JPS61153376A - ロ−ラ−ハ−スキルン - Google Patents
ロ−ラ−ハ−スキルンInfo
- Publication number
- JPS61153376A JPS61153376A JP27685084A JP27685084A JPS61153376A JP S61153376 A JPS61153376 A JP S61153376A JP 27685084 A JP27685084 A JP 27685084A JP 27685084 A JP27685084 A JP 27685084A JP S61153376 A JPS61153376 A JP S61153376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyance
- furnace
- roller
- chain
- hearth kiln
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、ローラーハースキルンの熱効率の改良に関す
る。
る。
[従来の構成とその問題点]
従来のローラーハースキルンは、第6図に示す如く、耐
火煉瓦等により一体的に形成したトンネル状の炉体31
と、搬送ローラ32,32・・・とからなる。
火煉瓦等により一体的に形成したトンネル状の炉体31
と、搬送ローラ32,32・・・とからなる。
各搬送ローラ32は、炉体31の両壁に適当な間隔をお
いて穿設された挿通孔に挿通され、それ自体の軸の回り
に自転自在であるが、炉体31の長手方向には不可動で
あるように配設されている。前記炉体31は、予熱帯E
、焼成帯F及び冷却帯Gに分割され、予熱帯Eの終端域
及び焼成帯Fの略々全域亘って適所にバーナー33.3
3・・・が設けられている。
いて穿設された挿通孔に挿通され、それ自体の軸の回り
に自転自在であるが、炉体31の長手方向には不可動で
あるように配設されている。前記炉体31は、予熱帯E
、焼成帯F及び冷却帯Gに分割され、予熱帯Eの終端域
及び焼成帯Fの略々全域亘って適所にバーナー33.3
3・・・が設けられている。
更に炉体31は、冷却帯Gの終端側へ打込んだ多量の冷
却用空気を焼成帯Fへ向って炉内移動させつつ高温度の
被焼成物34.34・・・を冷却し、高温度となった冷
却用空気を冷却帯Gの始端寄り適所から炉外へ排出する
と共に、焼成帯Fに配設されたバーナー33.33・・
・の燃焼排ガスを予熱帯Eへ向って炉内移動させて燃焼
排ガスの排熱回収をした後、低温度となった燃燐排気ガ
スを予熱帯Eの適所から炉外へ排出するように構成しで
ある。しかし、前記ローラハースキルンは、高温度とな
った多量の冷却用空気を炉外へ排出するため熱効率が非
常に低くなる欠点があった。
却用空気を焼成帯Fへ向って炉内移動させつつ高温度の
被焼成物34.34・・・を冷却し、高温度となった冷
却用空気を冷却帯Gの始端寄り適所から炉外へ排出する
と共に、焼成帯Fに配設されたバーナー33.33・・
・の燃焼排ガスを予熱帯Eへ向って炉内移動させて燃焼
排ガスの排熱回収をした後、低温度となった燃燐排気ガ
スを予熱帯Eの適所から炉外へ排出するように構成しで
ある。しかし、前記ローラハースキルンは、高温度とな
った多量の冷却用空気を炉外へ排出するため熱効率が非
常に低くなる欠点があった。
[発明の目的]
本発明は、上記欠点を解決するために熱効率の高いロー
ラーハースキルンの提供することを目的とするものであ
って、本出願人の出願に係る特願昭59−5099号及
び特願昭59−2413844の出願において提案され
た、自転及び公転移動可能な搬送ロールを備えたローラ
ーハースキルンの改良に係るものである。
ラーハースキルンの提供することを目的とするものであ
って、本出願人の出願に係る特願昭59−5099号及
び特願昭59−2413844の出願において提案され
た、自転及び公転移動可能な搬送ロールを備えたローラ
ーハースキルンの改良に係るものである。
[発明の構成]
本発明に係るローラーハースキルンの要旨は、後述の搬
送O−ラの送導を妨げない程度の高さ寸法の送導間隙を
設けて下半部と上半部とに分割された炉本体の左右両外
側で、該送導間隙と略々同じ高さ位置を該炉本体に沿っ
て移動するように張架された左右各1本のエンドレスチ
ェーンと、上記各エンドレスチェーンに定間隔で取着さ
