JPS61129186A - ケイ素化合物含有化粧品組成物 - Google Patents
ケイ素化合物含有化粧品組成物Info
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- JPS61129186A JPS61129186A JP25124984A JP25124984A JPS61129186A JP S61129186 A JPS61129186 A JP S61129186A JP 25124984 A JP25124984 A JP 25124984A JP 25124984 A JP25124984 A JP 25124984A JP S61129186 A JPS61129186 A JP S61129186A
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、医薬品、化粧品、毛髪化粧料、洗浄剤及び撥
水剤等の種々の分野に使用できるケイ素化合物を安定に
配合した組成物に関す水ものである。
水剤等の種々の分野に使用できるケイ素化合物を安定に
配合した組成物に関す水ものである。
ケイ素は生体にとって重要な元素の1つであるが、特に
シラノール基を有するケイ素化合物は、コラーゲン合成
作用や細胞賦活作用等の生理活性を有し、例えば、各種
炎症、急性関節反応、歯瘤、洞痛、腎臓結石、肝臓及び
胃腸の機能障害、糖尿病、高血圧、眼球障害、動脈硬化
などの動脈及び静脈播溝系障害、脳軟化症等に対して効
果を有している。さらに、赤道やしわの治療、細胞分裂
障害及び火傷などに対してもすぐれた効果を有するもの
である。しかしながら、シラノール基を有するケイ素化
合物は不安定であり、経時又は熱等の作用により容易に
重合が起り、上記効果の劣った高分子量のポリマーとな
ってしまい、モノマー又はオリゴマーのままで長期間安
定に保存することが困難である。そこで、これまでに前
記ケイ素化合物を安定化させる技術が種々開発されてき
た5例えば、特公昭36−21172号公報には、R,
z Has i (’OR’)4−、!−,C但し、
式中Rは炭素数7以下の一価炭化水素基、R゛はメチル
基又はエチル基、βは1又は2、mは0又は1であって
l+mは2以内〕で示される化合物に水を添加し、pH
5〜8.75〜105℃で加水分解して安定な水溶性オ
ルガノシリコン組成物を得る方法が開示されている。特
公昭46−21695号公報には、アルカリシリコネー
トの水溶液に、サリチル酸、マンヌロン酸、クエン酸又
はフェノ、−ルを添加して錯化させ、次いで攪拌を継続
しながら陽イオン交換樹脂を添加して、p)II〜8の
安定な水溶液を得る方法が開示されている。又、特公昭
53−1811号公報には、アルコール又はフェノール
性化合物を含有する水溶液に、有機ケイ素化合物のアル
カリ性水溶液を加えた後、溶液のpHを陽イオン交換樹
脂により13以下とすることによって、安定な水溶液を
得る方法が開示されている。
シラノール基を有するケイ素化合物は、コラーゲン合成
作用や細胞賦活作用等の生理活性を有し、例えば、各種
炎症、急性関節反応、歯瘤、洞痛、腎臓結石、肝臓及び
胃腸の機能障害、糖尿病、高血圧、眼球障害、動脈硬化
などの動脈及び静脈播溝系障害、脳軟化症等に対して効
果を有している。さらに、赤道やしわの治療、細胞分裂
障害及び火傷などに対してもすぐれた効果を有するもの
である。しかしながら、シラノール基を有するケイ素化
合物は不安定であり、経時又は熱等の作用により容易に
重合が起り、上記効果の劣った高分子量のポリマーとな
ってしまい、モノマー又はオリゴマーのままで長期間安
定に保存することが困難である。そこで、これまでに前
記ケイ素化合物を安定化させる技術が種々開発されてき
た5例えば、特公昭36−21172号公報には、R,
z Has i (’OR’)4−、!−,C但し、
式中Rは炭素数7以下の一価炭化水素基、R゛はメチル
基又はエチル基、βは1又は2、mは0又は1であって
l+mは2以内〕で示される化合物に水を添加し、pH
5〜8.75〜105℃で加水分解して安定な水溶性オ
