[go: up one dir, main page]

JPS61145148A - フエニルセリン誘導体 - Google Patents

フエニルセリン誘導体

Info

Publication number
JPS61145148A
JPS61145148A JP60136581A JP13658185A JPS61145148A JP S61145148 A JPS61145148 A JP S61145148A JP 60136581 A JP60136581 A JP 60136581A JP 13658185 A JP13658185 A JP 13658185A JP S61145148 A JPS61145148 A JP S61145148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
group
alkyl
methyl
threo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60136581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0550499B2 (ja
Inventor
Naohito Ohashi
尚仁 大橋
Shoji Nagata
永田 彰司
Masashi Nakatsuka
正志 中塚
Kikuo Ishizumi
石墨 紀久夫
Sumimoto Katsube
勝部 純基
Shunji Aono
青野 俊二
Teruo Sakurama
櫻間 照雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUMITOMO SEIYAKU KK
Sumitomo Pharma Co Ltd
Original Assignee
SUMITOMO SEIYAKU KK
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US06/683,430 external-priority patent/US4695580A/en
Application filed by SUMITOMO SEIYAKU KK, Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd filed Critical SUMITOMO SEIYAKU KK
Publication of JPS61145148A publication Critical patent/JPS61145148A/ja
Publication of JPH0550499B2 publication Critical patent/JPH0550499B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフェニルセリン誘導体、またはその酸附加塩に
関する。更に詳しくは、一般式[I)表し、 Rは水素原子、0x−04アルキル、 Cs −Cmシクロアルキル、カルバモイル、N−(0
1−04アルキルンカルバモイル、カルボ(C1−04
アルコキシ)メチル、カルバモイルメチルまたはN、N
−ジ(C1−C4フルキル)カルバモイルメチル基を、 几5は水素原子、C1−C4アルキル、Cs−C6シク
ロアルキル、フェニル、置換フェニル、ピリジル、テト
ラゾリル、ヒドロキシ(C2−04)アルキル、Cl−
C4アルコキシ(C2−C4) アルキル、ジ(Ct−
04アルキル)アミノ < 02−04)アルキル、ア
ミノ、アセチルアミノまたはイソプロピリデンアミノ基
を、 R6は水素原子、Cx−0<アルキル基を意表わされる
環状アミノ基を表わし、A及びBは、無置換またはC1
−04アルキル、カルボキシル、カルボ(Ct−04)
アルコキシ、ヒドロキシ(Ct−C4)アルキル、また
はフェニル基で置換されjこ直鎖のCr−C5アルキレ
ン基または単結合をDはCt −C4アルキレン、1.
2−または、1.4−シクロヘキシリデン、1.2−ベ
ンゾ、オキサ、またはCI −04アルキル、フェニル
基で置換されたイミノ基を意味する。
Xは酸素原子または互いlこ結合されざる2つの水素原
子もしくは2つのCl−04アルキル基を意味するO R2は水素原子、C1−04アルキルまたはフェニル基
を意味し、 R3は水素原子、Ot −04アルキル、0s−06シ
クロアルキル、フェニル、[換:フェニル、ナフチル、
ピリジル、チェニル、フリル、ピロリル、インドリルま
たはフェロセニル基を意味し、 Yは、単結合まtコは無置換またはOt −04アルキ
ルまたはフェニル基で置換されたC1−C4アルキレン
基を、 Zは単結合ま1こはオキサ、チア、C1−C4アルキル
イz)JたはC0NH基を意味するか、マfコは、Z−
Rで、l、4−ベンゾジオキサニル基、ま1こは几 −
C[1−Y−Z−几 でC5−C@シクロアルキル、ま
1こはテトラヒドロナフチル基を意味する。〕 で表わされる新規なツユニルセリン訊導体、ま1こはそ
の酸附加塩に関する。
本発明化合物[I]が有するフェニルセリン骨格iこは
2つの不斉中心が存在するため、その立体配置! In
よりてL−スレオ、D−スレオ、L−エリスロ、D−エ
リ30体の4つの立体並びに/もしくは光学異性体が存
在するが、本発明化合物CI)は特に表記しないかぎり
すべての異性体及びそれらの混合物、DL−スレオ並び
にDL−エリ30体を含む。
前記一般式[I)において R5における置換フェニル
は、カルボキシルまたはカルボ(C1−C4)アルコキ
シ基で置換されたフェニル基を表す。!だ R3におけ
る置換フェニルは、Ol−Caアルキル、水酸基、Of
 −04アルコキシ、ハロゲン原子、トリフルオロメチ
ル、スルファモイル、ニトロ、アミノ、ジ(Ct−04
アルキル)アミノまたはメチレンジオキシ基で置換され
たフェニル基を表す。
Ox −04アルキル基としては、例えばメチル、エチ
ル、n−プロピル、n−ブチル、iso −プロピル、
150−ブチル基等の直鎖または分岐状のアルキル基を
、 Cs −06シクロアルキル基としては、例えばシクロ
ペンチル、シクロヘキシル基を、N−(C1−C4アル
キル)カルバモイル基としては、例えばN−メチルアミ
ノカルボニル基等を、 カルボ(C1−C4アルコキシ)メチル基としては、例
えばエトキシカルボニルメチル基等を、 N、N−ジ(Ol−C4アルキル)カルバモイルメチル
基としては、例えばN、N−ジメチルカルバモイルメチ
ル基、N、N−ジエチルカルバモイルメチル基等を、 カルボ(CI−C!4)アルコキシ基としては、例えば
カルボメトキシ、カルボエトキシ基等を、ヒドロキシ(
02−04)アルキル基としては、例えばヒドロキシエ
チル、ヒドロキシプロピル基等を、 CI −C4アルコキシ(C2−04)アルキル基とし
ては、例えばメトキシエチル、エトキシエチル、イソプ
ロポキシエチル、メトキシプロピル基等を、 ジ(Ct −C4アルキル)アミノ(C2−Ca)フル
キル基としては、例えばジメチルアミノエチル、ジエチ
ルアミノエチル、ジメチルアミノプロピル基等を、 ヒドロキシ(C1−04)アルキル基としては、例えば
ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロ
ピル基等を、 直鎮の0l−Osアルキレン基としては、メチレン、エ
チレン、トリメチレン基を、 C1−C4アルキレン基としては、メチレン、工チレン
、トリメチレン、テトラメチレン基を、01−C!4ア
ルコキシ基としては、例えばメトキシ、エトキシ、イソ
プロポキシ基等を、ジ(CI−04アルキルフアミノ基
としては、例えばジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジ
プロピルアミノ基等を、 C1−Caアルキルイミノ基としては、例えばメチルイ
ミノ、エチルイミノ、n−プロピルイミノ基等を、 ハロゲン原子としては、例えばフッ素原子、塩素原子、
臭素原子等を挙げることができる。
一般式(I)で表わされる化合物のうち好ましいものと
しては、Xが酸素原子の時Rは前述のとおりであり、R
4は水素原子、C1−04アルキル、0s−Csジクロ
フルキル、カルボ(Ct−Czアルコキシ)メチル、カ
ルバモイルメチル、またはN、N−ジ(C1−02アル
キルンカルバモイルメチル基  R5は水素原子、CI
 −04アルキル、05−Cmシクロアルキル、無置換
フェニルまtこはカルボキシルまたはカルボ(Ct−0
2)アルコキシ基で置換されtこフェニル、ピリジル、
テトラゾリル、とドロキシエチル、メトキシエチル、ジ
メチルアミノエチル、アミノ、アセチルアミノまたはイ
ソプロピリデンアミノ基、  Rは水素原子またはC’
1−02人及びBは無置換またはメチル、カルボキシル
、カルボメトキシ、ヒドロキシメチルまたはフェニル基
で置換されたiaのCt−Csアルキレン基ま1こは単
結合を、DはOl−02アルキレン、1.2−tたは、
1.4−シクロヘキシリデン、1.2−ベンゾ、酸素原
子、またはメチルまたはフェニル基で置換されたイミノ
基を意味する化合物、Xが互いに結合されざる2つの水
素原子または2つのメチル基の時、凡は前述のとおりで
あり R4は水素原子、カルバモイル、アミノまたはピ
ロリジノ基を表わし、凡 は水素原子、at−02アル
キルまたはフェニル基をR3は水素原子、0l−Csア
ルキル、シクロヘキシル、無置換またはCl−04アル
キル、ヒドロキシル、メトキシ、スルファモイル、ニト
ロ。
アミノ、ジメチルアミノ、トリフルオロメチル、メチレ
ンジオキシ基またはハロゲン原子で単−或いは複数に置
換されたフェニル基、ナブチル、ピリジル、フリル、チ
ェニル、ピロリル、インドリルまたはフェロセニル基を
、 Yは単結合または無置換!たはメチルまたはフェニ
ル基で置換された0x−04アルキレン基を、2は単結
合、酸素原子、エチルイミノまたは一〇〇NE[−基を
意味するか、またはZ−13で1,4−ペンツジオキサ
ニル基を、マタハ、R2−CEI−Y−Z−R”でテト
ラヒドロナフチル基を意味する化合物が挙げられる。
より好ましいものとしては、一般式D)で表わされる化
合物のうちXが酸素原子の時、R1は前述のとおりであ
り R4はC1−04アルキル又はカルボ(01−02
フルフキシ)メチル基を、8は水素原子、メチル、エチ
ルまたはアミノ基を、  Rは水素原子、またはメチル
基表わされる環状アミノ基を意味し、ム及びBは無置換
またはメチル、カルボメトキシ、ヒドロキシメチル、又
はフェニル基で置換された直鎖のOl−03アルキレン
基または単結合を、 Dはメチレン、エチレン、1.2
−または゛1.4−シクロヘキシリデンまたは1.2−
ベンゾ基を意味する化合物、Xが互いに結合されざる2
つの水素原子または2つのメチル基の時、−K  は前
、述のとおりであり、凡 は水素原子、またはカルバモ
イル基を、NR’R@はピロリジノ基を。
意味し  R2は水素原子、メチルまたはフェニル基を
  13は0f−Csアルキル、シクロヘキシル、無置
換またはC1−C4アルキル、ヒドロキシル、メトキシ
、スルファモイル、ニトロ、アミノ、ジメチルアミノ、
トリフルオロメチル、メチレンジオキシ基またはハロゲ
ン原子で単一或いは複数に置換されtコフェニル基、ま
fこは、ナフチル、ピリジル、フリル、チェニル、ピロ
リルまたはインドリル基を意味し、Yは単結合または@
鎖のC1−C<アルキレン基を、 2は単結合、オキサ
、メチルイミノ基または−CONEI−M e、を味t
ルカ、マf: ハR2−CE[−Y−Z−R3でテトラ
ヒドロナフチル基を意味する化合物が挙げられる。
さらに好ましいものとしては、一般式CI)で表わされ
る化合物のうち、Xが酸素原子の時、R1は前述のとお
りであり、几 は01−04 アルキル ル基を、几 は水素、メチル、エチル又はアミノ基を、
凡 は水素原子ま1こはメチル基を意味で表わされる環
状アミノ基を意味し、人及びBは無置換またはカルボメ
トキシ、ヒドロキシメチル又はフェニル基で置換された
直鎮のat −03アルキレン基または単結合を Dは
メチレン、エチレン、1.2−シクロへキシリデンまた
は1.2−ベンゾ基を意味する化合物、Xが互いに結合
されざる2つの水素原子または2つのメチル基のとき、
R1は一般式OR’を表わしR4は水素原子またはカル
バモイル基を意味し、R2は水素原子、メチルまたはフ
ェニル基をR3はCt − 03アルキル、シクロヘキ
シル、無置換または01 − 04アルキル、ヒドロキ
シル、メトキシ、スルファそイル、ニトロ、アミン、置
換されたフェニル基、またはナフチル、ピリジル、フリ
ル、ピロリルまたはチェニル基を意味し、Yは単結合ま
たは直鎖のCl− C<1ルキレン基を、2は単結合、
オキサ、メチルイミノ基または一〇〇NEI−基を意味
するか、またはR2−(11−Y−Z−R3テテ)うt
=)’0す7チル基を意味する化合物が挙げられる。
最も好ましいものとしては、一般式CI)において又は
酸素原子を R1はピロリジノ基を意味し、凡 は水素
原子、メチル基を、Yはエチレン基を、2は単結合を意
味し R3がシクロヘキシル、無置換またはメチル、ヒ
ドロキシル、メトキシ、スルフ1モイル、7ミノ、ジメ
チルアミノ、メチレンジオキシ基またはハロゲン原子で
単−或いは複数に置換されたフェニル基、またはナフチ
ル、ピリジル、フリル、ピロリル基を意味する化合物が
挙げられる。
一般式CI)で表わされる本発明化合物と医薬品として
許容される酸付加塩を形成する酸としては塩酸、臭化水
素酸、硫酸、燐酸などの無機酸または酢酸、酪酸、プロ
ピオン酸、酒石酸、クエン酸、マレイン酵、フマール酸
、メタンスルホン酸などの有機Vの中から適時選択する
ことができる。
近年生体内で7ラキドン酸から生合成される各種のロイ
コトリエンが各種平滑筋の収縮、あるいは末梢性血管の
透過性元進等をひき起すことが知られろ様+eなり、内
でも 8R8−A( Slow reacting s
ubscance of anaphylaxis )
は炎症性疾患における化学伝達物質(ケミカルメディエ
ータ−)の1つであることが明らかとなり、気管支喘息
、アレルギー性疾患、循環器系疾患等の原因となること
が知られる様Iζなって来た(現代医療12,909.
