JPS6127352A - 4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支持機構 - Google Patents
4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支持機構Info
- Publication number
- JPS6127352A JPS6127352A JP14835884A JP14835884A JPS6127352A JP S6127352 A JPS6127352 A JP S6127352A JP 14835884 A JP14835884 A JP 14835884A JP 14835884 A JP14835884 A JP 14835884A JP S6127352 A JPS6127352 A JP S6127352A
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- JP
- Japan
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- transmission
- spacer
- sleeve
- output shaft
- outer periphery
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
E分野]
本発明は4輪駆動用変速機内で一方側の出力軸から他方
側の出力軸への動力の伝達を行なう動力伝達機構の支持
機構に関する。
側の出力軸への動力の伝達を行なう動力伝達機構の支持
機構に関する。
[従来技術]
従来、4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支持機構は、
前輪または後輪の一方側の駆動輪に動力を伝達する一方
側への出力軸の外周で摺動自在に保持されるスリーブの
外周にスプラインを設け、該スプラインに前記一方側の
駆動輪とは異なる他方側の駆動輪へ動力を伝達する他方
側の出力−軸へ動力の伝達を行なう回転送伝部材である
スプロケットホイールをスプライン嵌合し、スプライン
嵌合後一方側よりスナップリングを固定させることによ
りスプロケットホイールの支持を行なっていた。また前
記スリーブの外周には、該スリーブを前記一方側の出力
軸の外周で摺動自在に支持するため変速機ケースの間に
ベアリング類が配されており、前記スリーブは該ベアリ
ング類に一端を当接させて一方向の軸方向支持を行ない
、伯方向の軸方向支持は、さらに他の部材にスラストベ
アリング類を介して支持されていた。また前記ベアリン
グ類をi滑−する潤滑機構が前記スプロケットホイール
の隣部に設けられており、このため前記スプロケットホ
イールから前記他方側の出力軸に動力の伝達を行なう伝
達機構室内のメイルレベルを適正とするために、チェー
ンケースを隔離しf71滑油の流動を防ぐオイルシール
が前記ベアリング類とスプロケットホイールとの間に配
されていた。
前輪または後輪の一方側の駆動輪に動力を伝達する一方
側への出力軸の外周で摺動自在に保持されるスリーブの
外周にスプラインを設け、該スプラインに前記一方側の
駆動輪とは異なる他方側の駆動輪へ動力を伝達する他方
側の出力−軸へ動力の伝達を行なう回転送伝部材である
スプロケットホイールをスプライン嵌合し、スプライン
嵌合後一方側よりスナップリングを固定させることによ
りスプロケットホイールの支持を行なっていた。また前
記スリーブの外周には、該スリーブを前記一方側の出力
軸の外周で摺動自在に支持するため変速機ケースの間に
ベアリング類が配されており、前記スリーブは該ベアリ
ング類に一端を当接させて一方向の軸方向支持を行ない
、伯方向の軸方向支持は、さらに他の部材にスラストベ
アリング類を介して支持されていた。また前記ベアリン
グ類をi滑−する潤滑機構が前記スプロケットホイール
の隣部に設けられており、このため前記スプロケットホ
イールから前記他方側の出力軸に動力の伝達を行なう伝
達機構室内のメイルレベルを適正とするために、チェー
ンケースを隔離しf71滑油の流動を防ぐオイルシール
が前記ベアリング類とスプロケットホイールとの間に配
されていた。
しかるに従来の4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支持
