JPS61114791A - 着色洗浄液の処理方法 - Google Patents
着色洗浄液の処理方法Info
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- JPS61114791A JPS61114791A JP22140685A JP22140685A JPS61114791A JP S61114791 A JPS61114791 A JP S61114791A JP 22140685 A JP22140685 A JP 22140685A JP 22140685 A JP22140685 A JP 22140685A JP S61114791 A JPS61114791 A JP S61114791A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/72—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation
- C02F1/76—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation with halogens or compounds of halogens
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- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、着色洗浄液の処理方法に関し、詳しくは、例
えば、水洗式便器の洗浄水等のように、着色剤によって
着色された洗浄液をその使用後に脱色処理する方法に関
する。
えば、水洗式便器の洗浄水等のように、着色剤によって
着色された洗浄液をその使用後に脱色処理する方法に関
する。
(従来の技術)
従来、例えば、一般家庭やビル内の通常の水洗式便器に
おいても、使用後に視覚的に清潔感や爽快感を与えるた
めに、一般に着色した洗浄水や殺蘭消毒水が使用されて
いる。
おいても、使用後に視覚的に清潔感や爽快感を与えるた
めに、一般に着色した洗浄水や殺蘭消毒水が使用されて
いる。
特に、車両、航空機、船舶等のように、限られた洗浄水
を繰り返して使用する必要がある場合には、殺菌、消毒
すると共に、不快な凍原色を隠蔽して清潔感を与えるた
めに、主に青色に着色した洗浄水が好んで用いられてい
る。
を繰り返して使用する必要がある場合には、殺菌、消毒
すると共に、不快な凍原色を隠蔽して清潔感を与えるた
めに、主に青色に着色した洗浄水が好んで用いられてい
る。
しかしながら、洗浄水を着色するために、従来、使用さ
れてきた着色剤の多くは、洗浄水の使用後、その最終処
理段階を経ても、通常、行なわれている処理方法によっ
ては、全く脱色されないか、或いは不完全にしか脱色さ
れないので、着色排水として流出し、二次公害の原因と
なっている。
れてきた着色剤の多くは、洗浄水の使用後、その最終処
理段階を経ても、通常、行なわれている処理方法によっ
ては、全く脱色されないか、或いは不完全にしか脱色さ
れないので、着色排水として流出し、二次公害の原因と
なっている。
即ち、洗浄水を着色するために、従来は、メチレンブル
ー、スレン系ブルー等の青色着色剤が使用されているが
、これらは中性乃至アルカリ性においては、過剰の塩素
、次亜塩素酸塩水溶液等の塩素系脱色剤で塩素処理して
も、全(或いは不完全にしか脱色されないから、その洗
浄水は、一般家庭における浄化処理、或いは空気曝気、
活性汚泥処理等のような通常の下水処理によっては勿論
、これらの通常の処理後、河川等へ放流する際の塩素滅
菌等の高級塩素処理によっても、脱色は極めて困難であ
り、従って、現在、凍原処理等の後に簡単且つ完全に脱
色することができる洗浄液着色剤の開発が強く要請され
ている。
ー、スレン系ブルー等の青色着色剤が使用されているが
、これらは中性乃至アルカリ性においては、過剰の塩素
、次亜塩素酸塩水溶液等の塩素系脱色剤で塩素処理して
も、全(或いは不完全にしか脱色されないから、その洗
浄水は、一般家庭における浄化処理、或いは空気曝気、
活性汚泥処理等のような通常の下水処理によっては勿論
、これらの通常の処理後、河川等へ放流する際の塩素滅
菌等の高級塩素処理によっても、脱色は極めて困難であ
り、従って、現在、凍原処理等の後に簡単且つ完全に脱
色することができる洗浄液着色剤の開発が強く要請され
ている。
(発明の目的)
本発明者らは、上記した諸問題を考慮し、鋭意研究を重
ねた結果、ある種のインジゴ系スルホン酸塩有色化合物
又はこれに類する有色化合物が、極めて低濃度の塩素系
処理剤、更には通常の微生物処理によって、容易且つ完
全に脱色されることを見出して、本発明を完成するに至
った。
ねた結果、ある種のインジゴ系スルホン酸塩有色化合物
又はこれに類する有色化合物が、極めて低濃度の塩素系
処理剤、更には通常の微生物処理によって、容易且つ完
全に脱色されることを見出して、本発明を完成するに至
った。
従って、本発明の目的は、予め所定の着色剤により着色
した洗浄液を、例えば、便器等の洗浄に使用した後、簡
単且つ完全に脱色する方法を提供することである。
した洗浄液を、例えば、便器等の洗浄に使用した後、簡
単且つ完全に脱色する方法を提供することである。
(発明の構成)
本発明による着色洗浄液の処理方法の第1は、一般式
(但し、A及びBはそれぞれ独立に、カルボニル基とY
若しくはZとに1.2−フェニレン基、1,2−ナフチ
レン基、2,3−ナフチレン基及び1.8−ナフチレン
基よりなる群から選ばれる形で結合している芳香基、Y
及びZはそれぞれ独立に−NH−及び−8〜よりなる群
から選ばれる基、〜SO3MはA及び/又はB上のスル
ホン酸アルカリ金属塩の基、mは1〜4の数を示し、A