ルガノシリコン組成物を得る方法が開示されている。特
公昭46−21695号公報には、アルカリシリコネー
トの水溶液に、サリチル酸、マンヌロン酸、クエン酸又
はフェノ、−ルを添加して錯化させ、次いで攪拌を継続
しながら陽イオン交換樹脂を添加して、p)II〜8の
安定な水溶液を得る方法が開示されている。又、特公昭
53−1811号公報には、アルコール又はフェノール
性化合物を含有する水溶液に、有機ケイ素化合物のアル
カリ性水溶液を加えた後、溶液のpHを陽イオン交換樹
脂により13以下とすることによって、安定な水溶液を
得る方法が開示されている。
しかしながら、上記の方法によっても、シラノール基を
含有するケイ素化合物を長期間安定に保存することは困
難であった。従って、本発明は、前記ケイ素化合物の重
合を抑制し、モノマー又はオリゴマーの状態で長期保存
可能な安定なケイ素化合物含有組成物を提供することを
目的とするものである。
含有するケイ素化合物を長期間安定に保存することは困
難であった。従って、本発明は、前記ケイ素化合物の重
合を抑制し、モノマー又はオリゴマーの状態で長期保存
可能な安定なケイ素化合物含有組成物を提供することを
目的とするものである。
本発明は、分子中に少なくとも1個のシラノール基を有
するケイ素化合物に少なくとも1種の界面活性剤とを組
合せると、前記ケイ素化合物を長期間安定な状態に保持
しろるとの知見に基づいてなされたものである。
するケイ素化合物に少なくとも1種の界面活性剤とを組
合せると、前記ケイ素化合物を長期間安定な状態に保持
しろるとの知見に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明は、分子中に少なくとも1個のシラノ
ール基を有するケイ素化合物と、少なくとも1種の界面
活性剤とを含有することを特徴とするケイ素化合物含有
組成物を提供するものである。
ール基を有するケイ素化合物と、少なくとも1種の界面
活性剤とを含有することを特徴とするケイ素化合物含有
組成物を提供するものである。
本発明においては、分子中に少なくとも1個のシラノー
ル基を有するケイ素化合物を対象とするが、このうち、
1分子中にケイ素原子を1〜3個有するケイ素化合物が
好ましく、特に下記一般式(): %式%() (式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基
、アルコキシル基、シクロアルキル基、フェニル基、ア
ルキル基の炭素数が1〜6のアルキルフェニル基又はア
ラルキル基であり、nは0又は1〜3の整数であり、n
が2以上の場合Rはたがいに同一でも異なっていてもよ
い。)で示される化合物及びその水酸基の水素原子の一
部がアルカリ金属、アルカリ土類金属又はアミン類で置
換されたものが好ましい。又、前記一般式(1)中、n
が0でない化合物は、分子中に炭化水素を有するので生
体に適用する場合特に好ましい。本発明において用いる
前記ケイ素化合物として具体的には、シラノール、トリ
メチルシラノール、ジメチルシランジオール、メチルエ
チルシランジオール、メチルシラントリオール、トリエ
チルシラノール、ジエチルシランジオール、エチルシラ
ントリオール、ジ−n−プロピルシランジオール、ジイ
ソプロピルシランジオール、ジーn −ブチルシランジ
オール、ジイソブチルシランジオール、ジーtert−
ブチルシランジオール、ジアリルシランジオール、トリ
フェニルシラノール、ジフェニルシランジオール、フェ
ニルシラントリオール、メチルシクロへキシルシランジ
オール、ジシクロへキシルシランジオールなどが挙げら
れる。
ル基を有するケイ素化合物を対象とするが、このうち、
1分子中にケイ素原子を1〜3個有するケイ素化合物が
好ましく、特に下記一般式(): %式%() (式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基
、アルコキシル基、シクロアルキル基、フェニル基、ア
ルキル基の炭素数が1〜6のアルキルフェニル基又はア
ラルキル基であり、nは0又は1〜3の整数であり、n
が2以上の場合Rはたがいに同一でも異なっていてもよ
