時係属出願の欧州特許出願第84201
865.7号にも活性ショットキ障壁の順方向バイアス
の下で半導体部分内への少数キャリヤの流れを制限する
手段を有するショットキおよびその他のユニポーラ障壁
の電界軽減領域を設けることが開示されていることは注
目に値する。この欧州特許出願に開示されたこれ等の手
段は、電界軽減領域の範囲に、半導体部分およびユニポ
ーラ障壁形成手段とは別の材料の層を設けることを含ん
でいる。前記の欧州特許出願に開示れたこれ等手段の或
るものを設けるには、特別なリトグラフおよび処理工程
が必要とされるであろう。
て公開された同時係属出願の欧州特許出願第84201
865.7号にも活性ショットキ障壁の順方向バイアス
の下で半導体部分内への少数キャリヤの流れを制限する
手段を有するショットキおよびその他のユニポーラ障壁
の電界軽減領域を設けることが開示されていることは注
目に値する。この欧州特許出願に開示されたこれ等の手
段は、電界軽減領域の範囲に、半導体部分およびユニポ
ーラ障壁形成手段とは別の材料の層を設けることを含ん
でいる。前記の欧州特許出願に開示れたこれ等手段の或
るものを設けるには、特別なリトグラフおよび処理工程
が必要とされるであろう。
本発明によれば、別のショットキ障壁の形成による少数
キャリヤ注入の制限は、低いドーピング濃度を用いて電
界軽減領域を形成するだけで達成できる。したがって、
例えば、導電型を決めるドーパント濃度に関して正確に
調節可能な方法で半導体内に電界軽減領域を設けるため
に、少ない線量のドーパントイオンを用いることができ
る。
キャリヤ注入の制限は、低いドーピング濃度を用いて電
界軽減領域を形成するだけで達成できる。したがって、
例えば、導電型を決めるドーパント濃度に関して正確に
調節可能な方法で半導体内に電界軽減領域を設けるため
に、少ない線量のドーパントイオンを用いることができ
る。
けれども、若し所望ならばデバイスの電界軽減領域と形
成されたショットキ障壁を最大限に利用するために付加
的な処理工程を用いることもできる。したがって、例え
ば、凹部を、少なくとも別の領域が金属ベース層と接触
する半導体表面にエッチすることもできる。このような
凹部のエツチングは、半導体の表面に存することのある
より高いドーパント濃度を除くことができ、したがって
、別のショットキ障壁は、より低いドーパント濃度を有
する別の領域の深い部分と形成される。更にまた、電界
軽減領域(例えばイオン打込みによる)の表面に前記の
一方の導電型の高いドーパント濃度′を、零バイアスで
前記の別のショットキ障壁に形成された内部発生空乏層
の厚さよりも薄くそしてまたそれによって空乏化される
層として設け、この空乏化されたドーパント層が前記の
別のショットキ障壁の高さを増すのに役立つようにする
ことも可能である。
成されたショットキ障壁を最大限に利用するために付加
的な処理工程を用いることもできる。したがって、例え
ば、凹部を、少なくとも別の領域が金属ベース層と接触
する半導体表面にエッチすることもできる。このような
凹部のエツチングは、半導体の表面に存することのある
より高いドーパント濃度を除くことができ、したがって
、別のショットキ障壁は、より低いドーパント濃度を有
する別の領域の深い部分と形成される。更にまた、電界
軽減領域(例えばイオン打込みによる)の表面に前記の
一方の導電型の高いドーパント濃度′を、零バイアスで
前記の別のショットキ障壁に形成された内部発生空乏層
の厚さよりも薄くそしてまたそれによって空乏化される
層として設け、この空乏化されたドーパント層が前記の
別のショットキ障壁の高さを増すのに役立つようにする
ことも可能である。
以下に本発明を添付の図面を参照して実施例により更に
詳しく説明する。
詳しく説明する。
図面はすべて寸法比通りものでないことに留意され度い
。これ等図面の種々の部分の相対寸法および比は図面を
見易くしまた便宜上誇張しまたは小さく示しである。1
つの図面に用いられている符号は他の図面の相当または
同じ部分を示すのに用いである。
。これ等図面の種々の部分の相対寸法および比は図面を
見易くしまた便宜上誇張しまたは小さく示しである。1
つの図面に用いられている符号は他の図面の相当または
同じ部分を示すのに用いである。
第1図の半導体デバイスは、その一部2が一方の導電型
(図示の例ではn型)である半導体10例えば単結晶シ
リコンの半導体より或る高圧ショットキダイオードを示
