JPS6110308Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6110308Y2 JPS6110308Y2 JP15036081U JP15036081U JPS6110308Y2 JP S6110308 Y2 JPS6110308 Y2 JP S6110308Y2 JP 15036081 U JP15036081 U JP 15036081U JP 15036081 U JP15036081 U JP 15036081U JP S6110308 Y2 JPS6110308 Y2 JP S6110308Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- fitting
- ring
- waterproof
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等のオプシヨン回路用として電
源側ハーネスの端末に附設されているコネクタ、
特にエンジンルームに配設されている防水性を要
する電源側コネクタの相手側コネクタとの嵌合部
を水密的に被冠する為の防水栓に関する。
源側ハーネスの端末に附設されているコネクタ、
特にエンジンルームに配設されている防水性を要
する電源側コネクタの相手側コネクタとの嵌合部
を水密的に被冠する為の防水栓に関する。
一般に自動車等のエンジンルームは自動車の走
行時において雨水、土埃等が浸入し易い環境にあ
る。
行時において雨水、土埃等が浸入し易い環境にあ
る。
したがつて、斯有るエンジンルーム内における
各コネクタは雨水、土埃等がコネクタ相互の嵌合
部及びコネクタの電線導出口部よりコネクタ内部
に入るのを防止すべく防水構造を有する傾向にあ
る。
各コネクタは雨水、土埃等がコネクタ相互の嵌合
部及びコネクタの電線導出口部よりコネクタ内部
に入るのを防止すべく防水構造を有する傾向にあ
る。
そして、また上記防水構造は雌、雄コネクタ相
互が嵌合しあつた状態で初めて、防水性能を有す
る如く形成されているのが通常である。
互が嵌合しあつた状態で初めて、防水性能を有す
る如く形成されているのが通常である。
第1図に示すのは上記防水構造を有するコネク
タとして今日広く知られているものであつて、当
該コネクタは電源側の雌コネクタaと負荷側の雄
コネクタbとより構成されている。
タとして今日広く知られているものであつて、当
該コネクタは電源側の雌コネクタaと負荷側の雄
コネクタbとより構成されている。
そして上記雌雄コネクタa,bの電線導出口部
c,c′には当該部分を水密的に閉塞し、電線dを
水密的にコネクタ内部に導設する為の電線挿通口
eを有したゴム栓fが嵌入されている。
c,c′には当該部分を水密的に閉塞し、電線dを
水密的にコネクタ内部に導設する為の電線挿通口
eを有したゴム栓fが嵌入されている。
また雌コネクタaの前部外周面上には当該部分
において形成された環状凹部gにゴム等の弾性物
より形成され、剪断面が円形となつた無端状のリ
ングhが嵌めこまれている。
において形成された環状凹部gにゴム等の弾性物
より形成され、剪断面が円形となつた無端状のリ
ングhが嵌めこまれている。
上記構造よりなる雌雄コネクタa,bは雌コネ
クタaの上記リングh装着部に雄コネクタbの前
部を被冠する如く嵌合し、上記リングhの介在に
て雌コネクタaの嵌合部外周面と雄コネクタbの
嵌合部内周面との間をシールし、上述したゴム栓
fと共に雌雄コネクタa,bの嵌合状態において
その内部を外部から密封するのである。
クタaの上記リングh装着部に雄コネクタbの前
部を被冠する如く嵌合し、上記リングhの介在に
て雌コネクタaの嵌合部外周面と雄コネクタbの
嵌合部内周面との間をシールし、上述したゴム栓
fと共に雌雄コネクタa,bの嵌合状態において
その内部を外部から密封するのである。
ところで、斯くの如く構成された防水コネクタ
であるが為、例えばエアコン等のオプシヨン機器
に対しての回路において、上記雌コネクタaは上
記オプシヨン機器が装置されるまで、即ち負荷側
の雄コネクタbが接続されるまでの間、上述した
嵌合部から雨水、土埃等が浸入することを防止す
る必要が生じる。
であるが為、例えばエアコン等のオプシヨン機器
に対しての回路において、上記雌コネクタaは上
記オプシヨン機器が装置されるまで、即ち負荷側
の雄コネクタbが接続されるまでの間、上述した
嵌合部から雨水、土埃等が浸入することを防止す
る必要が生じる。
然して、今日上記嵌合部には通常ゴム等で形成
されたキヤツプが被冠されている。
されたキヤツプが被冠されている。
しかし、上記キヤツプはゴム製であるが故にそ
の成型精度においてむらが生じ、そのシール性に
一末の不安が残る為、上記キヤツプの内径寸法を
小さくし、コネクタ嵌合部との密着力を高めるべ
く形成しなければならず、その結果、キヤツプの
雌コネクタ嵌合部への被冠作業において、上記内
径の小径化に比例した嵌合力が必要となり、その
作業性が低下する欠点があつた。
の成型精度においてむらが生じ、そのシール性に
一末の不安が残る為、上記キヤツプの内径寸法を
小さくし、コネクタ嵌合部との密着力を高めるべ
く形成しなければならず、その結果、キヤツプの
雌コネクタ嵌合部への被冠作業において、上記内
径の小径化に比例した嵌合力が必要となり、その
作業性が低下する欠点があつた。
本願は上記欠点に鑑み、ゴム等に比して成形精
