JPH0341293Y2 - - Google Patents
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- JPH0341293Y2 JPH0341293Y2 JP1560284U JP1560284U JPH0341293Y2 JP H0341293 Y2 JPH0341293 Y2 JP H0341293Y2 JP 1560284 U JP1560284 U JP 1560284U JP 1560284 U JP1560284 U JP 1560284U JP H0341293 Y2 JPH0341293 Y2 JP H0341293Y2
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- driven gear
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Links
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Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はテープレコーダーのヘツド支持板制御
装置に関する。 (ロ) 従来技術 テープレコーダーのメカニズム制御をフエザー
タツチ式に行なうため、モータの回転力を利用す
るものが種々提案されている。特に停止状態から
再生状態に転換する場合、磁気ヘツドを備えたヘ
ツド支持板を前進移動させて作動位置へもたらす
必要があるためモータより回転力が伝達されてい
る駆動ギヤに欠歯部を有する従動ギヤを噛合させ
て、該従動ギヤの一回転運動によつて前記ヘツド
支持板を作動位置に設定するように構成したもの
が従来から知られている。 即ち、従来ヘツド支持板をモータの回転力を利
用して不作動位置から作動位置へ前進移動させる
ものとして、例えば実公昭56−16681号公報に示
されたものが知られている。 斯る実公昭56−16681号公報に記載されたもの
は、駆動ギヤに噛合して回動する従動ギヤに作動
ピンを設け、該作動ピンに長穴が遊嵌した伝達レ
バーとヘツド支持板に当接した伝達レバーとを弾
発バネを介在させて一体に回動するように設け、
従動ギヤが360度のうち所定角度θだけ回動する
ことによつて作動ピンを介して一対の伝達レバー
を一方向に回動し、該一対の伝達レバーの回動変
位量を利用してヘツド支持板を不作動位置から作
動位置に前進移動させるものであり、又前記従動
ギヤを360−θ度だけ回動させることによつて再
び作動ピンを介して一対の伝達レバーを他方に回
動し、該一対の伝達レバーの回動変位量を利用し
てヘツド支持板を作動位置から不作動位置に後退
移動させるものである。 このため、ヘツド支持板を不作動位置から作動
位置へ前進移動、又は作動位置から不作動位置へ
後退移動させるために一対の伝達レバーを必要と
すると共に構成が複雑となり、特にヘツド支持板
の作動位置が従動ギヤの回動位置及びこれと連動
する一対の伝達レバーの回動位置によつて保持さ
れるものであるため、従動ギヤに対して大きな力
が印加された状態にありヘツド支持板を不作動位
置へ復帰させるための従動ギヤの回動を円滑に行
ない難いという問題があつた。 (ハ) 考案の目的 本考案は従動ギヤの回動を利用してヘツド支持
板を不作動位置から作動位置に前進移動させる動
作を円滑にすると同時に、その前進位置のロツク
を簡単に行ない、更にそのロツク解除動作を従動
ギヤの円滑な回動によつて行なうことが出来るよ
うにしたものである。 (ニ) 考案の構成 本考案は上記目的を達成するために、モータに
より回転力が与えられている駆動ギヤと、カム面
及びロツク解除部材を有すると共に第1及び第2
欠歯部を隣接して有する従動ギヤと、該従動ギヤ
を前記駆動ギヤと噛合させるための起動手段と、
前記従動ギヤのカム面に関連し復帰スプリングに
抗して前進移動するヘツド支持板と、前記ヘツド
支持板の前進移動した作動位置をロツクするロツ
クレバーとを具備し、前記従動ギヤが第1欠歯部
から駆動ギヤに噛合し第2欠歯部が駆動ギヤに対
向する位置に至るまでの大きな回動範囲に応じて
前記カム面はヘツド支持板を不作動位置から前進
移動させて前記ロツクレバーにて作動位置にロツ
クし、又前記従動ギヤが第2欠歯部から駆動ギヤ
に噛合し第1欠歯部が駆動ギヤに対向する位置に
至るまでの小さな回動範囲に応じて前記ロツク解
除部材はロツクレバーによるヘツド支持板のロツ
クを解除し、該ヘツド支持板を作動位置から復帰
スプリングにて不作動位置に後退移動させるよう
に構成したものである。 (ホ) 実施例 以下図面に示す本考案装置の実施例について説
明する。 1は反転可能なモータで、該モータ1は再生モ
ード及び早送りモードにおいて時計方向に回転
し、巻戻しモードにおいて反時計方向に回転す