1029.1065,1105(1980 ン ン 。
本発明者らはこれらの知見に基づき、ロイコトリエンに
起因する疾患に対し有効な化合物の探索研究を行ない、
本発明化合物がロイコトリエンの生合成阻害作用、及び
/あるいは818−Aに対する拮抗作用を有し、それ故
、種々のアレルギー症(例えば気管支喘息,アレルギー
性鼻炎、じん麻疹ン、虚血性心疾患、虚血性脳障害、炎
症等の治療、予防に有用であることを見出し、本発明を
完成した。
本発明化合物であるフェニルセリン誘導体及びその非毒
性塩は錠剤、カプセル剤、散剤、釉粒剤等の経口剤、静
脈注射、5肉注射等の注射剤、エアゾール剤あるいは点
鼻剤などの剤型で投与される。製剤化は各々の剤型にお
ける常法に従がって行なえば良い。投与員は投与方法1
こより異なるが、1回投与ゑとしで、0.1mP〜10
00 mW、好ましくは1 mW 〜500 mWの範
囲である。
+1′tI記一般式CI)で表わされる本発明化合物は
例えば以下の諸法(こまって製造されろ。
(1)  一般式[11) し式中、Xは酸素原子または、互いに結合されざる2つ
の水素原子または2つのCl−04アルキル基を意味す
る。
R11はXが酸素原子の時、一般式OR4またC1− 
C4アルキル、Cs−Csシクロアルキル、無置換まf
こはカルボキシル、またはカルボ(CI−04)アルコ
キシ基で置換されfこフェニル、ピリジル、テトラゾリ
ル、ヒドロキン(C2−C<)  アルキル、C+ −
04アルコキン(C2−04)アルキル、ジ(C1−C
<アルキル)アミノ(C2−04)アルキル、アセチル
アミノ基を表わすか、環状アミノ基を表わす、又Xが互
い1こ結合されざる2つの水素原子ifこは2つのCt
−C4アルキル基の場合R11は一般式OR’アルキル
、Cs−Csシクロアルキル、無置換またはカルボキシ
ルまたはカルボ(C1−04)アルコキシ基で置換され
たフェニル、ピリジル、テトラゾリル、ヒドロキシ(0
2−04) アルキル、Ct −04アルコキシ(C2
−04)アルキノペジ(Ct−04アルキル)アミノ 
(02−04)アルキル、アセチルアミノ基を表わし、
R61はOl−・を表わす。R7は水酸基またはベンジ
ルオキシ基を表わし、R4、R6、A、B、及びDは先
と同じ意味を有する。〕 で表わされる化合物と一般式[1n) R2−C−Y−Z−R”     [In )〔式中、
11Y及び2は先と同じ意味を有する。Rは水素原子、
C1−C4アルキル、Cs−C1シクロアルキル、無a
mフェニルまたはC1−Cr4アルキル、水酸基、C1
−04アルフキシ、ハロゲンi子、)!Jフルオロメチ
ル、スルファモイル、ジ(C1−04アルキル)アミノ
、またはメチレンジオキシ基で単−或いは複数に置換さ
れたフェニル、ナフチル、ピリジル、チェニル、フリル
、ビロリン、インドリルまたはフェロセニル基を意味す
る。〕 で表わされろ化合物とを還元的条件下で反応させて一般
式r71 〔式中、R2、R,R,R、X、Y及 び2は先と同じ意味を有する。〕 で表わされる化合物とし、Rがベンジルオキシ基である
場合1こけ化合物5 IT Eを脱ベンジル化反応に付
すことによって一般式〔1a〕〔式中、R、R31、R
11、X、 Y及ヒzは先と同じ意味を有する。〕 で示されるフェニルセリン誘導体を製造する・−とがで
きろ。
還元的条件下の反応としては、ナトリウムボロハイドラ
イド、ナトリウムンアノボロハイドライド等のボロン系
還元剤の存在下に行う反応、あるいはパラジウム−カー
ボン、酸化白金等の触媒の存在下での接触還元反応を行
うことができるつ これらの反応では一般式(mlで示される化合物に対し
一般式CIII)で示される化合物を1〜3倍モル使用
し、メタノール、エタノール、イソプロパツール等のア
ルコール系溶媒、ベンゼン、トルエン等の芳香族系溶媒
、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル系IH
I[、ジメチルホルムアミド等の溶媒あるいはこれらの
混合溶媒中で反応を行うが、ボロン系還元剤を用いる場
合には一般式[■]で示される化合物に対し、1〜2倍
モルのボロン系還元剤を用い冷却下から加熱下において
還元反応を行うことができ、触媒の存在下に接触還元を
行う場合には一般式[IDで示される化合物1こ対し、
0.01〜0.5倍重員の触媒を用い室温から加熱下、
望ましくは室温基こおいて常圧にて接触還元を行うこと
により実施することができろ。
一般式[II]で示される化合物のRがペンシルオキシ
基である場合1こは、上述の還元的条件下の反応が触媒
を用いる接触還元条件下の反応で、たとえばパラジウム
系の触媒を用いtこ時N−アルキル化と同時(こ脱ベン
ジル化も生じ一般式CD 〕で示される化合物を一挙に
得ることができるが、通常の白金系触媒を用いた接触還
元条件の反応或いはホロン系還元剤を用いる還元的条件
下の反応であると、N−アルキル化反応だけが進行する
為、続いて通ちの接触還元条件下、たとえば室温ないし
は加熱下足おいてパラジウム系の触媒を用いてベンジル
基を除去する。
上記還元的条件下N−アルキル化を行う反応に於て、あ
らかじめ一般式[I[)で示される化合物と、一般式[
1ff)で示される化合物とを反応させシッフ塩基を形
成せしめ、しかる後に上記反応条件下ボロン系還元剤に
よる還元反応を行うかあるいはパラジウムカーボン、酸
化白金等による接触還元を行うという方法にて実施して
もよい。
(2)一般式rlV)で表わされる化合物中で、基C−
Rがカルボ(C1−Cj4)アルコキシ基である化合物
LVIと一般式[VI)〔式中、凡5及びR6は先と同
じ意味を有する。 〕 で表わされる化合物を縮合反応させて、一般式〔■〕 〔式中、R2、R31、t% R6、R7、Y及び2は
先と同じ意味を有する。〕 で表わされる化合物とし、Rがベンジルオキシ基である
場合には、さらに、化合物〔■〕を説ベンジル化反応に
付すことにより一般式[) 〔式中、R2、R31、R5、R6、Y及びzは先と同
じ意味を有する。〕 で表わされるフェニルセリン誘導体を製造することがで
きる。
縮合反応は、化合物EV)に対して、 化合物(VI〕
を当量〜過剰量用いて、メタノール、イソプロパツール
等のアルコール系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等のエーテル系溶媒、ジメチルホルムアミドまたはジ
メチルスル示キンド等の溶媒中、冷却下〜加熱下打まし
くは加温下反応させることにより達成できろ。
更に脱りンジル化反応は製造法(1)で述べtコ脱ベン
ジル化反応条件と同様の条件で達成できる。
(3)  一般式〔■〕で表わされる化合物中で基と、
アセトンを縮合反応させて、一般式(IK)〔式中、R
2,131、R7、Y及びzは先と同じ意味を有する。
〕 で表わされる化合物とし、Rがベンジルオキシ基である
場合には、さらに、化合物[IX)を脱ベンジル化反応
に付すことにより、一般式〔■c〕 〔式中、R2、R31、y、及びzは、先ト同じ意味を
有する。〕 で表わされるフェニルセリン誘導体を製造することがで
きる、 本縮合反応は化合物〔■〕に対して、過食のアセトンを
用いて、例えばシリカゲル、p−トルエンスルホン酸等
の酸触媒の存在下、あるいは非存在下で、ジオキサン、
テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、酢酸エステル
等のエステル系溶媒、クロロホルム、ジクロロメタン等
のハロゲン化アルキル系溶媒等の溶媒中で反応させるこ
とにより、室温において十分達成することができる。
脱ベンジル化反応は前記した条件で十分に進行する。
(4)一般式〔X〕 〔式中 12、R31、R7及びYは先と同じ意味を有
する。2 は単結合またはオキサ、チア、Cl−04フ
ルキルイミノ基を意味するかまたはZ −Rで1.4−
ベンゾジオキサニル基、マfil! R2−CEi−Y
−Z’−R3テCs −Osシクロアルキル、またはテ
トラヒドロナフチル基を意味する。〕 で表わされる化合物を、金属ヒドリド化合物1こて還元
することにより一般式〔l c式中、R2、R31、R’ 、 Y及ヒZ’ ハ先と
同じ意味を有する。〕 で表わされる化合物とし、Rがベンジルオキシ基である
場合には更に化合物(N)を脱ベンジル化反応に付すこ
とにより、一般式〔式中、R2、R31、Y及ヒz′ハ
先ト同シ意味を有する。〕 で表わされるフェニルセリン誘導体を製造することがで
きろう本還元反応は過食の金属ヒドリド化合物、たとえ
ばアルミニウムヒドリド、リチウムアルミニウムヒドリ
ド、ナトリウムビス(2−メトキシエトキシ)アルミニ
ウムヒドリド等のアルミニウムヒドリド化合物及びジボ
ラン等のホウ素ヒドリド化合物を用いて、ジヱチルエー
テル、テトラしドロフラン等のエーテル系溶媒中通常の
条件にて反応させることにより達成できる。
脱ベンジル化反応は前記しtコ条件で十分に進行する。
(5)一般式[XII ] 訃 〔式中、R2、R31、R7、Y及びzは先と同じ意味
を有する。R41はCI −04アルキル、0s−Ci
シクロアルキル、カルボ(Os −04フルコキシ)メ
チル、カルバモイルメチルまたはN、N−ジ(01−0
4アルキル)カルバモイルメチル基を意味する。〕で表
わされる化合物を、通常の加水分解反応(例えば、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等を用いろ加水分解反応
〕に付すことにより、一般式[XI[l) 〔式中、R2、R31、R7、Y及びzは先と同じ意味
を有する。〕 で表わされる化合物とし、R7がベンジルオキシ基であ
る場合には、更に化合物(xm)を脱ベンジル化反応に
付すことにより、一般式〔式中、R2、R31、Y及び
zは先と同じ意味を有する。〕 で表わされるフェニルセリン誘導体を製造することがで
きる。
脱ベンジル化反応は前記した条件で十分に進行する。
(6)一般式(xi)で示される化合物を、8〜5倍モ
ルのカルシウムポロハイドライドあるいはりチウムボロ
ハイドライド等の還元剤を用い、エタノール、イソプロ
ピルアルコール等の低級アルコール溶媒中、−10℃か
ら10℃の温度において還元反応を行なうことにより、
一般式(xrv) 〔式中、R2、R31、R7、Y及びzは先と同じ意味
を有する。〕 で表わされる化合物とし、Rがベンジルオキシ基である
場合には、更に化合物(xrv)を脱ベンジル化反応に
付すことにより一般銚(If ) 〔式中、R2、R31、Y及びzは先と同じ意味を有す
るっ 〕 で表わされるフェニルセリン誘導体を製造することがで
きる。
脱ベンジル化反応は前記した条件で十分(こ進行する。
(7)一般式(XIY)で表わされる化合物とイソシア
ン酸ナトリウムまたはイソシアン酸カリウム等のイソシ
アン酸塩、或いは一般式〔W〕142NCO[XV ) 〔式中 R42はc、−c4アルキルを表わす。)〕で
表わされる化合物とを反応させて、一般式[) 〔式中、R2、]L31  R7、Y及びZは先と同じ
意味を有する。Rは水素原子またはCl−C4アルキル
基を表わす。〕 で表わされる化合物とし、Rがヘンシルオキシ基である
場合には、更に化合物CXVDを脱ベンジル化反応1こ
付すことにより、一般式[Ig) 〔式中、B−2、R31、R′3、Y及びzは先と同じ
意味を有する。〕 で表わされるフェニルセリン誘導体を製造することがで
きろ。
本反応は化合物rx■〕に対して、1〜2当Aのイソシ
アン醜塩まtこは化合物〔x■〕を用いて、トリフルオ
ロ酢酸過剰量の存在下、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等のエーテル系溶媒、クロロホルム、ジクロロメタン
等の5Xl:′Iゲン化アルキル系溶媒、ジメチルホル
ムアミド、ベンセン、トルエン等の溶媒中で室温不反応
させることで達成できる。
脱ベンジル化反応は前記し1こ条件で十分に進行する。
(8)  一般式[XII ) BfEいは[xi]で
あられされろ化合物を、一般式〔X■〕 RMPHa/     EX■〕 〔式中、R44はCt −04アルキル基を、Hal!