度が高く且つ成型所要時間が少なくてすむ合成樹
脂にてキヤツプ本体を形成すると共に当該キヤツ
プ本体には上述のコネクタ嵌合部の外周面に被着
したリンクの外周面とその全周に渉つて密着する
内周面を形成せしめ、上記欠点を解消し、さらに
は上記コネクタの嵌合部に嵌合した状態において
キヤツプ本体内に適当なる大きさの空気槽が残る
ようにし、キヤツプ本体内における空気に対して
の圧縮比が小さくなるようにし、嵌合作業が容易
になれるようにしたものである。
度が高く且つ成型所要時間が少なくてすむ合成樹
脂にてキヤツプ本体を形成すると共に当該キヤツ
プ本体には上述のコネクタ嵌合部の外周面に被着
したリンクの外周面とその全周に渉つて密着する
内周面を形成せしめ、上記欠点を解消し、さらに
は上記コネクタの嵌合部に嵌合した状態において
キヤツプ本体内に適当なる大きさの空気槽が残る
ようにし、キヤツプ本体内における空気に対して
の圧縮比が小さくなるようにし、嵌合作業が容易
になれるようにしたものである。
以下本考案実施の1例を図面に基いて説明す
る。
る。
1は合成樹脂にて一体成型された防水キヤツプ
本体であり、2はゴム等の弾性物で形成されて剪
断面円形の無端状となつたリング3を嵌合部4の
外周面に被着し、当該嵌合部4を相手側コネクタ
(図示せず)の嵌合部に嵌合せしめることにより
上記リングの介在にて上記嵌合部相互をシールす
ると共にコネクタ後部の電線導出口部5に当該部
分をシールするゴム栓6を有した防水コネクタで
ある。
本体であり、2はゴム等の弾性物で形成されて剪
断面円形の無端状となつたリング3を嵌合部4の
外周面に被着し、当該嵌合部4を相手側コネクタ
(図示せず)の嵌合部に嵌合せしめることにより
上記リングの介在にて上記嵌合部相互をシールす
ると共にコネクタ後部の電線導出口部5に当該部
分をシールするゴム栓6を有した防水コネクタで
ある。
上記ゴム栓6は上記電線導出口部5をシールす
ると共に、ゴム栓6本体に形成された電線挿通口
6aにてコネクタ2内部に導入される電線7,
7′を水密的に囲撓している。
ると共に、ゴム栓6本体に形成された電線挿通口
6aにてコネクタ2内部に導入される電線7,
7′を水密的に囲撓している。
キヤツプ本体1は一端を開口した有底略円筒構
造を有し、その内周面中央に設けられた傾斜面8
を介し、その内径が開口部9方で大径となり、有
底部10方で少許小径となつている。尚、上記少
許部11の内径は、上述のコネクタ2の嵌合部4
に被着されたリング3の外径と略同一若しくは少
許小径となつている。
造を有し、その内周面中央に設けられた傾斜面8
を介し、その内径が開口部9方で大径となり、有
底部10方で少許小径となつている。尚、上記少
許部11の内径は、上述のコネクタ2の嵌合部4
に被着されたリング3の外径と略同一若しくは少
許小径となつている。
有底部10には凹所10a,10a′が形成さ
れ、小径部11との間にその内周面において段部
13が形成されている。
れ、小径部11との間にその内周面において段部
13が形成されている。
大径部14の周壁にはその一部が切り欠かれ
て、片持ち梁りとなつたロツク片15が形成さ
れ、当該ロツク片15は中央部が切り欠かれてて
当該部分に窓口16を有している。
て、片持ち梁りとなつたロツク片15が形成さ
れ、当該ロツク片15は中央部が切り欠かれてて
当該部分に窓口16を有している。
17は上記ロツク片15が形成される切り欠き
部分上に跨るガード片であつて、上記片持ち梁り
状のロツク片15が外圧によつて損傷するのを防
止するものである。
部分上に跨るガード片であつて、上記片持ち梁り
状のロツク片15が外圧によつて損傷するのを防
止するものである。
上述の構成より成るキヤツプ本体1は、第5図
に図示する如く、コネクタ2の嵌合部4に被冠さ
れた状態で、その小径部11内周面がコネクタ2
の嵌合部4に被着されたリング3に圧接してお
り、コネクタ2の先端を小径部11の有底部10
方に形成された段部13に当接せしめ、コネクタ
2との間に凹所10a,10a′を以つて適当なる
大きさの空気槽を確保している。
に図示する如く、コネクタ2の嵌合部4に被冠さ
れた状態で、その小径部11内周面がコネクタ2
の嵌合部4に被着されたリング3に圧接してお
り、コネクタ2の先端を小径部11の有底部10
方に形成された段部13に当接せしめ、コネクタ
2との間に凹所10a,10a′を以つて適当なる
大きさの空気槽を確保している。
また、ロツク片15はコネクタ2の外周部に形
成された突起18にその窓口16を以つて掛止さ
れている。
成された突起18にその窓口16を以つて掛止さ
れている。
尚、傾斜面8はリング3をコネクタ2の嵌合部
4に被着された状態で小径部11内にガイドする
ものである。
4に被着された状態で小径部11内にガイドする
ものである。
要するに本考案はゴム等の弾性物で形成され、
剪断面円形の無端状となつたリング3を嵌合部4
外周面上に被着し、当該嵌合部4を相手側コネク
タの嵌合部に嵌入することにより、上記リング3
の介在にて上記嵌合部相互がシールせしめられて
なると共に電線導出口部15がシールされてなる
コネクタ2の上記嵌合部4を水密的に被冠せしめ
て成る防水キヤツプ本体1にして、当該キヤツプ
1は合成樹脂にて形成されると共に上記リング3
とその全周に渉つて密接する内周面を有している
為シールポイントを剪断面上全周に有するリング
