JPS61119658A - アルミニウム箔地の製造方法 - Google Patents
アルミニウム箔地の製造方法Info
- Publication number
- JPS61119658A JPS61119658A JP24203284A JP24203284A JPS61119658A JP S61119658 A JPS61119658 A JP S61119658A JP 24203284 A JP24203284 A JP 24203284A JP 24203284 A JP24203284 A JP 24203284A JP S61119658 A JPS61119658 A JP S61119658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foil
- rolling
- less
- precipitation treatment
- cold rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明はアルミニウム箔地の製造方法に関するもので
あり、より詳しくは極薄肉でしかもピンホールが少ない
アルミニウム箔を得るに適した、箔圧延性の優れたアル
ミニウム箔地を製造する方法に関するものである。
あり、より詳しくは極薄肉でしかもピンホールが少ない
アルミニウム箔を得るに適した、箔圧延性の優れたアル
ミニウム箔地を製造する方法に関するものである。
従来の技術
従来のアルミニウム箔の製造方法としては、アルミニウ
ム溶湯から半連続鋳造法によってスラブを鋳造し、熱間
圧延および冷間圧延によって0.4〜1■程度の厚みの
板材(箔地)とし、これに再結晶温度より高い温度で焼
鈍処理(箔地焼鈍)を施した後、箔圧延により0605
〜0.005mm程度の箔とし、さらに300〜500
℃程度の温度で焼鈍処理(箔焼鈍)を行なう方法が一般
的であった。
ム溶湯から半連続鋳造法によってスラブを鋳造し、熱間
圧延および冷間圧延によって0.4〜1■程度の厚みの
板材(箔地)とし、これに再結晶温度より高い温度で焼
鈍処理(箔地焼鈍)を施した後、箔圧延により0605
〜0.005mm程度の箔とし、さらに300〜500
℃程度の温度で焼鈍処理(箔焼鈍)を行なう方法が一般
的であった。
ところでアルミニウム箔に対しては最近はより薄肉のも
のが要求されるようになり、従来一般に実用化されてい
た7声厚よりも薄い5.5JJII厚あるいはそれ以下
の極薄肉のものが望まれるようになっている。一般に1
0声以下の薄肉の箔に圧延する場合は重ね圧延を行なう
のが通常であるが、重ね圧延の場合でも、箔厚が薄くな
れば素材アルミニウム中に固溶されている不純物成分で
あるFeヤS1による圧延硬化の影響が強くあられれて
圧延性が低下する。ざらに、箔の厚みが10声以下とな
れば箔の厚みが箔素材中に存在する介在物や金ff1l
ll化合物のサイズに近づくが、これらの金属間化合物
や介在物は通常脆くて硬質であるから、応力集中点とし
て作用し易い。これらの結果、箔厚が薄くなるほど、指
数関数的に箔に発生するとンホール数が増加し、圧延中
の張力によって箔が破断したり、またピンホール数増加
により箔の耐透湿性が著しく低下したりする問題がある
。
のが要求されるようになり、従来一般に実用化されてい
た7声厚よりも薄い5.5JJII厚あるいはそれ以下
の極薄肉のものが望まれるようになっている。一般に1
0声以下の薄肉の箔に圧延する場合は重ね圧延を行なう
のが通常であるが、重ね圧延の場合でも、箔厚が薄くな
れば素材アルミニウム中に固溶されている不純物成分で
あるFeヤS1による圧延硬化の影響が強くあられれて
圧延性が低下する。ざらに、箔の厚みが10声以下とな
れば箔の厚みが箔素材中に存在する介在物や金ff1l
ll化合物のサイズに近づくが、これらの金属間化合物
や介在物は通常脆くて硬質であるから、応力集中点とし
て作用し易い。これらの結果、箔厚が薄くなるほど、指
数関数的に箔に発生するとンホール数が増加し、圧延中
の張力によって箔が破断したり、またピンホール数増加
により箔の耐透湿性が著しく低下したりする問題がある
。
したがって従来の一般的な方法により 5.5−あるい
はそれ以下の極薄肉のアルミニウム箔を製造しようとす
る場合には、ピンホール数の急激な増加により箔圧延中
の箔破断事故が多くなって作業性が低下し、また最終的
な箔としても耐透湿性の劣るものしか得られなかったの
が実情である。そこで5゜5JJI程度以下の極薄肉に
箔圧延する際におにいてもピンホールの発生が少ない、
箔圧延性の優れたアルミニウム箔地を提供する方法の開
発が強く要求されている。
はそれ以下の極薄肉のアルミニウム箔を製造しようとす
る場合には、ピンホール数の急激な増加により箔圧延中
の箔破断事故が多くなって作業性が低下し、また最終的
な箔としても耐透湿性の劣るものしか得られなかったの
が実情である。そこで5゜5JJI程度以下の極薄肉に
箔圧延する際におにいてもピンホールの発生が少ない、
箔圧延性の優れたアルミニウム箔地を提供する方法の開
発が強く要求されている。
このようなII点から、既に特公昭59−19186号
公報においては、鋳塊の均質化処理条件と、箔地焼鈍条
件の組合せにより素材中の固溶s1を析出させ、圧延硬
化元素であるSiのマトリック ゛ス中の固溶量を
少なくすることにより圧延工程での硬化量を少なくし、
圧延性を高める方法が提案されている。この提案の方法
は、Al鋳塊を500〜600℃で均質化処理し、熱間
圧延後50%以上の加工率で冷間圧延を施し、その後箔
地焼鈍を280〜340℃で行なうことを特徴としてい
る。
公報においては、鋳塊の均質化処理条件と、箔地焼鈍条
件の組合せにより素材中の固溶s1を析出させ、圧延硬
化元素であるSiのマトリック ゛ス中の固溶量を
少なくすることにより圧延工程での硬化量を少なくし、
圧延性を高める方法が提案されている。この提案の方法
は、Al鋳塊を500〜600℃で均質化処理し、熱間
圧延後50%以上の加工率で冷間圧延を施し、その後箔
地焼鈍を280〜340℃で行なうことを特徴としてい
る。
発明が解決すべき問題点
上記提案の方法では、固ms+析出のために、50%以