は塩素、臭素またはヨウ素原子をか味する。〕 で示される化合物と、一般的なグリニヤール(Grig
nard都V佃ヒン、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン等の溶媒中で反応させることにより、一般式〔X
■〕 R′ [式中、R2、R31、R’、R” 、Y及ヒZハ前記
と同じ意味を有する。〕 で示される化合物とし、凡 がヘンシルオキシ基である
場合には更に化合物〔X■〕を脱ベンジル化反応に付す
ことにより、一般式(IhlH 「 )L2 〔式中、几2、R31R44、Y及ヒzハ前記と同じ意
味を有する。〕 で表わされるフェニルセリン誘導体を製造することがで
きる。
脱ベンジル化反応は前記した条件で十分;こ進行する。
(9)  一般式CXIX) 〔式中、Rは前記と同じ意味を有する。
凡 はC1−C4yルキル及びアリール(aryl) 
 (C1−04)7/l/キル基を意味する。〕 で表わされる化合物をアルミニウムヒドリド化合物にて
還元することにより一般式 〔式中、几 は先と同じ意味を有する。〕で表わされる
化合物とし、K がベンジルオキシ基である場合には、
更tこ化合物シ買〕を脱ベンジル化反応に付すことにま
り、式〔■1〕イ牟 で表わされろフェニルセリン誘i製造することができろ
本還元反応は、過員のアルミニウムヒドリド化合物たと
えばリチウムアルミニウムヒドリド、ナトリウムビス(
2−メトキシエトキシ)アルミニウムヒドリド等を用い
て、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル系溶媒中、一般的な条件下で反応を行うこと4ζよっ
て達成できる。
脱ベンジル化反応は前記した条件で十分に進行する。
QQ  一般式[IDで表わされる化合物と一般式[X
I RC−Y−Z−A32[X)4 ) 〔式中、R,Y% 2は先と同じ意味を有する。几 は
ヒドロキシル基またはベンジルオキシ基で単−或いは複
数に置換されたフェニル基を表わす。〕 で表わされろ化合物とを還元的条件下で反応させて一般
式r xxn ) ε式中、R2、R32R7R11、X、Y及び2は先と
同じ意味を有する。〕 で表わされる化合物とし、凡 がベンジルオキシ基の場
合且つ/或いはR32がベンジルオキシ基を置換基とし
て有するフェニル基の時には、化合物(xxn )を脱
ベンジル化反応に付すこと1こよって一般式〔工j〕 〔式中、R2、R11X  y  及v Z ハ先ト同
じ意味を有する。R33はヒドロキシル基で単−或いは
複数に置換されたフェニル基を表わす。〕 で表わされろフェニルセリン誘導体を製造することがで
きる。
還元的条件下の反応としては、ナトリウムボロハイドラ
イド、ナトリウムシアノボロハイドライド等のボロン系
還元剤の存在下に行う反応、あるいはパラジウム−カー
ボン、酸化白金等の触媒の存在下での接触還元反応を行
うことができる。
これらの反応′では一般式[1)で示される化合物に対
し一般式EX)’1)で示される化合物を1〜3倍モル
使用し、メタノール、エタノール、イソプロパツール等
のアルコール系溶媒、ベンゼン、トルエン等の芳香族系
溶媒、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル系
溶媒、ジメチルホルムアミド等の溶媒あるいはこれらの
混合溶媒中で反応を行うが、ホロン系還元剤を用いる場
合には一般式〔藁〕で示される化合物に対し、1〜2倍
モルのボロン系還元剤を用い冷却下から加熱下において
還元反応を行うことができ、触媒の存在下に接触還元を
行う場合には一般式〔■〕で示される化合物に対し、0
.01〜0.5倍重ゑの触媒を用い室温から加熱下、望
ましくは室温において、常圧にて接触還元を行うことに
より実施することができる。
一般式(It)で示されろ化合物のRがベンジルオキシ
基である場合又は/及び一般式〔ハ〕で示される化合物
のRがベンジルオキシ基を置換基として有するフェニル
基である場合には、上述の還元的条件下の反応がたとえ
ばパラジウム系の触媒を用いろ接触還元条件下の反応で
あれは、N−アルキル化と同時に脱ベンジル化も生じ、
一般式〔Ij :]で示される化合物を一挙に得ること
ができるが、通常の白金系触媒を用いた接触還元条件下
の反応、或いはホロン系還元剤を用いる還元的条件下の
反応であると、N−アルキル化反応だけが進行するため
、続いて通常の接触還元条件、たとえば室温ないしは加
熱下においてパラジウム系の触媒を用いてベンジル基を
除去する。
上記還元的条件下N−アルキル化を行う反応1こ於て、
あらかじめ一般式〔■〕で示される化合物と、一般式C
X)3)で示される化合物とを反応させシッフ塩基を形
成せしめ、しかる後に上記反応条件下ボロン系還元剤に
よる還元反応を行うかあるいはパラジウムカーボン、酸
化白金等fこよる接触還元を行うという方法にて実施し
てもよい。
αη 一般式(IDで表わされる化合物でRが水酸基の
ものと一般式CXXIr[) R2O−Y−Z−R”     (XX]I[)〔式中
、凡、Y 及び2は先と同じ意味を有菜、H34はニト
ロ基で単一ま1こは複数に置換されたフェニル基を表わ
す。〕 で表わされろ化合物とをボロン系還元剤を用いる条件下
で反応させて一般式(Ik)〔式中、几、R%凡 、X
、 Y  及び2は先と同じ意味を有する。〕 で表わされるフェニルセリン誘導体を製造することがで
きる。
これらの反応では一般式(Inで示されろ化合物(Rが
水酸基〕に対し一般式(xxm)で示される化合物を1
〜3倍モル使用し、メタノール、エタノール、イソプロ
パツール等のアルコール系溶媒、ベンゼン、トルエン等
の一3香族系溶媒、ジオキサン、テトラヒドロフラン等
のエーテル系溶媒、ジメチルホルムアミド等の溶媒ある
いはこれらの混合溶媒中で反応を行うが、ボロン系還元
剤としては水素化ホウ素ナトリウム、水素化シアノホウ
素ナトリウム等を一般式[XXI[I )で示される化
合物に対し、1〜2倍モル用いることによって実施する
ことができる。
上記還元的条件下N−アルキル化を行う反応に於て、あ
らかじめ一般式[11〕で示される化合物(Rは水酸基
)と、一般式[XXm )で示される化合物とを反応さ
せシッフ塩基を形成せしめ、しかる後にボロン系還元剤
による還元反応を行うこと1こより実施してもよい。
(2)一般式[Ik]で表わされる化合物を通常のパラ
ジウム−カーボン、酸化白金等の接触還元条件下に反応
を行って一般式〔1j〕〔式中、R2、R11、X、Y
及びzは先と同じ意味を有す。Rはアミノ基で単一また
は複数に置換されtこフェニル基を表わす。〕で表わさ
れるフェニルセリン誘導体を製造することができる。
前記−般式Cn)で表わされる原料化合物は、以下の反
応式1.3及び反応式4の合成ルートlζ従い、一般式
〔瓜〕で表わされろ原料化合物は反応式2の合成ル、−
トに従い、公知化合物(XX〕[Chem、Ber、、
、 52 、1724(1919) ; J、Chem
、8oc、、 658 (1947) ; Chem−
Ber、、87  、 892  (1954)  i
  コ、λm、Chem。
80G1.76 、1122  (1954) ; H
e1v、Chim。
Aota、、 58 、157  (1975)  i
  特開昭50−49252号公報〕より製造すること
ができる。
〔式中、a7  R8R41及びR44は前記と同じ意
味を有する。Rはベンジル基、またはt−ブチル基を意
味する。Rは一般及びR51は先と同じ意味を有する。
Rは03− C4アルケニル及びOs −06シクロア
ルケニル基を意味し、凡 は03−04アルキル及びC
s −Csシクロアルキル基を意味する。〕 即ち、化合物〔葦〕をメタノール、エタノール等の低級
アルコール中で、−20℃〜50℃の範囲において2〜
4当量の塩化チオニルと反応させると化合物[11a〕
を得る。同じく化合物し′x)4〕をメタノール、エタ
ノール等の低級アルコール中で、室温から還流温度(こ
おいて、1〜2当員のP−)−ルエンスルホン酸クロリ
ドと反応させても化合物〔■轟〕が得られる。
化合物(IIa)を前述の目的物の製法(6)に従って
還元するか、または、化合物CX)0並びに化合物[1
1a ]を過星のアルミニウムヒドリド化合物、たとえ
ばリチウムアルミニウムヒドリド、ナトリウムビス(2
−メトキンエトキンクアルミニウムヒドリド等を用いて
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル系
溶媒中一般的な条件下で反応を行うことによって化合物
[nb ]を得ることができる。
また化合物〔ハ〕並びに化合物(IIa:)を前述の目
的物の製法(8)に従ってグリニヤール反応に付すこと
によって化合物(IIc)を得ることができる。
また化合物〔藁〕を、ジ−t−ブチルジカーボネートや
2−(t−ブトキシカルボニロキシイミノ)−2−フェ
ニルアセトニトリル等の試剤と反応させるか、一般式 %式%[1 〔式中、R8は先と同じ意味を有する。〕り で表わされるテロルギ酸エステルと一般的なシjツテン
ーパウ7 :/ (5chottan −Bauman
n)反応を行うこと(こよって化合物〔真〕を得ろこと
ができろ。
また、化合物〔真〕に含まねている化合物〔■■〕を、
一般式 %式%[] 〔式中、R41及びEIa/は前記と同じ意味を有する
。〕 で示される化合物と反応させるか、または化合物CXX
II ]を一般式 〔式中、R6、R51は先と同じ意味を有する。〕 で示される化合物と反応させることにより、一般式(X
i)で示される化合物を得ることができる。
また化合物CXXV ]を一般式 %式%[) 〔式中、几 及びEta/は前記と同じ意味を有する。
〕 で示される化合物[XXX )と反応させて〔扉〕を得
、接触還元反応に付すことによって化合物[I[e]を
製造することができる。
ここで、化合物〔■■〕と化合物(XXul ’)との
反応、並びに、化合物(XXV )と化合物CXXX)
との反応は、シクロヘキシルアミン等の有機塩基或いは
重炭酸水素ナトリウム等の無機塩基とヨウ化ナトリウム
の存在下でジメチルホルムアミド等の有機溶媒中で実施
され、また化合物(XXIL )と化合物Cx′Ax)
との反応は、ジメチルホルムアミド、塩化メチレン、ア
セトニトリル等の溶媒中でジシクロへキシルカルボジイ
ミド等の縮合剤を用いる、通常のアミド化法、或いは、
塩化メチレンやクロロホルム等のハロゲン化アルキル系
溶媒、酢酸エチル等のエステル系溶媒、テトラヒド口フ
ラノ、またはンメチルホルムアミド等の溶媒中で、−5
℃〜−20℃の範囲で、等モルのクロロギ酸イソプロピ
ル、クロロギ酸エチル等のクロロギ酸エチルと反応させ
て調整した混合波無水物を経るアミド化法等により縮合
させること1こより実施される。
次いで、化合物[XXI )において凡 で下される基
がt−ブチル基である場合には、この化合物を塩酸、ト
リフルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン駿等の酸
と反応させて化合物[XXIV :]とし、孔 がベン
ジルオキシ基である場合1こは、さらに化合物[XXI
V )を脱ベンジル化反応に付すことで化合物[IId
]を得ることができる。
化合物c XXI[I )において、Rで示される基が
ベンジル基である場合には、この化合物をパラジウム−
カーボン等を用いる接M還元反応に付することにより化
合物[nd]を得ることができる。
このようにして得られる一般式[IIa、l、(ub 
:または、[Ilc ]で示される化合物において、R
で示される基がベンジルオキシ基である場合には、さら
に接触還元による脱ベンジル化反応を行うことにより、
対応するヒドロキシ化合物を得ることができる。
以上のようにして前記一般式[ID及び〔蕨〕で示され
る原料化合物を製造することができる。
本発明化合物はアラキドン酸から各種ロイコトリエンが
生合成される一連の生体内反応において、第1段階に関
与する5−リポキシゲナーゼに対し、阻害作用をもち、
あるいは/及び生体内ロイコトリエンの1つである5R
8−Alこ対し拮抗作用をもつものである。
これらの作用を試験例をあげて以下に説明する。
試験例1 抗8RI9−八作用 モルモット(体重800〜4001、雄)の摘出回腸の
