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JPS6117250A - テ−プレコ−ダの切換機構 - Google Patents

テ−プレコ−ダの切換機構

Info

Publication number
JPS6117250A
JPS6117250A JP60112820A JP11282085A JPS6117250A JP S6117250 A JPS6117250 A JP S6117250A JP 60112820 A JP60112820 A JP 60112820A JP 11282085 A JP11282085 A JP 11282085A JP S6117250 A JPS6117250 A JP S6117250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
locking
tape
state
head
Prior art date
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Granted
Application number
JP60112820A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6127821B2 (ja
Inventor
Kaoru Morinaga
森長 薫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP60112820A priority Critical patent/JPS6117250A/ja
Publication of JPS6117250A publication Critical patent/JPS6117250A/ja
Publication of JPS6127821B2 publication Critical patent/JPS6127821B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は特にロジック化志向のテープレコーダに好適
するもので、その切換機構の改良に関する。
近時、テープレコーダにあっては、ロジック化志向の傾
向にあシ、その方面での開発が盛んに行なわれている。
このロジック化テールコーダとは、テープレコーダを所
定の動作状態または停止状態となす複数の操作子をタッ
チスイッチ構造とし、テープレコーダ制御専用のLSI
等を用いて電気−機械変換器として例えばソレノイドプ
ランジャ等を制御して、テーゾレコーダ機構部の各種可
動部材を操作された操作子に対応した動作または停止状
態となす位置に移動させるようにしたものである。そし
て、このような口・ノック化テープレコーダによれば、
操作子をタッチスイッチ構造にできるので、必然的にテ
ープレコーダ操作子のソフトタッチ操作化を実現するこ
とができるとともに、操作子の操作に対応したソレノイ
ドシランツヤを駆動させるための制御手段が専用LS1
1個で済み、5従来のフルメカニカルなテープレコーダ
に比して構成が簡易で小形軽量かつ安価に製作し得ると
いう利点がある。
ところで、上記のようなロソツク化志向のテープレコー
ダは、まだまだ開発途上の段階にあ)1例えば操作上、
構成上、保全上そしてソレノイドシランツヤ等の電力消
費上等積々の点で使用者のニーズに十分に答え得るよう
に細部に渡って開発が強く要望されている。
この発明は上記事情に基づいてなされたもので、簡易な
構成で電力消費量も少なく特に携帯用小形テープレコー
ダに好適し得る極めて良好なテープレコーダの切換機構
を提供することを目的とする。
以下、この発明の一実施例を説明するに先立ち、この発
明が適用されたカセットテープレコーダの基本的な構成
について説明する。すなわち、第1図において、11は
金属性材料で略長方形状に形成されたメインシャーシで
ある。このメインシャーシ11の略中央部には、1一対
のリール台12.13がそれぞれ回転自在に支持されて
いる。そして、この一対のリール台12゜13には、そ
れぞれ径大な歯車14.15が。
同軸一体に設けられている。
また、上記リール台12.13の回転軸心を結ぶ直線の
略垂直二等分線上で、かつ第1図中上部には、テープ走
行用のモータ(第2図参照)16が設けられている。こ
のモータ16の回転軸16ノは、上記メインシャーシ1
ノの表面側に突出して、歯車17の回転中心部に嵌着さ
れている。そして、上記メインシャーシ11の表面側に
おいて、歯車17の回シを囲む如きリング状で、第1図
中下部に突出部181を有すゐ摩擦部材18が設けられ
ている。この摩擦部材18は、歯車17と適度な摩擦力
を持って連動関係となされておシ、歯車12の回転方向
に応じて、図中矢印A、B方向に付勢されるものでおる
。そして、上記摩擦部材18の突出部18ノには1回転
軸182が植設されてお勺、該回転軸182は歯車17
と常時噛合する歯車19を回転自在に支持している。
ここで、歯車17がモータ16によって図中反時計方向
に回転されると、摩擦部材18は矢印B方向に付勢され
、歯車19が歯車15に噛合し、リール台13が図中反
時計方向に回転さ。
れる。また、歯車17が図中時計方向に回麺されると、
同様に歯車19が歯車14に噛合し、リール台12が図
中時計方向に回転され、ここに図示しないデーゾの正及
び逆方向走行をなし得るものである。さらに、上記モー
タ16は図示しないテープ定速走行用操作部材(録音、
再生)及びテープ高速走行用操作部材(早送シ。
巻戻し)の操作に応じて、回転速度及び回転方向が変わ
るように、図永しない電子ガバナ回路等によって制御さ
れるものである。そして、上記テープ定速及び高速走行
用操作部材と1図示しなりテープ走行停止用操作部材(
ポーズも含む)とは、いずれもタッチスイッチ構造とな
っておシ、これらが操作されると、図示しないテーゾレ
コー゛ダ制御専用のLSIKよって、上記電子ガバナ回
路が制御され、操作に対応したモータ16の回転及び停
止状態が得られるものである。
次に、前記メインシャーシ11の第1図中下側中央部に
は、上面略り字状のへラドシャーシ20が図中矢印C,
D方向にスライド自在に並設されている。このヘッドシ
ャーシ2oはL字状の一端部201を前記歯車19方向
に向け。
他端部202を図中左方向に向けて、メインシャーシ1
1に並設されるものである。そして。
上記へラドシャーシ20の一端部5toxlt、、先端
が2つに裁断されておシ、その一方部203が、上記メ
インシャーシ11に合成樹脂材料をアウトサート形成し