上の加工率で冷間加工した後の箔地を280〜340℃
の温度で焼鈍するものとしているが、本発明者等の実験
によれば、このような焼鈍ではSiの析出効果は充分で
はなく、そのため箔地の圧延性も充分には改善されず、
箔圧延時にピンホールが依然として発生し易く、特に7
yaあるいは5.5声以下の極薄肉の箔を得る場合には
前述の問題を逸れ得ないことが判明した。
上の加工率で冷間加工した後の箔地を280〜340℃
の温度で焼鈍するものとしているが、本発明者等の実験
によれば、このような焼鈍ではSiの析出効果は充分で
はなく、そのため箔地の圧延性も充分には改善されず、
箔圧延時にピンホールが依然として発生し易く、特に7
yaあるいは5.5声以下の極薄肉の箔を得る場合には
前述の問題を逸れ得ないことが判明した。
したがってこの発明は5.5JJ11あるいはそれ以下
の極薄肉のアルミニウム箔の製造にあたっても、ピンホ
ールの発生が少なく、また箔圧延中の箔破断のおそれが
少ないアルミニウム箔地、すなわち箔圧延性に優れたア
ルミニウム箔地を製造する方法を提供することを目的と
するものである。
の極薄肉のアルミニウム箔の製造にあたっても、ピンホ
ールの発生が少なく、また箔圧延中の箔破断のおそれが
少ないアルミニウム箔地、すなわち箔圧延性に優れたア
ルミニウム箔地を製造する方法を提供することを目的と
するものである。
問題点を解決するための手段
本発明者等は上述の目的を達成するべく鋭意実験検討を
重ねた結果、先ず第1には、圧延、硬化を太き(する元
素であるCu 、Ma 、Mnの含有量を極小量に抑制
して、これらの圧延硬化元素のマトリックス中の固溶量
を少なくすること、第2には、Feについてはそのマト
リックス中の固溶量は少ないものの、積極的に析出処理
することによって固溶1”e量を最小限とすること、第
3には、へ!地金中から不可避的に混入するSiについ
ても、A1に対する@溶量が大きいところから積極的に
Si析出処理を行なうことによって固溶Si量を最小限
にすること、以上の3条件を組合せることによって圧延
性の優れる箔地が得られることを見出した。そして特に
第3の条件、ずなわちSiの析出処理については、Sl
の析出−がその析出処理前の冷間加工率に大きく依存し
、冷間加工率が大きくなればSi析出量が多くなってし
かも析出が最大となる温度も低温側へ移行すること、そ
して20%以上の加工率の冷間加工を施してから150
〜300℃の範囲内の温度に加熱することが81の析出
に有利となることを見出した。したがって本願の第1発
明は、アルミニウム箔地の素材成分条件、特に不純物成
分量を規制するとともに、冷間圧延加工率と、Fe 、
Siの各析出処理条件を規定して、固IFe m、固溶
S1量を最小限とし、これによって圧延硬化の少ない圧
延性の優れたアルミニウム箔地を得る方法を提供する。
重ねた結果、先ず第1には、圧延、硬化を太き(する元
素であるCu 、Ma 、Mnの含有量を極小量に抑制
して、これらの圧延硬化元素のマトリックス中の固溶量
を少なくすること、第2には、Feについてはそのマト
リックス中の固溶量は少ないものの、積極的に析出処理
することによって固溶1”e量を最小限とすること、第
3には、へ!地金中から不可避的に混入するSiについ
ても、A1に対する@溶量が大きいところから積極的に
Si析出処理を行なうことによって固溶Si量を最小限
にすること、以上の3条件を組合せることによって圧延
性の優れる箔地が得られることを見出した。そして特に
第3の条件、ずなわちSiの析出処理については、Sl
の析出−がその析出処理前の冷間加工率に大きく依存し
、冷間加工率が大きくなればSi析出量が多くなってし
かも析出が最大となる温度も低温側へ移行すること、そ
して20%以上の加工率の冷間加工を施してから150
〜300℃の範囲内の温度に加熱することが81の析出
に有利となることを見出した。したがって本願の第1発
明は、アルミニウム箔地の素材成分条件、特に不純物成
分量を規制するとともに、冷間圧延加工率と、Fe 、
Siの各析出処理条件を規定して、固IFe m、固溶
S1量を最小限とし、これによって圧延硬化の少ない圧
延性の優れたアルミニウム箔地を得る方法を提供する。
また本発明者等は種々検討を重ねた結果、冷間圧延前の
素材、すなわち熱間圧延後の板材あるいは直接溶製圧延
(いわゆる連続鋳造圧延)により得られた板材中の晶出
物の最長辺長さが61J11以下のものが全晶物数の9
5%以上を占めるように晶出物サイズを微細とすること
によって、5.5−以下の極薄肉の箔圧延においてもピ
ンホールの発生をより少なくし得ることを見出した。し
たがって本願の第2発明は、第1発明の場合と同様に素
材成分条件特に不純物元素量を規制するとともに冷間圧
延の加工率とFe 、Siの析出処理条件を規定し、併
せて冷間圧延前の板材中における晶出物サイズを規制し
たものである。
素材、すなわち熱間圧延後の板材あるいは直接溶製圧延
(いわゆる連続鋳造圧延)により得られた板材中の晶出
物の最長辺長さが61J11以下のものが全晶物数の9
5%以上を占めるように晶出物サイズを微細とすること
によって、5.5−以下の極薄肉の箔圧延においてもピ
ンホールの発生をより少なくし得ることを見出した。し
たがって本願の第2発明は、第1発明の場合と同様に素
材成分条件特に不純物元素量を規制するとともに冷間圧
延の加工率とFe 、Siの析出処理条件を規定し、併
せて冷間圧延前の板材中における晶出物サイズを規制し
たものである。
具体的には、本願の第1発明のアルミニウム箔地製造方
法は、重量比でFe0.1〜1.3%、T10.003
〜0.1%を含有し、かつ不純物としてのSiを0.3
%以下、Cuを0.01%以下、Mnをo、oi%以下
、Mgを0.008%以下にそれぞれ規制し、残部がA
lおよびその他の不可避的不純物よりなる成分組成の冷
間圧延前の板材に対して、加工率10%以上の第1次冷
間圧延を施した後、300〜400℃の範囲内の温度に
加熱するFe析出処理を行ない、次いで加工率20%以
上の第2次冷間圧延を施した優、150〜300℃の範
囲内の温度でS1析出処理を施すことを特徴とするもの
である。