す。金属ベース層11が半導体10の上部主表面にあり
、ダイオードの活性障壁3を構成するために、複数の分
離された領域において前記の部分2とショットキ障壁を
形成する。前記の層11は金属、合金または例えば金属
珪化物でよい。接近して分離された反対導電型(図示の
例ではp型)の電界軽減領域4は、半導体10内の活性
障壁3より下方に延在するp−n接合44を形成し、活
性障壁3の分離された額部は、接近−して分離された前
記の電界軽減領域4の間にある。第1図の特定の実施例
では、領域4は例えば中心の領域4と環状の包囲領域4
とを有する同心配置でもよい。
(図示の例ではn型)である半導体10例えば単結晶シ
リコンの半導体より或る高圧ショットキダイオードを示
す。金属ベース層11が半導体10の上部主表面にあり
、ダイオードの活性障壁3を構成するために、複数の分
離された領域において前記の部分2とショットキ障壁を
形成する。前記の層11は金属、合金または例えば金属
珪化物でよい。接近して分離された反対導電型(図示の
例ではp型)の電界軽減領域4は、半導体10内の活性
障壁3より下方に延在するp−n接合44を形成し、活
性障壁3の分離された額部は、接近−して分離された前
記の電界軽減領域4の間にある。第1図の特定の実施例
では、領域4は例えば中心の領域4と環状の包囲領域4
とを有する同心配置でもよい。
電界軽減領域4は、十分に接近して分離されているので
、隣接の領域4より半導体内に延在する空乏層33が活
性障壁3の逆バイアスの下で一緒になって高圧阻止特性
を有するデバイスを与える。
、隣接の領域4より半導体内に延在する空乏層33が活
性障壁3の逆バイアスの下で一緒になって高圧阻止特性
を有するデバイスを与える。
本発明によれば、電界軽減領域4の金属ベース層11と
接触する上面のp型ドーパント濃度は、金属ベース層1
1と別のショットキ障壁41を形成するような十分な低
さである。この別の障壁41はp−n接合44と直列で
、活性ショットキ障壁3の順バイアスの下でn型半導体
部分2への少数キャリヤ(この場合にはホール)の流れ
を制限する手段を電界軽減領域4に与える。したがって
、n型半導体部分に対して正の電圧が金属ベース層11
に加えられると、p型の領域4上のショットキ障壁41
は逆バイアスとなり、一方p−n接合44とn型半導体
部分2上の活性ショットキ障壁3とは共に順バイアスと
なる。かくて領域4から半導体部分2へのホール注入は
、逆バイアスされた障壁41を横ぎる漏洩電流の大きさ
に制限された層11よりの電流によって制限される。領
域4の抵抗は、該領域の低いドーパント濃度のために、
この領域4を通って流れる電流の制限を付加的に助成す
る。
接触する上面のp型ドーパント濃度は、金属ベース層1
1と別のショットキ障壁41を形成するような十分な低
さである。この別の障壁41はp−n接合44と直列で
、活性ショットキ障壁3の順バイアスの下でn型半導体
部分2への少数キャリヤ(この場合にはホール)の流れ
を制限する手段を電界軽減領域4に与える。したがって
、n型半導体部分に対して正の電圧が金属ベース層11
に加えられると、p型の領域4上のショットキ障壁41
は逆バイアスとなり、一方p−n接合44とn型半導体
部分2上の活性ショットキ障壁3とは共に順バイアスと
なる。かくて領域4から半導体部分2へのホール注入は
、逆バイアスされた障壁41を横ぎる漏洩電流の大きさ
に制限された層11よりの電流によって制限される。領
域4の抵抗は、該領域の低いドーパント濃度のために、
この領域4を通って流れる電流の制限を付加的に助成す
る。
金属ベース層11は、半導体表面の絶縁@34の窓で領
域4と半導体部分2とに接触する。第1図゛に示したよ
うに、ガードリング24が接触窓の周囲の半導体部分2
内に設けられてもよい。第1図は、n型半導体部分2内
のp型環状領域として公知のようにして設けられた2つ
のこのような同心ガードリングを示す。これ等のp型領
域24は、電界軽減領域4を設けるのと同じ処理工程を
用いて形成することができる。
域4と半導体部分2とに接触する。第1図゛に示したよ
うに、ガードリング24が接触窓の周囲の半導体部分2
内に設けられてもよい。第1図は、n型半導体部分2内
のp型環状領域として公知のようにして設けられた2つ
のこのような同心ガードリングを示す。これ等のp型領
域24は、電界軽減領域4を設けるのと同じ処理工程を
用いて形成することができる。
第1図のダイオードは[ソリッド・ステート・エレクト