機構では、スプロケットホイールを支持する前記スリー
ブがベアリングを介して複数の部材により軸方向に支持
されているため前記ベアリングのクリアランス量により
前記スリーブの軸方向のがたつきが生じやすく、チェー
ン駆動が行なわれる際にノイズの発生、チェーンの耐久
性の低下の原因となっていた。
機構では、スプロケットホイールを支持する前記スリー
ブがベアリングを介して複数の部材により軸方向に支持
されているため前記ベアリングのクリアランス量により
前記スリーブの軸方向のがたつきが生じやすく、チェー
ン駆動が行なわれる際にノイズの発生、チェーンの耐久
性の低下の原因となっていた。
[発明の目的]
本発明の目的は、一方何出力軸の外周で回転自在に配さ
れたスリーブの外周にスプライン嵌合される回転送伝部
材の位置決めを行なうスペーサと、該スペーサの内周と
外周に配されるオイルシール類と、回転送伝部材のスペ
ーサ側の反対側から回転送伝部材を固定する取付具とを
設けることにより伝動機構室のシール機能を確保し、オ
イルレベルを適正とするとともに回転送伝部材およびス
リーブの取付および位置決めを容易にして軸方向のがた
つきを防止し、ノイズの発生の防止および耐久性を向上
するとともに組付性を向上する4輪駆動用変速機の動力
伝達機構の提供にある。
れたスリーブの外周にスプライン嵌合される回転送伝部
材の位置決めを行なうスペーサと、該スペーサの内周と
外周に配されるオイルシール類と、回転送伝部材のスペ
ーサ側の反対側から回転送伝部材を固定する取付具とを
設けることにより伝動機構室のシール機能を確保し、オ
イルレベルを適正とするとともに回転送伝部材およびス
リーブの取付および位置決めを容易にして軸方向のがた
つきを防止し、ノイズの発生の防止および耐久性を向上
するとともに組付性を向上する4輪駆動用変速機の動力
伝達機構の提供にある。
[発明の構成]
本発明の4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支持機構は
、前輪または後輪の内の一方側車輪を駆動する一方側出
力軸と、該一方何出力軸の外周で変速機ケースにベアリ
ングを介して回転自在に保持され、前輪または後輪の内
の他方の車輪を駆動する他方側出力軸に動力を伝達する
スリーブと、該スリーブの外周に設けられたスプライン
にスプライン嵌合され、他方側駆動軸に動力を伝達する
回転送伝部材と、前記ベアリングのインナーレースと前
記回転送伝部材との間に介在し、前記回転送伝部材の位
置決めを行なうスペーサと該スペーサと前記変速機ケー
スとの間に配される第1のオイルシール部材と、前記ス
リーブと前記スペーサの間に配される第2のオイルシー
ル部材とを備えることを構成とする。
、前輪または後輪の内の一方側車輪を駆動する一方側出
力軸と、該一方何出力軸の外周で変速機ケースにベアリ
ングを介して回転自在に保持され、前輪または後輪の内
の他方の車輪を駆動する他方側出力軸に動力を伝達する
スリーブと、該スリーブの外周に設けられたスプライン
にスプライン嵌合され、他方側駆動軸に動力を伝達する
回転送伝部材と、前記ベアリングのインナーレースと前
記回転送伝部材との間に介在し、前記回転送伝部材の位
置決めを行なうスペーサと該スペーサと前記変速機ケー
スとの間に配される第1のオイルシール部材と、前記ス
リーブと前記スペーサの間に配される第2のオイルシー
ル部材とを備えることを構成とする。
[発明の効果]
上記構成よりなる本発明の4輪駆動用変速機の動り伝達
機構の支持機構は、次の効果を奏する。
機構の支持機構は、次の効果を奏する。
イ)一方側出力軸の外周で回転自在に配されたスリーブ
の外周のスプラインとスプライン嵌合した回転送伝部材
の位置決めを行なうスペーサを設け、スペーサの内周と
外周に第1のオイルシール部材と第2のオイルシール部
材を設けることにより、チェーンケース内へのオイルの
流入およびチェーンケース内からのオイルの流出を防ぐ
ことができる。
の外周のスプラインとスプライン嵌合した回転送伝部材
の位置決めを行なうスペーサを設け、スペーサの内周と
外周に第1のオイルシール部材と第2のオイルシール部
材を設けることにより、チェーンケース内へのオイルの
流入およびチェーンケース内からのオイルの流出を防ぐ
ことができる。
口)回転送伝部材は、一方何が回転送伝部材の位置決め