法は、重量比でFe0.1〜1.3%、T10.003
〜0.1%を含有し、かつ不純物としてのSiを0.3
%以下、Cuを0.01%以下、Mnをo、oi%以下
、Mgを0.008%以下にそれぞれ規制し、残部がA
lおよびその他の不可避的不純物よりなる成分組成の冷
間圧延前の板材に対して、加工率10%以上の第1次冷
間圧延を施した後、300〜400℃の範囲内の温度に
加熱するFe析出処理を行ない、次いで加工率20%以
上の第2次冷間圧延を施した優、150〜300℃の範
囲内の温度でS1析出処理を施すことを特徴とするもの
である。
また!2発明のアルミニウム箔地製造方法は、第1発明
と同様な成分組成を有ししかも最長辺長ざが633以下
の微小な晶出物が全品出物数の95 ゛%以上を
占める冷間圧延前の板材を用い、その板材に対して第1
発明の場合と同様な条件で第1次冷間圧延−1”e析出
処理−第2次冷間圧延−Si析出処理を施すものである
。
と同様な成分組成を有ししかも最長辺長ざが633以下
の微小な晶出物が全品出物数の95 ゛%以上を
占める冷間圧延前の板材を用い、その板材に対して第1
発明の場合と同様な条件で第1次冷間圧延−1”e析出
処理−第2次冷間圧延−Si析出処理を施すものである
。
なお第1発明の方法もしくは第2発明の方法で得られた
箔地は、いずれもその後に常法にしたがって箔圧延およ
び箔焼鈍を行ない、例えば7JJIlあるいは5.5J
J1mもしくはそれ以下の厚みの箔とするのが通常であ
る。
箔地は、いずれもその後に常法にしたがって箔圧延およ
び箔焼鈍を行ない、例えば7JJIlあるいは5.5J
J1mもしくはそれ以下の厚みの箔とするのが通常であ
る。
発明の詳細な説明
先ず本願各発明における素材成分の限定理由について説
明する。
明する。
Fe:
1”eは箔の再結晶粒の微細化および強度の向上に有効
な元素であり、この発明でも必須の成分であるが、0.
1%未満の含有量ではそれらの効果が充分に得られず、
一方1.3%を越えて含有させれば耐食性が低下する。
な元素であり、この発明でも必須の成分であるが、0.
1%未満の含有量ではそれらの効果が充分に得られず、
一方1.3%を越えて含有させれば耐食性が低下する。
したがってFeの含有量は0.1〜1.3%の範囲内と
した。
した。
Ti :
Tiは結晶粒を微細化して圧延性を向上させる元素であ
り、この発明でも必須の元素であるが、その含有量が0
.003%未満では上記効果が得られず、一方0.1%
を越えて添加すれば粗大な化合物を形成して圧延性をか
えって害することとなるから、Ti含有量は0.003
〜0.1%の範囲内とした。
り、この発明でも必須の元素であるが、その含有量が0
.003%未満では上記効果が得られず、一方0.1%
を越えて添加すれば粗大な化合物を形成して圧延性をか
えって害することとなるから、Ti含有量は0.003
〜0.1%の範囲内とした。
なおT:と併せてBを添加することによりT1の結晶粒
微細化効果は一層増大するから、Bを50991以下の
範囲内でTiと複合添加しても良い。
微細化効果は一層増大するから、Bを50991以下の
範囲内でTiと複合添加しても良い。
Bが50pp−を越えればT182の粗大金属間化合物
が晶出し、圧延性を害する。
が晶出し、圧延性を害する。
Si :
SiはAl地金から不可避的に混入してくる不純物元素
である。Alに対するSlの固溶度は著しく大きいから
、不純物として混入するSiは通常はその全量が固溶S
1となり、圧延硬化を引起す原因となる。そのためこの
発明ではS1析出処理を行なうのであるが、Si含有量
が0.3%を越えれば固溶S1を完全に析出させること
が困難となり、したがって固溶S1により圧延性の低下
を招くから、5i含有員は0.3%以下とする必要があ
る。
である。Alに対するSlの固溶度は著しく大きいから
、不純物として混入するSiは通常はその全量が固溶S
1となり、圧延硬化を引起す原因となる。そのためこの
発明ではS1析出処理を行なうのであるが、Si含有量
が0.3%を越えれば固溶S1を完全に析出させること
が困難となり、したがって固溶S1により圧延性の低下
を招くから、5i含有員は0.3%以下とする必要があ
る。
Cu、Mg 、Mn:
これらの元素はいずれも不純物元素としてA1マトリッ
クス中に固溶し、箔の圧延性を低下させる元素であり、
しかもいずれもFe析出処理やS1析出処理その他の途
中工程での析出量は少ないから、箔圧延性の優れた箔地
を得るためにはそれらの含有量を極力少なくすることが
望ましく、その観点からQu 、 Mnについてはそれ
ぞれ0.01%以下、MOについては0.008%以下
に規制することとした。
クス中に固溶し、箔の圧延性を低下させる元素であり、
しかもいずれもFe析出処理やS1析出処理その他の途
中工程での析出量は少ないから、箔圧延性の優れた箔地
を得るためにはそれらの含有量を極力少なくすることが
望ましく、その観点からQu 、 Mnについてはそれ
ぞれ0.01%以下、MOについては0.008%以下
に規制することとした。
以上のような成分のほかはA1およびその他の不可避的
不純物とすれば良く、ここでその他の不可避的不純物(
■、Ni 、 Na等)は線層で0.01%未満とする
ことが望ましい。
不純物とすれば良く、ここでその他の不可避的不純物(
■、Ni 、 Na等)は線層で0.01%未満とする
ことが望ましい。
素材の成分組成は以上の通りであるが、特に第2発明の
場合には、冷間圧延前の板材の条件として、最長辺長さ
が61J11以下の晶出物が全品出物数の95%以上を
占めることを必須とする。その理由は次の通りである。
場合には、冷間圧延前の板材の条件として、最長辺長さ
が61J11以下の晶出物が全品出物数の95%以上を
占めることを必須とする。その理由は次の通りである。
すなわち、A1−Fe系金属間化合物を主体とする晶出
物はA1マトリックスと比較して延性が格段に劣るから
、箔厚と同程度またはそれ以上の最長辺長さを有する晶
出物の位置では箔圧延時にピンホールが生じ易い。この
発明の場合、7ysあるいは5.5JJIIもしくはそ
れよりもさらに薄い極薄肉のアルミニウム箔を目的とす