る。前記モータ1の回転力はベルト2を介して中
間プーリ3とフライホイール4を駆動する。該中
間プーリ3にはスリツプ機構を介して同軸5にて
中間ギヤ6が設けられ、該軸5を中心に揺動する
揺動レバー7上の突軸8に中間ギヤ6と噛合した
状態で伝達ギヤ9が軸支されている。10,11
は前記伝達ギヤ9を中間に配置した状態で軸1
2,13に回転自在に設けられた巻取リール台ギ
ヤ及び供給リール台ギヤであり、早送りモードの
時モータ1が時計方向に回転し中間プーリ3が時
計方向に回転するのに伴い揺動レバー7が時計方
向に揺動することにより伝達ギヤ9が巻取リール
台ギヤ10に対して噛合し、又巻戻しモードの時
モータ1が反時計方向に回転し中間プーリ3が反
時計方向に回転するのに伴い揺動レバー7が反時
計方向に揺動することにより伝達ギヤ9が供給リ
ール台ギヤ11に対して噛合するようになり、こ
のように伝達ギヤ9の回転を受けてテープを早送
りのために巻取リール側に巻取つたり、テープを
巻戻しのために供給リール側に巻取るように構成
されている。 前記フライホイール4には周知のように同軸的
にキヤプスタン14が設けられ、そして小径の駆
動ギヤ15が設けられている。 16は前記駆動ギヤ15と選択的に噛合状態と
なるように第1及び第2欠歯部17a,17bを
有する従動ギヤで、軸18に回転自在に設けられ
ており、図中鎖線で示すように一面にカム面19
を有する。 前記従動ギヤ16のカム面19は、第8図に示
すヘツド支持板20の下面に植立された作動ピン
21と協働するもので、従動ギヤ16の回動とと
もにカム面19が回動することによつてヘツド支
持板20を前後方向に移動させる。前記ヘツド支
持板20は長孔22,22が案内軸22′,2
2′に組み合つてその移動が案内されるもので、
上面には消去ヘツド23及び録音再生ヘツド24
が設けられて常時復帰スプリング25によつて図
示の不作動位置に附勢されている。 前記従動ギヤ16の他面には、一部が開放した
略円状の第1制御突壁26が設けられると共に第
2制御突壁27が形成されており、該第2制御突
壁27には第1及び第2傾斜面28a,28bが
設けられている。 29は軸30を中心にして回動可能に設けられ
スプリング31にて反時計方向に附勢された第1
阻止レバーで、該阻止レバー29の一端は軸32
を中心にして回動可能に設けられた回動レバー3
3と対向し、又阻止レバー29の他端は前記伝達
ギヤ9の突軸8と対向している。 34は停止モードから再生モードへの切換時に
トリガー動作状態となるプランジヤで、該プラン
ジヤ34は吸引動作時に前記回動レバー33を反
時計方向に回動する。35は軸36を中心にして
回動可能に設けられスプリング37にて反時計方
向に附勢された第2阻止レバーで、該阻止レバー
35の一端は前記従動ギヤ16の第1制御突壁2
6と対向し、又該阻止レバー35の他端は前記伝
達ギヤ9の突軸8と対向している。 38は軸39を中心にして回動可能に設けられ
スプリング40にて反時計方向に附勢された起動
レバーで、該起動レバー38の先端に設けられた
突起38aは前記従動ギヤ16の第2制御突壁2
7の内面に対向している。 41は軸42を中心にして回動可能に設けられ
スプリング43にて反時計方向に附勢された係止
レバーで、該係止レバー41の一端は前記回動レ
バー33と対向し、又該係止レバー41の第1の
他端41aは従動ギヤ16に設けられた第1係止
突起44と対向し、第2の他端41bは同じく従
動ギヤ16に設けられた第2係止突起45又は前
記第1係止突起44と対向するようになつてい
る。 46は軸47を中心にして回動可能に設けられ
スプリング48にて反時計方向に附勢されたロツ
クレバーで、該ロツクレバー46の一端に形成さ
れたロツク片49は上記ヘツド支持板20の下面
に植立されたロツク用突ピン50と対向し、又該
ロツクレバー46の他端51は前記従動ギヤ16
に設けられたロツク解除用突起52と対向するよ
うになつている。 53は外部から手動操作によつて前記ロツクレ
バー46を操作するための操作レバーで、軸54
を中心にして回動可能に設けられている。 ここで、前述の従動ギヤ16の第1欠歯部17
a及び第2欠歯部17bと、第1制御突壁26及
び第2制御突壁27と、第1係止突起44及び第
2係止突起45と、ロツク解除用突起52につい
て、今少し説明する。 即ち、第1図に示すように駆動ギヤ15に対し
て従動ギヤ16の第1欠歯部17aが対向してい
る時が停止モードであり、この時第1制御突壁2
6の開放部分に第2阻止レバー35が位置して伝
達ギヤ9の揺動を許容し、第1係止突起44に対
して係止レバー41の第1の他端41aが係合し
て従動ギヤ16の回転を止め、第2制御突壁27
の第1傾斜面28aに起動レバー38の突起38
aが衝接して従動ギヤ16に反時計方向の回転力
