[go: up one dir, main page]

JPS61112057A - ピリダジノン誘導体の製造法 - Google Patents

ピリダジノン誘導体の製造法

Info

Publication number
JPS61112057A
JPS61112057A JP23397584A JP23397584A JPS61112057A JP S61112057 A JPS61112057 A JP S61112057A JP 23397584 A JP23397584 A JP 23397584A JP 23397584 A JP23397584 A JP 23397584A JP S61112057 A JPS61112057 A JP S61112057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
tables
group
pyridazinone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23397584A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Ogura
友幸 小倉
Yasuo Kawamura
保夫 河村
Hideo Suzuki
秀雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Chemical Corp filed Critical Nissan Chemical Corp
Priority to JP23397584A priority Critical patent/JPS61112057A/ja
Publication of JPS61112057A publication Critical patent/JPS61112057A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(■): 〔式中、[(は水素原子または低級アルキル基を。
Xは炭素数1〜6の直鎖または分岐を有するrルコキシ
基、炭素数IP〜6のアルケニルオキシ1 低sハロア
ルキル基、炭素aネ〜6のシフυ ルキル基、または低級ハロアルキル基金、mは0または
1〜3の整数を示し9mが2または5の場合は、Yは同
一でも互いに異なってもよい。
)または、トリメチルシリル基を示し、aは1〜3の整
数を示す。nが2または3の場合はXは同一でも互いに
異なってもよい。〕で表される新規なビリダジノン誘導
体の製造方法に関するものである。
本発明で得られる前記一般式(1)で表されるビリダジ
ノン誘導体(以下、単に本発明化合物という)Jri+
文献未記載の新規化合物であし。
農薬9%(殺虫、殺ダニ、殺線虫および殺菌剤の有効成
分として有用である。
本発明者らは、前記一般式(1)で表される本発明化合
物(1)の工業的製造法を種々検討した結果。
次式(II): 〇 一般式(II) : 〔式中、  [−(alけ・・ロゲ/原子を、R,X、
およびαは前記と同じ意味全表す。〕で表される化合物
とを、説・・ロゲン化吸収剤の存在下9反応に不活性な
溶媒中で反応させて本発明化合物(I)を高収率で得る
方法を見出し、更に、この反応をおこなう際、溶媒とし
て、水と非水溶性溶媒の二層系を用い、無機塩基の存在
下、相関移動触媒全添加して反応させることにより1本
発明化合物(1)を高収率で得る方法を見出し1本発明
を完成した。
本発明者らが検討した本発明化合物(1)の製造方法を
反応式で示せば次のとおりである。
〔反応式中、  Hal、 R,X、およびαは前記と同じ意味を表す。〕
上記反応式において溶媒としては低級アルコール類(例
えばメタノール、エタノール、プロパツール、ブタノー
ル等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシ
レフ等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケト7等
)、アミド類(N、N−ジメチルホルムアミド、N、N
 −ジメチルアセトアミド等)、ノ・ロゲン化炭化水素
類(塩化メチレン、四塩化炭素、1.2−ジクロミニタ
ン等)、エステル類(酢酸メチル、酢酸工fk等)、エ
ーテル類(テトラヒドロフラン。
ジオキサ/等)、アセトニトリル、プロピオニトリル、
ジメチルスルホキ7ドおよびスルホラン等を利用するこ
とができる。脱・・ロゲン化水素剤としては、無機塩基
(例えば炭酸す) IJウム、炭酸カリウム、炭酸カル
シウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等)
や有機塩基(列えば、ビリジ7.4−N、N−ジメチル
アミノピリジン等のピリジン類、トリエチルアミン、ナ
トリウムメトキサイド、ナトリウムエトキサイド等の金
属アルコキナイド等)を用いることができる。原料であ
る(II)、 (Iff)のモル比は任意にとり得るが
、1:1付近に設定することが実用上望ましい。(、M
)あるいは(III)に対する脱ハロゲン化水素剤の使
用量は1当量以上で良く、好ましくは1〜3当着用いる
ことが望ましい。反応温度は0℃以下から使用する溶媒
の沸点までの範囲で可能であるが1反応温度を高く設定
するほど 次式: で表される化合物が多く副生ずるため1本発明化合物(
[)の収率が低下し、且つその精製操作が煩雑になる。
したがって一般に反応温度は。
やや低めに設定することがより好ましい。反応時間は池
の反応条件によって一概に規定できないが、一般に1〜
8時間程度で反応は完了する。
なお、前記反応式で示される反応は化合物(fl)に予
め水素化ナトリウム、水酸化す) IJウム等の塩基を
作用させて塩を調整し、(、I)t−添加して反応させ
る等の構別法も可能である。
また、前記反応式で示される反応において。
溶媒として水と非水溶性溶媒の二層系を用いる場合、非
水溶性溶媒としては、芳香族炭化水素(例エバベンゼン
、トルエン、キシレン等)およびハロゲン化炭化水素類
(例えば塩化メチレン、四塩化炭素、1.2−ジクロル
エタン等)すどが使用できる。無機塩基としては水酸化
ナト    ゛リウム、水酸化カリウム、水酸化カルシ
ウム、     1炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸カル7ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム
等が利用できる。相関移動触媒としては、第四級アンモ
ニウムl、U(例、tばテトラ−□−グチルアンモニウ
ムブロマイド、テトラ−α−ブチルア/モニウムハイド
ロジェンスルフエイト、テトラメチルアンモニウムクロ
ライド、トリエチルベンジルア/モニウムクaライド、
トリーローオクチルメチルアンモニウムクロライド等)
やホスホニウム塩(例えばテトラ−α−ブチル−ホスホ
ニウムブロマイド等)が使用できる。
(IF)あるいは([[[)に対する相間移動触媒の比
率は[11モルタ(以上好ましくは(15〜5モルXに
設定することが実用的に望ましい。
本発明方法によれば1本発明化合物(1)で表される殺
虫、殺ダニ、殺線虫、および殺菌剤としての有用性が極
めて高い新規なピリダジノン誘導体を高収率で、且つ容
易な操作で得ることができる。
次に本発明について、実施例および参考例を具体的に挙
げて説明する。但し9本発明はこれら実施例のみに限定
されるものではない。
実施例1 2−ター7ヤリープチルー4−りocI−5−(2−メ
チルベンジルチオ)−5(2H)−M。
ピリダジノ/(化合物番憇1)の製造 2−ターシャリ−ブチル−4−りaロー5−メル・カプ
ト−3(2Fi)−ビリダジノン1.Ofおよびα−ク
ロo−Q−キシレンrL67fをジエチルエーテルに溶
解し、トリエチルアばンα49tf加えて室温で4時間
攪拌した。反応混合物を酸洗、アルカリ洗、水洗、無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、ジエチルエーテルを留去し残
渣を冷石油エーテルで洗浄して白色針状晶を得た。収率
91.2N m、p、:138〜159℃ 鳳[(−NMR(ODO4)、  δ〔ppH1〕  
:1.62(9に 5.2−tqrt−C!、日、入 
2.40 (!IH,s、 2’−CFl、 )4.2
1(2日、龜 −BCF−1!−)、  7.17(4
1鶴フエニル)実施例2 2−ターシャリ−ブチル−4−クロロ−5−(4′−ク
ロロベンジルチオ)−5(2p)−ピリダジノン(化合
物42)の製造 2−ター7ヤリープチルー4−クロa−5−メルカプト
−5(2H)−ビリダジノン1.Ofをベンゼン10d
K溶解し、4.α−シクa 。
トルエンα77tおよびトリエチルアミン[149fを
加えて室温で4時間攪拌した。以下、実施fllと同様
な操作によって白色針状晶を得た。
収率91.7X 川、p、: 142〜14五5℃ 刊−NMR(LEDO4) 、δ[ppm1 :1.6
0 (98,s、 2−tert、 −0,H,)、 
 421 (2K B、 −dOH,−)7.52(4