れ、搬送ローラの両端を把持するチャッキング手段と、
該チャッキング手段のうち、左右いずれか一方のエンド
レスチェーンに取着したチャッキング手段に形成された
チェーンスプロケットからなる遊星装置と、前記エンド
レスチェーンの周回路のうち少なくとも前記炉本体の長
手外側全fRHに配され、前記遊星装置と噛合する第二
のチェーンを備えた太陽装置とから成るローラーハース
キルンにおいて、前記エンドレスチェーンは、前記搬送
ローラが炉本体の搬出側から搬入側へ向って公転移動す
るように駆動され、前記太陽装置の第二のチェーンは、
前記搬送ローラの搬送面が前記炉本体の搬入側から搬出
側へ向って前記エンドレスチェーンの公転移動速度より
も高速度で自転するように駆動されることである。
送O−ラの送導を妨げない程度の高さ寸法の送導間隙を
設けて下半部と上半部とに分割された炉本体の左右両外
側で、該送導間隙と略々同じ高さ位置を該炉本体に沿っ
て移動するように張架された左右各1本のエンドレスチ
ェーンと、上記各エンドレスチェーンに定間隔で取着さ
れ、搬送ローラの両端を把持するチャッキング手段と、
該チャッキング手段のうち、左右いずれか一方のエンド
レスチェーンに取着したチャッキング手段に形成された
チェーンスプロケットからなる遊星装置と、前記エンド
レスチェーンの周回路のうち少なくとも前記炉本体の長
手外側全fRHに配され、前記遊星装置と噛合する第二
のチェーンを備えた太陽装置とから成るローラーハース
キルンにおいて、前記エンドレスチェーンは、前記搬送
ローラが炉本体の搬出側から搬入側へ向って公転移動す
るように駆動され、前記太陽装置の第二のチェーンは、
前記搬送ローラの搬送面が前記炉本体の搬入側から搬出
側へ向って前記エンドレスチェーンの公転移動速度より
も高速度で自転するように駆動されることである。
この構成により、エンドレスチェーンの公転移動に伴な
い炉本体の搬出側から搬入側へ向って公転移動する搬送
ローラが、冷却帯を通過する闇に高温度の被焼成物を冷
却しつつ熱回収を行ない略々焼成温度まで昇温しで蓄熱
した後、焼成帯の低温域及び予熱帯を通過する間に放熱
して低温度の被焼成物を加熱する所謂蓄熱・放熱器の役
割を奏するので、冷却帯に持込む冷却用空気量の減少及
びバーナーの加熱負荷の減少が可能となり、ローラーハ
ースキルン全体の熱効率の向上を図ることが出来る。
い炉本体の搬出側から搬入側へ向って公転移動する搬送
ローラが、冷却帯を通過する闇に高温度の被焼成物を冷
却しつつ熱回収を行ない略々焼成温度まで昇温しで蓄熱
した後、焼成帯の低温域及び予熱帯を通過する間に放熱
して低温度の被焼成物を加熱する所謂蓄熱・放熱器の役
割を奏するので、冷却帯に持込む冷却用空気量の減少及
びバーナーの加熱負荷の減少が可能となり、ローラーハ
ースキルン全体の熱効率の向上を図ることが出来る。
[実施例の説明]
以下、本発明を第1図乃至第5図に示す実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
なお、以下の記載において、「前」とは第1図及び第5
図における左側を意味し、「後」とはこれらの図におけ
る右側をさす、また、「左」とは第2図及び第3図にお
ける左側を意味し、「右」とはこれらの図における右側
をさす。
図における左側を意味し、「後」とはこれらの図におけ
る右側をさす、また、「左」とは第2図及び第3図にお
ける左側を意味し、「右」とはこれらの図における右側
をさす。
焼成炉本体1は、第1図及び第2図に示す如く、被焼成
物の搬送方向である前後方向に数セクションに区画され
ている。夫々のセクションは、耐火煉瓦等で炉天井部3
a及び左右の炉mW上半部3b。
物の搬送方向である前後方向に数セクションに区画され
ている。夫々のセクションは、耐火煉瓦等で炉天井部3
a及び左右の炉mW上半部3b。
3bを一体に構成してなる上半炉体3と、同じく耐火煉
瓦等で炉底部2a及び左右の炉mW下半部2b。
瓦等で炉底部2a及び左右の炉mW下半部2b。
2bを一体に構成してなる下手炉体2とからなり、この
下手炉体3、下手炉体2との間には、両端間の長さ寸法
が下手炉体2の幅寸法よりも長い、磁器質等の搬送ロー
ラ4が、被焼成物の搬送方向と逆方向へ送導されるのを
妨げない程度の高さ寸法の間隙H(以下、搬送ローラ通
路Aという)が設定されている。前記下手炉体2は、第