い。)で示される化合物及びその水酸基の水素原子の一
部がアルカリ金属、アルカリ土類金属又はアミン類で置
換されたものが好ましい。又、前記一般式(1)中、n
が0でない化合物は、分子中に炭化水素を有するので生
体に適用する場合特に好ましい。本発明において用いる
前記ケイ素化合物として具体的には、シラノール、トリ
メチルシラノール、ジメチルシランジオール、メチルエ
チルシランジオール、メチルシラントリオール、トリエ
チルシラノール、ジエチルシランジオール、エチルシラ
ントリオール、ジ−n−プロピルシランジオール、ジイ
ソプロピルシランジオール、ジーn −ブチルシランジ
オール、ジイソブチルシランジオール、ジーtert−
ブチルシランジオール、ジアリルシランジオール、トリ
フェニルシラノール、ジフェニルシランジオール、フェ
ニルシラントリオール、メチルシクロへキシルシランジ
オール、ジシクロへキシルシランジオールなどが挙げら
れる。
また、ポリシラノール化合物としては、例えばテトラメ
チルジシロキサン−1,3−ジオール、テトラメチルジ
シロキサン−1,3−ジオール、テトラメチルジシロキ
サン−1,4−ジオール、ビス(メチルビニル)ジシロ
キサンジオールなどが挙げられる。
チルジシロキサン−1,3−ジオール、テトラメチルジ
シロキサン−1,3−ジオール、テトラメチルジシロキ
サン−1,4−ジオール、ビス(メチルビニル)ジシロ
キサンジオールなどが挙げられる。
本発明において、前記ケイ素化合物と併用する、 界
面活性剤としては、分子中に親木基と疎水基とを有し、
界面張力を低下させる能力のある物質のいずれもが使用
可能であり、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤
、カキオン界面活性剤及び両性界面活性剤の1種又は2
種以上の混合物が使用される。具体的には、炭素数lO
〜24の脂肪酸石鹸、アルキル基の炭素数が9〜18の
アルキル硫酸エステル塩及びポリオキシエチレンアルキ
ル硫酸エステル塩、炭素数10〜22のα−オレフィン
スルホン酸塩、インナーオレフィンスルホン酸塩、ビニ
リデンオレフィンスルホン酸塩、α゛−スルホ脂肪酸塩
、アルキル基の炭素数が8〜16のアルキルベンゼンス
ルホン酸塩、炭素数10〜20のリン酸エステル塩など
のアニオン界面活性剤、POE(P=1〜50)アルキ
ル(c8〜20)又はアルケニル(c8〜20)壬−チ
ル、POE(P=1〜50)アルキル(C8〜18)又
ハアルケニル(c8〜18)フェノールエーテル、脂肪
酸(C8〜22)アルカノールアミドなどポリエチレン
グリコール型ノニオン界面活性剤、スパン、ツイーン、
ショ糖脂肪酸エステルなどの多価アルコール型ノニオン
界面活性剤、炭素数10〜24のアルキル基を分子中に
有する1級、2級、3級アミン塩、第4級アンモニウム
塩又はアミンオキシドなどのカチオン界面活性剤、アル
キル基又はアルケニル基の炭素数が10〜24のアミノ
酸型又はベタイン型の両性界面活性剤の1種又は。
面活性剤としては、分子中に親木基と疎水基とを有し、
界面張力を低下させる能力のある物質のいずれもが使用
可能であり、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤
、カキオン界面活性剤及び両性界面活性剤の1種又は2
種以上の混合物が使用される。具体的には、炭素数lO
〜24の脂肪酸石鹸、アルキル基の炭素数が9〜18の
アルキル硫酸エステル塩及びポリオキシエチレンアルキ
ル硫酸エステル塩、炭素数10〜22のα−オレフィン
スルホン酸塩、インナーオレフィンスルホン酸塩、ビニ
リデンオレフィンスルホン酸塩、α゛−スルホ脂肪酸塩
、アルキル基の炭素数が8〜16のアルキルベンゼンス
ルホン酸塩、炭素数10〜20のリン酸エステル塩など
のアニオン界面活性剤、POE(P=1〜50)アルキ
ル(c8〜20)又はアルケニル(c8〜20)壬−チ
ル、POE(P=1〜50)アルキル(C8〜18)又
ハアルケニル(c8〜18)フェノールエーテル、脂肪
酸(C8〜22)アルカノールアミドなどポリエチレン
グリコール型ノニオン界面活性剤、スパン、ツイーン、