るから、最長辺長さが63Jlを越えるような大きい晶
出物が金品出物数の5%以上を占める場合には、そのよ
うな極薄肉の箔に圧延する際にピンホール数が指数関数
的に増加し、圧延中に箔が破断し易くなり、また製品の
箔の耐透湿性が急激に低下する。したがって本願の第2
発明においては冷間圧延前の板材として前述のように晶
出物条件を定めた。
物はA1マトリックスと比較して延性が格段に劣るから
、箔厚と同程度またはそれ以上の最長辺長さを有する晶
出物の位置では箔圧延時にピンホールが生じ易い。この
発明の場合、7ysあるいは5.5JJIIもしくはそ
れよりもさらに薄い極薄肉のアルミニウム箔を目的とす
るから、最長辺長さが63Jlを越えるような大きい晶
出物が金品出物数の5%以上を占める場合には、そのよ
うな極薄肉の箔に圧延する際にピンホール数が指数関数
的に増加し、圧延中に箔が破断し易くなり、また製品の
箔の耐透湿性が急激に低下する。したがって本願の第2
発明においては冷間圧延前の板材として前述のように晶
出物条件を定めた。
なおこのように微細な晶出物が全品出物中に占める割合
を大きくすることは、例えばアルミニウム合金溶湯を凝
固させる際における凝固速度を高める等の手段により達
成でき、そのためには−例として直接溶湯圧延法(連続
鋳造圧延法)などを好適に利用することができる。もち
ろん場合によっては通常の造塊鋳造−熱間圧延法、ある
いは連続鋳造(半連続鋳造)−熱間圧延法によって得る
ことも可能である。
を大きくすることは、例えばアルミニウム合金溶湯を凝
固させる際における凝固速度を高める等の手段により達
成でき、そのためには−例として直接溶湯圧延法(連続
鋳造圧延法)などを好適に利用することができる。もち
ろん場合によっては通常の造塊鋳造−熱間圧延法、ある
いは連続鋳造(半連続鋳造)−熱間圧延法によって得る
ことも可能である。
本願各発明においては、冷間圧延前の板材、すなわち熱
間加工後の板材あるいは溶m直接圧延法などによって得
られた板材に対し、先ず第1次冷間圧延を施した後、F
e析出処理によって固溶1”eを析出させ、さらに第2
次冷間圧延を施した後、Si析出処理によって固溶Si
を析出させることが、その後の箔圧延において固溶Fe
、固溶Siによる硬化を防止して優れた圧延性を確保す
るために必要不可欠である。
間加工後の板材あるいは溶m直接圧延法などによって得
られた板材に対し、先ず第1次冷間圧延を施した後、F
e析出処理によって固溶1”eを析出させ、さらに第2
次冷間圧延を施した後、Si析出処理によって固溶Si
を析出させることが、その後の箔圧延において固溶Fe
、固溶Siによる硬化を防止して優れた圧延性を確保す
るために必要不可欠である。
前記第1次冷間圧延では、その圧延率が大きい程、素材
中の転移密度が高くなり、その後のFe析出処理時にF
eが析出し易くなる。本発明者等の実験によれば、その
効果を得るためには第1次冷間圧延の圧延率を少なくと
も10%以上とする必要があることが判明している。
中の転移密度が高くなり、その後のFe析出処理時にF
eが析出し易くなる。本発明者等の実験によれば、その
効果を得るためには第1次冷間圧延の圧延率を少なくと
も10%以上とする必要があることが判明している。
第1次冷間圧延後の析出処理は300〜400℃の温度
において行なう必要がある。処理温度が300℃未満で
は固溶Feが充分に析出されず、また400℃を越える
温度ではFeの析出量が少なくなる。なおFe析出処理
における300〜400℃の温度での保持時間は0.5
〜24時間程度とすることが好ましい、0.5時間未満
の処理II間ではFeの析出が充分ではなく、一方24
時間を越える長時間の処理を行なってもそれ以上Feの
析出量は増大しない。
において行なう必要がある。処理温度が300℃未満で
は固溶Feが充分に析出されず、また400℃を越える
温度ではFeの析出量が少なくなる。なおFe析出処理
における300〜400℃の温度での保持時間は0.5
〜24時間程度とすることが好ましい、0.5時間未満
の処理II間ではFeの析出が充分ではなく、一方24
時間を越える長時間の処理を行なってもそれ以上Feの
析出量は増大しない。
1”e析出処理後の第2次冷間圧延においても、圧延率
を大きくする程、続<8i析出処理でのSi析出量が増
大し、かつSi析出速度が最大となる温度が低温側へ移
行することが本発明者等の実験により判明している。
を大きくする程、続<8i析出処理でのSi析出量が増
大し、かつSi析出速度が最大となる温度が低温側へ移
行することが本発明者等の実験により判明している。
すなわち本発明者等は第1表に示す組成の連続鋳造圧延
された6、3醜−厚の帯状板に対し種々の圧延率で冷間
圧延を施し、その後種々の温度に10時間加熱保持して
S1析出処理を行なう実験を行ない、冷間圧延率および
Si析出処理温度と析出Si量との関係を調べたところ
、第1図に示す結果が得られた。第1図に示すように、
冷間圧延率が大きくなるほどSi析出量が多くなり、ま
たSiの析出が最大となる温度が低温側へずれることが
明らかである。
された6、3醜−厚の帯状板に対し種々の圧延率で冷間
圧延を施し、その後種々の温度に10時間加熱保持して
S1析出処理を行なう実験を行ない、冷間圧延率および
Si析出処理温度と析出Si量との関係を調べたところ
、第1図に示す結果が得られた。第1図に示すように、
冷間圧延率が大きくなるほどSi析出量が多くなり、ま
たSiの析出が最大となる温度が低温側へずれることが
明らかである。
第1表 : 試料−1の化学成分(wt%)上述のよう
なSi析出処理におけるSi析出罐を充分に確保するた
めには、その前の第2法令間圧延での圧延率を少なくと
も20%以上とする必要がある。なおより充分にSiを
析出させるためには、第2次冷間圧延での圧延率を50
%以上とすることが望ましい。
なSi析出処理におけるSi析出罐を充分に確保するた
めには、その前の第2法令間圧延での圧延率を少なくと
も20%以上とする必要がある。なおより充分にSiを
析出させるためには、第2次冷間圧延での圧延率を50
%以上とすることが望ましい。
第2法論問圧延に引続いて行なうSi析出処理における
処理温度が150℃未満では固溶S1が充分に析出され
