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JPS61285593A - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置

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Publication number
JPS61285593A
JPS61285593A JP60127873A JP12787385A JPS61285593A JP S61285593 A JPS61285593 A JP S61285593A JP 60127873 A JP60127873 A JP 60127873A JP 12787385 A JP12787385 A JP 12787385A JP S61285593 A JPS61285593 A JP S61285593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
banknotes
banknote
deposit
old
new
Prior art date
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Granted
Application number
JP60127873A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0693262B2 (ja
Inventor
竹内 信一
高志 守彦
松井 昌司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12787385A priority Critical patent/JPH0693262B2/ja
Publication of JPS61285593A publication Critical patent/JPS61285593A/ja
Publication of JPH0693262B2 publication Critical patent/JPH0693262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、現金自動取引装置に関し、特に新旧流通紙幣
の比率が、殆んど新札のみとなった場合に、旧札が混入
しても安全確実に処理できる自動預金機、自動紙幣両替
機等の現金自動取引装置に関するものである。
〔発明の背景〕
昭和59年11月1日に新流通紙幣が発行された結果、
その後、各金融機関では、新旧両方の紙幣が使用できる
現金自動取引装置を設置している。
日本銀行では、旧札から新札への交換を行っているため
、数年後には新札が大多数を占めるようになり、従って
、現金自動取引装置も、数年後には、新札のみを扱うも
のが現われてくると考えら九る6すなわち、製造上は、
新札の方が小形であるため。
新券専用の装置にした方が紙幣鑑別性能は上り、かつ装
置の小型化が可能となるからである。しかし、何年経っ
ても、旧券も流通紙幣であるため、紙幣の中に旧券が混
入する場合が必ずある。新札専用の装置に、新札に比べ
て大きい寸法の旧札が取り込まれた場合、搬送路でジャ
ムを生じたり。
紙幣を破損したりする可能性がある。
以下、従来の現金取引装置!(以下、ATMと記す)の
構造および動作について、詳しく述べることにする。
第3図は、従来のATMの側断面構造図である。
従来のATMは、前述のように、新旧両方の紙幣を取扱
えるように1紙幣寸法の大きい旧札に準じて紙幣入口、
搬送路、および金庫が設置されている。1は紙幣入出金
口、2は紙幣鑑別部、3はリジェクト金庫、4は一時預
り金庫、5は表示部、6は各金種別の金庫、7は制御、
電源部である。
預金のために預金者より束のまま投入された紙幣11は
、紙幣入出金口1より1枚ずつ搬送され。
紙幣鑑別部2に到達する。鑑別部2で真偽判定、および
金種判別が行われ、真券は一時預り金庫4に、偽券はり
ジエクト金庫3にそれぞれ送られて保管される。同時に
、鑑別部2で判別された金額が表示部5に表示されるの
で、預金者は表示された金額と自分が投入した金額とを
照合し、確認ボタンの押下等により一時預り金庫4から
