JPS6113699Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113699Y2 JPS6113699Y2 JP12644580U JP12644580U JPS6113699Y2 JP S6113699 Y2 JPS6113699 Y2 JP S6113699Y2 JP 12644580 U JP12644580 U JP 12644580U JP 12644580 U JP12644580 U JP 12644580U JP S6113699 Y2 JPS6113699 Y2 JP S6113699Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- muffler
- pipe
- tail tube
- muffler pipe
- expansion chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車用マフラで特にそのテール
チユーブの取付構造に関する。
チユーブの取付構造に関する。
一般に、自動車用マフラにおいてテールチユー
ブの長さは排気音(特に高周波成分)の消音に重
要な役割を果す。
ブの長さは排気音(特に高周波成分)の消音に重
要な役割を果す。
このため、従来ではテールチユーブをできるだ
け長くするように種々工夫されている。
け長くするように種々工夫されている。
例えば第1図に示すように、テールチユーブ1
をマフラ本体2の前面部2Aから突出させ、その
後曲折してマフラ本体2の後方へと延出するよう
にしたものがある。
をマフラ本体2の前面部2Aから突出させ、その
後曲折してマフラ本体2の後方へと延出するよう
にしたものがある。
これだと、マフラ本体2の後面部2Bから突出
させるよりは、テールチユーブ1を車体後方から
大きく突出することなくはるかに長く形成でき上
記機能は満足させられる。
させるよりは、テールチユーブ1を車体後方から
大きく突出することなくはるかに長く形成でき上
記機能は満足させられる。
ところが、このような従来の方法だとテールチ
ユーブ1を長く形成できても、テールチユーブ1
がマフラ本体2の周囲に大きく膨み出すことにな
るため、車体後方下面のレイアウト上(例えば、
ガソリンタンク、スペアタイヤハウス及びタイヤ
等との位置関係)支障をきたすという問題があつ
た。
ユーブ1を長く形成できても、テールチユーブ1
がマフラ本体2の周囲に大きく膨み出すことにな
るため、車体後方下面のレイアウト上(例えば、
ガソリンタンク、スペアタイヤハウス及びタイヤ
等との位置関係)支障をきたすという問題があつ
た。
また、熱源を広範囲に配置することにもなるた
め、熱害上の問題、更にはテールチユーブ1自体
の振れが大きいために強度及び振動上の問題も生
じた。
め、熱害上の問題、更にはテールチユーブ1自体
の振れが大きいために強度及び振動上の問題も生
じた。
上記問題点を解決するために、実開昭55−
60412号公報に開示されているマフラが提案され
ている。
60412号公報に開示されているマフラが提案され
ている。
しかしながら上記マフラにおいては、排気の流
れが折り返されるときに気流音が発生してしまう
問題があつた。
れが折り返されるときに気流音が発生してしまう
問題があつた。
そこで、この考案はマフラ本体内部のマフラパ
イプにテールチユーブを挿入し二重管構造とする
と共に、この二重管構造において排気の流れが折
り返される部位のテールチユーブに小孔群を形成
することにより上記問題点を解決することを目的
とする。
イプにテールチユーブを挿入し二重管構造とする
と共に、この二重管構造において排気の流れが折
り返される部位のテールチユーブに小孔群を形成
することにより上記問題点を解決することを目的
とする。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第2図において、10は筒状のマフラ本体であ
り、この本体10内部には長手方向に順次低周波
レゾネータ室11A、第1の拡張室11B、高周
波レゾネータ室11C及び第2の拡張室11Dが
各々隔成されている。
り、この本体10内部には長手方向に順次低周波
レゾネータ室11A、第1の拡張室11B、高周
波レゾネータ室11C及び第2の拡張室11Dが
各々隔成されている。
そして、機関側に通じる排気管12がパイプ1
3Aを介して第1の拡張室11Bに通じ、この拡
張室11Bがパイプ13Bを介して第2の拡張室
11Dに通じている。
3Aを介して第1の拡張室11Bに通じ、この拡
張室11Bがパイプ13Bを介して第2の拡張室
11Dに通じている。
この第2の拡張室11Dに対して、その壁面に
形成した小孔群14Aを介して連通するマフラパ
イプ14が、各室11A〜11Dを貫通するよう
にしてマフラ本体10の内部に横設されている。
形成した小孔群14Aを介して連通するマフラパ
イプ14が、各室11A〜11Dを貫通するよう
にしてマフラ本体10の内部に横設されている。
このマフラパイプ14は、マフラ本体10の
前、後面部10A,10Bにおいて二重の環状突
起を有するブラケツト16Aと単一突起のブラケ
ツト16Bによつてその両端部が支持されてい
る。
前、後面部10A,10Bにおいて二重の環状突
起を有するブラケツト16Aと単一突起のブラケ
ツト16Bによつてその両端部が支持されてい
る。
そして、マフラパイプ14の内部には一端がブ
ラケツト16Aの内側の環状突起によつて支持さ
れ、他端がマフラ本体10の後面部10Bから所
定の長さに亘つて突出するテールチユーブ17が
挿入されている。
ラケツト16Aの内側の環状突起によつて支持さ
れ、他端がマフラ本体10の後面部10Bから所
定の長さに亘つて突出するテールチユーブ17が
挿入されている。
このテールチユーブ17は、その外径がマフラ
パイプ14の内周との間に所定の間隙が形成され
るように小さく設定されると共にその基端部(排
気ガスの上流側)において壁面に形成した小孔群
17Aを介してマフラパイプ14と連通してい
る。
パイプ14の内周との間に所定の間隙が形成され
るように小さく設定されると共にその基端部(排
気ガスの上流側)において壁面に形成した小孔群
17Aを介してマフラパイプ14と連通してい
る。
尚、図中13Cは第1の拡張室11Bと低周波
レゾネータ室11Aを結ぶパイプ、14Bはマフ
ラパイプ14の壁面に形成したマフラパイプ14
と高周波レゾネータ室11Cを連通する小孔群で
ある。
レゾネータ室11Aを結ぶパイプ、14Bはマフ
