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JPS61245607A - 周波数復調回路 - Google Patents

周波数復調回路

Info

Publication number
JPS61245607A
JPS61245607A JP8631185A JP8631185A JPS61245607A JP S61245607 A JPS61245607 A JP S61245607A JP 8631185 A JP8631185 A JP 8631185A JP 8631185 A JP8631185 A JP 8631185A JP S61245607 A JPS61245607 A JP S61245607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transistor
inverter
supplied
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8631185A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisakatsu Yoneyama
米山 寿克
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8631185A priority Critical patent/JPS61245607A/ja
Publication of JPS61245607A publication Critical patent/JPS61245607A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、周波数復調回路に係り、特にVTR等に於け
る再生信号処理系に用いて好適な周波数復調回路に関す
る。
〔発明の背景〕
VTRにビデオ信号を記録するに際しては、このビデオ
信号(特に、輝度信号)は周波数変調されており、この
ために、ビデオテープから再生された信号を処理する再
生信号処理系においては、この周波数変調されたビデオ
信号を復調するための周波数復調回路が設けられ、元の
ビデオ信号が得られるようにしている。この再生信号処
理系に用いられる周波数復調回路としては、例えば、特
開昭56−39565  号公報に記載されている如き
遅延1型の復調回路が一般に用いられている。
第4図は、かかる従来の遅延線型の周波数復調回路の一
例を示すブロック図であって、1は入力端+、2はリミ
ッタ、3は遅延回路、4は乗算器、5は沖、−パ、スフ
、イ、ルタである。 、同図において、入力端子1には
、ビデオテープから再生された□周波数変調のビデオ信
号(以下、単にF”M信号という)が供給され、リミッ
タ2で波形整形さ”れそ互いに180°位相が異なるF
M信号A、Bが得られる。FM信号Aは乗算器4に供給
され、F M信号Bは遅延回路6に供給され、所定時間
遅延されたFM信号B′が乗算器4に供給される。乗算
器4は入力されるFM信号A、”B’を排他的論理和演
算によって乗算し、乗算出力Cは積分動作をなすローパ
スフィルタ(以下LPFという)5に供給される。LP
F5では不要な高周波成分が除かれ、出力端子6に所望
のビデオ信号が得られる。
牙5図は、第4図の遅延回路3と乗算器40部分を具体
的に示す回路図である。
遅延回路3は基本的には無安定マルチバイブレータであ
り、リミッタ2から出力する互いに180°位相が異な
るFM信号八へBは、夫々入力端子3A、3Bからスイ
ッチング動作するトランジスタQ、、Q、のベースに供
給される。これらトランジスタQ、、Q、は交互にオン
、オフし、これにともなってトランジスタQ、、Q!の
コレクタ間に接続されたコンデンサCの光電方向が切換
わる。
いま、F M信号Aの高レベル(以下、H”という)部
分でトランジスタQ、がオンすると、トランジスタらは
オフであるから、コンデンサCはトランジスタ蟻のコレ
クタ側からトランジスタQ1のコレクタ側に充′鑞電流
が流れて充電が行われる。この充電電圧が漸次上昇して
所定の電圧に達すると、これまでオフしていたトランジ
スタqはオンとなり、また、これまでオンしていたトラ
ンジスタQ、はオフとなる。このために、出力端子5 
A’のレベルはL 11からH”に反転し、また、同時
に出力端子3B′のレベルはH”から′L”に反転する
このように、コンデンサCの充電が行なわれ、 6 。
るために、出力端子3八″、3B′のレベルがこのよう
に反転するタイミングは、入力端子3AからのFtVI
信号Aが”L”から”H”に反転するタイミングよりも