2図に示す如く、強固に枠組みされたフレーム18の下
方横梁18a上に1!置されている。他方、上半炉体3
は、その上方がフレーム18の上方横梁18bに高さ調
節自在に吊架19されている。
下手炉体3、下手炉体2との間には、両端間の長さ寸法
が下手炉体2の幅寸法よりも長い、磁器質等の搬送ロー
ラ4が、被焼成物の搬送方向と逆方向へ送導されるのを
妨げない程度の高さ寸法の間隙H(以下、搬送ローラ通
路Aという)が設定されている。前記下手炉体2は、第
2図に示す如く、強固に枠組みされたフレーム18の下
方横梁18a上に1!置されている。他方、上半炉体3
は、その上方がフレーム18の上方横梁18bに高さ調
節自在に吊架19されている。
前記焼成炉本体1の左右外側には、前後方向に沿って送
導手段5.5が配設されている。各送導手段5は、第1
図に示す如く、エンドレスチェーン6と、反転チェーン
スプロケット 7.7・・・と、フレーム18Cに取付
けられたチェーン案内レール8(第3図参照)と、チェ
ーン駆動モーター9とからなり、左右のエンドレスチェ
ーン6.6が同期して搬送側Cから搬入11Bへ向って
適宜の公転移動速K V tで駆動するように構成され
ている。、vA送導手段5,5には、第2図及び第3図
式日に示す如く、対向取着させたチャッキング手段10
.11の組を前後方向に沿って適宜間隔P(第5図参照
0例えば、P−25乃至50++i)毎に、711組み
備えた搬送手段保持機構が取付けられている。右のチャ
ッキング手段10は、第3回内に示す如く、前記エンド
レスチェーン6の左右のリンクプレート6a、6aに取
付けた軸受け12.12と、左右の軸受け12.12に
軸支された支持軸13と、左右の軸受け12.12の中
間において支持軸13へ回転自在に外嵌した案内フロ1
4と、支持軸13の内側端部へ摺動自在に嵌着したチャ
ックヘッド15と、支持軸13に外嵌した止め輪16と
チャックヘッド15との間に嵌挿され、チャックヘッド
15を内側方向へ押圧する圧縮コイルスプリング17と
、支持軸13の外側端寄りに嵌着したチェーンスプロケ
ットを備えた遊1装W20とから構成されている。また
左のチャッキング手段11は、第3図■に示す如く、前
記エンドレスチェーン6の左右のリンクプレート6a、
6aに取付けた軸受け12.12と、左右の軸受け12
.12に軸支された支持軸13′と、左右の軸受け12
.12の中間において支持軸13′へ回転自在に外嵌し
た案内コロ14と、支持軸13/の内側@部に取付けた
チャックヘッド15′とから構成されている、更に前記
各エンドレスチェーン6.6の周回路のうち少なくとも
前記焼成炉本体1の長手両外側全fIA域には、第3回
内(5)及び第5図に示す如く、前記左右の各チャッキ
ング手段10.11の案内コ014,14を案内する二
〇案内レール21.21が前記チェーン案内レール8と
平行に敷設され、チャッキング手段10(11)の支持
軸13(13’)が芯振れすることなく水平状態を維持
するようにしである。
導手段5.5が配設されている。各送導手段5は、第1
図に示す如く、エンドレスチェーン6と、反転チェーン
スプロケット 7.7・・・と、フレーム18Cに取付
けられたチェーン案内レール8(第3図参照)と、チェ
ーン駆動モーター9とからなり、左右のエンドレスチェ
ーン6.6が同期して搬送側Cから搬入11Bへ向って
適宜の公転移動速K V tで駆動するように構成され
ている。、vA送導手段5,5には、第2図及び第3図
式日に示す如く、対向取着させたチャッキング手段10
.11の組を前後方向に沿って適宜間隔P(第5図参照
0例えば、P−25乃至50++i)毎に、711組み
備えた搬送手段保持機構が取付けられている。右のチャ
ッキング手段10は、第3回内に示す如く、前記エンド
レスチェーン6の左右のリンクプレート6a、6aに取
付けた軸受け12.12と、左右の軸受け12.12に
軸支された支持軸13と、左右の軸受け12.12の中
間において支持軸13へ回転自在に外嵌した案内フロ1
4と、支持軸13の内側端部へ摺動自在に嵌着したチャ
ックヘッド15と、支持軸13に外嵌した止め輪16と
チャックヘッド15との間に嵌挿され、チャックヘッド
15を内側方向へ押圧する圧縮コイルスプリング17と
、支持軸13の外側端寄りに嵌着したチェーンスプロケ
ットを備えた遊1装W20とから構成されている。また
