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JPS61209264A - X線または中性子線不透過材 - Google Patents

X線または中性子線不透過材

Info

Publication number
JPS61209264A
JPS61209264A JP5012885A JP5012885A JPS61209264A JP S61209264 A JPS61209264 A JP S61209264A JP 5012885 A JP5012885 A JP 5012885A JP 5012885 A JP5012885 A JP 5012885A JP S61209264 A JPS61209264 A JP S61209264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
neutron
weight
rays
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5012885A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Kita
喜多 雅己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP5012885A priority Critical patent/JPS61209264A/ja
Publication of JPS61209264A publication Critical patent/JPS61209264A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、透明かつ機械的性質に優れ、しかもX線や中
性子線遮蔽能を有する材料に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
従来より、透明性を有し、かつX線または中性子線遮蔽
能を有する材料としては、ガラスに鉛やカドミウムなど
の重金属を配合したものが多く用いられている。ただし
ガラスであるため機械的強度、加工性等に問題があった
。これらの性質を改良する目的で透明性プラスチックス
に種々のX線または中性子線不透過性物を配合する試み
も成されている(例えば特開昭50−83437号公報
、特開昭54−95695号公報など)。
しかし、通常の溶融混練法で練り込んだ場合、透明性を
維持するには添加量をせいぜい5重量部程度に抑えねば
ならず、得られたもののX線または中性子線遮蔽能力も
ほとんど発現しない。
そのためモノマーと不透過性物を重合開始剤とともに混
合し、型に入れて重合する注型重合法を採用せねばなら
ず作業性が悪かった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、X線または中性子線遮蔽能力があり、
かつ透明性と機械的強度に優れたポリアミド樹脂組成物
からなる材料を提供することにある。
本発明者は、ポリアミド樹脂の優れた機械的強度を維持
しながら透明性とX線または中性子線遮蔽能力を向上さ
せるべく鋭意検討を重ねた結果、ポリアミド樹脂に元素
の周期律表第IVa族の元素からなる化合物を配合する
と、透明性、X線または中性子線遮蔽能力が著しく向上
することを見出し本発明に到達した。
即ち、本発明は、ポリアミド樹脂100重量部に、元素
の周期律表第IVa族の元素からなる化合物を5重量部
以上100重量部以下配合してなる透明性を有したX線
または中性子線不透過材に係るものである。
本発明でいうポリアミド樹脂とは、ε−カプロラクタム
、6−アミノカプロン酸、ω−エナントラクタム、7−
アミノへブタン酸、9−アミノノナン酸、11−アミノ
ウンデカン酸、ω−ラウリルラクタム、12−アミノド
デカン酸、α−ピロリドン、α−ピペリドンからの重合
体;テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン
、ノナメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、
ドデカメチレンジアミン、メタキシリレンジアミン、1
.4−ビス(アミノメチル)シクロヘキサンなどのジア
ミンと、テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、セ
バシン酸、ドデカンニ酸、シクロヘキサンジカルボン酸
などのジカルボン酸とを重縮合して得られる重合体;上
記モノマーからの共重合体;これらの重合体の混合物な
どが挙げられる。又、共重合体としてはポリテトラヒド
ロフランなどのソフトセグメントとの共重合体であるポ
リエーテルエステルアミドなどのエラストマーがある。
ポリアミドの数平均分子量は10000以上であること
が望ましい。
本発明における元素の周期律表第IVa族の元素からな
る化合物は全てX線または中性子線遮蔽能力を有するが
、特に効果があるのはハロゲン化鉛、ハロゲン化スズで
ある。
本発明における元素の周期律表第IVa族の元素からな
る化合物の添加量は、ポリアミド樹脂100重量部に対
し5重量部以上100重量部以下であり、5重量部未満
では充分なX線または中性子線遮蔽能力が得られず、ま
た、100重量部を越えると、添加した化合物がポリア
ミド中に均一に分散できなくなり、透明性が著しく低下
してしまう。
本発明におけるポリアミド樹脂への、元素の周期律表第
IVa族の元素からなる化合物の添加方法は特に限定さ
れず、化合物を溶かした溶液中にポリアミドペレットま
たは粉末を浸漬する方法、化合物とポリアミドペレット
または粉末を混合後押出機で溶融混練する方法、ポリア
ミドの重合段階で添加する方法などの任意の方法が実施
できる。
本発明の透明性を有したX線または中性子線不透過材は
、プレス成形、押し出し成形、射出成形などの方法で任
意の形状に成形した後実用に供される。
又、本発明の透明性を有したX線または中性子線不透過
材は、常用の樹脂用添加物、例えば酸化安定剤、防炎剤
、可塑剤、紫外線安定剤、熱安定剤等を配合しても良い