ショ糖脂肪酸エステルなどの多価アルコール型ノニオン
界面活性剤、炭素数10〜24のアルキル基を分子中に
有する1級、2級、3級アミン塩、第4級アンモニウム
塩又はアミンオキシドなどのカチオン界面活性剤、アル
キル基又はアルケニル基の炭素数が10〜24のアミノ
酸型又はベタイン型の両性界面活性剤の1種又は。
2種以上の混合物が例示される。これらの界面活性剤の
うち、生体適合性の点からは、アルキル硫酸エステル塩
、POEアルキル硫酸エステル塩、α−オレフィンスル
ホン酸塩、N−アシル化アミノ酸塩、第4級アンモニウ
ム塩が好ましい。尚、前記化合物中、POEはポリオキ
シエチレンを、pはエチレンオキシドの平均付加モル数
を表わす(以下、同じ)。
うち、生体適合性の点からは、アルキル硫酸エステル塩
、POEアルキル硫酸エステル塩、α−オレフィンスル
ホン酸塩、N−アシル化アミノ酸塩、第4級アンモニウ
ム塩が好ましい。尚、前記化合物中、POEはポリオキ
シエチレンを、pはエチレンオキシドの平均付加モル数
を表わす(以下、同じ)。
前記ケイ素化合物と界面活性剤との含有比は任意とする
ことができるが、重量比で50/1〜1150、好まし
くは30/1〜1/30とするのが望ましい。本発明の
組成物は、通常水を媒体とし、例えば水溶液などの水を
含む形態とされるが、この際、組成物全量中の前記ケイ
素化合物の含有量が0.01〜5重雫%(以下、%と略
称する。)、好ましくは0.1〜3%となるようにする
のがよい。
ことができるが、重量比で50/1〜1150、好まし
くは30/1〜1/30とするのが望ましい。本発明の
組成物は、通常水を媒体とし、例えば水溶液などの水を
含む形態とされるが、この際、組成物全量中の前記ケイ
素化合物の含有量が0.01〜5重雫%(以下、%と略
称する。)、好ましくは0.1〜3%となるようにする
のがよい。
又、組成物のpHは、3〜7の範囲とするのがよい。
本発明の組成物には、その用途に応じて種々の添加剤を
配合することができる。例えば、医薬として用いる場合
には、各種の製薬上許容されるキャリヤー、化粧品とす
る場合には各種油分、保存料、香料、色素等を、毛髪化
粧料とする場合にはエモリエント成分を、洗浄剤とする
場合には、ビルグー、ハイドロトロープ剤等を添加する
ことができる。
配合することができる。例えば、医薬として用いる場合
には、各種の製薬上許容されるキャリヤー、化粧品とす
る場合には各種油分、保存料、香料、色素等を、毛髪化
粧料とする場合にはエモリエント成分を、洗浄剤とする
場合には、ビルグー、ハイドロトロープ剤等を添加する
ことができる。
本発明によれば、その原理は不明であるが、長期間保存
しておいてもシラノール基を有するケイ素化合物モノマ
ーが重合してポリマーとなって不溶化することがなく、
モノマー又はオリゴマーの状態に維持される。従って、
本発明の組、成物は製造時のすぐれた性能をそのまま保
持できるので、各種医薬品、化粧品、毛髪化粧料、食品
添加剤、歯みがき等の口腔組成物、洗浄剤、パーマネン
ト、擺水剤、建築用材等の分野に広く用いることができ
る。
しておいてもシラノール基を有するケイ素化合物モノマ
ーが重合してポリマーとなって不溶化することがなく、
モノマー又はオリゴマーの状態に維持される。従って、
本発明の組、成物は製造時のすぐれた性能をそのまま保
持できるので、各種医薬品、化粧品、毛髪化粧料、食品
添加剤、歯みがき等の口腔組成物、洗浄剤、パーマネン
ト、擺水剤、建築用材等の分野に広く用いることができ
る。
次に実施例により本発明を説明するが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
に限定されるものではない。
実施例1
メチルトリクロルシランを加水分解して生じた沈殿を回
収し、これに等モルの水酸化ナトリウム水溶液を加えて
かきまぜて溶解させ、10%濃度(シラノール換算)の
シラノエート CC)1.5i(ONa)3)の水溶液を得た。
収し、これに等モルの水酸化ナトリウム水溶液を加えて
かきまぜて溶解させ、10%濃度(シラノール換算)の
シラノエート CC)1.5i(ONa)3)の水溶液を得た。
