JPS61155880A - Gps受信装置 - Google Patents
Gps受信装置Info
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- JPS61155880A JPS61155880A JP59274943A JP27494384A JPS61155880A JP S61155880 A JPS61155880 A JP S61155880A JP 59274943 A JP59274943 A JP 59274943A JP 27494384 A JP27494384 A JP 27494384A JP S61155880 A JPS61155880 A JP S61155880A
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- Japan
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- circuit
- error
- clock
- counter
- computer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野J
この発明はグローバルボジショニングシステム(以下G
PSと省略する)の受信装置に関する。
PSと省略する)の受信装置に関する。
[従来技術の説明]
従来のGPS受信装置としては第5図に示すようなもの
がある。
がある。
第5図において、1は衛星からの信号を受信するアンテ
ナ、3は受信電波の増幅、周波数変換を行うRFフロン
トエンド、5は中間周波を増幅するIFアンプ、7は航
法データ検出装置であり4個の衛星からの航法データを
それぞれ検出する4個のチャンネルCHI、CH2、C
H3、CH4を有し、チャンネルCH1はPN符号発生
器9、該PN符号発生器9により発生されるPN符号に
基いて信号のスペクトラム逆拡散を行う復調回路11、
ローパスフィルタ13、及び、同期回路15、並びに、
航法データ検出回路17を有している。チャンネルCH
2及びCH3並びにCH4の構成もチャンネルCH1と
同様である。
ナ、3は受信電波の増幅、周波数変換を行うRFフロン
トエンド、5は中間周波を増幅するIFアンプ、7は航
法データ検出装置であり4個の衛星からの航法データを
それぞれ検出する4個のチャンネルCHI、CH2、C
H3、CH4を有し、チャンネルCH1はPN符号発生
器9、該PN符号発生器9により発生されるPN符号に
基いて信号のスペクトラム逆拡散を行う復調回路11、
ローパスフィルタ13、及び、同期回路15、並びに、
航法データ検出回路17を有している。チャンネルCH
2及びCH3並びにCH4の構成もチャンネルCH1と
同様である。
同じく第5図において19は時計、21はメインコンピ
ュータを示し、時計19はその内部に発振回路23とこ
の発振回路23からのパルス信号を計数し該計数が所定
数に達すればクロックを発生するカウンタ25とを有し
ている。
ュータを示し、時計19はその内部に発振回路23とこ
の発振回路23からのパルス信号を計数し該計数が所定
数に達すればクロックを発生するカウンタ25とを有し
ている。
第6図は時計19の詳細図を示し、時計19は201’
lS単位のクロックを発生するbOMHzの発振回路2
3と、発振回路23のクロックを50パルスカウントし
て、1000ns(1μs)単位のりOツクを発生する
カウンタ25aと、カウンタ25aのクロックを100
0パルスカウントして1000μs(ig+s)単位の
クロックを発生するカウンタ25bと、カウンタ25b
のクロックを1000パルスカウントして、10010
0O1sec )単位のクロックを発生するカウンタ2
5Cとを有している。
lS単位のクロックを発生するbOMHzの発振回路2
3と、発振回路23のクロックを50パルスカウントし
て、1000ns(1μs)単位のりOツクを発生する
カウンタ25aと、カウンタ25aのクロックを100
0パルスカウントして1000μs(ig+s)単位の
クロックを発生するカウンタ25bと、カウンタ25b
のクロックを1000パルスカウントして、10010
0O1sec )単位のクロックを発生するカウンタ2
5Cとを有している。
なお、27は航法データ検出装置7及びメインコンピュ
ータ21並びに時計19を相互に接続するバスを示す。
ータ21並びに時計19を相互に接続するバスを示す。
上記構成のGPS受信装置において、各チャンネルCH
1〜CH4は所定のタイミングで4個のII星から送ら
れてくる航法データをそれぞれ航法データ検出回路7で
捉え、各衛星から送られてくる航法データの解析を行っ