ロニクス]のビー・エム・ウイラモスキー氏の論文に開
示されたそれとは全く別のものであることに留意され度
い。この論文のダイオードでは、電界軽減領域のドーピ
ング濃度は非常に高いので、金属層の電子仕事関数と半
導体領域の電子親和力の差が電荷キャリヤの量子トンネ
リング(quantum tunneling) に
負けて電界軽減領域の表面に事実上オーム接触を生じる
。したがって、前記のウイラモスキー氏のダイオードは
電界軽減領域と整流ショットキ障壁を形成しない。
ロニクス]のビー・エム・ウイラモスキー氏の論文に開
示されたそれとは全く別のものであることに留意され度
い。この論文のダイオードでは、電界軽減領域のドーピ
ング濃度は非常に高いので、金属層の電子仕事関数と半
導体領域の電子親和力の差が電荷キャリヤの量子トンネ
リング(quantum tunneling) に
負けて電界軽減領域の表面に事実上オーム接触を生じる
。したがって、前記のウイラモスキー氏のダイオードは
電界軽減領域と整流ショットキ障壁を形成しない。
第1図のダイオードは公知のデバイス技法を用いてつく
ることができる。したがって、例えば、半導体部分2を
、該部分2との接続部を形成する高導電率n型シリコン
基板20上の高抵抗率n型エピタキシャル層によって形
成することもできる。
ることができる。したがって、例えば、半導体部分2を
、該部分2との接続部を形成する高導電率n型シリコン
基板20上の高抵抗率n型エピタキシャル層によって形
成することもできる。
マスキング層40がエピタキシャル層2の表面に設けら
れ、p型の領域4と24が形成される部分に窓を有する
。このマスキング層40は熱成長二酸化珪素より或るも
のでもよ(、その一部はでき上ったデ六イスの絶縁層3
4の部分として残されるようにしてもよい。領域4およ
び24に対するドーパント濃度は、マスキング層40の
窓を経て硼素イオンの打込(implantation
)によってエピタキシャル層2内に導入してもよい。第
2図には硼素イオンの幅広いビームが矢印42で示龜で
ある。イオン打込の間および/または後に、半導体10
は加熱され、硼素を半導体内の所望の深さ迄拡散する。
れ、p型の領域4と24が形成される部分に窓を有する
。このマスキング層40は熱成長二酸化珪素より或るも
のでもよ(、その一部はでき上ったデ六イスの絶縁層3
4の部分として残されるようにしてもよい。領域4およ
び24に対するドーパント濃度は、マスキング層40の
窓を経て硼素イオンの打込(implantation
)によってエピタキシャル層2内に導入してもよい。第
2図には硼素イオンの幅広いビームが矢印42で示龜で
ある。イオン打込の間および/または後に、半導体10
は加熱され、硼素を半導体内の所望の深さ迄拡散する。
次いで絶縁層34に接触窓が設けられ、活性ショットキ
障壁3を形成するための適当な金属が接触窓を覆ってデ
ポジットされる。この金属層11は電界軽減領域4とも
接触し、この領域と別のショットキ障壁41を形成する
。例えばアルミニウムの電極層12が基板20の裏面上
にデポジッ)・される。
障壁3を形成するための適当な金属が接触窓を覆ってデ
ポジットされる。この金属層11は電界軽減領域4とも
接触し、この領域と別のショットキ障壁41を形成する
。例えばアルミニウムの電極層12が基板20の裏面上
にデポジッ)・される。
別の整流ショットキ障壁41を形成するのに必要な領域
4の低いドーパント3度を得るため、打込に対し低い線
量の硼素イオン42が用いられる。すなわちこの目的に
対しては101cm−2以下の硼素イオン線量、例えば
硼素線予が次いで半導体内に拡散される程度および層1
1として選ばれた特定の金属に応じて、例えば約5X1
0”cm−2またはそれ以下の硼素イオン線量が使用さ
れる。通常は打込および拡散条件は、金属層11と接触
する表面の最終硼素濃度が5 X1016cm−3より
も小さいように選ばれる。低い硼素濃度、例えば5X1
0I5cm−’よりも小さい硼素濃度は、金属層11が
p型物質と通常低い障壁を形成するようなものである場
合特に望ましい。通常は、障壁形成金属ベース層11の
組成は、デバイスの活性障壁3に対して所要の障壁高さ
を与えるように選ばれる。順バイアスp−n接合44に
おける少数キャリヤ注入を制限するために、電界軽減領
域4と形成された別のショットキ障壁の高さは普通はで
きるだけ高(あるべきで、半導体部分2と形成された活
