JPS6073940A - 化粧材およびその製造方法 - Google Patents
化粧材およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS6073940A JPS6073940A JP58184045A JP18404583A JPS6073940A JP S6073940 A JPS6073940 A JP S6073940A JP 58184045 A JP58184045 A JP 58184045A JP 18404583 A JP18404583 A JP 18404583A JP S6073940 A JPS6073940 A JP S6073940A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particle size
- decorative material
- transparent layer
- powder
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
従来、セラミックスを基材表面にコーティングして透明
層を形成するには、昨薬に代表きれるように長時間の高
温が必要であった。1だ、事実上常温雰囲気下で行なう
セラミックスコーティングとして、溶射法があったが、
これによって得られるコーティング層は不透明で、かつ
色彩的にも美観に欠けるものであった。
層を形成するには、昨薬に代表きれるように長時間の高
温が必要であった。1だ、事実上常温雰囲気下で行なう
セラミックスコーティングとして、溶射法があったが、
これによって得られるコーティング層は不透明で、かつ
色彩的にも美観に欠けるものであった。
本発明者tユ、事実上常温雰囲気下であっても透明なセ
ラミックスコーディング層ができるように鋭意研究した
結果、使用するセラミックス粉末の大きさを、ある一定
以下の大きさにすることによって、上記した従来の欠点
がことごとく解消できることを知ってこの発明を完成し
た。
ラミックスコーディング層ができるように鋭意研究した
結果、使用するセラミックス粉末の大きさを、ある一定
以下の大きさにすることによって、上記した従来の欠点
がことごとく解消できることを知ってこの発明を完成し
た。
この発明を以下実施例図を使用して詳述する。
図面において、1鉱基材で、合板、ハードボード、パー
ティクルボード、鋼板、アルミニウム板。
ティクルボード、鋼板、アルミニウム板。
石綿セメント板、パルプセメント板、けい酸カルシウム
板1石こうボード等の板材、前記板材(テ目止塗装、F
地塗装、シーラー塗装、薄用紙貼着。
板1石こうボード等の板材、前記板材(テ目止塗装、F
地塗装、シーラー塗装、薄用紙貼着。
樹脂含浸紙貼着等の下地処理を施した板材、板材あるい
は下地処理を施した板材表面に、模様印刷。
は下地処理を施した板材表面に、模様印刷。
化粧7一ト貼着等の化粧処理を施した板材、および化粧
紙、化粧布、化粧合成樹脂シート等の化粧シート他あら
ゆるものを使用できる。2は透明層で、6μ以下の粒子
径を有するセラミックス粉末が、その表面部で溶着し合
って形成されている。
紙、化粧布、化粧合成樹脂シート等の化粧シート他あら
ゆるものを使用できる。2は透明層で、6μ以下の粒子
径を有するセラミックス粉末が、その表面部で溶着し合
って形成されている。
セラミックス粉末による透明層2f!f:基材1表面に
形成するには、セラミックス粉末を溶射する技術を用い
る。溶射方法としては、ガス粉末式溶射法。
形成するには、セラミックス粉末を溶射する技術を用い
る。溶射方法としては、ガス粉末式溶射法。
ガス爆裂式溶射法、プラズマ式溶射法が知られているが
、このうちガス爆裂式溶′射法がこの発明には最も適し
ている。しかし、ガス粉末式溶射法やプラズマ式溶射法
でも可能であることはもちろんである。
、このうちガス爆裂式溶′射法がこの発明には最も適し
ている。しかし、ガス粉末式溶射法やプラズマ式溶射法
でも可能であることはもちろんである。
この発明において使用するセラミックス粉末の粒子径は
6μ以下であることが必要である。好ましくは1μ以下
がよい。これは、あまシ大きいと溶射して層を形成させ
た時にセラミックス粉末がその表面部分で溶着し合って
も、多くの空隙が残シ、その空隙のために透明にはなら
ず白濁してしまうからである。なお、粒子径6μ以下と
いっても粒子径が6μを越えるものが若干入っていても
、実質的に所望の透明層が得られればよいことはもちろ
んである。
6μ以下であることが必要である。好ましくは1μ以下
がよい。これは、あまシ大きいと溶射して層を形成させ
た時にセラミックス粉末がその表面部分で溶着し合って
も、多くの空隙が残シ、その空隙のために透明にはなら
ず白濁してしまうからである。なお、粒子径6μ以下と
いっても粒子径が6μを越えるものが若干入っていても
、実質的に所望の透明層が得られればよいことはもちろ
んである。
また、使用するセラミックス粉末としてはムライト、α
−アルミナ、7リカ等の粉末が一般的であるが、これに
限定されない。
−アルミナ、7リカ等の粉末が一般的であるが、これに
限定されない。
また、セラミックス粉末に着色粉末を混入して溶射すれ
ばセラミックスの着色透明層が得られ、化粧材の表面性
に変化を持たせることができる。
ばセラミックスの着色透明層が得られ、化粧材の表面性
に変化を持たせることができる。
