JPS61192282A - 酵母の培養方法 - Google Patents
酵母の培養方法Info
- Publication number
- JPS61192282A JPS61192282A JP3154785A JP3154785A JPS61192282A JP S61192282 A JPS61192282 A JP S61192282A JP 3154785 A JP3154785 A JP 3154785A JP 3154785 A JP3154785 A JP 3154785A JP S61192282 A JPS61192282 A JP S61192282A
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- JP
- Japan
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- yeast
- glutathione
- acid
- medium
- aminobenzoic acid
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
本発明は、酵母を好気的に培養するに当り、酵母菌体内
にグルタチオンを著量蓄積せしめるような培養方法に関
するものである。
にグルタチオンを著量蓄積せしめるような培養方法に関
するものである。
B 従来の技術
グルタチオンは、生体細胞内に広く存在するチオール化
合物で2代謝、細胞の保膿、酵素活性など直接あるいは
間接的に多くの生理学的現象に関与しており、その薬理
作用から肝臓薬をはじめ医薬品として重要な化合物であ
る。
合物で2代謝、細胞の保膿、酵素活性など直接あるいは
間接的に多くの生理学的現象に関与しており、その薬理
作用から肝臓薬をはじめ医薬品として重要な化合物であ
る。
グルタチオンの製造方法としては、酵母からの抽出方法
が一般的であり、この場合対象酵母菌体中のグルタチオ
ン含有量の高いことが必要条件である。
が一般的であり、この場合対象酵母菌体中のグルタチオ
ン含有量の高いことが必要条件である。
酵母菌体中のグルタチオン含有量を高める方法の一つと
して9例えば、砒酸、亜砒酸およびその塩類(特開昭4
9−14680 )、 アニソマイシシ(特開昭48
−40987 )などの薬剤を添加する方法が知られて
いる。
して9例えば、砒酸、亜砒酸およびその塩類(特開昭4
9−14680 )、 アニソマイシシ(特開昭48
−40987 )などの薬剤を添加する方法が知られて
いる。
C発明が解決しようとする問題点
しかしながら、これら従来の方法は使用する薬剤の効果
や毒性などの点で十分満足のいくものではなかった。
や毒性などの点で十分満足のいくものではなかった。
そこで2本発明者らは、酵母菌体内にグルタチオンを著
量蓄積せしめる薬剤を鋭意探索した結果。
量蓄積せしめる薬剤を鋭意探索した結果。
効果・毒性の点で十分満足のゆく薬剤を見い出し本発明
を完成するに至った。
を完成するに至った。
D 問題点を解決するための手段
本発明で用いる酵母菌体内のグルタチオン含有量を高め
る薬剤としては、p−アミノ安息香酸。
る薬剤としては、p−アミノ安息香酸。
m−ア三ノ安息香酸、p−アミノアセトフエノシであり
、こJlらの一種または、二種以上を培地に添加して酵
母を培養する。
、こJlらの一種または、二種以上を培地に添加して酵
母を培養する。
これらの薬剤は、(・ずれも50 ppm以上の濃度に
添加すると効果が認められたが、効果の大ぎさや経済性
を考慮して、1[TOppm程度にするのが望ま12い
。また二種以I:添加する場合も、総−を100p−程
度にすると「効である。
添加すると効果が認められたが、効果の大ぎさや経済性
を考慮して、1[TOppm程度にするのが望ま12い
。また二種以I:添加する場合も、総−を100p−程
度にすると「効である。
本発明で使用−16酵母としては、りLタチオシ生成能
を有する酵母ならば、いずれの酵母でもよいが、工業的
t、[q、lll+から、サツカロミセス属、+ヤニJ
Ii!イタ属、ハ:Jt!ヌラ¥At(どグルタチオシ
含有場の高い酵母が有効で1−、る。
を有する酵母ならば、いずれの酵母でもよいが、工業的
t、[q、lll+から、サツカロミセス属、+ヤニJ
Ii!イタ属、ハ:Jt!ヌラ¥At(どグルタチオシ
含有場の高い酵母が有効で1−、る。
酵f−J培養の培地としては、とくに限定されるもので
はなく、一般VC使用さJlている培地でよい。
はなく、一般VC使用さJlている培地でよい。
tl、cわt)炭素源としては、パルづ排液、糖みつ。
j Ib ]−ス等の糖質、酢酸尋の有機酸類、アルコ
ール類、炭化水素類等が使用される。Q累源とし′〔け
、アン七ニア、硫安、尿素、塩化アン七ニウム等が、リ
シ源としてはりυ酸、リシ酸ア、7tニウム等が用いら
ね、その他微量栄養素、アミノ酸類、じタミシ類等を必
要に応じて添加する。
ール類、炭化水素類等が使用される。Q累源とし′〔け
、アン七ニア、硫安、尿素、塩化アン七ニウム等が、リ
シ源としてはりυ酸、リシ酸ア、7tニウム等が用いら
ね、その他微量栄養素、アミノ酸類、じタミシ類等を必
要に応じて添加する。
酵母の培養条件としては、一般に行t【われているよう
にM養温度20〜40℃、pH4〜6で好気的に培養す
ればよい。
にM養温度20〜40℃、pH4〜6で好気的に培養す
ればよい。
E作用
pPミノ酸添加の効果は、この薬品の添加により葉酸の
生成が活発になり9葉酸の構成成分であるグルタ三シ酸
の生合成系が活性化されろことが関係していると考えら
れろ。またm−アΣ)安息香酸、p−ア!ノアセトフエ
ノシについても化学構造がp−アミノ安息香酸と類似し
ていることから同様の作用と考えられる。
生成が活発になり9葉酸の構成成分であるグルタ三シ酸
の生合成系が活性化されろことが関係していると考えら
れろ。またm−アΣ)安息香酸、p−ア!ノアセトフエ