てなるスライド部1Jl内に挿入されて1図中矢印C,
D方向にスライド自在に支持されている。
また、上記へラドシャーシ201Cは、その角部から他
端部202にかけて、合成樹脂材料をモールド成型して
なるヘッド取付体(図中微小点群で示す)2ノが取着さ
れている。このヘッド取付体21の図中左側には、消去
ヘッド22が取着され、図中右側には録音再生ヘッド2
3が取着されている。また、上記ヘッド取付体−21に
は、消去ヘッド22及び録音再生ヘッド23から延出す
る図示しないリード線等を束ねる東線部21.1.21
2.213が形成されている。
ここで、上記ヘッド取付体2ノの録音再生ヘッド23と
対応する部分には、一端部201方向に沿って長い略長
方形状の凹部214が形成され、該凹部214内には球
体215が遊嵌されている。また、上記へラドシャーシ
2oの角部と対応するメインシャーシ11の部分には。
前記スライド部111と略同様な形状のスライド部11
2がアウトサート形成されている。そして、略長方形状
の板ばね24の両端部を上記スライド部111.112
内にそれぞれ挿入し該板はね24の中間部を上記球体2
15によって若干盛シ上げる如く勝手違いに支持させる
ことによシ、ヘッドシャーシ′20がメインシャーシ1
1に支持されるものである。
また、上記へラドシャーシ20とメインシャーシ11と
の間には、ヘッドスライダ25が図中矢印C,D方向に
スライド自在に並設されている。このヘッドスライダ2
5はへラドシャーシ20の一端部201から角部Kかけ
て並設されるもので、その一端部25ノは前記スライド
部112に挿入されて支持されている。また。
上記へラドスライダ25の他端部252は、該ヘッドス
ライダ25面から略垂直に折曲形成され、メインシャー
シ11に形成された透孔113を挿通して裏面側に突出
する折曲係合片253(第2図参照)の幅が、上記透孔
113を挿通した後読透孔の幅ibも広くなされている
ことによシ、ヘッドスライダ25がメインシャーシ11
にスライド自在に支持されるものである。
そして、上記へラドスライダ25は、その一側部に形成
された折曲係止片254とメインシャーシ1ノにアウト
サート形成された保合片114との間に、スプリング2
6が係着されることによシ、図中矢゛印り方向に付勢さ
れている。
また、上記へラドスライダ25の他側部に形成された折
曲係止片255と、ヘッドシャーシ20の内側角部に形
成された透孔204との間K。
スプリング27が係着されることによ)、ヘッドシャー
シ20はへラドスライダ25と連動関係になされている
。さらに、上記へラドスライダ25の他側部に形成され
た折曲係止片256が、ヘッドシャーシ20の上記透孔
204に挿通されている。このため、今へラドスライダ
25を外力によシスプリング26の付勢力に抗して矢印
C°方向にスライドさせると、ヘッドシャーシ20もス
プリング27によって引かれ同方向へ移動される。また
、この状態で上記外力を無くすると、ヘッドスライダ2
5はスプリング26によりて矢印り方向にスライドされ
、このときへラドスライダ25の折曲係止片256がヘ
ッドシャーシ20の透孔204縁部に係合するので、ヘ
ッドシャーシ20も矢印り方向へスライドされるもので
ある。
ここで、上記メインシャーシ11上におけるヘッドシャ
ーシ200図中右側には、ピンチローラ28が設けられ
ている。このピンチローラ28は側面略コ字状に折曲形
成されたピンチレバー29の一端部に回転自在に支持さ
れるもので、このピンチレバー29の他端部は、メイン
シャーシ1ノに植設された回動軸115に回動自在に支
持されている。また、上記ヘッド取付体21はピンチロ
ーラ28側にまで延設されておシ、その延設部分には2
つの係止部216゜217が突設されている。そして、
ピンチレバ−29は、上記係上部216に一端部が係止
され回転軸115を巻回して他端部がピンチレバー29
の背面側に係合されるトーションスゲリング30によっ
て9図中時計方向に付勢されている。このピンチレバー
290回動は、ピンチ。
レバー29の一端部に形成された係止片291が、上記
係止部2xvKa接するまでとな゛される。そして、前
述した如くしてヘッドシャーシ20が矢印C方向にスラ
イドされると、これに連動してピンチレバー29もトー
ションスゲリング30の付勢力によシス中時計方向に回
動しキャプスタン31にピンチローラ28が圧接される
ものである。このキャプスタン31は第2図に示すフラ
イホイール320回転軸となるもので、メインシャーシ
1ノの裏面側から表面側へがたつきなくかつ回転自在に
挿通されているものである。
また、上記メインシャーシ1ノのヘッドシャーシ2θの
図中左側には、イジェクト部材33が図中矢印E、F方
向にスライド自在に支持されている。このイジェクト部
材33はメインシャーシ11の図中上端部から下端部に
かけて配設される略棒状に形成されている。そして、上
記イジェクト部材3.?は、その一端部に形成された略
T字状の透孔33ノを、メインシャーシ1ノにアウトサ
ート形成され側面略T字状に突出するスライド部xze
Fc嵌合させるととも次。
その他端部に形成された図示形状の透孔332に、メイ
ンシャーシ1ノにアウトサー)形成すれた軸1ノアを遊
挿した後押えリング118で押えることによって、スラ
イド自在に支持されるものである。また、上記イジェク
ト部材33はその略中央部に形成された折曲係止片33
3と、メインシャーシIIKアウトサート形成された保
合軸119との間に、スプリング34が係着されること
Kよシ、矢印F方向に付勢されている。
ここで、上記イジェクト部材33の一端部には、メイン
シャーシ11面に対して略垂直方向に突出するロック部
334が形成されている。
そして、通常開状態となる方向に付勢された図示しない
カセット蓋を閉じたとき、該カセット蓋の一部が上記ロ
ック部334にロックされ。
カセット蓋の閉状態が維持される。ここで、先に述べた
ようにこのカセットテーゾレコーダを所定の動作状態及
び停止状態となす複数の操作子は、タッチスイッチ構造
となってbるが、閉状態にある上記カセット蓋を澗状態
となすための図示しないイノエクト操作子は、例えばゾ
ッシ一式やピアノタッチ式等の機械的な構成となされて
いる。そして、上記イソエクト操作子を操作すると、こ
の操作に直接または間接的に連動して、イジェクト部材
33が矢印E方向にス°プリング34の付勢力忙抗して
スライドされる。
すると、イジェクト部材33のロック部334が上記カ
セット蓋から離脱し、カセット蓋は開状態となされるも
のである。
また、上記メインシャーシlJ上において。