及びBは上記−303M以外に置換基を有していてもよ
い。) で表わされる少なくとも一種の着色剤を含有する洗浄液
を、その使用後に、塩素系脱色剤及び/又は微生物によ
り処理して脱色することを特徴とする。
若しくはZとに1.2−フェニレン基、1,2−ナフチ
レン基、2,3−ナフチレン基及び1.8−ナフチレン
基よりなる群から選ばれる形で結合している芳香基、Y
及びZはそれぞれ独立に−NH−及び−8〜よりなる群
から選ばれる基、〜SO3MはA及び/又はB上のスル
ホン酸アルカリ金属塩の基、mは1〜4の数を示し、A
及びBは上記−303M以外に置換基を有していてもよ
い。) で表わされる少なくとも一種の着色剤を含有する洗浄液
を、その使用後に、塩素系脱色剤及び/又は微生物によ
り処理して脱色することを特徴とする。
また、本発明による着色洗浄液の処理方法の第2は、
(n)
(I)
(IV)
なる群から選ばれる一般式
゛(但し、Aはカルボニル基とYとに、1.2−フェニ
レン基、1,2−ナフチレン基、2,3−ナフチレン基
及び1,8−ナフチレン基よりなる群から選ばれる形で
結合している芳香基、Yは−NH−及び−S−よりなる
群から選ばれる基、−so:+hは分子中の芳香核上の
スルホン酸アルカリ金属塩の基、Xはハロゲン原子、m
は1〜4の数、nは1又は2の整数を示し、上記芳香核
は−SO,M以外に置換基を有していてもよい。) で表わされる少なくとも一種の着色剤を含有する洗浄液
を、その使用後に、塩素系脱色剤及び/又は微生物によ
り処理して脱色することを特徴とする。
レン基、1,2−ナフチレン基、2,3−ナフチレン基
及び1,8−ナフチレン基よりなる群から選ばれる形で
結合している芳香基、Yは−NH−及び−S−よりなる
群から選ばれる基、−so:+hは分子中の芳香核上の
スルホン酸アルカリ金属塩の基、Xはハロゲン原子、m
は1〜4の数、nは1又は2の整数を示し、上記芳香核
は−SO,M以外に置換基を有していてもよい。) で表わされる少なくとも一種の着色剤を含有する洗浄液
を、その使用後に、塩素系脱色剤及び/又は微生物によ
り処理して脱色することを特徴とする。
更に、本発明による着色洗浄液の処理方法においては、
洗浄液は、上記着色剤以外の成分として、例えば、殺菌
剤、pti調整剤、香料、界面活性剤、キレート化剤等
を含有していてもよい。
洗浄液は、上記着色剤以外の成分として、例えば、殺菌
剤、pti調整剤、香料、界面活性剤、キレート化剤等
を含有していてもよい。
本発明による着色洗浄液の処理方法においては、前記一
般式(I)で表わされるインジゴ系着色剤分子の構造は
対称であっても、非対称であってもよいが、一般式(1
)乃至(IV)を通じて、分子中の芳香核は1〜4個の
スルホン酸アルカリ金属塩の基を有することが必要であ
り、アルカリ金属としてはカリウム、ナトリウム等を挙
げることができる。着色剤の製造上、使用上の見地から
は、ナトリウムが好ましい場合が多い。また、分子中の
芳香核は一5o3M基以外に置換基を有していてもよい
。即ち、炭素数1〜3の低級アルキル基やアルコキシ基
、特に、メチル基やメトキシ基のほか、アミノ基、水酸
基、塩素や臭素等、ハロゲン原子の一種又は二種以上の
1〜3個を置換基として有していてもよい。
般式(I)で表わされるインジゴ系着色剤分子の構造は
対称であっても、非対称であってもよいが、一般式(1
)乃至(IV)を通じて、分子中の芳香核は1〜4個の
スルホン酸アルカリ金属塩の基を有することが必要であ
り、アルカリ金属としてはカリウム、ナトリウム等を挙
げることができる。着色剤の製造上、使用上の見地から
は、ナトリウムが好ましい場合が多い。また、分子中の
芳香核は一5o3M基以外に置換基を有していてもよい
。即ち、炭素数1〜3の低級アルキル基やアルコキシ基
、特に、メチル基やメトキシ基のほか、アミノ基、水酸
基、塩素や臭素等、ハロゲン原子の一種又は二種以上の
1〜3個を置換基として有していてもよい。
尚、一般式(I)乃至(rV)におけるスルホン酸アル
カリ金属塩の基の導入については、着色剤の製造の際に
、中間体にスルホン酸基を導入してもよく、着色剤と同
じ骨格を有する母体染料をスルホン化してスルホン酸基
を導入してもよい。更に、mは必ずしも整数である必要
はなく、同じ骨格を有する母体染料であって、異なる数
の一503M基を有する着色剤の混合物もまた、本発明
において好適に用いることができる。
カリ金属塩の基の導入については、着色剤の製造の際に
、中間体にスルホン酸基を導入してもよく、着色剤と同
じ骨格を有する母体染料をスルホン化してスルホン酸基
を導入してもよい。更に、mは必ずしも整数である必要
はなく、同じ骨格を有する母体染料であって、異なる数
の一503M基を有する着色剤の混合物もまた、本発明
において好適に用いることができる。
本発明において用いる前記一般式で表わされる着色剤の
うぢ、一部は新規化合物である。
うぢ、一部は新規化合物である。
前記一般式で表わされる着色剤は、その構造によって、
水に溶解した場合、赤色、青色、更には緑色まで、広範
囲にわたる色を呈する。本発明においては、洗浄水に視
覚的な清潔感、爽快感を与えるために、通常、赤味青色
乃至緑味青色の着色剤が用いられるが、凍原の不快成分
等の隠蔽効果を高めるために、又はその他の理由によっ
て、必要に応じて、赤色或いは緑色の着色剤を併用する
ことができる。また、所望ならば、これらの着色剤を単
独で使用することもできる。
水に溶解した場合、赤色、青色、更には緑色まで、広範
囲にわたる色を呈する。本発明においては、洗浄水に視
覚的な清潔感、爽快感を与えるために、通常、赤味青色
乃至緑味青色の着色剤が用いられるが、凍原の不快成分
等の隠蔽効果を高めるために、又はその他の理由によっ
て、必要に応じて、赤色或いは緑色の着色剤を併用する