を附与し、ロツク解除用突起52はロツクレバー
46の他端51と当接しない位置にある。 次に第4図に示すように駆動ギヤ15に対して
従動ギヤ16の第2欠歯部17bが対向している
時が再生モードであり、この時第1制御突壁26
に第2阻止レバー35の一端が当接して伝達ギヤ
9の揺動を阻止し、第1係止突起44に対して係
止レバー41の第2の他端41bが係合して従動
ギヤ16の回転を止め、第2制御突壁27の第2
傾斜面28bに起動レバー38の突起38aが衝
接して従動ギヤ16に反時計方向の回転力を附与
し、ロツク解除用突起52はロツクレバー46の
他端51と当接可能位置にある。 尚、鎖線で示す55はカセツトである。 本考案装置は上述のように構成されており、以
下その動作について説明する。 第1図は停止モードであり、従動ギヤ16は起
動レバー38によつて反時計方向の回転力が与え
られている。しかし該従動ギヤ16はその第1係
止突起44が係止レバー41の第1の他端41a
と係合しているため、第1欠歯部17aが駆動ギ
ヤ15に対向しており、この状態でフライホイー
ル4、駆動ギヤ15が回転しても従動ギヤ16に
は回転力が伝達されない。 次に前述の停止モードにおいて再生操作を行な
いプランジヤ34が吸引動作すると、回動レバー
33が軸32を中心として反時計方向へ回動す
る。この時該回動レバー33は係止レバー41の
一端と係合し、該係止レバー41が時計方向へ回
動するため、従動ギヤ16の第1係止突起44に
対する第1の他端41aの係合が外れ、その結果
従動ギヤ16は起動レバー38の附勢力によつて
反時計方向に回動し、駆動ギヤ15に対して噛合
する。 この時、前記回動レバー33は第1阻止レバー
29を時計方向に回動し、該第1阻止レバー29
は伝達ギヤ9の突軸8に衝接し、該伝達ギヤ9が
中間プーリ3の時計方向への回転に伴い巻取リー
ル台ギヤ10に対して噛合する方向に揺動するの
を阻止する(第2図参照)。 然るに、その後プランジヤ34の吸引動作が終
了するも、従動ギヤ16は駆動ギヤ15の時計方
向の回転によつて反時計方向に回動することとな
る。この時、係止レバー41はスプリング43に
よつて反時計方向に回動復帰し、又第1阻止レバ
ー29もスプリング31によつて反時計方向に回
動復帰する。一方第2阻止レバー35は従動ギヤ
16の第1制御突壁26に衝接して時計方向に回
動し、その他端が伝達ギヤ9の突軸8に衝接して
その揺動を阻止する。更に従動ギヤ16のカム面
19は第8図に示すヘツド支持板20の作動ピン
21と係合関係となる(第3図参照)。 従つて従動ギヤ16が回動している間、伝達ギ
ヤ9は第2阻止レバー35によつてその揺動が阻
止されており、同時にカム面19と作動ピン21
の係合関係によつてヘツド支持板20はスプリン
グ25に抗して前進移動する。そして従動ギヤ1
6の第2欠歯部17bが駆動ギヤ15と対向する
と、該従動ギヤ16への回転力が断たれ、同時に
従動ギヤ16の第1係止突起44が係止レバー4
1の第2の他端41bと係合しその回動が止めら
れることとなる。そしてカム面19に追従してい
た作動ピン21を介してヘツド支持板20は完全
に前進移動した作動位置に設定されることとな
り、この時該ヘツド支持板20のロツクピン50
がロツクレバー46のロツク片49にロツクされ
てヘツド支持板20の作動位置が保持される(第
4図参照)。 斯る状態でヘツド支持板20上の録音再生ヘツ
ド24をカセツト55内のテープに接触させて、
再生モードを得ることが出来る。 次に第4図に示す再生モードにおいて、再びプ
ランジヤ34が吸引動作するならば、回動レバー
33が反時計方向に回動され、それに伴い係止レ
バー41が時計方向に回動して第2の他端41b
が第1係止突起44との係合から外れ、起動レバ
ー38の先端の突起38aが第2制御突壁27の
第2傾斜面28bを押圧し、その結果従動ギヤ1
6は反時計方向に僅か回動してその第2欠歯部1
7bから駆動ギヤ15に噛合して反時計方向に回
動する(第5図参照)。この従動ギヤ16の回動
によつてロツク解除用突起52がロツクレバー4
6の他端51と衝接して該ロツクレバー46を時
計方向に回動する。従つてロツクレバー46のロ
ツク片49がヘツド支持板20のロツクピン50
から離間することとなり(第6図参照)、一方、
作動ピン21がカム面19の最大径部から最少径
部に対向することとなるので、ヘツド支持板20
はスプリング25の附勢力によつて作動位置より
後退移動し不作動位置に復帰する。 そして従動ギヤ16は第1欠歯部17aが駆動
ギヤ15と対向する。この時従動ギヤ16の第2
制御突壁27と起動レバー38が衝接しているの
で、駆動ギヤ15からの動力伝達がなくなる前に
起動レバー38によつて従動ギヤ16は反時計方
向の回転力が与えられる。 しかしながら、この間プランジヤ34を吸引動
作させておくことによつて係止レバー41が時計