イジェクト部材33の一端部近傍には、誤消去防止スイ
ッチ35及び力七ット検出・スイッチ36が設けられて
いる。
次に、第2図においてメインシャーシ11の裏面側の構
成につbて説明する。まず、メインシャーシ11裏面の
前記一対のリー′ル台12゜13が支持されている部分
には1図中左右対称な形状を有する制動部材37が1図
中矢印G。
H方向にスライド自在に支持されている。この制動部材
37は、その両端部に゛形成された係合片371,37
2がメインシャーシ11に形成された長孔373.37
4を挿通してメインシャーシ11の表面側で該長孔37
3,374の側部に係合するとともに、その中央部が前
記モータ16とメインシャーシ11との間に挾まれるこ
とにより、スライド自在に支持されるものである。そし
て、上記制動部材37は、その略中央部に形成された長
孔375に遊嵌されると。
ころの、メインシャーシ11に7ウトサート形成された
軸376に中央部が巻回され1両端部が該制動部材37
の両側部に形成された係合片377.3711に係止さ
れるトーションスプリング38によって、通常矢印H方
向に付勢されている。
ここで、上記制動部材37の矢印H方向の付勢による移
動は、制動部材370両端部に設けられ前記長孔373
,374を挿通してメインシャーシ11の表面側に突出
する制動子391゜392が、前記リール台12.13
と同軸一体に形成された被制動リング12J 、J 3
7(第工図参照)と当接する位置までとなされる0この
ため、通常状態において1両リール台12゜ノ3には、
制動がかけられて回転しないようになされているもので
ある。また、上記制動部材87の略中央部には、第2図
中下方に延出する突部379が形成されている。この突
部379の先端部は、前記ヘッドスライド25の折曲係
合片253と対向している。
次に、前記フライホイール32には、同軸一体に径小な
歯車40が形成されている。このフライホイール32は
前記モータJ6とは別個のモータ4ノにベルト42を介
して回転力伝達可能に連結されておシャキャプスタン3
1を中心として図中時計方向へ定速回転されるものであ
る。そして、メインシャーシ11の上記歯車4θの図中
右側には、該歯車40と噛合可能な径大な歯車43が回
転自在に支持されている。
この歯車43には所定位置に上記歯車40と噛合しない
2つの切欠部431,432が形成されている。また、
上記歯車43のメインシャーシ1ノと対向する一方面に
は、一部に偏平部433を有し他の部分が図示形状に湾
曲したカム部434が形成されている。そして、上記カ
ム部434 ト前記へラドスライダ25の折曲係合片2
53との間には、第3図にも示すように駆動レバー44
の一端部が介在されている。この駆動レバー44は、そ
の中間部をねじ441によりてメインシャーシ11に回
動自在に支持されている。そして、上記駆動レバー44
は。
その−側部に形成された透孔442と、メインシャー、
シ11に7ウトサート形成された係合片443との間に
1スゾリング444が係着されることによシ、図中反時
計方向へ付勢されている。また、上記駆動レバー44の
他端部は、リーフスイッチ45と保合可能になっている
。このり−7スイツチ45は、オンされるとモータ16
をテープ定速走行に対応した回転状態となすように、例
えば前述したチーブレコーダ制御専用LSIに制御信号
を発生するものである。
一方、前記歯車43の他方面には、略リング状のガイド
溝435が形成されている。とのガイド溝435の内周
壁には、所定位置に2つの係止部436,437が形成
され、外筒壁にも上記係上部436.437と略対向す
る位置に2つの段部438,439が形成されている。
そして、上記ガイド溝435に遊嵌されるロック部46
ノが一端部に形成された略り字状のロック部材46が、
その角部でメインシャーシ11にアウトサート形成され
た回動軸462に、回動自在に支持されている。このロ
ック部材46の他端部には、メインシャーシ11に形成
された略円弧状の透孔463を挿通してメインシャーシ
11表面側に突出するピン464が形成されている。そ
して、上記ロック部材46は、その他端部に突設された
ピン465に一端部が係合され、上記回動軸462を巻
回して他端部がメインシャーシ1ノにアウトサート形成
された保合部466に係止されるトーションスプリング
467によって、通常・図中反時計方向へ付勢されてい
る。
ここで、第2図に示す如く、ロック部材46のロック部
461が、上記ガイド溝435の係止部436に係合し
ている状態において、上記駆動レバー44の一端部は、
カム部434の偏平部433に当接し、該駆動レバー4
4にスプリング444によって与えられる付勢力によシ
、結果的に歯車43は図中反時計方向に付勢されること
になるが、ロック部461が係止部436に係合してい
るため、歯車430回転は阻止されている。
そして、上記ロック部材46の一端部には、第3図に示
すように1 ロック、解除レバー47の一端部が回動自
在に連結されている。このロック解除レバー47は、そ
の中央部でメインシャーシ11にアウトサート形成され
た回動軸471により左回動自在に支持されている。ま
た、上記ロック解除レバー47の他端部は、ソレノイド
プランツヤ48の駆動片481に連結されている。
ここにおいて、前記メインシャーシ11のうち前記フラ
イホイール32の歯車40の第2図中左側には、該歯車
40と噛合可能な歯車49が回転自在に支持されている
。この歯車49には所定位置に上記歯車40と噛合しな
い切欠部491が形成されている。また、上記歯車49
のメインシャーシ11と対向する一方面には、一部に偏
平部492を有・し他の部分が図示形状に湾曲したカム
部493が形成されている。そして、上記カム部493
の近傍には、第4図にも示すように駆動レバー50の一
端部が位置している。この駆動レバー50は、その中間
部をねじ501によってメインシャーシ11に回動自在
に支持されている。そし−て、上記駆動レバー50は、
その他端部に形成された透孔502と、メインシャーシ
lllICアウトサート形成された保合片503との間
に、スプリング504が係着されることによシ、図中反
時計方向へ付勢されている。また、上記駆動レバー50
の他端部は、リーフスイッチ51と保合可能になってい
る。このり−2スイツチ51は、オンされるとモータ1
6をテープ高速走行に対応した回転状態となすように、
前記テープレコーダ制御専用LSIに制御信号を発生す
るものである。
ここで、第4図に示すよう忙、上記駆動レバー50には
、ヘッド戻しレバー52が重なるように取着されている