各金種別の金庫6に搬送されるか、あるいは取消ボタン
の押下等により一時預り金庫4から紙幣入出金口1に戻
されて、預金者に渡される。
第4図は、第3図の紙幣鑑別部の搬送路における平断面
略図である。12は搬送路、13は真偽判定用のすかし
パターン検出センサ、11は正しい位置で搬送された紙
幣、11−2は位置ずれして搬送された紙幣、14は紙
幣のすかし部分である。
第4図に示すように1紙幣入出金口1より搬送された紙
幣11は、鑑別部2内を矢印A方向に進み、紙幣11の
短手方向に搬送される。
鑑別部2までの間の搬送路を搬送中に1紙幣11は蛇行
(S lalom)やシフト(S hift)を行うた
め、紙幣11の幅W2より両側に余裕を持たせてあり、
両側に約10mm程度を付加した幅Wiの搬送路12を
設けている。また、新旧両方の流通紙幣を取扱うため、
搬送路12の幅W1は、流通紙幣のうちで長手方向の寸
法が最大の紙幣が通過する場合を考慮して、値が設定さ
れている。
第5図および第6図は、新旧の流通紙幣の外形寸法の説
明図である。
第5図および第6図に示すように、長手方向の寸法にお
いて、最も大きいのは旧万円札であり。
次いで旧五千円札、旧千円札、さらに新万円札。
新五千円札、新千円札の順序で小さくなっている。
また、短手方向の寸法においては、旧万円札、旧五千円
札、残りの全金種の券の順序で小さくなっている。すな
わち、第6図から明らかなように、新札は短手方向には
全金種とも同一寸法で、旧千円札と同じ寸法に合わせら
れている。従って、第4図における搬送路12の搬送路
幅W1は、長手寸法の最も大きい旧万円札に合わせて設
定されている。
第4図の搬送路12の中央部に設けられている紙幣真偽
判定用の真偽検出センサ13は、この上を搬送されてき
た紙幣11が通過すると、紙幣11の中央に設けられた
すかし肖像部14のすかしパターンを光学的に検出して
、第3図に示す制御・電源部7および図示していない記
憶部にあらかじめ記憶されたすかしパターンと照合して
、真偽および金種の判別をする。
この真偽検出センサ13上を紙幣11が通過する際に、
紙幣入出金口1より紙幣鑑別部2に至るまでの間、ある
いは紙幣鑑別部2内で、蛇行や左右の位置ずれが生じる
のが普通である。
第7図〜第13図は、従来の紙幣位置ずれの場合のパタ
ーン検出方法説明図であって、第7図は紙幣のすかし部
を表わす平面図、第8図は第7図のすかし部を1mmご
とに分割した分割線を表わす平面拡大図、第9図は第8
図の分割線の中央部分のすかしパターン検出波形図、第
10図〜第13図はそれぞれ第8図の分割線の中央から
左右にずれた位置でのすかしパターン検出波形図である
従来、左右に位置ずれした紙幣11−2を判別するため
に、第7図の紙幣中心部のすかしの中央のパターンを光
学的に検出した第9図に示す正規のすかしパターン信号
波形を記憶するとともに、中央から左右に各々1mmご
とに分割した線上のすかしパターンを光学的に検出して
、それらの検出信号をも記憶している。第10図〜第1
3図は。
位置ずれしたすかし部を真偽検知センサ13によリ検出
した照合用パターンであって、第10図と第12図は第
8図における切口FとRのパターン信号であり、第11
図と第13図は第8図における切口AとYのパターン信
号であって、パターン信号の振幅は中央から両側にずれ
るほど順次小さくなる。
搬送路12の幅寸法W1は、取扱われる金種の長手寸法
が最大(すなわち、旧万円券)の174mmに1紙幣搬
送時のシフトおよび蛇行量の余裕量10mmを加算して
、全体で184mmとなっている。
第8図に示す中央すかし部14の拡大図において、中心
から左右に各1mmごとに分割した線をA−Zで示して
いる。これらの各線のすかしパターンを光学的に検出し
て、その検出信号を記憶しておく0例えば、第9図にお
いて、縦軸はパターン検出信号の振幅すなわち出力信号
量を示し、横軸はスタート時刻からの時間tを示してい
る。実際には1紙幣11が定速走行しながら検出される
ので、横軸の時間は紙幣11の短手方向の位置に対応す
る。また、第10図は、紙幣11のすかし部14の中心
から左へ17mm位置ずれした位置(第8図のF線位置
)のすかしパターンの検出信号であり、第11は第8図
