JPS6124433A - 複層構造の筒体の成形方法及びその製法によるロ−ラ− - Google Patents
複層構造の筒体の成形方法及びその製法によるロ−ラ−Info
- Publication number
- JPS6124433A JPS6124433A JP14525184A JP14525184A JPS6124433A JP S6124433 A JPS6124433 A JP S6124433A JP 14525184 A JP14525184 A JP 14525184A JP 14525184 A JP14525184 A JP 14525184A JP S6124433 A JPS6124433 A JP S6124433A
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- cylindrical body
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- roller
- resin
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、外層部材として使用目的に対応した樹脂を採
用し、内層部に繊維強化熱硬化性樹脂を用いた筒体の成
形方法と、該筒体を採用したローラーに関するものであ
る。
用し、内層部に繊維強化熱硬化性樹脂を用いた筒体の成
形方法と、該筒体を採用したローラーに関するものであ
る。
繊維強化熱硬化性樹脂(以下FILPと呼ぶ)ばガラス
)が露出しており、使用していると繊維を残して樹脂の
み摩耗してしまい、繊維ばかシ表面に残る場合が多い。
)が露出しており、使用していると繊維を残して樹脂の
み摩耗してしまい、繊維ばかシ表面に残る場合が多い。
そのためローラー・の寸法精度、外周面のあらさ、その
老化の早さ、及びその対策として外周面再加工の必要性
が生じ、経済性及び安定性等好ましくない事が多い。
老化の早さ、及びその対策として外周面再加工の必要性
が生じ、経済性及び安定性等好ましくない事が多い。
さらにローラーの強度上及び耐熱性の必要上、構造材と
してF几Pが適当であるが、表面の物理的化学的展望と
しては、他の樹脂の物性が適当である場合がある。これ
等の場合、ローラー形状になった筒体外周面に他の樹脂
を後から塗ったり、貼シ付けたりする方法がとられて来
た、しかし塗布したり貼付した場合厚さや強度等で各々
欠点があり充分でなかった。
してF几Pが適当であるが、表面の物理的化学的展望と
しては、他の樹脂の物性が適当である場合がある。これ
等の場合、ローラー形状になった筒体外周面に他の樹脂
を後から塗ったり、貼シ付けたりする方法がとられて来
た、しかし塗布したり貼付した場合厚さや強度等で各々
欠点があり充分でなかった。
本発明は上記欠点を除くだめの方法として、外層部材に
使用する樹脂を目的によって選択し、内層部材に従来と
同様のF几Pを用い、両層間の接合をF几Pに使用する
強化繊維によって強化し、外層部材の物理的化学的の特
性を生かした、復層構造の筒体の成形法と該方法によっ
て成形された筒体を採用した優秀なローラーを得るにあ
る。
使用する樹脂を目的によって選択し、内層部材に従来と
同様のF几Pを用い、両層間の接合をF几Pに使用する
強化繊維によって強化し、外層部材の物理的化学的の特
性を生かした、復層構造の筒体の成形法と該方法によっ
て成形された筒体を採用した優秀なローラーを得るにあ
る。
以下一実施例を用いながら本発明の詳細な説明する。
本発明のローラーの断面は第1図の如くで1が弾性ある
熱硬化性樹脂で作られた外層部2は繊維強化熱硬化性樹
脂の内層部で、3が上記外層まで入り込んだ該内層用の
強化用繊維である。
熱硬化性樹脂で作られた外層部2は繊維強化熱硬化性樹
脂の内層部で、3が上記外層まで入り込んだ該内層用の
強化用繊維である。
筒体の製法は第2図の型の断面図に示す如く複数個に分
割出来る円筒体の遠心成形用型を組立後遠心成形機に取
付回転させ、使用目的に適した外層用の樹脂1を所定の
厚さ例えば第2図の仮想線5程度まで注入し、該樹脂の
ゲル化が進み始め流動性が小さくなった状態で、強化繊
維3としてガラスの短繊維を空気で吹き込み必要量が入
った後FRP用の熱硬化性樹脂、例えば不飽和ポリエス
テル樹脂に硬化剤を混合したものを注入し、回転を続け
たまま硬化させると、ガラスの比重の方が外層用の樹脂
1の比重より大きいため遠心力が大きくなり、第1図の
如く強化繊維3は外層用樹脂の一部に入り込んで硬化す
るので外層部材1と内層部材2の接合に鍵(カスガイ)
の様な役目をする。
割出来る円筒体の遠心成形用型を組立後遠心成形機に取
付回転させ、使用目的に適した外層用の樹脂1を所定の
厚さ例えば第2図の仮想線5程度まで注入し、該樹脂の
ゲル化が進み始め流動性が小さくなった状態で、強化繊