。このヘッド戻しレバー52は、駆動レバー50と同軸
一体にねじ501を中心に回動するもので、その一端部
は駆動レバー50よシ延出し、その延出先端部はメイン
シャーシ11Vc形晟された長孔521を挿通してメイ
ンシャーシ11表面側に突出する折曲係合片522(第
1図及び第2図参照)となされている。そして、上記折
曲係合片522は、再び第1図に示すように1ヘツドシ
ヤーシ20の側部に突出形成された保合片2θ5と対向
している。
また、上記駆動レバー50の他端部には、第2図に示す
ように、ビン505が突設されている。そして、一端部
がこのピン505に係合し他端部が前記制動部材37の
底部中央部と係合しく第4図参照)、その略中央部でメ
インシャーシIIKアウトサート形成された回動軸53
ノによって回動自在に支持されるブレーキ解除レバー5
3が設けられている。
一方、前記歯車49の他方面には、略円形で所定位置に
2つの係止部494,4°95が形成されたカム部49
6が形成されている。また、上記歯車49の他方面で上
記係止部494,495と略対向する位置に2つの図示
形状のガイド壁497.498が形成されている。そし
て、上記カム部496に係合し得るロック部54ノが一
端部に形成された略り字状のロック部材54が、その他
端部でメインシャーシ11にアウトサート形成された回
動軸542に、回動自在拠支持されている。このロック
部材54は、その角部でソレノイドプランツヤ55の駆
動片551に連結されるとともに、該角部に形成゛され
た係止片543とメインシャーシ11にアウトサート形
成された保合片544との間に、スプリング545が係
着されることにより、第2図中反時計方向に付勢されて
いる。
ここで、第2図に示す如く、ロック部材54のロック部
541が、上記カム部496の係止部494に係合して
いる状態において、上記駆動レバー50の一端部は、カ
ム部493の偏平部492に当接し、該駆動レバー50
にスプリング504によって与えられる付勢力によシ、
結果的に歯車49は図中反時計方向に付勢されることに
なるが、ロック部54ノが係止部494に係合している
ため、歯車49の回転は阻止されている。゛ 上記のような構成となされたカセットテープレコーダに
おいて、まずヂープ定速走行状態における動作につ込て
説明する。今、カセットテープレコーダが動作停止状態
にあるとすると、第5図に示すように、歯車43はその
切欠部431が歯車40と対向する位置にあシ、この位
置で先に述べたように、駆動レバー44によって第5図
中反時計方向に付勢されるもロック部材46のロック部
461に係止部436が係止されて歯車430回転が阻
止される如き状態となっている。このような状態で、カ
セットテープレコーダの図示しない電源スィッチをオン
すると、前記モータ4ノに通電がなされ、該モータ41
は回転駆動される。このため、前記フラ゛イホイール3
2及び歯車40は、第5図中時計方向に回転駆動される
が、まだ歯車43と噛合されない。
この状態で、テープ定速走行用操作部材として例えば図
示しない再生操作部材(タッチスイッチ構造)を操作し
たとする。すると、この再生操作部材が操作されたこと
を前記L8Iが判別し、該LSIはソレノイドシランシ
ャ48tlC駆動信号を出力するとともに、図示しなり
テープレコーダ回路部を再生状態に供するように切換え
る制御信号を出力する。そして、上記ソレノイドシラン
ジャ48が駆動されると、第6図に示すように、その駆
動片481が引き込まれる。
このため、ロック解除レバー47は図中反時計方向に回
動され、該ロック解除レバー47に連結されたロック部
材46が、トーションスプリング467の付勢力に抗し
て図中時計方向に回動される。すると、ロック部材46
のロック部461が歯車43の係止部436から離脱し
、歯車43は先に駆動レバー44から付与された付勢力
によって若干図中反時計方向に回転されここで歯車40
と噛合される。
以下、歯車43は第7図に示すように歯車400回転力
によシ、図中反時計方向へ回転される。
このため、カム部434の湾曲部分によって、駆動レバ
ー44の一端部が押し上げられ、該駆動レバー44はス
プリング444の付勢力に抗して図中時計方向に回動さ
れる。すると、駆動レバー44の一雫部は、前記へラド
スライダ25の折曲係合片253に当接し、該ヘッドス
ライダ25を図中上方に移動させる。このため、先に述
べたように、ヘッドスライダ25と連動関係にあるヘッ
ドシャーシ20も第1図中上方にスライドされる。この
とき、上記折曲係合片253は前記制動部材37の突部
379と当接し、該制動部材37を第2図中上方へ押し
上げる。
ここで、上記ソレノイドシランツヤ48は、ロック部材
46のロック部461が歯車43の係止部436から離
脱するのに要する時間だけ通電駆動されるもので、離脱
した後は、駆動片48ノは外力によシソレノイドゾラン
ゾヤ48に対して出入自在になされるものである。よっ
て、ロック部461は係止部436から離脱した後、ロ
ック部材46にトーションスプリング467によって付
与される付勢力によシ、ガイド溝435の内周壁に押圧
されることになる。
このため、歯車43の回転か進むと、第8図に示すよう
に、ロック部材46のロック部461は、歯車43の係
止部437に係止される。このとき、歯車43の切欠部
432が歯車40と対向する位置となシ、歯車43は歯
車40と噛合しなくなり、歯車43の回転が停止される
また、このとき、駆動レバー44の一端部は、カム部4
34によって最も図中上方に押し上げられた状態となっ
ているとともに、駆動レバー44の一端部が図示の如く
カム部434の湾曲部分と偏平部433との接点に当接
して、スプリング444の付勢力により、結果的に歯車
43を図中反時計方向へ付勢しているが、ロック部46
1が係止部4.97に係止されているので歯車43の回
転は阻止されている。
そして、この状態で、ヘッドスライダ25及び制動部材
37も最も図中上方に押し上げられておシ、ヘッドシャ
ーシ20も最も第1図中上方にスライドされ、消去ヘッ
ド22.録音再生ヘッド23が図示しないテープに接触
されるとともに1ピンチローラ28がテープを介してキ
ャノスタン31KHE接される。また、同時に、制動部
材37の制動子391,392がリール台12.13の
被制動リング121,131から砲金に離れ、リール台
12.13にはブレーキがかからない状態となる。さら
に、このとき駆動レバー44の他端部によってリーフス
イッf4 s (112図参照)がオンされるので、モ
ータ16がテープ定速走行状態に対応した回転速度及び