のF線からさらに左へ17mm位置ずれした位置(第8
図のA線位置)のすかしパターンの検出信号であり、第
12図、第13図はそれぞれ第10図、第11図と逆方
向の右へ17mmずつ位置ずれした位置のすかしパター
ンの検出信号である(第8図のR,Y線位N)。
第9図〜第13図より明らかなように、第9図の波形つ
まりすかし肖像部中心における検出信号パターンは、形
態が大きく、かつ鮮明であるのに対して、他の波形つま
り中心からの位置ずれ量が大きくなるほど、波形形状が
小さく、不鮮明となる。従って、搬送紙幣11の搬送中
における左右の位置ずれが大きいほど1紙幣11の真偽
、金種判別の性能が悪くなり、誤判別のおそれが生じ。
紙幣鑑別の機能を果たさなくなる。すなわち、現金自動
取扱装置においては、搬送時の左右のずれ量を小さくす
ることが重要な事項となる。
しかしながら、従来の装置では、新旧流通紙幣の中に長
手寸法の大きな寸法差の紙幣が流通しているため、止む
を得ず大きい寸法の旧万円札の幅(長手寸法)に合わせ
て、搬送路および左右の位置ずれ量の照合用すかしパタ
ーンを記憶している。
つまり、旧万円札の幅に合わせた搬送路に、長手寸法の
最も小さい新千円札が搬送されることになる。これでは
、最も使用頻度の小さい札に合わせて搬送路の幅が決め
られ、最も使用頻度の大きい札が最も位置ずれが大きい
という不合理が存在する。この場合の新千円札の左右の
位置ずれ量は、(搬送路12の幅Wl)(新千円札の長
手寸法)=184−150=34mmとなる。左右均等
に位置ずれがあるものとすると、左右に各々17mmず
つの位置ずれが生じることになる。そして、この場合に
も、すかしパターンにより照合できるように1位置ずれ
1mmごとに切断した位置でのすかしパターンを検出し
て予め記憶すると、例えば、新千円札の照合のみで34
種の信号パターンを記憶する必要がある。
第14図は、第4図における最悪の場合の搬送面の平断
面図である。
新千円札がその一端を搬送路12の端に接触させて搬送
されてきた場合、すかし肖像部の位置ずれが最大となり
、第14図のように、紙幣11bのすかし部の枠が位置
ずれした状態で通過することになる。この場合には、パ
ターンを検出できる範囲をはみ出すので、すかしパター
ンの判別が不可能となる。
これらを解決するためには、長手寸法の小さい新券のみ
を取り扱えるような、搬送路の幅を狭くした新券専用の
ATMを使用することが考えられる。しかし、旧札を取
り扱っていないATMであることを知らない預金者が、
誤って紙幣入出金口に旧札を投入した場合、搬送路が小
さいために紙幣がつまってジャムが発生したり、紙幣が
搬送路の左右のガイドまたは金庫の壁面に衝突して1紙
幣が破損する等の障害の可能性があるため、簡単に実現
できない。
なお1紙幣の判別および取り込み方法としては、従来よ
り、予め記憶した標準紙幣の検出信号と被判別紙幣の検
出信号とを比較して判別する方法(例えば、特公昭56
−16469号公報参照)、被判別紙幣の両端縁を光学
的に検知して外形寸法を測定し、被判別紙幣の反射パタ
ーンと基準パターンとの比較情報を得て1寸法情報とパ
ターン比較情報の論理積をとり判別する方法(例えば、
実開昭55−107681号公報参照)1紙幣の投入時
には、紙幣を押圧付勢する押え板を不作用の位置にして
、紙幣の投入を容易にするとともに、紙幣を取り込む時
には、押え板を押圧付勢して、取り込みを確実にする方
法(特公昭56−50299号公報参照)、投入された
紙幣を一括して受は入れる収納箱と、紙幣を1枚ずつ後
処理のために取り込む手段と、上記収納箱の1部を形成
し。
紙幣の取り込み時に紙幣を上記取り込み手段に押付ける
バックアツプ板とを備えるATM (例えば、実開昭5
7−34053号公報参照)、および預金される紙幣を
一括して投入することが可能であり、投入された枚数の
うち区分ゲートにより正しい紙幣のみを預金として取り
込み、不正または疑わしい紙幣と、重ね取りされた紙幣
を入口に戻して再投入できるような方法(実公昭55−
31636号公報参照)等が知られている。しかし、旧
券と新券の前述した問題については、回答配慮されてい
ない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、真偽
