JPS6111245A - ロ−ラ用複層筒体の成形方法とロ−ラ− - Google Patents
ロ−ラ用複層筒体の成形方法とロ−ラ−Info
- Publication number
- JPS6111245A JPS6111245A JP13210484A JP13210484A JPS6111245A JP S6111245 A JPS6111245 A JP S6111245A JP 13210484 A JP13210484 A JP 13210484A JP 13210484 A JP13210484 A JP 13210484A JP S6111245 A JPS6111245 A JP S6111245A
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- Japan
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- outer layer
- roller
- cylindrical body
- mold
- centrifugal
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は繊維強化熱硬化性樹脂(以下FRPと呼ぶ)に
よって内層部を補強し、外層部にゴム等の弾性体を備え
た複層構造の筒体を造るだめの製法と、その製法の特性
を利用し外層部素材に外部より加熱され軟化されだ熱可
塑性樹脂を用いることによって製法の適用範囲を拡大し
、さらに該製法によって造られた直円筒体及びそれ以外
の型状に造られた筒体を用いたローラーに関するもので
ある。
よって内層部を補強し、外層部にゴム等の弾性体を備え
た複層構造の筒体を造るだめの製法と、その製法の特性
を利用し外層部素材に外部より加熱され軟化されだ熱可
塑性樹脂を用いることによって製法の適用範囲を拡大し
、さらに該製法によって造られた直円筒体及びそれ以外
の型状に造られた筒体を用いたローラーに関するもので
ある。
従来外層部にゴムを用いたローラーを製作するのに、鉄
等で造られたローラーの外周面にゴムを焼付けたシ接着
した後研摩加工等で必要な形状や寸法に作られていた。
等で造られたローラーの外周面にゴムを焼付けたシ接着
した後研摩加工等で必要な形状や寸法に作られていた。
該方法では、ローラー外周面の形状次第で加工に非常に
時間が掛かシ、経済的でなかった。
時間が掛かシ、経済的でなかった。
本発明はローラーの外径寸法や形状が、ローラー筒体を
成形した時点で確保され、外周部の後加工を必要としな
いため量産性が良〈従来の方法に比べて非常に経済的な
製法である。
成形した時点で確保され、外周部の後加工を必要としな
いため量産性が良〈従来の方法に比べて非常に経済的な
製法である。
以下一実施例を用いながら本発明の詳細な説明する。
第1図は一実施例で外層部にゴム等の弾性体lを用い、
内層部にFRPを用いて成形した筒体である。第2図は
、第1図の筒体を成形した遠心成形用の型で型本体8は
内層部のFRP2が硬化した後、製品を取出すため、複
数個に分割できるようになっておシ遠心力に充分耐、え
る堅牢な構造である。内周面は筒体外周面に求められる
必要な寸法と形状に造られており、両端に蓋4を取付は
内部に注入されたpRPが外部に漏れないようになって
いる。第3図は第1図に用いられた成形前の直円筒状の
外層部素材のゴム等の弾性体7である。製法は、型本体
8を組立後内部に外層部素材7を入れさらに内側にFR
Pの素材である強化繊維を入れた後、蓋4を取付は型全
体を回転させ、樹脂注入口5よシ熱硬化性樹脂を注入し
、さらにi転を続けると遠心力により型本体8に密着す
るまで外層部素材7が変形して第1図の如きものが出来
る。6は外層部素材が遠心力により型本体3の内側に密
着するための空気抜用小穴で必要に応じて多数個設ける
。外層部素材も内層部素材も常温で硬化するものはその
ま\で良いが、加熱を必要とするものは型全体が型内側
よシ樹脂のみ加熱することによって所定の筒体を得るこ
とが出来る。
内層部にFRPを用いて成形した筒体である。第2図は
、第1図の筒体を成形した遠心成形用の型で型本体8は
内層部のFRP2が硬化した後、製品を取出すため、複
数個に分割できるようになっておシ遠心力に充分耐、え
る堅牢な構造である。内周面は筒体外周面に求められる
必要な寸法と形状に造られており、両端に蓋4を取付は