こうして得られた本発明の透明性を有したX線または中
性子線不透過材は、極めて良好なX線または中性子線遮
蔽能力を有し、良好な透明性及び機械的性質、極めて良
好な加工性を有している。
〔実施例〕
以下、実施例及び比較例を示して本発明の詳細な説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
実施例1 ナイロン12(ダイセルヒュルス■製ダイアミドL19
01 ) ペレッ) 100重量部に塩化鉛を5重量部
添加し、ヘンシェルミキサーを用いて混合してから、押
出機により溶融混練した後、ペレタイザーでペレット化
した。このベレットを使い、プレス成形法で厚さll1
lffiのシートを作製したところ、このシートは良好
な透明性を示した。このシートを通常のX線回折装置(
理学電気■製ガイガーフレックス)に取付け、40KV
、30mAの条件で発生させたCuKα線(ビーム直径
1 mm)を照射し、透過してきたX線をシンチレーシ
ョンカウンターで測定したところ、バックグラウンドの
約2倍のカウント値が得られた。
比較例1 実施例1において、塩化鉛を添加しないこと以外は実施
例1と全く同様にして厚さ1mmのプレスシートを作製
し、XwA透過量を測定したところ、透過量が多すぎ、
シンチレーションカウンターが故障してしまった。
実施例2 実施例1において、塩化鉛の添加量を50重量部とする
こと以外は実施例1と全く同様にしてプレスシートを作
製したところ、透明性の良好なシートが得られた。この
もののX線透過量を測定したところ、バックグラウンド
と同じカウント値しか得られず、実質上X線を透過させ
ていないことが明らかになった。
実施例3 実施例1において、塩化鉛の添加量を95重量部とする
こと以外は実施例1と全く同様にしてプレスシートを作
製したところ、透明性の良好なシートが得られた。この
もののX線透過量を測定したところ、バックグラウンド
と同じカウント値しか得られず、実質上X線を透過させ
ていないことが明らかになった。
比較例2 実施例1において、塩化鉛の添加量を120重量部とす
ること以外は実施例1と全く同様にしてプレスシートを
作製したところ、添加した塩化鉛がナイロン中に分散し
、透明性が著しく低下してしまった。
実施例4 実施例2において、ナイロン12の代わりにナイロン6
 (東し■製CM−10217)を使用すること以外は
実施例2と全く同様にしてプレスシートを作製したとこ
ろ、透明性の良好なシートが得られた。このもののXv
A透過量を測定したところ、バックグラウンドと同じカ
ウント値しか得られず、実質上X線を透過させていない
ことが明らかになった。
実施例5 実施例2において、ナイロン12の代わりにナイロン6
12(ダイセルヒュルス■製ダイアミドD1800 )
を使用すること以外は実施例2と全く同様にしてプレス
シートを作製したところ、透明性の良好なシートが得ら
れた。このもののxwA透過量を測定したところ、バン
クグラウンドと同じカウント値しか得られず、実質上X
線を透過させていないことが明らかになった。
実施例6 実施例2において、塩化鉛の代わりに塩化スズを用いる
こと以外は実施例2と全く同様にしてプレスシートを作
製したところ、透明性の良好なものであった。このシー
トのX線透過量を測定したところ、バックグラウンドと
同じカウント値しか得られず、実質上X線を透過させて
いないことが明らかになった。
実施例7 実施例2において、塩化鉛の代わりにヨウ化スズを用い
ること以外は実施例2と全く同様にしてプレスシートを
作製したところ、透明性の良好なものであった。このシ
ートのX線透過量を測定したところ、バックグラウンド
と同じカウント値しか得られず、実質上X線を透過させ
ていないことが明らかになった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリアミド樹脂100重量部に、元素の周期律表第IVa
    族の元素からなる化合物を5重量部以上100重量部以
    下配合してなる透明性を有したX線または中性子線不透
    過材。
JP5012885A 1985-03-13 1985-03-13 X線または中性子線不透過材 Pending JPS61209264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012885A JPS61209264A (ja) 1985-03-13 1985-03-13 X線または中性子線不透過材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012885A JPS61209264A (ja) 1985-03-13 1985-03-13 X線または中性子線不透過材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61209264A true JPS61209264A (ja) 1986-09-17

Family

ID=12850492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5012885A Pending JPS61209264A (ja) 1985-03-13 1985-03-13 X線または中性子線不透過材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61209264A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017516991A (ja) * 2014-06-02 2017-06-22 ターナー イノベーションズ,エルエルシー. 放射線遮蔽並びにその製造方法及び使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017516991A (ja) * 2014-06-02 2017-06-22 ターナー イノベーションズ,エルエルシー. 放射線遮蔽並びにその製造方法及び使用方法

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