、金種の判定を短時間に行え、かつ鑑別精度が高く、し
かも旧札が投入された場合でも障害とならず、搬送路や
各種金庫の寸法を小さくして、小型化、低コスト化を計
ることができる現金自動取引装置を提供することにある
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため1本発明の現金自動取引装置は
、紙幣を挿入する紙幣入出金口と、該紙幣入出金口に入
金された紙幣を1枚ずつ搬送する搬送手段と、該搬送手
段により搬送された紙幣の金種および真偽を判別する鑑
別手段とを備えた現金自動取引装置において、上記紙幣
入出金口内に入金された紙幣束に上下振動を与えて下面
を揃える振動加振手段と、該入金紙幣束の中に短手寸法
が所定値以上の紙幣が含まれていることを検出するセン
サと、該センサの検出出力により入金者に対して所定値
以上の寸法の紙幣を取り除き、再度入金するようガイダ
ンス表示する表示手段とを設けることに特徴がある。
【発明の実施例〕
以下1本発明の実施例を、第1図、第2図により詳細に
説明する。
第+p2Iは1本発明の一実施例を示すATMの側断面
図である。
第1@において、1〜7は第3図に示すものと同一のも
のを表わしている。第1図では、その他に、新しく紙幣
入出金口1に近接して、振動加振台機構部21と、紙幣
保持板22と、光検知センサ24とが設置される。第1
図のATM8aと第3図の従来のATM8との構造上の
違いは、上述のように、紙幣入出金口1の隣接部分に搬
送紙幣の位置ずれをなくす機構を備えていること、およ
び紙幣の位置ずれによるすかし照合パターンの記憶量を
少なくしたことである。
すなわち、第1図に示すように、前面のテーブル面には
、預は入れ紙幣束11aを挿入する紙幣入出金口1が設
けられ、その紙幣入出金口1の下部には、紙幣束11a
の不揃いを整えるための振動加振台機構部21が設けら
れ、また振動の際に紙幣束11aが倒れないように、預
は入れ紙幣束11aを直立に保持する紙幣保持板22が
取り付けられている。紙幣入出金口1に預は入れられた
紙幣束11aは、1枚ずつ搬送する搬送路23により、
鑑別部2a、リジェクト金庫3.一時預り金庫4および
各金種別保管金庫6に搬送される。
また、ATM8aの表面上部には、金額や照合結果ある
いはガイダンス文等を表示するための表示部5が、さら
にその後方には、装置8aの全体を制御するための制御
・電源部7が、それぞれ配置される。また、紙幣入出金
口1の内側には、預は入れ紙幣束11aの短手寸法であ
る高さ寸法が、基準値を越えているか否かを検知するた
めの1対の光センサ24が、振動加振台機構部21より
高さ77mmの位置に取付けられている。
第2図は、第1図の鑑別部の搬送面の平断面図である。
紙幣入出金口1より搬送された紙幣11は、紙幣短手方
向の矢印B方向に搬送されて1紙幣鑑別部2aの搬送路
12を通過する。搬送路12を通過する紙幣11のすか
し部の線上には、すかしパターン検知センサ13が設け
られる0紙幣鑑別部2aの搬送路12の幅W3は、旧千
円札の長手寸法に搬送時の蛇行量10mmを加算した値
、すなわちW3 = 174 mmに設定される。この
値は第4図に示す従来の鑑別部2の搬送路12の幅W1
(184mm)に比べてかなり小さくなっている。
本実施例においては、搬送路幅を小さくするとともに、
紙幣投入口1に、紙幣11の短手寸法を検知する光セン
サ24を設けて、預は入れ紙幣束11aの上端が規定長
以上に長く突出しているか否かを検出することにより、
紙幣の長手寸法の大きな紙幣、例えば旧万円札、口重千
円札が預金者の誤挿入によって投入されても、これを検
出して預金者に戻すことができるようにしたので、これ
らの寸法の大きな紙幣11が、紙幣投入口1より内部の
搬送路7、紙幣鑑別部および各種金庫に入り込んで、ジ
ャム等の障害を発生させるおそれはない。
次に、第1図および第2図における動作の説明を行う。
預金者により紙幣入出金口lに預は入れられた紙幣束1
1aは、紙幣入出金口lの奥に設けられた保持板22に
より垂直に保持され、底部の振動加振台機構部21の振
動により不揃いが直される。
そして、紙幣入出金口1の内部に設けられた光センサ2
