JPS6127502B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6127502B2 JPS6127502B2 JP57178848A JP17884882A JPS6127502B2 JP S6127502 B2 JPS6127502 B2 JP S6127502B2 JP 57178848 A JP57178848 A JP 57178848A JP 17884882 A JP17884882 A JP 17884882A JP S6127502 B2 JPS6127502 B2 JP S6127502B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted
- fabric
- knitting
- knitted fabric
- purl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は洋服の襟、裾、袖のカフス、その他各
種の縁取り等衣類の伸縮性を要求される個所を対
象として供されるテープ状のメリヤス編生地に関
するものである。
種の縁取り等衣類の伸縮性を要求される個所を対
象として供されるテープ状のメリヤス編生地に関
するものである。
従来、機械編によるメリヤス編製の洋服は服本
体から裾、襟等まで連続して編成することにより
完成品まで仕立てられており、その際服本体と
裾、襟等とでは一般に編組織が異なるためにその
都度編針を動かす方法を調節していた。このた
め、裾、襟等の編成に手間取つて縫製時間が長引
き、縫製コストを高騰させる原因ともなつてい
た。
体から裾、襟等まで連続して編成することにより
完成品まで仕立てられており、その際服本体と
裾、襟等とでは一般に編組織が異なるためにその
都度編針を動かす方法を調節していた。このた
め、裾、襟等の編成に手間取つて縫製時間が長引
き、縫製コストを高騰させる原因ともなつてい
た。
一方例えば、実公昭38−28384号公報に示され
るように、編織物製品の縁端部を被装するものと
して平編等でメリヤス編成した表編地の中央部に
2〜3列の裏目編を表出編成して該裏目編の部位
を折曲稜線部とした帯状の縁覆い片なるものはす
べてに知られている。しかしこのものを洋服の
裾、襟等に縫着するとしても折曲稜線部に沿つて
折り返したとき裏編地が外側を向くこととなつて
見掛けが悪い欠点がある。
るように、編織物製品の縁端部を被装するものと
して平編等でメリヤス編成した表編地の中央部に
2〜3列の裏目編を表出編成して該裏目編の部位
を折曲稜線部とした帯状の縁覆い片なるものはす
べてに知られている。しかしこのものを洋服の
裾、襟等に縫着するとしても折曲稜線部に沿つて
折り返したとき裏編地が外側を向くこととなつて
見掛けが悪い欠点がある。
本発明はかかる点に鑑みて為されたもので、
裾、襟等に供することのできる加工生地として予
め編成してなるテープ状のメリヤス編生地を提供
するものであつて、完成品たる洋服等の衣類の縫
製作業の簡素化、並びに縫製コストの低減化を図
ると同時に、裾、襟等の折り返しにも編地の表裏
の区別のない優れた外観、および適当な伸縮性を
も備えさせんとするものである。
裾、襟等に供することのできる加工生地として予
め編成してなるテープ状のメリヤス編生地を提供
するものであつて、完成品たる洋服等の衣類の縫
製作業の簡素化、並びに縫製コストの低減化を図
ると同時に、裾、襟等の折り返しにも編地の表裏
の区別のない優れた外観、および適当な伸縮性を
も備えさせんとするものである。
以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
第1図に示したメリヤス編生地Mは、綿糸、毛
糸、生糸、人絹糸、スフ糸、合成繊維等の各種繊
維糸によりテープ状に連続的に編成したものであ
り、全体で20〜40ウエール程度の細幅のものを1
目ガータによるパール編により編成し、このパー
ル編地2の中央1〜2ウエールの編目を1コース
づつとばし編1として長手方向に連続的な折曲ラ
イン4を形成している。また、該パール編地2の
両側辺2ウエールをやはり1コースづつとばし編
みにより縁ライン3,3を形成したものである。
このメリヤス編生地Mは編針を動かす方法を適当
に調節することで、パール編、ゴム編、袋編等
種々の組織を自在に編成できる公知の横編機(図
示せず)により編成してある。第2図はその編成
組織を拡大して示したものであり、図示したよう
にパール編地2,2は1目ガーター編により編成
したものであるから、横に連なる列(コース)が
1コースおきに表目と裏目とで形成され、編地と
しては表裏なく編成されている。一方、両側返の
縁ライン3,3部も表目と裏目との区別なく編成
されている。さらに中央の折曲ライン4部は裏側
にのみ糸が表われるように編成してあるので、こ
の折曲ライン4に沿つて表側に自然かつ容易に折
曲げることもできる。
第1図に示したメリヤス編生地Mは、綿糸、毛
糸、生糸、人絹糸、スフ糸、合成繊維等の各種繊
維糸によりテープ状に連続的に編成したものであ
