JPS6118409B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6118409B2 JPS6118409B2 JP56075725A JP7572581A JPS6118409B2 JP S6118409 B2 JPS6118409 B2 JP S6118409B2 JP 56075725 A JP56075725 A JP 56075725A JP 7572581 A JP7572581 A JP 7572581A JP S6118409 B2 JPS6118409 B2 JP S6118409B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- interference
- sound
- cooling fan
- noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 15
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 2
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/14—Arrangements for cooling or ventilating wherein gaseous cooling medium circulates between the machine casing and a surrounding mantle
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/24—Casings; Enclosures; Supports specially adapted for suppression or reduction of noise or vibrations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回転電機の消音装置に関する。
従来例えば全閉外扇形電動機は、第1図に示す
如く冷却フアン1の回転によつて外気をフアンカ
バー2内に吸込み、その外気をカバー3により全
閉外扇形電動機の周囲に流して外部から冷却して
いる。
如く冷却フアン1の回転によつて外気をフアンカ
バー2内に吸込み、その外気をカバー3により全
閉外扇形電動機の周囲に流して外部から冷却して
いる。
しかし、冷却フアン1が回転する際冷却フアン
1のブレード1bの後方に渦流が発生して、これ
が全閉外扇形電動機騒音の主たる原因となつてい
る。
1のブレード1bの後方に渦流が発生して、これ
が全閉外扇形電動機騒音の主たる原因となつてい
る。
その為従来フアンカバー2及びカバー3の内面
に吸音材4例えば、多孔性合成樹脂、グラスウー
ルまたはフエルトなどを貼付け、騒音の低減を行
なつていた。しかし従来の材質、構造による騒音
は高周波音域には吸収低減効果があるが、低周波
音域に対しては、十分な消音効果が得られず、ま
た、全閉外扇形電動機の騒音は、冷却フアン1に
依る基本周波数に於ける音が一番大きく、これは
特定の低周波音であり騒音の大きさはこの音で決
定されると言つても過言ではない。従つて従来全
閉外扇形電動機の低騒音化に限界が生じていた。
に吸音材4例えば、多孔性合成樹脂、グラスウー
ルまたはフエルトなどを貼付け、騒音の低減を行
なつていた。しかし従来の材質、構造による騒音
は高周波音域には吸収低減効果があるが、低周波
音域に対しては、十分な消音効果が得られず、ま
た、全閉外扇形電動機の騒音は、冷却フアン1に
依る基本周波数に於ける音が一番大きく、これは
特定の低周波音であり騒音の大きさはこの音で決
定されると言つても過言ではない。従つて従来全
閉外扇形電動機の低騒音化に限界が生じていた。
本発明の目的は上記した事情に鑑みて成された
もので、外気通路に干渉羽根を設けて、これに冷
却フアンによる音を共鳴させ、基本周波数音を低
周波音域から高周波音域に移行させるとともに吸
音材による吸音効果を上げ低騒音化を計つた回転
電機の消音装置を提供することにある。
もので、外気通路に干渉羽根を設けて、これに冷
却フアンによる音を共鳴させ、基本周波数音を低
周波音域から高周波音域に移行させるとともに吸
音材による吸音効果を上げ低騒音化を計つた回転
電機の消音装置を提供することにある。
以下本発明を一実施例の第2図および第3図を
参照して説明する。旦し、従来の第1図と同一部
分は同一符号を用いて詳細な説明を省略する。本
発明は第2図、第3図に示す如く、フアンカバー
2の側面環状板5に複数枚の干渉羽根6を冷却フ
アン1の外周に近接して軸方向に突出して設け、
且つ突端部をガイド板7で一体に連結して形成す
る。しかして前記干渉羽根6は冷却フアン1の回
転によるブレード1bと干渉さすためのものであ
る。尚、前記吸音材4の吸音特性は、低周波音域
より高周波音域で効果があるので、吸音特性が最
もよい高周波数に略一致する干渉羽根6の枚数を
選定すれば良い。
参照して説明する。旦し、従来の第1図と同一部
分は同一符号を用いて詳細な説明を省略する。本
発明は第2図、第3図に示す如く、フアンカバー
2の側面環状板5に複数枚の干渉羽根6を冷却フ
アン1の外周に近接して軸方向に突出して設け、
且つ突端部をガイド板7で一体に連結して形成す
る。しかして前記干渉羽根6は冷却フアン1の回
転によるブレード1bと干渉さすためのものであ
る。尚、前記吸音材4の吸音特性は、低周波音域
より高周波音域で効果があるので、吸音特性が最
もよい高周波数に略一致する干渉羽根6の枚数を
選定すれば良い。
一般的な干渉羽根枚数の選定は次の(1)式に依
る。
る。
周波数=|m.n.N/60(Kn−m)|Hz
……(1) m;冷却フアンのブレード枚数 n;干渉羽根数 N;冷却フアンの回転数(rpm) k;k>m/n,k<m/nのいずれかの整数を入
れ てみて大きい方をとる Hz;周波数単位 即ち1実施例として冷却フアン1の回転数N=
1800ppmでブレード枚数m=12枚の全閉外扇形
電動機に於いて、吸音材4の吸音特性が4000Hzで
最良効果が得られるものを使用した場合、干渉羽
根枚数の選定は以下に依る。
……(1) m;冷却フアンのブレード枚数 n;干渉羽根数 N;冷却フアンの回転数(rpm) k;k>m/n,k<m/nのいずれかの整数を入
れ てみて大きい方をとる Hz;周波数単位 即ち1実施例として冷却フアン1の回転数N=
1800ppmでブレード枚数m=12枚の全閉外扇形
電動機に於いて、吸音材4の吸音特性が4000Hzで
最良効果が得られるものを使用した場合、干渉羽
根枚数の選定は以下に依る。
冷却フアンの基本周波数は次の(2)式で得られ
る。
る。
12×1800/60=360Hz ……(2)
そこで干渉羽根6の枚数nを任意に選定例えば
