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JPS61146161A - 豆乳の製造方法 - Google Patents

豆乳の製造方法

Info

Publication number
JPS61146161A
JPS61146161A JP59268598A JP26859884A JPS61146161A JP S61146161 A JPS61146161 A JP S61146161A JP 59268598 A JP59268598 A JP 59268598A JP 26859884 A JP26859884 A JP 26859884A JP S61146161 A JPS61146161 A JP S61146161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soybeans
lipoxidase
temperature
crushed
high temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59268598A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kitatsume
潔 北爪
Shuzo Sakuma
修三 佐久間
Koji Nakamura
康治 中村
Hiromichi Ochiai
落合 弘道
Hisashi Nozaki
恒 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kibun KK
Original Assignee
Kibun KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kibun KK filed Critical Kibun KK
Priority to JP59268598A priority Critical patent/JPS61146161A/ja
Priority to AU51351/85A priority patent/AU580645B2/en
Priority to NZ214592A priority patent/NZ214592A/xx
Priority to SE8506005A priority patent/SE461628B/sv
Priority to GB08531331A priority patent/GB2168592B/en
Priority to FR858518910A priority patent/FR2575036B1/fr
Priority to CA000498290A priority patent/CA1266397A/en
Priority to DE19853545562 priority patent/DE3545562A1/de
Publication of JPS61146161A publication Critical patent/JPS61146161A/ja
Priority to US07/296,379 priority patent/US4971825A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Dairy Products (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は青臭のない豆乳の製造方法に関するものである
更に詳細には、本発明は、磨砕前に大豆の酵素群を実質
的に失活させ、青臭の出ない豆乳を製造する方法に関す
るものである。
一般に豆乳の青臭は、大豆の磨砕時に発生するものと、
その後残存しているリポキシダーゼ等の酵素が働いて発
生するものの2種類に分けられる。
前者の場合は、大豆中のりボキシダーゼが、適当な温度
及び酵素存在下で活性化するので、リポキシダーゼが作
用しない高温度にする事と、酸素をしゃ断し磨砕する事
が必要である。また、後者の場合は、高温(95〜98
℃)、酸素しゃ断の条件下で磨砕された呉液中に残存し
ていて、この残存しているリポキシダーゼが製造中の温
度変化及び製品の長期保存中に働いて青臭を発生するも
のである。
従来、豆乳の青臭を除くために様々の工夫がなされてい
る。例えば、特開昭53−66464では、豆乳の全工
程、即ち、大豆の磨砕、抽出、分離及び殺菌の各工程及
びその間の配管や貯槽等すべてを50℃以上に保持し、
青臭の原因となるリポキシダーゼを失活させる方法が提
案されている。
しかし、リポキシダーゼはなかなか完全に失活せず、残
存して特に磨砕時にリポキシダーゼと脂質が反応して青
臭が発生することが多い。
この青臭は、きわめて鋭敏に感じられ、わずかでも青臭
のついたものは、それだけ商品価値を低下させてしまう
ことになる。
本発明者らは、従来の方法から発想を転換させて、磨砕
時にリポキシダーゼと脂質が反応しないように、換言す
れば、磨砕時にリポキシダーゼが存在しないようにする
にはどうすればよいか鋭意考察した結果、磨砕前のりポ
キシダーゼを完全に失活させてしまう以外に方法がない
ことが分った。
そこで、本発明者らは、磨砕前のりポキシダーゼ完全失
活を求めて鋭意研究した結果、大豆を熱水性媒質中で破
砕し、かつ破砕大豆をそのまま熱水中で高温保持してお