ている。
1〜CH4は所定のタイミングで4個のII星から送ら
れてくる航法データをそれぞれ航法データ検出回路7で
捉え、各衛星から送られてくる航法データの解析を行っ
ている。
第7図は地球中心をOとする球座標系の説明図である。
第7図において8衛uszt−1〜4)の位置pi(r
i、θ1、φi)は、各衛星は自己の発射する電波にそ
の位置情報を乗せているので上記の航法データ検出回路
7でこれを検出することにより知ることができる。
i、θ1、φi)は、各衛星は自己の発射する電波にそ
の位置情報を乗せているので上記の航法データ検出回路
7でこれを検出することにより知ることができる。
一方、メインコンピュータ21は各チャンネルCH1〜
CH4に入力されてくる航法データの伝搬遅延時間Δt
diを知ることにより各衛星とGPS受信装置との距離
fLiを求めることができる。
CH4に入力されてくる航法データの伝搬遅延時間Δt
diを知ることにより各衛星とGPS受信装置との距離
fLiを求めることができる。
即ち、各衛星毎の電搬遅延時間△tdiを知り、これに
光速Cを乗じ上記吏iを求めることができる。
光速Cを乗じ上記吏iを求めることができる。
ここで、各衛星からの電波は原子時計を用いて正確なタ
イミングで発射されるのに対し、GPS受信装置の時計
19は経済上の観点から原子時計を用いることができず
、必然的にずれを有するので、上記電搬遅延時間Δtd
iは計測結果△tiからオフセットタイムΔtuを差し
引いたΔti−Δ【Uとしなければならず未知数Δtu
を含むことになる。
イミングで発射されるのに対し、GPS受信装置の時計
19は経済上の観点から原子時計を用いることができず
、必然的にずれを有するので、上記電搬遅延時間Δtd
iは計測結果△tiからオフセットタイムΔtuを差し
引いたΔti−Δ【Uとしなければならず未知数Δtu
を含むことになる。
そこで、受信点の位置(未知数はr、θ、φの3つ)を
知るために、上記未知数Δtuを含めた4つの未知数に
対し衛星と、受信点との距離liに関して4元の連立方
程式を立て、受信点位置と時計のオフセットタイムΔt
uを同時に求めるようにしている。
知るために、上記未知数Δtuを含めた4つの未知数に
対し衛星と、受信点との距離liに関して4元の連立方
程式を立て、受信点位置と時計のオフセットタイムΔt
uを同時に求めるようにしている。
しかし、上記の如く4元連立方程式を立てることにより
時計のオフセットタイムは補正されるが、即ち、時計の
基準時刻は判明するが、受信装置の時計そのものにはな
お誤差が存在するので、8衛ISiを中心どし、半径吏
1でそれぞれ描かれる4つの球(第7図参照)は必ずし
も1点で交わらない。
時計のオフセットタイムは補正されるが、即ち、時計の
基準時刻は判明するが、受信装置の時計そのものにはな
お誤差が存在するので、8衛ISiを中心どし、半径吏
1でそれぞれ描かれる4つの球(第7図参照)は必ずし
も1点で交わらない。
そこで、従来は通常の誤差に加えてこれら誤差を取り除
くため演算回数を割り増しし多数の繰り返し演算を行う
ことで誤差の影響を避けようとしているが、この繰り返
し演算はホストコンピュータの専有率を多大とすると共
に上記時計の誤差は定常的なもの、いわば第2のオフセ
ットタイムとでも呼ばる性質のものであるから演算回数
を増加したとしてもこれを全て取り除くことは不可能で
あった。
くため演算回数を割り増しし多数の繰り返し演算を行う
ことで誤差の影響を避けようとしているが、この繰り返
し演算はホストコンピュータの専有率を多大とすると共
に上記時計の誤差は定常的なもの、いわば第2のオフセ
ットタイムとでも呼ばる性質のものであるから演算回数
を増加したとしてもこれを全て取り除くことは不可能で
あった。
なお、GPS受信装置は、例えば経路誘導装置等、と組
み合わされナビゲーションシステムとして、用いられる
のであるが、この場合、上記の如き多数のくり返しの演
算は他の装置と共用されるべきホストコンピュータの専
有率を大とするのでシステム全体の効率を低下させる恐
れもあった。
み合わされナビゲーションシステムとして、用いられる
のであるが、この場合、上記の如き多数のくり返しの演
算は他の装置と共用されるべきホストコンピュータの専
有率を大とするのでシステム全体の効率を低下させる恐
れもあった。
[発明の目的]
この発明は上記問題点を改善し、内蔵発振器が誤差を有
するものであっても測位演算を正確、迅速に行わせるこ
とのできるGPS受信装置を提供することを目的とする
。
するものであっても測位演算を正確、迅速に行わせるこ
とのできるGPS受信装置を提供することを目的とする
。
[発明の構成]