5R8−ムによる収縮反応に対する薬物(本発明化合物
)の抑制作用を調べた。
818−ム標品は、ハートレー系モルモットに50mF
の卵白アルブミンを皮下および腹腔内に半諷宛フロイン
ト・コンプリート−7ジユバント(Freund Co
rupleseadjuvant )とともに1日おき
に8回投与して感作し、その4週間後にモルモットの肺
を摘出、細片としインドメタシンを含む(11t5f/
l) Tyrode液中にて87℃、15分間インキュ
ベート(1ncubate )する。
更に卵白アルブミンを0.4岬/−となるように添加し
、87℃、15分間インキエベートし、遠心分離して得
られた上澄を用いたー抗8R8−A作用は、江田らの方
法(日薬理誌、66 、194−213(1970月に
準じてマグナス(Mngunus ) 法によりモルモ
ット回腸を用いてアッセイ (assay)(、た。
すなわら、メビラミン0.4μ)/dおよびアトロビン
0.35 μVdを含むTyrode 液(87℃、空
気通気)を満した。rgan bathに摘出回腸を懸
垂し、S]1L8−A標品を反復作用させ収縮高が一定
となった後、最終製置105’/盲氏いは10  Mと
なるように薬物(本発明化合物)の溶液を添加し、5分
後に再び8R8−Al品を添加して、その収縮高の変化
から下式により抗5R8−入作用(抑制率)を求め、表
1の結果を得た。  ゛ al:薬物添加前の収縮高 a2:薬物添加後の収縮高 表 1 畳薬物濃度101Mでの抑制率、無印は10−6麹での
抑制率 試験例2 5−リポキシゲナーゼ阻害作用(5−HETE生成抑制
〕J、Harvayらの方法(J、Pharmacol
Methods 、 9.147 (198B) )に
従って、モルモット腹腔より採取した白血球をクレブス
・リンガ−(Krebs几inger )液(KRB。
PH7,4) jc 2.2 X 10  cells
/q となる様に懸濁し、白血球懸濁液985μlを3
7’C110分間振とうしながらプレインキエヘー’、
t w ン(Preincubation )を行った
後、薬物(本発明化合物ンのジメチルスルホキシド(D
M80)溶液104(化合物の最終濃度が10PMとな
る様にF!整したもの)を加え、10分間インキュベー
ジ1ンを行った。0.1μCiの(0)アラキドン酸5
0μl!(59bΣtOH/に凡B)と5μ?A2g 
1 g 7 (J、PharmacoloMethod
s 、 9 。
147−155 (198B)  ) (5ILeDM
80溶液)ヲ加え10分間インキュベージコンを行った
氷冷した0、 2 M <えん酸100μlを加えて反
応を停止し、水4−を加え、酢酸エチル各2.5−で2
回抽出を行りた。有機層を窒素気流下で蒸発乾固した。
残渣を酢酸エチルに溶解しTLCプレートに添着した。
トルエン−ジオキサン−酢酸(65:84: 1.5 
V/V) テ展開シタ後、T L Oス* qナーで5
−リポキシゲナーゼにより生成する5−HETE(5−
ヘキサハイドロバーオキシアイコサテトラエノイックア
シッドンを定量し、薬物を添加しない場合と比較して抑
制率を求めた。
bl:薬物を添加しないときの5−EIETE生成量b
2:薬物を添加したときの5−ELETE生成魚結果は
表2のとおりであった。
表  2 以下に実施例を挙げて本発明化合物を具体的に説明する
が、本発明はもとよりこれらに限定されるものではない
実施例1 水酸化カリウム(105’)の水−テトラヒドロフラン
溶液(水:172P%TEIF :151P)に、温度
を7℃以下に保つてDL−スレオ−8−(8,4−ジベ
ンジルオキシフェニル)セリン塩酸塩(86P)を加え
た。
この溶液に、22%水酸化カリウム溶液によつてpHを
8.5〜9.5に保持しながらカルボベンゾキシクロラ
イド(15,8P)を80分かけて滴下した。 1.5
時間後lO℃以下において10%塩酸を加えpflを6
.4〜7とし、続いて溶液を常圧にて濃縮し体積をVS
とした。40℃にでII!塩酸を加え、pHを0.5以
下としてから1時間その温度にて攪拌した。次に22%
水酸化カリウム水溶液を加えpHを8としてから沈澱を
戸数した。水洗し、更にn−へブタンで洗浄して、表題
の化合物を得た。融点189〜140℃(化号物番号人
1)この方法に従って、化合物2〜4(表a)が得られ
た。
化合物5〜7(表8)は特開昭51−82540号明細
書記載の方法に従って得られた。
実施例2 −N−t−ブトキシカルボニルセリン DL−スレオ−8−(8,4−ジベンジルオキシフェニ
ルノセリン塩!塩(860−F)、水(1(Is/)及
びテトラヒドロフラン(8−)の混合物に、炭酸水素ナ
トリウム(858岬ンを加えて、室温にて2時間攪拌し
た。この混合物に、0℃にてジ−t−ブチルジカーボネ
ート(480v)のテトラヒドロフラン(2wt)溶液
を滴下し、0℃(こて1時間更に室温にて2時間攪拌し
た。クエン酸を加えてPRを8とした浸水及びヘキサン
を加えることで表題の化合物(900sv、化合物番号
A 8 )が白色固体として析出した。m、p、108
〜110℃。
実施例8 ジンアミド (1)L−スレオ−3−(8,4−ジヒドロキシフェニ
ル)−N−ベンジルオキシカルボニルセリン(54F)
とN−メチルモルホリン(1618P)の乾燥テトラヒ
ドロフラン溶液(600wlt)に、内温を−10゜〜
−20℃に保持しつつ、クロルギ酸イソブチル(21,
855L)のテトラヒドロフラン溶液(10m)を加え
た。滴下終了後内温−5°〜−1O℃で20分攪拌し、
再び−20℃に冷却した。ここへピロリジン(16,8
2P)のテトラヒドロフラン溶液(140<)を15分
間で滴下した。
反応混合物はゆっくりとO’Ciこ昇温した後、室温に
て一夜間攪拌した。溶媒を減圧留去した後、酢酸エチル
と2%炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層は2
%炭酸水素ナトリウム水溶液(2回)、5%塩酸(2回
ン、食塩水と順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥
後濃縮した。
残分をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(クロロホ
ルム/メタノール/酊酸=1 00/4/4 − 10
 0/715  )  fこ て精製 後 D−ヘキサ
ンから結晶化することで、L−スレオ−8−(8,4−
ジヒドロキシフェニル)−N−ベンジルオキシカルボニ
ルセリン ビロリジンア疋ド(化合物番号& 9 )〔
88,85P(54%)〕を得た。m、p。
116〜118℃、〔α〕H5=+at、a。
(Mega、 C= 1.051 (2)上記化合物黒9(12,015’)をメタノール
中(850+d)、酢酸(3,5m)及び5%パラジウ
ム−炭素(50%含水)(2,01)の存在下、室温、
常圧において加水素分解した。反応終了後触媒を戸別し
、r液を濃縮すると粗し−スレオ−8−(8,4−ジヒ
ドロキシフェニル)セリンビロリジンア2ドがアモルフ
ァスな固体として得られた。これを精製することなく次
の反応1こ用いた。
(3)  上記粗し−スレオ−8−(8,4−ジヒドロ
キシフェニル)−1!リン ピロリジンアミド全員を乾
燥メタノール(350d)lこ溶解し、続いてモレキュ
ラーシーブ8人(155L)、酢酸(3,5,d)及び
ベンジルアセトン(6,8d)を加えて、氷冷した。
ここへ水素化シアノホウ素ナトリウム (8,97))を加えて、水冷下1時間、更日 に室温にて2待間撹拌した。不溶物を戸別した後ρ液を
I#縮し、この残分を酢酸エチルに溶解して、順次2%
炭酸水素ナトリウム水溶液(2回)、食塩水iこて洗浄
した。
減圧濃縮して得られた残分に5%塩酸を加え、水層を非
アミン成分を除くためにエーテルlこて洗浄した。水層
を炭酸水素ナトリウムでアルカリ性にした後遊離した有
機物を酢酸エチルで抽出した。抽出層は食塩水にて2回
洗浄後無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮すると、表題
化合物(化合物番号溝10〕がアモルファスな固体とし
て得られた。少量の塩化メチレンに溶解し、ニーチル−
塩酸にて処理することで塩酸塩 (11,96P>を臼色固体として得た。
m、P、129〜181℃、[α−’D=+22.5゜
(MeOEt 、  C= 1.0ン 実施例4 リジンアミド (1)  化合物ム1(10,551とN−メチルモル
ホリン(2,05F)のテトラヒドロフラン溶液(80
m)を、実施例3−(2)に記載の条件で、クロルギ酸
イソブチル(2J1y)と反応させた。生成した混合酸
無水物をピペリジン(8,871のテトラヒドロフラン
溶a (20m1) lこて処理した。溶媒は減圧溜去
し、その残分に、水とベンゼン−酢酸エチルを加え、有
機物を分液抽出した。有機層は無水硫酸ナトリウムにて
乾燥後濃縮し、得られた残分はシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(クロロホルム/アセトン= 15/I 
Jにて精製し、DL−スレオ−8−(8,4−ジベンジ
ルオキシフェニル) −N−ベンジルオキシカルボニル
セリンピペリジンアミド (5.855’) を得た。m.p.125 〜126
℃(2)  上記化合物Al l (4.1 7y)を
TEIF( 6 0 yd) −MeOEl ( 6 
0 m) 中、5%Pd10(50%含水)(0.75
’)の存在下常圧加水素分解した。反応完了後触媒を戸
別し溶媒を減圧溜去すると粗f3−(8.4’) ヒl
’ロキンフェニル)セリン ピペリジンアミドが得られ
た。この化合物は精製することなく次の反応に用いた。
(3)上記8−(8.4−ジヒドロキシフェニルラセリ
ン ピペリジンアミドを全量、実施例f3 − (3;
に記載された方法に従ってベンジルアセトンによる還元
的N−アルキル化反応に付した。表題化合物は塩酸塩(
化合物番号瓜12)  (L.88F)として得られj
こ 。  m.P.125  〜 1  2  8 ℃
実施例8及び4Iこ記載の方法で表4に示された化合物
を合成した。
実施例8及び4の方法で得られる中間体であるN−保護
フェニルセリン誘導体1こついてはそれぞれ表5及び表
6にまとめた。
実施例5 DL−スレオ−8−(3,4−ジヒドロキシフェニル)
−N−(1−メチル−8−フェニルプロピル)セリン 
メチルエステル ■ スレオ−3−(8,4−ジベンジルオキシフェニル
)セリン・塩酸! (200Piをメタノール<980
d、)中に加え一10℃〜0℃4こ冷却した。これにチ
オニルクロリド(98m)を0℃〜−10℃にて滴下し
た。滴下終了後反応液を40〜50’tl、として4時
間攪拌した。その後反応液のメタノールを減圧下留去し
残渣にイソプロピルアルコールを加え減圧下再度留去し
た。この操作を8回繰り返した後残渣にイソプロピルア
ルコールを加え析出晶を戸数しDL−スレオー8−(8
,4−ジベンジルオキシフェニルノーセリン メチルエ
ステル塩酸塩(化合物番号lにlli  (185,8
F)を得た。m、P、150〜151℃ ■ 上記反応■で得た化合物A116(62,2P)、
ペンジルアヤトノ(26,9P)  をメタノール<7
80xsl)中に加え、0〜5℃とした。これにシアノ
水素化ホウ素ナトリウム(20,25’)を0〜5℃で
加えた。その後室温にて一夜撹拌した後メタノールを緩
圧下留去した。残液に飽和重曹水を加えた後、酢酸エチ
ルにて抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水にて洗浄、
硫酸マグネシウムにて乾燥後、酢酸エチルを留去した。
残渣を2%メタノール/クロロホルムにてシリカゲルカ
ラムクロマト精製後イソプロピルアルコール壷こで結晶
化することによって、反応生成物である2種のジアステ
レオマーを分離し、DL−スレオ−8−(8。
4−ジベンジルオキシフェニル)−N−(1−メチル−
8−フェニルプロピル)−セリン0メチルエステル(ジ
アステレオマーIおよび■)を得た。
ジアステレオマーエ (化合物番号A117): 29
. ’I P 。