ノシについても化学構造がp−アミノ安息香酸と類似し
ていることから同様の作用と考えられる。
以下本発明を実施例をもって説明するが、これらは本発
明を何ら制限するものではない。
明を何ら制限するものではない。
F 実施例
実施例1
酵母MY培地(麦芽工中ス06%、酵母工十ス03%、
べづトン05%、タルコース1%を含む)を50m/を
分注し殺菌したフラスコに、市販のパン酵母(協“和発
酵工tり、中ヤシヂイタ・ウテイリよ(TAM422n
)をそれぞれ1白金耳植菌し。
べづトン05%、タルコース1%を含む)を50m/を
分注し殺菌したフラスコに、市販のパン酵母(協“和発
酵工tり、中ヤシヂイタ・ウテイリよ(TAM422n
)をそれぞれ1白金耳植菌し。
p〜P′:)安息香酸9m−アミノ安息香酸yP−ア三
ノアセ]・フェノンを表1の如く添加し、た。こtlら
を30℃にて24時間振盪培養し、酵母菌体内のプルタ
チオシ含有率を測定して9表1の結果を得た5、 *r)TNB法による。
ノアセ]・フェノンを表1の如く添加し、た。こtlら
を30℃にて24時間振盪培養し、酵母菌体内のプルタ
チオシ含有率を測定して9表1の結果を得た5、 *r)TNB法による。
実施例2
糖ミつ培地(糖みつ5%(糖として)、リシ酸アシ℃ニ
ウム0.1%、塩化カリウム0.05%、硫酸マグネシ
ウム0.05%、尿素0.1%を含む)を分注l−たつ
ラスコに、同じ組成の培地で前培養した。
ウム0.1%、塩化カリウム0.05%、硫酸マグネシ
ウム0.05%、尿素0.1%を含む)を分注l−たつ
ラスコに、同じ組成の培地で前培養した。
サッカ0マイセス・セレビシェ(TFoo614)を1
ml植菌し9表21C示す如く薬剤を添加して60℃
にて30時間培養した。培養後集W1〜菌体内のクルタ
チオシ含有率を測定して表2の如き結果を得た。
ml植菌し9表21C示す如く薬剤を添加して60℃
にて30時間培養した。培養後集W1〜菌体内のクルタ
チオシ含有率を測定して表2の如き結果を得た。
(表2)
実施例3
こうじ汁寒天培地で予め培養したハシぜヌラ・力づスレ
イタ(IFOO974)を、こうじ汁培地を分注したフ
ラスコに1自金耳植菌し、これに表3の如くp−アミノ
安息香酸を添加して26℃にて40時間培養した。培養
後集菌し菌体内のりんタチオシを測定し2表3VC示す
結果が得られた。
イタ(IFOO974)を、こうじ汁培地を分注したフ
ラスコに1自金耳植菌し、これに表3の如くp−アミノ
安息香酸を添加して26℃にて40時間培養した。培養
後集菌し菌体内のりんタチオシを測定し2表3VC示す
結果が得られた。
(表3)
G 発明の詳細
な説明したようにp−アミノ安息香酸、 m −p=
ノ安息香酸、p−アミノアセトフェノシのいずれかまた
は、二種以上を培地に添加することにより、高グルタチ
オン含有量の酵母自体を得ることができた。
ノ安息香酸、p−アミノアセトフェノシのいずれかまた
は、二種以上を培地に添加することにより、高グルタチ
オン含有量の酵母自体を得ることができた。
/17クー
Claims (1)
- (1)酵母の好気性培養において、p−アミノ安息香酸
、m−アミノ安息香酸、p−アミノアセトフェノンの1
種または2種以上を培地に添加して培養し、酵母菌体内
にグルタチオンを著量蓄積せしめることを特徴とするグ
ルタチオン含有率の高い酵母の培養方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3154785A JPS61192282A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 酵母の培養方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3154785A JPS61192282A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 酵母の培養方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61192282A true JPS61192282A (ja) | 1986-08-26 |
JPS6365309B2 JPS6365309B2 (ja) | 1988-12-15 |
Family
ID=12334214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3154785A Granted JPS61192282A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 酵母の培養方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61192282A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03151426A (ja) * | 1989-11-09 | 1991-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 湯水混合装置 |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP3154785A patent/JPS61192282A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03151426A (ja) * | 1989-11-09 | 1991-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 湯水混合装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6365309B2 (ja) | 1988-12-15 |
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