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JPS61108551A - ポリプロピレン複合積層成形体 - Google Patents

ポリプロピレン複合積層成形体

Info

Publication number
JPS61108551A
JPS61108551A JP22895384A JP22895384A JPS61108551A JP S61108551 A JPS61108551 A JP S61108551A JP 22895384 A JP22895384 A JP 22895384A JP 22895384 A JP22895384 A JP 22895384A JP S61108551 A JPS61108551 A JP S61108551A
Authority
JP
Japan
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random copolymer
butene
crystalline
range
weight
Prior art date
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Granted
Application number
JP22895384A
Other languages
English (en)
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JPH0258106B2 (ja
Inventor
政樹 神山
村中 猛
福井 邦輔
典夫 柏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP22895384A priority Critical patent/JPS61108551A/ja
Priority to US06/792,595 priority patent/US4642269A/en
Priority to DE8585307908T priority patent/DE3563854D1/de
Priority to FI854282A priority patent/FI854282A/fi
Priority to EP85307908A priority patent/EP0181159B1/en
Priority to CA000494343A priority patent/CA1282519C/en
Priority to DK501885A priority patent/DK501885A/da
Priority to AT85307908T priority patent/ATE35822T1/de
Priority to NO854376A priority patent/NO854376L/no
Priority to BR8505466A priority patent/BR8505466A/pt
Publication of JPS61108551A publication Critical patent/JPS61108551A/ja
Publication of JPH0258106B2 publication Critical patent/JPH0258106B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヒートシール性の改善されたポリプロピレン複
合積層体に関する。さらに詳細には低温におけるヒート
シール性及びヒートシール強度が改善されたポリプロピ
レン複合積層体に関する。
〔従来の技術〕
結晶性ポリプロピレンフィルムは引張強度、剛性率、表
面硬度、衝撃強度などの機械的特性、光沢及び透明性な
どの光学的特性ならびに無毒性、無臭性などの食品衛生
性に優れているために、包”1      装とくに食
品包装の分野に広く利用されている。
しかし、ポリプロピレンフィルムは単層ではヒートシー
ル可能温度が高くしかも適正な温度範囲が狭いという欠
点がある。
そこで、このポリプロピレンフィルムのヒートシール性
を改善するために、結晶性ポリプロピレンフィルムの片
面又は両面に低融点の樹脂を積層させる方法がすでにい
くつか提案されている。
たとえば、特開昭55−65552号公報にはプロピレ
ンを主成分とするエチレン・プロピレンランダム共重合
体とプロピレンを主成分とするプロピレン・α−オレフ
イ/ランダム共重合体とからなるプロピレンランダム共
重合体組成物を結晶性ポリプロピレンフィルムに積層す
る方法が開示されて特開昭55−91665号公報には
、プロピレンを主成分とするエチレン・プロピレンラン
ダム共重合体と1−ブテンを主成分とする1−ブチ/・
エチレンランダム共重合体とからなるプロピレンランダ
ム共重合体組成物を結晶性ポリプロピレンフィルムに積