上記目的は、GPS受信装置に、受信電波の所定周期に
同期して内蔵発振器の誤差を検出する誤差検出手段と、
該誤差検出手段の検出誤差に応じ前記発振器の前記誤差
を補正する誤差補正手段とを有せしめることにより達成
される。
同期して内蔵発振器の誤差を検出する誤差検出手段と、
該誤差検出手段の検出誤差に応じ前記発振器の前記誤差
を補正する誤差補正手段とを有せしめることにより達成
される。
即ち、上記構成により、内蔵発振器は原子時計と同程度
の正確さに補正されるので、この発振器を用いて行うG
PS受信装置の演算も正確なものとなり従来のごとき余
計の繰り返し演算を要することなく迅速正確な測位演算
が可能となる。
の正確さに補正されるので、この発振器を用いて行うG
PS受信装置の演算も正確なものとなり従来のごとき余
計の繰り返し演算を要することなく迅速正確な測位演算
が可能となる。
[実施例の説明]
以下、この発明について実施例を挙げ詳細に説明する。
第1図にGPS受信装置のブロック図を示した。
第1図中、第4図で示した構成部材と同一機能を果す部
材には同一の参照符号を付して示している。
材には同一の参照符号を付して示している。
時計29の第1カウンタ25は第5図で示したカウンタ
25と同一機能を有するカウンタであるが、ここではこ
れを第1のカウンタと呼ぶことにする。第2カウンタ3
1、及び、補正回路33はこの発明を実施するため特に
設けられたものであるが、この詳細な構成は後述するこ
ととし、先ず、衛星から送られてくる航法データの受信
方式を第2図を参照して詳述しておく。
25と同一機能を有するカウンタであるが、ここではこ
れを第1のカウンタと呼ぶことにする。第2カウンタ3
1、及び、補正回路33はこの発明を実施するため特に
設けられたものであるが、この詳細な構成は後述するこ
ととし、先ず、衛星から送られてくる航法データの受信
方式を第2図を参照して詳述しておく。
第2図■〜■は第7図に示した衛星S1の送信電波を示
し、第2図■〜■は衛星S2の送信電波を示している。
し、第2図■〜■は衛星S2の送信電波を示している。
第7図で示した衛星S1、S2から送られてくる航法デ
ータD+ 、D2は50 bpsで変化する符号である
。この航法データOs 、D2に第2図■■に示した1
、023Mbpsの衛星固有のPN(P usued
Randam N oise)符号PN+ 、PN
2が乗算され第2図■、■に示したC/A[Coars
e / A quision ]信号OA+ 、CA2
が作られている。C/A信号は1575.42M)I2
で更に変調され衛星S+ 、32から送信されている。
ータD+ 、D2は50 bpsで変化する符号である
。この航法データOs 、D2に第2図■■に示した1
、023Mbpsの衛星固有のPN(P usued
Randam N oise)符号PN+ 、PN
2が乗算され第2図■、■に示したC/A[Coars
e / A quision ]信号OA+ 、CA2
が作られている。C/A信号は1575.42M)I2
で更に変調され衛星S+ 、32から送信されている。
今、例えば、第1図に示したチャンネルCH1について
考えると、復調回路11に入るC/A信号は第2図■に
示した衛星S1のC/A信号CA+ と衛星S2のC/
A信号CA2の合成信号であるので、PN符号発生器1
9で発生されたSlのPN符号PN+を復調回路11で
信号CA+及びCA2に掛は合わすと、第2図■に示し
た合成信号MX+、MX+’ができる。そしてこれらの
合成信号をローパスフィルタ13に通すことで、衛星S
1の航法データMX+ (−D+ )を取り出すこと
ができる。同様に衛IJSzについてもチャンネルCH
2で航法データMX2 (−D2 )を取り出すこと
ができる。取り出した航法データMX+ 、MX2はメ
インコンピュータ5に送られ、位置計算が行なわれる。
考えると、復調回路11に入るC/A信号は第2図■に
示した衛星S1のC/A信号CA+ と衛星S2のC/
A信号CA2の合成信号であるので、PN符号発生器1
9で発生されたSlのPN符号PN+を復調回路11で
信号CA+及びCA2に掛は合わすと、第2図■に示し
た合成信号MX+、MX+’ができる。そしてこれらの
合成信号をローパスフィルタ13に通すことで、衛星S
1の航法データMX+ (−D+ )を取り出すこと
ができる。同様に衛IJSzについてもチャンネルCH
2で航法データMX2 (−D2 )を取り出すこと
ができる。取り出した航法データMX+ 、MX2はメ
インコンピュータ5に送られ、位置計算が行なわれる。
従来例でも示したように、−変位置演算が行われると、
位置のほかに受信装置の時計のオフセットタイムΔtu