性障壁3のそれの少なくとも半分であることが好ましい
。
4の低いドーパント3度を得るため、打込に対し低い線
量の硼素イオン42が用いられる。すなわちこの目的に
対しては101cm−2以下の硼素イオン線量、例えば
硼素線予が次いで半導体内に拡散される程度および層1
1として選ばれた特定の金属に応じて、例えば約5X1
0”cm−2またはそれ以下の硼素イオン線量が使用さ
れる。通常は打込および拡散条件は、金属層11と接触
する表面の最終硼素濃度が5 X1016cm−3より
も小さいように選ばれる。低い硼素濃度、例えば5X1
0I5cm−’よりも小さい硼素濃度は、金属層11が
p型物質と通常低い障壁を形成するようなものである場
合特に望ましい。通常は、障壁形成金属ベース層11の
組成は、デバイスの活性障壁3に対して所要の障壁高さ
を与えるように選ばれる。順バイアスp−n接合44に
おける少数キャリヤ注入を制限するために、電界軽減領
域4と形成された別のショットキ障壁の高さは普通はで
きるだけ高(あるべきで、半導体部分2と形成された活
性障壁3のそれの少なくとも半分であることが好ましい
。
特定のショットキダイオードに対する適当な障壁高さの
選択には、留意すべき幾つかの主な考察問題がある。す
なわち、順方向電圧降下は障壁の高さ通りに増加するこ
と、障壁の高さの増加につれて(逆)漏洩電流が指数関
数的に減少すること、および、順バイアスショットキ障
壁自体よりの少数キャリヤ注入のために高い動作温度に
おいて高い障壁高さと共に速度が減少することがあるこ
と等である。
選択には、留意すべき幾つかの主な考察問題がある。す
なわち、順方向電圧降下は障壁の高さ通りに増加するこ
と、障壁の高さの増加につれて(逆)漏洩電流が指数関
数的に減少すること、および、順バイアスショットキ障
壁自体よりの少数キャリヤ注入のために高い動作温度に
おいて高い障壁高さと共に速度が減少することがあるこ
と等である。
デバイスの性能の特定の観点く例えば動作温度、速度、
順方向電流処理能力またはこれ等要件の或る組合せ)に
よって障壁高さが制限を受けることがあるので通常は妥
協が必要ではあるが、活性障壁3の障壁高さは全体の電
力損失を最小にするように選ばれるのが普通である。状
態を変えるために他の工程がとられなければ、n型半導
体材料と高いショットキ障壁を形成する金属ベース層1
1はp型の同じ半導体材料と低いショットキ障壁を形成
する。
順方向電流処理能力またはこれ等要件の或る組合せ)に
よって障壁高さが制限を受けることがあるので通常は妥
協が必要ではあるが、活性障壁3の障壁高さは全体の電
力損失を最小にするように選ばれるのが普通である。状
態を変えるために他の工程がとられなければ、n型半導
体材料と高いショットキ障壁を形成する金属ベース層1
1はp型の同じ半導体材料と低いショットキ障壁を形成
する。
低いショットキ障壁高さは通常低電圧デバイス(例えば
10■の阻止能力を有するショットキダイオード)に対
して選ばれ、これ等デバイス内の高い漏洩電流は本発明
による電界軽減手段41−4−44を設けることによっ
て低減することができる。この場合、反対導電型電界軽
減領域4への障壁41の高さは大きく、したがって、前
記の領域4から半導体部分2内への注入は、p−金属シ
ョットキ障壁41を通る低い漏洩電流によって厳しく制
限される。
10■の阻止能力を有するショットキダイオード)に対
して選ばれ、これ等デバイス内の高い漏洩電流は本発明
による電界軽減手段41−4−44を設けることによっ
て低減することができる。この場合、反対導電型電界軽
減領域4への障壁41の高さは大きく、したがって、前
記の領域4から半導体部分2内への注入は、p−金属シ
ョットキ障壁41を通る低い漏洩電流によって厳しく制
限される。
電界軽減手段41−4−44は高圧ショットキダイオー
ドに例えば少なくとも100ボルト或いは更に200ボ
ルト以上さえもの電圧を阻止するために使用されること
もできる。この場合には、ショットキ障壁3に対して選
ばれる障壁高さは、速度、例えばシリコンデバイスに対
して恐らく少なくとも0.7eVを下げることなしにで
きる限り高く選ばれるのが普通である。この選択は、1
00℃から150℃の障壁温度での高温動作の間に熱的
安定に対して必要とされる低い漏洩電流すなわち低い逆
方向消散(reyerse dissipation)
を与えるためになされるqこのようなデバイスでは、n