を行なうスペーサを介して当接し、他方側が回転送伝部
材の固定を行なう取付具により保持されるため、駆動が
行なわれる際に回転送伝部材は軸方向にがたつくことな
く駆動されるため、回転送伝部材のがたつきにより発生
するチェーンノイズの発生を防止するとともに耐久性を
向上することができる。
を行なうスペーサを介して当接し、他方側が回転送伝部
材の固定を行なう取付具により保持されるため、駆動が
行なわれる際に回転送伝部材は軸方向にがたつくことな
く駆動されるため、回転送伝部材のがたつきにより発生
するチェーンノイズの発生を防止するとともに耐久性を
向上することができる。
ハ)一方側出力軸の外周で回転自在に配されたスリーブ
の外周のスプラインとスプライン嵌合する回転送伝部材
と回転送伝部材の位置決めを行なうスペーサを介して取
付を行なうため回転送伝部材の組付を容易にすることが
できる。
の外周のスプラインとスプライン嵌合する回転送伝部材
と回転送伝部材の位置決めを行なうスペーサを介して取
付を行なうため回転送伝部材の組付を容易にすることが
できる。
[実施例]
つぎに本発明の4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支持
機構を図に示す一実施例に基づき説明する。
機構を図に示す一実施例に基づき説明する。
第1図は本発明の4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支
持機構を適用した4輪駆動用自動変速機の断面図、第2
図はその部分拡大図を示す。
持機構を適用した4輪駆動用自動変速機の断面図、第2
図はその部分拡大図を示す。
副変速機1は図示しない主変速機の出力軸を入力軸2と
し、該入力軸2に直列的に配された一方側の出力軸であ
る後輪軸を駆動する第1出力軸3と、前記入力軸2と第
1出力軸3の間に配された遊星歯車装置4と、前記第1
出力軸3と平行位置に配された他方側の出力軸である前
輪軸を駆動する第2出力軸5と、前記第1出力軸3の外
周で摺動自在に外嵌された4輪駆動用のスリーブ61の
動力を前記第2出力軸5に伝達する伝達機構6とからな
り、前記遊星歯車装置4は、入力軸2の後端外周部にス
プライン嵌合されたサンギア401、該サンギア401
と歯合するビニオン402、該ビニオン402と歯合す
るリングギア403、前記ビニオン402を回転自在に
保持するとともに前記第1出力軸3の先端外周に連結さ
れたキャリア404からなり、前記サンギア401とキ
ャリア404の係合および解放を行なうクラッチC1、
副変速機1の副変速機ケース7と前記リングギア403
の係合および解放を行なうブレーキB1、第1出力軸3
とスリーブ61の係合および解放を行なうクラッチC2
から構成される。
し、該入力軸2に直列的に配された一方側の出力軸であ
る後輪軸を駆動する第1出力軸3と、前記入力軸2と第
1出力軸3の間に配された遊星歯車装置4と、前記第1
出力軸3と平行位置に配された他方側の出力軸である前
輪軸を駆動する第2出力軸5と、前記第1出力軸3の外
周で摺動自在に外嵌された4輪駆動用のスリーブ61の
動力を前記第2出力軸5に伝達する伝達機構6とからな
り、前記遊星歯車装置4は、入力軸2の後端外周部にス
プライン嵌合されたサンギア401、該サンギア401
と歯合するビニオン402、該ビニオン402と歯合す
るリングギア403、前記ビニオン402を回転自在に
保持するとともに前記第1出力軸3の先端外周に連結さ
れたキャリア404からなり、前記サンギア401とキ
ャリア404の係合および解放を行なうクラッチC1、
副変速機1の副変速機ケース7と前記リングギア403
の係合および解放を行なうブレーキB1、第1出力軸3
とスリーブ61の係合および解放を行なうクラッチC2
から構成される。
伝達機構6は、第1出力軸3の外周で回転自在に外嵌さ
れたスリーブ61と、該スリーブ61の外周に設けられ
た回転送伝部材であるスプロケットホイール62と、該
スプロケットホイール62に対応して前記第2出力軸5
の外周に一体的に設けられたスプロケット63と、前記
スプロケットホイール62からスプロケット63へ動力
を伝達するチェーン64とからなり、前記スリーブ61
は第1出力軸3の外周で摺動自在に支持されるべく一方
端側(図示左方側)は内周が円環状に形成されたクラッ