方向に回動したまゝなので、従動ギヤ16の第2
係止突起45が係止レバー41の第2の他端41
bに係合して従動ギヤ16はその回動が止められ
ることとなる(第7図参照)。 次に斯る状態の後にプランジヤ34を不作動に
すると、回動レバー33を介して係止レバー41
が反時計方向に回動復帰し、第2の他端41bが
第2係止突起45との係合から外されることとな
り、従動ギヤ16は起動レバー38の附勢力によ
つて反時計方向に回動する。斯る従動ギヤ16の
回動は第1欠歯部17aの欠歯範囲内で行なわ
れ、第1係止突起44が係止レバー41の第1の
他端41aに対して係合することによつて止ま
り、第1図に示す停止モードとなる。 本考案は上述したように停止モードから再生モ
ードに、又再生モードから停止モードに切換えら
れるものであるが、本考案の場合フライホイール
4の回転力とリール駆動用の伝達ギヤ9の回転力
を同一のモータ1を利用して行ない、そして前述
の如く早送り又は巻戻しモードをモータ1の反転
によつて切換えるようにしている。 従つて第1図に示す停止モードにおいて、モー
タ1が回転するとその回転方向によつて伝達ギヤ
9が左右に揺動し巻取リール台ギヤ10又は供給
リール台ギヤ11に噛合して早送りモード又は巻
戻しモードとなる。 つまり、停止モードから再生モードに、又再生
モードから停止モードに移行するべく従動ギヤ1
6が回転中に伝達ギヤ9が揺動し巻取リール台ギ
ヤが回転すると、テープが誤つて巻取られるとい
う不都合が生ずる。 そこで本考案においては従動ギヤ16に第1制
御突壁26を設け、該従動ギヤ16の回動中に第
2阻止レバー35を時計方向に回動させることに
よつて、該レバーにて伝達ギヤ9の揺動を阻止す
ることが出来るので、従動ギヤ16の回動でヘツ
ド支持板20が前進移動する間巻取リール台ギヤ
が回転するのを防止することが出来る。しかし再
生操作を行ないプランジヤ34が吸引動作した直
後においては第1阻止レバー29にて伝達ギヤ9
の揺動を阻止することが出来る。 一方、再生モードから停止モードに移行する時
には、従動ギヤ16が回動してヘツド支持板20
のロツクが解除されて後退移動し不作動位置に復
帰する間、プランジヤ34を吸引動作しておく事
により第1阻止レバー29にて伝達ギヤ9の揺動
を阻止し巻取リール台ギヤ10が回転するのを防
止することが出来る。 (ヘ) 考案の効果 本考案装置は上述したように構成されているの
で、駆動ギヤによつて選択的に大きな所要角度だ
け回動する従動ギヤによりヘツド支持板を軽快且
つ円滑に作動位置に前進移動させてロツクレバー
にてロツクすることが出来ると同時に、そのロツ
クレバーを前記従動ギヤの小さな所要角度の回動
により解除動作させることが出来るので、ヘツド
支持板の作動位置のロツクを解除する時従動ギヤ
に対して大きな力が印加されておらず、このため
従動ギヤの回動を円滑に行なわせることが出来る
ものである。 従つて軽い力で従動ギヤを回動させることが出
来るので、従動ギヤを駆動ギヤに噛合させるため
の起動装置としてのプランジヤを小容量のもので
構成し得、電池を電源としたポータブルテープレ
コーダーに実施して実用的なものである。
装置に関する。 (ロ) 従来技術 テープレコーダーのメカニズム制御をフエザー
タツチ式に行なうため、モータの回転力を利用す
るものが種々提案されている。特に停止状態から
再生状態に転換する場合、磁気ヘツドを備えたヘ
ツド支持板を前進移動させて作動位置へもたらす
必要があるためモータより回転力が伝達されてい
る駆動ギヤに欠歯部を有する従動ギヤを噛合させ
て、該従動ギヤの一回転運動によつて前記ヘツド
支持板を作動位置に設定するように構成したもの
が従来から知られている。 即ち、従来ヘツド支持板をモータの回転力を利
用して不作動位置から作動位置へ前進移動させる
ものとして、例えば実公昭56−16681号公報に示
されたものが知られている。 斯る実公昭56−16681号公報に記載されたもの
は、駆動ギヤに噛合して回動する従動ギヤに作動
ピンを設け、該作動ピンに長穴が遊嵌した伝達レ
バーとヘツド支持板に当接した伝達レバーとを弾
発バネを介在させて一体に回動するように設け、
従動ギヤが360度のうち所定角度θだけ回動する
ことによつて作動ピンを介して一対の伝達レバー
を一方向に回動し、該一対の伝達レバーの回動変
位量を利用してヘツド支持板を不作動位置から作
動位置に前進移動させるものであり、又前記従動
ギヤを360−θ度だけ回動させることによつて再
び作動ピンを介して一対の伝達レバーを他方に回
動し、該一対の伝達レバーの回動変位量を利用し
てヘツド支持板を作動位置から不作動位置に後退
移動させるものである。 このため、ヘツド支持板を不作動位置から作動
位置へ前進移動、又は作動位置から不作動位置へ
後退移動させるために一対の伝達レバーを必要と