型半導体部分22への高い障壁の必要性は、金属ベース
層11がp型電界軽減領域4と形成する障壁41の高さ
を、このp型頭域4を著しい数の少数キャリヤの注入か
ら適当に阻止するのに望ましくない程に小さくすること
がある。活性障壁3と別の障壁41間における障壁高さ
の妥協ができなければ、障壁41の高さは以下に述べる
ように人為的に上げることもできる。
ドに例えば少なくとも100ボルト或いは更に200ボ
ルト以上さえもの電圧を阻止するために使用されること
もできる。この場合には、ショットキ障壁3に対して選
ばれる障壁高さは、速度、例えばシリコンデバイスに対
して恐らく少なくとも0.7eVを下げることなしにで
きる限り高く選ばれるのが普通である。この選択は、1
00℃から150℃の障壁温度での高温動作の間に熱的
安定に対して必要とされる低い漏洩電流すなわち低い逆
方向消散(reyerse dissipation)
を与えるためになされるqこのようなデバイスでは、n
型半導体部分22への高い障壁の必要性は、金属ベース
層11がp型電界軽減領域4と形成する障壁41の高さ
を、このp型頭域4を著しい数の少数キャリヤの注入か
ら適当に阻止するのに望ましくない程に小さくすること
がある。活性障壁3と別の障壁41間における障壁高さ
の妥協ができなければ、障壁41の高さは以下に述べる
ように人為的に上げることもできる。
この場合、金属ベース層11の所定の組成およびn型半
導体部分2との障壁3の所定の障壁高さに対し、p型頭
域4の表面に高いn型ドーパント濃・度を与えることに
よって、p型電界軽減領域4と形成される障壁41の高
さを増すことができる。英国特許第1.459.231
号によれば、この障壁を高くするドーパント濃度は、金
属ベース層11と領域4間のショットキ障壁41に形成
された内部発生空乏層の厚さよりも薄い(最終的なデバ
イスにおいて)層51として設けられる。この層51の
厚さは、零バイアスで障壁41に形成される空乏層の正
確な大きさは領域4のドーパント濃度の正確な値に依存
するものであるが、普通は10mmよりも小さい。
導体部分2との障壁3の所定の障壁高さに対し、p型頭
域4の表面に高いn型ドーパント濃・度を与えることに
よって、p型電界軽減領域4と形成される障壁41の高
さを増すことができる。英国特許第1.459.231
号によれば、この障壁を高くするドーパント濃度は、金
属ベース層11と領域4間のショットキ障壁41に形成
された内部発生空乏層の厚さよりも薄い(最終的なデバ
イスにおいて)層51として設けられる。この層51の
厚さは、零バイアスで障壁41に形成される空乏層の正
確な大きさは領域4のドーパント濃度の正確な値に依存
するものであるが、普通は10mmよりも小さい。
前記の層51は第2図に破線で示されているが、この第
2図は、領域4を所望の深さ迄拡散する加熱工程の後マ
スキング層40の窓を経て例えば砒素イオンの打込によ
って形成することのできる方法を図解したものである。
2図は、領域4を所望の深さ迄拡散する加熱工程の後マ
スキング層40の窓を経て例えば砒素イオンの打込によ
って形成することのできる方法を図解したものである。
この場合、第2図の矢印42は、障壁41の高さを増す
ための砒素イオンの打込を表わす。領域4と層51の両
方の形成に同じマスキング層40を使用することにより
、層51を簡単に領域4の表面に局限することができ、
したがって領域4の間のn型半導体部分2の表面の障壁
3の高さに影響を与えない。
ための砒素イオンの打込を表わす。領域4と層51の両
方の形成に同じマスキング層40を使用することにより
、層51を簡単に領域4の表面に局限することができ、
したがって領域4の間のn型半導体部分2の表面の障壁
3の高さに影響を与えない。
ドーパント拡散を用いて形成された領域ではドーパント
濃度は半導体内の拡散深さと共に減少するので、高濃度
にドープされた部分をエツチングで除去して低くドープ
された部分だけを残すことによって所望の低いドーパン
ト濃度の電界軽減領域4を形成することもてきる。この
ような2つの状態を第3図と第4図に示す。
濃度は半導体内の拡散深さと共に減少するので、高濃度
にドープされた部分をエツチングで除去して低くドープ
された部分だけを残すことによって所望の低いドーパン
ト濃度の電界軽減領域4を形成することもてきる。この
ような2つの状態を第3図と第4図に示す。
第3図のデバイスでは、電界軽減領域4が金属ベース層