H,s、7zニル)、   7.56(IH,a、6位
)実施例3 2−ターシャリ−グチル−4−クロo−5−(4′−フ
ェニルベンジルチオ)−3(2E()−ビリダジノン(
化合物ム3)の製造 2−ターシャリ−ブチル−4−クロa−5−メルカプト
−3(2H)−ビリダジノン1.Ofおよび4−7エニ
ルベ/ジルクロライドCL97’″f ′fe95 N
エタノール20mに溶解し、粉末状水酸化カリウムαS
 2 ff加えて室温で4時間攪拌した。減圧下エタノ
ールを留去し、残渣にベンゼンを加え、アルカリ洗、水
洗、無水硫酸す) IJウムで乾燥後、減圧下にてベン
ゼンを留去し残渣を冷石油エーテルで洗浄して白色針状
晶を得た。収率9五2X m、p、  + 169 A−171℃’H−NMR(
CDOL、) 、δrppml :1.61 (9[(
、3,2−tert−0,F(、) 、 4.!1 (
2H,s、 −dcH*−)7、26〜7.75 (1
0H,rn、フェニルおよび6位)実施例4 2−ターシャリ−ブチル−4−クロロ−5−(4’−7
りαへキシル−α−メチルベンジルチオ)−5(2E1
)−ビリダジノン(化合物l64)の製造2−ターシャ
リ−ブチル−4−クロa−5−メルカプト−5(2H)
−ピリダジノ7 t Ofおよび4−シクロヘキシル−
α−メチルベンジルクロライドt11Ft−アセトニト
リル15ゴに溶解し、無水炭酸ナトリウム[1sstを
加えて室温で5時間攪拌した。以下実施1inJ 3と
同様な操作によって白色針状晶を得た。収率9α6X屯
、o  :  157−−159℃ 1丁(−NMR(CDC4) 、  δrppml  
:1.56 (9i s、 2−tart−04H,)
 、 1.68(5F(、d、 Ix 7.2[(Z。
−OH,) 、  1.02〜2.72 (I E、 
m、 7クロヘキシル)。
a、s 4(IF(、q、 Ix7.2Hz、 −s?
[(−)7.01〜7.40(4H,m、 フェニル)
、  7.51(IE(、s、 6位)実施fi5 2−ターシャリ−ブチル−4−りaローs + (4/
−トリメチルシリルベンジルチオ)−5(2EI)−ピ
リダジノ/(化合物A5)の製造 2−ターシャリーブチルー4−クロo−5−メルカプト
−3(2[()−ビリダジノン1.Ofおよび4−トリ
メチル/リルベ/ジルクロライド1.0tを1.2−ジ
クαロエタ715m1にfg解い トリエチルアミン(
L49 ff加えて室温で5時間攪拌した。以下実施例
1と同様な操作によって白色針状晶を得た。収率8a4
Xl、p、  : 99.6〜101.4℃”Fl−N
MR(CDOL、)、   δ[”pp但〕 :Cl3
7 (9[(、s、 −di(Of(、)、 ) 、 
1.65(9H,s、 2−tert−C,H,)4.
25 (2B、 s、 −dc日、−L  7.26〜
7.65 (4HIm、7xニーk)767(IH,s
、6位) 実施例6 2−ターシャリ−ブチル−4−クロロ−5−(4’−(
p−)リフルオロメトキシ)−ベンジルチオ]−5(2
H)−ビリダジノン(化合物46)の製造 2−ターシャリ−ブチル−4−クロロ−5−メルカプト
−3(2日)−ビリダジノン1.02および4−(p−
トリフルオロメチルフェノキシ)−ベンジルブロマイド
1.5 Of fアセトンに溶解し、無水炭酸カリウム
IIL8fi加えて室温で5時間攪拌した。以ド実施例
3と同様な操作によって白色針状晶を得た。収率9 (
L7X屯、p、  : 15:l〜15S5℃’H−N
MR(CDC4) 、δl”poml :1.60 (
9F(、8,2−tart、−C,H,)、 4.22
 (2E(、s、 −dcH,−)&92〜7.60 
(9H,m、フェニルおよび6−位)実施例7 2−ターシャリ−ブチル−4−りoo−5−ブーシン; (4’−4ael;−ブチルベンジルチオ)−5(2H
)−ビリダジノン(化合物ムフ)の製造2−ターシャリ
−ブチル−4−クロa−5−メルカプト−5(2[()
−ビリダジノン1.Ofおよびp−ターシャリ−ブチル
ベンジルクロライド[L88Fをベンゼンに!#L、2
%水酸化ナトリウム水溶112Fおよびテトラ−Ω−ブ
チルアンモニウムブロマイド1lL07fを加えて50
℃にて1.5時間攪拌した。ベンゼン層を水洗、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下ベンゼンを留去し残
渣を冷石油エーテルで洗浄し、白色針状晶を得た。収率
9&4X m、p、  : 111 ヘ112℃ ’[−]−NMR(ODO4) 、δ〔ppm」:1.
