JPS61280930A - 積層体 - Google Patents
積層体Info
- Publication number
- JPS61280930A JPS61280930A JP12271585A JP12271585A JPS61280930A JP S61280930 A JPS61280930 A JP S61280930A JP 12271585 A JP12271585 A JP 12271585A JP 12271585 A JP12271585 A JP 12271585A JP S61280930 A JPS61280930 A JP S61280930A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- film
- vinyl acetate
- acetate copolymer
- saponified ethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分!F)
本発明は透明性、衛生性およびガスバリヤ−性に優れ、
特に飲食品、医薬などの容器の成形用あるいは包装用フ
ィルムもしくはシートとして有用な積層体に関する。
特に飲食品、医薬などの容器の成形用あるいは包装用フ
ィルムもしくはシートとして有用な積層体に関する。
(従来の技術)
飲食品、医薬用のフレキシブルもしくはリジッドの包装
材には目的に応じて種々の厳しい要求物性。
材には目的に応じて種々の厳しい要求物性。
例えば、衛生性、気体遮断性、防湿性、紫外線遮断性、
耐水性、耐熱水性などを満足する必要がある。
耐水性、耐熱水性などを満足する必要がある。
これらの要求物性を満たすため3種々の素材を積層した
積層体が用いられている。
積層体が用いられている。
例えばポリアミドフィルム(以下、PAという。)は食
品包装用材料として優れた諸性質を有するために多用さ
れている素材である。しかし、PAはガスバリヤ−性に
乏しいという欠点がある。この欠点を補うため2通常は
PAにポリ塩化ビニリデン層をコーティングによって形
成したり、アルミニウム箔。
品包装用材料として優れた諸性質を有するために多用さ
れている素材である。しかし、PAはガスバリヤ−性に
乏しいという欠点がある。この欠点を補うため2通常は
PAにポリ塩化ビニリデン層をコーティングによって形
成したり、アルミニウム箔。
ポリビニルアルコールフィルムもしくはエチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物フィルムを積層した積層フィル
ムとして用いられている。
ビニル共重合体けん化物フィルムを積層した積層フィル
ムとして用いられている。
しかしながら、アルミニウム箔を用いると、内容物を見
ることができず商品の魅力を減するなどの欠点があり、
ポリ塩化ビニリデン層をコーティングによって形成する
方法は作業性の面で問題があることから、最近はエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物層をPA上に設けた積
層フィルムが用いられるようになってきている。しかし
、PAとエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物とは、
共押出しにより接着できる時もあるが、その際には高価
な共押出し成形装置が必要となるし、接着剤を介して積
層する場合には9通常この用途に使用されているウレタ
ン系の接着剤は接着後に熟成期間を必要とするし、低分
子量化合物の食品への移行の可能性があるなどの問題が
あった。
ることができず商品の魅力を減するなどの欠点があり、
ポリ塩化ビニリデン層をコーティングによって形成する
方法は作業性の面で問題があることから、最近はエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物層をPA上に設けた積
層フィルムが用いられるようになってきている。しかし
、PAとエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物とは、
共押出しにより接着できる時もあるが、その際には高価
な共押出し成形装置が必要となるし、接着剤を介して積
層する場合には9通常この用途に使用されているウレタ
ン系の接着剤は接着後に熟成期間を必要とするし、低分
子量化合物の食品への移行の可能性があるなどの問題が
あった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、上記のようなPAなどのプラスチックフィル
ムまたはシートとエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物との積層体の問題点を解決し9通常の接着剤を使用せ
ずに積層しようとするものである。
ムまたはシートとエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物との積層体の問題点を解決し9通常の接着剤を使用せ
ずに積層しようとするものである。
(問題を解決するための手段)
上記問題点を解決するため研究の結果、熱可塑性プラス
チックフィルムまたはシート表面に低温プラズマ処理す
ることにより、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
との接着性を著しく向上せしめることが可能となるとい
う新規な知見を得1本発明を完成したものである。すな
わち1本発明は熱可塑性プラスチックフィルムまたはシ
ート(ただし、ポリエステルのみからなるものを除く。
チックフィルムまたはシート表面に低温プラズマ処理す
ることにより、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