回転方向で回転され、リール台J 2.13が回転され
て、ここに安定なテープ再生が行なわれるものである。
ここで)テープ定速走行用操作部材として図示しない録
音操作部材(タッチスイッチ構造)を操作した場合には
、前記LSIがソレノイドシランツヤ48に駆動信号を
出力するとともに、前記テープレコーダ回路部を録音状
態に供するように切換える制御信号を出力する。そして
、上記と同様にしてヘッドシャーシ20が移動され、安
全な録音が行なわれるものである。。
また、上記のようなテープ再生状態で、図示しない停止
操作部材(タッチスイッチ構造)を操作したとする。す
ると、前記LSIはテープ定速走行状態で停止操作部材
が操作されたことを判別して、ソレノイドプランツヤ4
8に再び駆動信号を出力する。このソレノイドシランツ
ヤ48が駆動されると、第9図に示すよう((、その駆
動片48〕が引き込まれ、ロック部材46のロック部4
6ノが歯車43の係止部437がら離脱する。すると、
歯車43は先に駆動レバー44によって付与された付勢
力によシ図中反時計方向に回転され、再び第5図に示す
ようにロック部461に係止部436が係止された状態
で歯車43の回転は阻止される。このとき、駆動レバー
44がスプリング444の付勢力で図中反時計方向に回
動されるので、ヘッドスライダ25もスプリング26(
第1図参照)の付勢力で後退されかつ制動部材37もも
との位置にもどされ、ヘッドシャーシ20及びピンチロ
ーラ28がもとの位置に復帰するとともに1制動子39
1 、 、? 92がリール台12.ノ3の被制動リン
グ121,131に圧接されリーフスイッチ45がオフ
しモータ16及びリール台12.13の回転が停止され
、ここにカセットテープレコーダかもとの動作停止状態
となるものである。
ここで、第8図に示したテープ再生状態において、ロッ
ク部46ノが係止部437から離脱したどき、第9図に
示す如く歯車43の切欠部421.432との間に形成
された歯車部分が歯車40と噛合して、フライホイール
320回転貫性によって歯車43の駆動レバー44によ
る図中反時計方向の付勢力を抑制し、係止部431がロ
ック部46ノに衝打されないようになされている。
また、テープ録音状態において、上記停止操作部材を操
作した場合にも、上記と同様に説明することができる。
次に、テープ高速走行状態における動作について説明す
る。今、カセットテープレコーダが動作停止状態にある
とすると、1a10図に示すように、歯車49はその切
欠部49ノが歯車40と対向する位置にあシ、この位置
で先に述べたように、駆動レバー50によって第10図
中反時計方向に付勢されるもロック部材54の゛ロック
部541に係止部494が係止されて歯車490回転が
阻止される如き状態となっている。このような状態で前
記電源スィッチをオンすると、先に述べたようにモータ
41が回転駆動され、歯車40が第10図中時計方向に
回転されるが、また、歯車49と噛合されない。
この状態で、テープ高速走行用操作部材として例えば図
示しない早送シ操作部材(タッチスイッチ構造)を操作
したとする。すると、との早送夛操作部材が操作された
ことを前記LSIが判別し、該LSIはソレノイドシラ
ンツヤ55に駆動信号を出力する。そして、上記ソレノ
イドシランツヤ55が駆動されると、第11図に示すよ
うに、その駆動片551が引き込まれる・このため、ロ
ック部材54はスプリング545の付勢力に抗して、図
中時計方向に回動される。
すると、ロック部材54のロック部541が歯車49の
係止部494から離脱し、歯車49は先に駆動レバー5
θから付与された付勢力によりて若干図中反時計方向に
回動され、ここで歯車40と噛合される。
以下、歯車49は第12図に示すように歯車40の回転
力によシ、図中反時計方向へ回転される。このため、カ
ム部493の湾曲部分によって、駆動レバー5oの一端
部が押され、該駆動し/く−50はスプリング5θ4の
付勢力に抗して図中時計方向に回動される。すると、駆
動レバー50のピン505がブレーキ解除レバー53の
一端部を押し、該ブレーキ解除レバー53は図中反時計
方向に回動される。このため、ブレーキ解除レバー53
の他端部が制動部材37の底部中央部に描接し、該制動
部材37をトーションスプリング38の付勢力に抗して
図中上方へ押し上げる。
ここで、上記ソレノイドプランツヤ55も1、  前記
ソレノイドグランシャ48と同様に、ロック部材54の
ロック部54ノがカム部496の係止部494から離脱
するのに要する時間だけ通電駆動されるもので、離脱し
た後は、駆動片551は外力によシソ、レノイドシラン
ツヤ48に対して出入自在罠なされるものである。よっ
て、ロック部541は係止部494から離脱した後、ロ
ック部材54にスプリング545VCよって付与される
付勢力により、カム部496の周壁に抑圧されることに
なる。
このため、歯車49の回転が進むと、第13図に示すよ
うに、ロック部材54のロック部541は、カム部49
6の係止部495に係止される。仁のとき、歯車49の
切欠部49ノが歯車40と対向する位置となシ、歯車4
9は歯車4θと噛合しなくなシ、歯車49の回転が停止
される。また、このとき、駆動レバー5oは最も図中時
計方向に回動された状態となっておシ、駆動レバー50
の一端部が図示の如くカム部493の湾曲部分と偏平部
492との接点に当接して、スプリング504の付勢力
によシ、結果的に歯車49を図中反時計方向へ付勢して
いるが、ロック部541が係止部495に係止されてい
るので歯車49の回転は阻止されている。
そして、この状態で、制動部材37は最も図中上方に押
し上げられておシ、制動子391゜392がリール台1
2.13の被制動リング12ノ、131から完全に離れ
、リール台12゜13にはブレーキがかからない状態と
なる。さらに、このとき、駆動レバー5θの他端部によ
ってリーフスイッチ51(第2図参照)がオンされると
いうことと、先にLSIが早送シ操作部材が操作された
ことを判別しているということによシ、モータ16がテ
ーゾ早送シ状態に対応した回転速度及び回転方向で回転
され、リール台12.13が回転されて、ここに安定な
チーブ早送シ走行が行なわれるものである。
ここで、テープ高速走行用操作部材として図示しない巻
戻し操作部材(タッチスイッチ構□□□を操作した場合
には、前記LSIがソレノイドグランシャ55に駆動信
号を出力する。そして、上記と同様にしてリーフスイッ
チ51がオンされると、LSIが巻戻し操作部材が操作
された仁とを判別しているので、モータ16がテープ巻