mpss〜90℃ ジアステレオマー■(化合物番号A 118 ):2B
、29”。
IRν(film)c*   :1740.1600゜
1505.1450.11380゜ 1265.1160.1130゜ ■ 上記反応OIで得た化合物/Ll 17 (8,7
8F)をメタノール(150m)に溶かし、さらに50
%含水5%Pd/C(0,75F )を加え、水素雰囲
気上接触還元した。水素の吸入の停止を確認した後Pd
/Cを沖去してメタノールを減圧下留去した。残渣1こ
イソプロピルアルコールを加え結晶化戸数、さらにイソ
プロピルアルコールにて再結晶して標題化合物のジアス
テレオマーI C化合物番号A119ン、(1,44)
) を得た。
(mp  120.5〜121.5℃)■ 上記反応1
j+で得た化合物A 11 B CB、97P)を上記
■と同様に処理して油状物として標題化合物のジアステ
レオマー■(化合物番号A120(1,99Fンを得た
IRv (film)m   :86 00〜2200
  (broad)  。
1740.1600.1460.1880.  180
0.1260.1200 ■ 実施例5−■で合成した化合物轟116を上記■に
記載の方法と同様にして、4−p−メトキシフェニル−
2−ブタノンと反応させた。反応粗生成物はシクロヘキ
サンで結晶化し、ジイソプロピルエーテル/シクロヘキ
サン(1/8)から再結晶することにより単一なジアス
テレオマーから成るDL−スレオ−8−(f3.4−ジ
ベンジルオキシフェニル)−N−[1−メチル−8−<
p−メトキシフェニル)プロピル〕セリン メチルエス
テル(化合物番号A I 21 )を得た。m、P、 
 83〜85℃ 続いて、上記化合物を■に記載の方法と同様に処理し、
DL−スレオ−a−<S。
4−ジヒドロキシフェニル)−N−(1−メチル−8−
(P−メトキシフェニル)プロピル〕セリン メチルエ
ステル(化合物番号A122) を得た。m、P、  
76〜78℃■ 化合物&116を上記■に記載の方法
と同様にしてアセトフェノンと反応させ、反応粗生成物
をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(クロロホルム/
メタノール= 100/1)にて分1iIl′f′li製し、DL−ス
レオ−3−C8,4−ジベンジルオキシフェニル)−N
−(1−フェネチルフセリン メチルエステルの2つの
ジアステレオマーを得た。極性の低いジアステレオマー
を上記■に記載の方法と同様にして処理し、DL−スレ
オ−8−(8,4−ジヒドロキシフェニル>−N−(1
−フエネチルンセリンメチルエステルの一方のジアステ
レオマー(化合物番号A I 2 B )を得た。m、
P、84℃又積極性高いジアステレオマーを同様に処理
することで、DL−スレオ−8−(8゜4−ジヒドロキ
シフェニル)−N−(1−フェネチルノセリン メチル
エステルのもウ一方のジアステレオマーを得た。(化合
物番号4124)  m、P、65℃ ■ 化合物罵116を上記■★こ記載の方法と同様にし
てフェノキシアセトンと反応させ、反応粗生成物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製し、DL
−スレオ−!−<8.4−ジベンジルオキシフェニルン
ーN−(1−メチル−2−フェノキシエチルンセリン 
メチルエステルの2つのジアステレオマーを得た。極性
の低いジアステレオマー(Rf = 0.8 、ベンゼ
ン/酢酸エチル=15/1)を■に記載の方法に従って
処理すると、DL−スレオ−8−(8,4−ジヒドロキ
シフェニル)−N−(1−メチル−2−フェノキシエチ
ル)セリン メチルエステルの一方のジアステレオマー
(化合物番号4125)を得た。
m、p、 s 9〜98℃(酢酸塩) 又極性の高いジアステレオマー(Rf=0.2)を同様
に処理することでDL−スレオ−8−(8、4−ジヒド
ロキシフェニル) −N−(1−メチル−2−フェノキ
シエチルクセリン メチルエステルのもう一方のジアス
テレオマーを得た。(化合物番号/1126)m、P、
’  70〜78℃(酢酸塩)■ 実施例5−■に記載
の方法に従って合成した、DL−エリスロー8− (8
、4−ジベンジルオキシフェニルクセリン メチルエス
テル塩酸塩(m、p、  148〜145℃、化合物番
号4127)を、■に記載の方法に従ってベンジルアセ
トンと反応させた。
得られた粗結晶をイソプロピルアルコールカラ再結晶す
ると一つのジアステレオマーから成るDL−エリスロー
3−(3,4−ジベンジルオキシフェニル)−N−(1
−メチル−8−フェニルプロピル)セリンメチルエステ
ル(化合物番号4a12B)を得 tこ 。  m、p
、121 〜124  ℃続いて上記化合物を■に記載
の方法に従りて処理すると、DL−エリスロー8−(8
,4−ジヒドロキシフェニル)−N−(1−メチル−8
−フェニルプロピル)セリンメチルエステル(化合物番
号A 129 )が得られた。m、p−121〜128
℃ 実施例6 ルエステル) DL−スレオ−8−(8,4−ジベンジルオキシフェニ
ル)セリン [酸!(4,353、p−)ルエンスルホ
ニルクロリド(2,88F)をエタノール<BoTRl
)に溶解し、45℃で2時間、更に4時間穏和に還流し
た。濃縮後、5%炭酸ナトリウム水溶液を加え、有機物
を酢酸エチルにて抽出した。有機層は5%炭酸ナトリウ
ム水溶液、続いて飽和食塩水にて洗−浄し、乾燥後戸別
し、沖液に、シュウ酸(0,685’)を酢酸エチル(
20m)に溶かした溶液を加えた。析出したDL−スレ
オー8−(8,4−ジベンジルオキシフェニル)セリン
 エチルエステルシュウ酸塩(化合物番号轟18L)(
8,IP)を戸別した。
m、P、128.5〜129.5℃ 上記シェウ酸塩(8,04F)にエタノール(55m)
を加え、次にベンジルアセトン(1,86Pン、モレキ
ュラーシーブ 8ム(8,5P)を、モしてシアノ水素
化ホウ素ナトリウム(0,45P)を加えて室温攪拌し
た。
20時間後、セライト口過し、0液を濃縮後残分に6%
炭酸ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加えて、有機物を
分液抽出した。有機層を6%炭酸ナトリウム水溶液、飽
和食塩水にて洗浄し、乾燥後濃縮、残分をシリカゲルフ
ラッシェカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサ
ン/アセトン=4/1)lこて精製し、シクロヘキサン
を加えると一方のジアステレオマーのみが選択的に結晶
化した。こうして0.49Pの一方のジアステレオマー
のみから成るDL−スレオ−8−(8,4−ジベンジル
オキシフェニル)−N−(1−メチル−8−フェニルプ
ロビルンセリン エチルエステル(化合物番号Al 8
1)を得た。
mp、68.5℃ 上記エチルエステル(0,48iをメタノール(80s
j)に溶解し、lO%Fd10触媒(57%含水J(0
,11共存下1時間常圧加水素分解した。触媒口側後濃
縮し、塩化メチレンより結晶化すると表題化合物(化合
物番号Al B 2)  (0,25P)を得た。
m、P、48℃ 実施例7 N−(1−メチル−2−(p−メトキシフェニノリエチ
ル〕−セリン メチルエステル 化合物Al 16 (2,22P)と1−(P−メトキ
シフェニル)−2−プロパノン(1,00F)をメタノ
ール(25yd)に溶解し、この溶液にモレキュラーシ
ーブ3ム (1,51、続いてシアノ水素化ホウ素ナト
リウム0.88?を加えて、室温にて一夜攪拌した。反
応混合物は、セライト口過した後減圧濃縮し、その残渣
に5%炭酸ナトリウム水溶液と酢酸エチルとを加えて、
有機物を分液抽出した。抽出有機層は、飽和食塩水にて
゛洗浄後無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。減圧濃縮し
て得られた反応粗生成物をシリカゲル上フラッシュカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−へキサン/アセ
トン=875)lこて単離精製し、油状のDL−スレオ
−8−(8、4−ジベンジルオキシ)−N−(1−メチ
ル−2−(p−メトキシフェニル)エチル〕セリンメチ
ルエステルを得た。(Rf=9.3、クロロホ、ルム/
メタノール:97/8) 上記化合物全量を80−のメタノールに溶解し、5%F
d/C触媒(58%含水)0.2?の存在下常圧加水素
分解を行ない、反応終了後(5時間)、触媒を0別し、
濃縮した。
F[Eをシリカゲル上フラッシェカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/アセトン=4/8)に
て単離精製し、塩化メチレンより結晶化することにより
、ジアステレオマー混合物である表題化合物(化合物番
号418 B)  (1,18P)  を得た。
m、p、98〜95℃ 実施例7に記載の方法壷こ従りて、化合物A116を覆
々のカルボニル化合物と反応させた。
生成物は表7にまとめた。
実施例8 チルエステル ■ 化合物A3(51)を酢酸エチル(50gIt)に
溶解し、これ1ζニトロソメチルウレア(8P)と50
%水酸化カリウム水溶液より調整したジアゾメタン命エ
ーテル溶液を加えた。反応液の黄色が消えなくなったら
溶媒を留去し残渣は酢酸エチル瘍ζ溶かし、IN−塩酸
、飽和重曹水、飽和食塩水と洗浄の浸硫、酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下酢酸エチルを留去するとL−スレ
オ−3−(8、4−ジベンジルオキシフェニルン−N−
ベンジルオキシカルボニルセリンメチルエステル(化合
物番号4152)(4,5i を得た。 m、P、 9
8〜104℃■ 上記反応■で得た化合物4152(4
,5P)をメタノール(180d)に溶かし、これに濃
塩酸(0,91および50%含水5%Pd/C(0,8
F)  を加え水素雰囲気上接触還元した。水素の吸入
の停止を確認した後Pd/Cを沖去し、母液を減圧上濃
縮、残渣にイソプロピルアルコールを加えろとL−スレ
オ−8−(8,4−ジヒドロキシフェニル)−七リン 
メチルエステル塩酸塩(化合物番号AI 5 g)  
(1,181を得た。m、p、 156℃、[aln 
  6.8゜(C冨1、メタノール) ■ 上記反応■で得た化合物&15B(1,0i)およ
びベンジルアセトン(0,79F)をメタノール(15
d)中に加え、0〜5℃に冷却した。これにシアノ水素
化ホウ素ナトリウム(0,641を0〜5℃で加え、室
温にて一夜攪拌した。メタノールを減圧下留去し、残渣
に飽和N口承を加えた後、酢酸エチル1こて抽出した。
酢酸エチル層を飽和食塩水にて洗浄、硫酸マグネシウム
にて乾燥後酢酸エチルを留去した。残渣を2もメタノー
ル/クロロホルムにてシリカゲルクロマトfI4!Ji
後イソプロピルエーテルにて結晶化してジアステレオマ
ーの混合物であるL−スレオ−8−<8.4−ジヒドロ
キシフェニル)−N−(1−メチル−8−フエニルブロ
ビル)セリン メチルエステル(化合物番号馬154J
  (0,585’)を得た。m、p、 79〜81℃
、〔03名5−2.8゜(C=1、メタノールン ■ 実施例8−(1)に記載の方法に従って、化合物&
2を化合物黒8にかわって反応させると、D−スレオ−
8−(8,4−ジベンジルオキシフェニル) −N−ベ
ンジルオキシカルボニルセリン メチルエステル(化合
物番号ira 155 )が得られた。
m、P、102〜106℃ ■ 上記化合物庖155を(2)及び(3)に記載の方
法に従って脱ベンジル化、続いてベンジルアセトンによ
る還元的N−アルキル化反応に付してジアステレオマー
の混合物であるD−スレオ−3−(8,4−ジヒドロキ
ンフェニル)−N−(1−メチル−8−)二ニルプロピ
ル)セリン メチルエステル(化合物番号/L156ン
を得た。
1.1 m、p、78−88℃、CC1兄5= +)()’  
(C=1、メタノール) 実施例9 DL−スレオ−8−(8,4−ジヒドロキシフェニルシ
ン−N−(1−メチル−3−フェニルプロピノリセリン
 イソプロピルエステル及びDL−スレオ−8−(8,
4−ジヒドロキシフェニル)−N−(1−メチル−8−
フェニルプロピノリセリン N、N  −ジエチルカル