が判明するのでこの誤差分だけ時計を進ませ又は遅らせ
る。この時点で時計は正確な時間を表示するが発振回路
23が正確でないためすぐにずれてしまう。
位置のほかに受信装置の時計のオフセットタイムΔtu
が判明するのでこの誤差分だけ時計を進ませ又は遅らせ
る。この時点で時計は正確な時間を表示するが発振回路
23が正確でないためすぐにずれてしまう。
例えば、発振回路の周波数が50MH2、その誤差が2
0p−だったとする。衛星から受信位置までの距離を4
万に腸とすると衛星から送信された信号が受信装置に到
達するまでに12013かかり、この間に時計は120
s s x2Elpm (240ns) (距離に換
算して62醜)ずれてしまう。言い換えれば、時計のオ
フセットタイムが除去され新たな時計の基準時刻が生成
されたとしても、この基準点から計測される伝搬遅延時
間の計測は計測途中でずれてじまい、上記例では距離に
換算して62−のずれとなるということである。
0p−だったとする。衛星から受信位置までの距離を4
万に腸とすると衛星から送信された信号が受信装置に到
達するまでに12013かかり、この間に時計は120
s s x2Elpm (240ns) (距離に換
算して62醜)ずれてしまう。言い換えれば、時計のオ
フセットタイムが除去され新たな時計の基準時刻が生成
されたとしても、この基準点から計測される伝搬遅延時
間の計測は計測途中でずれてじまい、上記例では距離に
換算して62−のずれとなるということである。
時計のずれが少なければ測位精度は向上すると共に位置
計算時間が短かくなりメインコンピュータ21の専有率
を低下させることができるのでシステム効率を向上させ
ることができるのである。
計算時間が短かくなりメインコンピュータ21の専有率
を低下させることができるのでシステム効率を向上させ
ることができるのである。
そこで上記時計のずれの誤差補正を次のようにして行う
ようにしている。
ようにしている。
第3図に時計29の詳細図を示した。第1カウンタ25
.は従来例で示したと同様のカウンタ25a 、25b
、25cを有しているが、従来例と異なり、カウンタ
25aへの入力は発振回路23から直接ではなく、補正
回路33を介して入力される。補正回路33からの2O
n3単位のクロックは目線L1を介してメインコンピュ
ータに送られると共にカウンタ25a 、25b 、2
5cからの1μs、Ies、1sec単位のクロックも
それぞれ回JliL2.L3 、L4を介してメインコ
ンピュータに送られる。
.は従来例で示したと同様のカウンタ25a 、25b
、25cを有しているが、従来例と異なり、カウンタ
25aへの入力は発振回路23から直接ではなく、補正
回路33を介して入力される。補正回路33からの2O
n3単位のクロックは目線L1を介してメインコンピュ
ータに送られると共にカウンタ25a 、25b 、2
5cからの1μs、Ies、1sec単位のクロックも
それぞれ回JliL2.L3 、L4を介してメインコ
ンピュータに送られる。
第2カウンタ31はメインコンピュータ21の指令によ
り発振回路23の出力パルスをカウントする。補正回路
33はメインコンピュータ21の指令により発振回路2
3の出力パルスに所定のパルス信号を追加したり又は削
除したりする。
り発振回路23の出力パルスをカウントする。補正回路
33はメインコンピュータ21の指令により発振回路2
3の出力パルスに所定のパルス信号を追加したり又は削
除したりする。
ところで、衛星から送られて来るC/A信号のPN符号
は1.023Mbpsで1023ビツトの長さを持つ。
は1.023Mbpsで1023ビツトの長さを持つ。
つまり、1周期が1msで正確にくり返されている。そ
して受信装置のPN符号発生器9も衛星のPN符号に同
期しているため正確に1周期が11Sになっている。従
って、PN符号発生器9が発生させたPN符号の数(周
期の数)Nを数えることでNapsの正確な時間を知る
ことができる。
して受信装置のPN符号発生器9も衛星のPN符号に同
期しているため正確に1周期が11Sになっている。従
って、PN符号発生器9が発生させたPN符号の数(周
期の数)Nを数えることでNapsの正確な時間を知る
ことができる。
そこで、メインコンピュータ21で正確な時間としてP
N符号の数Nを1000回カウントさせると共に第2カ
ウンタ31で発振回路23の出力パルスをカウントする
。ここに、発振回路23の周波数が正確に50MH2で
あれば1秒間当りのカウント値CTは50,000.0
00となるはずであるが、実際には誤差ΔCTを有する
。よって、この誤差ΔCTをメインコンピュータ21で
計算し、補正回路33に補正信号を送るようにする。補
正回路33はメインコンピュータ21から送られてきた