ことができる。また、所望ならば、これらの着色剤を単
独で使用することもできる。
次に、本発明の方法において使用する着色剤の好ましい
例を示す。
例を示す。
11艷 構 造 式 顛−
蚕ヨ引 構 造 式 r
1且Naυ、So 1募号 構 造 式 a
s且NaU3Ss 0−査号
構 造 式 11匹α0) I」引 構 造 式 1色
里Q4) OJa Iすt 構 遣 式 、
亘里αη 本発明においては、前記した着色剤組成物は、洗浄水に
おける前記一般式で表わされる着色剤の濃度が0.00
15〜0.03%(%は重量%を示す。
蚕ヨ引 構 造 式 r
1且Naυ、So 1募号 構 造 式 a
s且NaU3Ss 0−査号
構 造 式 11匹α0) I」引 構 造 式 1色
里Q4) OJa Iすt 構 遣 式 、
亘里αη 本発明においては、前記した着色剤組成物は、洗浄水に
おける前記一般式で表わされる着色剤の濃度が0.00
15〜0.03%(%は重量%を示す。
以下、同じ。)、好ましくは0.003〜0.015%
の範囲にあるようにして使用され、目的とする清潔感を
与えるための視覚効果、原尿の隠蔽効果等に応じて、そ
の使用量が決定される。
の範囲にあるようにして使用され、目的とする清潔感を
与えるための視覚効果、原尿の隠蔽効果等に応じて、そ
の使用量が決定される。
本発明の方法において好ましく用いられるこれら前記一
般式で表わされる着色剤は、比較的容易に製造され、或
いは工業的、経済的に有利に入手し得るものであって、
例えば、C,1,No、 73015は食用色素として
も使用されており、人体に対する安全性も高いものであ
る。
般式で表わされる着色剤は、比較的容易に製造され、或
いは工業的、経済的に有利に入手し得るものであって、
例えば、C,1,No、 73015は食用色素として
も使用されており、人体に対する安全性も高いものであ
る。
しかも、これらの着色剤は、塩素系の脱色剤、例えば、
塩素ガスや次亜塩素酸塩水溶液により容易に且つ完全に
脱色されるので、上記例示した着色剤を含め、前記一般
式で表わされる着色剤を含有する着色剤組成物は、洗浄
水を着色して、清潔感、爽快感を与えると共に、不快な
凍原色等を隠蔽するばかりでなく、この着色洗浄排水は
、例えば、その采尿処理後、微量の上記塩素系処理剤で
処理すれば、直ちに完全に脱色されるのである。
塩素ガスや次亜塩素酸塩水溶液により容易に且つ完全に
脱色されるので、上記例示した着色剤を含め、前記一般
式で表わされる着色剤を含有する着色剤組成物は、洗浄
水を着色して、清潔感、爽快感を与えると共に、不快な
凍原色等を隠蔽するばかりでなく、この着色洗浄排水は
、例えば、その采尿処理後、微量の上記塩素系処理剤で
処理すれば、直ちに完全に脱色されるのである。
更に、これらの着色剤は、上記塩素系処理剤による処理
だけでなく、通常の下水処理で行なわれている微生物処
理によっても、吸着、凝集等による物理的な見掛けの脱
色でなく、微生物によって化学的に分解されて完全に脱
色される。尚、本発明において採用し得る微生物による
処理は、酸素の存在下に好気性菌を用いる活性汚泥法、
散水濾床法等による処理及び嫌−気性菌を用いる嫌気性
消化槽法等による処理を含み、好気性菌としてはズウグ
レア菌やスフエロテイルス菌等を例示することができ、
嫌気性菌としてはシュードモナス凹、メタン菌等を例示
することができる。従って、本発明の方法に従って、前
記着色剤により着色した洗浄水、又は上記着色剤を含有
する着色剤組成物により着色した洗浄水を上記した塩素
系脱色剤及び/又は微生物により処理すれば、医尿処理
や下水処理の後に、尚、着色排水が流出するというよう
なことがない。
だけでなく、通常の下水処理で行なわれている微生物処
理によっても、吸着、凝集等による物理的な見掛けの脱
色でなく、微生物によって化学的に分解されて完全に脱
色される。尚、本発明において採用し得る微生物による
処理は、酸素の存在下に好気性菌を用いる活性汚泥法、
散水濾床法等による処理及び嫌−気性菌を用いる嫌気性
消化槽法等による処理を含み、好気性菌としてはズウグ
レア菌やスフエロテイルス菌等を例示することができ、
嫌気性菌としてはシュードモナス凹、メタン菌等を例示
することができる。従って、本発明の方法に従って、前
記着色剤により着色した洗浄水、又は上記着色剤を含有
する着色剤組成物により着色した洗浄水を上記した塩素
系脱色剤及び/又は微生物により処理すれば、医尿処理
や下水処理の後に、尚、着色排水が流出するというよう
なことがない。
本発明においては、前記一般式で表わされる着色剤を直
接に洗浄水に投入、溶解させて、着色洗浄液を得てもよ
く、或いは前記着色剤を殺菌消毒剤、界面活性剤、キレ
ート化剤、香料等を共に含む洗浄剤組成物とし、これを
水溶液として、又は粉末やベレット等賦形された固形物
として、洗浄水に投入、溶解させて、着色洗浄液とする
こともできる。
接に洗浄水に投入、溶解させて、着色洗浄液を得てもよ
く、或いは前記着色剤を殺菌消毒剤、界面活性剤、キレ
ート化剤、香料等を共に含む洗浄剤組成物とし、これを
水溶液として、又は粉末やベレット等賦形された固形物
として、洗浄水に投入、溶解させて、着色洗浄液とする
こともできる。
本発明の方法において、かかる着色剤組成物を水溶液と
して使用して、着色洗浄液を得るときは、便器の洗浄等
、その使用時に手操作により、又は自動的に一定量が洗
浄水中に混入されるようにする。便器の循環洗浄等の場
合には、上記着色剤組成物を粉末状とし、或いは賦形剤
を用いて水溶性のペレット等ば成形し、これを予め洗浄
水槽に浸漬して所定量を溶解させるようにして使用する
のが便利なこともある。
して使用して、着色洗浄液を得るときは、便器の洗浄等
、その使用時に手操作により、又は自動的に一定量が洗