すると共に構成が複雑となり、特にヘツド支持板
の作動位置が従動ギヤの回動位置及びこれと連動
する一対の伝達レバーの回動位置によつて保持さ
れるものであるため、従動ギヤに対して大きな力
が印加された状態にありヘツド支持板を不作動位
置へ復帰させるための従動ギヤの回動を円滑に行
ない難いという問題があつた。 (ハ) 考案の目的 本考案は従動ギヤの回動を利用してヘツド支持
板を不作動位置から作動位置に前進移動させる動
作を円滑にすると同時に、その前進位置のロツク
を簡単に行ない、更にそのロツク解除動作を従動
ギヤの円滑な回動によつて行なうことが出来るよ
うにしたものである。 (ニ) 考案の構成 本考案は上記目的を達成するために、モータに
より回転力が与えられている駆動ギヤと、カム面
及びロツク解除部材を有すると共に第1及び第2
欠歯部を隣接して有する従動ギヤと、該従動ギヤ
を前記駆動ギヤと噛合させるための起動手段と、
前記従動ギヤのカム面に関連し復帰スプリングに
抗して前進移動するヘツド支持板と、前記ヘツド
支持板の前進移動した作動位置をロツクするロツ
クレバーとを具備し、前記従動ギヤが第1欠歯部
から駆動ギヤに噛合し第2欠歯部が駆動ギヤに対
向する位置に至るまでの大きな回動範囲に応じて
前記カム面はヘツド支持板を不作動位置から前進
移動させて前記ロツクレバーにて作動位置にロツ
クし、又前記従動ギヤが第2欠歯部から駆動ギヤ
に噛合し第1欠歯部が駆動ギヤに対向する位置に
至るまでの小さな回動範囲に応じて前記ロツク解
除部材はロツクレバーによるヘツド支持板のロツ
クを解除し、該ヘツド支持板を作動位置から復帰
スプリングにて不作動位置に後退移動させるよう
に構成したものである。 (ホ) 実施例 以下図面に示す本考案装置の実施例について説
明する。 1は反転可能なモータで、該モータ1は再生モ
ード及び早送りモードにおいて時計方向に回転
し、巻戻しモードにおいて反時計方向に回転す
る。前記モータ1の回転力はベルト2を介して中
間プーリ3とフライホイール4を駆動する。該中
間プーリ3にはスリツプ機構を介して同軸5にて
中間ギヤ6が設けられ、該軸5を中心に揺動する
揺動レバー7上の突軸8に中間ギヤ6と噛合した
状態で伝達ギヤ9が軸支されている。10,11
は前記伝達ギヤ9を中間に配置した状態で軸1
2,13に回転自在に設けられた巻取リール台ギ
ヤ及び供給リール台ギヤであり、早送りモードの
時モータ1が時計方向に回転し中間プーリ3が時
計方向に回転するのに伴い揺動レバー7が時計方
向に揺動することにより伝達ギヤ9が巻取リール
台ギヤ10に対して噛合し、又巻戻しモードの時
モータ1が反時計方向に回転し中間プーリ3が反
時計方向に回転するのに伴い揺動レバー7が反時
計方向に揺動することにより伝達ギヤ9が供給リ
ール台ギヤ11に対して噛合するようになり、こ
のように伝達ギヤ9の回転を受けてテープを早送
りのために巻取リール側に巻取つたり、テープを
巻戻しのために供給リール側に巻取るように構成
されている。 前記フライホイール4には周知のように同軸的
にキヤプスタン14が設けられ、そして小径の駆
動ギヤ15が設けられている。 16は前記駆動ギヤ15と選択的に噛合状態と
なるように第1及び第2欠歯部17a,17bを
有する従動ギヤで、軸18に回転自在に設けられ
ており、図中鎖線で示すように一面にカム面19
を有する。 前記従動ギヤ16のカム面19は、第8図に示
すヘツド支持板20の下面に植立された作動ピン
21と協働するもので、従動ギヤ16の回動とと
もにカム面19が回動することによつてヘツド支
持板20を前後方向に移動させる。前記ヘツド支
持板20は長孔22,22が案内軸22′,2
2′に組み合つてその移動が案内されるもので、
上面には消去ヘツド23及び録音再生ヘツド24
が設けられて常時復帰スプリング25によつて図
示の不作動位置に附勢されている。 前記従動ギヤ16の他面には、一部が開放した
略円状の第1制御突壁26が設けられると共に第
2制御突壁27が形成されており、該第2制御突
壁27には第1及び第2傾斜面28a,28bが
設けられている。 29は軸30を中心にして回動可能に設けられ
スプリング31にて反時計方向に附勢された第1
阻止レバーで、該阻止レバー29の一端は軸32
を中心にして回動可能に設けられた回動レバー3
3と対向し、又阻止レバー29の他端は前記伝達
ギヤ9の突軸8と対向している。 34は停止モードから再生モードへの切換時に
トリガー動作状態となるプランジヤで、該プラン
ジヤ34は吸引動作時に前記回動レバー33を反
時計方向に回動する。35は軸36を中心にして
回動可能に設けられスプリング37にて反時計方
向に附勢された第2阻止レバーで、該阻止レバー
35の一端は前記従動ギヤ16の第1制御突壁2
6と対向し、又該阻止レバー35の他端は前記伝
達ギヤ9の突軸8と対向している。 38は軸39を中心にして回動可能に設けられ