戻し状態に対応した回転速度及び回転方向で回転され、
安定なチーブ巻戻し走行が行なわれるものである。
また、上記のようなチー、ゾ早送シ状態で、前記停止操
作部材を操作したとする。すると、前記LSIは早送)
状態で停止操作部材が操作されたことを判別して、ソレ
ノイドシランツヤ56に再び駆動信号を出力する。この
ソレノイドグランシャ55が駆動されると、その駆動片
55ノが引き込まれ、ロック部材54のロック部541
がカム部496の係止部495から離脱される。
すると、歯車49は先に駆動レバー5011Cよ;て付
与された付勢力によシ図中反時計方向に回転され、再び
第10図に示すようにロック部541に係止部494が
係止された状態で歯車49の回転は阻止される。このと
き、駆動レバー50がスプリング504の付勢力で図中
反時計方向に回動されるので、ブレーキ解除レバー53
t/Cは図中時計方向の力が加わらなくなシ、制動部材
37はトーションスプリング38の付勢力でもとの位置
に復帰され、リール台12゜13にブレーキがかかる。
また、このとき、リーフスイッチ5ノもオフしモータ1
6の回転が停止され、ここにカセットテープレコーダか
モとの動作停止状態となるものである。
さらに、テープ巻戻し状態において、上記停止操作部材
を操作した場合にも、上記と同様に説明することができ
る。
次に、図示しないポーズ(テープ走行一時停止用)操作
部材(タッチスイッチ構造)を操作した場合の動作につ
いて説明する。すなわち、テープが定速走行状態にある
と、先に第8図に示したように、ヘッPスライダ25が
図中最も上方に位置し、ヘッドシャーシ20が第1図中
上方に位置している。このとき、ヘッドシャーシ20の
側部に形成された保合片205は、前記駆動レバー50
に取着されたヘッド戻しレバー52の折曲係合片522
の第1図中下部近傍に位置する。
このような状態で、上記ポーズ操作部材を操作すると、
このポーズ操作部材が操作されたことを前記LSIが判
別し、ソレノイドグランツヤ55に駆動信号を出力する
。すると、前述の如く歯車49は第13図に示すような
位置となる。
このとき、駆動レバー50及びヘッド戻しレバー52は
、共に最も第13図中時計方向に回動された位置にあシ
、その折曲係合片522がへラドシャーシ20の保合片
205に係合し、該ヘッドシャーシ20を第1図中スプ
リング27の付勢力に抗して若干下方に押し下げる。こ
のため、消去ヘッド22及び録音再生ヘッド23は、テ
ープに軽く接触される位置まで下がシ、ピンチローラ2
8はキャプスタン3ノから完全に離される。このとき、
同時に駆動レバー50の他端部によりてリーフスイッチ
51がオンされることと、LSIがポーズ操作部材が操
作されたことを判別しているということにより、モータ
16の回転が停止される。そして、ピンチローラ28が
キャプスタン3ノから離れてテープ定速走行が停止され
、ここにポーズ状態が実現されるものである。
ここで、上記ポーズ操作部材は、1度触れるとオフしそ
の後手を離してもオン状態を保ち、再び触れるとオフす
るいわゆる二重操作可能なタッチスイッチ構造となって
いる。そして、上記のようなポーズ状態で再びポーズ操
作部材を操作すると、LSIからソレノイドシランツヤ
Xに駆動信号が出力される。すると、先に述べたように
、歯車49は第10図に示す位置に戻9ヘッド戻しレバ
ー52も元の位置に戻されるため、ヘッドシャーシ20
は再び第1図上方に移動されて、テープ再生が再開され
る。
また、ポーズ操作部材を予め操作した状態で後からテー
プ定速走行用操作部材を操作してもポーズ状態を実現す
ることができる。この場合には、先にヘッド戻しレバー
52が第13図に示す位置にある状態で、ヘッドシャー
シ20が第1図中上方に移動されることになるため、そ
の移動が途中で阻止されてポーズ状態となるものである
ここで、テープ再生状態で前記早送シまたは巻戻し操作
部材を操作した場合の動作について説明する。すなわち
、先に第8図で説明したテープ再生状態で早送シ操作部
材を操作したとする。すると、先に述べたように1ンレ
ノイドプランソヤ55が駆動されて、歯車49が第13
図に示す位置となシ、ポーズ状態と同様にヘット戻シレ
バー52によってヘッドシャーシ20が若干後退される
。このとき、駆動レバー50の他端部によって前記リー
フスイッチ51がオンされることと、再生状態で早送シ
操作部材が操作されたことを前記LS I−が判別する
ことによシ、モータ16は早送シ状態に対応した回転速
度及び回転方向となるように制御され、テープは早送シ
走行される。そして、このとき、テ−ゾには録音再生ヘ
ッド23が軽く接しているため、結局カセットテープレ
コーダは早送シ再生(キー−)状態となる。
また、早送多操作部材の代わ夛にテープ再生状態で巻戻
し操作部材を操作すると、上述と同様の動作で、かつモ
ータ16が巻戻し状態に対応した回転速度及び回転方向
となるように制御され、結局カセットテープレコーダは
巻戻し再生(レビュー)状態となる。
そして、上記のようなキューまたはレビュー状態で、例
えば図示しない曲間無録音部分検出回路からの検出信号
によってソレノイドプランツヤ55を駆動させるように
すれば、前記ポーズ状態を解除してテープ定速走行状態
とする動作と同様にして、カセットテープレコーダは再
生状態に戻夛、ここに自動頭出しが実現されるものであ
る。また、第13図に示す状態で、外部操作によシソレ
ノイドプランソヤ55を駆動させるか、またはロック部
材54を図中時計方向に回動させそのロック部54ノを
カム部496の係止部495から離脱させるような図示
しない電気的または機械的な操作子を別個に設けておけ
ば、キューまたはレビュー状態の任意位置でテープ再生
状態に切換えるいわゆるマニュアル選曲を行なうことが
できる。
上記のような基本構成となされたカセットテープレコー
ダにおいて、以下、この発明の一実施例について図面を
参照して説明する。
第14図において、第5図と同一部分については同一記
号を符して示し、ここでは異なる部分につbてのみ説明
する。すなわち、第14図において、第5図に示す歯車
43に代えて、歯車58が回転自在に支持されている。
この歯車58には前記歯車40と噛合しない切欠部58
1゜582が所定位置に形成されて込る。また、上記歯
車58のメインシャーシ11と対向する一方面には、一
部に偏平部583を有し他の部分が図示形状に湾曲した
カム部584が形成されている。そして、上記カム部5
84と前記へラドスライダ25の折曲係合片253との
間には、前述した如く駆動しJZ−44の一端部が介在
されている。