29 (9F(、s、 4’−tqrt−c、 H,)
、 1.60 (9E(e a、 2−i6rt−01
11(@ )4.21 (2H,s、 −5cH,−L
  7.52 (4)11 m、 7zニル)7、61
 (1μs、6−位) 実施例日 2−ターシャリ−ブチル−4−りaロー5−[4’−(
p−りaaベンゾイル)−ベンジルチオ]−5(2F!
 )−ビリダジノン(化合物ム8)の製造 2−ターシャリ−ブチル−4−クロロ−5−メルカプト
−5(2H)−ビリダジノン1.Ofオヨ(F 4− 
(p−りaaベンゾイル)−ベンジルブロマイドt43
rt−L2−ジクロロエタンに溶解し、2N水酸化す)
 IJウム水fg液およびトリエチルベンジルアンモニ
ウムクロライド1L06ft−加えて、室温にて5時間
攪拌した。
以下、実施例フと同様の操作によって淡黄色針状晶を得
た。収率7 a9X 屯、p、: 177〜178℃ ’H−NMR(ODot、 ) 、δ[ppm]:16
3 (9H,s、 2−tert−048,) 、 4
.55 (21’1. s、 −8(W、−)7.30
〜795(9H,m、フェニルおよび6−位)実施例1
〜8のいずれかの方法に準じて製造    1した化合
物を第1表に記載する。
第1表 〔ただし、第1表中1Mうはメチル基を1gtはエチル
基を、  Buはブチル基を示し、nはノルマルを、t
はター7ヤリーを示す。〕 次に、参考に本発明化合物(1)の殺虫、殺ダニ、殺線
虫、および殺菌試験を以下に示す。
参考例1 イエバエの成虫に対する殺虫試験本発明化合
物の1o o Oppm1llfのアセトン溶液1−を
91シヤーレに均一に拡がるように滴下し、室温でアセ
トンを完全に蒸散せしめた後、イエバエ成虫10頭を入
れ、孔のあいだプラスチック製i1kかぶせた。このシ
ャーレを25℃恒温室に収容し、48時間経過後の死去
率を下記の計算式から求めた。なお、試験は2区制で行
った。結果を第2表に示す。
死去率 死去率(X)” [×1” 参考例27カイ二カ幼虫に対する殺虫試験本発明化合物
の10ppme度の水浴液200dを直径97m、高さ
63の腰高シャーレに入れた後、アカイエカ絡合幼虫1
0頭を放虫した。
この腰高シャーレを25℃恒温室に収容し、96時間経
過後の死去率を下記の計算式から求めた。
なお、試験は2区制で行った。
結果を第2表に示す。
参考例゛3 コナガに対する接触性殺虫試験本発明化合
物の10QOppm濃度の水乳化液中にカンランの葉を
約10秒間浸漬し、風乾後シャーレに入れ、この中にコ
ナガ2令幼虫をシャーレ当たり10頭を放虫し、孔のあ
いた蓋をして25℃恒温室に収容し、96時間経過後の
死去率を下記の計算式から求めた。なお、試験は2区制
で行った。結果を第2表に示す。
参考例4 ニジェクヤホシテントクKrffる接触性殺
虫試験 本発明化合物の11000pp濃度の水乳化液中にトマ
トの葉を約10秒間浸漬し、風乾後シャーレに入れ、こ
の中にニジェウヤホシテントウ2令幼虫を゛シャーV当
たり10頭全放虫し。
孔のあいた蓋をして25C恒温室に収容し、96時間経
過後の死去率を下記の計算式から求めた。
なお、試験は2区制で行った。結果?第2表に示す。
参考例5 力/ザワハダニに対する殺ダニ効力試験 インゲンの葉をリーフパンチを用いて径1.5譚の円形
に切り取り、径7個のスチロールカップ上の湿った戸紙
上に置いた。これにカンザワハダニ幼虫を1葉当たり1
0頭接種した。接種半日後に本発明化合物の1000 
ppmの濃度の水乳化液に展着剤を添加した液をスチロ
ールカップ当たり2−ずつ回転式散布塔を用いて散布し
、96時間経過後の死去″af:F記の計算式から求め
た。なお、試験は2区制で行った。
結果を第2表に示す。
参考例6 ずカンハダニに対する殺ダニ効力試験 温州ばカッの葉をリーフパンチを用いて径1、5 CM
の円形に切り取り、径7αのスチロールカップ上の湿っ
た戸紙上に置いた。これにξカンハダニ幼虫を1葉当た
り10頭接種した。
接1半日凌に本発明化合物の10QOppma度の水乳
化液に展着剤を添加した液をスチロールカップ当たり2
dずつ回転式散布塔を用いて散布し、96時間経過後の
死虫率?下記の計算式から求めた。なお、試験は2区制
で行った。
結果は第2表に示す。
参考例) ツマグロヨコバイに対する殺虫試験本発明化