ラパイプ14の壁面に形成したマフラパイプ14
と高周波レゾネータ室11Cを連通する小孔群で
ある。
また、小孔群を有するマフラパイプ14及びテ
ールチユーブ17に予め小孔が形成されたパーフ
オレイトチユーブを使用しても良いし、第3図に
示すようにマフラパイプ14に小孔群14Aを形
成する代わりに、マフラパイプ14の後端部を第
2の拡張室11Dにおいて解放するよにしても良
い。
ールチユーブ17に予め小孔が形成されたパーフ
オレイトチユーブを使用しても良いし、第3図に
示すようにマフラパイプ14に小孔群14Aを形
成する代わりに、マフラパイプ14の後端部を第
2の拡張室11Dにおいて解放するよにしても良
い。
次に、この考案の作用について説明する。
排気管12によつて伝達された排気音は、パイ
プ13A,13Bによりマフラ本体10の第1及
び第2の拡張室11B,11Dに順次導入され、
その振動エネルギーが段階的に減衰されると共
に、第2拡張室11Dから更に小孔群14Aを介
してマフラパイプ14及び小孔群17Aを介して
テールチユーブ17と導かれてその振動エネルギ
を消失して外部に放散される。
プ13A,13Bによりマフラ本体10の第1及
び第2の拡張室11B,11Dに順次導入され、
その振動エネルギーが段階的に減衰されると共
に、第2拡張室11Dから更に小孔群14Aを介
してマフラパイプ14及び小孔群17Aを介して
テールチユーブ17と導かれてその振動エネルギ
を消失して外部に放散される。
一般には排気の流れの方向が急激に変化すると
気流音が発生するが、この考案によれば、排気の
流れが折り返される部位に小孔群17Aを形成し
ているので、気流音は効果的に低減される。
気流音が発生するが、この考案によれば、排気の
流れが折り返される部位に小孔群17Aを形成し
ているので、気流音は効果的に低減される。
この間、排気音の低周波成分は低周波レゾネー
タ室11Aで高周波成分は高周波レゾネータ室1
1Cで適宜その反射音と相殺するなどして消音さ
れる。
タ室11Aで高周波成分は高周波レゾネータ室1
1Cで適宜その反射音と相殺するなどして消音さ
れる。
このようにして、マフラ本体10の本来的な機
能は従前通り維持される。
能は従前通り維持される。
そして、テールチユーブ17をマフラパイプ1
4に挿入して二重管構造としたため、テールチユ
ーブ17を短縮することなくマフラ本体10に組
込むことが可能となる。
4に挿入して二重管構造としたため、テールチユ
ーブ17を短縮することなくマフラ本体10に組
込むことが可能となる。
この結果、テールチユーブ17の主として高周
波成分の消音効果が保持されると共に、マフラ本
体10の周囲にはテールチユーブ17等が膨り出
すことがなく、マフラ回りがコンパクトになるた
め、車体後方下面のレイアウト上スペース的に有
利となる。
波成分の消音効果が保持されると共に、マフラ本
体10の周囲にはテールチユーブ17等が膨り出
すことがなく、マフラ回りがコンパクトになるた
め、車体後方下面のレイアウト上スペース的に有
利となる。
また、テールチユーブ17はその大部分がマフ
ラ本体10の前、後面部10A,10Bで確実に
保持されるため、振動が少なく振動による疲労か
らテールチユーブ17が破損あるいは脱落すると
いうことがない。
ラ本体10の前、後面部10A,10Bで確実に
保持されるため、振動が少なく振動による疲労か
らテールチユーブ17が破損あるいは脱落すると
いうことがない。
更に、テールチユーブ17がマフラ本体10に
内装されることから熱害上の問題もない。
内装されることから熱害上の問題もない。
第1図は従来の自動車用マフラの断面図、第2
図はこの考案の断面図、第3図は他の実施例の要
部断面図である。 10……マフラ本体、11A〜11D……レゾ
ネータ室及び拡張室、13A〜13C……パイ
プ、14……マフラパイプ、17……テールチユ
ーブ。
図はこの考案の断面図、第3図は他の実施例の要
部断面図である。 10……マフラ本体、11A〜11D……レゾ
ネータ室及び拡張室、13A〜13C……パイ
プ、14……マフラパイプ、17……テールチユ
ーブ。
Claims (1)
- マフラ本体の内部に複数の拡張室を隔成し、こ
れら拡張室間を順次パイプで連通するとともに、
最下流の拡張室と連通するマフラパイプを最上流
側へと延長し、このマフラパイプの内部にマフラ
パイプより小径のテールチユーブを二重管状に挿
入保持させると共に、その挿入基端部においてマ
フラパイプと小孔群を介して連通させ、後端部を
マフラ本体外部へと所定の長さだけ突出させたこ
とを特徴とする自動車用マフラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12644580U JPS6113699Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12644580U JPS6113699Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5749518U JPS5749518U (ja) | 1982-03-19 |
JPS6113699Y2 true JPS6113699Y2 (ja) | 1986-04-28 |
Family
ID=29486863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12644580U Expired JPS6113699Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6113699Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010008403A1 (de) * | 2010-02-18 | 2011-08-18 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG, 73730 | Schalldämpfer |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP12644580U patent/JPS6113699Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5749518U (ja) | 1982-03-19 |
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