層する方法が開示されている。
さらに、特開昭54−106585号公報にはプロピレ
ンを主成分とするエチレン・プロピレンランダム共重合
体、1−ブテンを主成分とする1−1テン・エチレン系
不飽和単量体共重合体及び低分子量熱可塑性樹脂からな
るプロピレンランダム共重合体組成物を結晶性ポリプロ
ピレンフィルムに積層する方法が開示されている。更に
、上記特開昭55−91665号(特願昭53−165
137号)及び上記特開昭54−106585号(特願
昭53−13932号)に優先権を主張して米国出願さ
れた米国特許第4.230.767号には、上記プロピ
レンを主成分とするエチレン−プロピレンランダム共重
合体と1−ブテンを主成分とするl−ブテン・プロピレ
ン共重合体とからなる組成物を包含し得るプロピレンラ
ンダム共重合体組成物を結晶性ポリプロピレンフィルム
に積層する態様を包含し得る該プロピレンランダム共重
合体組成物が開示されている。しかしながら上記態様の
具体例は全く示されておらず、上記特開昭54−106
585号に特定されているように、この態様においては
、更に低分子量熱可塑性樹脂を併用する例のみが示され
ている。
これらの方法で得られる積層体は、いずれもグロピレン
フイルムのヒートシーを性は改善されるが、ヒートシー
ル可能温度はまだかなシ高く、かつその適用温度範囲も
狭く、依然として充分であるとは言い難い。さらに、ヒ
ートシール強度に関しても充分であるとは言い難かった
。また、これらのポリプロピレン複合積層体に帯電防止
性能を発現させるためには、これらに数日間低温加熱処
理を施す方法が通常採用されているが、その場合にはヒ
ートシール温度がかなシ上昇するなどの欠点があった。
このようにポリプロピレンフィルムを用いた包装用途の
分野では、ヒートシール適用温度を低下させると共にヒ
ートシール適用、範囲を広げかつヒートシール強度に優
れ、なおかつ熱処理によるヒートシール可能温度の上昇
が小さいポリプロピレン複合積層体が強く要望されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題〕
本発明者らは、結晶性ポリプロピレンを基材層とする積
層体であって、低温ヒートシール性に優れかクヒートシ
ール強度に優れたポリプロピレン複合積層体を開発する
ことを目的として研究を行った。その結果、プロピレン
を主成分とする結晶性プロピレンランダム共重合体及び
1−ブテンを主成分としかつ低分子量重合体成分の含有
割合の少ない特定の性状を有するl−ブテン系ランダム
共重合体よシなる結晶性プロピレンランダム共重1  
   合体組成物からなる層を結晶性ポリプロピレンか
らなる基材層の少なくとも片面上に積層させるととくよ
多形成されたポリプロピレン複合積層体が比較的低い温
度からヒートシールが可能であって、且つヒートシール
適用温度範囲が広く、加えてヒートシール強度に優れて
おシ、さらに熱処理によるヒートシール可能温度の上昇
の程度も小さいことを発見した。
従って、本発明の目的は、低温ヒートシール性に優れ、
ヒートシール強度に優れかつ加熱処理によるヒートシー
ル可能温度の上昇の小さいヒートシール性ポリプロピレ
ン複合積層体を提供することにある。
本発明の上記目的表らびKさらに多くの他の目的ならび
に利点は以下の記載によシ一層間らかになるであろう。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明によれ
ば、結晶性ポリプロピレンからなる基材層の少なくとも
片面上に結晶性プロピレンランダム共重合体組成物から
なる層が積層されたポリプロピレン複合積層体において
、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物が、 (1)プロピレン及びプロピレン以外の9−オレフィン
からなシかクプロピレンを主成分とする結晶性プロピレ
ンランダム共重合体、及び (ii)  1−ブテン及び炭素原子数が5以上のα−
オレフィン成分からなるl−ブテン系ランダム共重合体
であシ、かつ下記項目、 (A)組成が、l−ブテン成分が50ないし99モルチ
及び該α−オレフィン成分が1ないし50モルチの範囲
にあること、 (ロ)デカリン中で135℃で測定した極限粘度〔l〕
が0.5ないし6dl/rの範囲にあること、 0 示差走査熱量計によって測定した融点(T m )
が50ないし120℃の範囲にあること、 (p)X線回折法によって測定した結晶化度がIOない
し50チの範囲にあること、 (2)沸騰酢酸″メチルへの可溶分量〔WI重量%〕が
2重量−以下の範囲にあること、 (/’)10℃におけるアセトン・ルーデカン混合溶媒
(容量比1/1)への可溶分量〔F!重量慢〕が5X(
v、l−’・2重量−未満の範囲にあること、 を充足する1−ブテン系ランダ・ム共重合体、を含有す