また、セラミックスの透明層の透明度を調節するために
、3μ【越える粒子径のセラミックス粒子を、溶射する
セラミックス粉末全体の0.1〜50″重量%、好まし
くは0.1〜20重量%混入してもよい。
、3μ【越える粒子径のセラミックス粒子を、溶射する
セラミックス粉末全体の0.1〜50″重量%、好まし
くは0.1〜20重量%混入してもよい。
また、能水性、離塑性等の機能を化粧材に付与 1する
ために、その機能に応じてテフロン、ポリエチレン等の
合成樹脂粉末を若干量混入してもよい。
ために、その機能に応じてテフロン、ポリエチレン等の
合成樹脂粉末を若干量混入してもよい。
この発aAは上述したように構成されているので、任意
の基材表面に耐摩耗性、耐丁シ傷性、耐水性。
の基材表面に耐摩耗性、耐丁シ傷性、耐水性。
および耐薬品性にすぐれた透明層に’lIする化粧材を
提供することができる。
提供することができる。
〔実施例1〕
厚み111IIIのステンレス鋼(SUS−27)の
1、表面に、アセチレン−酸素のガス爆裂式溶射機を使
用して、粒子径が1μ以下のa−アルミナ粉末を約10
0μ厚の膜厚に溶射したところ、透明で表面平滑なセラ
ミックスの膜が得られた。
1、表面に、アセチレン−酸素のガス爆裂式溶射機を使
用して、粒子径が1μ以下のa−アルミナ粉末を約10
0μ厚の膜厚に溶射したところ、透明で表面平滑なセラ
ミックスの膜が得られた。
〔比較例1〕
粒子径が7μ以下のa−アルミナに変えて、粒子径が約
5μのα−アルミナを使用した以外は実施例1と同一条
件で溶射したところ、実施例1の表面状態より粗く、白
濁したセラミックスの膜しか得られなかった。
5μのα−アルミナを使用した以外は実施例1と同一条
件で溶射したところ、実施例1の表面状態より粗く、白
濁したセラミックスの膜しか得られなかった。
:実施例2〕
厚み約3amの強化プラスチック製浴槽の表面に、プラ
ズマ式溶射機を使用して、粒子径が1〜3μのアルミナ
粉末上極少量の着色粉末(酸化鉄エローとカーボンブラ
ック)を溶射し、約200μの膜厚としたところ、滑ら
かな表面で淡黄色の深みのある大理石間のセラミックス
の膜が得られた。
ズマ式溶射機を使用して、粒子径が1〜3μのアルミナ
粉末上極少量の着色粉末(酸化鉄エローとカーボンブラ
ック)を溶射し、約200μの膜厚としたところ、滑ら
かな表面で淡黄色の深みのある大理石間のセラミックス
の膜が得られた。
]実施例6〕
厚み6mmのけい酸カルシウム板の表面に、ガス溶射機
全使用して、粒子径が2〜6μの緑色ガラス粉末を溶射
して約40μの膜厚としたところ、滑らかな表面で淡緑
色に着色された透明なセラミックスの膜が得られた。
全使用して、粒子径が2〜6μの緑色ガラス粉末を溶射
して約40μの膜厚としたところ、滑らかな表面で淡緑
色に着色された透明なセラミックスの膜が得られた。
二実施例4〕
厚み20mのパーティクルボードの表面に銘木単板を接
着した後、この表面にア七チレン−酸素のガス爆裂式溶
射機を使用して、粒子径1〜2μのムライト粉末と粒子
径5〜10μの極少量(全体の5重量%)のムライト粉
末を約60μの膜厚に溶射したところ、若干表面が粗い
が半透明のセラミックスの膜が得られた。
着した後、この表面にア七チレン−酸素のガス爆裂式溶
射機を使用して、粒子径1〜2μのムライト粉末と粒子
径5〜10μの極少量(全体の5重量%)のムライト粉
末を約60μの膜厚に溶射したところ、若干表面が粗い
が半透明のセラミックスの膜が得られた。
〔実施例5〕
厚み110+11の鋼板の表面に、アセチレン−酸素の
ガス爆発式溶射機を使用して、粒子径が1μ以下のa−
アルミナ粉末と極少量のテフロン粉末とを溶射し、約1
00μの膜厚としたところ、滑らかで攬水性のある表面
をもったセラミックスの膜が得られた。
ガス爆発式溶射機を使用して、粒子径が1μ以下のa−
アルミナ粉末と極少量のテフロン粉末とを溶射し、約1
00μの膜厚としたところ、滑らかで攬水性のある表面
をもったセラミックスの膜が得られた。
図面はこの発明の一実施例を示す断面図である。
図面中、1は基材、2は透明層を示す。
特許出願人 氷大産業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 基材表面に、3μ以下の粒子径を有するセラミ
ックス粉末が、その表面部分で溶着し合って透明層を形
成してなる化粧材。 (2)透明層が着色透明層である特許請求の範囲第1項
記載の化粧材。 (3)透#8J層が半透明である特許請求の範囲第1項
記載の化粧材。 (4)透明層に合成樹脂が混入されてなる特許請求の範
囲第1項記載の化粧材。 (5)基材表面に、6μ以下の粒子径のセラミックス粉
末を溶射法により溶射して透明層全形成することを特徴
とする化粧材の製造方法。 (6)6μ以下の粒子径のセラミックス粉末に着色剤を
混入しで溶射することを特徴とする特許請求の範囲第5
項記載の化粧材の製造方法。 (力 ろμ以下の粒子径のセラミックス粉末に、6μを
越える粒子径のセラミックス粒子を少量混入して溶射す
ることr特徴とする特許請求の範囲第5項記載の化粧材
の製造方法。 (8)6μ以下の粒子径のセラミックス粉末に合成樹脂
粉末を混入して溶射すること全特徴とする特許請求の範