スプリング40にて反時計方向に附勢された起動
レバーで、該起動レバー38の先端に設けられた
突起38aは前記従動ギヤ16の第2制御突壁2
7の内面に対向している。 41は軸42を中心にして回動可能に設けられ
スプリング43にて反時計方向に附勢された係止
レバーで、該係止レバー41の一端は前記回動レ
バー33と対向し、又該係止レバー41の第1の
他端41aは従動ギヤ16に設けられた第1係止
突起44と対向し、第2の他端41bは同じく従
動ギヤ16に設けられた第2係止突起45又は前
記第1係止突起44と対向するようになつてい
る。 46は軸47を中心にして回動可能に設けられ
スプリング48にて反時計方向に附勢されたロツ
クレバーで、該ロツクレバー46の一端に形成さ
れたロツク片49は上記ヘツド支持板20の下面
に植立されたロツク用突ピン50と対向し、又該
ロツクレバー46の他端51は前記従動ギヤ16
に設けられたロツク解除用突起52と対向するよ
うになつている。 53は外部から手動操作によつて前記ロツクレ
バー46を操作するための操作レバーで、軸54
を中心にして回動可能に設けられている。 ここで、前述の従動ギヤ16の第1欠歯部17
a及び第2欠歯部17bと、第1制御突壁26及
び第2制御突壁27と、第1係止突起44及び第
2係止突起45と、ロツク解除用突起52につい
て、今少し説明する。 即ち、第1図に示すように駆動ギヤ15に対し
て従動ギヤ16の第1欠歯部17aが対向してい
る時が停止モードであり、この時第1制御突壁2
6の開放部分に第2阻止レバー35が位置して伝
達ギヤ9の揺動を許容し、第1係止突起44に対
して係止レバー41の第1の他端41aが係合し
て従動ギヤ16の回転を止め、第2制御突壁27
の第1傾斜面28aに起動レバー38の突起38
aが衝接して従動ギヤ16に反時計方向の回転力
を附与し、ロツク解除用突起52はロツクレバー
46の他端51と当接しない位置にある。 次に第4図に示すように駆動ギヤ15に対して
従動ギヤ16の第2欠歯部17bが対向している
時が再生モードであり、この時第1制御突壁26
に第2阻止レバー35の一端が当接して伝達ギヤ
9の揺動を阻止し、第1係止突起44に対して係
止レバー41の第2の他端41bが係合して従動
ギヤ16の回転を止め、第2制御突壁27の第2
傾斜面28bに起動レバー38の突起38aが衝
接して従動ギヤ16に反時計方向の回転力を附与
し、ロツク解除用突起52はロツクレバー46の
他端51と当接可能位置にある。 尚、鎖線で示す55はカセツトである。 本考案装置は上述のように構成されており、以
下その動作について説明する。 第1図は停止モードであり、従動ギヤ16は起
動レバー38によつて反時計方向の回転力が与え
られている。しかし該従動ギヤ16はその第1係
止突起44が係止レバー41の第1の他端41a
と係合しているため、第1欠歯部17aが駆動ギ
ヤ15に対向しており、この状態でフライホイー
ル4、駆動ギヤ15が回転しても従動ギヤ16に
は回転力が伝達されない。 次に前述の停止モードにおいて再生操作を行な
いプランジヤ34が吸引動作すると、回動レバー
33が軸32を中心として反時計方向へ回動す
る。この時該回動レバー33は係止レバー41の
一端と係合し、該係止レバー41が時計方向へ回
動するため、従動ギヤ16の第1係止突起44に
対する第1の他端41aの係合が外れ、その結果
従動ギヤ16は起動レバー38の附勢力によつて
反時計方向に回動し、駆動ギヤ15に対して噛合
する。 この時、前記回動レバー33は第1阻止レバー
29を時計方向に回動し、該第1阻止レバー29
は伝達ギヤ9の突軸8に衝接し、該伝達ギヤ9が
中間プーリ3の時計方向への回転に伴い巻取リー
ル台ギヤ10に対して噛合する方向に揺動するの
を阻止する(第2図参照)。 然るに、その後プランジヤ34の吸引動作が終
了するも、従動ギヤ16は駆動ギヤ15の時計方
向の回転によつて反時計方向に回動することとな
る。この時、係止レバー41はスプリング43に
よつて反時計方向に回動復帰し、又第1阻止レバ
ー29もスプリング31によつて反時計方向に回
動復帰する。一方第2阻止レバー35は従動ギヤ
16の第1制御突壁26に衝接して時計方向に回
動し、その他端が伝達ギヤ9の突軸8に衝接して
その揺動を阻止する。更に従動ギヤ16のカム面
19は第8図に示すヘツド支持板20の作動ピン
21と係合関係となる(第3図参照)。 従つて従動ギヤ16が回動している間、伝達ギ
ヤ9は第2阻止レバー35によつてその揺動が阻
止されており、同時にカム面19と作動ピン21
の係合関係によつてヘツド支持板20はスプリン
グ25に抗して前進移動する。そして従動ギヤ1
6の第2欠歯部17bが駆動ギヤ15と対向する
と、該従動ギヤ16への回転力が断たれ、同時に
従動ギヤ16の第1係止突起44が係止レバー4