る結晶性プロピレンランダム共重合体組成物であること
を特徴とするポリプロピレン複合積層体が提供される。
本発明のポリプロピレン複合積層体は、結晶性ポリプロ
ピレンからなる基材層の片面もしくは両面に結晶性プロ
ピレンランダム共重合体組成物からなる層が積層された
状態にある複合積層体であり、その形状はbかなるもの
であってもよく、積層フィルム、積層シート 積層包装
袋、積層容器、その他のシートシール性を付与する穫々
の形状の成形体などを例示することができる。
本発明のポリプロピレン複合積層体を構成する結晶性ポ
リプロピレンからなる基材層は無延伸状態、−軸延伸状
態゛、二軸延伸された状態のいずれであってもよく、ま
た該結晶性プロピレンランダム共重合体からなる層も同
様に無延伸状態、−軸延伸状態、二軸延伸状態のいずれ
であってもよい。
従って、該ポリプロピレン複合積層体の結晶性ポリプロ
ピレンからなる基材層と該結晶性プロピレンランダム共
重合体からなる層とは前記状態のいずれの組合せから構
成されていてもよい。
)・ 該(リプロピレン複合積層体を構成する結晶性ポリプロ
ピレンからなる基材層の厚さは任意であシ、特に限定さ
れないが、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物
からなるヒートシール層の厚さは一般にαlなLnl、
5 oμ、好ましくはα5ないし30μの範囲である。
該ポリプロピレン複合積層体が複合積層フィルム又は複
合積層シートである場合には、結晶性ポリプロピン/か
らなる基材層の厚さは5ないし200μ、好ましくはI
Oないし70μの範囲にあシ、該結晶性プロピレンラン
ダム共重合体組成物からなるヒートシール層の厚さは通
常はαlないし50μ、好ましくは0、5ないし30μ
の範囲である。
本発明のポリプロピレン複合積層体を製造する方法とし
ては、たとえば次の方法を例示することができる。
(1)  結晶性ぼりプロぎレンからなる基材と該結晶
性プロピレンランダム共重合体組成物とを共押出しする
ととくよって積層させ、必要に応じてさ゛らに縦軸延伸
及び/又は横軸延伸を別々にあるいは同時に施す方法。
(2)  無延伸、−軸延伸あるいは二軸延伸された結
晶性ポリプロピレン基材め表面上に該結晶性プロピレン
ランダム共重合体組成物を溶融状態で押出して積層させ
、基材が無延伸状態である場合にはさらに必要に応じて
一軸延伸あるいは二軸延伸を施す方法。また、基材が一
軸延伸状態である場合には、同様に押出して積層させた
後に、必要に応じて基材と同方向又は交叉方向にさらに
延伸を施す方法。
(3)結晶性ボリア°ロピレンからなる基材の表面上に
該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物のフィルム
を接着剤によって積層させる方法。
本発明のぼりプロピレン複合積層体の基材層を構成する
結晶性ポリプロピレンは、結晶性のプロピレン単独重合
体の他に、プロピレンを主成分とする結晶性のプロピレ
ン・α−オレフィンランダム共重合体、たとえばエチレ
ン含有率がO,lないし5モル係のプロピレン・エチレ
ンランダム共重合体、エチレン含有率が0.1ないし4
モル係及び1−ブテン含有率がα1ないしSモル係のプ
ロピレン・エチレン・l−ブテンランダム共重合体、l
−ブテン含有率がαlないし5モル係のプロピレン・l
−ブテンランダム共重合体などを例示することができる
。該結晶性ポリプロピレンの135℃のデカリン中で測
走二した極限粘度[?)は通常はL5ないし4dL/l
、好ましくはLフないし3.5dl/gの範囲にあシ、
そのX線回折法によシ測定され喪結晶装置は通常は50
ないし70%、好ましくは55ないし7096の範囲で
ある、。
本発明のポリプロピレン複合積層体を構成する該結晶性
プロピレンランダム共重合体組成物からなる層は、結晶
性プロピレンランダム共重合体(1)及びl−ラテン系
ランダム共重合体(11)を含有する結晶性プロピレン
ランダム共重合体組成物からなっている。次K、該結晶
性プロピレンランダム共重合体組成物について説明する
該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を構成する
結晶性グロピレ/ランダム共重合体(1)は、プロピレ
ン及ヒプロピレン以外のα−オレフィンからなシ、かつ
プロピレンを主成分とする結晶性のランダム共重合体で
ある。該結晶性プロピレンランダム共重合体中のプロピ
レン成分の含有率は通常は99ないし85モルチ、好ま
しくは98ないし90モルチの範囲マあシ、プロピレン
以外のα−オレフィン成分の含有率は通常は工ないし1
5モルチ、好ましくは2ないし10モル慢の範囲である
。該結晶性プロピレンランダム共重合体を1     
構えず47’ cx 、、t/ 7以外。a−オvフイ
yよ、アはエチレン、1−ブテン、1−ペンテン、l−