これを、H型カチオン交換樹脂でpH=6.5に中和し
、該イオン交換樹脂を除去後Cロα−オレフィンスルホ
ン酸ナトリウム(AO3−Na)、及び水を加えて、前
記ケイ素化合物(シラノール換。
、該イオン交換樹脂を除去後Cロα−オレフィンスルホ
ン酸ナトリウム(AO3−Na)、及び水を加えて、前
記ケイ素化合物(シラノール換。
算)1%、AO3−Na 1% pH=6.5の溶液を
辱た。この溶液について45℃の安定性促進試験を行っ
たところ、1ケ月間透明で安定であった。
辱た。この溶液について45℃の安定性促進試験を行っ
たところ、1ケ月間透明で安定であった。
又、pt+を3〜7の間に調製したものも同様に45℃
□ で1ケ月以上安定であった。
□ で1ケ月以上安定であった。
実施例2
モノメチルトリエトキシシランの50%水溶液(pH=
7.0)を75〜85℃で25分間還流し、加水分解
後、エタノールをエバポレータを用いて除去した後、ソ
ジウムドデシルサルフエート(SDS)及び水を加えて
、メチルトリシラノール2%、SDS1%、pH=7の
水溶液を得た。この溶液は45℃で1週間以上透明な状
態を保ち安定であった。
7.0)を75〜85℃で25分間還流し、加水分解
後、エタノールをエバポレータを用いて除去した後、ソ
ジウムドデシルサルフエート(SDS)及び水を加えて
、メチルトリシラノール2%、SDS1%、pH=7の
水溶液を得た。この溶液は45℃で1週間以上透明な状
態を保ち安定であった。
実施例3
AO3−Naの代りに、N−ラウロイルグルタミン酸ナ
トリウムを用いたほかは、実施例1と同様の操作を行い
、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム1%、メチル
トリシラノール1%、pH=6.5の溶液を得た。この
溶液は、45℃で1ケ月以上透明で安定であった。
トリウムを用いたほかは、実施例1と同様の操作を行い
、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム1%、メチル
トリシラノール1%、pH=6.5の溶液を得た。この
溶液は、45℃で1ケ月以上透明で安定であった。
実施例4
− SDSの代りに、第4級アンモニウム塩を用いた
ほかは、実施例2と同様の操作を行い、ジステアリルジ
メチル、アンモニウムクロライドくアーカード2HT)
0.1%、メチルトリシラノール2% pH=4の溶液
を得た。
ほかは、実施例2と同様の操作を行い、ジステアリルジ
メチル、アンモニウムクロライドくアーカード2HT)
0.1%、メチルトリシラノール2% pH=4の溶液
を得た。
この溶液は、45℃で、1週間以上安定であっ゛ だ。
実施例5
AO3−Naの代りにショ糖脂肪酸エステルを用いたほ
かは、実施例1と同様の操作を行い、シミm脂肪酸エス
テル(C,、)1%、メチルトリシラノール1%、pH
=7の溶液を得た。この溶液は45℃で1ケ月以上透明
で安定であった。
かは、実施例1と同様の操作を行い、シミm脂肪酸エス
テル(C,、)1%、メチルトリシラノール1%、pH
=7の溶液を得た。この溶液は45℃で1ケ月以上透明
で安定であった。
実施例6
モノメチルトリエトキシシランの代りにジメチルジェト
キシシランを用いて実施例2と同様の操作を行い、活性
剤として、ドデシルアルコールのE○ 10モル付加体
を用い、最終的に、ジメチルジシラノール1%、ドデシ
ルアルコールEO付加体5%、pH=6.5の水溶液を
得た。この溶液は、45℃で1ケ月以上透明であった。
キシシランを用いて実施例2と同様の操作を行い、活性
剤として、ドデシルアルコールのE○ 10モル付加体
を用い、最終的に、ジメチルジシラノール1%、ドデシ
ルアルコールEO付加体5%、pH=6.5の水溶液を
得た。この溶液は、45℃で1ケ月以上透明であった。
実施例7
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを用いたほかは
実施例6と同様の操作を行ない、最終的にジメチルシラ