ず、また300℃を越える温度でも第1図から明らかな
ようにSi析出量が少なくなるから、Si析出処理は1
50〜300℃の範囲内で行なう必要がある。なおこの
温Oi範囲内のうちでも特に170〜270℃の濃度範
囲内が好ましい。またSi析出処理の処理時間は、0.
5時間未満ではS1析出が充分でなく、また241?l
i!を越えてもそれ以上S1析出量は増大しないから、
0゜5〜24時間の範囲内が好ましい。
処理温度が150℃未満では固溶S1が充分に析出され
ず、また300℃を越える温度でも第1図から明らかな
ようにSi析出量が少なくなるから、Si析出処理は1
50〜300℃の範囲内で行なう必要がある。なおこの
温Oi範囲内のうちでも特に170〜270℃の濃度範
囲内が好ましい。またSi析出処理の処理時間は、0.
5時間未満ではS1析出が充分でなく、また241?l
i!を越えてもそれ以上S1析出量は増大しないから、
0゜5〜24時間の範囲内が好ましい。
以上のようにして厚さ0.4〜1.0*+m程度の箔地
が得られる。この箔地に対してはさらに常法にしたがっ
て箔圧延を施してi終厚0.OS〜0.005m5の箔
とし、その後さらに常法にしたがって箔焼鈍を施す。こ
の箔11鈍は、箔表面に付着した圧延油を除去するため
、ならびに箔を軟化させて酒使用時のハンドリン、グ性
および成形性を向上させるために行なわれるものであり
、300〜500℃において1〜2時間程度の焼鈍を行
なえば良い。
が得られる。この箔地に対してはさらに常法にしたがっ
て箔圧延を施してi終厚0.OS〜0.005m5の箔
とし、その後さらに常法にしたがって箔焼鈍を施す。こ
の箔11鈍は、箔表面に付着した圧延油を除去するため
、ならびに箔を軟化させて酒使用時のハンドリン、グ性
および成形性を向上させるために行なわれるものであり
、300〜500℃において1〜2時間程度の焼鈍を行
なえば良い。
実施例
[実施例1コ
連続鋳造圧延により得られた第2表に示す成分組成の7
.5−1厚の帯状材に対し、第1次冷間圧延を施して5
.0m膳厚とし、次いで350℃×10時間のFe析出
処理を行ない、ざらに2.Omg+厚まで第2法令間圧
延を行なった後、230℃×10時閏のSi析出処理を
行なった。その後箔圧延を行なってその箔圧延中途にお
ける硬化の程度を調べた。比較のため、同じ成分組成の
試料についてFe析出処理および/またはSi析出処理
を行なわなかった場合についても同様に上記第1次、第
2次冷間圧延に対応する圧延を行ない、その後の箔圧延
での硬化の程度を調べた。
.5−1厚の帯状材に対し、第1次冷間圧延を施して5
.0m膳厚とし、次いで350℃×10時間のFe析出
処理を行ない、ざらに2.Omg+厚まで第2法令間圧
延を行なった後、230℃×10時閏のSi析出処理を
行なった。その後箔圧延を行なってその箔圧延中途にお
ける硬化の程度を調べた。比較のため、同じ成分組成の
試料についてFe析出処理および/またはSi析出処理
を行なわなかった場合についても同様に上記第1次、第
2次冷間圧延に対応する圧延を行ない、その後の箔圧延
での硬化の程度を調べた。
第3表にFe 、 Si析出処理工程条件を示し、また
第2図に箔圧延における硬化の程度の調査結果を示す。
第2図に箔圧延における硬化の程度の調査結果を示す。
第2表
=ターヨーヨ
第3表 析出処理工程
第2図に示すように、Fe析出処理およびS1析出処理
の両者を行なった場合(魔5)には箔圧延における硬化
の程度が最も少なく、箔圧延性に優れていることが明ら
かである。
の両者を行なった場合(魔5)には箔圧延における硬化
の程度が最も少なく、箔圧延性に優れていることが明ら
かである。
[実施例2]
第4表の試料尚6およびNa8に示す組成の溶湯を脱ガ
ス処理後、鋳造して鋳塊とし、その鋳塊を面倒して55
011■厚とし、530℃×12時間の均熱処理を施し
た後、5.0mm厚まで熱間圧延した。
ス処理後、鋳造して鋳塊とし、その鋳塊を面倒して55
011■厚とし、530℃×12時間の均熱処理を施し
た後、5.0mm厚まで熱間圧延した。
次いで0.91厚まで第1次冷間圧延を行なった後、3
40℃×4時間のFe析出処理(箔地焼鈍)を行なった
。そしてNa6の板については、上述のFe析出処理後
にさらに0.3111厚まで第2法令間圧延を施してか
ら、260℃×10時間のSi析出処理を施し、その後
15IJ11まで箔圧、延し、さらに15JJlから6
3Jlまで重ね圧延により箔圧延を行ない、最終的に6
62声厚の箔とした。またN18の板については、前述
のFe析出処1!後に、Si析出処理を行なうことなく
15JJlmまで圧延し、さらに15yaから6.5−
まで箔圧延し、最終的に6.6声厚の箔とした。一方第
4表の試料NA7の組成のinを連続鋳造圧延して6.
3■■厚の板材とし、これを5mg+厚まで第1次冷間
圧延し、次いで350’cxio時間の)Fe析出処理
を行なった後、0.6I1m厚まで第2次冷間圧延を行
ない、ざらに230℃×10時間のSi析出処理を行な
った。そして15IJlまで箔圧延した後、15声から
6.51Jまで重ね圧延し、最終的に6.6声厚の箔と
した。
40℃×4時間のFe析出処理(箔地焼鈍)を行なった
。そしてNa6の板については、上述のFe析出処理後
にさらに0.3111厚まで第2法令間圧延を施してか
ら、260℃×10時間のSi析出処理を施し、その後
15IJ11まで箔圧、延し、さらに15JJlから6
3Jlまで重ね圧延により箔圧延を行ない、最終的に6
62声厚の箔とした。またN18の板については、前述
のFe析出処1!後に、Si析出処理を行なうことなく
15JJlmまで圧延し、さらに15yaから6.5−
まで箔圧延し、最終的に6.6声厚の箔とした。一方第
4表の試料NA7の組成のinを連続鋳造圧延して6.
3■■厚の板材とし、これを5mg+厚まで第1次冷間
圧延し、次いで350’cxio時間の)Fe析出処理
を行なった後、0.6I1m厚まで第2次冷間圧延を行
ない、ざらに230℃×10時間のSi析出処理を行な
った。そして15IJlまで箔圧延した後、15声から
6.51Jまで重ね圧延し、最終的に6.6声厚の箔と