補正信号に従って、発振回路23のクロックパルスにパ
ルスを追加または除去しカウンタ25aに送る。これに
より発振回路23の誤差は補正され時計29は正確な時
刻を示すことになる。
N符号の数Nを1000回カウントさせると共に第2カ
ウンタ31で発振回路23の出力パルスをカウントする
。ここに、発振回路23の周波数が正確に50MH2で
あれば1秒間当りのカウント値CTは50,000.0
00となるはずであるが、実際には誤差ΔCTを有する
。よって、この誤差ΔCTをメインコンピュータ21で
計算し、補正回路33に補正信号を送るようにする。補
正回路33はメインコンピュータ21から送られてきた
補正信号に従って、発振回路23のクロックパルスにパ
ルスを追加または除去しカウンタ25aに送る。これに
より発振回路23の誤差は補正され時計29は正確な時
刻を示すことになる。
メインコンピュータ21の行う時計の補正処理を第4図
フローチャートに示した。
フローチャートに示した。
メインコンピュータ21はステップ403で補正処理の
開始を知り、以下の補正処理に入る。なお、以下の補正
処理の演算はメインコンピュータ21の空き時間を利用
して間欠的に行うことができる。
開始を知り、以下の補正処理に入る。なお、以下の補正
処理の演算はメインコンピュータ21の空き時間を利用
して間欠的に行うことができる。
ステップ405でPN符号の数をカウント開始すると共
に、同時に、第1図に示した第2カウンタ31をステッ
プ407でスタートさせ、この第2カウンタ31で発振
回路23の発振パルスをカウントさせる。
に、同時に、第1図に示した第2カウンタ31をステッ
プ407でスタートさせ、この第2カウンタ31で発振
回路23の発振パルスをカウントさせる。
ステップ409はPN符号の数が所定数Nであるか否か
の判断を示す。この所定数Nは測定したい時lltとP
N符号の周期Tとの比t/Tで予め定められている。本
例ではN−1000でありtはi seaである。
の判断を示す。この所定数Nは測定したい時lltとP
N符号の周期Tとの比t/Tで予め定められている。本
例ではN−1000でありtはi seaである。
ステップ409で上記所定回数Nが判断されるとステッ
プ411へ移り、第2カウンタ31の測定値Cと真値と
を比較する。真値とは発振回路23にずれがなかった場
合に第2カウンタがカウントしたであろう数CTOであ
り、本例では50MH2である。ここに、ずれΔCTが
生じていたとする。このずれΔCTは実際には、数10
乃至数百程度の値である。
プ411へ移り、第2カウンタ31の測定値Cと真値と
を比較する。真値とは発振回路23にずれがなかった場
合に第2カウンタがカウントしたであろう数CTOであ
り、本例では50MH2である。ここに、ずれΔCTが
生じていたとする。このずれΔCTは実際には、数10
乃至数百程度の値である。
ステップ411でずれΔCTが演算されるとステップ4
13へ移り補正量が決定される。補正量は、ずれΔCT
を均等に時間配分し、発振回路23の出力パルスに1/
ΔCT秒当り1回のパルスを追加又は除去すれば、この
追加又は削除された出力パルスで1秒当り上記真値を出
力するよう演算して決定される。
13へ移り補正量が決定される。補正量は、ずれΔCT
を均等に時間配分し、発振回路23の出力パルスに1/
ΔCT秒当り1回のパルスを追加又は除去すれば、この
追加又は削除された出力パルスで1秒当り上記真値を出
力するよう演算して決定される。
ステップ415はステップ413で定めた補正量を第1
図に示した補正回路33で実行させるものである。なお
、この実行に際してはメインコンピュータ21が次の補
正処理の演算を行うまでの間以後自動的に決定された補
正値で補正するようにすることができる。つまり、一般
に、発振回路のずれは温度の変化或いは劣化等により生
ずるものであるので、上記補正量1/ΔCTはそれほど
の時間的変動を伴わないからである。
図に示した補正回路33で実行させるものである。なお
、この実行に際してはメインコンピュータ21が次の補
正処理の演算を行うまでの間以後自動的に決定された補
正値で補正するようにすることができる。つまり、一般
に、発振回路のずれは温度の変化或いは劣化等により生
ずるものであるので、上記補正量1/ΔCTはそれほど
の時間的変動を伴わないからである。
以上により、第1図に示した時計29はPN符号の周期
で補正され、原子時計と同等の正確なりロックを発生す
ることになる。因みに、ΔCT=+30とすれば、第3
図において回線L1を介して出力されるパルスは1/3
0秒当り1回のパルス除去処理が行われているので、こ
のパルス信号を用いて行った時間測定は正確なものとな