チC2のピストンシリンダの内筒外周に摺動自在に外嵌
され、外周が副変速機ケース7のサポート部71の内周
とボールベアリング611を介して支持され、他方端側
(図示右方側)は、内周が第1出力軸3の外周で回転自
在に外嵌され、外周が副変速機ケース7のサポート部7
2の内周とローラーベアリング612を介して支持され
、副変速機ケース7内はサポート部72を介して図示左
方側の変速懇構室74とチェーン64などを内包する伝
達機構室75とに分離されている。なおボールベアリン
グ611はスリーブ61の外周に保持されるインナーレ
ース611^とサポート部71の内周で保持されるアウ
ターレース611Bと、インナーレース611^とアウ
ターレース611Bの間に配されるボール611Cとか
らなり、インナーレース611八はスリーブ61の外周
で大径部614Aと小径部614Bとに設けられた段差
部614に前方(図示左側)が当接して設けられている
。スプロケットホイール62はボールベアリング611
のインナーレース611^の間に、スプロケットホイー
ル62の位置を決定するスペーサ622を介してスリー
ブ61の外周に設けられたスプライン621に外嵌し、
スプロケットホイール62の後方(図示右側)端面で回
転送伝部材取付具であるスナップリング623で固定さ
れるためスプロケットホイール62は前方がボ−ルベア
リング611のインナーレース611B、スペーサ62
2を介して段差部614にて支持され、後方がスナップ
リング623にて支持されている。スペーサ622は一
方端(図示左側)がボールベアリング611のインナー
レース611Aに当接し、ボールベアリング611を測
滑すべくスリーブ61に設けられだ油路613より吐出
する潤滑油がボールベアリング611に供給できるよう
凹部622Aが設けられ、他方端(図示右側)がスプロ
ケットホイール62に当接し、他方端の内周がスリーブ
61と回転時に同心性を有するべくスリーブ61のスプ
ライン621とスプライン嵌合して設けられている。ス
ペーサ622と副変速機ケース7との間には第1のオイ
ルシール部材であるダブルリップ刊オイルシール625
、スリーブ61とスペーサ622との間には第2のオイ
ルシール部材であるオーリング624とが配設され、ボ
ールベアリング611に供給された潤滑油が伝達機構室
75内に流出するのを防ぐとともに、伝達機構室75内
のチェーン64潤滑用の潤滑油が変速機構室74に流出
するのを防いでいる。
れたスリーブ61と、該スリーブ61の外周に設けられ
た回転送伝部材であるスプロケットホイール62と、該
スプロケットホイール62に対応して前記第2出力軸5
の外周に一体的に設けられたスプロケット63と、前記
スプロケットホイール62からスプロケット63へ動力
を伝達するチェーン64とからなり、前記スリーブ61
は第1出力軸3の外周で摺動自在に支持されるべく一方
端側(図示左方側)は内周が円環状に形成されたクラッ
チC2のピストンシリンダの内筒外周に摺動自在に外嵌
され、外周が副変速機ケース7のサポート部71の内周
とボールベアリング611を介して支持され、他方端側
(図示右方側)は、内周が第1出力軸3の外周で回転自
在に外嵌され、外周が副変速機ケース7のサポート部7
2の内周とローラーベアリング612を介して支持され
、副変速機ケース7内はサポート部72を介して図示左
方側の変速懇構室74とチェーン64などを内包する伝
達機構室75とに分離されている。なおボールベアリン
グ611はスリーブ61の外周に保持されるインナーレ
ース611^とサポート部71の内周で保持されるアウ
ターレース611Bと、インナーレース611^とアウ
ターレース611Bの間に配されるボール611Cとか
らなり、インナーレース611八はスリーブ61の外周
で大径部614Aと小径部614Bとに設けられた段差
部614に前方(図示左側)が当接して設けられている
。スプロケットホイール62はボールベアリング611
のインナーレース611^の間に、スプロケットホイー
ル62の位置を決定するスペーサ622を介してスリー
ブ61の外周に設けられたスプライン621に外嵌し、
スプロケットホイール62の後方(図示右側)端面で回
転送伝部材取付具であるスナップリング623で固定さ
れるためスプロケットホイール62は前方がボ−ルベア
リング611のインナーレース611B、スペーサ62