バモイルメチルエステル (1)化合物ム1(10,55P)をN、N−ジメチル
ホルムアミド(100Mt)に溶解し、この溶液にイソ
プロピルプロミド(7,4L)、ヨウ化ナトリウム(9
,OF)そして炭酸水素ナトリウム (5,045M 
 を加え、50℃にて加熱攪拌、15時間後、イソプロ
ピルプロミド(2,55’)、ヨウ化ナトリウム(8,
01、炭酸水素ナトリウム(1,88L)を追加し65
℃にて更に加熱攪拌を24時間行なった。反応溶液に水
を加えて有機物を酢酸エチルにて抽出した。有機層は飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水にて洗浄し、
乾燥後減圧濃縮するとDL−スレオ−8−(8,4−ジ
ベンジルオキシフェニル)−N−ベンジルオキシカルボ
ニルセリン イソプロピルエステル(化合物番号415
7)  (10,8F)を得た。
m、P、 99〜100℃ (2)上記化合物馬157(10,4F)をイソプロピ
ルアルコール(25(1/) ト酢酸(2,1d)に溶
解し、5%Pd10触媒(58%含水)<2.0?)の
存在下常圧加水素分解した。反応終了後(7時間)触媒
を口割した。こうして得られた粗スレオ−3−(8,4
−ジヒドロキシフェニル)セリンイソプロピルエステル
のイソプロピルアルコール溶液は、直ちに次の反応に供
した。
(3)  上記化合物のイソプロピルアルコール溶液に
、ベンジルアセトン(8,68F)、モレキュラーシー
ブ 8人(5F)を加えて氷冷し、続いてシアノ水素化
ホウ素ナトリウム(2,41P)を加えた。その後室温
にて2日間攪拌した。セライト口過後、減圧濃縮し、残
分に水を加えて有機物を酢酸エチルにて分液抽出した。
有機層を飽和食塩水にて洗浄後乾燥し、濃縮した。残分
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム
/イソプロピルアルコール: 15/l)にて分離し、
ジアステレオマーの混合物として油状の表題イソプロピ
ルエステル(化合物番号/1158)(4,7P)を得
た。
IRy (film)cm  :8600 2400 
(brs)  。
2’970.1720.1605.1445゜1860
 、1140−1290 、1100 。
1045.965,945,865.815(4)  
(11に記載の方法に従って、化合物AIをN、N−ジ
エチルクロロアセトアミドと反応させることでDL−ス
レオ−8−(8。
4−ジベンジルオキシフェニル)−N−ベンジルオキシ
カルボニルセリン N、N−ジエチルカルバモイルメチ
ルエステル(化合物番号4159)を得た。m、P、 
111〜112℃ (5)上記化合物篤159を(2)に記載の方法に従っ
て加水素分解することで、粗DL−スレオ−8−(8,
4−ジヒドロキシフェニル)セリン N’、N’−ジエ
チルカルバモイルメチルエステルを得、これを次の反応
にそのまま用いた。
(6)上記化合物を、N、N−ジメチルホルムアミド−
イソプロピルアルコールを溶媒として用いる他、(3)
に記載の方法と同様にしてベンジルアセトンによる還元
的アルキル化を行った。反応粗生成物は、シリカゲル上
フラッシュカラムクロマトグラフィー(溶出RIJK 
 ”−ヘキ”t ン/ 74t トン= 574)にて
分離精製し、表題N’、N’−ジエチルカルバモイルメ
チル エステル(化合物番号庖160)を得た。m、p
、108〜105℃(塩酸塩ン 実施例10 DL−スレオ−8−(8,4−ジヒドロキシフェニル)
 −N−(1−メチル−8−フェニルプロピル)セリン
 カルボエトキシメチルエステル及びDL−スレオ−8
−(8,4−ジヒドロキシフェニノリーN−(1−メチ
ル−8−フェニルプロピル)セリン カルバモイルメチ
ル エステル (1)  化合物AI (10,56P)、Efつ化ナ
トリウム(0,2P)、ジシクロへキシルアミ:z(4
s+/)を乾燥ジメチルホルムアミド(40mJ中に仕
込みさらCζクロル酢酸エチルエステル(2,41P)
を加え室温にて一夜攪拌した。この反応液より析出した
結晶を沖去し、母液を減圧上濃縮した。残渣は酢酸エチ
ルに溶解後、IN−塩酸、飽和重曹水、水と洗浄の後硫
駿マグネシウムで乾燥した。酢酸エチルを減圧上留去す
ると残渣としてDL−スレオ−8−(8,4−ジベンジ
ルオキシフェニル)−N−ベンジルオキシカルボニルセ
リン・カルボエトキシメチルエステル(化合物番号41
61)(11,48?)を得た。
m、p、118〜121℃ (2)  上記(1)で得た化合物、fi161(11
,81i〕をイソプロピルアルコール(100m)(ζ
溶かし、さらに50%含水 6%Pd701.18P、
濃塩酸2−を加え水素雰囲気下接触還元した。水素の吸
入の停止を確認した後Pd10を沖去してイソプロピル
アルコールを減圧上留去した。残渣にアセトニトリルを
加え析出晶を戸数してDL−スレオ−8−(8,4−ジ
ヒドロキシフェニル)セリン カルボエトキシメチルエ
ステル・塩酸塩(化合物番号7fL162)  (5,
715’)を得た。
M8 NMR,δa−IN3o(PP”)  : 1−2 (
t 、8H) 。
8.95〜4.8 (m、 8H) 。
4.7 (3、2E[) 、 4.9 (d、1町。
6.5〜6.9 (m 、 8 EI)(3)  上記
(2)で得た化合物Al 62 (8,0P)、1ベン
ジルアセトン(1,121をイソプロピルアルコール(
50sO中に仕込み0〜5℃とした。これにシアノ水素
化ホウ素ナトリウム(0,84P)を0〜6℃で加えた
その後室温で8日間攪拌した後、イソプロピルアルコー
ルを減圧留去した。残渣に飽和重曹水を加えた後酢酸エ
チルにて抽出した。酢酸エチル層は飽和食塩水にて洗浄
、硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エチルを留去した。
残渣をシリカゲルクロマト**して油状物のDL−スレ
オ−8−(8,4−ジヒドロキシフェニル)−N−(1
−メチル−8−フェニルブロビルンセリン カルボエト
キシメチルエステル(化合物番号416 B)  (2
,4F)  を得た。
IRy (film) a−−1: 8600〜800
0 、1740 。
1610.1510.1450,1880.1280゜
1240〜1150.1110.1060(4)  (
1)の方法1こ従って化合物7糸1をクロロアセトアミ
ドと反応させ、DL−スレオ−8−(3,4−ジベンジ
ルオキシフェニル)−N−ペンジルオキシカルボニルセ
リン力ルパモイルメチルエステル(化合物番号A ] 
64 )を得た。m、P、151〜152℃(5)上記
化合物A I G 4を(2)に記載の方法に従って加
水素分解し、DL−スレオ−8−(8,4−ジヒドロキ
シフェニルンセリンカルパモイルメチルエステル(化合
物番号A165)  を得た。m、p、65〜68℃(
6)上記化合物/Fi; 165を(3) tコ記載の
方法に従ってベンジルアセトンによる還元的アルキル化
反応に付し、表題カルバモイルメチルエステル(化合物
番号ム166)を得た。
m、p、58〜55℃ 実施例11 ヒドロキシフェニル)−N−(1−メチル−8−フェニ
ル(1)実施例9−(1)に記載の方法に従って化合物
Al(10,55F)を、8−シクロヘキセニルブロマ
イドにてエステル化反応にふした。反応粗生成物はシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒、クロロホ
ルA/I][エチル=8/1)にて単離し、ジイソプロ
ピルエーテルで結晶化させることでDL−スレオ−8−
(8,4−ジベンジルオキシ−フェニル)−N−ベンジ
ルオキシカルボニルセリン 8−シクロへキセニルエス
テル(化合物番号A 167) (2,44?ンを得た
。”、P−84−35℃ (2)  上記化合物Al 67 (2,2L P)を
実施例9− (21に記載の方法に従って加水素分解と
21結合の還元を行った。触媒を戸別して得られたDL
−スレオ−8−(8,4−ジヒドロキシフェニル)セリ
ン シクロヘキシルエステルのイソプロピルアルコール
溶液をそのまま次の反応に用いた。
上記イソプロピルアルコール溶!1こベンジルアセトン
、モレキュラーシーブズ8人更にシナノ水素化ホウ素ナ
トリウムを加えて反応させ、粗生成物をシリカゲルカラ
ムク  :ロマトグラフィー(溶出溶媒、n−ヘキサン
/アセトン=778)で精製してジアステレオマー混合
物である表題シクロヘキシルエステル(化合物番号61
6 B) (0,71?)を得た。m、p、 107〜
108℃(3)8−シクロヘキセニルブロマイドの替り
にβ−メタリルクロライドを用いて、上記(1)に記載
の方法に従って化合物A1を反応させると、DL−スレ
オ−8−(8,4−ジベンジルオキシフェニル)−N−
ベンジルオキシカルボニルセリン メタリルエステル(
化合物番号4169)が得られた。
m、P、88〜90℃ (4)上記化合初志169を実施例1O−(21及び−
(3)に記載の方法に従って接触還元とそれIこ続<ベ
ンジルアセトンによる還元的ア° ルキル化反応を行っ
て表題のイソブチルエステル(化合物番号A 170 
)を得た。
m、p、 90〜92℃ 実施例12 2−(1−メチル−8−フェニルプロピルファミノ−8
−メチル−1,8−ブタンジオール及びDL−スレオ−
1−(8,4−ジヒドロキシフェニルシン−2−イソプ
ロピルアミノ−8−メチル−1,8−ブタンジオール(
1)  マグネシウム(1,8F)を乾燥エーテル(1
(Ju中に仕込み、これにヨウ化メチル(11,81の
乾燥エーテル(50−ンの溶液を少し滴下し反応の開始
を確認する。
反応の開始を確認した後残りの溶液をエーテル還流下滴
下した。さらに滴下終了後1時還流させた後、実施例5
−■で得た化合物Al l 7 (4,0・P)を10
℃以下で加えた。反応液を2時間還流した後塩化アンモ
ニウム水溶液に注入し分解した。そして酢酸エチルで抽
出、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後減
圧濃縮した。
反応粗生成物はシリカゲルカラムクロマトクラフィー(
溶出溶媒:クロロホルム/メタノール=10075)に
て精製し、DL−スレオ−1−(3,4−ジベンジルオ
キシフェニル)−2−(1−メチル−3−7エニルブロ
ビル)72ノー3−メチル−1゜8−ブタンジオール(
ジアステレオマーI)(化合物番号1fx l 71 
)  (1,18?ンを得た。m、P、  72〜74
℃ (2)上記化合物篤171(1,0P)をメタノール(
10d)に溶解し、ここへ60%含水5%Pd/C0,
1)を加え常圧加水素分解反応ζこ付す。水素吸収が終
了したのを確認後、触媒を派別し沖液を減圧濃縮すると
表題のDL−スレオ−1−(8,4−ジヒドロキシフェ
ニル)−2−(1−メチル−8−フェニルプロピル)ア
ミノ−8−メチル−1,8−ブタンジオール(ジアステ
レオマーI)I化合物番qfQl 72)  (0,5
1F)を得た。m、P、 66〜68℃ 上記化合物ノに172は、出発原料として化合物、に1
17の替りに実施例16−(11で得られたフリーのカ
ルボン酸(化合物&180)を用いて同様のグリニヤー
ル反応を行なうことによっても合成することができた。
(3)  上記の(1)の方法によって、化合物&11
7の替りに化合物A 148を用いるとDL−スレオ−
1−(3,4−ジベンジルオキシフェニル)−2−イソ
プロピルアミノ−8−メチル−1,8−ブタンジオール
(化合物番号A 178 )が得られた。
m、P、 101〜108℃ (4)  上記化合物A178を上記(2)の方法に従
って脱ベンジル化反応に付すことによりてDL−スレオ
−1−(8,4−ジヒドロキシフェニル)−2−イソプ
ロピルアミノ−8−メチル−1,3−ブタンジオール(
化合物番号A I 74 )が得られた。
m、p、 188〜190℃(1/27 ? /l/酸
塩)実施例13 2−イソプロピルアミノ−8−メチル−1,8−ブタン
ジオール (1)DL−スレオ−8−(8,4−ジベンジルオキシ
フェニル)セリン(1,4F)をテトラヒドロフラン(
10m/)に溶解し、この溶液をマグネシウム<0.7
8?)、ヨウ化メチル(4,75’)、テトラヒドロフ