浄水中に混入されるようにする。便器の循環洗浄等の場
合には、上記着色剤組成物を粉末状とし、或いは賦形剤
を用いて水溶性のペレット等ば成形し、これを予め洗浄
水槽に浸漬して所定量を溶解させるようにして使用する
のが便利なこともある。
本発明において、上記したような着色剤組成物に含有さ
せ得る殺菌消毒剤は、前記着色剤を破壊しない限りは特
に制限はないが、第四級アンモニウム塩としてベンジル
トリメチルアンモニウムクロライド、ドデシルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、ドデシルジメチルベンジル
アンモニウムクロライド、ドデシルピリジニウムクロラ
イド、ジクロルベンジルメチルドデシルアンモニウムク
Emcol E−607、即ち、 ジルアンモニウムクロライド等を例示することができ、
有機イオウ系殺菌剤としてテトラメチルチウラム、ナト
リウムメチルチオカーバメート、アンモニウムメチルチ
オカーバメート、N−(p−フェノール)ジメチルチオ
カーバメート、1,2−ベンゾイソチアゾロン、メチレ
ンビスチオシアナート等、また、有機窒素系殺菌剤とし
てナトリウムアジド、N−(p−フェノール)トリクロ
ロアルキルシアン、ニトロフラン、ハロゲンアセトアミ
ド、1,3−ジノニルベンズイミダゾリウムブロマイド
、1−(2−ヒドロキシエチル)−1−ベンジル−2−
トリデシルイミダゾリウム、トリス(ヒドロキシメチル
)ニトロメタン、L−N−ピペラジノ−2−ニトロプロ
ピルベンゼン、2,6−ビスジメチルアミノメチルシク
ロヘキサノン等を例示することができる。このほか、ド
デシルジ(アミノエチル)グリシン、β−アルキルアミ
ノプロピオナート、ドデシルジメチルベタイン、ドデシ
ルメチルベンジルベタイン、セチルジメチルベタイン等
の両性殺菌剤、ペンタクロロフェノール、トリクロロフ
ェノール 0− z:、フジルーp−クロロフェノール
、2,2′−チオビス(4゜6−ジクロロフェノール)
等の塩素系殺菌剤、トリブチル錫オキサイド等の有機錫
系殺菌剤を例示することができる。
せ得る殺菌消毒剤は、前記着色剤を破壊しない限りは特
に制限はないが、第四級アンモニウム塩としてベンジル
トリメチルアンモニウムクロライド、ドデシルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、ドデシルジメチルベンジル
アンモニウムクロライド、ドデシルピリジニウムクロラ
イド、ジクロルベンジルメチルドデシルアンモニウムク
Emcol E−607、即ち、 ジルアンモニウムクロライド等を例示することができ、
有機イオウ系殺菌剤としてテトラメチルチウラム、ナト
リウムメチルチオカーバメート、アンモニウムメチルチ
オカーバメート、N−(p−フェノール)ジメチルチオ
カーバメート、1,2−ベンゾイソチアゾロン、メチレ
ンビスチオシアナート等、また、有機窒素系殺菌剤とし
てナトリウムアジド、N−(p−フェノール)トリクロ
ロアルキルシアン、ニトロフラン、ハロゲンアセトアミ
ド、1,3−ジノニルベンズイミダゾリウムブロマイド
、1−(2−ヒドロキシエチル)−1−ベンジル−2−
トリデシルイミダゾリウム、トリス(ヒドロキシメチル
)ニトロメタン、L−N−ピペラジノ−2−ニトロプロ
ピルベンゼン、2,6−ビスジメチルアミノメチルシク
ロヘキサノン等を例示することができる。このほか、ド
デシルジ(アミノエチル)グリシン、β−アルキルアミ
ノプロピオナート、ドデシルジメチルベタイン、ドデシ
ルメチルベンジルベタイン、セチルジメチルベタイン等
の両性殺菌剤、ペンタクロロフェノール、トリクロロフ
ェノール 0− z:、フジルーp−クロロフェノール
、2,2′−チオビス(4゜6−ジクロロフェノール)
等の塩素系殺菌剤、トリブチル錫オキサイド等の有機錫
系殺菌剤を例示することができる。
これらの殺菌消毒剤は、単独で、或いは二種以上の混合
物として使用され、また、これらの殺菌消毒剤のなかに
は、酸性側又はアルカリ性側における方が殺菌力の強い
ものがあり、目的に応じて殺菌消毒剤の種類、濃度等を
有利に選択し、必要ならば、例えば、ソーダ灰、ピロリ
ン酸テトラナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、酢
酸、酢酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、
酒石酸、酒石酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、水酸化
カルシウム、炭酸水素ナトリウム等のpH調整剤が使用
される。
物として使用され、また、これらの殺菌消毒剤のなかに
は、酸性側又はアルカリ性側における方が殺菌力の強い
ものがあり、目的に応じて殺菌消毒剤の種類、濃度等を
有利に選択し、必要ならば、例えば、ソーダ灰、ピロリ
ン酸テトラナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、酢
酸、酢酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、
酒石酸、酒石酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、水酸化
カルシウム、炭酸水素ナトリウム等のpH調整剤が使用
される。
また、洗浄時の防臭又は芳香の賦与のために種々の香料
又は防臭剤を用いることができる。例えば、アニスアル
デヒド、アセト酢酸エチル、アニソール、アネトール、
アミルシンナミックアルデヒド、アンスラニル酸メチル
、安息香酸メチル、ギ酸ゲラニル、桂皮アルコール、桂
皮アルデヒド、酢酸チルビニル、酢酸ブチルシクロヘキ
シル、酢酸ベンジル、サリチル酸メチル、シトロネロー