ンジオール1%、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム3%、pH=7の水溶液を得た。この溶液は45℃で
1ケ月以上透明で安定であった。
実施例6と同様の操作を行ない、最終的にジメチルシラ
ンジオール1%、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム3%、pH=7の水溶液を得た。この溶液は45℃で
1ケ月以上透明で安定であった。
比較例I
AO5−Naを用いずに、実施例1の操作を行ないシラ
ノール濃度1%1)H=6.5の水溶液を得た。この溶
液を、25℃で一日放置するとシラノールの重合体が生
じ液が白くにごった。又イオン交換樹脂で中和後、微量
の鉱酸、又はアルカリにて、pHを2.3.4.5.7
に設定した溶液も、25℃で1日放置すると同様の現象
がみられた。
ノール濃度1%1)H=6.5の水溶液を得た。この溶
液を、25℃で一日放置するとシラノールの重合体が生
じ液が白くにごった。又イオン交換樹脂で中和後、微量
の鉱酸、又はアルカリにて、pHを2.3.4.5.7
に設定した溶液も、25℃で1日放置すると同様の現象
がみられた。
比較例2
SDSを用いずに実施例2の操作を行ない、メチルトリ
シラノール2%を含むpH7の水溶液を得た。このもの
は室温に数時間放置しただけで重合体が生成し、液が白
濁した。
シラノール2%を含むpH7の水溶液を得た。このもの
は室温に数時間放置しただけで重合体が生成し、液が白
濁した。
実施例8
本発明品を配合した各種組成物(A)〜(E)を調製し
、その安定性を調べたところ、これらは、長期保存して
も安定であった。以下に組成物(A)〜(E)の調製方
法と成分とを示す。
、その安定性を調べたところ、これらは、長期保存して
も安定であった。以下に組成物(A)〜(E)の調製方
法と成分とを示す。
(A)台所用洗剤
実施例1と同様の方法で、メチルトリシラノール・Cl
4AO8−Na(シラノール/AO8=A重量比)の水
溶液を調製し、次のような台所用洗剤組成物を作成した
。
4AO8−Na(シラノール/AO8=A重量比)の水
溶液を調製し、次のような台所用洗剤組成物を作成した
。
L± 含有量(%)メチルト
リシラノール・AO3−Na 5C,□AES−
Na 10CI□アミンオキシド
2エタノール
3香料 0.5精製水
バランス(B)液状歯みがき 実施例2と同様の操作を行い、メチルトリシラノール/
5DS=Wの水溶液を調製して、歯みがきに配合した。
リシラノール・AO3−Na 5C,□AES−
Na 10CI□アミンオキシド
2エタノール
3香料 0.5精製水
バランス(B)液状歯みがき 実施例2と同様の操作を行い、メチルトリシラノール/
5DS=Wの水溶液を調製して、歯みがきに配合した。
′1 1± 含有量(%)メ
チルトリシラノール・SDS 3グリセリン
35 ポリアクリル酸ナトリウム 5サツカリン
0.1エタノール
3香料 0
.5水 バランス(C)
親水軟膏 実施例2と同様にして、メチルトリシラノール・ラウリ
ル硫酸ナトリウム(シラノール/ラウリル硫酸ナトリウ
ム=Aの重量比)の水溶液を調製し、これを親水軟膏に
配合した。
チルトリシラノール・SDS 3グリセリン
35 ポリアクリル酸ナトリウム 5サツカリン
0.1エタノール
3香料 0
.5水 バランス(C)
親水軟膏 実施例2と同様にして、メチルトリシラノール・ラウリ
ル硫酸ナトリウム(シラノール/ラウリル硫酸ナトリウ
ム=Aの重量比)の水溶液を調製し、これを親水軟膏に
配合した。
計 含有量(%)メチルトリ
シラノール・ ラウリル硫酸ナトリウム 2.0白色ワセリ
ン 25.0プロピレングリコー
ル 12.0ステアリルアルコール
22.0防腐剤 0.
4精製水 バランス(D)シャ
ンプー組成物 実施例3と同様の操作を行い、N−ラウロイルグルタミ
ン酸トリエタノールアミン塩15%、メチルトリシラノ
ール1%の水溶液を調製し、これを配合したシャンプー
組成物を作成した。
シラノール・ ラウリル硫酸ナトリウム 2.0白色ワセリ
ン 25.0プロピレングリコー
ル 12.0ステアリルアルコール
22.0防腐剤 0.