した。
この寅厘例における冷間圧延前の各板について、画像分
析装置により晶出物サイズを測定し、最長辺長さが63
J以下の晶出物が全品出物数に占める割合を調べた結果
を第5表に示す。
析装置により晶出物サイズを測定し、最長辺長さが63
J以下の晶出物が全品出物数に占める割合を調べた結果
を第5表に示す。
第5表
試料隠8の箔は素材中のCu 、Mn含有量が高く、ま
た冷間圧延前の板材中において6−を越える晶出物が多
く、しかもSi析出処理を行なわなかったものであり、
この場合には第5表に示すようにピンホール数が100
〜5000/rn”と多いことが判明した。一方試料N
ap、Na7の本発明例ではいずれもピンホール数が8
0個/ln’未満と少ないことが判る。
た冷間圧延前の板材中において6−を越える晶出物が多
く、しかもSi析出処理を行なわなかったものであり、
この場合には第5表に示すようにピンホール数が100
〜5000/rn”と多いことが判明した。一方試料N
ap、Na7の本発明例ではいずれもピンホール数が8
0個/ln’未満と少ないことが判る。
発明の効果
以上の説明で明らかなように第1発明の方法によれば、
圧延硬化元素であるCLI 、 Mn 、 MIJの素
材中含有圏の規制と、Fe析出処理およびSi析出処理
の適切な条件(各析出処理前の冷間圧延ml工率条件お
よび析出処理温度条件)下での実施とによって、箔圧延
における硬化の程度の少ない】圧延性の優れた箔地を得
ることができ、その結果7 ya、 5.5yaある
いはそれ以下の極薄肉の箔を1造するにあたっても、箔
圧延時においてピンホールの発生が少なく、そのため圧
延張力によって破断するおそれが少ないとともに、耐透
湿性の優れた箔を得ることができる。
圧延硬化元素であるCLI 、 Mn 、 MIJの素
材中含有圏の規制と、Fe析出処理およびSi析出処理
の適切な条件(各析出処理前の冷間圧延ml工率条件お
よび析出処理温度条件)下での実施とによって、箔圧延
における硬化の程度の少ない】圧延性の優れた箔地を得
ることができ、その結果7 ya、 5.5yaある
いはそれ以下の極薄肉の箔を1造するにあたっても、箔
圧延時においてピンホールの発生が少なく、そのため圧
延張力によって破断するおそれが少ないとともに、耐透
湿性の優れた箔を得ることができる。
また特に第2発明の製造方法においては、第1発明の条
件に併せて、冷間圧延前の板材中の晶出物サイズ条件を
規制したため、粗大晶出物に起因する箔圧延中における
ピンホールの発生をも少なくすることができ、その結果
ピンホールの発生をより一層少なくすることができる。
件に併せて、冷間圧延前の板材中の晶出物サイズ条件を
規制したため、粗大晶出物に起因する箔圧延中における
ピンホールの発生をも少なくすることができ、その結果
ピンホールの発生をより一層少なくすることができる。
第1図はSi析出処理前の冷間圧延率とSi析出処理温
度が、Si析出処理によるS1析出鐘に及ぼす影響を示
すグラフ、第2図は実施V141における各試料凧2〜
5の箔圧延時における箔の硬化の程度をあられすための
図で、箔圧延時の中途における箔厚と引張強さとの関係
を各試料岡2〜5について示すグラフである。 出願人 スカイアルミニウム株式会社代理人 弁理
士 葭 1)武 久 (ほか1名) 第1図
度が、Si析出処理によるS1析出鐘に及ぼす影響を示
すグラフ、第2図は実施V141における各試料凧2〜
5の箔圧延時における箔の硬化の程度をあられすための
図で、箔圧延時の中途における箔厚と引張強さとの関係
を各試料岡2〜5について示すグラフである。 出願人 スカイアルミニウム株式会社代理人 弁理
士 葭 1)武 久 (ほか1名) 第1図
Claims (2)
- (1)重量比でFe0.1〜1.3%、T:0.003
〜0.1%を含有し、かつ不純物としてのSiを0.3
%以下、Cuを0.01%以下、Mnを0.01%以下
、Mgを0.008%以下にそれぞれ規制し、残部がA
lおよびその他の不可避的不純物よりなる成分組成の冷
間圧延前の板材に対して、加工率10%以上の第1次冷
間圧延を施した後、300〜400℃の範囲内の温度に
加熱するFe析出処理を行ない、次いで加工率20%以
上の第2次冷間圧延を施した後、150〜300℃の範
囲内の温度でSi析出処理を行なうことを特徴とするア
ルミニウム箔地の製造方法。 - (2)重量比でFe0.1〜1.3%、Ti0.003
〜0.1%を含有し、かつ不純物としてのSiを0.3
%以下、Cuを0.01%以下、Mnを0.01%以下
、Mgを0.008%以下にそれぞれ規制し、残部がA
lおよびその他の不可避的不純物よりなり、しかも最長
辺長さが6μm以下の晶出物が全晶物数の95%以上を
占める冷間圧延前の板材を用い、その板材に対して加工
率10%以上の第1次冷間圧延を施した後、300〜4
00℃の範囲内の温度に加熱するFe析出処理を行ない
、次いで加工率20%以上の第2次冷間圧延を施した後
、150〜300℃の範囲内の温度でSi析出処理を行
なうことを特徴とするアルミニウム箔地の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24203284A JPS61119658A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | アルミニウム箔地の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24203284A JPS61119658A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | アルミニウム箔地の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61119658A true JPS61119658A (ja) | 1986-06-06 |