ル、テルピネオール、β−フェニルエチルアルコール、
ベンジルアルコール、メチルアセトフェノン、メントー
ル等を挙げることができる。また、調合された香料も当
然使用し得る。
又は防臭剤を用いることができる。例えば、アニスアル
デヒド、アセト酢酸エチル、アニソール、アネトール、
アミルシンナミックアルデヒド、アンスラニル酸メチル
、安息香酸メチル、ギ酸ゲラニル、桂皮アルコール、桂
皮アルデヒド、酢酸チルビニル、酢酸ブチルシクロヘキ
シル、酢酸ベンジル、サリチル酸メチル、シトロネロー
ル、テルピネオール、β−フェニルエチルアルコール、
ベンジルアルコール、メチルアセトフェノン、メントー
ル等を挙げることができる。また、調合された香料も当
然使用し得る。
界面活性剤としては種々の脂肪酸のナトリウム塩、カリ
ウム塩、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、高級
アルコール硫酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エス
テル等を挙げることができる。
ウム塩、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、高級
アルコール硫酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エス
テル等を挙げることができる。
所望ならば、本発明においては、洗浄水又は着色剤組成
物はキレート化剤を含有していてもよい。
物はキレート化剤を含有していてもよい。
キレート化剤としてはトリポリリン酸ナトリウム、ヘキ
サメタリン酸ナトリウム、EDT八、ニトリロ三酢酸、
アミノメチレンホスホベ酸、メチレンホスホン酸、ホス
ホノカルボン酸塩等を例示することができる。
サメタリン酸ナトリウム、EDT八、ニトリロ三酢酸、
アミノメチレンホスホベ酸、メチレンホスホン酸、ホス
ホノカルボン酸塩等を例示することができる。
次に、本発明において、洗浄剤組成物を適宜形状に賦形
するための賦形剤としては、CMC,CMS、PEG、
PPG、PVA及びこれらの混合物を例示することがで
き、賦形時には前記した殺菌剤、界面活性剤、香料、p
H調整剤、キレート化剤のほかに、充填剤又は増量剤を
使用することができる。充填剤としては硫酸ナトリウム
、硫酸カリウム、硫酸アンモニウム、尿素等を挙げるこ
とができる。
するための賦形剤としては、CMC,CMS、PEG、
PPG、PVA及びこれらの混合物を例示することがで
き、賦形時には前記した殺菌剤、界面活性剤、香料、p
H調整剤、キレート化剤のほかに、充填剤又は増量剤を
使用することができる。充填剤としては硫酸ナトリウム
、硫酸カリウム、硫酸アンモニウム、尿素等を挙げるこ
とができる。
賦形剤としてPEGを用いる場合を例にとって説明する
と、好ましくは重合度が6000〜20000程度のP
EGを加熱融解し、これに前記着色剤の−又は2以上、
殺菌剤、更に必要に応じて充填剤、界面活性剤、香料等
を添加し、十分に攪拌して均−な組成とした後、冷却し
、固化し、成形する。
と、好ましくは重合度が6000〜20000程度のP
EGを加熱融解し、これに前記着色剤の−又は2以上、
殺菌剤、更に必要に応じて充填剤、界面活性剤、香料等
を添加し、十分に攪拌して均−な組成とした後、冷却し
、固化し、成形する。
尚、液体状の香料を使用する場合には、例えば、その香
料とPEG、アルキルフェノールのポリエチレンオキサ
イド等との共融固化物に例示される水溶性固形物を予め
成形し、これを賦形時に使用してもよい。
料とPEG、アルキルフェノールのポリエチレンオキサ
イド等との共融固化物に例示される水溶性固形物を予め
成形し、これを賦形時に使用してもよい。
(発明の効果)
以上のように、本発明の方法によれば、前記した特定の
インジゴ系スルホン酸塩有色化合物又はこれに類する有
色化合物が、極めて低濃度の塩素系処理剤、更には通常
の微生物処理によって、容易且つ完全に脱色されるので
、例えば、水洗式便器の洗浄水の着色にこれら着色剤又
はこれを含む着色剤組成物を用いれば、その着色洗浄排
水は、使用後、容易に且つ完全に脱色することができる
。
インジゴ系スルホン酸塩有色化合物又はこれに類する有
色化合物が、極めて低濃度の塩素系処理剤、更には通常
の微生物処理によって、容易且つ完全に脱色されるので
、例えば、水洗式便器の洗浄水の着色にこれら着色剤又
はこれを含む着色剤組成物を用いれば、その着色洗浄排
水は、使用後、容易に且つ完全に脱色することができる
。
(実施例)
以下に前記着色剤の幾つかの合成例と本発明の実施例を
挙げる。
挙げる。
合成例1 (前記着色剤(1)の合成)インジゴ(三井
東圧株式会社)10部を濃硫酸180部に溶解させ、室
温で約1時間攪拌した。
東圧株式会社)10部を濃硫酸180部に溶解させ、室
温で約1時間攪拌した。
この反応生成物の一滴を70℃の湯を入れた試験管中に
滴下すると紫色を呈した。反応生成物を水中に投じて冷
却し、析出物を濾別した。このようにして得られたケー
キを少量の湯中に溶解させ、炭酸ナトリウムで中和し、
冷却した。析出物を濾別し、少量の水で洗浄した後、乾
燥して、青色着色剤(1) 12部を得た。
滴下すると紫色を呈した。反応生成物を水中に投じて冷
却し、析出物を濾別した。このようにして得られたケー
キを少量の湯中に溶解させ、炭酸ナトリウムで中和し、
冷却した。析出物を濾別し、少量の水で洗浄した後、乾
燥して、青色着色剤(1) 12部を得た。
この着色剤は、水に溶解して青色を呈した。尚、この着
色剤を精製し、元素分析を行なったところ、イオウの分
析値は8.9%(理論値8.79%)であった。
色剤を精製し、元素分析を行なったところ、イオウの分