一方、前記歯車58の他方面には、略リング状のガイド
溝585が形成されている。このガイド溝585の内周
壁には、所定位置に2つの係止部586.5g7が形成
され、外周壁にも上記係止部586.587と略対向す
る位置に2つの段部5B8,589が形感されている。
・また、ガイド溝585の内周壁と外周壁との間の所定
位置には、分岐壁59が形成されている。
そして、前記ロック部材46のロック部461は、上記
ガイド溝585内に遊嵌されておシ、トーションスプリ
ング467の付勢力で内周壁に押圧されている。
ここで、ロック部材46のロック部461がガイド溝5
85の葆止部586に係合している状態において、駆動
レバー44の一端部がカム部584の偏平部583に当
接していることによシ、歯車58は図中反時計方向に付
勢されることになるが、ロック部4,61が係止部58
6に保合しているため、歯車58の回転は阻止されてい
る。
また、上記駆動レバー46の回動軸462には、略り字
状の可動部材60がその角部で回動自在に支持されてい
る。この可動部材60は、その一端部に形成された透孔
601とメインシャーシIIKアウトサート形成された
係止片602との間に、スプリング603が係着される
ことによシ、図中時計方向に付勢されているが、その図
中時計方向の回動は、該可動部材60の他端部に形成さ
れた突部604がメインシャーシ1ノにアウトサート形
成されたピン605に当接するまでとなされている。ま
た、上記可動部材60の他端部には、メインシャーシ1
1に形成された前記透孔52ノを挿通してメインシャー
シ11表面側に突出し、ヘッドシャーシ20に形成され
た保合片205と対向する折°曲保合片606が形成さ
れている。さらに、上記可動部材60の一側部は、ロッ
ク部材46のピン464と対向している。
上記のような構成において、その動作を説明する。まず
、第14図に示す動作停止状態から前記電源スィッチを
オンし、続いて前記再生操作部材を操作したとする。す
ると、ソレノイドプランジャ48が通電駆動され、その
駆動片48ノが引き込まれて、先に述べたようにロック
部材46のロック部461が歯車58の係止部586か
ら離脱される。そして、歯車58は駆動レバー44を介
して与えられる付勢力によって、図中反時計方向に回転
され、歯車4θと噛合する。
すると、第15図に示すように、歯車58が図中反時計
方向に回転される。このとき、ソレノイドプランツヤ4
8には、ロック部46ノが係止部586から離脱するの
に要する時間だけ、通電されるので、ロック部材46に
与えられるトーションスプリング467の付勢力によシ
、ロック部46ノは離脱後直ちにガイド溝585の内周
壁に押圧される。このため、ロック部461はガイド溝
585の内周壁と分岐壁59との間に介在されるので、
ロック部材46はトーションスプリング467の付勢力
に抗して図中反時計方向に回動される。すると、可動部
材6θはロック部材46のビン464に押されて、スプ
リング603の付勢力に抗して図中反時計方向に回動さ
れ、その折曲係合片606がへラドシャーシ2θの係合
片205と対向しない位置に移動されてゆく。
また、このとき駆動レバー44はカム部584の湾曲部
分によって、スプリング404の付勢力に抗して図中時
計方向に回動され、これに伴って先に述べたようにヘッ
ドスライダ25及びヘッドシャーシ20が図中上方へス
ライドされる。
そして、歯車58の回転が進み、第16図に示すように
、ガイド溝585の係止部587がロック部材46のロ
ック部46ノに係止された状態で、ヘッドシャーシ20
がテープ定速走行状態に対応した位置まで移動され、こ
こにテープ定速走行が行なわれち。このとき、歯車58
には、駆動レバー44を介して該歯車58を図中反時計
方向に回転させる付勢力が付与されるが、ロック部46
ノが係止部582に係止していることにより、歯車58
の回転は阻止されている。また、ロック部材46はその
ロック部461がガイド溝585の外周壁によって、先
に述べたようにもとの位置に戻されるが、可動部材60
はその折曲係合片606がへラドシャーシ20の保合片
205と係合して、図中反時計方向に回動されたままの
位置に保持されている。
ここで、前記第5図から第13図までの説明では、再生
操作部材と早送りまたは巻戻し操作部材とを操作するこ
とによシ、カセットテープレコーダがキューまたはレビ
ュー状態になる如く説明したが、第1.4図に示す機構
では例えば図示しないキュー操作部材及びレピーー操作
部材(いずれもタッチスイッチ構造)が別個に設けられ
ているとして説明する。すなわち、第14図に示す状態
から、カセットチープレ°コーダをキュー状態にぜんと
して、上記キュー操作部材を操作したとする。すると、
ソレノイドシランツヤ48が導電駆動されて、ロック部
材46のロック部461が歯車58の係止部586から
離脱される。ここで、上記キュー操作部材が□作された
ときのソレノイドプランツヤ48への通電時間は、テー
プ定速走行用操作部材が操作されたときのように単にロ
ック部461を係止部586から離脱させるのに要する
時間だけでなく、第17図に示すように、ロック部46
1が係止部586から離脱して歯車58が回転を開始し
、該ロック部461がガイド溝585の外周壁と分岐壁
59との間に介在されるまでの時間となっている。そし
て、ロック部46ノがガイド溝585の外周壁と分岐壁
59との間に介在されると、ロック部材46は図中時゛
針方向に回動されるので、可動部材60はその突部60
4がピン605に当接した位置、つまり折曲係合片60
6がへラドシャーシ20の保合片205と対向する位置
となったままである。。
このとき、先に述べたように、カム部584の湾曲部分
によって駆動レバー44が図中時計方向に回動されるの
で、ヘッドスライダ25を介してヘッドシャーシ20が
前進される。
そして、歯車58の回転が進み、第18図に示すように
、ガイド溝585の係止部687がロック部材46のロ
ック部461に係上された状態で、ヘッドスライダ25
は十分に図中上方にスライドされるが、ヘッドシャーシ
20の前進は、その保合片205が可動部材60の折曲
係合片606と当接する位置までとなされる。
この位置では、前記消去ヘッド22及び録音再生ヘッド
23がテープに軽く接触し、かつピンチローラ28がテ
ープを介してキャプスタン31に押圧されない状態とな
)、前記モータ16を制御してテープを早送シ走行させ
ることによって、ここにカセットテープレコーダがキュ
ー状態になされるものである。
また、レビュー操作部材を操作した場合にも上記と同様
に説明することができ、この場合テープが巻戻し走行さ