る。又、同様に回線L2 、L3 、から出力されるク
ロックも正確となり、回wAL4から出力されるクロッ
クは丁度正確に1秒となる。
で補正され、原子時計と同等の正確なりロックを発生す
ることになる。因みに、ΔCT=+30とすれば、第3
図において回線L1を介して出力されるパルスは1/3
0秒当り1回のパルス除去処理が行われているので、こ
のパルス信号を用いて行った時間測定は正確なものとな
る。又、同様に回線L2 、L3 、から出力されるク
ロックも正確となり、回wAL4から出力されるクロッ
クは丁度正確に1秒となる。
これにより第1図に示したGPS計測装置は航法データ
の検出を正確に行うことができ、迅速に正確な測位演算
を行うことができるようになる。
の検出を正確に行うことができ、迅速に正確な測位演算
を行うことができるようになる。
なお、上記実施例では正確な時間間隔を求めるためにP
N符号の周期を用いたがこれに限ることなく、航法デー
タD+ 、D2も1周期が正確に3O8であり、また航
法データの1フレーム(航法データは5つのフレームに
別れている)は正確に68なのでこれらの周期も使うこ
とができる。
N符号の周期を用いたがこれに限ることなく、航法デー
タD+ 、D2も1周期が正確に3O8であり、また航
法データの1フレーム(航法データは5つのフレームに
別れている)は正確に68なのでこれらの周期も使うこ
とができる。
また上記実施例では、4つの衛星の信号を4つのチャン
ネルで検出しているが、1つのチャンネルを時分割して
1つの衛星信号を検出する様な場合は測位計算の時間短
縮は特に有効となる。
ネルで検出しているが、1つのチャンネルを時分割して
1つの衛星信号を検出する様な場合は測位計算の時間短
縮は特に有効となる。
又、第4図ステップ413で発振回路23の補正量が求
められるのであるが、航法データの測定は発振回路23
からのクロックをそのまま用いて行いこの補正値を用い
て演算で補正することも可能である。この場合例えば伝
搬遅延時間が八tと測定されたとすれば、真の伝搬遅延
時間はΔt −CTo / (CTo+ΔCT)となる
。
められるのであるが、航法データの測定は発振回路23
からのクロックをそのまま用いて行いこの補正値を用い
て演算で補正することも可能である。この場合例えば伝
搬遅延時間が八tと測定されたとすれば、真の伝搬遅延
時間はΔt −CTo / (CTo+ΔCT)となる
。
以上の如くして補正された時計29はGPS衛星と同程
度の正確なものとなるのであるが、この時計29はメイ
ンコンピュータ21に提供され上述測位演算が行われる
のみならず、メインコンピュータ21を介し又は介さず
、他のクロック所要部分、例えば、各種同期回路、一般
時計、タイマ等に多用できることは勿論である。
度の正確なものとなるのであるが、この時計29はメイ
ンコンピュータ21に提供され上述測位演算が行われる
のみならず、メインコンピュータ21を介し又は介さず
、他のクロック所要部分、例えば、各種同期回路、一般
時計、タイマ等に多用できることは勿論である。
[発明の効果]
以上詳細に説明したように、この発明によれば、内蔵時
計を衛星の有する時計と同程度の誤差に補正することが
できるので、測位演算を迅速かつ正確に行うことのでき
るGPS受信装置を提供することができる。
計を衛星の有する時計と同程度の誤差に補正することが
できるので、測位演算を迅速かつ正確に行うことのでき
るGPS受信装置を提供することができる。
第1図〜第4図はこの発明の実施例を示し、第1図はG
PS受信装置の構成ブロック図、第2図は航法データの
タイムチャート、第3図は時計の詳細ブロック図、 第4図は時計の補正処理のフローチャートである。 第5図は従来のGPS受信装置の構成ブロック図、 第6図は第5図に示した時計の詳細ブロック図、第7図
はGPSの説明図である。 7・・・航法データ検出装置 23・・・50MHzの発′振回路 25・・・第1カウンタ 29・・・時計 31・・・第2カウンタ 33・・・補正回路
PS受信装置の構成ブロック図、第2図は航法データの
タイムチャート、第3図は時計の詳細ブロック図、 第4図は時計の補正処理のフローチャートである。 第5図は従来のGPS受信装置の構成ブロック図、 第6図は第5図に示した時計の詳細ブロック図、第7図
はGPSの説明図である。 7・・・航法データ検出装置 23・・・50MHzの発′振回路 25・・・第1カウンタ 29・・・時計 31・・・第2カウンタ 33・・・補正回路
Claims (1)
- 受信電波の所定周期を検出して内蔵発振器の誤差を検
出する誤差検出手段と、該誤差検出手段の検出誤差に応
じて前記発振器の前記誤差を補正する誤差補正手段とを