り、全体で20〜40ウエール程度の細幅のものを1
目ガータによるパール編により編成し、このパー
ル編地2の中央1〜2ウエールの編目を1コース
づつとばし編1として長手方向に連続的な折曲ラ
イン4を形成している。また、該パール編地2の
両側辺2ウエールをやはり1コースづつとばし編
みにより縁ライン3,3を形成したものである。
このメリヤス編生地Mは編針を動かす方法を適当
に調節することで、パール編、ゴム編、袋編等
種々の組織を自在に編成できる公知の横編機(図
示せず)により編成してある。第2図はその編成
組織を拡大して示したものであり、図示したよう
にパール編地2,2は1目ガーター編により編成
したものであるから、横に連なる列(コース)が
1コースおきに表目と裏目とで形成され、編地と
しては表裏なく編成されている。一方、両側返の
縁ライン3,3部も表目と裏目との区別なく編成
されている。さらに中央の折曲ライン4部は裏側
にのみ糸が表われるように編成してあるので、こ
の折曲ライン4に沿つて表側に自然かつ容易に折
曲げることもできる。
このように構成された本発明のテープ状のメリ
ヤス編生地を例えば第3図に示すようにセーター
の襟首やカフス部に縫付ける場合には、コース方
向適宣長さに裁断し、この裁断した短尺の生地の
両端をミシンで縫合せてリング状に形成しこれを
セーター本体5の襟首又は袖のカフス部にリンキ
ング方法又はミシン付けにより綴り合わせること
で容易に取付けることができ、又は長尺のまま連
続縫付けることもできる。このとき、生地の中央
の折曲ライン4に沿つて表側に折曲げて折重ねた
状態で縫合してもよく(第3図中、襟首部はこの
ようにして縫付けた状態を示してある。)、この場
合外観として表われる編地は表裏の区別がないの
で良好な外観が維持される。また、この折重ねた
状態では、この折曲ライン4部の表目が外観とし
て表われて両側返のウエールが折曲ライン4部と
縁ライン3部とで縁取りされた状態で縫製でき、
しかも折曲ライン4部の折目カーブが綺麗に出て
見栄えもよい。そして、本発明のメリヤス編生地
Mの主体はパール編2,2部によつて占められて
いるので、パール編特有の縦横方向への伸縮性に
富んだ生地が得られ、また、編組織上洗濯しても
伸縮性が損なわれることもない。
ヤス編生地を例えば第3図に示すようにセーター
の襟首やカフス部に縫付ける場合には、コース方
向適宣長さに裁断し、この裁断した短尺の生地の
両端をミシンで縫合せてリング状に形成しこれを
セーター本体5の襟首又は袖のカフス部にリンキ
ング方法又はミシン付けにより綴り合わせること
で容易に取付けることができ、又は長尺のまま連
続縫付けることもできる。このとき、生地の中央
の折曲ライン4に沿つて表側に折曲げて折重ねた
状態で縫合してもよく(第3図中、襟首部はこの
ようにして縫付けた状態を示してある。)、この場
合外観として表われる編地は表裏の区別がないの
で良好な外観が維持される。また、この折重ねた
状態では、この折曲ライン4部の表目が外観とし
て表われて両側返のウエールが折曲ライン4部と
縁ライン3部とで縁取りされた状態で縫製でき、
しかも折曲ライン4部の折目カーブが綺麗に出て
見栄えもよい。そして、本発明のメリヤス編生地
Mの主体はパール編2,2部によつて占められて
いるので、パール編特有の縦横方向への伸縮性に
富んだ生地が得られ、また、編組織上洗濯しても
伸縮性が損なわれることもない。
なお、図示しないが、パール編地2,2は上記
実施例に示したような1目ガーター編にこだわる
ものではなく、二目ガーター編、三目ガーター編
等してもよい。また、両側返の縁ライン3,3
部、或いは中央の折曲ライン4部に沿つてゴム紐
を通す穴を袋編により編成し、そこにゴム紐を通
すようにしてもよい。
実施例に示したような1目ガーター編にこだわる
ものではなく、二目ガーター編、三目ガーター編
等してもよい。また、両側返の縁ライン3,3
部、或いは中央の折曲ライン4部に沿つてゴム紐
を通す穴を袋編により編成し、そこにゴム紐を通
すようにしてもよい。
以上実施例について説明したように本発明のテ
ープ状のメリヤス編生地は、適宣長さに切断して
簡単な縫付作業により衣類の襟、裾等として縫製
することができて、その縫製作業の簡略化、縫製
コストの低減を図ることができるものであり、ま
た、パール編を主体としているので表裏の区別が
なく、しかも伸縮性に優れ、中央の折曲ラインに
沿つて折重ねることによつても見栄え良く使用で
きる等極めて有益なものである。
ープ状のメリヤス編生地は、適宣長さに切断して
簡単な縫付作業により衣類の襟、裾等として縫製
することができて、その縫製作業の簡略化、縫製
コストの低減を図ることができるものであり、ま
た、パール編を主体としているので表裏の区別が
なく、しかも伸縮性に優れ、中央の折曲ラインに
沿つて折重ねることによつても見栄え良く使用で
きる等極めて有益なものである。
図面は本発明の実施例を示したもので、第1図
は長手方向両端を裁断した状態の外観斜視図、第
2図は編組織の要部拡大図、第3図は使用状態図