4により、紙幣束11aの中に高さ寸法(紙幣短手寸法
)が77mm以上のものがあるか否かを検知する0紙幣
束11aの中に、紙幣長手寸法の長い旧万円札、口重千
円札が混在していた場合には、第6図に示すように、そ
れらの券の短手寸法は各々84mm、80mmであり、
これらの存在が光センサ24によって検知される。短手
寸法の77mm以上のものが検知された場合には、AT
M8aの上部に設けられた表示部5に、「旧万円札、口
重千円札が混在していますので、取り除いて再度挿入し
て下さい。」の表示を行う。その表示を見て、預金者が
77mm以上の紙幣を取り除いて再度類は入れると、光
検知センサ24により77mm以上の紙幣が束11aの
甲に含まれていないことを確認した後、紙幣束11aは
1枚ずつ搬送路23に送り込まれる。1枚ずつ搬送され
た紙幣11は、紙幣鑑別部2aに入り、第2図に示すす
かしパターン検知センサ13によって。
予め記憶されているすかしパターンとの照合が行われ、
それにより金種の判別、および真偽の判定が行われる。
判定動作が終了すると、鑑別部2aから一時預り金庫4
に送られる。紙幣束11aが全部一時預り金庫4に収納
されると同時に、表示部5に預は入れの判別金額が表示
され、預は入れ考かこれを確認した後、一時預り金庫4
からA〜Dの金種別の金jl[6に送られて、収納され
る。一方、層別部2a内のすかしパターン検知センサ1
3により真偽が鑑別された結果、不良紙幣と判断された
紙幣は、鑑別部2aからリジェクト金庫3に一旦移され
、そこから入出金口1に戻されて。
預金者に返還される。
紙幣入出金口1内の光検知センサ24で検知される紙幣
高さく短手寸法)が77mm以上の紙幣は、旧万円札と
口重千円札であって、これらの両紙幣は、第6図に示す
ように長手寸法も全金種の中で1番目および2番目に長
い紙幣である(それぞれ174mm、169mm)。前
述のように、光検知センサ24の検知により、搬送路内
および紙幣層別部2a内には旧万円札、口重千円札は搬
送されない。従って、Wi送路の@W3は、旧千円札の
164mm、新万円札の159mm、新五千円札の15
4mmを考慮した幅1例えば、取り扱い紙幣の長手寸法
の最大(II 164 m mに紙幣の搬送による蛇行
量10mmを加算した174mmにするとよい。この搬
送路に、取り扱い金種が最小の新千円札が搬送された場
合、その許BE行量は、搬送i13幅W3より新千円札
長手寸法を差し引いた値。
つまり174−150=24[mm)となる。左右のず
れ量を同等とすると1片側には12mmの位置ずれが生
じることになる。
従って、紙幣鑑別部2a内のすかしパターン検知センサ
13には、予め紙幣の位置ずれが左右に各々12mmず
れた範囲を各1mmずれごとにすかしパターンを記憶し
ておく、この場合、すかしパターンの記憶する数は、新
千円札のみに対して24種類ですむ。これは、従来の装
置の鑑別部2の幅1B4mmの場合の新千円札に対する
記憶数34種類に比べて、10だけ少な(てすむ。
このように、本実施例においては、紙幣判別のために記
憶されるすかし部のパターン波形の種類が少な(てよく
、また位置ずれの大きな不鮮明部のパターンは記憶する
必要がなく、従って紙幣の真偽鑑別精度は向上する。パ
ターン波形の記憶する種類が少なくてよいため、記憶容
量も小さくてすみ、また真偽判別の処理速度が速くなる
。また、旧万円札、口重千円札が搬送路に取り込まれな
いので、搬送路幅を小さくすることができ、従って、装
置の小型化、低コスト化が可能である。さらに。
取り込まれる紙幣の寸法が小さいため、装置内の各種金
庫の内のり寸法も小さくできる。
なお、本実施例では、紙幣入出金口1から投入された紙
幣の高さ寸法を検出するために、光学センサ24を用い
ているが、反射型センサを使用することも可能である。
また1紙幣鑑別部2a内にすかしパターン検知センサ1
3を設けているが。
印刷インク量を光学的あるいは磁気的に検出するセンサ
を用いても、同じ効果が得られる。さらに。
実施例では、紙幣の高さ寸法検知量を77mmとしてい
るが、新万円札の短手寸法から口重千円札の短手寸法ま
での間の寸法にした場合には、同じ効果が得られる。ま
た、紙幣の高さ寸法検知用のセンサを1紙幣入出金口1