ヘキセン、4−メチル−1−ペンテンなどを例示するこ
とかでき、これらの2種以上の混合成分であっても差し
つかえない。該結晶性プロピレン・ランダム共重合体(
1)は135℃のデカリン中で測定した極限粘度〔ワ〕
は通常1.5ないし4、好ましくはLテないし3.5d
t/fの範囲にあシ、その示差走査型熱量計によって測
定した融点(T m )は通常は120℃ないし155
℃、好’tしくは120ないし145℃の範囲にあシ、
X線回折法によって測定した結晶化度は通常は35なh
し60%、好ましくは35ないし50%の範囲である。
該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を構成する
l−1テン系ランダム共重合体(ii)はl−ブテン及
び炭素原子数が5ないし20のα−オレフィンからなシ
かりl−ブテンを主成分とする1「 一ブテン系ランダム共重合体である 該1−2テン系ランダム共重合体の組成(A)は、1−
ブテン成分が50ないし99モル係、好ましくは60な
いし98モルチ及び該α−オレフィン成分が1ないし5
0モルチ、好ましくは2ないし40モルチの範囲にある
。なお、該l−1テン系ランダム共重合体には必要に応
じて少量のプロピレンなどの他のα−オレフィン成分を
含有していても差しつかえない。該1−ブテン系ランダ
ム共重合体の1−ブテン成分の含有率が50モルチよシ
小さくなりかつ該α−オレフィン成分含有率が50モル
チより大きくなると、該結晶性プロピレンランダム共重
合体組成物を積層したポリプロピレン複合積層体がブロ
ッキングするようKなシ、また耐スクラッチ性が低下し
、さらに熱処理によるヒートシール可能温度の上昇が大
きくなる。、マた、1−ブテン成分の含有率が99モル
チよシ大きくなシかつ該α−オレフィン成分の含有率が
1モルチより小さくなると、該ポリプロピレン複合積層
体のヒートシール温度が高くなシ、ヒートシール強度も
低下するようになる。該l−ブテン系ランダム共重合体
、を構成する炭素原子数が5ないし20のα−オレフィ
ン成分としては、1−ペンテン、l−ヘキセン、4−メ
チル−1−にブテン、3−メチル°−1−ペンテン、l
−オクテン、l−デセン、1−ドデセン、1−テトラデ
セン、1−へキサデセン、1−オクタデセン、1−二イ
コセンなどを例示する仁とができる。
該l−ブテン系ランダム共重合体の135℃のデカリン
中で測定した極限粘度(v”lは0.5ないしsdj/
r、好ましくは1ないしsdl//gの範囲にある。該
l−グテン系共重合体の極限粘度が6dl/fよシ大き
くなると、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物
を積層したポリプロピレン複合積層体のヒートシール層
の厚みを薄くすることが困難になシ、0.5dl/lよ
シ小さくなると該複合積層体のヒートシール強度が低下
し、また熱処理によるヒートシール可能温度の上昇が大
きくなる。
該1−ブテン系ランダム共重合体の示差走査型熱量計に
よって測定した融点(7’m1Fi30ないし120℃
、好ましくは40ないし115℃の範囲にある。該l−
ブテン系ランダム共重合体の融点が120℃よシ高くな
ると、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を積
層したポリプロピレン複合積層体のヒートシール温度が
高くなシ、またヒートシール強度も低下するようになシ
、また50℃よ)低くなると、該ポリプロピレン複合積
層体がブロッキングするようになシ、また耐誠クラッチ
性が低下するようになシ、さらに熱処理によシヒートク
ール可能温度の上昇も大きくなる。
ここで、DSCM点は成形20時間経過後の厚さ0、1
 wgのプレスシートを10℃/ rn i sの昇温
速度で0〜200℃まで測定し、最大吸熱ピークをTm
とした。
該4一ツテン系ランダム共重合体のX線回折法によって
測定した結晶化度0は5ないし60チ、好ましくは10
ないし50%の範囲にある。該l−ブテン系ランダム共
重合体の結晶化度が60%l大きくなると、該結晶性プ
ロピレンランダム共重合体組成物を積層したポリプロピ
レン複合積層体のヒートシール温度が高くなり、またヒ
ートシール強度も低下するようになシ、5%よシ小さく
なると、該ぼりグロピレン複合積層体がブロッキングす
るようになシ、耐スクラッチ性が低下するようになシ、
さらに熱処理によるヒートシール温度の上昇が大きくな
る。結晶化度は成形後20時間経過後の厚さ15amの
プレスシートのX線回折測定より求められる。
#ll−ラテンランダム共重合体の沸騰酢酸メチルへの
可溶分量CF+重量%〕■は2重量%以下、たとえば0
.01〜2重量%、好ましく P!io、 。
2〜1xtqII、とくに好ましくハ0.03〜0.5
重量%の範囲にある。、また、該l−ブテン系ランダム