左のチャッキング手段11は、第3図■に示す如く、前
記エンドレスチェーン6の左右のリンクプレート6a、
6aに取付けた軸受け12.12と、左右の軸受け12
.12に軸支された支持軸13′と、左右の軸受け12
.12の中間において支持軸13′へ回転自在に外嵌し
た案内コロ14と、支持軸13/の内側@部に取付けた
チャックヘッド15′とから構成されている、更に前記
各エンドレスチェーン6.6の周回路のうち少なくとも
前記焼成炉本体1の長手両外側全fIA域には、第3回
内(5)及び第5図に示す如く、前記左右の各チャッキ
ング手段10.11の案内コ014,14を案内する二
〇案内レール21.21が前記チェーン案内レール8と
平行に敷設され、チャッキング手段10(11)の支持
軸13(13’)が芯振れすることなく水平状態を維持
するようにしである。
前記各組のチャッキング手段10.11へ着脱自在に装
着された搬送ローラ4,4・・・は、第1図及び第2図
に示す如く、前記エンドレスチェーン6.6の移動に伴
ない、焼成炉本体1の長手方向に延びる搬送ローラ通路
A内を搬出側Cから搬入側B方向へ公転移動して搬入側
Bの炉外へ出た後、下半炉体2の下方を逆方向へ通過し
、再び搬出側Cから搬送ローラ通路A内へ帰還移動する
。第3図(AlO2)及び第4図に示す如く、互に隣り
合う前優2本の搬送ローラ4.4・・・の左右側端寄り
には、必要に応じてシール板22が夫々嵌め込まれてお
り、炉内へ流入する炉外空気量の減少を図ると共に、前
記搬送ローラ通路Aから炉内の輻射熱が炉外へ漏れない
ようにしである。該シール板22.22・・・は、各搬
送ローラ4,4に随伴して、前記上半炉体3、下半炉体
2の外側縁部に形成されたシール板通路りを通過するよ
うに構成されている。
着された搬送ローラ4,4・・・は、第1図及び第2図
に示す如く、前記エンドレスチェーン6.6の移動に伴
ない、焼成炉本体1の長手方向に延びる搬送ローラ通路
A内を搬出側Cから搬入側B方向へ公転移動して搬入側
Bの炉外へ出た後、下半炉体2の下方を逆方向へ通過し
、再び搬出側Cから搬送ローラ通路A内へ帰還移動する
。第3図(AlO2)及び第4図に示す如く、互に隣り
合う前優2本の搬送ローラ4.4・・・の左右側端寄り
には、必要に応じてシール板22が夫々嵌め込まれてお
り、炉内へ流入する炉外空気量の減少を図ると共に、前
記搬送ローラ通路Aから炉内の輻射熱が炉外へ漏れない
ようにしである。該シール板22.22・・・は、各搬
送ローラ4,4に随伴して、前記上半炉体3、下半炉体
2の外側縁部に形成されたシール板通路りを通過するよ
うに構成されている。
前記搬送ローラ4.4・・・を自転させるために前記遊
星装@ 20,20・・・へ回転反力を付与するベア関
係にある太111f23は、第1図、第3図八日及び第
5図に示す如く、前記遊星装置20であるチェーンスプ
ロケットと噛合するように張架された第二のエンドレス
チェーン24と、第二のエンドレスチェーン24を案内
するようにフレーム18cに取付けられた案内レール2
5(第3図八及び第5図参照)と、第二のエンドレスチ
ェーン24を張架した反転チェーンスプロケット26に
駆動力を伝達するギヤーボックス27a及びラインシャ
フト27b等からなる伝導手段27と、可変速モーター
等からなる駆@8I2B(第1図参照)とから成り、前
記搬送ローラ4,4・・・の搬送面が搬入IlBから搬
出側Cへ向って前記エンドレスチェーン6.6の公転移
動速度v2よりも遭い周速度で自転駆動するように構成
されている。前記第二のエンドレスチェーン24は、前
記遊星装!20及び太PJ装置23と共に、一種の差動
回転機構(差動ギヤと同一原理)を形成する。この差動
回転機構により決定された搬送速度により、搬送ローラ
4 、4−・・上の載置された被焼成物は、焼成炉本体
1内を搬入側Bから搬出(IICへ向って搬送速度V3
(V3−V2−Vt )t’搬送される。
星装@ 20,20・・・へ回転反力を付与するベア関
係にある太111f23は、第1図、第3図八日及び第
5図に示す如く、前記遊星装置20であるチェーンスプ
ロケットと噛合するように張架された第二のエンドレス
チェーン24と、第二のエンドレスチェーン24を案内
するようにフレーム18cに取付けられた案内レール2
5(第3図八及び第5図参照)と、第二のエンドレスチ