との接着性を著しく向上せしめることが可能となるとい
う新規な知見を得1本発明を完成したものである。すな
わち1本発明は熱可塑性プラスチックフィルムまたはシ
ート(ただし、ポリエステルのみからなるものを除く。
)の表面に低温プラズマ処理を施し、該処理面に、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物のフィルムまたはシ
ート、またはエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層
を最外層の少なくとも1つとする積層フィルムまたはシ
ートのエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層を熱融
着し、必要に応じて一軸延伸、二軸延伸または熟成形し
てなる積層体を提供するものである。
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物のフィルムまたはシ
ート、またはエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層
を最外層の少なくとも1つとする積層フィルムまたはシ
ートのエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層を熱融
着し、必要に応じて一軸延伸、二軸延伸または熟成形し
てなる積層体を提供するものである。
本発明において熱可塑性プラスチックフィルムまたはシ
ート(ただし、ポリエステルのみからなるものを除く。
ート(ただし、ポリエステルのみからなるものを除く。
)としては、特に制限されるものではなく、単一のまた
は積層のフィルムまたはシートを用いることができ、こ
のようなフィルムまたはシートの例としては、ポリアミ
ド、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィ
ン、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリメチル
メタクリレートなどのアクリル系樹脂などを素材とする
フィルムまたはシート、あるいはこれらまたはポリエス
テルの少なくとも1種を層として含む積層フィルムまた
はシートがあげられ、目的に応じてそれらの素材、厚さ
。
は積層のフィルムまたはシートを用いることができ、こ
のようなフィルムまたはシートの例としては、ポリアミ
ド、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィ
ン、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリメチル
メタクリレートなどのアクリル系樹脂などを素材とする
フィルムまたはシート、あるいはこれらまたはポリエス
テルの少なくとも1種を層として含む積層フィルムまた
はシートがあげられ、目的に応じてそれらの素材、厚さ
。
あるいは延伸したまたは延伸しないものを選択すればよ
い。熱可塑性プラスチックフィルムまたはシートとして
積層のフィルムまたはシートを用いる場合。
い。熱可塑性プラスチックフィルムまたはシートとして
積層のフィルムまたはシートを用いる場合。
特に制限はないが、すでに述べたような理由により積層
時にウレタン系接着剤を用いないものが好ましい。また
1食品用途に使用する場合には、ガスバリア性以外の物
性面から1本発明の熱可塑性プラスチックフィルムまた
はシートとしては、ポリアミドからなるフィルムまたは
シート、あるいはポリアミドまたはポリエステル、特に
好ましくはポリエチレンテレフタレートを層として含む
積層フィルムまたはシートを用いることが好ましい。
時にウレタン系接着剤を用いないものが好ましい。また
1食品用途に使用する場合には、ガスバリア性以外の物
性面から1本発明の熱可塑性プラスチックフィルムまた
はシートとしては、ポリアミドからなるフィルムまたは
シート、あるいはポリアミドまたはポリエステル、特に
好ましくはポリエチレンテレフタレートを層として含む
積層フィルムまたはシートを用いることが好ましい。
本発明において低温プラズマとは大気圧より低いガス圧
力下における気体のグロー放電によるプラズマであって
1本発明における低温プラズマ処理の条件としては、、
I X 10−3〜I Torrのアルゴン、窒素。
力下における気体のグロー放電によるプラズマであって
1本発明における低温プラズマ処理の条件としては、、
I X 10−3〜I Torrのアルゴン、窒素。
酸素、水素もしくはヘリウム、あるいはこれらの混合ガ
ス中にて放電値100W以上、放電時間0.01秒以上
、好ましくは0.1〜10秒程度である。また。
ス中にて放電値100W以上、放電時間0.01秒以上
、好ましくは0.1〜10秒程度である。また。
低温プラズマ処理は、熱融着直前にインラインで行なう
ことが望ましい。特に、連続プラズマ処理装置の導入は
高い接着強度と生産性とをかね備えており。
ことが望ましい。特に、連続プラズマ処理装置の導入は
高い接着強度と生産性とをかね備えており。
きわめて有効である。
本発明のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物として
は特に制限はないが、エチレン含有量が20〜50モル
%、けん化度90モル%以上のものがガスバリア性の面
で好ましい。
は特に制限はないが、エチレン含有量が20〜50モル
%、けん化度90モル%以上のものがガスバリア性の面
で好ましい。
本発明において、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物層を最外層の少なくとも1つとする積層フィルムまた
はシートとしては、特に制限はないが。
物層を最外層の少なくとも1つとする積層フィルムまた
はシートとしては、特に制限はないが。