合物の1000 ppm濃にの乳化液中にイネの型葉を
約10秒間浸漬し、この(K葉をガラス円筒に入れ、有
機リン系殺虫剤に抵抗性を有するツマグミヨコバイ成虫
10頭と放ち。
孔のあいたプラスチック製蓋ケかぶせた。この円筒fc
25℃恒温室に収容し、96時間経過後の死虫占を下記
の計算式から求めた。なお、試験は2区制で行った。結
果を第2表に示す。
参考例8 ネコグセンチュウに対する殺線虫効力試験 ネコブセノチェウの汚染土壌を径8備のステロールカッ
グ上に入れた。本発明化合物のI Q Q Oorvの
濃度の水乳化液を調整し、展着剤を添加して、スチロー
ルカップ当たり50dずつ土壌に潅注した。48時間経
過後に指標作物のトマト苗を移植した。移植30日経過
後トマトの根を水洗してネコプ寄生を見取り調査を下記
の判定基準によって行った。なお、試験は2区制で行っ
た。結果を第2表に示す。
ネコプ寄生指数 0:ネコブが全く認められない 1:ネコプがわずかに認められる 2:ネコブが中等度認められる 5:ネコプが多数認められる 4:ネコプが極めて多数認められる 参考例9 キユウリベト病防除試験 2週間鉢で育成したキエウリ(品種:相模半白)を用い
1本発明化合物を所定濃度に調整した水乳化i(100
0ppm)’i鉢当たり2〇−散布した。このキエウI
J i温室内に一昼装置きキユウリベト病菌の胞子懸濁
液(150倍で1視野に15個の胞子)′t−噴霧し接
種を行った。
キユウリベト病菌の胞子を接種したキエウリを25℃、
相対湿度100Xの部屋に24時間置き、しかる後温室
に移して発病を待った。接種7日経過後に下記の判定基
準によって罹病度を調査した。結果を第3表−夏に示す
0:接種葉が全く発病しない 1:接種葉の5X以下が発病 2:接種葉の6〜2ONが発病 5:接種葉の21〜50Xが発病 4:接種葉の51〜9ONが発病 5:接種葉の90X以上が発病 参考filOキュウリウドンコ病防除試験2週間鉢で育
成したキ為ウリ(品種:相撲半白)を用い1本発明化合
物を所定濃度に調整した水乳化液(1000ppm)t
−鉢当た#720−散布した。この争エウリを温室内に
一昼装置き、キニウリウドンコ病菌の胞子懸濁液(15
OIIIで1視野に25個の胞子)を噴霧し接種を行っ
た。
このキーウ’+) t−25〜50℃の温室に1逝き発
病を待った。接種10日経過後に下記の判定基準によっ
て罹病度を調査した。結果を第3表−■に示す。
0:接種葉が全く発病しない 1:接種葉の5X以下が発病 2:接種葉の6〜20Xが発病 3:接櫨葉の21〜50Xが発病 4:接種葉の51〜90Xが発病 5:接嫌葉の90X以上が発病 4 2  表 第3表−I       第3表−■ 以上の結果より明らかな如く本発明化合物は。
殺虫、殺ダニ、殺線虫および殺菌剤として極めて有用性
が高い新規化合物である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で表される2−ターシャリーブチル−4−クロロ−5−
    メルカプト−3(2H)−ピリダジノンと、一般式(I
    II): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、Halはハロゲン原子を、Rは水素原子または
    低級アルキル基を、Xは炭素数1〜6の直鎖または分岐
    を有するアルキル基、炭素数1〜6の直鎖または分岐を
    有するアルコキシ基、炭素数3〜6のアルケニルオキシ
    基、低級ハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキ
    ル基、ハロゲン原子、▲数式、化学式、表等があります
    ▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼(但し、Yはハロゲン原子、低級
    ア ルキル基、または低級ハロアルキル基を、mは0または
    1〜3の整数を示し、mが2または3の場合は、Xは同
    一でも互いに異なってもよい。)またはトリメチルシリ
    ル基を示しaは1〜3の整数を示す。aが2または3の
    場合はXは同一でも互いに異なってもよい。 ]で表される化合物とを脱ハロゲン化水素剤の存在下、