共重合体の?!fIWI酢酸メチルへの可醇分量CF 
+重量%〕は、九とえば一般式 %式% c式中、αは該l−ブテン系共重合体中の該α−オレフ
ィン成分の含有率(モル%)を示す。〕で表わされる範
囲にあるめが好ましい。該1−ブテン系ランダム共重合
体の沸騰酢酸メチル可溶分量が2重量%より多くなると
、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を積層し
次ポリプロピレン複合積層体はブロッキングするように
な夛、また耐スクラッチ性が低下し、さらに熱処理によ
るヒートシール可能温度の上昇が大きくなる。該沸騰酢
酸メチル可溶分量は茨の方法によ、? fill定した
すなわちlia*X1smX1m+程度の細片試料を円
筒が2スフイルターに入れ、リフラックス頻度を1回7
5分程度にしてンツクスレー抽出器で7時間抽出し、抽
出残分を真空乾燥器(真空度10 mmHI以下)で恒
量になるまで乾燥してその重量を求め、尿試料との重量
差から沸騰酢酸メチル可溶分重量を求めた。沸騰酢酸メ
チル可溶分量、CF+)は該沸騰酢酸メチル可哉分重量
の尿試料重量に対する百分率として求め九。
ml−1テン系ランダム共重合体の10℃におけるアセ
トン・n−デカン混合溶媒(容量比l/1)への可溶分
量〔W1重量%〕(ト)は、該共重合体の重量に基づい
て、5×〔η〕−1・2重量%未滞、たとえば0. I
 X (η〕−1・1〜5X’(?1−+、z重量%、
好ましくは0.2X(17)−1.2〜4×(? :l
−’・2重量%、とくに好ましくは0.3X〔η〕−息
・2〜3×〔η〕″″I−2重量−の範囲にちる(ここ
で、〔η〕は該共重合体の極限粘度の数値であって、デ
イメンジヨンを除いた値を示す)。
該1−ブテン系ランダム共重合体の10℃におけるアセ
トン・n−デカン混合溶媒への可溶分量が5×〔l″l
−’・2よシ大きくなると、該結晶性プロピし/ンラン
ダム共重合体組成物を積層したプロピレン複合積層体が
ブロッキングするようになり、ま九耐スクラッチ性が低
下し、さらに熱処理によるヒートシール可能温度の上昇
が大きくなる。該アセトン・n−デカン混合溶媒中への
共重合体の可溶分量は次の方法によって測定決定した。
すなわち、攪拌羽根付の150mフラスコに、iFの共
重合体試料、α05Fの2,6−ジt−デt−ブチルー
4−メチルフェノール、50mの餡−一カンを入れ、1
20℃の油浴上で溶解させる。容解後30分間室温下で
自然放冷し、次いで50dのアセト/を30秒で添加し
、10℃の水浴上で60分間冷却する。析出した共重合
体と低分子量重合体成分の溶解した宕液をグラスフィル
ターで濾過分離し、溶液をlotmHyで150℃で恒
量になるまで乾燥し、その重量を測定し、前記混合溶媒
中への共重合体の可溶分量を試料共重合体の重量に対す
る百分率として算出決殖した。なお、前記測定法におい
て攪拌は宕解時から一過の直前まで連続して行った。
該l−ブテン系ランダム共重合体は、以上に述べたりな
いし0の特性値によって表わされる結合因子を満足し、
さらに好ましい共重合体は次の0ないしくト)をも充足
する。
該l−ブテン系ランダム共重合体のJIS  K711
3の方法によりて測定した降伏点応力(Qは1Gないし
200〜/α2、好ましくは20ないし1501に/c
rR”の範囲にあり、JIS  [7113の方法によ
って測定した破断点応力ωは100ないし1000 ”
I/cyn” 、好ましくは12Gないし600に9/
cm”の範超にあシ、Its  1r7113の方法に
よって測定した破断点伸び(1)は300%以上、好ま
しくは50Gないし1500チの範囲にある。なお、前
記降伏点応力軒)林、破断点応力に)及び破断点伸び(
nの特性値は、JISf7txaの引張試験法に従って
測定した。すなわち、試料はJIS  f6758によ
って成゛形した厚さ1mのプレスシートから成形19時
間後に打ち抜いたJIS  [7113の2号形試験片
を用い、25℃の雰囲気下で引張速度50寵/情i外で
上記プレスシート成形20時間後に測定した。
降伏点が明瞭に現われない場合には20チの伸び応力を
降伏点応力とした。
また、該1−ブテン系ランダム共重合体のJIS  f
6745の方法によって測定したねじシ剛性率(カバm
常ハl OOfxイL 20 G 0 K9/cm’、
叶ましくは150ないし1500初/♂の範囲にある。
ねじシ剛性率は、JIS  r6758によって成形し
た厚さ1mのプレスシートから成形9日後に打ち抜いた
縦64m、横635閣の短冊状試験片を用い、プレスシ
ート成形後10日後25℃の雰囲気下50ないし60度
のねじシ角で加重後5秒ののちの値を測定した。
該1一ツテ/系ランダム共重合体のJIS  K711
3の方法によって測定したヤング率(A)は通常は20
Gないし400 Q KoreM2、好ましくは30 