2を介して段差部614にて支持され、後方がスナップ
リング623にて支持されている。スペーサ622は一
方端(図示左側)がボールベアリング611のインナー
レース611Aに当接し、ボールベアリング611を測
滑すべくスリーブ61に設けられだ油路613より吐出
する潤滑油がボールベアリング611に供給できるよう
凹部622Aが設けられ、他方端(図示右側)がスプロ
ケットホイール62に当接し、他方端の内周がスリーブ
61と回転時に同心性を有するべくスリーブ61のスプ
ライン621とスプライン嵌合して設けられている。ス
ペーサ622と副変速機ケース7との間には第1のオイ
ルシール部材であるダブルリップ刊オイルシール625
、スリーブ61とスペーサ622との間には第2のオイ
ルシール部材であるオーリング624とが配設され、ボ
ールベアリング611に供給された潤滑油が伝達機構室
75内に流出するのを防ぐとともに、伝達機構室75内
のチェーン64潤滑用の潤滑油が変速機構室74に流出
するのを防いでいる。
クラッチC1は、遊星歯車装置4の副変速機ケース7側
に配置され、サンギア401 とキャリア404の断続
を行なう湿式多板摩擦係合クラッチであり、キャリア4
04に連結され、外周側部においてパーキングギア8を
摺接し、自動変速機のシフトレバ−をパーキング位置に
選択したとき歯止め9がパーキングギア8に噛み合う。
に配置され、サンギア401 とキャリア404の断続
を行なう湿式多板摩擦係合クラッチであり、キャリア4
04に連結され、外周側部においてパーキングギア8を
摺接し、自動変速機のシフトレバ−をパーキング位置に
選択したとき歯止め9がパーキングギア8に噛み合う。
キャリア404に連結された油圧シリンダ11内に装着
されたクラッチピストン12とで構成され油圧サーボC
−1により作動される。
されたクラッチピストン12とで構成され油圧サーボC
−1により作動される。
ブレーキB1はリングギア403を副変速機ケース7に
係合さゼるための湿式多板摩擦係合ブレーキで、センタ
ーサポート73の片側面に形成されたブレーキシリンダ
13と、該ブレーキシリンダ13内に装着されたブレー
キピストン14とで構成され、油圧サーボB−1により
作動される。
係合さゼるための湿式多板摩擦係合ブレーキで、センタ
ーサポート73の片側面に形成されたブレーキシリンダ
13と、該ブレーキシリンダ13内に装着されたブレー
キピストン14とで構成され、油圧サーボB−1により
作動される。
クラッチC2は、キャリア404に連結した第1出力軸
3と第2出力軸5を駆動するための伝達機4N6のスリ
ーブ61どを断続するための湿式多板摩擦係合クラッチ
で、センターサポート13の内筒外周で回転自在に支持
された油圧シリンダ15と、該油圧シリンダ15内に装
着したクラッチピストン16とから構成され、油圧サー
ボC−2より作動される。
3と第2出力軸5を駆動するための伝達機4N6のスリ
ーブ61どを断続するための湿式多板摩擦係合クラッチ
で、センターサポート13の内筒外周で回転自在に支持
された油圧シリンダ15と、該油圧シリンダ15内に装
着したクラッチピストン16とから構成され、油圧サー
ボC−2より作動される。
17は4輪駆動用の副変速機1のクラッチC1、クラッ
チC2およびブレーキB1の油圧サーボC−1、C−2
およびB−1に作動油を給排する副変速機油圧制御装置
110が設けられている副変速機バルブボディで、17
1はそのオイルパンである。。
チC2およびブレーキB1の油圧サーボC−1、C−2
およびB−1に作動油を給排する副変速機油圧制御装置
110が設けられている副変速機バルブボディで、17
1はそのオイルパンである。。
油圧サーボC−1、C−26よびB−1に供給される作
動油は、主変速機ケースと副変速機ケース7に連通して
設けられた油路172を介して副変速機油圧制御装置1
70内に設けられている副変速機バルブボディ17に導
かれる。
動油は、主変速機ケースと副変速機ケース7に連通して
設けられた油路172を介して副変速機油圧制御装置1
70内に設けられている副変速機バルブボディ17に導
かれる。
通常走行時には油路18を介して油圧サーボC−1にラ
イン圧を供給してクラッチC1を係合し。
イン圧を供給してクラッチC1を係合し。
油圧サーボB−1およびC−2を排圧してブレーキB1