に1対だけ設けているが、i数対設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば1紙幣長手寸法が
所定値以下に制限されるので5紙幣の金種や真偽を判別
するために予め記憶しておくずかし部の評準パターンの
数や種類が少なくてすみ。
真偽および金種の判別時間が短縮されるとともに。
メモリ容量も小さくてすみ、かつ搬送路、li別部。
および各種金庫の寸法を小さくすることができ。
装置の小型化、低コスト化が現実できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す現金自動取引装置の側
断面図、第2図は第1図の紙幣鑑別部の搬送路の平面断
面図、第3図は従来の現金自動取引装置の側断面図、第
4図は第3図の紙幣鑑別部の搬送路の平面断面図、第5
図、第6図は新旧紙幣の外形寸法比較図、第7図、第8
図、第9図。 第10図、第11図、第12図および第13図は。 紙幣のすかし部と、該すかし部を1mmごとに切断した
ときの各切断点のすかしパターン波形図。 第14図は紙幣鑑別部の搬送面に紙幣が搬送されたとき
の最悪の状態を示す図である。 1:紙幣入出金口、2,2a:紙幣鑑別部、3:リジエ
クト金庫、4ニ一時預り金庫、5:表示部。 6:各金種別金庫、7:制御・電源部、8,8a:AT
M、11:紙幣、lla:紙幣束、llb:位置ずれし
て搬送された紙幣、13:すかしパターン検出用センサ
、14:紙幣のすかし部、21:振動加振台、22:紙
幣保持板、23:搬送路、24:光検知センサ。 特許出願人 株式会社日立製作所 、3B。 代 理 人 弁理士 磯 村 雅 俊−第1図 8a 第3図 第   牛   図 第   5   図 第   6   図 第   7   図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙幣を挿入する紙幣入出金口と、該紙幣入出金口
    に入金された紙幣を1枚ずつ搬送する搬送手段と、該搬
    送手段により搬送された紙幣の金種および真偽を判別す
    る鑑別手段とを備えた現金自動取引装置において、上記
    紙幣入出金口内に入金された紙幣束に上下振動を与えて
    下面を揃える振動加振手段と、該入金紙幣束の中に短手
    寸法が所定値以上の紙幣が含まれていることを検出する
    センサと、該センサの検出出力により入金者に対して所
    定値以上の寸法の紙幣を取り除いて再入金するようにガ
    イダンス表示する表示手段とを設けることを特徴とする
    現金自動取引装置。
JP12787385A 1985-06-12 1985-06-12 現金自動取引装置 Expired - Lifetime JPH0693262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12787385A JPH0693262B2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12 現金自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12787385A JPH0693262B2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12 現金自動取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61285593A true JPS61285593A (ja) 1986-12-16
JPH0693262B2 JPH0693262B2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=14970751

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JP2001283283A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Glory Ltd 紙幣束投出装置
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