ラン(27TRt)より調製したグリニヤ試薬の中に滴
下し、実施例12−(1)と同様に反応、後処理を行っ
て油状のDL−スレオ−1−(8、4−ジベンジルオキ
シフェニル)−2−アミノ−8−メチル−1,8−ブタ
ンジオール(化合物番号A175)を得、常法lこより
蓚酵塩化した。 (1,05’)”、P、 150〜1
57℃(1/ 277  Jl/酸塩) 化合物A175は実施例5−(1)で得られた化合物A
116を上記(1)と同様のグリニヤール反応にふすこ
とによっても得られる。
(2)  上記(1)の方法で得られた油状の化合物ム
175(0,90F)を実施例7に記載の方法に従って
アセトンによる還元的アルキル化反応にふし、化合物罵
17B(0,74P)が得られた。m、p、too〜1
08℃この化合物を脱ベンジル化することで化合物41
74が得られた。(1/2フマル酸塩−〇、22 F、
m、P、 186〜191℃)実施例14 ヒドラジド (1)実施例5−(23で得られた化合物A117(7
,685’)にアンモニア飽和メタノール(88献)を
加え、オートクレーブ中50℃にて80時間加熱攪拌し
た。S縮後シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
溶媒:クロロホルム/アセトン=−)にて精製しDL−
スレオ−3−(8,4−ジベンジルオキシ−フェニル)
−N−(1−メチル−3−フェニルブロビルンセリン 
アミド(化合物番号jfi176)(5,6P)  を
得た。m、P、104℃ (2)上記化合物全量をメタノール(240m)に溶解
し5%Pd7C触媒(58%含水)(0,81存在下、
常圧加水素分解した。
4時間後、触媒口側し、濃縮後塩化メチレンにより結晶
化すると、1つのジアステレオマーから成る表題のアミ
ド(化合物番号/fa177)(8,18P) を得た
m、P、115〜117℃ (3)化合物庖117をメタノール中50℃において抱
水ヒドラジンと反応させるとDL−スレオ−8−(8,
4−ジベンジルオキシフェニルラーN−(1−メチル−
8−フェニルプロピルクセリン ヒドラジドカヘースト
として得られた。この化合物を(2)の方法に従って脱
ベンジル化反応を行うと1つのジアステレオマーから成
る表題のヒドラジド(化合物番号7fi11178 )
が得られた。
m、p、 140〜148℃ 実施例15 N−(1−メチル−3−フェニルプロピル)セリン イ
ソプロピリデンヒドラジド 化合物Al l 7 (1,621)から実施例14−
 (3)に従って合成された、DL−スレオ−8−(8
,4−ジベンジルオキシフェニル)−N−(1−メチル
−8−フェニルプロピル)セリン ヒドラジドを全量、
シリカゲル共存下アセトン(50sd)に溶解した。2
時間後口別濃縮し粗スレオ−8−(8,4−ジベンジル
オキシフェニル)−N−(1−メチル−8−フェニルプ
ロピルクセリン イソプロピリデンヒドラジドを得た。
上記化合物を全量100−のメタノールに溶解し5%P
d70触媒(58%含水ン (0,17?)の存在下4
時間かけて常圧加水素分解した。触媒口側の後濃縮し、
残分を150PItのベンゼンより再結晶することによ
り表題化合物(化合物番号應IT9)(0,801を得
た。m、p、 110〜112℃ 実施例16 DL−スレオ−8−(8,4−ジヒドロキシフェニル]
−N−(1−メチル−8−7エニルブロピ)Lt)セリ
ン(1)実施例5−(21で得られた化合物1a 11
7(2,05’)をメタノール(9TILt)、水(1
−)中に仕込み0〜10℃とした。これに水酸化ナトリ
ウム(0,44F)を加え室温で7時間攪拌した。反応
液のPHを6に調節することにより析出した結晶を戸数
し、ジメチルスルホキシドで再結晶してDL−スレオ−
8−(3、4−ジベンジルオキシフェニルシン−N−(
1−メチル−8−フェニルプロピル)−セリン ジアス
テレオマー11 (化合物番号Al 80)  (1,
01P)を得た。m、p、 i s t℃(分解)(2
)  上記反応(1)で得た化合物4180(0,9P
)をメタノール(9d)に仕込み、濃塩酸(1,rwt
)を加え溶解させた。さら斎こ50%含水5%Fd10
 (0,I P)を加え水素雰囲気下接触還元した。水
素の吸入の停止を確認した後Pd7Cを沖去して母液の
pHを6に調整した。減圧下メタノールを留去し残渣に
エタノールを加え不溶部を沖去し、母液から再度減圧下
エタノールを留去することにより、1つのジアステレオ
マーから成る表題化合物(化合物番号711181)(
0,27P) を得た。”、P、125℃(分解)実施
例17 (1)実施例5− (21で得られた化合物A117(
5,O? )を無水エタノール(50/)lこ仕込み、
これにナトリウムボロハイドライド(1,45’)を加
えた。これを−5℃以下とし、塩化カルシウム(2,0
5P)の無水エタノール(5(1wt)溶液を一5℃以
下で滴下した。滴下終了後θ〜5℃で2時間攪拌の後、
反応液を水11に注入した。析出品を炉取し、得られた
結晶を酢酸エチルに溶かした後水洗浄、硫酸マグネシウ
ム乾燥して酢酸エチルを減圧下留去するとDL−スレオ
−1−(8,4−ジベンジルオキシフェニル)−2−(
1−メチル−8−フェニルプロピル)アミノ−1,8−
プロバンクオール(ジアステレオマーI)(化合物番号
At 82)  (4,62F)が得られた。
m、p、76〜78℃ (2)  上記反応(1)で得られた化合物A182(
1,01をメタノール(10sd)lζ溶かし、さらに
50%含水 59fp Pd/C(0,2F)を加え、
水素雰囲気上接触還元した。
水素の吸入の停止を確認した後P d / Cを沖去し
てメタノールを減圧下留去した。残渣にアセトンとシュ
ウ酸(0,19SL、l を加え、析出品を戸数してD
L−スレオ−1−(8,4−ジヒドロキンフェニル)−
2−(1−メチル−8−フェニルプロピルノアミノ−1
,8−プロパンジオール 1/2シエウ厳塩(化合物番
号AI 8 B)  (0,24?ンを得た。m、P、
 120℃ (3)実施例7で得られた化合物4148を(1)の方
法(ζ従って水素化ホウ素カルシウムで還元すると、D
L−スレオ−1−(8,4−ジベンジルオキシフェニル
)−2−イソプロピルアミノ−1,8−プロパンジオー
ル(化合物番号4184Jが得られた。
m、p、84〜86℃ (4)上記化合物高184を(2)と同様ζこして加水
素分解反応にふすことによりDL−スレオ−1−(8,
4−ジヒドロキシフェニル)−2−イソプロピノげiノ
ー1.8−プロパンジオール(化合物番号ム185)カ
1ltJられた。m、P、158〜168℃(塩酸塩)
実施例18 2−(1−メチル−8−フェニルプロピノリアミノ−1
゜8−プロパンジオール (1)  化合物4116(8,60P)を、実施例1
7−(1)に記載の方法に従って、水素化ホウ素ナトリ
ウム(1785’)と塩化カルシウム(5,661から
調整した水素化ホウ素カルシウムと反応させ、DL−ス
レオ−1−(8,4−ジベンジルオキシ−フェニル)−
2−アミノ−1,8−プロパンジオール(化合物番号ム
186)(塩酸塩、6.7?、m、P、 165〜16
7℃) を得た。
(2)上記化合物A 186の塩酸塩(4,16F)を
、実施例17−(2)の方法に従って加水素分解し、粗
DL−スレオ−1−(8,4−ジヒドロキシフェニル)
−2−アミノ−1,8−プロパンジオール塩酸塩とした
。これは、精製することなく次反応に用いた。
(3)  上記化合物を実施例8−(3)の方法に従っ
てベンジルアセトン(,2,8m)でM 元的フルキル
化反応を行ない、ジアステレオマーの混合物として表題
化合物(化合物番号轟187)(塩酸塩、0.82 P
、rfl、P、 99〜101℃ンを1尋な。
実施例19 (1)  実施例17−(1)で得られた化合物&18
2(512岬)のテトラヒドロフラン溶液(10/)に
、室温にてメチルイソシアネート(701’P)及びト
リフルオロ酢酸(171MP)を加え、2日間撹拌した
。反応混合物に飽和重曹水を加えてから、塩化メチレン
にて抽出した。抽出有機層は水にて3回洗浄後硫酸ナト
リウム上乾燥して減圧上濃縮した。残分はシリカゲル薄
層クロマトグラフィーにて分111t#lしDL−スレ
オ−1−(8,4−ジベンジルオキシフェニル)−2−
(1−メチル−8−フェニルプロピル)7ミノー8−(
N−メチルカルバモイル)オキシプロバールが得られた
(491岬) この化合物は実施例17−(21の方法に従って脱ベン
ジル化反応にかけるとDL−スレオ−1−(8,4−ジ
ヒドロキシフェニルノー2−(1−メチル−8−フェニ
ルプロピルノアミノ−8−(N−メチルカルバモイル)
オキシプロパツール(化合物番号 轟188)が得られ
た。m、p、95〜99℃(2)  上記(1)の方法
眉こ従って化合物A182を、各 メチルイソシアネートの替りにイソシア酸ナトリウムと
反応させ、続いて脱ベンジル化反応EこかけるとDL−
スレオ−1−(8,4−ジヒドロキシフェニル)−2−
(1−メチル−8−フェニルプロピル)アミノ−3−カ
ルバモイルオキシブロバノール(化合物番号黒189)
が得られた。
m、p、58〜55℃ 実施例20 2−メチルアミノ−1,8−プロパンジオール(11化
合物&4(,1,65’)を無水テトラヒドロフラン(
12d)に溶解後、水冷却し、この溶液にリチウムアル
ミニウムハイドライド(0,851を加え室温でlF!
!!間反応後、50〜55℃にて2時間反応した。反応
液を冷・却後、エーテル(150m)  とメタノール
(2ml)及び水(2,5+d)を加え、不溶物を戸数
後、有機層を乾燥し溶媒を留去することにより、油状物
であるDL−エリスロー1−(8,4−ジベンジルオキ
シフェニルクー2−メチルアミノ−1,8−プロパンジ
オール(化合物番号4190)(1,4P)を得た。
JRy(film)cm   :8300〜g500,
1600゜1510.1450,1480,1880゜
1270.1220.1180.1100(2)  上
記反応で得た化合物^190(0,7F)を常法により
接触還元を行って、酢酸エチルより結晶化し、表題化合
物(化合物番号AI 91)  (0,26P)を得た
。m、P、 77〜80 ℃ 実施例21 2−(l−メチル−3−フェニルプロピル)ア疋ノー8
−ア;ノブロバノール リチウムアルミニウムハイドライド(1,58F)のテ
トラヒドロフラン溶[(50d)に化合物4176(8
,535’)のテトラヒドロフラン溶液(80m)を2
0分かけて滴下し、更に6時間還流させた。反応溶液は
水(1,58m)、15%水酸化ナトリウム水溶液(1
,58−)そして水(4,6at)と順次添加すること
にょう分解し、生じた沈澱を戸別、炉液を減圧濃縮した
。残分はシリカゲルカラムクロマト(溶出溶媒:0.5
%量濃アンモニア水を含むテトラヒドロフラン)にて分
離精製し、油状のDL−スレオ−1−(8,4−ジベン
ジルオキシフェニル)−2−(1−メチル−8−フェニ
ル−プロピルアミノ−8−アミノプロパツール(2,2
8P)を得た。
この化合物は2当量の塩酸を含むメタノール(100m
)中、50%含水5%Pd/C(0,4P)の存在下、
常温常圧にて加水素分解反応を行った。
水素の吸収が止まってから触媒を戸別し溶媒をに〜圧留
去した。
残分にエーテルを加え、沈澱を戸別すると、標題化合物
が塩酸塩として(化合物番号 人192) (0,91
PJ 得られた。
m、p、180〜150℃ 実施例22 DL−スレオ−8−(8,4−ジヒトロキシフェニルン
一N−(1−メチル−8−フェニルプロピル)セリン 
ピロリジンアミド (1)  化合1e2j、i8 (855−1ヲ実m例
8−(1)1m記載の方法に従って混合酸無水物を経由
してピロリジンと縮合させた。粗生成物はシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:クロロホルム/メ
タノール=100/8,1にて分離精製しアモルファス
な固体としてDL−スレオ−3−<8.4−ジベンジル
オキシフェニル)−N−t−ブトキシカルボニルセリン
 ピロリジンアミド(化合物番号Al9B)(620”
P)を得た。
1.4〜2.0 (m 、 4H) 、 2.7〜8.