、時間τだげ遅れる。
入力端子3BからのFM信号Bが”L″からH”に反転
すると、逆に、トランジスタもがオンし、トランジスタ
へかオフするため、コンデンサCは充電電流がトランジ
スタQ1のコレクタ側からトランジスタものコレクタ側
に流れて充電され、上記と同様にして、出力端子3 A
’のレベルは”H”から”L”に、また、出力端子′5
B°のレベルはL”からH”に同時に反転する。
出力端子5A’、3B’がこのように反転するタイミン
グは、F M信号A、Bのレベルが反転するタイミング
よりも、上記と同じ時間τだけ遅れる。
以上のことから、出力端子3 A’には、F’M信号信
号時間τだけ遅延されたFM信号A°が得られ、また、
出力端子5 B’にはF’M信号信号同じ、 4 。
く時間τだけ遅延されるF M信号B゛が得られること
になる。この遅延時間τは、コンデンサCの静電容量に
比例し、トランジスタQ、、 Q、のエミッタに共通に
接続された定電流源の電流1゜の大きさに反比例する。
乗算器4はトランジスタqへQI。および抵抗へ〜瓜で
もって排他的論理和機能をもたせており、入力端子5A
から供給されるFM信号Aと遅延回路3が出力する遅延
されたFM信号B゛とを乗算処理する。
すなわち、FM信号AはトランジスタQ1.QAのベー
スに、FM信号Bはトランジスタも・蟻のベースに夫々
供給され、F’M信号A°は抵抗鴇。
R3を介して夫々トランジスタQ、、Q?のコレクタに
供給され、また、PM信号B°は抵抗へ、夷を介して夫
々トランジスタQ、、 Qaのコレクタに供給される。
FM信号が′L”のとき、トランジスタQ、はオフとな
るから、FM信号A′は抵抗へを介してトランジスタq
。のベースに供給される。
この場合、FM信号A′がH”であるとき、トランジス
タQloはオンし、トランジスタQ0を介して出力端子
4Cに定電流が流れる。なお、F’M信号A゛がH”で
ある期間は、FM信号B’&ま1L”である。
また、F”M信号Bが′L”のとき、すなわち、FM信
号AfJ″−H”のとき、トランジスタqはオフとなっ
てF IVI信号B゛は抵抗へを介してトランジスタ1
のベースに供給される。この場合、FM信号B°が′H
”である期間トランジスタqはオンし、トランジスター
を介して出力端子4Cに定電流が流れる。
このように、FM信号AがL″でFM信号B°がHL 
Nのとき、および、F’M信号Aが′H”でFM信号B
゛がH”のとき、すなわち、FM信号A、B’が同一レ
ベルのとき、出力端子4Cに定電流が流れ、これ以外の
ときには、出力端子4Cには電流が流れない。したがっ
て、出力端子4Cには、F’M信号A、B’を排他的論
理和演算して得られる乗算出力Cが出力される。
ところで、かかる従来技術の遅延回路においては、電源
端子と接地端子との間に直列接続されるトランジスタの
数が多く、このために、電源電圧Vccとしてはある程
度高くせざるを得ない。実際問題として、5〔v〕程度
の低い電源電圧で動作させることは非常に難かしい。特
に、近年、携帯に便利なように、VTR,の小型化。
低消費電力化が進められていることから、電源電圧の低
減が必要となってはいるが、上記の従来技術では、この
要求を満すことができない。
また、VTRの低コスト化を達成するために、回路のL
SI化が必要であるが、175図に示すような回路構成
では、素子数が非常に多いために、ICチップは必然的
に大きくなり、VTR。
の小型化が阻害されることになる。
そこで、この問題を解消するために、先に、遅延回路と
乗算器とをインバータをもって構成するようにした周波
数復調回路も提案されている。
嶺・6図は、かかる周波数復調回路を示す回路図であり
、7,8は入力端子、9〜13はインパ、 7 。
−タ、  14a、14Aはコンデンサであり、第4図
に対応する部分には同一符号をつけており、また、リミ
ッタは省略している。
入力端子7,8には、夫々図示していないリミッタから
の互いに180°位相が異ったFM信号A、Bが供給さ
れる。また、インバータ9,10とコンデンサ14α、
14薯とで遅延回路が構成され、インバータ11〜13
は排他的論理和回路を構成している。
インバータ9〜13はMOSインバータ、TTL、ある
いはI”L (Integrated Injecti
onLogic )などを用いることができるが、ここ
では、IILを用いたオ6図の回路図でもって動作を説
明する。
なお、オ6図において、9a〜15a及び25.26は
トランジスタ、91〜131はインジェクタ電流。
25、24.27〜29は抵抗、30は容量、22はト
ランジスタBαの寄生容量及び飽和容量である。矛6図