ェーン24を張架した反転チェーンスプロケット26に
駆動力を伝達するギヤーボックス27a及びラインシャ
フト27b等からなる伝導手段27と、可変速モーター
等からなる駆@8I2B(第1図参照)とから成り、前
記搬送ローラ4,4・・・の搬送面が搬入IlBから搬
出側Cへ向って前記エンドレスチェーン6.6の公転移
動速度v2よりも遭い周速度で自転駆動するように構成
されている。前記第二のエンドレスチェーン24は、前
記遊星装!20及び太PJ装置23と共に、一種の差動
回転機構(差動ギヤと同一原理)を形成する。この差動
回転機構により決定された搬送速度により、搬送ローラ
4 、4−・・上の載置された被焼成物は、焼成炉本体
1内を搬入側Bから搬出(IICへ向って搬送速度V3
(V3−V2−Vt )t’搬送される。
[作 用]
次に、本発明に係るローラハースキルンの作用を説明す
る。第1図(A)Ellに示す如く、搬入側Bの搬送ロ
ーラ4.4・・・上に載置されたタイル素地等の被焼成
物(図示省略)は、エンドレスチェーン6゜6の公転移
動と搬送ローラ4.4・・・の自転との差動速度により
搬入側Bから搬出側Cへ向って前記搬送速度■3で搬送
案内され、昇温した炉内を通過する間に焼成されて搬出
lICへ搬出される。
る。第1図(A)Ellに示す如く、搬入側Bの搬送ロ
ーラ4.4・・・上に載置されたタイル素地等の被焼成
物(図示省略)は、エンドレスチェーン6゜6の公転移
動と搬送ローラ4.4・・・の自転との差動速度により
搬入側Bから搬出側Cへ向って前記搬送速度■3で搬送
案内され、昇温した炉内を通過する間に焼成されて搬出
lICへ搬出される。
エンドレスチェーン6.6の公転移動に伴ない搬出I!
ICの炉外から焼成炉本体1内へ公転移動した低温度の
搬送ローラ4,4・・・は、第1図に示す冷却帯Gを通
過する間に、高温度の被焼成物との接触伝熱により被焼
成物の熱を吸収して被焼成物を冷却する。更に、搬送ロ
ーラ4.4・・・は、公転移動により冷却帯Gの始端域
又は焼成帯Fの終端域に至ると、被焼成物からの熱吸収
により略々焼成温度まで昇温し、蓄熱を終了する。続け
て、搬送ローラ4.4・・・は、焼成帯Fの最高温度域
を通過して焼成帯Fの低1域及び予熱帯Eへと進むと、
低温度の被焼成物との接触伝熱により被焼成物を加熱し
つつ放熱する。最後に、搬送ローラ4,4・・・は、予
熱帯Eの始端域に至ると、前記蓄熱した熱の略々全部を
放出し、低温度となって搬入11Bの炉外へ出る。
ICの炉外から焼成炉本体1内へ公転移動した低温度の
搬送ローラ4,4・・・は、第1図に示す冷却帯Gを通
過する間に、高温度の被焼成物との接触伝熱により被焼
成物の熱を吸収して被焼成物を冷却する。更に、搬送ロ
ーラ4.4・・・は、公転移動により冷却帯Gの始端域
又は焼成帯Fの終端域に至ると、被焼成物からの熱吸収
により略々焼成温度まで昇温し、蓄熱を終了する。続け
て、搬送ローラ4.4・・・は、焼成帯Fの最高温度域
を通過して焼成帯Fの低1域及び予熱帯Eへと進むと、
低温度の被焼成物との接触伝熱により被焼成物を加熱し
つつ放熱する。最後に、搬送ローラ4,4・・・は、予
熱帯Eの始端域に至ると、前記蓄熱した熱の略々全部を
放出し、低温度となって搬入11Bの炉外へ出る。
なお、搬送ローラ4.4・・・の表面に釉薬等が付着し
て被焼成物の円滑な搬送が出来なくなったときには、エ
ンドレスチェーン6.6を搬入側B又は搬出mcへ間欠
移動させ6、この間欠移動に伴ない炉外へ出た搬送ロー
ラ4を、エンドレスチェーン6.6の停止中に新しいも
のと交換する。
て被焼成物の円滑な搬送が出来なくなったときには、エ
ンドレスチェーン6.6を搬入側B又は搬出mcへ間欠
移動させ6、この間欠移動に伴ない炉外へ出た搬送ロー
ラ4を、エンドレスチェーン6.6の停止中に新しいも
のと交換する。
[発明の効果]
本発明に係るO−ラーハースキルンは、次の如き優れた
効果を有する。
効果を有する。
■ 焼成炉本体の搬出側から搬入側へ向って公転移動す
る搬送ローラが、冷却帯を通過する間に高温度の被焼成
物を冷却しつつ熱回収を行ない略々焼成温度まで昇温し
て蓄熱した後、焼成帯の低温域及び予熱帯を通過する間
に放熱して低温度の被焼成物を加熱する所謂蓄熱・放熱
器の役割を奏するので、冷却帯に持込んだ後に炉外へ排
出する冷却用空気量を従来のローラハースキルンに比べ