内部に注入されたpRPが外部に漏れないようになって
いる。第3図は第1図に用いられた成形前の直円筒状の
外層部素材のゴム等の弾性体7である。製法は、型本体
8を組立後内部に外層部素材7を入れさらに内側にFR
Pの素材である強化繊維を入れた後、蓋4を取付は型全
体を回転させ、樹脂注入口5よシ熱硬化性樹脂を注入し
、さらにi転を続けると遠心力により型本体8に密着す
るまで外層部素材7が変形して第1図の如きものが出来
る。6は外層部素材が遠心力により型本体3の内側に密
着するための空気抜用小穴で必要に応じて多数個設ける
。外層部素材も内層部素材も常温で硬化するものはその
ま\で良いが、加熱を必要とするものは型全体が型内側
よシ樹脂のみ加熱することによって所定の筒体を得るこ
とが出来る。
同様にして外層部材lに熱化塑性樹脂を用いる際は、型
全体を加熱したシ、型本体8に入れる前に加熱され軟化
したものを用いる。
全体を加熱したシ、型本体8に入れる前に加熱され軟化
したものを用いる。
又この熱は熱硬化性樹脂の酸化用熱源としても利用出来
る。
る。
上記方法によって成形された円筒体は型本体8の寸法や
形状が正確に再現出来るので型本体8の製作に充分注意
をはらえば、これによって造られた筒体の外周部はほと
んど後加工を必要としないものが得られる。さらに遠心
加工であるだめ外周部が正円でなくとも第4図に示す如
く正多角形であれば、肉厚も一様な回転バランスのよい
筒体が得られる。
形状が正確に再現出来るので型本体8の製作に充分注意
をはらえば、これによって造られた筒体の外周部はほと
んど後加工を必要としないものが得られる。さらに遠心
加工であるだめ外周部が正円でなくとも第4図に示す如
く正多角形であれば、肉厚も一様な回転バランスのよい
筒体が得られる。
以上の説明で明らかな様に本発明は、所定の筒体の量産
用に効果がちシ経済的な発明である。又、外層部素材内
側に熱硬化性樹脂と親和性の良い接着剤を塗布して成形
すれば、内層部と外層部のズレなど生じない一体性のよ
い強靭な筒体が得られる。そして外層部素材の柔軟性が
充分得られない時は、熱硬化性樹脂注入後、第2図の型
の内圧を空気等で高くすることにより外層部素材が型本
体8の内側に密着性が良くなる。
用に効果がちシ経済的な発明である。又、外層部素材内
側に熱硬化性樹脂と親和性の良い接着剤を塗布して成形
すれば、内層部と外層部のズレなど生じない一体性のよ
い強靭な筒体が得られる。そして外層部素材の柔軟性が
充分得られない時は、熱硬化性樹脂注入後、第2図の型
の内圧を空気等で高くすることにより外層部素材が型本
体8の内側に密着性が良くなる。
外層部素材がスポンジ状の場合は、素材内面に熱硬化性
樹脂が浸透しない様な処理やフィルムを追加すれば良い
。
樹脂が浸透しない様な処理やフィルムを追加すれば良い
。
一実施例として第1図に示す形状の中央部の最大径IQ
7wn、両端の最少径10105yのローラ用円筒体を
製作するとき、外層部素材として内径IQOwn、肉厚
2閣の軟質の天然ゴムチューブを使用し、FRP用素材
としてガラスクロスと不飽和ポリエステル樹脂を使用し
、成形型の寸法は樹脂の硬化収縮を見込んで径を2■太
きくシ、長さを520のものを用い、成形方法は前記し
た手順により実行し、FRP用樹脂を注入直前に硬化剤
を配合し、注入後型の回転数を約80Orpmを保って
常温下で硬化させ、約80公租度で回転を止め型よシ筒
体を取シ出した所、所定の肉厚で目的の寸法と形状の複
層の筒体を得ることが出来た。さらに該筒体両側にフラ
ンジを嵌入してローラーとして使用した。塩化ビニール
製のパイプを外層部材に使用したときは、該パイプを1
001rの温水によって軟化させ型本体8のi度を約6
0Cに温められた状態で製作した。該方法は温度が高い
ため熱硬化性樹脂の硬化剤の配合比は温度に合せて減少
させた。又、極めて高精度なローラーを造る場合本発明
によって造られたローラーの外径を少量最後に追加工す
ることによって非常に回転バランスの良いローラーを得
ることが出来る。
7wn、両端の最少径10105yのローラ用円筒体を
製作するとき、外層部素材として内径IQOwn、肉厚
2閣の軟質の天然ゴムチューブを使用し、FRP用素材
としてガラスクロスと不飽和ポリエステル樹脂を使用し
、成形型の寸法は樹脂の硬化収縮を見込んで径を2■太
きくシ、長さを520のものを用い、成形方法は前記し