JPS64456B2 JPS64456B2 (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=17083253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24203284A Granted JPS61119658A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | アルミニウム箔地の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61119658A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63161148A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-04 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 強度と加工性に優れたアルミニウム箔の製造方法 |
JPS6425933A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-27 | Sumikei Arumihaku Kk | Aluminum foil for packing |
JPH02147107A (ja) * | 1988-11-29 | 1990-06-06 | Furukawa Alum Co Ltd | アルミニウム箔地の製造方法 |
JPH0474844A (ja) * | 1990-07-12 | 1992-03-10 | Showa Alum Corp | 包装用アルミニウム箔 |
JPH04289143A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-14 | Furukawa Alum Co Ltd | 強度と成形性に優れたアルミニウム合金箔 |
JPH04337042A (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-25 | Furukawa Alum Co Ltd | アルミニウム箔地 |
JPH06293931A (ja) * | 1993-04-05 | 1994-10-21 | Nippon Light Metal Co Ltd | 箔圧延性とベーキング性に優れたアルミニウム合金箔地 |
WO1999023269A1 (en) * | 1997-10-31 | 1999-05-14 | Nippon Light Metal Company Ltd. | Process for producing base foils of aluminum alloys |
WO1999042628A1 (en) * | 1998-02-18 | 1999-08-26 | Alcan International Limited | Process of manufacturing high strength aluminum foil |
KR100664362B1 (ko) * | 1999-04-29 | 2007-01-02 | 노벨리스 인코퍼레이티드 | 박형 호일을 제조하기 위한 알루미늄 합금 스트립 제조 방법 |
CN101818287A (zh) * | 2010-04-22 | 2010-09-01 | 江阴博威合金材料有限公司 | 通用型铝合金空调箔及其制造方法 |
CN101818288A (zh) * | 2010-04-22 | 2010-09-01 | 江阴博威合金材料有限公司 | 全适用性空调箔及其制造方法 |
CN115927918A (zh) * | 2021-12-17 | 2023-04-07 | 江苏常铝铝业集团股份有限公司 | 一种空调器用铝箔及其制备方法 |
-
1984
- 1984-11-16 JP JP24203284A patent/JPS61119658A/ja active Granted
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0143832B2 (ja) * | 1986-12-23 | 1989-09-22 | Sumitomo Light Metal Ind | |
JPS63161148A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-04 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 強度と加工性に優れたアルミニウム箔の製造方法 |
JPS6425933A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-27 | Sumikei Arumihaku Kk | Aluminum foil for packing |
JPH0366381B2 (ja) * | 1987-07-21 | 1991-10-17 | Sumikei Arumihaku Kk | |
JP2670324B2 (ja) * | 1988-11-29 | 1997-10-29 | 古河電気工業株式会社 | アルミニウム箔地の製造方法 |
JPH02147107A (ja) * | 1988-11-29 | 1990-06-06 | Furukawa Alum Co Ltd | アルミニウム箔地の製造方法 |
JPH0474844A (ja) * | 1990-07-12 | 1992-03-10 | Showa Alum Corp | 包装用アルミニウム箔 |
JPH0623419B2 (ja) * | 1990-07-12 | 1994-03-30 | 昭和アルミニウム株式会社 | 包装用アルミニウム箔 |
JPH04289143A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-14 | Furukawa Alum Co Ltd | 強度と成形性に優れたアルミニウム合金箔 |
JPH04337042A (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-25 | Furukawa Alum Co Ltd | アルミニウム箔地 |