11と接触する半導体表面に溝54がある。
11と接触する半導体表面に溝54がある。
これ等の溝は、領域4より高濃度ドープ部分を除去する
もので、領域4に対し所望の深さ迄硼素打込を拡散した
後に第2図のマスキング層40の窓でエッチすることが
できる。したがって、前記の溝54を形成するのに余分
なIJ )グラフ工程を必要としない。
もので、領域4に対し所望の深さ迄硼素打込を拡散した
後に第2図のマスキング層40の窓でエッチすることが
できる。したがって、前記の溝54を形成するのに余分
なIJ )グラフ工程を必要としない。
第4図のデバイスでは、金属ベース層11がn型半導体
部分2と活性ショットキ障壁3を形成し、またp壁領域
4と別のショットキ障壁41を形成する表面部分全体に
唯1つの溝52がある。絶縁層34に接触窓を形成する
のに使用されたマスク窓で溝52をエッチすることがで
きるので、やはり余分なIJ )グラフ工程を必要とし
ない。
部分2と活性ショットキ障壁3を形成し、またp壁領域
4と別のショットキ障壁41を形成する表面部分全体に
唯1つの溝52がある。絶縁層34に接触窓を形成する
のに使用されたマスク窓で溝52をエッチすることがで
きるので、やはり余分なIJ )グラフ工程を必要とし
ない。
本発明の要旨を逸脱しない範囲において数多くの変形が
可能であることは明らかであろう。したがって、例えば
前記の英国特許に従って零バイアス空乏層に高濃度ドー
プ表面層を設けることによって活性障壁3の高さを増加
しまたは減少することもできる。電界軽減領域および活
性障壁3の形を同心環状形とする代りに、他の幾何形例
えばメツシュまたはグリッド配置或いはまた多角形配列
を用いることもできる。
可能であることは明らかであろう。したがって、例えば
前記の英国特許に従って零バイアス空乏層に高濃度ドー
プ表面層を設けることによって活性障壁3の高さを増加
しまたは減少することもできる。電界軽減領域および活
性障壁3の形を同心環状形とする代りに、他の幾何形例
えばメツシュまたはグリッド配置或いはまた多角形配列
を用いることもできる。
第1図は本発明の半導体デバイスの一実施例の一部の断
面図、 第2図は第1図の半導体デバイスの一製造過程における
一部の断面図、 第3図は別の実施例を示す一部の断面図、第4図は更に
別の実施例を示す一部の断面図である。 2・・・n型半導体部分 3・・・活性障壁4・・・
電界軽減領域 10・・・半導体11・・・金属ベ
ース層 12・・・電極層20・・・n型シリコン
基板 24・・・ガードリング34・・・絶縁層
40・・・マスキング層41・・・別の障壁
44・・・p−n接合52、54・・・溝
面図、 第2図は第1図の半導体デバイスの一製造過程における
一部の断面図、 第3図は別の実施例を示す一部の断面図、第4図は更に
別の実施例を示す一部の断面図である。 2・・・n型半導体部分 3・・・活性障壁4・・・
電界軽減領域 10・・・半導体11・・・金属ベ
ース層 12・・・電極層20・・・n型シリコン
基板 24・・・ガードリング34・・・絶縁層
40・・・マスキング層41・・・別の障壁
44・・・p−n接合52、54・・・溝
Claims (6)
- 1.一部が一方の導電型である半導体と、この半導体の
表面にあって前記の半導体部分と複数の分離された領域
で活性ショットキ障壁を形成する金属ベース領域と、前
記の半導体部分とp−n接合を形成し、前記の活性ショ
ットキ障壁の下方に或る深さ半導体中に突出し、接近し
て分離された反対導電型の電界軽減領域とを有し、前記
の活性ショットキ障壁の分離された領域は、前記の接近
して分離された電界軽減領域の間に位置し、この電界軽
減領域は、前記の表面で金属ベース層と接触し、隣接の
電界軽減領域より前記の半導体部分内に延在する空乏層
が活性ショットキ障壁の逆バイアス下で一緒になってデ
バイスに改良された電圧阻止特性を与えるようにした半
導体デバイスにおいて、金属ベース層と接触する表面に
おける導電型を決定する電界軽減領域のドーパント濃度
は、この電界軽減領域と前記の半導体部分の間のp−n
接合と直列でかくして活性ショットキ障壁の順バイアス
下で半導体内への少数キャリヤの流れを制限する別のシ
ョットキ障壁を形成するのに十分な低さであることを特
徴とする半導体デバイス。 - 2.電界軽減領域が金属ベース層と接触する場所で、溝
が半導体の表面に存する特許請求の範囲第1項記載の半
導体デバイス。 - 3.金属ベース層が活性ショットキ障壁および別のショ