    反応に不活性な溶媒中で反応させることを特徴とする 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R、X、およびaは前記と同じ意味を表す。〕
    で表されるピリダジノン誘導体の製造方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、溶媒として、水
    と水に不溶な溶媒とを用い、無機塩基の存在下相間移動
    触媒を添加して反応させることを特徴とする一般式(
    I )で表されるピリダジノン誘導体の製造方法。
JP23397584A 1984-11-06 1984-11-06 ピリダジノン誘導体の製造法 Pending JPS61112057A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23397584A JPS61112057A (ja) 1984-11-06 1984-11-06 ピリダジノン誘導体の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23397584A JPS61112057A (ja) 1984-11-06 1984-11-06 ピリダジノン誘導体の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61112057A true JPS61112057A (ja) 1986-05-30

Family

ID=16963567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23397584A Pending JPS61112057A (ja) 1984-11-06 1984-11-06 ピリダジノン誘導体の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61112057A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101333213B (zh) 1-取代吡啶基-吡唑酰胺类化合物及其应用
KR0140208B1 (ko) 살충, 살비활성의 피리다지논
KR900006835B1 (ko) 피리다지논 유도체의 제조방법
JP2021522354A (ja) ベンズアミド系化合物及びその使用
KR900006852B1 (ko) 피리다지논 유도체
JPH0472830B2 (ja)
WO2013075645A1 (zh) 6-取代苯基喹唑啉酮类化合物及其用途
JPS59130242A (ja) アニリン誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH06157469A (ja) ピラゾールカルボニルウレア誘導体、その製法及び有害生物防除剤
JPS63225364A (ja) アラルキルアミノピリミジン誘導体、その製造法並びに該誘導体を有効成分とする殺虫剤、殺ダニ剤及び殺菌剤
JPS61112057A (ja) ピリダジノン誘導体の製造法
JPS6117570A (ja) ピリダジノン誘導体、その製造法および殺虫・殺ダニ・殺菌剤
EP0032748A1 (en) Thiophene derivatives
JPS5835175A (ja) 新規カルボン酸エステルおよびこれらを含有する殺虫殺ダニ剤
JPS63201174A (ja) ピリダジノン誘導体、その製造法および殺虫・殺ダニ・殺線虫・殺菌剤
JPH06762B2 (ja) ピリダジノン誘導体の製造法
JPS63215673A (ja) ピリダジノン化合物および病害虫防除剤
JPS625428B2 (ja)
JPS6032774A (ja) ピリダジノン誘導体および殺虫・殺ダニ・殺線虫剤
CN107082768A (zh) 一种芳氧羧酸‑橙酮类化合物及在农药上的应用
JP2631238B2 (ja) ピラゾールオキシム誘導体及び殺虫・殺ダニ・殺菌剤
JPH0796481B2 (ja) 殺虫、殺ダニ剤
JPH06760B2 (ja) ピリダジノン誘導体および農園芸用殺虫、殺ダニ、殺線虫剤
JPS5970673A (ja) ピリダジノン誘導体,その製造方法および該誘導体を有効成分とする農園芸用殺菌,殺虫,殺ダニ,殺線虫剤
JPS62207262A (ja) ピリダジノン誘導体、その製法および殺虫、殺ダニ、殺線虫、殺菌剤