析値は8.9%(理論値8.79%)であった。
合成例2 (前記着色剤(2)の合成)5−スルホフェ
ニルグリシン−2−カルボン酸10部と水酸化ナトリウ
ム粉末30部を混合し、空気の遮断下、220〜230
℃の温度に3時間加熱した後、冷却した。得られた溶融
物を粉砕し、塩化アンモニウム40部を含有する水溶液
300部中に投入して溶解させた。次に、この水溶液中
に空気を吹き込んで生成物を酸化し、着色剤(2)を析
出させた。濾取、乾燥後の収量は5部であった。
ニルグリシン−2−カルボン酸10部と水酸化ナトリウ
ム粉末30部を混合し、空気の遮断下、220〜230
℃の温度に3時間加熱した後、冷却した。得られた溶融
物を粉砕し、塩化アンモニウム40部を含有する水溶液
300部中に投入して溶解させた。次に、この水溶液中
に空気を吹き込んで生成物を酸化し、着色剤(2)を析
出させた。濾取、乾燥後の収量は5部であった。
この着色剤(2)は、水に溶解して緑青色を呈した。
尚、熱湯により精製した着色剤(2)のイオウの元素分
析値は13.6%(理論値13.73%)であった。
析値は13.6%(理論値13.73%)であった。
合成例3 (前記着色剤(3)の合成)インジゴ(三井
東圧株式会社)10部を濃硫酸180部に溶解させ、水
浴中で加熱しながら2時間攪拌した後、水中に投入し、
炭酸ナトリウムでほぼ中和した。析出物を濾取し、乾燥
して、着色剤(3)7部を得た。
東圧株式会社)10部を濃硫酸180部に溶解させ、水
浴中で加熱しながら2時間攪拌した後、水中に投入し、
炭酸ナトリウムでほぼ中和した。析出物を濾取し、乾燥
して、着色剤(3)7部を得た。
この着色剤(3)は、水に溶解して青色を呈した。
尚、熱湯により精製した着色剤(3)の元素分析におい
て、イオウは13.80%であった。
て、イオウは13.80%であった。
合成例4(前記着色剤(4%)の合成)4.4゛−ジク
ロロインジゴ10部を100%硫酸180部に溶解させ
、合成例3と同様にして着色剤(615,5部を得た。
ロロインジゴ10部を100%硫酸180部に溶解させ
、合成例3と同様にして着色剤(615,5部を得た。
この着色剤(6)は、水に溶解して青色を呈した。
また、イオウの分析値は1282%(理論値11.98
%)であった。
%)であった。
合成例5 (前記着色剤(9)の合成)冷却しつつ、5
%発煙硫酸200部に5.5゛−ジブロムインジゴ10
部を加えて溶解させ、合成例3と同様に処理して着色剤
(9)5部を得た。
%発煙硫酸200部に5.5゛−ジブロムインジゴ10
部を加えて溶解させ、合成例3と同様に処理して着色剤
(9)5部を得た。
この着色剤(9)は、水に溶解して青色を呈した。
また、イオウの元素分析値は10.38%(理論値10
、25%)であった。
、25%)であった。
合成例6(前記着色剤0υの合成)
冷却しつつ、20%発煙硫酸180部に5.6.5’。
6゛−ジベンゾチオインジゴ10部を加えて溶解させ、
100℃で反応させた。以下、合成例3と同様に処理し
て着色剤01)10部を得た。
100℃で反応させた。以下、合成例3と同様に処理し
て着色剤01)10部を得た。
この着色剤(Illは、水に溶解して緑灰色を呈した。
元素分析の結果、イオウが23.15%含まれ、着色剤
aυ一分子当たり約2.5個のスルホン酸ナトリウム塩
基を有する。
aυ一分子当たり約2.5個のスルホン酸ナトリウム塩
基を有する。
合成例7 (前記着色剤05)の合成)2.5−ジクロ
ロ−7−メドキシー4−メチル−3−プソイドインドロ
ンと4−クロロ−1−ナフトールを常法に従ってクロロ
ベンゼン中で縮合させ、C,1,VatBlue 8
(C,1,No、 73800)を得た。この染料10
部を20%発煙硫酸180部に溶解させ、合成例3と同
様に処理して着色剤α5)12部を得た。
ロ−7−メドキシー4−メチル−3−プソイドインドロ
ンと4−クロロ−1−ナフトールを常法に従ってクロロ
ベンゼン中で縮合させ、C,1,VatBlue 8
(C,1,No、 73800)を得た。この染料10
部を20%発煙硫酸180部に溶解させ、合成例3と同
様に処理して着色剤α5)12部を得た。
この着色剤αωは、水に溶解して青色を呈し、また、イ
オウの元素分析値は6.65%(理論値6.55%)で
あった。
オウの元素分析値は6.65%(理論値6.55%)で
あった。
合成例8 (前記着色剤α0の合成)
5−ヒドロキシ−7−スルホ−2−ナフチルグリシン1
0部を濃硫酸60部に100°Cで溶解させ、170°
Cに加熱して環化反応を行なわせた後、冷却し、氷水中
に投入した。析出物を氷水で洗浄し、ケーキ状物を炭酸
ナトリウムで中和した後、一旦、熱湯に溶解させ、再び
冷却した。析出物を濾別し、水洗、乾燥して、着色剤α
[915部を得た。
0部を濃硫酸60部に100°Cで溶解させ、170°
Cに加熱して環化反応を行なわせた後、冷却し、氷水中
に投入した。析出物を氷水で洗浄し、ケーキ状物を炭酸
ナトリウムで中和した後、一旦、熱湯に溶解させ、再び
冷却した。析出物を濾別し、水洗、乾燥して、着色剤α
[915部を得た。
この着色剤Q6)は、水に溶解して緑色を呈し、また、
水より数回精製したものについてのイオウの元素分析値
は10.62%(理論値L O,70%)であった。
水より数回精製したものについてのイオウの元素分析値
は10.62%(理論値L O,70%)であった。
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。
れら実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1 (洗浄剤組成物の製造)
PEG (重合度6000)88部に水5部を加えて加
熱融解し、前記着色剤(2)4部及び香料5部を加え、