矛7図において、入力端子7からのFM信号Aはインバ
ータ9のトランジスタ9αのベースに供給、 8 。
され、これとは逆相の入力端子8からのF M信号Bは
インバータ10のトランジスタ10aのベース端子に供
給される。
いま、FM信号Aが”H”とすると―インジェクタ電流
91はトランジスタ9aに流れ込み、トランジスタ9a
はオンする。トランジスタ9 ンl 3 aがオンする
ためのベース電圧(ターンオ〜ン電圧)をVFとすると
、この電圧十VFはほぼo6〔V〕であり、FM信号A
、BはL″でo(V)、′H″で+VF(V)程度あれ
ばよい。トランジスタ9aがオンすると、インバータ9
の出力信号Cば”L″、すなわち、0〔V〕に固定され
、インバータ11のインジェクタ電流111はトランジ
スタ9aを介して流れ、インバータ11のトランジスタ
11cLはオフする。この結果、インバータ11の出力
信号Eは′H″となる。
これと同時に、F M信号BはL″であるから、インバ
ータ10のインジェクタ電流10iは入力端子8側に流
れ込み、トランジスタ1oαはオフする。この瞬間、後
の説明から明らかなように、コンデンサ144.LLA
のインバータ10側は−VFr:V)と低い電圧になっ
ており、このために、インバータ12のインジェクタ電
流121はコンデンサ14a、14Aに流れ込み、コン
デンサ144.144の充電電圧は漸次上昇する。この
ために、インバータ10の出力信号りは−VF(V)か
ら順次上昇していくことになる。この間、インバータ9
の出力信号Cは0〔v〕に保持されている。
コンデンサ14cL、144の充電が進んでインバータ
10ノ出力信号りが+vF〔■〕即ち、′H″となると
、インバータ12のインジェクタ電流12iがトランジ
スタ12cLに流れ込み、トランジスタ12cLはオン
して出力信号りは+VF(V:]に保持される。この結
果、インバータ12の出力信号Fは′L”となる。
次に、FM信号AがL”となると、インバータ9のイン
ジェクタ電流91は入力端子Z側に流れ込み、トランジ
スタ9aはオフとなる。これと同時に、FM信号BはH
″となるから、インバータ10のトランジスタ10cL
はオンし、コンデンサ14のインバータ10側は0〔v
〕となる。
このとき、コンデンサ14a、1440両端には、充電
電荷によって電位差Vr[V]があるから、コンデンサ
14α、14呑のインバータ9側の電位、即ち、インバ
ータ9の出力信号Cは−VFCV)となる。
そこで、インバータ12のインジェクタ電流121がイ
ンバータ10のトランジスタ+Oaを介して流れてトラ
ンジスタ12aはオフとなり、インバータ12の出力信
号Fが′H″となるとともにインバータ11のインジェ
クタ′亀流11iはコンデン? 144.144に流れ
込み、コンデンサ144,144は充電される。
そして、コンデンサ14α、14妾の充電電圧が十Vr
(V)となると、インバータ11のトランジスタ11α
はオンし、インバータ11の出力信号EはH”となる。
出力信号Cは+VF(V)に保持される。
このように、FM信号AがH′となると、インバータ1
1の出力信号Eは@ HI+となり、イ、11 。
ンバータ12の出力信号Fは、コンデンサ14a。
144ノ充tt圧が−■F[v〕から+vF〔■〕にな
るまでの時間τ°の経過後、′L”となる。また、li
” M信号AがL”となると、インバータ12の出力信
号FはH”となり、インバータの出力信号Eは、同じ時
間τ°だげ経過した後、6L″となる。
この時間τ9は、インジェクタ電流11i、12iを電
流値Idの定電流とし、また、コンデンサ14a。
14善の静電容量をCdとすると、次のように表わされ
る。
インジェクタ電流11i、12iが定電流でない場合に
は、τ°はソースイ則のインピーダンスRとコンデンサ
14α、144の静電容量Cdによって決まムところで
、インバータ11.12の出力端子は互いに接続されて
インバータ13のトランジスタ13αのペースに接続さ
れ、このベースにインジェクタ電流131が供給されて
いる。したがって1、12゜ インバータ11.12のトランジスタ11ai2aの一
方がオンしているときには(なお、両方がオンすること
はない)、インジェクタ電流16Iは、トランジスタ1
1a、12αのオンしている方に流れ込み、トランジス
タ15cLはオフする。すなわち、トランジスタi3a
は、トランジスタ114.12cLのいずれがオフして
いるとき、インジェクタ直流131が流れ込んでオンす
ることになる。換言すれば、インバータlLi2の出力
信号E、Fは夫々トランジスタ11a、12aのいずれ
かがオンしているときL″、トランジスタ114,12