すでに述べたように積層時にウレタン系接着剤を用いな
いものが好ましい。
いものが好ましい。
本発明において、その表面に低温プラズマ処理した熱可
塑性プラスチックフィルムまたはシートにエチレン−酢
酸ビニル共重合体けん化物のフィルムまたはシートを熱
融着する方法としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体
けん化物を溶融して押出しコーティングする方法が最も
一般的であるが、必要に応じて、ポリオレフィンを共押
出しコーティングし。
塑性プラスチックフィルムまたはシートにエチレン−酢
酸ビニル共重合体けん化物のフィルムまたはシートを熱
融着する方法としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体
けん化物を溶融して押出しコーティングする方法が最も
一般的であるが、必要に応じて、ポリオレフィンを共押
出しコーティングし。
またはポリオレフィンフィルムを用いて、エチレン−酢
酸ビニル共重合体けん化物のフィルムを中間層としてサ
ンドインチラミネートすることによって。
酸ビニル共重合体けん化物のフィルムを中間層としてサ
ンドインチラミネートすることによって。
ポリオレフィンの熱融着性を利用することのできる包装
材料として利用範囲の広い3層積層体を製造することも
できる。
材料として利用範囲の広い3層積層体を製造することも
できる。
また、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物をフィル
ムまたはシートまたはエチレン−酢酸ビニルけん化物を
最外層の少なくとも1つとする積層フィルムまたはシー
トに加工しておき、必要に応じて一軸または二軸延伸処
理をし、熱ラミネートする方法がある。
ムまたはシートまたはエチレン−酢酸ビニルけん化物を
最外層の少なくとも1つとする積層フィルムまたはシー
トに加工しておき、必要に応じて一軸または二軸延伸処
理をし、熱ラミネートする方法がある。
本発明において、熱可塑性プラスチックフィルムまたは
シートとしてポリアミド、ポリスチレン、またはポリア
クリロニトリルを用いた場合には、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物との延伸可能温度域がほぼ同じであ
るために、さらにこの積層体を一軸もしくは二軸延伸処
理をすることが可能であり。
シートとしてポリアミド、ポリスチレン、またはポリア
クリロニトリルを用いた場合には、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物との延伸可能温度域がほぼ同じであ
るために、さらにこの積層体を一軸もしくは二軸延伸処
理をすることが可能であり。
この延伸処理によって2機械的強度、ガスバリヤー性を
向上させ、透湿度をさらに改善することができる。
向上させ、透湿度をさらに改善することができる。
また、この積層体は真空成型などの公知の手法によって
、味噌、ジャムなどの食品用絞り成型容器用の材料とし
て使用することが可能である。
、味噌、ジャムなどの食品用絞り成型容器用の材料とし
て使用することが可能である。
本発明の積層体は、必要に応じて他の包装用素材をさら
に積層した複合フィルムもしくはシートとして使用する
ことができることは自明であり3例えば。
に積層した複合フィルムもしくはシートとして使用する
ことができることは自明であり3例えば。
本発明の積層体のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物層をさらに、公知の接着剤または接着性ポリマーを介
し、もしくは前述のように介さずしてポリオレフィンな
どを積層することができる。この場合。
物層をさらに、公知の接着剤または接着性ポリマーを介
し、もしくは前述のように介さずしてポリオレフィンな
どを積層することができる。この場合。
接着剤としてはウレタン系、接着性ポリマーとしてはカ
ルボキシル基含有ポリオレフィンまたはこれにさらに金
属化合物を配合したものなどが使用できるが、先に述べ
たようにウレタン系接着剤を用いないものの方が好まし
い。
ルボキシル基含有ポリオレフィンまたはこれにさらに金
属化合物を配合したものなどが使用できるが、先に述べ
たようにウレタン系接着剤を用いないものの方が好まし
い。
(実施例)
以下、実施例により本発明を説明する。例中、接着強度
はT型剥離法で測定した。
はT型剥離法で測定した。
実施例 1
厚さ15μmの二軸延伸ポリアミドフィルム(ユニチカ
エンブレム、商品名、ユニチカ@)の片面に。
エンブレム、商品名、ユニチカ@)の片面に。
=1
真空度5 X 10 Torrのアルゴン/酸素同量
混合ガス雰囲気中で、500W、2秒の処理電力で低温
プラズマ処理を施した。
混合ガス雰囲気中で、500W、2秒の処理電力で低温
プラズマ処理を施した。
コノ処理面に、常法によりエチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物(エバールEPF−101,商品名、■クラ
レ)を15μmの厚さにエクストルージョンコーティン
グして積層体を得た。得られた積層体の接着強度は60
0 g / 15 mmであった。
体けん化物(エバールEPF−101,商品名、■クラ
レ)を15μmの厚さにエクストルージョンコーティン
グして積層体を得た。得られた積層体の接着強度は60
0 g / 15 mmであった。
比較例 1
低温プラズマ処理を省略した以外は実施例1と同様にし
て得られた積層体の接着強度は50g/15龍であった
。
て得られた積層体の接着強度は50g/15龍であった
。
実施例 2
低温プラズマ処理の条件を表1に示すように代えた以外
は、実施例1と同様にして得られた積層体の延伸前の接
着強度は表1に示すとおりであった。