著しく減少することが可能となると共に、焼成帯及び予
熱帯に配設したバーナーの加熱負荷を低減することが可
能となり、ローラーハースキルン全体の熱効率を向上で
きる。
る搬送ローラが、冷却帯を通過する間に高温度の被焼成
物を冷却しつつ熱回収を行ない略々焼成温度まで昇温し
て蓄熱した後、焼成帯の低温域及び予熱帯を通過する間
に放熱して低温度の被焼成物を加熱する所謂蓄熱・放熱
器の役割を奏するので、冷却帯に持込んだ後に炉外へ排
出する冷却用空気量を従来のローラハースキルンに比べ
著しく減少することが可能となると共に、焼成帯及び予
熱帯に配設したバーナーの加熱負荷を低減することが可
能となり、ローラーハースキルン全体の熱効率を向上で
きる。
■ 炉内温度、特に高温焼成域の炉内温度を少しも低下
させずに、搬送ローラの交換を行なうことが可能なので
、熱効率を向上できる。
させずに、搬送ローラの交換を行なうことが可能なので
、熱効率を向上できる。
■ 搬送ローラの交換作業が簡単で、しかも極めて短時
間の内に完了し得るので、搬送ローラ交換の際に焼成炉
本体の炉壁等から放出される熱損失を最少限とすること
が可能となり、熱効率を向上できる。
間の内に完了し得るので、搬送ローラ交換の際に焼成炉
本体の炉壁等から放出される熱損失を最少限とすること
が可能となり、熱効率を向上できる。
■ 前記■乃至■の相乗効果により、全体の熱効率を従
来のローラーハースキルンに比べ飛躍的に向上させるこ
とができる。
来のローラーハースキルンに比べ飛躍的に向上させるこ
とができる。
第1図乃至第5図は本発明に係るローラーへ−スキルン
の実施例を示すものであって、第1図は全体を示す中間
省略の側面図、第2図は第1図の■ −■線における切
断拡大断面、第3図^は右のチャッキング手段を示す拡
大断面図、第3図B)は左のチャッキング手段を示す拡
大断面図、第4図は焼成炉の画体側のシール構造を示す
拡大側面図、第5図は太陽vRWを示す中間省略の拡大
側面図、第6図は従来のローラーハースキルンの概略を
説明する側面断面図である。 1・・・焼成炉本体 2・・・上半炉体3・
・・上半炉体 4・・・搬送ローラ6・・
・エンドレスチェーン
の実施例を示すものであって、第1図は全体を示す中間
省略の側面図、第2図は第1図の■ −■線における切
断拡大断面、第3図^は右のチャッキング手段を示す拡
大断面図、第3図B)は左のチャッキング手段を示す拡
大断面図、第4図は焼成炉の画体側のシール構造を示す
拡大側面図、第5図は太陽vRWを示す中間省略の拡大
側面図、第6図は従来のローラーハースキルンの概略を
説明する側面断面図である。 1・・・焼成炉本体 2・・・上半炉体3・
・・上半炉体 4・・・搬送ローラ6・・
・エンドレスチェーン
Claims (1)
- 1、後述の搬送ローラの送導を妨げない程度の高さ寸法
の送導間隙を設けて下半部と上半部とに分割された炉本
体の左右両外側で、該送導間隙と略々同じ高さ位置を該
炉本体に沿って移動するように張架された左右各1本の
エンドレスチェーンと、上記各エンドレスチェーンに定
間隔で取着され、搬送ローラの両端を把持するチャッキ
ング手段と、該チャッキング手段のうち、左右いずれか
一方のエンドレスチェーンに取着したチャッキング手段
に形成されたチェーンスプロケットからなる遊星装置と
、前記エンドレスチェーンの周回路のうち少なくとも前
記炉本体の長手外側全領域に配され、前記遊星装置と噛
合する第二のチェーンを備えた太陽装置とから成るロー
ラーハースキルンにおいて、前記エンドレスチェーンは
、前記搬送ローラが炉本体の搬出側から搬入側へ向って
公転移動するように駆動され、前記太陽装置の第二のチ
ェーンは、前記搬送ローラの搬送面が前記炉本体の搬入
側から搬出側へ向って前記エンドレスチェーンの公転移
動速度よりも高速度で自転するように駆動されることを
特徴とするローラーハースキルン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27685084A JPS61153376A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | ロ−ラ−ハ−スキルン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27685084A JPS61153376A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | ロ−ラ−ハ−スキルン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61153376A true JPS61153376A (ja) | 1986-07-12 |