aがオフしているときH”とするものであって、かかる
出力信号E、Fを設定することにより、インバータ13
の入力信号はこれら出力信号E、Fを排他的論理和演算
して得られる信号とすることができる。
そこで、インバータ13のかかる入力信号を想定するこ
とにより、この入力信号が”H”のときインジェクタ電
流13iはトランジスタ+34に流れ込み、トランジス
タ15cLはオンする。トランジスタ13aのコレクタ
は抵抗24.トランジスタ26.負荷抵抗27を介して
電源に接続され、この結果、トランジスタ26のコレク
タ電位は下がる。このトランジスタ26のコレクタ電位
Gの”L”レベルはトランジスタ25.26 、抵抗2
3.24゜28からなる定電流回路の電流と負荷抵抗2
7によって決まる。
なお、定電流回路の電流は可変抵抗28によって可変可
能である。また、入力信号がII L 11となると、
トランジスタ16αはオフする。この結果、トランジス
タ26のコレクタ電位は上昇する。
このトランジスタ26のコレクタ電圧は、インバータ1
3の出力信号Gとして負荷抵抗27に並例接続された抵
抗29.コンデンサ30からなるディエンファシス回路
に入力され、LPF5に供給される。
ところで、上記説明から明らかなように、インバータ1
3の出力信号Gがo [V]、即ち、6L”となるのは
、トランジスタ16αがオンとなる期間、したがって、
トランジスタNQ、124が同時にオフとなる期間であ
る。また、トランジスタ11Qi2cLが同時にオフと
なる期間は、コンデンサ144514bの充電電圧が−
Vr(V)から+VF(V〕になる期間τ°である。こ
の期間τ°は、FM信号Aが、L″から′H″に反転す
る時点毎に、および、FM信号Bが同じく′L”から6
H″に反転する時点毎に開始する。
すなわち、インバータ13の出力信号Gは、FM信号A
が”L”から“H”に反転すると、その後τ゛の期間″
′L”であり、また、FM信号Bが、L”からH′″に
反転すると、その後τ′の期間″′L″であって、それ
以外の期間では6H”である。このことは、FM信号A
、Bは互いに逆相関係にあるから、インバータ16の出
力信号Gが、F M信号Bを時間τ°だけ遅延したFM
信号とFM信号Aとを排他的論理和演算して得られる信
号と同じということになり、したがって、出力信号Gを
LPF5に供給することにより、出力端子6に復調され
たビデオ信号が得られる。
・ 15・ ここで、インバータ9〜16を便宜上、I”Lで説明し
たがインバータの動作速度は遅く、実際には、才8図に
示すインバータを使用している。
このインバータは、スイッチングトランジスタとして電
流増幅率が大きい順方向NPNトランジスタを、インジ
ェクタ電流として非飽和形NPN)う/ラスタ19,2
0と抵抗21からなる定電流源を採用し、インバータの
動作速度を高めている。
ところでトランジスタ136Lのベース−コレクタ間に
は寄生容量、および飽和動作時に生じる飽和容量22が
存在する。トランジスタ1紅のベス端子に6L″から′
H″の信号を加えた時、つまり、トランジスタ154が
オフからオンに変わる時は、トランジスタ13aは寄生
容量22を十分にドライブできる。しかし、トランジス
タ16αのベース端子にH”からL”の信号を加えた時
、つまり、このトランジスタがオンからオフに変わる時
、寄生容f[22はトランジスタ26から抵抗24を介
して充電されるだけであり、ト・ 16・ ランジスタ26もオンからオフするj系中であるため、
トランジスタ1′5αのコレクタ電位は瞬時に”L″か
ら′H”にならない。この結果、矛7図に示したように
、出力信号Gは、波形αのように直線的な立ち上がりは
せず、波形βのように鈍った立ち上がり波形となり、周
波数復調回路としての直線性を大きく劣化させるという
問題があった。
ここのにおいて、しかしながら、トランジスタ9a〜1
2aも飽和動作を行うため、トランジスタ13αの寄生
容量22と同じ程度の寄生容量が存   −在するが、
名トランジスタのコレクタ端子にLそれぞれ、インジェ
クタ111〜131(インジェクタ13iはトランジス
タ11cL、+2cLのコレクタ端子に共通に接続され
る)が漆続されているために、前述の如き問題は生じな
いのである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、ICチッ
プを小型化し、消費電力を低減化し、復調可能な周波数
範囲を広くし、復調信号の直練性を改善した周波数復調
回路を提供することにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために、本発明は、飽和動作をする