およびクラッチC2を解放する。これにより遊星歯車装
置4のサンギア401とキャリア404が連結され、動
力は入力軸2から第1出力軸3のみに減速比1で伝達さ
れ後輪のみの2輪駆動走行状態が得られる。このとき入
力軸2からの動力は、ビニオン402、リングギア40
3を介さずにサンギア401に固定された連結部材19
およびクラッチC1を介してキャリア404より第1出
力軸3に伝達される。このとき運転者が4輪駆動走行を
欲するときは、運転席などに設けられたシフトレバ−(
図示せず)を手動シフトし、副変速機油圧制御装置17
0が作動して油圧サーボC−2にライン圧を徐々に供給
し、クラッチC2が係合されると、第1出力軸3とスリ
ーブ61が同一回転となり、スプロケットホイール62
、チェーン64およびスプロケット63を介して動力が
第2出力軸5に伝達され、入力軸2から第1出力軸3お
よび第2出力軸5に減速比1で動力伝達がなされ、4輪
駆動直結走行状態が得られる。この4輪駆動走行中、急
坂路など出力トルクの増大が必要な時にシフトレバ−を
手動シフトすると、油圧サーボB−1へライン圧を徐々
に供給するとともに適切なタイミングで油圧サーボC−
1の油圧を排圧し、ブレーキB1を係合するとともにク
ラッチC1を解放させる。これによりサンギア401と
キャリア404が解放されるにともにリングギア403
が副変速ケース7に固定され動力は入力軸2からサンギ
ア401、ピニオン402、キャリア404を介して減
速されて第1出力軸3および第2出力軸5に伝達され、
減速比の大きな低速4輪駆動状態が得られる。
およびクラッチC2を解放する。これにより遊星歯車装
置4のサンギア401とキャリア404が連結され、動
力は入力軸2から第1出力軸3のみに減速比1で伝達さ
れ後輪のみの2輪駆動走行状態が得られる。このとき入
力軸2からの動力は、ビニオン402、リングギア40
3を介さずにサンギア401に固定された連結部材19
およびクラッチC1を介してキャリア404より第1出
力軸3に伝達される。このとき運転者が4輪駆動走行を
欲するときは、運転席などに設けられたシフトレバ−(
図示せず)を手動シフトし、副変速機油圧制御装置17
0が作動して油圧サーボC−2にライン圧を徐々に供給
し、クラッチC2が係合されると、第1出力軸3とスリ
ーブ61が同一回転となり、スプロケットホイール62
、チェーン64およびスプロケット63を介して動力が
第2出力軸5に伝達され、入力軸2から第1出力軸3お
よび第2出力軸5に減速比1で動力伝達がなされ、4輪
駆動直結走行状態が得られる。この4輪駆動走行中、急
坂路など出力トルクの増大が必要な時にシフトレバ−を
手動シフトすると、油圧サーボB−1へライン圧を徐々
に供給するとともに適切なタイミングで油圧サーボC−
1の油圧を排圧し、ブレーキB1を係合するとともにク
ラッチC1を解放させる。これによりサンギア401と
キャリア404が解放されるにともにリングギア403
が副変速ケース7に固定され動力は入力軸2からサンギ
ア401、ピニオン402、キャリア404を介して減
速されて第1出力軸3および第2出力軸5に伝達され、
減速比の大きな低速4輪駆動状態が得られる。
表1に副変速機の手動シフトの設定レンジと、クラッチ
C1およびC2、ブレーキB1の係合および解放と車両
の走行状態を示す。
C1およびC2、ブレーキB1の係合および解放と車両
の走行状態を示す。
表1
表1において○は摩擦係合要素の係合状態を示し、×は
解放状態を示す。減速比rは、遊星歯車装置4のサンギ
ア401の歯数/リングギア403の歯数を示す。
解放状態を示す。減速比rは、遊星歯車装置4のサンギ
ア401の歯数/リングギア403の歯数を示す。
上記実施例はスペーサ622の後端部(図示右側)の内
周でスリーブ61のスプライン621とスプライン嵌合
して設けら’h’b9めスペーサ622とスリーブ61
は同心とされるため、オーリング624、ダブルリップ
付オイルシール625との引きずりを減少させることが
できる。
周でスリーブ61のスプライン621とスプライン嵌合
して設けら’h’b9めスペーサ622とスリーブ61
は同心とされるため、オーリング624、ダブルリップ
付オイルシール625との引きずりを減少させることが
できる。
上記実施例はスプロケットホイール62と第2出力軸5