維3としてガラスの短繊維を空気で吹き込み必要量が入
った後FRP用の熱硬化性樹脂、例えば不飽和ポリエス
テル樹脂に硬化剤を混合したものを注入し、回転を続け
たまま硬化させると、ガラスの比重の方が外層用の樹脂
1の比重より大きいため遠心力が大きくなり、第1図の
如く強化繊維3は外層用樹脂の一部に入り込んで硬化す
るので外層部材1と内層部材2の接合に鍵(カスガイ)
の様な役目をする。
別の一実施としては、第3図の様に外周部にリプ状の突
部がある筒体の場合、リプに対応する溝を有する型を用
い遠心成形を行う、この場合は回転する前に型の中にガ
ラス繊維コンティニュアスストランドマットを外側にそ
の内側にガラスクロスを入れた後型を回転させ、可撓性
のビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂を前記溝部
分の体積の約2倍注入し、−遠心力によって該ポリエス
テル樹脂を外層部に移動させゲル化が始まった後、一般
のビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂を注入する
、この時各相・・脂は成形型に注入直前に硬化剤を混合
する。この様にして成形された筒体のリプ部分は可撓性
があシ、筒本体は剛性のある理想的なローラー用筒体が
得られる。該成形型の中に注入する樹脂の順序は使用す
る樹脂及び強化繊維の比重等によって異なるため一定で
なく、父外層用内層用の樹脂及び強化繊維の選択や形状
によっても変更する必要がある。そして使用される強化
繊維はガラスカーボンセラミックス、金属等の繊維の細
石線を含めた無機質繊維及び天然、合成を含めた有機質
繊維、さらに形態も特に限定されず、布、綿、糸〃繊維
等の形態が目的によって選ばれ、樹脂よシ比重の大きい
ものであれば良い、熱硬化性樹脂としては遠心成形に使
用可能なものであれば自由で、一般的には不飽和ポリエ
ステル樹脂、ビニルエステル樹脂、エポキシ樹脂、フラ
ン樹脂等でアリ、使用目的によって選ばれる。この様に
内層のF几Pの成形は一般的に使われている材質及び強
化方法等がそのまま或は一部変更する事によって応用出
来る。
部がある筒体の場合、リプに対応する溝を有する型を用
い遠心成形を行う、この場合は回転する前に型の中にガ
ラス繊維コンティニュアスストランドマットを外側にそ
の内側にガラスクロスを入れた後型を回転させ、可撓性
のビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂を前記溝部
分の体積の約2倍注入し、−遠心力によって該ポリエス
テル樹脂を外層部に移動させゲル化が始まった後、一般
のビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂を注入する
、この時各相・・脂は成形型に注入直前に硬化剤を混合
する。この様にして成形された筒体のリプ部分は可撓性
があシ、筒本体は剛性のある理想的なローラー用筒体が
得られる。該成形型の中に注入する樹脂の順序は使用す
る樹脂及び強化繊維の比重等によって異なるため一定で
なく、父外層用内層用の樹脂及び強化繊維の選択や形状
によっても変更する必要がある。そして使用される強化
繊維はガラスカーボンセラミックス、金属等の繊維の細
石線を含めた無機質繊維及び天然、合成を含めた有機質
繊維、さらに形態も特に限定されず、布、綿、糸〃繊維
等の形態が目的によって選ばれ、樹脂よシ比重の大きい
ものであれば良い、熱硬化性樹脂としては遠心成形に使
用可能なものであれば自由で、一般的には不飽和ポリエ
ステル樹脂、ビニルエステル樹脂、エポキシ樹脂、フラ
ン樹脂等でアリ、使用目的によって選ばれる。この様に
内層のF几Pの成形は一般的に使われている材質及び強
化方法等がそのまま或は一部変更する事によって応用出
来る。
さらに外層用樹脂1には摩擦力を増すためにゴムの粉末
を混合したものを用いたシ、温水中で柔軟性を持たせる
ため熱可塑性樹脂を用いたシ等、材料を選択することに
ょシ筒体の使用目的に対応出来る。尚熱可塑性樹脂を使
用する場合は、該樹脂を高温にし、流動性を持たせて成
形する。
を混合したものを用いたシ、温水中で柔軟性を持たせる
ため熱可塑性樹脂を用いたシ等、材料を選択することに
ょシ筒体の使用目的に対応出来る。尚熱可塑性樹脂を使
用する場合は、該樹脂を高温にし、流動性を持たせて成
形する。
以上の説明で明らかな様に本発明によって成形された筒
体は、ローラーに使用する場合、ローラーの使用条件に
対し、巾の広い対応性を持つ優秀なローラーが得られる
。
体は、ローラーに使用する場合、ローラーの使用条件に
対し、巾の広い対応性を持つ優秀なローラーが得られる
。
又筒体外周は必ずしも円形でなくとも第4図の如く正多
角ならば上記した如くの性質を備えた筒体が成形出来る
。
角ならば上記した如くの性質を備えた筒体が成形出来る
。
第1図は本発明の一実施例の筒体の断面図で、1は外層