JPS6245471B2 JPS6245471B2 (ja) | 1987-09-26 |
Family
ID=17575274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27685084A Granted JPS61153376A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | ロ−ラ−ハ−スキルン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61153376A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021162225A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | ローラ搬送型加熱炉 |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP27685084A patent/JPS61153376A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021162225A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | ローラ搬送型加熱炉 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6245471B2 (ja) | 1987-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4627814A (en) | Continuous type atmosphere heat treating furnace | |
WO2017036053A1 (zh) | 用于渗碳或碳氮共渗的加热炉 | |
CN106017073B (zh) | 一种工业窑炉 | |
CN209816219U (zh) | 一种具有预热回收利用结构的台车式回火炉 | |
JPS61153376A (ja) | ロ−ラ−ハ−スキルン | |
KR100720184B1 (ko) | 형광체 소성장치 | |
CN217026031U (zh) | 固溶热处理用转底炉以及热处理系统 | |
KR200318436Y1 (ko) | 피디피 페이스트막 소성용 연속소성로 | |
KR930005891B1 (ko) | 강편의 균열처리장치 | |
US2496914A (en) | Heating furnace | |
KR200289900Y1 (ko) | 열처리로 시스템용 컨베이어 | |
CN222027391U (zh) | 一种高效烧成的节能网带窑 | |
CN211041784U (zh) | 耐火粘土砖制备用煅烧装置 | |
CN222257752U (zh) | 一种双层退火炉的余热利用装置及双层退火炉 | |
JP2001012862A (ja) | 対象物の熱処理装置および熱処理方法 | |
TWM440287U (en) | Roller kiln | |
WO2023233961A1 (ja) | 熱処理システム及び熱処理炉が備える雰囲気置換構造 | |
JP2002147970A (ja) | インゴットの予熱装置 | |
JPH043001Y2 (ja) | ||
CN219829389U (zh) | 一种烘干炉运输装置及烘干炉 | |
CN112050630B (zh) | 一种可有效利用热能的窑炉及实现方法 | |
SU605065A1 (ru) | Печь с роликовым подом | |
JPH08110167A (ja) | ローラハース形熱処理炉 | |
JPS61119986A (ja) | ロ−ラ−ハ−スキルンにおける搬送ロ−ラの送導装置 | |
JPS60149874A (ja) | 焼成炉 |