れて、レビー状態になるものである。
したがって、第14図に示すような構成によれば、歯車
58に形成された分岐壁59の内外によってロック部4
6ノを案内して可動部材60の位置制御を行ない、ヘッ
ドシャーシ2oをテープ定速走行状態及びキュー、しげ
ニー状態に対応した位置に規制するよう忙したので、1
個の歯車58でテープ定速走行及びキュー、レビュー状
態を制御でき、極めて構成を簡易化するととができるも
のである。また、第16図に示すテープ定速走行状態で
図示しないポーズ操作部材を操作した場合、ソレノイド
プランジャ48への通電時間を、ロック部461が係止
部587から離脱し歯車58が回転してガイド溝585
の外周壁と分岐壁59との間に介在されるまでの時間と
しておけば、途中の停止状態をとばして第18図に示す
状態となすことができ、このときモータ16の回転を停
止させるようにすれば、同じ構成で?−ズ状態を実現さ
せることができる。
さらに、上記ではキュー及びレビュー操作部材を別個に
設けるようにしたが、これは例えば再生操作部材と早送
シ及び巻戻し操作部材とが共に操作されたことを検出し
て、ソレノイドシランツヤ48への通電時間を上記キュ
ー及びレビュー状態となす時間に規制するように回路部
を構成する如くしてもよいものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる口したがって、以上詳述したようにこ
の発明によれば1、簡易な構成で電力消費量も少なく特
に携帯用小形テープレコーダに好適し得る極めて良好な
テープレコーダの切換機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の適用されたカセットテー
プレコーダの全体的な構成を示す表面図及び裏面図、第
3図は同カセットテープレコーダをテープ定速走行状態
となす機構を示す斜視図、第4図は同カセットテープレ
コーダをテープ高速走行状態となす機構を示す斜視図、
第5図乃至第9図はそれぞれ第3図に示す機構の動作説
明図、第10図乃至第13図はそれぞれ第4図に示す機
構の動作説明図、第14図はこの発明に係るテープレコ
ーダの切換機構の一実施例を示す構成図、第15図乃至
第18図はそれぞれ同実施例の動作説明図である。 11・・・メインシャーシ1,12,1.9・・・リー
ル台、14@J5・・・歯車、16・・・モータ、17
・・・歯車、18・・・摩擦部材、19・・・歯車、2
0・・・ヘッドシャーシ、2ノ・・・ヘッド取付体、2
2・・・消去ヘッド、23・・・録音再生ヘッド、24
・・・板ばね、25・・・ヘッドスライダ、26.27
・・・スプリング、28・・・ピンチローラ、29・・
・ピンチレバー、30・・・トーションスプリング、3
1・・・キャプスタン、32・・・フライホイール、3
3・・・イジェクト部材、34・・・スプリング、35
・・・誤消去防止スイッチ、36・・・カセット検出ス
イッチ、37・・・制動部材、38・・・トーションス
プリング、391.392・・・制動子、40・・・歯
車、41・・・モータ、42・・・ベルト、43・・・
歯車、44・・・駆動レバー、454・・・リーフスイ
ッチ、46・・・ロック部材、47・・・ロック解除レ
バー、48・・・ソレノイドノランソヤ、49・・・歯
車、50・・・駆動レバー、5ノ・・・リーフスイッチ
、52・・・ヘッド戻しレバー、53・・・ブレーキ解
除レバー、54・・・ロック部材、55・・・ソレノイ
ド9プランジヤ、58・・・歯車、59・・・分岐壁、
60・・・可動部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 テープ走行に無関係に回転する第1の回転体と、この第
    1の回転体と回転力伝達可能に係合されるとともに該第
    1の回転体と係合されない非係合部が所定位置に形成さ
    れた第2の回転体と、この第2の回転体に形成されるガ
    イド部と、このガイド部に案内されるロック部を有する
    ロック部材と、前記第2の回転体に形成され前記ロック
    部が係合された状態で前記第2の回転体の非係合部を前
    記第1の回転体と対向位置となす第1及び第2の係止部
    と、前記第2の回転体に形成され案内路を半径方向に複
    数に区分する分岐部と、外部からの駆動信号に応じて前
    記ロック部を前記第1及び第2の係止部に対して非係合
    状態となすとともにこれにより共働する作動部材を前記
    複数の案内路の一方側及び他方側の軌道を選択的につか
    さどるように駆動する電機械変換器と、前記ロック部材
    に連動され 前記作動部材が前記複数の案内路の一方側及び他方側の
    軌道を選択的にとることに対応して第1及び第2の位置
    に制御される制御部材とを具備し、前記制御部材が第1
    及び第2の位置にあることに応じてテープレコーダを異
    なるモードに設定するようにしてなることを特徴とする
    テープレコーダの切換機構。
JP60112820A 1985-05-25 1985-05-25 テ−プレコ−ダの切換機構 Granted JPS6117250A (ja)

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JPS6127821B2 JPS6127821B2 (ja) 1986-06-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6145360A (en) * 1998-04-27 2000-11-14 M. H. Honsel Beteiligungs Gmbh Rivet setting device
US6301948B1 (en) 1999-01-26 2001-10-16 M. H. Honsel Beteiligungs Gmbh Rivet setting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6145360A (en) * 1998-04-27 2000-11-14 M. H. Honsel Beteiligungs Gmbh Rivet setting device
US6301948B1 (en) 1999-01-26 2001-10-16 M. H. Honsel Beteiligungs Gmbh Rivet setting device

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