溶解分散させた。これを円筒形ガラス瓶に入れ、冷却、
固化させて、固形状洗浄剤組成物を製造した。これを家
庭用水洗式便器の201容量の洗浄水槽に浸漬し、緑青
色洗浄水を得た。
熱融解し、前記着色剤(2)4部及び香料5部を加え、
溶解分散させた。これを円筒形ガラス瓶に入れ、冷却、
固化させて、固形状洗浄剤組成物を製造した。これを家
庭用水洗式便器の201容量の洗浄水槽に浸漬し、緑青
色洗浄水を得た。
同様にして、前記着色剤00)5部、096.5部、α
争6゜5部又はαFA7部をそれぞれ用い、固形状洗浄
剤組成物を得た。これらはいずれも、前記同様にして洗
浄水槽に浸漬すると、青色乃至青緑色の洗浄水を与えた
。
争6゜5部又はαFA7部をそれぞれ用い、固形状洗浄
剤組成物を得た。これらはいずれも、前記同様にして洗
浄水槽に浸漬すると、青色乃至青緑色の洗浄水を与えた
。
実施例2(洗浄剤組成物の製造)
ベンジルトリメチルアンモニウムクロライド20部、E
DTA50部、リン酸ナトリウム10部、硫酸ナトリウ
ム100部、香料5部、非イオン系界面活性剤5部及び
前記着色剤(2N、0部を混合して粉末状とし、これを
PVAフィルムで包み、循環式洗浄水に浸漬す、る洗浄
剤組成物とした。
DTA50部、リン酸ナトリウム10部、硫酸ナトリウ
ム100部、香料5部、非イオン系界面活性剤5部及び
前記着色剤(2N、0部を混合して粉末状とし、これを
PVAフィルムで包み、循環式洗浄水に浸漬す、る洗浄
剤組成物とした。
実施例3 (洗浄剤組成物の製造)
PEG (重合度6000)60部、尿素20部、ベン
ジルトリメチルアンモニウムクロライド5部、無水酢酸
ナトリウム5部、リン酸ナトリウム3部、前記着色剤(
610,5部、香料5部及び水7部を実施例1と同様に
処理して、固形状の洗浄剤組成物を得た。これを洗浄水
槽に浸漬すると、青色の殺菌性洗浄水を与えた。
ジルトリメチルアンモニウムクロライド5部、無水酢酸
ナトリウム5部、リン酸ナトリウム3部、前記着色剤(
610,5部、香料5部及び水7部を実施例1と同様に
処理して、固形状の洗浄剤組成物を得た。これを洗浄水
槽に浸漬すると、青色の殺菌性洗浄水を与えた。
実施例4 (洗浄剤組成物の製造)
ベンジルトリメチルアンモニウムクロライド12部、尿
素50部、リン酸ナトリウム5部、香料3部、前記着色
剤α0) 3部、前記着色剤(12)0.3部及びPE
C,(重合度1000)10部を混合し、融解し、冷却
、固化後、粉砕して、粉末状洗浄剤組成物を得た。これ
は例えば水約3olに溶解させて洗浄水とし、循環して
使用される。
素50部、リン酸ナトリウム5部、香料3部、前記着色
剤α0) 3部、前記着色剤(12)0.3部及びPE
C,(重合度1000)10部を混合し、融解し、冷却
、固化後、粉砕して、粉末状洗浄剤組成物を得た。これ
は例えば水約3olに溶解させて洗浄水とし、循環して
使用される。
実施例5 (脱色試験)
種々の着色剤を使用して、次の配合により洗浄剤組成物
を製造し、それぞれを水に溶解して10βの着色洗浄水
を得た。
を製造し、それぞれを水に溶解して10βの着色洗浄水
を得た。
ベンジルトリメチルアンモニウムクロライド18.6g
尿素 35.7 gリ
ン酸ナトリウム 15.0 g香
料 5.OgPEG
(重合度10000) 7.0 g
着色剤 後記先ず、
上記配合において、着色剤α0)を2.5gとした洗浄
剤組成物について、上記洗浄水100ccをとり、人尿
100 ccを加えて放置した後、0.05%の次亜塩
素酸ナトリウム水溶液による脱色試験を行なったところ
、15.7 cc加えただけで、着色剤は完全に脱色さ
れた。尚、この場合の次亜塩素酸塩の濃度は39.4
ppmに相当する。
ン酸ナトリウム 15.0 g香
料 5.OgPEG
(重合度10000) 7.0 g
着色剤 後記先ず、
上記配合において、着色剤α0)を2.5gとした洗浄
剤組成物について、上記洗浄水100ccをとり、人尿
100 ccを加えて放置した後、0.05%の次亜塩
素酸ナトリウム水溶液による脱色試験を行なったところ
、15.7 cc加えただけで、着色剤は完全に脱色さ
れた。尚、この場合の次亜塩素酸塩の濃度は39.4
ppmに相当する。
これに対して、上記配合において、着色剤をメチレンブ
ルー(C,1,No、 52015) 1.0 gとし
た場合には、0.05%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液
を250 cc加えても着色剤は脱色されなかった。
ルー(C,1,No、 52015) 1.0 gとし
た場合には、0.05%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液
を250 cc加えても着色剤は脱色されなかった。
着色剤としてアシッドブリリアントブルーAF(C,r
、No、 42080)、カヤラススープラブル−FF
R6(C,1,No、 51320)をそれぞれ1.0
g配合した洗浄剤組成物を用いた場合も同様であった
。また、ニチロンピュアブルー7Gを1. Og配合し
た洗浄剤組成物の場合は、0.05%次亜塩素酸ナトリ
ウム水溶液を300 cc加えても、着色剤は脱色され
なかった。
、No、 42080)、カヤラススープラブル−FF
R6(C,1,No、 51320)をそれぞれ1.0
g配合した洗浄剤組成物を用いた場合も同様であった
。また、ニチロンピュアブルー7Gを1. Og配合し
た洗浄剤組成物の場合は、0.05%次亜塩素酸ナトリ
ウム水溶液を300 cc加えても、着色剤は脱色され
なかった。
実施例6 (脱色試験)
実施例5において、着色剤として前記着色剤(3)を2
゜5g含有する洗浄剤組成物を水に溶解して、0.25
%、0.15%、0.075%、0.025%及び0.