た手順により実行し、FRP用樹脂を注入直前に硬化剤
を配合し、注入後型の回転数を約80Orpmを保って
常温下で硬化させ、約80公租度で回転を止め型よシ筒
体を取シ出した所、所定の肉厚で目的の寸法と形状の複
層の筒体を得ることが出来た。さらに該筒体両側にフラ
ンジを嵌入してローラーとして使用した。塩化ビニール
製のパイプを外層部材に使用したときは、該パイプを1
001rの温水によって軟化させ型本体8のi度を約6
0Cに温められた状態で製作した。該方法は温度が高い
ため熱硬化性樹脂の硬化剤の配合比は温度に合せて減少
させた。又、極めて高精度なローラーを造る場合本発明
によって造られたローラーの外径を少量最後に追加工す
ることによって非常に回転バランスの良いローラーを得
ることが出来る。
第1図は本発明の一実施例によって造られた筒体−の断
面図、■はゴム等弾性体の外層部材、2は内層材FRP
である。 第2図は遠心成形用の型で、3は型本体、4は蓋、5は
樹脂注入口、6は空気抜き用小穴である。第8図は外層
部素材7の断面図である。第4図は本発明によって造ら
れた正多角形の筒体の側面図である。
面図、■はゴム等弾性体の外層部材、2は内層材FRP
である。 第2図は遠心成形用の型で、3は型本体、4は蓋、5は
樹脂注入口、6は空気抜き用小穴である。第8図は外層
部素材7の断面図である。第4図は本発明によって造ら
れた正多角形の筒体の側面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、外層部がゴム等の弾性体で内層部が繊維強化熱硬化
性樹脂の複層構造の筒体の製造法において、先に造られ
た外層部素材を筒形用遠心成形型に緩挿し、該外層部内
側に繊維強化熱硬化性樹脂を遠心成形させることを特徴
としたローラー用複層筒体の成形方法とローラ 2、特許請求の範囲第1項記載の遠心成形させる際外層
部材と内層部材の遠心力の和によって外層部材を弾性変
形させ、内部材の熱硬化性と強度により該外層部の変形
を保持させることを特徴としたもの。 3、特許請求の範囲第1項記載の外層部材がゴム等の弾
性体の替りに熱可塑性樹脂を用い加熱して軟化し変形可
能な状態にし筒形用遠心成形型に緩挿して遠心成形させ
たもの。 4、特許請求の範囲第1、2、3項記載の遠心成形に於
て、型内面の形状と寸法を筒体外周部に正確に再現でき
ることを特徴としたもの。 5、特許請求の範囲第1、2、3、4項によって筒体外
層部に連続、不連続の溝や凹と突部を備えたことを特徴
とするもの。 6、特許請求の範囲第1、2、3、4、5項のいずれか
又は、2項以上の方法によって遠心成形された筒体をロ
ーラー筒部に採用したもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13210484A JPS6111245A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | ロ−ラ用複層筒体の成形方法とロ−ラ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13210484A JPS6111245A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | ロ−ラ用複層筒体の成形方法とロ−ラ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6111245A true JPS6111245A (ja) | 1986-01-18 |
Family
ID=15073542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13210484A Pending JPS6111245A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | ロ−ラ用複層筒体の成形方法とロ−ラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6111245A (ja) |
-
1984
- 1984-06-28 JP JP13210484A patent/JPS6111245A/ja active Pending
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