obta 000 Kf/cm”の範囲にある。また、
該l−ブテン系ランダム共重合体のヤング率(A)は該
α−オレフィン成分の含有率bモルチとの関係にお込て
好ましくは 3000−306>r>1000−156によって表わ
される。ヤング率は前記均、(へ)及びψと同様の引張
試験の方法によって測定しfcu該l−ブテン系ランダ
ム共重合体の1−ブテン含有率の標準偏差値σΦ)は通
常0.4αモルチ以下、好ましくは0.3aモル多以下
である(式中、αは該l−ブテン系ランダム共重合体中
の炭素皿子数が5以上のα−オレフィン成分の含有率モ
ルチである)。該標準偏差値σは該1−ブテン系ランダ
ム共重合体のランダム性を示す尺度であって、前記特性
値(AIいしくイ)に加えてさらに特性値φ)を満足す
る共重合体はより優れた物性を示す。本発明の1−1テ
ン系ランダム共重合体の標準偏差値σは、該共重合体の
組成分布に基づいて次式によっつで算出決定した。なお
、該共重合体の組成分布は、p−キシレン6媒で抽出温
度をOないし130℃まで5℃毎の段階的に変化させる
抽出型カラム分別法によって測定し、この際一定温度で
の抽出には共重合体試料10Fに対してp−キシレン2
tを用い、4時間の抽出を行った。
g w 〔,7A″(; −z)” f (g)d+〕
”ここで、Xは共重合体の1−ブテンの平均含有率(モ
ルS)を示し、グは1−ブテン含有率(モルチ) 、/
 (Z)は1−fテン含有率2(モルチ)を持つ成分の
微分重量分率を示す。
該l−ブテン系ランダム共重合体(11)は、たとえば (α)マグネシウム化合物、チタン化合物、ジエステル
及び必要に応じてノ・ロダン化合物(マグネシウム化合
物又はチタン化合物が)・ログン原子を含む場合には必
らずしも必要としない)を相互に反応させることによっ
て形成されるマグネシウム、チタン、ハロダン及びジエ
ステル成分を必須成分とする高活性チタン触媒成分、 (b)  有機アルミニウム化合物触媒成分、及び(C
)Si−0−C結合を有する有機硅素化合物触媒成分、 から形成される触媒の存在下に、約20ないし約200
°Cの温度で1−ブテン及び該α−オレフィンを共重合
させることによって得ることができる。
触媒成分、共重合条件、その他の製造条件などの詳細に
ついては、本出願人が本出願と同日付で出願した発明の
名称「1−1テン系ランダム共重合体」の特許出願明細
書に記載されているので、この方法に従って該l−ブテ
ン系ランダム共重合体を製造することができる。製造に
際しては、特性(A)〜(F)の測定決定方法について
すでに詳しく述べたところに従って、これら竺性(A)
〜(ト)を満足するように触媒及び重合条件を予め実験
的に設定して、容易に行なうことができる。
該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を構成する
該結晶性プロピレンランダム共重合体(1)及び該1−
ブテン系ランダム共重合体(11)の配合割合は、(1
)/(li)重量比で5795ないし90/1 G、好
ましくは10/9 Gないし85/15の範囲である。
該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物は前記結晶
性プロピレンランダム共重合体(1)及び前[1−ブテ
ン系ランダム共重合体(11)の二成分のみからなる場
合もあるし、前記二成分以外に他の重合体を含む組成物
でおる場合もある。該結晶性プロぎレンランダム共重合
体組成物には、前記重合体成分の他に耐熱安定剤、耐候
安定剤、核剤、滑剤、スリップ剤、帯電防止剤、アンチ
ブロッキング剤、防曇剤、顔料、染料等を配合しても差
しつかえない。その配合割合はポリプロピレン複合積層
体の低温ヒー・トシール性及びと−トシール強度を損な
わない範囲で適宜である。
該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を調製する
方法としては、前記構成成分をタンプラ+、Vgプレン
ダー、ヘンシェルミキサー等で均一に混合することKよ
り得られるが、混合した後ににさらに押出機、バンバリ
ーミキサ−、ニーグー、ロール等で混練してもよい、。
〔発明の効果〕
前記結晶性プロピレンランダム共重合体組成からなる層
を結晶性ポリプロピレンからなる基材の片面もしくは両
面上に積層することによって形成される本発明の一すプ
プビレシ複合積層体は、低温におけるヒートシール性及
びヒートシール強度に優れかつヒート7−ル可能温度領
域が改善されたものであシ、しかも耐スクラッチ性、耐
ブロツキング性に優れている。従って、該/ +7プロ
ピレン複合積層体は、このような特性を利用して食品)
     包装、衣類包装などの日用品、雑貨類の包装
に適している。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。なお