部、2は内層部、3は強化用繊維である。第2図は成形
用型の一実施例の断面図で、4は型本体、5は注入量を
表す仮想線。第3図はリプ状突部の断面図である。第4
図は正多角形の筒体の一実施例の断面図。 手続補正書 昭和59年8月2Q日
部、2は内層部、3は強化用繊維である。第2図は成形
用型の一実施例の断面図で、4は型本体、5は注入量を
表す仮想線。第3図はリプ状突部の断面図である。第4
図は正多角形の筒体の一実施例の断面図。 手続補正書 昭和59年8月2Q日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、筒体の内層部は繊維強化熱硬化性樹脂で所定の厚み
を有する外層部 1から成る複層構造の筒体に於て、該内層部強化材の繊
維を上記外層部材との接合に用いることを特徴とする、
複層構造の筒体の成形方法とその製法によるローラー。 2、特許請求の範囲第1項記載の外層部材が前記内層部
材と物性的性質の異なる、同じ熱硬化性樹脂であるもの
。 3、特許請求の範囲第1項記載の外層部材が前記内層部
材と異質の熱硬化性樹脂であるもの。 4、特許請求の範囲第1項記載の外層部材が熱可塑性樹
脂であるもの。 5、特許請求の範囲第1項記載の外層部材が複合材であ
るもの。 6、特許請求の範囲第5項記載の複合材にゴム材を含む
もの。 7、特許請求の範囲第1、2、3、4、5、6、項記載
の外層部材を筒体外周部に部分的に作ったもの。 8、特許請求の範囲第7項の筒体周部に部分的に作った
ものが連続した突部や、不連続の島状突部を形成してい
るもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14525184A JPS6124433A (ja) | 1984-07-14 | 1984-07-14 | 複層構造の筒体の成形方法及びその製法によるロ−ラ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14525184A JPS6124433A (ja) | 1984-07-14 | 1984-07-14 | 複層構造の筒体の成形方法及びその製法によるロ−ラ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6124433A true JPS6124433A (ja) | 1986-02-03 |
Family
ID=15380807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14525184A Pending JPS6124433A (ja) | 1984-07-14 | 1984-07-14 | 複層構造の筒体の成形方法及びその製法によるロ−ラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124433A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01115993A (ja) * | 1987-09-29 | 1989-05-09 | Shell Internatl Res Maatschappij Bv | 炭化水素供給原料の水添熱分解方法 |
JP2008521650A (ja) * | 2004-12-03 | 2008-06-26 | カノフ・ケルン・アンド・コーポレーション | プラスティック中空体、特にプラスティックパイプ |
-
1984
- 1984-07-14 JP JP14525184A patent/JPS6124433A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01115993A (ja) * | 1987-09-29 | 1989-05-09 | Shell Internatl Res Maatschappij Bv | 炭化水素供給原料の水添熱分解方法 |
JP2619700B2 (ja) * | 1987-09-29 | 1997-06-11 | シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ | 炭化水素供給原料の水添熱分解方法 |
JP2008521650A (ja) * | 2004-12-03 | 2008-06-26 | カノフ・ケルン・アンド・コーポレーション | プラスティック中空体、特にプラスティックパイプ |
US8137780B2 (en) | 2004-12-03 | 2012-03-20 | Knoch, Kern & Co. | Plastic hollow body, in particular plastic pipe |
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