JPH06293931A (ja) * | 1993-04-05 | 1994-10-21 | Nippon Light Metal Co Ltd | 箔圧延性とベーキング性に優れたアルミニウム合金箔地 |
CN1084394C (zh) * | 1997-10-31 | 2002-05-08 | 阿尔肯国际有限公司 | 铝合金基材箔的生产方法 |
WO1999023269A1 (en) * | 1997-10-31 | 1999-05-14 | Nippon Light Metal Company Ltd. | Process for producing base foils of aluminum alloys |
US6402861B1 (en) | 1997-10-31 | 2002-06-11 | Alcan International Limited | Process for producing base foils of aluminum alloys |
WO1999042628A1 (en) * | 1998-02-18 | 1999-08-26 | Alcan International Limited | Process of manufacturing high strength aluminum foil |
US6533877B1 (en) | 1998-02-18 | 2003-03-18 | Alcan International Limited | Process of manufacturing high strength aluminum foil |
KR100664362B1 (ko) * | 1999-04-29 | 2007-01-02 | 노벨리스 인코퍼레이티드 | 박형 호일을 제조하기 위한 알루미늄 합금 스트립 제조 방법 |
CN101818287A (zh) * | 2010-04-22 | 2010-09-01 | 江阴博威合金材料有限公司 | 通用型铝合金空调箔及其制造方法 |
CN101818288A (zh) * | 2010-04-22 | 2010-09-01 | 江阴博威合金材料有限公司 | 全适用性空调箔及其制造方法 |
CN115927918A (zh) * | 2021-12-17 | 2023-04-07 | 江苏常铝铝业集团股份有限公司 | 一种空调器用铝箔及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS64456B2 (ja) | 1989-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2114285C (en) | Superplastic aluminum alloy and process for producing same | |
EP0480402B1 (en) | Process for manufacturing aluminium alloy material with excellent formability, shape fixability and bake hardenability | |
TWI789871B (zh) | 沃斯田鐵系不鏽鋼帶的製造方法 | |
JP6176393B2 (ja) | 曲げ加工性と形状凍結性に優れた高強度アルミニウム合金板 | |
WO2005103313A1 (en) | Al-mg alloy sheet with excellent formability at high temperatures and high speeds and method of production of same | |
JPS61119658A (ja) | アルミニウム箔地の製造方法 | |
US8425698B2 (en) | Aluminum alloy sheet and method for manufacturing the same | |
JP7318274B2 (ja) | Al-Mg-Si系アルミニウム合金冷延板及びその製造方法並びに成形用Al-Mg-Si系アルミニウム合金冷延板及びその製造方法 | |
US6531006B2 (en) | Production of high strength aluminum alloy foils | |
JP4281355B2 (ja) | 高強度および良好な圧延性を有するアルミニウム合金箔の製造方法 | |
US5540791A (en) | Preformable aluminum-alloy rolled sheet adapted for superplastic forming and method for producing the same | |
JP3145904B2 (ja) | 高速超塑性成形に優れたアルミニウム合金板およびその成形方法 | |
JPS5919186B2 (ja) | 箔圧延性に優れた箔地の製造法 | |
JP3286119B2 (ja) | アルミニウム合金箔地及びその製造方法 | |
JPH0978168A (ja) | アルミニウム合金板 | |
JP3983454B2 (ja) | 高強度高成形性アルミニウム合金板の製造方法および該製造方法により得られるアルミニウム合金板 | |
JP2858069B2 (ja) | 耐応力腐食割れ性高強度アルミニウム合金板およびその製造方法 | |
JPH0585630B2 (ja) | ||
JP2654891B2 (ja) | アルミニウム箔の製造方法 | |
JP4226208B2 (ja) | 微細結晶により強化されたAl−Mn−Mg系合金焼鈍板およびその製造方法 | |
JP7318275B2 (ja) | Al-Mg-Si系アルミニウム合金冷延板及びその製造方法並びに成形用Al-Mg-Si系アルミニウム合金冷延板及びその製造方法 | |
JPS61170549A (ja) | アルミニウム箔地の製造方法 | |
JP3326748B2 (ja) | アルミニウム箔の製造方法 | |
JP2000054045A (ja) | 薄箔用アルミニウム箔地及びその製造方法 | |
JPS62170462A (ja) | 超塑性アルミニウム合金材の製造方法 |