、実施例において、各評価項目は次の方法に従って評価
した。
(1)  ヒートシール強度 ポリプロピレン複合フィルムの結晶性 プロピレンランダム共重合体組成物が積層されている面
同志を重ね合わせ、各温度で2V4/crpt2o圧力
C1秒r&J巾5騙のシールパーでヒートシールした後
、放冷した。この試料から15am巾の試験片を切シ取
り、クロスヘッドスピード200m+/fninでヒー
トシール部を剥離した際の強度を示し次。を次、該ポリ
プロピレン複合フィルムを50℃の空気雰囲気のもとに
1週間放置した後に、上記方法により測定した値を熱処
理後のヒートシール強度とした。
(2)  耐スクラッチ性 ポリプロピレン複合フィルムの結晶性 プロピレンランダム共重合体組成物が積層されてhる面
同志を重ね合わせ、5Kfの鉄ブロックを荷重として1
5回とすシ合わせた後、試料の曇シ度を(i)の方法で
測定し、こす)合わせる前の試料の曇シ度との差(Δ曇
シ度)を求めて判定した。
(3)  耐ブロッキング性 ASTM  D1893に準じて評価した。ポリプロピ
レン複合フィルムを巾10c111、長さ15cIIK
に切9出し 結晶性プロピレンランダム共重合体組成物
が積層されている面同志を重ね合わせ、2枚のガラス板
ではさみ1OK9の荷重を乗せ、50℃のエアーオーブ
ン中に放置する。1日後および7日後にサンプルを取出
し、剥離強度を万能試験機で測定し、1an当たシの剥
離強度を10ツキング値とした。
(4)  曇)度 ASTM  D1003に準じて製膜したフィルムの5
0℃エアーオープン中でのエーシング前とエージング1
日後、7日後の曇シ度を測定した。
(5)  スリップ性 ASTM  D1894に準じてj11!膜したフィル
ムの50℃エアーオープン中でのニーソング前とエージ
ング1日後、7日後の静摩擦係数及び動摩竺係数を測定
した。
本発明の実施例及び比較例で使用したl−1テン系ラン
ダム共重合体の調製法を参考例工ないし参考例11に示
し、その結果得られたl−!テン系ランダム共重合を表
1にまとめて示した。
また、本発明の実施例及び比較例において、基材層とし
て使用した結晶性ポリプロピレン及び結晶性グロピレン
ランダム共重合体組成物中に配合される結晶性プロピレ
ンランダム共重合体(1)の性状状を表2に示した。
参考例1 (チタン触媒成分(α)の調製) 無水塩化マグネシウム476 f (50mmo1)、
デカン25mおよび2−エチルヘキシルアルコール21
4m (150txtno1)を130℃で2時間加熱
反応を行い均一溶液とした後、この溶液中に無水フタル
酸1.11 f (7,5mtnO1)を添加し、13
0℃にて更E1時間攪拌混合を行匹、無水フタル酸を該
均一溶液に溶解させる。この様にして得られた均一溶液
を室温に冷却した後、−20℃に保持された四塩化チタ
ン200d (18moj)中に1時間に渡って全量滴
下装入する。装入終了後、この混合液の温度を4時間か
けて110℃に昇温し、110℃に達したところでジイ
ソグチルフタレート2L68sd (12,5mtno
1)を添加しこれより2時間同温度にて攪拌下保持する
。2時間の反応終了後熱−過にて固体部を採取し、この
固体部を200atOTsCL4VC−’C再amさせ
た後、再び110℃で2時間、加熱反応を行う 反応終
了後、再び熱濾過にて固体部を採取し、110℃デカン
及びヘキサンにて、洗液中に遊離のチタン化合物が検出
されなくなる迄充分洗浄する。以上の製造方法にて剛性
されたチタン触媒成分(α)はヘキサンスラリーとして
保存するが、このうち一部を触媒組成を調べる目的で乾
燥する。この様にして得られ九チタン触媒成分(α)の
組成はチタン重量型量慢、塩素SaO重量%、マグネシ
ウム17.0wt%およびツインブチルフタレート2α
9重量慢であった。
く重合〉 200tのSUS裂反応甚へ、1時間当り69tの液状
l−1テン、31tの4−メチル・1−ペンテン(以下
410と略す) 、l OOmmolノトリエチルアル
ミエウム、10 mmo lのビニルトリエトキシシラ
ン、チタン原子に換算してα5mmolのチタン触媒成
分(α)を連続的に装入し、気相中の水素分圧°を1−
5 Kg’/ cm”に保ち、重合温度を70℃に保っ
た。
反応釜の液量が100tになる様、重合液を連続的に抜
き出し、少量のメタノールで重合を停止し、未反応のモ
ノマーを除去した。1時間当り&5に$1の共重合体が
得られた。結果を表IK示した。
参考例2−4 1ブテンと4MPの装入量を表1に記載した量に変更し
、水素分圧を適宜変更して、参考例1と同様に合した。
結果を表1に示した。
参考例5 1時間当)、841の1−シランと16tのl−ヘキセ
ンを使用して、参考例1と同様に重合した。結果を表1
に示した。
参考例6 1時間当シ、84tの1−ブテンと16tのl−オクテ