ットキ障壁を形成する表面領域全体に唯一つの溝が存す
る特許請求の範囲第1項記載の半導体デバイス。 - 4.電界軽減領域と形成される別のショットキ障壁の高
さは、半導体部分と形成された活性ショットキ障壁の高
さの少なくとも半分である特許請求の範囲第1項から第
3項の何れかの1項記載の半導体デバイス。 - 5.電界軽減領域の表面に、前記の一方の導電型のより
高いドーパント濃度が、零バイアスで前記の別のショッ
トキ障壁に形成された内部発生空乏層の厚さよりも薄く
且つこれにより空乏化された層として存し、前記のドー
パント層は前記の別のショットキ障壁の高さを増加する
のに役立つ特許請求の範囲第1項から第4項の何れかの
1項記載の半導体デバイス。 - 6.電界軽減領域は、金属ベース層と接触する表面にお
いて5×10^1^6cm^−^3よりも低い硼素濃度
によってシリコン半導体内に形成された特許請求の範囲
第1項から第5項の何れかの1項記載の半導体デバイス
。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB08514628A GB2176339A (en) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | Semiconductor device with schottky junctions |
GB8514628 | 1985-06-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61287266A true JPS61287266A (ja) | 1986-12-17 |
JPH0734479B2 JPH0734479B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=10580473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61131991A Expired - Lifetime JPH0734479B2 (ja) | 1985-06-10 | 1986-06-09 | 半導体デバイス |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4862229A (ja) |
EP (1) | EP0205217B1 (ja) |
JP (1) | JPH0734479B2 (ja) |
DE (1) | DE3679108D1 (ja) |
GB (1) | GB2176339A (ja) |
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JPH03185871A (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-13 | Toshiba Corp | ショットキー・ダイオード |
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-
1986
- 1986-06-09 DE DE8686200991T patent/DE3679108D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-06-09 JP JP61131991A patent/JPH0734479B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-06-09 EP EP19860200991 patent/EP0205217B1/en not_active Expired
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1989
- 1989-02-06 US US07/309,017 patent/US4862229A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03185871A (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-13 | Toshiba Corp | ショットキー・ダイオード |
Also Published As
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