である。 M……メリヤス編生地、2……パール編地、
3,3……縁ライン、4……折曲ライン。
は長手方向両端を裁断した状態の外観斜視図、第
2図は編組織の要部拡大図、第3図は使用状態図
である。 M……メリヤス編生地、2……パール編地、
3,3……縁ライン、4……折曲ライン。
Claims (1)
- 1 細幅に亘るパール編地の中央1又は2ウエー
ルの編目を1コースづつとばし編みして折曲ライ
ンを形成すると共に、前記パール編地の両側辺複
数ウエールをやはり1コースづつとばして編みし
て縁ラインを形成してなることを特徴とするテー
プ状のメリヤス編生地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17884882A JPS5971465A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | テ−プ状のメリヤス編生地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17884882A JPS5971465A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | テ−プ状のメリヤス編生地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5971465A JPS5971465A (ja) | 1984-04-23 |
JPS6127502B2 true JPS6127502B2 (ja) | 1986-06-25 |
Family
ID=16055726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17884882A Granted JPS5971465A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | テ−プ状のメリヤス編生地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5971465A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62199208U (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-18 | ||
JPS62199187U (ja) * | 1986-06-11 | 1987-12-18 | ||
WO2006068151A1 (ja) * | 2004-12-22 | 2006-06-29 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | 袖付きニットウエアの編成方法 |
WO2006070758A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | 二重の筒状編地の編成方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019215586A1 (de) * | 2018-10-11 | 2020-04-16 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | Verfahren zum stricken eines schlauchgestricks und schlauchgestrick |
-
1982
- 1982-10-12 JP JP17884882A patent/JPS5971465A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62199208U (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-18 | ||
JPS62199187U (ja) * | 1986-06-11 | 1987-12-18 | ||
WO2006068151A1 (ja) * | 2004-12-22 | 2006-06-29 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | 袖付きニットウエアの編成方法 |
WO2006070758A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | 二重の筒状編地の編成方法 |
US7536878B2 (en) | 2004-12-28 | 2009-05-26 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | Method for knitting double tubular fabric |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5971465A (ja) | 1984-04-23 |
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