0125%の洗浄剤組成物濃度を有する着色洗浄水をそ
れぞれ調製した。試験はJIS K 0102に準じた
。
゜5g含有する洗浄剤組成物を水に溶解して、0.25
%、0.15%、0.075%、0.025%及び0.
0125%の洗浄剤組成物濃度を有する着色洗浄水をそ
れぞれ調製した。試験はJIS K 0102に準じた
。
次に、上記各濃度の着色洗浄水400n+1をそれぞれ
11のビーカーに入れ、それぞれに活性汚泥(堺市下水
処理場から得たもので、MLS38600g/ml、C
OD 2400 g/ml) 200mlを加え、標準
物質グルコースとグルタミン酸を加えて、計算上、BO
Dが6100になるように試料を調製し、常時、曝気し
た。調製直後及び1日後、2日後並びに7日後に各ビー
カーから内容物を分取し、遠沈、濾過後、濾液について
、水を対照液として前記着色剤(3)の最大吸収波長6
15mμにおけるその吸光率を測定することにより、活
性汚泥による着色剤の脱色性を試験した。下表に示すよ
うに、洗浄剤組成物濃度が0.025%の場合は、僅か
に2日後に脱色された。
11のビーカーに入れ、それぞれに活性汚泥(堺市下水
処理場から得たもので、MLS38600g/ml、C
OD 2400 g/ml) 200mlを加え、標準
物質グルコースとグルタミン酸を加えて、計算上、BO
Dが6100になるように試料を調製し、常時、曝気し
た。調製直後及び1日後、2日後並びに7日後に各ビー
カーから内容物を分取し、遠沈、濾過後、濾液について
、水を対照液として前記着色剤(3)の最大吸収波長6
15mμにおけるその吸光率を測定することにより、活
性汚泥による着色剤の脱色性を試験した。下表に示すよ
うに、洗浄剤組成物濃度が0.025%の場合は、僅か
に2日後に脱色された。
しかしながら、比較のために、ニチロンピュアブルー7
G1.0gを着色剤とする着色洗浄水について、上記と
同じように試験したところ、洗浄剤組成物濃度が0.0
125%の場合においても、活性汚泥菌が着色されて、
着色剤自身の脱色は認められなかった。
G1.0gを着色剤とする着色洗浄水について、上記と
同じように試験したところ、洗浄剤組成物濃度が0.0
125%の場合においても、活性汚泥菌が着色されて、
着色剤自身の脱色は認められなかった。
Claims (4)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (但し、A及びBはそれぞれ独立に、カルボニル基とY
若しくはZとに1,2−フェニレン基、1,2−ナフチ
レン基、2,3−ナフチレン基及び1,8−ナフチレン
基よりなる群から選ばれる形で結合している芳香基、Y
及びZはそれぞれ独立に−NH−及び−S−よりなる群
から選ばれる基、−SO_3MはA及び/又はB上のス
ルホン酸アルカリ金属塩の基、mは1〜4の数を示し、
A及びBは上記−SO_3M以外に置換基を有していて
もよい。)で表わされる少なくとも一種の着色剤を含有
する洗浄液を、その使用後に、塩素系脱色剤及び/又は
微生物により処理して脱色することを特徴とする着色洗
浄液の処理方法。 - (2)次亜塩素酸塩水溶液及び/又は活性汚泥により処
理して脱色することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の着色洗浄液の処理方法。 - (3) ▲数式、化学式、表等があります▼ (II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (III) 及び ▲数式、化学式、表等があります▼ (IV) なる群から選ばれる一般式 (但し、Aはカルボニル基とYとに、1,2−フェニレ
ン基、1,2−ナフチレン基、2,3−ナフチレン基及
び1,8−ナフチレン基よりなる群から選ばれる形で結
合している芳香基、Yは−NH−及び−S−よりなる群
から選ばれる基、−SO_3Mは分子中の芳香核上のス
ルホン酸アルカリ金属塩の基、Xはハロゲン原子、mは
1〜4の数、nは1又は2の整数を示し、上記芳香核は
−SO_3M以外に置換基を有していてもよい。) で表わされる少なくとも一種の着色剤を含有する洗浄液
を、その使用後に、塩素系脱色剤及び/又は微生物によ
り処理して脱色することを特徴とする着色洗浄液の処理
方法。 - (4)次亜塩素酸塩水溶液及び/又は活性汚泥により処
理して脱色することを特徴とする特許請求の範囲第3項
記載の着色洗浄液の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22140685A JPS61114791A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 着色洗浄液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22140685A JPS61114791A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 着色洗浄液の処理方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2795978A Division JPS54119504A (en) | 1978-03-10 | 1978-03-10 | Coloring composition for cleaning fluid and treatment of fluid |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61114791A true JPS61114791A (ja) | 1986-06-02 |
Family
ID=16766246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22140685A Pending JPS61114791A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 着色洗浄液の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61114791A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07100469A (ja) * | 1993-10-06 | 1995-04-18 | Noritake Yokozuka | 染色廃水の浄化処理方法 |
CN113354064A (zh) * | 2021-06-22 | 2021-09-07 | 成都瀚江新材科技股份有限公司 | 一种彩色玻璃棉制品生产过程中的有色循环水的脱色方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5220790A (en) * | 1975-08-11 | 1977-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ultrasonic oscillator |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP22140685A patent/JPS61114791A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5220790A (en) * | 1975-08-11 | 1977-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ultrasonic oscillator |
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CN113354064A (zh) * | 2021-06-22 | 2021-09-07 | 成都瀚江新材科技股份有限公司 | 一种彩色玻璃棉制品生产过程中的有色循环水的脱色方法 |
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