は、実施例1と同様にして得られた積層体の延伸前の接
着強度は表1に示すとおりであった。
実施例 3
実施例1で得られた積層体のエチレン−酢酸ビニル共重
合体けん化物に、カルボキシル基含有ポリプロピレン(
ライオセンM−1063−4.商品名。
合体けん化物に、カルボキシル基含有ポリプロピレン(
ライオセンM−1063−4.商品名。
東洋インキ製造@)およびポリプロピレン(シツウレン
クスアロマーFA−531,商品名、昭和電工@l)を
それぞれ10μmおよび50μmの厚さにコエクストル
ーションコーティングして積層体を得た。
クスアロマーFA−531,商品名、昭和電工@l)を
それぞれ10μmおよび50μmの厚さにコエクストル
ーションコーティングして積層体を得た。
コノ積層体の酸素ガス透過率は0.1 ml/ rd
、24hr。
、24hr。
25℃であり、この積層フィルムのポリプロピレン層側
を内側として常法により作成した偏平袋に4%の酢酸水
溶液を充議し、120℃、20分のレトルト処理後の接
着強度は600g/15mであった。
を内側として常法により作成した偏平袋に4%の酢酸水
溶液を充議し、120℃、20分のレトルト処理後の接
着強度は600g/15mであった。
実施例 4
厚さ100μmの未延伸アクリロニトリル−メチルアク
リレート共重合体フィルム(Barex GX 100
+商品名、 Vistron Corp、 )表面に、
5xlOTorrの酸素ガス雰囲気中、400W、10
秒の条件で。
リレート共重合体フィルム(Barex GX 100
+商品名、 Vistron Corp、 )表面に、
5xlOTorrの酸素ガス雰囲気中、400W、10
秒の条件で。
低温プラズマ処理を施した。この処理面に、実施例1で
用いたエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物を常法に
より200μmの厚さにエクストル−シランコーティン
グした。得られた積層体の接着強度は1000g/15
謳であった。
用いたエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物を常法に
より200μmの厚さにエクストル−シランコーティン
グした。得られた積層体の接着強度は1000g/15
謳であった。
得られた積層体を面積率でほぼ6倍に二軸延伸してもデ
ラミネーションは起こらなかった。
ラミネーションは起こらなかった。
比較例 2
実施例4において用いた未延伸のアクリロニトリル−メ
チルアクリレート共重合体フィルムと、エチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物(エバールEPF−101.商
品名、■クラレ)の厚さ100μmのシートとを、2波
型ウレタン系接着剤(E P S −903/KL−7
5,商品名、大日本インキ化学工業■)を用いて常法に
より貼合せた後、40℃48時間のエージングを行なっ
た。エージング前後の積層体を実施例4と同様に1面積
率でほぼ6倍に二軸延伸することを試みた。
チルアクリレート共重合体フィルムと、エチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物(エバールEPF−101.商
品名、■クラレ)の厚さ100μmのシートとを、2波
型ウレタン系接着剤(E P S −903/KL−7
5,商品名、大日本インキ化学工業■)を用いて常法に
より貼合せた後、40℃48時間のエージングを行なっ
た。エージング前後の積層体を実施例4と同様に1面積
率でほぼ6倍に二軸延伸することを試みた。
エージング前の積層体の場合には、延伸はしたもののデ
ラミネーションが起こった。また、エージング後の積層
体の場合には、積層体が破れてしまい延伸できなかった
。
ラミネーションが起こった。また、エージング後の積層
体の場合には、積層体が破れてしまい延伸できなかった
。
実施例 5
ポリエチレン樹脂(ミラソンNEO45,商品名。
三井日石ポリマー)を常法により押出し成形して厚さ7
0μmのポリエチレンフィルムを得た。得られたポリエ
チレンフィルムに+ 6X10 Torrのアルゴ
ンガス中で600W、5秒の低温プラズマ処理を施し、
得られた処理ポリエチレンフィルムの低温プラズマ処理
面に常法によりエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
(エバールEPF−101,商品名。
0μmのポリエチレンフィルムを得た。得られたポリエ
チレンフィルムに+ 6X10 Torrのアルゴ
ンガス中で600W、5秒の低温プラズマ処理を施し、
得られた処理ポリエチレンフィルムの低温プラズマ処理
面に常法によりエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
(エバールEPF−101,商品名。
■クラレ)を50μmの厚さにエクストル−シランコー
ティングして積層体を得た。得られた積層体の接着強度
は400g/15鶴であった。
ティングして積層体を得た。得られた積層体の接着強度
は400g/15鶴であった。
実施例 6
厚さ200μmの硬質ポリ塩化ビニルシート(ビニホイ
ルC1商品名、三菱樹脂■)表面に、8×lO’ To
rrの窒素ガス雰囲気中、500W、1秒の処′ 理条
件で、低温プラズマ処理を施した。この処理面に、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物(エバールEPF−
101゜商品名、f!Iaクラレ)、実施例3において
用いたカルボキシル基含有ポリプロピレンおよびポリプ
ロピレンを、それぞれ35μm、 10μmおよび1
00I!mの厚さになるように3層コエクストルーシッ
ンコーティングして積層体を得た。
ルC1商品名、三菱樹脂■)表面に、8×lO’ To