有して成るGPS受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59274943A JPS61155880A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | Gps受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59274943A JPS61155880A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | Gps受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61155880A true JPS61155880A (ja) | 1986-07-15 |
Family
ID=17548711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59274943A Pending JPS61155880A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | Gps受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61155880A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63273999A (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-11 | Furuno Electric Co Ltd | 情報伝送装置 |
JPS6446776U (ja) * | 1987-09-16 | 1989-03-22 | ||
JPH046411A (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-10 | Pioneer Electron Corp | 車両用ナビゲーション装置 |
JPH0856153A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-02-27 | Nec Corp | 周波数補正機能を有する発振回路 |
JP2004514877A (ja) * | 2000-05-08 | 2004-05-20 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 局部発振器周波数エラーを補正する方法及び装置 |
US9548744B2 (en) | 2014-08-18 | 2017-01-17 | Qualcomm Incorporated | Compensating for hysteretic characteristics of crystal oscillators |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP59274943A patent/JPS61155880A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63273999A (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-11 | Furuno Electric Co Ltd | 情報伝送装置 |
JPS6446776U (ja) * | 1987-09-16 | 1989-03-22 | ||
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JPH0856153A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-02-27 | Nec Corp | 周波数補正機能を有する発振回路 |
JP2004514877A (ja) * | 2000-05-08 | 2004-05-20 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 局部発振器周波数エラーを補正する方法及び装置 |
US9548744B2 (en) | 2014-08-18 | 2017-01-17 | Qualcomm Incorporated | Compensating for hysteretic characteristics of crystal oscillators |
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