のスプロケット63とをチェーン64により動力を伝達
したが、他に歯車を介して動力を伝達させても良い。
のスプロケット63とをチェーン64により動力を伝達
したが、他に歯車を介して動力を伝達させても良い。
上記実施例では本発明の4輪駆動用変速機の動力伝達機
構の支持機構をクラッチC2の係脱の切換えにより2輪
駆動と4輪駆動とが切換えられるパートタイム式の4輪
駆動用変速機に適用した例を示したが、弛に常時4輪に
動力を伝達するフルタイム式4輪駆動用変速機に適用し
ても良い。
構の支持機構をクラッチC2の係脱の切換えにより2輪
駆動と4輪駆動とが切換えられるパートタイム式の4輪
駆動用変速機に適用した例を示したが、弛に常時4輪に
動力を伝達するフルタイム式4輪駆動用変速機に適用し
ても良い。
第3図は本発明の他の実施例を示す。
本実施例はスプロケットホイール62とスペーサ622
とを一体形成し、スプロケットホイール62の一方側を
支持する回転送伝部材取付具にナツト626を適用した
ので組付性をさらに向上させるとともにスプロケットホ
イール62の軸方向のがたつきを一層低減させたもので
ある。
とを一体形成し、スプロケットホイール62の一方側を
支持する回転送伝部材取付具にナツト626を適用した
ので組付性をさらに向上させるとともにスプロケットホ
イール62の軸方向のがたつきを一層低減させたもので
ある。
第1図は本発明の4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支
持機構を搭載した副変速機の断面図、第2図は第1図の
副変速機の部分拡大図、第3図は4輪駆動用変速機の動
力伝達機構の支持機構の他の実施例を示す副変速機の部
分拡大図である、。 図中 3・・・第1出力軸 5・・・第2出力軸 6・
・・伝達機構 61・・・スリーブ 621・・・スプ
ライン 622・・・スペーサ 624・・・オーリン
グ 、625・・・ダブルリップ付オイルシール
持機構を搭載した副変速機の断面図、第2図は第1図の
副変速機の部分拡大図、第3図は4輪駆動用変速機の動
力伝達機構の支持機構の他の実施例を示す副変速機の部
分拡大図である、。 図中 3・・・第1出力軸 5・・・第2出力軸 6・
・・伝達機構 61・・・スリーブ 621・・・スプ
ライン 622・・・スペーサ 624・・・オーリン
グ 、625・・・ダブルリップ付オイルシール
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)前輪または後輪の内の一方側車輪を駆動する一方側
出力軸と、該一方側出力軸の外周で変速機ケースにベア
リングを介して回転自在に保持され、前輪または後輪の
内の他方の車輪を駆動する他方側出力軸に動力を伝達す
るスリーブと、該スリーブの外周に設けられたスプライ
ンにスプライン嵌合され、他方側駆動軸に動力を伝達す
る回転送伝部材と、前記ベアリングのインナーレースと
前記回転送伝部材との間に介在し、前記回転送伝部材の
位置決めを行なうスペーサと、該スペーサと前記変速機
ケースとの間に配される第1のオイルシール部材と、前
記スリーブと前記スペーサの間に配される第2のオイル
シール部材とを備える4輪駆動用変速機の動力伝達機構
の支持機構。 2)前記スペーサは、前記回転送伝部材と別体に設けら
れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の4輪
駆動用変速機の動力伝達機構の支持機構。 3)前記スペーサは、前記スリーブの外周に設けられた
前記スプラインに一部スプライン嵌合して設けられたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の4輪駆動用
変速機の動力伝達機構の支持機構。 4)前記スペーサは、前記回転送伝部材と一体に設けら
れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の4輪
駆動用変速機の動力伝達機構の支持機構。 5)前記回転送伝部材は、前記他方側駆動軸の外周に設
けられる出力側スプロケットにチェーンを介して動力を
伝達するスプロケットホィールであることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の4輪駆動用変速機の動力伝
達機構の支持機構。 6)前記スペーサの前記インナーレースに当接する側は