n=11とすると、m/n=12/11となりk=1又は
2とな る。これを式(1)に代入してみると干渉周波数は
3960Hzとなり冷却フアン1の基本周波数360Hzが
3960Hzに移行した形となつて、吸音材4の最良吸
音特性である4000Hzと略一致させることが出来、
したがつて最も効課的な消音が出来る。
n=11とすると、m/n=12/11となりk=1又は
2とな る。これを式(1)に代入してみると干渉周波数は
3960Hzとなり冷却フアン1の基本周波数360Hzが
3960Hzに移行した形となつて、吸音材4の最良吸
音特性である4000Hzと略一致させることが出来、
したがつて最も効課的な消音が出来る。
しかして上記吸音材4は吸音特性が4000Hzで最
良効果が得られるものを選定したので、上記干渉
周波数(3960Hz)と略一致させる事が出来た。即
ち、吸音材の吸音特性に合つた周波数には干渉羽
根6の枚数を選定する事により容易に可能とな
る。
良効果が得られるものを選定したので、上記干渉
周波数(3960Hz)と略一致させる事が出来た。即
ち、吸音材の吸音特性に合つた周波数には干渉羽
根6の枚数を選定する事により容易に可能とな
る。
上記から従来低周波音域に発生した全閉外扇形
電動機に於ける騒音値dBは第4図の周波数に対
する騒音値特性曲線図で示すように曲線A(フア
ンカバー2に吸音材4なし)及び曲線B(フアン
カバー2に吸音材4貼付け)の如く基本周波数か
らの360Hz付近で大きく発生している騒音が、本
発明による構成によれば曲線Cで示す如く特に低
周波温域に於ける基本周波数の減音により全閉外
扇形電動機が低騒音化できる効果がある。
電動機に於ける騒音値dBは第4図の周波数に対
する騒音値特性曲線図で示すように曲線A(フア
ンカバー2に吸音材4なし)及び曲線B(フアン
カバー2に吸音材4貼付け)の如く基本周波数か
らの360Hz付近で大きく発生している騒音が、本
発明による構成によれば曲線Cで示す如く特に低
周波温域に於ける基本周波数の減音により全閉外
扇形電動機が低騒音化できる効果がある。
尚上記本発明の一実施例に於いては干渉羽根を
冷却フアンの外周に近接して設けたが、本発明は
其の範囲に限定されるものではなく他に干渉羽根
を冷却フアンの側面に設けても同様の作用効果が
得られることは勿論である。
冷却フアンの外周に近接して設けたが、本発明は
其の範囲に限定されるものではなく他に干渉羽根
を冷却フアンの側面に設けても同様の作用効果が
得られることは勿論である。
第1図は従来の全閉外扇形電動機の消音装置の
上部半分を断面で示す正面図、第2図は本発明に
於ける消音装置の一実施例の上部半分を断面で示
す正面図、第3図は第2図の−線に沿つた矢
視要部断面図、第4図は全閉外扇形電動機発生す
る騒音の周波数に対する騒音値dBの特性曲線図
である。 1……冷却フアン、1b……ブレード、2……
フアンカバー、3……カバー、4……吸音材、5
……側面環状板、6……干渉羽根、A,B……従
来の回転電機の騒音特性曲線、C……本発明によ
る回転電機の騒音特性曲線。
上部半分を断面で示す正面図、第2図は本発明に
於ける消音装置の一実施例の上部半分を断面で示
す正面図、第3図は第2図の−線に沿つた矢
視要部断面図、第4図は全閉外扇形電動機発生す
る騒音の周波数に対する騒音値dBの特性曲線図
である。 1……冷却フアン、1b……ブレード、2……
フアンカバー、3……カバー、4……吸音材、5
……側面環状板、6……干渉羽根、A,B……従
来の回転電機の騒音特性曲線、C……本発明によ
る回転電機の騒音特性曲線。
Claims (1)
- 1 回転電機の冷却フアンを覆うフアンカバーに
吸音材を設け、かつ側面に干渉羽根を設けて、冷
却フアンの回転により干渉周波数を発生させると
ともに、この干渉周波数がフアンカバーに貼付け
る吸音材の吸音特性が最良効果が得られる周波数
に略一致するように干渉羽根の数を選定した事を
特徴とする回転電機の消音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7572581A JPS5716547A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Silencing device for rotary electric machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7572581A JPS5716547A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Silencing device for rotary electric machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5716547A JPS5716547A (en) | 1982-01-28 |
JPS6118409B2 true JPS6118409B2 (ja) | 1986-05-12 |
Family
ID=13584527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7572581A Granted JPS5716547A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Silencing device for rotary electric machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5716547A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60144757U (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-26 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
FR3062757B1 (fr) * | 2017-02-03 | 2019-04-05 | Alstom Transport Technologies | Moteur auto-ventile silencieux, notamment pour un vehicule ferroviaire |
-
1981
- 1981-05-21 JP JP7572581A patent/JPS5716547A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5716547A (en) | 1982-01-28 |
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