6 (m 、 4EI) 。
4.25  (br8.IEi)   、4.41  
 (dd、LH)   。
4.54(bra、ta)、5.09&5.11 (8
゜2El+2H)、5.58 (d、IH) 、6.8
8 &7.08 (S 、 2EL+I H) 、 7
.2〜?、5 (m 。
10f() (2)  上記化合物洗198(580q)をエタノー
ル(10m)に溶解し、ここへ15%塩酸−イソプロピ
ルアルコール溶液を加えて室温攪拌した。
反応終了後、溶媒を減圧留去し残分をエーテルにて結晶
化してDL−スレオ−8−(8,4−ジベンジルオキン
フェニル〕セリン ピロリジンアミド塩酸塩(化合物番
号鳥194J  (440v)を得た。
m、p、178℃ (3)上記化合物//a 194を実施例8− (3)
 lこ記載の方法に従ってベンジルアセトンによる還元
的N−アルキル化反応fこ付しな。反応粗生成物はシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにてyI製分離し、D
L−スレオ−8(−(8,4−ジベンジルオキシフェニ
ルノーN−(1−メチル−8−フェニルプロピル)セリ
ン ピロリジンアミド(化合物番号4195 )が得ら
れた。この化合物は常法に従って加水素分解するこさで
化合物IE=19を与えた。
実施例28 ピロリジップロバノール 化合物419の塩酸塩(435キノのテトラヒドロフラ
ン溶H(lowt)に水冷下水素化ホウ素ナトリウム(
880wq)を加えた。
10分後、三フッ化ホウ素エーテル錯体・  (1,2
8mt)のテトラヒドロフラン溶液(10ノスi゛ −)を氷冷下30トかけて滴下した。室温にて一夜間攬
、拌後、反応溶液に水を加え、更に10%塩酸19でp
liを0.5以下とした。50分間還流の後冷却し固体
炭酸水素ナトリウムにてアルカリ性として酢酸エチルに
て抽出した。抽出有機層は食塩水にて洗浄後、無水硫酸
ナトリウム上乾燥してから溶媒を減圧留去した。
残分をシリカゲルカラムクロマトグラフィー゛ にて(
溶出溶媒ニアセトニトリル/酢酸/水= 9/1/1 
)分離精製後標題化合物を塩酸塩として得た。(化合物
番号A196)(84−p)    m、P、125℃
(分解)実施例24 実施例(3)の方法によって合成した化合物洗197の
塩酸塩(1,95Pンをメタノール(80m+/)に溶
解し、更に1規定塩酸−イソプロピルアルコール溶IW
(10+y)及び50%含水の5%Pd/Co、 5 
Pを加え、室温下常圧水添した。
反応終了後(2時間)触媒を戸別、P液を濃縮した残分
を生魚のメタノールに溶かしたものIこエーテルを加え
て標題化合物の2塩酸塩(化合物番号&20 B)  
(2,185’)を得た。
m、p、201〜208℃ 〔a〕o=+18.1°(
Δ1eOH/C=1.01J 実施例25 −El−メチル−3−(8,4−ジヒドロキシフ、ニル
)一実施例(3)−1によって合成された化合物馬9(
2,00F)を、実施例(3)−2の方法によって粗し
−スレオ−8−(8、4−ジヒドロキシフェニル)セリ
ン ピロリジンアミドとした。この化合物を全量、メタ
ノール(6〇−)1こ溶解し、ここへモレキュラーシー
ブ8A(81,酢酸0.58d、 4− (8、4−ジ
ベンジルオキシフェニル)−2−ブタノン(2,711
を加えた浸水水冷する。続いて水素化シアン、ホウ素ナ
トリウム(0,6654)を加えてθ℃1時間、更に室
温で2日間攪拌した。不溶物を戸別後溶媒を留去し、残
分に2%重曹水と酢酸エチルを加えて、有機物を抽出し
た。有機層は食塩水にて洗浄後無水硫酸ナトリウムにて
乾燥減圧濃縮した。
(残分をメタノール(150m/)に溶解し、ここへ1
 fi定m酸−イツブロバノール溶液(7−)と50%
含水の5%Pd/C(0,4P)を加えて、常温常圧に
て加水素分解を行った。
反応終了後(4時間)触媒を炉別し、溶媒を減圧留去し
た。残分を水に溶かした後非アミン性有機物を酢酸エチ
ル1こて抽出した。水層は固体炭酸水素ナトリウムでア
ルカリ性とした後、遊離した有機物を酢酸エチルで抽出
した。抽出有機層は食塩水にて洗浄後無水流酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧濃縮した。常法により塩酸塩化して標
題化合物の塩酸塩(化合物番号屋204) (1,90
Pンを得た。
m、P−146〜148℃ C(l 冗5= + 25
.7°(MeOEI10=1.01) 特許田麩 住友製薬株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は一般式OR^4または▲数式、化学式
    、表等があります▼を表し、 R^4は水素原子、C_1−C_4アルキル、C_5−
    C_6シクロアルキル、カルバモイル、N−(C_1−
    C_4アルキル)カルバモイル、カルボ(C_1−C_
    4アルコキシ)メチル、カルバモイルメチルまたはN,
    N−ジ(C_1−C_4アルキル)カルバモイルメチル
    基を、 R^5は水素原子、C_1−C_4アルキル、C_5−
    C_6シクロアルキル、フェニル、置換フェニル、ピリ
    ジル、テトラゾリル、ヒドロキシ(C_2−C_4)ア
    ルキル、C_1−C_4アルコキシ(C_2−C_4)
    アルキル、ジ(C_1−C_4アルキル)アミノ(C_
    2−C_4)アルキル、アミノ、アセチルアミノまたは
    イソプロピリデンアミノ基を、 R^6は水素原子、C_1−C_4アルキル基を意味す
    るか、▲数式、化学式、表等があります▼で一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼で表わされる環状アミノ
    基を表わし、A及びBは、無置換またはC_1−C_4
    アルキル、カルボキシル、カルボ(C_1−C_4)ア
    ルコキシ、ヒドロキシ(C_1−C_4)アルキル、ま
    たはフェニル基で置換された直鎖のC_1−C_3アル
    キレン基または単結合を、DはC_1−C_4アルキレ
    ン、1,2−または、1,4−シクロヘキシリデン、1
    ,2−ベンゾ、オキサ、またはC_1−C_4アルキル
    、フェニル基で置換されたイミノ基を意味する。 Xは酸素原子または互いに結合されざる2つの水素原子
    もしくは2つのC_1−C_4アルキル基を意味する。 R^2は水素原子、C_1−C_4アルキルまたはフェ
    ニル基を意味し、 R^3は水素原子、C_1−C_4アルキル、C_5−
    C_6シクロアルキル、フェニル、置換フェニル、ナフ
    チル、ピリジル、チェニル、フリル、ピロリル、インド
    リルまたはフェロセニル基を意味し、 Yは単結合または無置換またはC_1−C_4アルキル
    またはフェニル基で置換されたC_1−C_4アルキレ
    ン基を、 Zは単結合またはオキサ、チア、C_1−C_4アルキ
    ルイミノまたはCONH基を意味するか、または、Z−
    R^3で、1,4−ベンゾジオキサニル基、またはR^
    2−CH−Y−Z−R^3でC_5−C_6シクロアル
    キル、またはテトラヒドロナフチル基を意味する。〕 で表わされる新規なフェニルセリン誘導体、またはその
    酸付加塩
  2. (2)下記のいずれか一つの化合物またはその製薬上許
    容される塩である特許請求の範囲第1項記載の化合物 L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−
    N−〔(1−メチル−3−フェニル)プロピル〕セリン
    ピロリジンアミド、 L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−
    N−〔〔1−メチル−3−(2,3,6−トリメチル−
    4−メトキシ)フェニル〕プロピル〕セリンピロリジン
    アミド、 L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−
    N−〔1−メチル−3−(P−フルオロフェニル)プロ
    ピル〕セリンピロリジンアミド、 L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−
    N−〔1−メチル−3−(3,4−ジヒドロキシフェニ
    ル)プロピル〕セリンピロリジンアミド L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−
    N−〔1−メチル−3−(P−スルファモイルフェニル
    )プロピル〕セリンピロリジンアミド、 L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−
    N−〔1−メチル−3−(α−ナフチル)プロピル〕セ
    リンピロリジンアミド、 L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−
    N−〔1−メチル−3−(1−フリル)プロピル〕セリ
    ンピロリジンアミド
JP60136581A 1984-12-19 1985-06-21 フエニルセリン誘導体 Granted JPS61145148A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/683,430 US4695580A (en) 1983-12-20 1984-12-19 Phenylserine derivatives and processes for preparing the same
US683430 1991-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61145148A true JPS61145148A (ja) 1986-07-02
JPH0550499B2 JPH0550499B2 (ja) 1993-07-29

Family

ID=24744009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60136581A Granted JPS61145148A (ja) 1984-12-19 1985-06-21 フエニルセリン誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61145148A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6277358A (ja) * 1985-09-30 1987-04-09 Microbial Chem Res Found N−メチルフエニルセリン誘導体
US5563171A (en) * 1993-11-05 1996-10-08 American Cyanamid Company Treatment of glaucoma and ocular hypertension with β3-adrenergic agonists
US5578638A (en) * 1993-11-05 1996-11-26 American Cyanamid Company Treatment of glaucoma and ocular hypertension with β3 -adrenergic agonists

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BRPI0607379B8 (pt) 2005-01-26 2021-05-25 Allergan Inc composição farmacêutica de efeito analgésico

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59112949A (ja) * 1982-12-20 1984-06-29 Microbial Chem Res Found 新規なl−スレオ−アドレナリン酸

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59112949A (ja) * 1982-12-20 1984-06-29 Microbial Chem Res Found 新規なl−スレオ−アドレナリン酸

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6277358A (ja) * 1985-09-30 1987-04-09 Microbial Chem Res Found N−メチルフエニルセリン誘導体
US5563171A (en) * 1993-11-05 1996-10-08 American Cyanamid Company Treatment of glaucoma and ocular hypertension with β3-adrenergic agonists
US5578638A (en) * 1993-11-05 1996-11-26 American Cyanamid Company Treatment of glaucoma and ocular hypertension with β3 -adrenergic agonists

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0550499B2 (ja) 1993-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1499589B1 (fr) Derives de n-¬phenyl(piperidin-2-yl)methyl|benzamide, leur preparation et leur application en therapeutique
KR100545329B1 (ko) 인돌 및 2,3-디히드로인돌 유도체, 그들의 제조방법 및 사용
JP4335684B2 (ja) 5−ヒドロキシトリプタミン−6リガンドとしてのインドリルアルキルアミン誘導体
HU214574B (hu) Eljárás izoindolonszármazékok előállítására
FR2619111A1 (fr) Derives de (piperidinyl-4)methyl-2 tetrahydro-1,2,3,4 9h-pyrido (3,4-b) indole, leur preparation et leur application en therapeutique
HU184719B (en) Process for the preparation of heterocyclic oxy-propanolamine derivatives
US7232835B2 (en) 3,6-Disubstituted azabicyclo derivatives as muscarinic receptor antagonists
CN1068566A (zh) 用作抗缺血剂的2-(4-羟基哌啶子基)-1-烷醇
KR20050099525A (ko) 피롤로트리아진 키나제 억제제의 제조 방법
KR900000552B1 (ko) 항알레르기 및 소염 제제와 그의 제조방법
US20070021487A1 (en) Azabicyclo derivatives as muscarinic receptor antagonists
FR2574793A1 (fr) Composes derives d'indole, compositions pharmaceutiques les contenant et procede pour leur preparation
US20070010568A1 (en) Substituted azabicyclo hexane derivatives as muscarinic receptor antagonists
AU2003214535B2 (en) Substituted azabicyclo hexane derivatives as muscarinic receptor antagonists
US4363808A (en) N-(3-Phenoxy-2-hydroxypropyl)benzimidazole-1-alkanamines
FR2702477A1 (fr) Dérivés de benzoxazine, leur préparation et leur application en thérapeutique.
CA2511726A1 (en) Xanthine derivatives as muscarinic receptor antagonists
JPS61145148A (ja) フエニルセリン誘導体
US20090176856A1 (en) Muscarinic receptor antagonists
CA2093112A1 (fr) Derives spiraniques du 3-amino chromane, leurs procedes de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent
US5272143A (en) 6-oxoazepinoindole compounds, and pharmaceutical compositions containing them
US4146645A (en) Hypertensive phenylalkylamines and salts thereof
JPS604183A (ja) イミダゾリジンジオン誘導体
JPS606658A (ja) 三置換オキサゾリジノン化合物
JPS6333362A (ja) インド−ル誘導体