3との間で確実なシール性が得られる。
剪断面円形の無端状となつたリング3を嵌合部4
外周面上に被着し、当該嵌合部4を相手側コネク
タの嵌合部に嵌入することにより、上記リング3
の介在にて上記嵌合部相互がシールせしめられて
なると共に電線導出口部15がシールされてなる
コネクタ2の上記嵌合部4を水密的に被冠せしめ
て成る防水キヤツプ本体1にして、当該キヤツプ
1は合成樹脂にて形成されると共に上記リング3
とその全周に渉つて密接する内周面を有している
為シールポイントを剪断面上全周に有するリング
3との間で確実なシール性が得られる。
また、上記コネクタ2の嵌合部4に嵌合した状
態において、キヤツプ1は上記コネクタ2との間
に適当なる大きさの空気槽を有している為、上記
シール性の向上によつてほぼ完全に気密化された
キヤツプ1とコネクタ2との間に存する空部の空
気に対するキヤツプ1の嵌合時における圧縮力の
比を上記空気槽の存在にて小さくし、その作業性
を向上せしめる等の効果を奏する。
態において、キヤツプ1は上記コネクタ2との間
に適当なる大きさの空気槽を有している為、上記
シール性の向上によつてほぼ完全に気密化された
キヤツプ1とコネクタ2との間に存する空部の空
気に対するキヤツプ1の嵌合時における圧縮力の
比を上記空気槽の存在にて小さくし、その作業性
を向上せしめる等の効果を奏する。
第1図は本考案が適用されるコネクタが相手側
コネクタと接続した状態を示す断面図、第2図は
本考案に係る防水キヤツプ本体の平面図、第3図
は同上中央横断面図、第4図は第2図から見た状
態における防水キヤツプ本体の断面図、第5図は
防水キヤツプ本体を防水コネクタに被冠した状態
の断面図である。 1……防水キヤツプ本体、2……防水コネク
タ、3……リング、4……嵌合部、15……電線
導出口部。
コネクタと接続した状態を示す断面図、第2図は
本考案に係る防水キヤツプ本体の平面図、第3図
は同上中央横断面図、第4図は第2図から見た状
態における防水キヤツプ本体の断面図、第5図は
防水キヤツプ本体を防水コネクタに被冠した状態
の断面図である。 1……防水キヤツプ本体、2……防水コネク
タ、3……リング、4……嵌合部、15……電線
導出口部。
Claims (1)
- ゴム等の弾性物で形成され、剪断面円形の無端
状となつたリングを嵌合部外周面に被着し、当該
嵌合部を相手側コネクタの嵌合部に嵌入すること
により、上記リングの介在にて上記嵌合部相互が
シールせしめられてなると共に電線導出口部がシ
ールされてなるコネクタの上記嵌合部を水密的に
被冠せしめてなる防水キヤツプにして、当該防水
キヤツプは合成樹脂にて形成されると共に上記リ
ングとその全周に渉つて密接する内周面を有し且
つ上記コネクタの嵌合部に嵌合した状態におい
て、上記コネクタとの間に適当なる大きさの空気
槽を有していることを特徴とする防水コネクタ用
防水キヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15036081U JPS5855377U (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 防水コネクタ用防水キヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15036081U JPS5855377U (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 防水コネクタ用防水キヤツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5855377U JPS5855377U (ja) | 1983-04-14 |
JPS6110308Y2 true JPS6110308Y2 (ja) | 1986-04-02 |
Family
ID=29943091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15036081U Granted JPS5855377U (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 防水コネクタ用防水キヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855377U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH031899Y2 (ja) * | 1984-11-14 | 1991-01-21 | ||
US8152540B2 (en) | 2007-10-16 | 2012-04-10 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Connector terminal protection cap and harness assembly |
-
1981
- 1981-10-09 JP JP15036081U patent/JPS5855377U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5855377U (ja) | 1983-04-14 |
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