4精製水 バランス(D)シャ
ンプー組成物 実施例3と同様の操作を行い、N−ラウロイルグルタミ
ン酸トリエタノールアミン塩15%、メチルトリシラノ
ール1%の水溶液を調製し、これを配合したシャンプー
組成物を作成した。
1上 含有量(%)メチルト
リシラノール・N−ラウ ロイルグルタミン酸TEA塩 16CI2アミンオ
キシド 2エタノール
3香料 0
.3精製水 バランス(E)リ
ンス組成物 実施例4と同様の操作を行い、ジステアリル・ジメチル
アンモニウムクロライド(アーカード2HT)3%、メ
チルトリシラノール1%、pH=4の水溶液を調製し、
次のようなリンス組成物を得た。
リシラノール・N−ラウ ロイルグルタミン酸TEA塩 16CI2アミンオ
キシド 2エタノール
3香料 0
.3精製水 バランス(E)リ
ンス組成物 実施例4と同様の操作を行い、ジステアリル・ジメチル
アンモニウムクロライド(アーカード2HT)3%、メ
チルトリシラノール1%、pH=4の水溶液を調製し、
次のようなリンス組成物を得た。
成分 含有量(%)メチルト
リシラノール・
リシラノール・
Claims (4)
- (1)分子中に少なくとも1個のシラノール基を有する
ケイ素化合物と、少なくとも1種の界面活性剤とを含有
することを特徴とするケイ素化合物含有組成物。 - (2)ケイ素化合物が、次の一般式( I ):R_nS
i(OH)_4_−_n・・・( I )(式中、Rは炭
素数1〜6のアルキル基、アルケニル基、アルコキシル
基、シクロアルキル基、フェニル基、アルキル基の炭素
数が1〜6のアルキルフェニル基又はアラルキル基であ
り、nは0又は1〜3の整数であり、nが2以上の場合
Rはたがいに同一でも異なっていてもよい。) で示されるものである特許請求の範囲第(1)項記載の
組成物。 - (3)ケイ素化合物と界面活性剤との比が、重量比で5
0/1〜1/50の範囲にある特許請求の範囲第(1)
項記載の組成物。 - (4)ケイ素化合物の含有量が0.01〜5重量%の範
囲にある特許請求の範囲第(1)項記載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25124984A JPS61129186A (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 | ケイ素化合物含有化粧品組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25124984A JPS61129186A (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 | ケイ素化合物含有化粧品組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61129186A true JPS61129186A (ja) | 1986-06-17 |
JPH0586367B2 JPH0586367B2 (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=17219952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25124984A Granted JPS61129186A (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 | ケイ素化合物含有化粧品組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61129186A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4908355A (en) * | 1989-01-09 | 1990-03-13 | Dow Corning Corporation | Skin treatment method |
EP0673995A3 (en) * | 1989-10-26 | 1997-05-02 | Toshiba Kk | Cleaning compositions. |
FR2761074A1 (fr) * | 1997-03-24 | 1998-09-25 | Exsymol Sa | Composes a base de silicium biologiquement actifs sous forme solide |
WO2005097050A1 (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-20 | Kao Corporation | 毛髪処理剤及び毛髪処理方法 |
JP2006160676A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Kao Corp | 毛髪化粧料 |
JP2009120804A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Korea Inst Of Science & Technology | 金属酸化物粒子の表面改質剤及びそれを使用した金属酸化物粒子の表面改質方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08182779A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Osamu Kitagawa | ゴルフボール集球機の荷箱及びゴルフ練習場の排出ピット |
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---|---|---|---|---|
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JPS59122548A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Toshiba Silicone Co Ltd | シリコ−ンエマルジヨン組成物 |
-
1984
- 1984-11-28 JP JP25124984A patent/JPS61129186A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59122548A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Toshiba Silicone Co Ltd | シリコ−ンエマルジヨン組成物 |
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EP0867445A1 (fr) * | 1997-03-24 | 1998-09-30 | Exsymol S.A.M. | Composés à base silicium biologiquement actif sous forme solide |
WO2005097050A1 (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-20 | Kao Corporation | 毛髪処理剤及び毛髪処理方法 |
US8420064B2 (en) | 2004-04-07 | 2013-04-16 | Kao Corporation | Hair-treating agent and methods of treating hair |
JP2006160676A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Kao Corp | 毛髪化粧料 |
JP4509760B2 (ja) * | 2004-12-08 | 2010-07-21 | 花王株式会社 | 毛髪化粧料 |
JP2009120804A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Korea Inst Of Science & Technology | 金属酸化物粒子の表面改質剤及びそれを使用した金属酸化物粒子の表面改質方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0586367B2 (ja) | 1993-12-10 |
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