囲第5項記載の化粧材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58184045A JPS6073940A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 化粧材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58184045A JPS6073940A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 化粧材およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6073940A true JPS6073940A (ja) | 1985-04-26 |
JPH0257618B2 JPH0257618B2 (ja) | 1990-12-05 |
Family
ID=16146395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58184045A Granted JPS6073940A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 化粧材およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6073940A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60109453A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-14 | 株式会社竹中工務店 | 石質感建材 |
JPS62144320U (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-11 | ||
JPS63217050A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-09 | 日本碍子株式会社 | 建材用ほうろうパネル |
JPS6452052A (en) * | 1987-08-20 | 1989-02-28 | Yukichi Yaguchi | Building material |
JPH025480U (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-16 | ||
JPH02279574A (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 壁材の表面処理方法 |
JPH0641714A (ja) * | 1992-03-25 | 1994-02-15 | Nippon Alum Co Ltd | 化粧板及びその製造方法 |
JP2018178703A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 浴室用床パン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58151475A (ja) * | 1982-02-16 | 1983-09-08 | ザ・パ−キン−エルマ−・コ−ポレイション | 溶射粉末およびアブレイダブル皮膜の製法 |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP58184045A patent/JPS6073940A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58151475A (ja) * | 1982-02-16 | 1983-09-08 | ザ・パ−キン−エルマ−・コ−ポレイション | 溶射粉末およびアブレイダブル皮膜の製法 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60109453A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-14 | 株式会社竹中工務店 | 石質感建材 |
JPH0423058B2 (ja) * | 1983-11-17 | 1992-04-21 | Takenaka Komuten Kk | |
JPS62144320U (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-11 | ||
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JP2018178703A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 浴室用床パン |
JP2018175870A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | キッチンカウンター |
CN110475900A (zh) * | 2017-04-14 | 2019-11-19 | 松下知识产权经营株式会社 | 树脂成型体及其制造方法、以及厨房台面、浴室用地板、便器和洗脸梳妆台 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0257618B2 (ja) | 1990-12-05 |
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