トランジスタの飽和容量および寄生容量を十分ドライブ
できるように、トランジスタのコレクタ端子に電流源を
、コレクターグラウンド間に抵抗を配設することにより
、トランジスタの動作速度を高め周波数復調回路の周波
数特性を改善し、低電力消費を可能としたことに特徴が
ある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明による周波数復調回路の一実施例を示
す回路図であり、62は定電流源、31は抵抗であり、
他のオフ6図に対応する部分には同一符号を付けその説
明は省略する。また、インジェクタ9〜16についても
牙6図と同様に矛8図のインバータを使用している。以
上のように、回路構成は矛6図の回路とほぼ同じであり
、各動作も基本的には同じである。即ち、第1図のA、
Fの符号で示す各信号の波形は1.M77図の同符号の
波形と同じである。このため、かかる回路構成の動作の
うち、116図に示した従来技術の動作と重複する部分
については説明を省略し、インジェクタ130入力から
LPF5の入力までの動作のみを説明する。
トランジスタ13aのベース端子にl′H”″が入力さ
れると、このトランジスタはオンし、コレクタ電位がo
[V]!で下がり、トランジスタ25、26 、抵抗2
!1.24.28  から構成されている定電流回路が
オンする。この結果、この定電流回路の電流と負荷抵抗
27により、信号Gは一定電位まで下がる。信号Gの下
限ノベルは、定電流回路のの抵抗28を可変することに
より調整可能である。次釦トランジスタ13aのベース
端子にL”が入力されると、このトランジスタはオフし
、定電流源回路を構成するトランジスタ25がオフする
。この結果、信号GはvCCf、で上が、19゜ る。
したがって、トランジスタ13αに入力された信号はイ
ンバータ13.定電流回路を介して負荷抵抗27に供給
され、抵抗29.コンデンサ30からなるディエンファ
シス回路、LPF”5に送られる。基本的には、信号G
はオフ図の波形αとなるが、実際には、トランジスタ1
3αのペース。
コンフタ間に寄生容量および飽和容量が存在するため、
従来回路では信号GがL”から6H”になる過渡時には
、信号Gは矛7図の波形αとならず、波形βのように鈍
った波形となる。これは、トランジスタ15aのベース
端子にn HsからL”の信号が加えられると、トラン
ジスタはオンからオフに移り、このコレクタ電位が上昇
するが、従来回路ではこのコレクタ電位はトランジスタ
26のエミッタから抵抗24を介してのみ、寄生容量2
2に光電され、この結果上昇するため、信号Gはオフ図
の波形βのように鈍ってしまう。また、トランジスタ2
6は、トランジスタ134がオフすると同時に、オンか
らオフ状、20゜ 態に移り始めるため、寄生容量22への電流供給能力が
低下し、矛7図の波形βのような傾向を更に強くする。
そこで、本実施例では、トランジスタ13αのコレクタ
端子に定電流源32を設け、トランジスタ13aがオン
からオフになるとき、寄生容量22を定電流源62によ
ってすばやく充電し、トランジスタ15Gのコレクタ心
付を瞬時にH”°になるようにした。この結果、信号G
の従来波形、即ち矛7図の波形βを矛7図の波形αのよ
うに改善できる。トランジスタ15thのコレクタi子
とグラウンド間に設けた抵抗31は、トランジスタ15
aがオフしたときの定電流源32に対する電流路であり
、抵抗値を調整することにより、信号G(7)H”時点
のレベルを可変できる。一方トランジスタ+34がオン
したとき、トランジスタ15cLのコレクタ電位は0〔
v〕まで下がるため、定電流源32の電流はすべてトラ
ンジスタ16aに流れ、抵抗61には流れない。従って
この期間の本実施例の動作は矛6図の従来例と同じであ
る。
以上説明したように、本実施例ではトランジスタ13a
の動作速度を高めることができ、この結果復調可能な周
波数範囲が広(でき、しかも復調回路の直線性を良好に
することができる。
才2図は、本発明による周波数復調回路の他の実施例を
示す回路図であり、第1図における定電流源32を取り
除き、簡略化している。その他の回路構成は第1図と同
一で、同一符号を付し、その動作も同一である。
本実施では、第1図における定電流源ろ2の機能をトラ
ンジスタ25.26 、抵抗26.24.28  から
なる定電流回路に抵抗61を追加することにより取り込
んでいる。つまり、トランジスタ13αがオンからオフ
になったとき、寄生容量22は、トランジスタ26.2
5 、抵抗23124.28.31からなる定電流回路
によりすばやく充電され、トランジスタ16αのコレク
タ電位を瞬時にH”にするように工夫されている。この