1の第2の他端41bと係合しその回動が止めら
れることとなる。そしてカム面19に追従してい
た作動ピン21を介してヘツド支持板20は完全
に前進移動した作動位置に設定されることとな
り、この時該ヘツド支持板20のロツクピン50
がロツクレバー46のロツク片49にロツクされ
てヘツド支持板20の作動位置が保持される(第
4図参照)。 斯る状態でヘツド支持板20上の録音再生ヘツ
ド24をカセツト55内のテープに接触させて、
再生モードを得ることが出来る。 次に第4図に示す再生モードにおいて、再びプ
ランジヤ34が吸引動作するならば、回動レバー
33が反時計方向に回動され、それに伴い係止レ
バー41が時計方向に回動して第2の他端41b
が第1係止突起44との係合から外れ、起動レバ
ー38の先端の突起38aが第2制御突壁27の
第2傾斜面28bを押圧し、その結果従動ギヤ1
6は反時計方向に僅か回動してその第2欠歯部1
7bから駆動ギヤ15に噛合して反時計方向に回
動する(第5図参照)。この従動ギヤ16の回動
によつてロツク解除用突起52がロツクレバー4
6の他端51と衝接して該ロツクレバー46を時
計方向に回動する。従つてロツクレバー46のロ
ツク片49がヘツド支持板20のロツクピン50
から離間することとなり(第6図参照)、一方、
作動ピン21がカム面19の最大径部から最少径
部に対向することとなるので、ヘツド支持板20
はスプリング25の附勢力によつて作動位置より
後退移動し不作動位置に復帰する。 そして従動ギヤ16は第1欠歯部17aが駆動
ギヤ15と対向する。この時従動ギヤ16の第2
制御突壁27と起動レバー38が衝接しているの
で、駆動ギヤ15からの動力伝達がなくなる前に
起動レバー38によつて従動ギヤ16は反時計方
向の回転力が与えられる。 しかしながら、この間プランジヤ34を吸引動
作させておくことによつて係止レバー41が時計
方向に回動したまゝなので、従動ギヤ16の第2
係止突起45が係止レバー41の第2の他端41
bに係合して従動ギヤ16はその回動が止められ
ることとなる(第7図参照)。 次に斯る状態の後にプランジヤ34を不作動に
すると、回動レバー33を介して係止レバー41
が反時計方向に回動復帰し、第2の他端41bが
第2係止突起45との係合から外されることとな
り、従動ギヤ16は起動レバー38の附勢力によ
つて反時計方向に回動する。斯る従動ギヤ16の
回動は第1欠歯部17aの欠歯範囲内で行なわ
れ、第1係止突起44が係止レバー41の第1の
他端41aに対して係合することによつて止ま
り、第1図に示す停止モードとなる。 本考案は上述したように停止モードから再生モ
ードに、又再生モードから停止モードに切換えら
れるものであるが、本考案の場合フライホイール
4の回転力とリール駆動用の伝達ギヤ9の回転力
を同一のモータ1を利用して行ない、そして前述
の如く早送り又は巻戻しモードをモータ1の反転
によつて切換えるようにしている。 従つて第1図に示す停止モードにおいて、モー
タ1が回転するとその回転方向によつて伝達ギヤ
9が左右に揺動し巻取リール台ギヤ10又は供給
リール台ギヤ11に噛合して早送りモード又は巻
戻しモードとなる。 つまり、停止モードから再生モードに、又再生
モードから停止モードに移行するべく従動ギヤ1
6が回転中に伝達ギヤ9が揺動し巻取リール台ギ
ヤが回転すると、テープが誤つて巻取られるとい
う不都合が生ずる。 そこで本考案においては従動ギヤ16に第1制
御突壁26を設け、該従動ギヤ16の回動中に第
2阻止レバー35を時計方向に回動させることに
よつて、該レバーにて伝達ギヤ9の揺動を阻止す
ることが出来るので、従動ギヤ16の回動でヘツ
ド支持板20が前進移動する間巻取リール台ギヤ
が回転するのを防止することが出来る。しかし再
生操作を行ないプランジヤ34が吸引動作した直
後においては第1阻止レバー29にて伝達ギヤ9
の揺動を阻止することが出来る。 一方、再生モードから停止モードに移行する時
には、従動ギヤ16が回動してヘツド支持板20
のロツクが解除されて後退移動し不作動位置に復
帰する間、プランジヤ34を吸引動作しておく事
により第1阻止レバー29にて伝達ギヤ9の揺動
を阻止し巻取リール台ギヤ10が回転するのを防
止することが出来る。 (ヘ) 考案の効果 本考案装置は上述したように構成されているの
で、駆動ギヤによつて選択的に大きな所要角度だ
け回動する従動ギヤによりヘツド支持板を軽快且
つ円滑に作動位置に前進移動させてロツクレバー
にてロツクすることが出来ると同時に、そのロツ
クレバーを前記従動ギヤの小さな所要角度の回動
により解除動作させることが出来るので、ヘツド
支持板の作動位置のロツクを解除する時従動ギヤ
に対して大きな力が印加されておらず、このため
従動ギヤの回動を円滑に行なわせることが出来る
ものである。 従つて軽い力で従動ギヤを回動させることが出