けば実質的にリポキシダーゼは失活させられることを知
ったのである。
リポキシダーゼが実質的に失活していれば、後の条件は
どのようでもよく、よく磨砕し、遠心分離等で固形分を
分離すれば、青臭のない豆乳が得られる。
本発明に使用する水性媒質としては、水、0.05〜1
.0%の重曹水溶液、リン酸塩水溶液等がある。
(以下、水性媒質を単に水という) 本発明においては、大豆を熱水中で破砕する点に大きな
特色がある。この破砕は、あくまでも磨砕とは区別され
るものであって、破砕される大豆は、半割大豆の半枠か
ら好ましくは約0.5〜1.On++。
角程度で、かなりの広範囲にわたるもので、その間であ
れば、求める大きさに応じて適宜装置を選択し大豆を熱
水中で破砕することができる。リポキシダーゼは大豆の
表皮近くに多く存在している為、リポキシダーゼの熱失
活の為には、大豆をあまり細くする必要はない。逆に細
かくする事によって、タンパクに熱変性を与えて抽出率
を悪くする原因となるのでさけなければならない。
本発明の原料となる大豆は皮付丸大豆、剥皮半割大豆、
簡単に水洗いした各種大豆等である。
大豆は熱水中で破砕されるが、処理する装置としてはい
かなるものでもよい。例えば、第1図に示す装置が使用
される。第1図において、1はホッパー、2は破砕部、
3はモーター、4はコック。
5は熱水導入管56は大豆、7は熱水、8は貯槽、9は
破砕液であり、本装置において、熱水導入管5から熱水
(例えば95〜98℃)を一定量づつ導入し、熱水7を
形成させ、これに大豆6を所定量づつ連続的に投入し、
モーター3で回動する破砕部2内の破砕機に連続的にか
け大豆を破砕し、破砕大豆は熱水とともに半開きにした
コック4を通って、制限された量づつ貯槽8に送られ、
一定時間高温(例えば90〜93℃)保持され、ここで
実質的にリポキシダーゼが失活させられる。
本発明で使用する熱水の温度は80℃以上、好ましくは
95〜98℃程度の高温がよい。高温であるほど溶存酸
素は排除されてリポキシダーゼの反応は抑えられ、青臭
の発生はなくなる。また投入される大豆が低温の為、磨
砕時の温度は90〜93℃に下がるのでより高温が好ま
しいことになる。しかしあまり高温すぎると、次の工程
の高温保持においてタンパクが熱変性し、抽出率を悪く
する事があるので注意しなければならない。
得られた破砕液は、高温保持しなかった場合、製造直後
青臭はまたったくないが、次の製造工程での温度低下(
30〜40℃)又は出来た製品を長期間保存する事によ
って青臭が発生する事がある。大豆中には、リポキシダ
ーゼ、リパーゼ、トリプシンインヒビター等多くの酵素
類が含まれているが、ここで酵素類の熱に対する影響を
調べる為、測定の容易なトリプシンインヒビター(以下
TIという)の残存量を調べた。その結果、上記条件に
よって得られた破砕液には30 TIU/mgタンパク
以上のTIが残存していた。磨砕直後では青臭はなかっ
たが、その後工程中の温度低下又は製品中の保存によっ
て青臭の発生を防止するためには、T4の残存を15T
Iυ/mgタンパクに下げる必要があった。トリプシン
インヒビターの失活は、以後の高温短時間の殺菌加熱で
は減少しないので、磨砕までに低下させる必要がある6 そこで本発明においては、熱水中で高温保持せしめるこ
とが必須要件となるのである。
本発明における破砕粒子は出来るだけ大きい方が良いが
、次の工程の高温保持で出来るだけ吸水し軟化する事が
必要となるので、軟化が容易になる大きさ及び磨砕工程
で抽出率を高めるなめ出来るだけ細かくなる様な大きさ
が良く、好ましくは0.5〜1 、0mm角程度が良い
。ここでの破砕は、リポキシダーゼの作用しない高温下
で破砕しているが、さらに酵素の作用を防ぐため、峻素
との接触を防ぎ水封下で行なうのが好ましい。次に、高
温保持の温度と保持時間を求めるために実験を行った。
高温保持工程の要因は温度と時間(保持)であるが、そ
の条件はTIの残存率とタンパク抽出率によって決定す
ることができる。
この実験では破砕液の温度は、大豆と熱水の割合をに6
にして破砕し、貯槽における温度が90.85.80℃
になる様に熱水の温度を調整して、0.5〜5分のそれ
ぞれのTI残存量とタンパク抽出率を求めた。その結果
は第2図及び第3図に示される。
第2図からTIの残存量15 TIU/+mgタンパク
にするためには90’Cでは30秒以上、85℃では1
分以上、80℃では2分以上の保持時間が必要となるの
が分る。
また、第3図から抽出率を65%以上にするためには、
90℃では3.4分以内、85℃では4.5分以内、8
0℃では5分以内で保持しなければならないのが分る。
以上の実験から1本発明における高温保持は90〜80
℃で0.5〜5分が好ましいものであることになる。T
I残存量15TIU/wgタンパク以下程度であれば、
リポキシダーゼもほぼ同程度の残存を示し、磨砕後に脂
質との反応をしなくなり、実質的に酵素は失活したもの
といえるものである。
次に、破砕液は従来使用されている磨砕機に送られて微
細化される。ここで破砕液は実質的にリポキシダーゼの
活性を有しておらず、脂質との反応は起らないので、特
に空気(酸素)しゃ断の必要はない。
得られた磨砕液は遠心分離によって固形物を除去し、豆
乳を得る。この分離工程においても、実質的にリポキシ
ダーゼを含有していないので、特に空気(酸素)とのし
ゃ断の必要はない。
得られた豆乳は最後に殺菌を行うが、高温殺菌・(14