rrの窒素ガス雰囲気中、500W、1秒の処′ 理条
件で、低温プラズマ処理を施した。この処理面に、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物(エバールEPF−
101゜商品名、f!Iaクラレ)、実施例3において
用いたカルボキシル基含有ポリプロピレンおよびポリプ
ロピレンを、それぞれ35μm、 10μmおよび1
00I!mの厚さになるように3層コエクストルーシッ
ンコーティングして積層体を得た。
得られた積層体を用いて、圧空真空成形により。
ポリプロピレン層を内面とする直径7cm、絞り比%。
平均膜厚約115μmの円筒容器を作った。得られた容
器の壁の眉間強度は500g/15mmであった。
器の壁の眉間強度は500g/15mmであった。
本発明により、上記のようにPAなどの、熱可塑性プラ
スチックフィルムもしくはシートに、低温プラズマ処理
を施すことにより、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん
化物と実用上十分な接着力を有するフィルムまたはシー
トとすることができ、接着剤を使用せずに透明な積層体
を得ることが可能となった。
スチックフィルムもしくはシートに、低温プラズマ処理
を施すことにより、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん
化物と実用上十分な接着力を有するフィルムまたはシー
トとすることができ、接着剤を使用せずに透明な積層体
を得ることが可能となった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性プラスチックフィルムまたはシート(ただ
し、ポリエステルのみからなるものを除く。)の表面に
低温プラズマ処理を施し、該処理面に、エチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物のフィルムまたはシート、また
はエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層を最外層の
少なくとも1つとする積層フィルムまたはシートのエチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物層を熱融着し、必要
に応じて一軸延伸、二軸延伸または熱成形してなる積層
体。 2、熱可塑性プラスチックフィルムまたはシートが、ポ
リアミド、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリオ
レフィン、ポリスチレンまたはポリアクリロニトリルか
らなるフィルムまたはシート、あるいはこれらまたはポ
リエステルの少なくとも1つを層として含む積層フィル
ムまたはシートである特許請求の範囲第1項記載の積層
体。 3、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物が、エチレ
ン含有量20〜50モル%、けん化度90モル%以上の
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物である特許請求
の範囲第1項または第2項記載の積層体。 4、熱可塑性プラスチックフィルムまたはシートが、一
軸または二軸延伸された熱可塑性プラスチックフィルム
またはシートである特許請求の範囲第1項ないし第3項
いずれか記載の積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12271585A JPS61280930A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12271585A JPS61280930A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 積層体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61280930A true JPS61280930A (ja) | 1986-12-11 |
Family
ID=14842801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12271585A Pending JPS61280930A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61280930A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008029733A1 (fr) * | 2006-09-08 | 2008-03-13 | Toppan Printing Co., Ltd. | Corps multicouche |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP12271585A patent/JPS61280930A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008029733A1 (fr) * | 2006-09-08 | 2008-03-13 | Toppan Printing Co., Ltd. | Corps multicouche |
JP5163488B2 (ja) * | 2006-09-08 | 2013-03-13 | 凸版印刷株式会社 | 積層体 |
US8628638B2 (en) | 2006-09-08 | 2014-01-14 | Toppan Printing Co., Ltd. | Laminate |
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