来るので、従動ギヤを駆動ギヤに噛合させるため
の起動装置としてのプランジヤを小容量のもので
構成し得、電池を電源としたポータブルテープレ
コーダーに実施して実用的なものである。
図は本考案装置を示し、第1図は停止モードの
平面図、第2図は停止モードからプランジヤ吸引
直後の状態の平面図、第3図は再生モード移行中
の従動ギヤと駆動ギヤの噛合状態の平面図、第4
図は再生モードの平面図、第5図は再生モードか
らプランジヤ吸引直後の状態の平面図、第6図は
停止モード移行中の従動ギヤと駆動ギヤの噛合状
態の平面図、第7図は停止モード直前の状態の平
面図、第8図はヘツド支持板と従動ギヤの関係を
示す平面図である。 1……モータ、15……駆動ギヤ、16……従
動ギヤ、19……カム面、52……ロツク解除部
材としての解除用ピン、17a……第1欠歯部、
17b……第2欠歯部、34……起動手段として
のプランジヤ、20……ヘツド支持板、21……
作動ピン、46……ロツクレバー。
平面図、第2図は停止モードからプランジヤ吸引
直後の状態の平面図、第3図は再生モード移行中
の従動ギヤと駆動ギヤの噛合状態の平面図、第4
図は再生モードの平面図、第5図は再生モードか
らプランジヤ吸引直後の状態の平面図、第6図は
停止モード移行中の従動ギヤと駆動ギヤの噛合状
態の平面図、第7図は停止モード直前の状態の平
面図、第8図はヘツド支持板と従動ギヤの関係を
示す平面図である。 1……モータ、15……駆動ギヤ、16……従
動ギヤ、19……カム面、52……ロツク解除部
材としての解除用ピン、17a……第1欠歯部、
17b……第2欠歯部、34……起動手段として
のプランジヤ、20……ヘツド支持板、21……
作動ピン、46……ロツクレバー。
Claims (1)
- モータにより回転力が与えられている駆動ギヤ
と、カム面およびロツク解除部材を有すると共に
第1及び第2欠歯部を隣接して有する従動ギヤ
と、該従動ギヤを前記駆動ギヤと噛合させるため
の起動手段と、前記従動ギヤのカム面に関連し復
帰スプリングに抗して前進移動するヘツド支持板
と、前記ヘツド支持板の前進移動した作動位置を
ロツクするロツクレバーとを具備し、前記従動ギ
ヤが第1欠歯部から駆動ギヤに噛合し第2欠歯部
が駆動ギヤに対向する位置に至るまでの大きな回
動範囲に応じて前記カム面はヘツド支持板を不作
動位置から前進移動させて前記ロツクレバーにて
作動位置にロツクし、又前記従動ギヤが第2欠歯
部から駆動ギヤに噛合し第1欠歯部が駆動ギヤに
対向する位置に至るまでの小さな回動範囲に応じ
て前記ロツク解除部材はロツクレバーによるヘツ
ド支持板のロツクを解除し、該ヘツド支持板を作
動位置から復帰スプリングにて不作動位置に後退
移動させるように構成したことを特徴とするテー
プレコーダーのヘツド支持板制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1560284U JPS60127643U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | テ−プレコ−ダ−のヘツド支持板制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1560284U JPS60127643U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | テ−プレコ−ダ−のヘツド支持板制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60127643U JPS60127643U (ja) | 1985-08-27 |
JPH0341293Y2 true JPH0341293Y2 (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=30501589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1560284U Granted JPS60127643U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | テ−プレコ−ダ−のヘツド支持板制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60127643U (ja) |
-
1984
- 1984-02-06 JP JP1560284U patent/JPS60127643U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60127643U (ja) | 1985-08-27 |
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