結果、信号Gの従来波形、即ち矛7図中波形βを波形α
のように改善できる。また抵抗31は牙1の実施例と同
様、抵抗値を調整することにより信号Go′)H”時点
のレベルを可変できる。一方、トランジスタ+Saがオ
ンした時、そのコレクタ電位が0〔v〕まで下がるため
、抵抗31には電流が流れない。
この結果、この期間の本実施例の動作は、″Aノ、6図
従来例と同一である。
第3図は、本発明による周波数復調回路の第3の実施例
を示す。
この実施例は、N’ 6図の従来回路におけるトランジ
スタ154をショットキートランジスタ(即ちコレクタ
とベース間を7ヨツトキーダイオードでクランプし、飽
和しに(いように構成しであるトランジスタ)に置き換
えである。つまり、トランジスタ13cLは飽和しない
ので寄生容量22αには飽和容量はな(,176図の寄
生容量22にくらべ、非常に小さい。この結果、l・ラ
ンジスタ16cLがオンからオフに転移した時、コレク
タ電位は寄生容量22cLが充電されて、上昇するが、
この静電容量が小さいため、すばやく充・ 23・ 電され、コレクタ電位は瞬時に上昇する。よって、信号
Gはオフ図中波形βの如き従来波形のように鈍ることは
ない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、周波数復調回路
に使用されるインバータを構成するスイッチングトラン
ジスタのペース拳コレクタ間の寄生容量の充電時間を短
くできるため、復調可能な周波数範囲を高い周波数の方
に大幅に拡げることができ、さらに復調回路の直線性を
改善できる等、簡単な回路構成で多大な効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による周波数復調回路の一実施例を示す
回路図、才2図及び才3図は夫々本発明による周波数復
調回路の他の実施例を示す回路図、第4図は従来の周波
数復調回路の一例を示すブロック図1第5図は第4図の
要部を具体的に示す回路図、A・6図は従来の周波数復
調回路の他の例を示す回路図、オフ図は第6図の・24
 ・ 各部の信号を示す波形図、f8図は)・6図のインバー
タを示す回路図である。 5・・・ローパスフィルタ、6・・・出力端子、7゜8
・・・入力端子、9〜13・・・インバータ、14eL
、+4A・・・コンデンサ、9^16α、 18.25
.26  ・NPNトランジスタ、19.20・・・P
NPトランジスタ、26゜24、26〜29.51・・
・抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いに逆相関係にある周波数変調情報信号が供給される
    第1、第2のインバータと、この第1、第2のインバー
    タの出力端子間に接続されたコンデンサと、前記第1の
    インバータの出力信号が供給される第3のインバータと
    、前記第2のインバータの出力信号が供給される第4の
    インバータと、この第3、第4のインバータの出力信号
    の論理和信号が供給される第5のインバータとを備え、
    互いに逆相関係にある周波数変調情報信号を遅延および
    排他的論理和演算処理し、得られた演算処理出力信号を
    低域通過フィルタを通して復調された情報信号を得るよ
    うにした周波数復調回路において、第5のインバータを
    構成するNPNスイッチングトランジスタのコレクタ端
    子に電流源を接続し、このNPNトランジスタのコレク
    タ端子とグランド間に抵抗手段を設けることにより、こ
    のNPNトランジスタの動作速度を高めることを特徴と
    する周波数復調回路。
JP8631185A 1985-04-24 1985-04-24 周波数復調回路 Pending JPS61245607A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62187450A (ja) * 1985-10-18 1987-08-15 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト クラウセンアミドの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62187450A (ja) * 1985-10-18 1987-08-15 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト クラウセンアミドの製造方法

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