5℃、5秒)を行い容器に充填した。製品はTIの残存
活性は15 TIU/mgタンパク以下で30℃に3ケ
月保持しても、青臭の発生はなく、美味な豆乳製品であ
るう 次に本発明の実施例を示す。
実施例 丸大豆7.5kgを95℃の重ソーo、i%溶液45k
gで空気をしゃ断した破砕機を用いて磨砕する。このと
き磨砕粒子の大きさは約0.5〜1.0mm角であった
。得られた破砕液の温度は90℃で青臭がなく、TIの
残存量は30 TIU/mgタンパクであった。さらに
貯槽におくり、90℃で1分間の高温保持を行い、次い
で磨砕機へ通し、出来るだけ細かくする。その後、遠心
分離機を用いてオカラと豆乳に分離する。この時の豆乳
のタンパクは5.3%で32.2kg得られタンパク抽
出率は65%であった。
又、TI残存量は6 TIU/mgタンパクであった。
次に直接殺菌機を用いて140℃×5秒の殺菌を行ない
、テトラパックに充填する。この時のTI残存量は5 
TIU/+ogタンパクであった。製造直後及び30℃
3ケ月保存でも品質には異常なく、青臭の発生も認めら
れなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる破砕装置の説明図で、第2図は
各温度におけるTI残存量を求めた図で、第3図は各温
度におけるタンパク抽出率を求めた図である。 代理人 弁理士 戸 1)親 男 T1りV5−量(T I U /mgダンバク)床特詩
間(分)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大豆を熱水性媒質中で破砕し、その後熱水性媒質
    中で高温保持せしめ、実質的に酵素を失活せしめること
    を特徴とする豆乳の製造方法。
  2. (2)大豆を熱水性媒質中で破砕し、その後熱水性媒質
    中で高温保持せしめ、実質的に酵素を失活せしめ、次い
    で磨砕し、固形分を分離することを特徴とする豆乳の製
    造方法。
  3. (3)破砕を水封下で行うことを特徴とする特許請求の
    範囲第1、2項記載の豆乳の製造方法。
  4. (4)0.5〜1.0mmの角に破砕されるものである
    特許請求の範囲第1、2、3項記載の豆乳の製造方法。
JP59268598A 1984-12-21 1984-12-21 豆乳の製造方法 Pending JPS61146161A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59268598A JPS61146161A (ja) 1984-12-21 1984-12-21 豆乳の製造方法
AU51351/85A AU580645B2 (en) 1984-12-21 1985-12-17 Process of producing soy bean milk
NZ214592A NZ214592A (en) 1984-12-21 1985-12-17 Soy bean milk: lipoxidase and trypsin inhibitor deactivated
SE8506005A SE461628B (sv) 1984-12-21 1985-12-18 Foerfarande foer framstaellning av sojaboensmjoelk
GB08531331A GB2168592B (en) 1984-12-21 1985-12-19 Process for producing soy bean milk
FR858518910A FR2575036B1 (fr) 1984-12-21 1985-12-20 Procede de production de lait de soja
CA000498290A CA1266397A (en) 1984-12-21 1985-12-20 Process of producing soy bean milk
DE19853545562 DE3545562A1 (de) 1984-12-21 1985-12-21 Verfahren zum herstellen von sojabohnenmilch
US07/296,379 US4971825A (en) 1984-12-21 1989-01-09 Process for producing soy bean milk

Applications Claiming Priority (1)

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JP59268598A JPS61146161A (ja) 1984-12-21 1984-12-21 豆乳の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6269960A (ja) * 1985-09-21 1987-03-31 Kibun Kk 豆乳の製造法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6269960A (ja) * 1985-09-21 1987-03-31 Kibun Kk 豆乳の製造法
JPH0461615B2 (ja) * 1985-09-21 1992-10-01 Kibun Kk

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