、前記ベアリングに潤滑油を供給すべく凹部が設けられ
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の4輪駆
動用変速機の動力伝達機構の支持機構。 7)前記回転送伝部材は、一方側が前記ベアリングのイ
ンナーレースおよび前記スペーサを介して前記スリーブ
の外周に設けられた段差部により支持され、他方側は前
記回転送伝部材を前記段差部側に支持する回転送伝部材
取付具に支持されたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支持機構
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14835884A JPS6127352A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14835884A JPS6127352A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支持機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6127352A true JPS6127352A (ja) | 1986-02-06 |
Family
ID=15450968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14835884A Pending JPS6127352A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 4輪駆動用変速機の動力伝達機構の支持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6127352A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0238365A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-07 | Agency Of Ind Science & Technol | 耐高温高強度黒鉛系複合摺動部材 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5218377B1 (ja) * | 1971-07-14 | 1977-05-21 | ||
JPS5766020A (en) * | 1980-10-07 | 1982-04-22 | Aisin Warner Ltd | Feeding device for lubricating oil for four-wheel driving transfer device |
JPS5850314B2 (ja) * | 1980-02-27 | 1983-11-09 | 株式会社日立製作所 | エツチング加工方法 |
-
1984
- 1984-07-16 JP JP14835884A patent/JPS6127352A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5218377B1 (ja) * | 1971-07-14 | 1977-05-21 | ||
JPS5850314B2 (ja) * | 1980-02-27 | 1983-11-09 | 株式会社日立製作所 | エツチング加工方法 |
JPS5766020A (en) * | 1980-10-07 | 1982-04-22 | Aisin Warner Ltd | Feeding device for lubricating oil for four-wheel driving transfer device |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0238365A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-07 | Agency Of Ind Science & Technol | 耐高温高強度黒鉛系複合摺動部材 |
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