ンを使用して、参考例1と同様に重合した。結果を表1
に示した。
参考例7.8 1−シランと4MPの装入量を表1に記載した量に変更
し、水素分圧を適宜変更して参考例1と同様に重合した
。結果を表1に示した。
参考例9 200tの反応釜へ、1時間当?)’1stの液体1−
ブテン、25tの4 MP、  200 mmo lの
ジエチルアルミニウムクロリド、100 mmo lの
三塩化チタン(東邦チタニウム社、TAC−1311を
連続的に装入し、水素の気相分圧を2−5に4/cm”
に保ち、重合温度を70℃に保った。反応釜の液量が1
007になる様に連続的に抜き出し、1時間当9x01
のメタノールを添加し、次いで水洗し、未反応モノマー
を除去した。1時間fi456.8匂の共重合体が得ら
れた。結果を表1に示した。
参考例10.11 表1記載のコモノマーを使用し、表1記載の量の1−ブ
テンとコモノマーを装入し、水素分圧を適宜変更して、
参考例9と同様に重合した。結果を表1に示した。
実施例1〜9、比較例1〜9 表3に示した結晶性プロピレンランダム共重合体(1)
のペレット及びl−ブテン系ランダム共重合体(11)
のペレットを表3に記載の割合でヘンシェルミキサーで
1分間混合した後、この混合物を溶融押出機中で溶融混
練することによ曳、結晶性プロピレンランダム共重合体
組成物の溶融物を形成させた。この組成物を樹脂温度2
40℃で二層フィルム用ダイに供給した。一方、別の押
出機で表3に示した基材層となる結晶性ポリプロピレン
を溶融し、樹脂温度240℃で前記二層フィルム用ダイ
に供給し、前記結晶性プロピレンランダム共重合体組成
物及び基材層用結晶性ポリプロピレンを共押出しを行い
、該結晶性ポリプロピレンからなる基材層(40μ]と
該結晶性プロピレンランダム共重合体からなる層(10
μ)から形成された複合フィルムを得た。このポリプロ
ピレン複合フイルムの性能評価結果を表3に示した。
実施例1O〜12、比較例10 表2及び表3に示した基材結晶性ポリプロピレンを押出
機で溶融後、樹脂温度270°CでTダイよシ押出し、
シート状に冷却固化させ、ついで加熱ロールを通すこと
により、延伸倍率が5倍になるように縦軸方向に延伸し
、結晶性ポリプロピレンの一軸シートを形成させた。こ
の結晶性ポリプロピレンの一軸延伸シートの片面上に、
別の押出機で溶融混練した表3記載の結晶性プロピレン
ランダム共重合体組成物を溶融状態で別のTダイで樹脂
温度250℃で押出した溶融フィルムを積層し、この複
合シートを連続的に加熱したテンター内を通し、横方向
に延伸倍率が10倍になるように延伸することにより、
結晶性ポリプロピレンからなる基材層(30μ)及び該
結晶性プロピレンランダム共重合体からなる層(5μ)
が積層され、かつ結晶性ポリグロピレン基材層が二軸に
延伸され、m!品品性コロピレンランダム共重合体組成
物らなる層が一軸に延伸された状態のポリゾロビレ/複
合フィルムを得た。このポリプロピレン複合フィルムの
性能評価結果を表3に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結晶性ポリプロピレンからなる基材層の少なくと
    も片面上に結晶性プロピレンランダム共重合体組成物か
    らなる層が積層されたポリプロピレン複合積層体におい
    て、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物が、 (i)プロピレン及びプロピレン以外のα−オレフィン
    からなりかつプロピレンを主成分とする結晶性プロピレ
    ンランダム共重合体、 及び (ii)1−ブテン及び炭素原子数が5以上のα−オレ
    フィン成分からなる1−ブテン系ランダム共重合体であ
    り、かつ下記項目、 (A)組成が、1−ブテン成分が50ないし99モル%
    及び該α−オレフィン成分が1ないし50モル%の範囲
    にあること、 (B)デカリン中で135℃で測定した極限粘度〔η〕
    が0.5ないし6dl/gの範囲にあること、 (C)示差走査型熱量計によって測定した融点〔T_m
    〕が50ないし120℃の範囲にあること、 (D)X線回折法によって測定した結晶化度が10ない
    し50%の範囲にあること、 (E)沸騰酢酸メチルへの可溶分量〔W_1重量%〕が
    2重量%以下の範囲にあること、 (F)10℃におけるアセトン・n−デカン混合溶媒(
    容量比1/1)への可溶分量〔W_2重量%〕が5×〔
    η〕^−^1^.^2重量%未満の範囲にあること、 を充足する1−ブテン系ランダム共重合体、を含有する
    結晶性プロピレンランダム共重合体組成物であることを
    特徴とするポリプロピレン複合積層体。
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